JPH03231912A - ポリウレタン樹脂とその利用 - Google Patents

ポリウレタン樹脂とその利用

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JPH03231912A
JPH03231912A JP2110316A JP11031690A JPH03231912A JP H03231912 A JPH03231912 A JP H03231912A JP 2110316 A JP2110316 A JP 2110316A JP 11031690 A JP11031690 A JP 11031690A JP H03231912 A JPH03231912 A JP H03231912A
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rigid polyurethane
resin
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Satoshi Ozaki
智 尾崎
Tsukuru Izukawa
作 伊豆川
Takayoshi Masuda
増田 隆良
Masayuki Kimura
正幸 木村
Seiji Ezaki
江崎 整二
Toshio Nozawa
野沢 俊夫
Haruhiko Kawakami
川上 晴比古
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なポリウレタン樹脂、これを原料とするフ
オーム及びその製造方法並びに面材付き硬質ポリウレタ
ンフォーム複合体の製造法に関する。
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造に当たって、
環境破壊の恐れの極めて小さいハイドロクロロフルオロ
カーボン類と新規なポリオキシア6 ルキレンボリオールとは相互の混合分散性が優れており
、作業性良好、且つポリオキシアルキレンポリオールと
有機ポリイソシアナート及び必要により触媒とから製造
されるポリウレタン樹脂はこのハイドロクロロフルオロ
カーボン類に耐溶解性であるので、極めて好ましい効果
がある。すなわち、製品のポリウレタンフォームは断熱
特性、強度、低温寸法安定性、難燃性等に優れているの
で、種々の用途、すなわち冷蔵庫、冷凍庫、断熱パネル
等断熱的構造材として極めて有用である。
〔従来の技術〕
硬質ポリウレタンフォームは断熱特性、低温寸法安定性
か優れているため、これを適用した各種の複合体は冷蔵
庫、冷凍倉庫、建築物壁面、天井、船舶又は車両等の断
熱材や構造材又計器等の断熱ないし保護カバー等として
広く使用されている。
又、硬質ポリウレタンフォームを1枚の面材上に、又複
数個の面材に囲まれた空隙内に形成せしめた複合体を回
分法ないし連続法で製造する方法は既に広く行われてい
る。
所で、現在ポリウレタンフォームを製造する際には発泡
手段としてフロン、特にクロロフルオロカーボン類(以
下、CFCと略記する)であるCFC−11やCPC−
12が使用されているが、これらはオゾン層を破壊した
り、温室効果を増長する環境破壊物質として取り上げら
れ、最近はその製造および使用が規制されるようになっ
てきた。それと同時に、CFC−11やCFC−12の
代替品として環境破壊の小さいハイドロクロロフルオロ
カーボン類(以下、)ICFCと略記する)である2、
2−ジクロロ−i、 1. t−トリフルオロエタン(
HCFC−123)や1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタン(HCFC−141b)が注目されてきたが、こ
れらのフロンはポリウレタン樹脂に対する溶解力がCF
C−11やCFC〜12に比べて高く、独立気泡率の減
少、フオーム強度等、ポリウレタンフォームの物性を大
きく低下せしめる欠点かある。特に硬質ポリウレタンフ
ォームの特性である断熱効果は発泡中にフオームの独立
気泡を上記フロンが溶解するためにその効果は著しく低
下する。
そこで)ICFCと併用できる新規のポリウレタン樹脂
やポリウレタンフォーム開発の必要性が出てきた。従来
のポリウレタン樹脂の製造原料のポリオキシアルキレン
ポリオールの中ではノボラック樹脂にアルキレンオキシ
ドを付加したポリオキシアルキレンポリオールとポリエ
ーテルポリオール及び/又はポリエステルポリオールを
併用している例もあるが(特公昭46−3797号公報
、特公昭47−19911号公報、特開昭63−264
616号公報、特開平1135824号公報)、これら
はいずれもポリウレタンフォームの難燃性の改良を目的
として、ノボラック樹脂系ポリオールが用いられている
のみである。本発明の様に、フェノール樹脂とアルカノ
ールアミンまたは脂肪族ポリヒドロキシ化合物を開始剤
としたポリオキシアルキレンポリオールの特定の組み合
わせにより、そのポリウレタン樹脂のHCFC−123
やHCFC−141bへの耐溶解性向上やこれらフロン
発泡剤に用いたポリウレタンフォームの物性向上を意図
したものではない。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の様な背景から、環境破壊性の少ない発泡剤として
はハイドロクロロフルオロカーボン類(HCFC)が挙
げられるが、ポリウレタン樹脂に対する溶解力が強いた
めに、フオーム物性の低下や独立気泡率の減少を招きや
す(、フオーム物性において満足できるものが得られな
かった。
HCFCl例えば上記HCFC−123、HCFC−1
41bを発泡剤として用いて硬質ポリウレタンフォーム
を製造するにあたり、従来技術によって、発泡剤をCF
C−11の使用からHCFC−123、HCFC−14
1bに切り換えた場合には、 (1)反応性が遅れるため、水平でない面に吐射した時
に発泡硬化完了する前に吐射面において原材料液が垂れ
る現象か発生する。
(2)得られたフオームの機械的強度、例えば低温寸法
安定性及び圧縮強さ等か著しく低下する。
(3)  フオームの熱伝導率が著しく上昇する。
等様々の好ましくない問題が確認されている。
このような問題点を有するポリウレタンフォームやその
複合体は、当然、品質の低下を招くことはいうまでもな
い。
本発明の目的は、HCFCを使用し、且つ上記した種々
の問題点を解決して、従来のクロロフルオロカーボン類
(CFC)を発泡剤とするポリウレタンフォームと同等
又はそれ以上の物性を有する新規なポリウレタンフォー
ムを製造すべく、先ずポリウレタン樹脂、更にこれを用
いた硬質ポリウレタンフォームないしはフオーム製造法
あるいはその複合体の製造法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは前述の問題点を解決するため、ハイドロク
ロロフルオロカーボン類を使用するという大前提の基に
、種々検討を重ねた結果、本発明に到達した。
即ち、本発明は次の通りである。
(1)下記一般式(I)で表され、数平均分子量が65
0〜1400、平均官能基数が3〜8であるフェノール
樹脂を用い、該フェノール樹脂の水酸基1゜モル当たり
アルキレンオキシドを1.0〜4.5モル付加したヒド
ロキシル価が145〜350 mgKOH/gのポリオ
キシアルキレンポリオール(a)、下記一般式(II)
で表される化合物からなる群から選ばれた1種又は2種
以上の混合物であるアルカノールアミンの活性水素1モ
ル当たりアルキレンオキシドを0.5〜3.0モル付加
して得たヒドロキシル価が240〜800 mgKOH
/gのポリオキシアルキレンポリオール(b)、官能基
数2〜8個のグリコール類、多価アルコール類、多糖類
からなる群から選ばれた1種又は2種以上の混合物であ
る脂肪族ポリヒドロキシ化合物の水酸基1モル当たりア
ルキレンオキシドを0.8〜6.5モル付加して得たヒ
ドロキシル価が130〜750 mgKOH/gのポリ
オキシアルキレンポリオール(C)において、(a)と
(b)との重量混合比(a) / (b)が0.25〜
4.0 、又は(a)と(C)との重量混合比(a) 
/ (C)か0.1〜4.0である、ヒドロキシル価1
80〜700 mgKOH/gの混合ポリオキシアルキ
レンポリオールの各々、有機ポリイソシアナート、又は
必要によりこれらに触媒を混合して反応させる事により
得られるポリウレタン樹脂。
(R’)、       (R1)、      (R
’)、。
(式(I)中、R’は水素原子、炭素数1〜9のアルキ
ル基、塩素、臭素、フッ素よりなるハロゲン原子、水酸
基、メトキシ、エトキシ、ブトシキよりなるアルキルエ
ーテル基を示す。mは1〜3であり、また、nは1〜6
である。Xは一〇RR2−、キシリレン、オキシ、チオ
、ジチオ、スルホニルよりなる群力)ら選ばれた2価の
基を示し、Yはこれらの基のうちの1種又は2種以上の
結合基よりなる。ここで、R1、R2は水素原子、炭素
数1〜6のアルキル基、脂環式炭化水素基、又は芳香族
炭化水素基である。) NR1’R1’R2’   (If) (式(II)中、R,“、Rt’は水素原子、−CH3
CO,OH基、−CH,CH(CHi )OH基よ 3
− りなる群から選ばれた1つの原子又は基を示す。
但し、R1′、R2°ともに水素原子の場合は除かれる
。) 〔2〕ポリオキシアルキレンポリオール、発泡剤、触媒
、整泡剤及びその他の助剤を含むレジン原液と有機ポリ
イソシアナートを混合して、硬質ポリウレタンフォーム
を製造するに際して、該ポリオキシアルキレンポリオー
ルとして下記一般式(I)で表される数平均分子量が6
50〜1,400.平均官能基数か3〜8であるフェノ
ール樹脂を用い、該フェノール樹脂の水酸基1モル当た
りアルキレンオキシドを1.0〜4.5モル付加したヒ
ドロキシル価が145〜350 mgKOH/gのポリ
オキシアルキレンポリオール(a)、下記一般式(II
)で表される化合物からなる群から選ばれた1種又は2
種以上の混合物であるアルカノールアミンの活性水素1
モル当たりアルキレンオキシドを0.5〜3.0モル付
加して得たヒドロキシル価が240〜800 mgKO
H/gのポリオキシアルキレンポリオール(b)、官能
基数2〜8個のグリコール類、多価アルコール類、多 
4− 糖類からなる群から選ばれた1種又は2種以上の混合物
である脂肪族ポリヒドロキシ化合物の水酸基1モル当た
りアルキレンオキシドを0.8〜6.5モル付加して得
たヒドロキシル価が130〜750 mgKOH/gの
ポリオキシアルキレンポリオール(C)におイテ、(a
)と(b)との重量混合比(a) / (blが0.2
5〜4.0、又は(a)と(C)との重量混合比(a)
 / (C)が0.1〜4.0である、ヒドロキシル価
180〜700 mgKOH/gの混合ポリオキシアル
キレンポリオールを用い、該発泡剤として、ハイドロク
ロロフルオロカーボン類、又はこれを含むものを用いる
ことを特徴とする硬質ポリウレタンフォーム。
(R1)ヨ        (R’)、       
(R’)ヨ(式(I)中、R1は水素原子、炭素数1〜
9のアルキル基、塩素、臭素、フッ素よりなるハロゲン
原子、水酸基、メトキシ、エトキシ、ブトシキよりなる
アルキルエーテル基を示す。mは1〜3てあり、また、
nは1〜6である。Xは−CRR2−、キシリレン、オ
キシ、チオ、ジチオ、スルホニルよりなる群から選ばれ
た2価の基を示し、Yはこれらの基のうちの1種又は2
種以上の結合基よりなる。ここで、R,、R,は水素原
子、炭素数1〜6のアルキル基、脂環式炭化水素基、又
は芳香族炭化水素基である。) NRI R1’R2’   (It) (式(If)中、R1′、R2′は水素原子、−CH2
CH208基、−CH3CO(CH3’)OH基よりな
る群から選ばれた1つの原子又は基を示す。
但し、R3”、R2’ともに水素原子の場合は除かれる
。) 〔3〕ポリオキシアルキレンポリオール、発泡剤、触媒
、整泡剤及びその他の助剤を含むレジン原液と有機ポリ
イソシアナートを混合して、硬質ポリウレタンフォーム
を製造するに際して、該ポリオキシアルキレンポリオー
ルとして下記一般式(■)で表される数平均分子量が6
50〜1400、平均官能基数が3〜8であるフェノー
ル樹脂を用い、該フェノール樹脂の水酸基1モル当たり
アルキレンオキシドを1,0〜4.5モル付加したヒド
ロキシル価が145〜350 mgKOH/gのポリオ
キシアルキレンポリオールfa)、下記−数式CTi)
で表される化合物からなる群から選ばれた1種又は2種
以上の混合物であるアルカノールアミンの活性水素1モ
ル当たりアルキレンオキシドを0.5〜3.0モル付加
して得たヒドロキシル価が240〜800 mgKOH
/gのポリオキシアルキレンポリオール(b)、官能基
数2〜8個のグリコール類、多価アルコール類、多糖類
からなる群から選ばれた1種又は2種以上の混合物であ
る脂肪族ポリヒドロキシ化合物の水酸基1モル当たりア
ルキレンオキシドを0.8〜6.5モル付加して得たヒ
ドロキシル価が130〜750mgKOH/gのポリオ
キシアルキレンポリオール(C)において、(a)と(
b)との重量混合比(a) / (b)が0.25〜4
.0、又は (a)と(C)との重量混合比(a) /
 (C)が0.1〜4.0である、ヒドロキシル価18
0〜700 mgKOH/gの混合ポリオキシアルキレ
ンポリオールを用い、該発泡剤として、ハイドロクロロ
フルオロカーボン類、又はこれを含むものを用いること
を特徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造法。
(式(I)中、R1は水素原子、炭素数1〜9のアルキ
ル基、塩素、臭素、フッ素よりなるハロゲン原子、水酸
基、メトキシ、エトキシ、ブトシキよりなるアルキルエ
ーテル基を示す。mは1〜3であり、また、nは1〜6
である。Xは−CRrRt−、キシリレン、オキシ、チ
オ、ジチオ、スルホニルよりなる群から選ばれた2価の
基を示し、Yはこれらの基のうちの1種又は2種以上の
結合基よりなる。ここで、R,、R2は水素原子、炭素
数1〜6のアルキル基、脂環式炭化水素基、又は芳香族
炭化水素基である。) NR,’R1°R2’   (II) (式(II)中、R1′、R2’は水素原子、−CH2
CH20H基、−CH2CH(CHs )○H基よりな
る群から選ばれた1つの原子又は基を示す。
但し、R8°、R2°ともに水素原子の場合は除かれる
。) 〔4〕ポリオキシアルキレンポリオール、発泡剤、触媒
、整泡剤及びその他の助剤を含むレジン原液と有機ポリ
イソシアナートを混合して、1枚の面材上、又は複数個
の面材に囲まれた空隙内に硬質ポリウレタンフォームを
形成せしめた複合体を製造するに際して、該ポリオキシ
アルキレンポリオールとして下記−数式(I)で表され
る数平均分子量が650〜1400、平均官能基数が3
〜8であるフェノール樹脂を用い、該フェノール樹脂の
水酸基1モル当たりアルキレンオキシドを1.0〜4.
5モル付加したヒドロキシル価が145〜350 mg
KOH/gのポリオキシアルキレンポリオール(a)、
下記−数式(II)で表される化合物からなる群から選
ばれた1種又は2種以上の混合物であるアルカノールア
ミンの活性水素1モル当たりアルキレンオキシドを0.
5〜3.0モル付加して得たヒドロキシル価が240〜
800 mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオ
ール(b)、官能基数2〜8個のグリコール類、多価ア
ルコール類、多糖類からなる群から選ばれた1種又は2
種以上の混合物である脂肪族ポリヒドロキシ化合物の水
酸基1モル当たりアルキレンオキシドを0.8〜6.5
モル付加して得たヒドロキシル価が130〜750 m
gKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール(C)
において、(a)と(b)との重量混合比(a) / 
(b)か0.25〜4.0 、又は(a)と(C)との
重量混合比(a) / (C)が0.1〜4.0である
、ヒドロキシル価180〜700 mgKOH/gの混
合ポリオキシアルキレンポリオールを用い、該発泡剤と
して、ハイドロクロロフルオロカーボン類、又はこれを
含むものを用いることを特徴とする硬質ポリウレタンフ
ォーム複合体の製造法。
(式(I)中、R′は水素原子、炭素数1〜9のアルキ
ル基、塩素、臭素、フッ素よりなるハロゲン原子、水酸
基、メトキシ、エトキシ、ブトキシよりなるアルキルエ
ーテル基を示す。mは1〜3てあり、又、nは1〜6で
ある。Xは、−CRR2−、キシリレン、オキシ、チオ
、ジチオ、スルホニルよりなる群から選ばれた2価の基
を示し、Yはこれらの基のうちの1種又は2種以上の結
合基よりなる。ここで、R+ 、R2は水素原子、炭素
数1〜6のアルキル基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化
水素基である。) N R+ R+°R2’   (II)(式(II)中
、R+’、R2’ハ水素原子、−CH2GHzOH基、
−CH2CH(CH,)OH基よりなる群から選ばれた
1つの原子又は基を示す。
但し、R1′、R2′ともに水素原子の場合は除かれる
。) 〔1〕ポリウレタン樹脂 本項に関する発明は前述〔1〕に述へた通りである。
更には、特許請求の範囲の2項〜5項にその実施態様を
述へた。
又、本項に述べる樹脂には、発泡関係を除いて、後述の
〔2〕〜〔4〕に挙げたものがそのまま本項にも適用さ
れる。
本発明に用いられるフェノール樹脂としては、下記−数
式(I)で表される化合物であって、(R’)m   
      (R’)、、        (R’)m
(式(I)中R1は水素原子、炭素数1〜9のアルキル
基、塩素、臭素、フッ素よりなるハロゲン原子、水酸基
、メトキシ、エトキシ、ブトキシよりなるアルキルエー
テル基よりなる群から選ばれた原子又は基を示す。mは
1〜3てあり、又、nは1〜6である。
Xは−CR,R2−、キシリレン、オキシ、チオジチオ
、スルホニルよりなる群から選ばれた2価の基を示し、
Yはこれらの基のうちの1種又は2種以上の結合基より
なる。ここでR2、R2は水素原子、炭素数1〜6のア
ルキル基、脂環式炭化水素基、又は芳香炭化水素基であ
る。)数平均分子量(Mn)が650〜1,400、平
均官能基数(f)が3〜8のものが用いられる。
例えば、フェノール、クレゾール、ブチルフェノール、
ノニルフェノール、クロロフェノール、レゾルシン、ヒ
ドロキノン、カテコール、グアヤコール、ビスフェノー
ルA1ビスフエノールSなどのフェノール類とアルデヒ
ド類、あるいはα、α −ジメトキシキシレンやα、α
′−ジクロロキシレン、あるいは硫黄等を通常の方法に
より反応させて得られたものである。更には、フェノー
ル樹脂として(Mn)か650〜900、(f)が3〜
8、軟化点が75〜115℃であるノボラック樹脂が好
ましい化合物として挙げられる。
本発明に用いられるアルキレンオキシドとしては、エチ
レンオキシド、プレピレンオキシド、ブチレンオキシド
等であり、これらは2種以上併用してもよい。
アルキレンオキシドの付加数が増すと一般に耐フロン性
が悪くなる傾向にあるが、フェノール樹脂の分子量が6
50未満のものはアルキレンオキシド付加数が水酸基1
モル当たり1モルのものでさえ、アルカノールアミンへ
のアルキレンオキシド付加量(後述)が最低の0.5モ
ルの時、アルキレンオキシドを付加したフェノール樹脂
(a)とアルキレンオキシドを付加したアルカノールア
ミン(b)との重量比(a) / (b)を0.25〜
4.0 f:変えた場合、又脂肪族ポリヒドロキシ化合
物へのアルキレンオキシド付加量(後述)が最低の0.
8モルの時、アルキレンオキシドを付加した脂肪族ポリ
ヒドロキシ化合物(C)との重量比(a) / (C)
を0.1〜4.0ニ変えた場合、有機ポリイソシアナー
トと反応させてポリウレタン樹脂とした際にいずれもH
CFCに溶解する傾向を示した。フェノール樹脂の(M
n)が1400を越える場合には、混合比を変えても高
粘度であり、且つHCFCへの混合分散性が悪く、反応
させる場合の作業性か悪かったり、あるいはアルカノー
ルアミン又は脂肪族ポリヒドロキシ化合物を開始剤とし
たポリオキシアルキレンポリオールや有機ポリイソシア
ナートと均一に混合するのに手数かかかるとか、配合相
手に粘度の低いものを選んでもポリウレタン樹脂の耐フ
ロン溶解性が悪く好ましくない。
本発明のポリオキシアルキレンポリオール(a)はフェ
ノール樹脂のフェノール注水酸基1モル当たりアルキレ
ンオキシドが1.0〜4.5モル付加されたものである
。アルキレンオキシドかフェノール注水酸基1モル当た
り1.0モル未満、つまりフェノール性水酸基か多く残
存しているものは、ポリウレタンフォームにした場合に
フオーム物性が劣ってしまうため、好ましくない。また
、4.5モルを越えてアルキレンオキシドが付加した場
合は粘度が低くなり、1(CFCとして用いるHCFC
−123およびHCFC−141bへの混合分散性が良
好になるがポリウレタン樹脂の耐フロン溶解性がなくな
ってしまう。
フェノール樹脂の(f)か3未満の場合にはアルカノー
ルアミン又は脂肪族ポリヒドロキシ化合物を開始剤とし
たポリオキシアルキレンポリオールと混合した後、ポリ
イソシアナートと反応させて得られるポリウレタン樹脂
の耐フロン溶解性が悪5 くなる傾向にあり、また、(f)か8を越える場合には
有機ポリイソシアナートと反応させて得られるポリウレ
タン樹脂がもろくなる欠点がある。
本発明に用いられるアルカノールアミンとしては、下記
−数式(II) N R+“R,’R2”・・・・・・・・ (II)(
上式中R8゛、R2“ は水素原子、 CH2CH20
H基、−CH2CH(CH3)OH基よりなる群から選
ばれた1つの原子又は基を示す。但し、R+’、R2”
ともに水素原子の場合は除かれる。)で示されるもので
あり、例えばモノエタノールアミン、ジェタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、モノイソプロパツールアミ
ン、ジイソプロパツールアミン、トリイソプロパツール
アミン等があげられる。
本発明のポリオキシアルキレンポリオール(b)はアル
カノールアミンの活性水素1モル当たりアルキレンオキ
シドか0.5〜3.0モル付加されたものである。アル
キレンオキシドの付加かアルカノールアミンの活性水素
1モル当たり0゜5モル未満の6 ものは、アルカノールアミンの架橋剤的性質が残るため
にやはりフオームにしたときの物性が悪くなってしまう
。3.0モルを越える時は、ポリオキシアルキレンポリ
オール(a)との混合比(a) / fb)が4.0を
越えても物性が低下してしまいフオームとして用いるこ
とができない。
本発明におけるポリオキシアルキレンポリオール(a)
、(b)の混合比(a) / (blは0.25〜4.
0重量比が好ましい。重量比が4.0を越えるものは粘
稠でHCFC123およびHCFC−141bとの混合
分散性か悪くなる傾向にあり、ポリウレタン樹脂にする
際の操作上の問題があるため好ましくない。一方0.2
5未満のものは、フオーム物性が劣るため好ましくない
本発明に用いられる脂肪族ポリヒドロキシ化合物は官能
基数2〜8のグリコール類、多価アルコール類、多糖類
からなる群より選ばれる1種または2種以上である。具
体的には、グリコール類としてエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、シクロヘキサンジメタツール、シクロヘキサンテ
1ヘラメタノール、多価アルコールとしてグリセリン、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスリトールが、また多糖類としてメチルグルコシ
ド、ソルビトール、マンニトール、ズルシトール、ショ
糖等が挙げられる。
脂肪族ポリヒドロキシ化合物の水酸基1モル当たりのア
ルキレンオキシド付加数は0.8〜6,5モルか好まし
い。0.8モル未満の場合には、ウレタンフオームにし
た時フオームが脆くなる傾向にあり、また、6.5モル
を越える場合にはこれを原料とするポリウレタン樹脂の
耐フロン溶解性が低下する。
フェノール樹脂および脂肪族ポリヒドロキシ化合物を各
々開始剤とするポリオキシアルキレンポリオール(a)
および(C)の重量混合比(a) / (C)は0.1
〜4.0か好ましい。混合比が0.1未満の場合には触
媒存在下の反応によりポリウレタン樹脂にした場合の耐
フロン溶解性が低下する傾向にあり、また、4.0を越
える場合には粘度が高すぎるためポリウレタン樹脂にす
る場合の作業性が悪いという欠点かある。
本発明においてポリオキシアルキレンポリオール(a)
、(b)及び(C)を得るに際し用いられる触媒は、ア
ミン系としては下記−数式(II)又は(IV)で表さ
れるアミン化合物である。
NR,“R1“R2“         ・・ (II
[)R1”R2”N (CH2)nNR+”R2−−(
IV)(」二式中R,“は水素原子、炭素数1〜6のア
ルキル基、−CH2CH20H基又は−CH,CH(C
H,)OH基を示し、 R2”は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、CH2
CH20H基又は−C82CH(CH1) OH基を示
す。またnは1〜6である。但しくI)においては、R
1”およびR2”ともに水素原子の場合は除かれる。) アミン化合物としては、例えばジブチルアミン、エチレ
ンジアミン、テトラメチレンジアミン、モノエタノール
アミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、
イソプロパツールアミン、ト 9 − ジエチルアミン、トリーn−プロピルアミン、ジ−n−
プロピルアミン、n−プロピルアミン、n−アミルアミ
ン、N、N−ジメチルエタノールアミン、イソブチルア
ミン、イソアミルアミン、メチルジエチルアミン等が挙
げられる。
又、水酸化アルカリとしては、水酸化リチウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、水
酸化カルシウム、水酸化バリウム等か挙げられる。
上記各触媒は、1種または2種以上併用して用いること
ができる。
本発明において使用する有機ポリイソシアナートとして
は、従来公知のもので、特に限定はなく、芳香族、脂肪
族、脂環式ポリイソシアナート及びそれらの変成物、二
量体、二量体、例えばジフェニルメタンジイソシアナー
ト、粗ジフェニルメタンジイソシアナート、トリレンジ
イソシアナート、粗トリレンジイソシアナート、キシリ
レンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナー
ト、イソホロンジイソシアナート、水素添加ジフェニル
メタンジイソシアナート、水素添加トリレンジイソシア
ナート、トリフェニルメチレントリイソシアナート、ト
リレントリイソシアナート、ウレチジオン、イソシアヌ
レート、変成(カルボジイミド等)ジフェニルメタンジ
イソシアナート等及びそれらの混合物ならびにこれらの
有機ポリイソシアナートの過剰量とポリオール(例えば
低分子量ポリオール又はポリマーポリオール)とをNC
O基/活性水素(当量比)2.0〜5,0で反応して得
られるイソシアナート基末端プレポリマー(NCO基含
基量有量〜35%)等か挙げられる。
これらの有機ポリイソシアナートは単独または2種以上
混合して使用する。その使用量は、イソシアナート基(
NCO基)とレジン液中の活性水素との当量比が0.8
〜5.0になる様にする。
〔2〕ポリウレタンフオーム 本項に関する発明は前述〔2〕に述べた通りである。
更には、特許請求の範囲7項〜11項にその実施態様を
述べた。
又、本項において、使用するポリオキシアルキレンポリ
オール、有機ポリイソシアナート等は前述(1)及び後
述の〔3〕及び〔4〕に述べたものが、当然すべてその
まま本項に適用し得る。
本発明で使用するフェノール樹脂としては、前述の一般
式(I)で表される化合物であって、数平均分子量(M
n)が650〜1400、官能基数(f)か3〜8のも
のであり、例えばフェノール、クレゾール、ブチルフェ
ノール、ノニルフェノール、クロロフェノール、レソル
シノール、ヒドロキノン、カテコール、グアヤコール、
ビスフェノールA1ビスフエノールS等のフェノール類
とアルデヒド類、あるいは、α、α′−ジメトキシキシ
レンやα、α′−ジクロロキシレン、あるいは、硫黄な
どを酸性触媒存在下に公知の方法により反応させて得ら
れたものが含まれる。
一方、フェノール樹脂と混合して使用できる開始剤の具
体例を以下に示す。
脂肪族ポリヒドロキシ化合物としては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、シクロヘキサンジメタツール、シクロヘ
キサンテトラメタノール、ジプロピレングリコール、ク
リセリン、トリメチロールエタン、l・リメチロールプ
ロパン、1、3.6−ヘキサントリオール、ペンタエリ
スリトール、メチルグルコシド、ソルビトール、マンニ
トール、シュクロース、ビスフェノールA1ヒドロキシ
ル化1.2−ポリブタジェン、ヒドロキシル化1゜4−
ポリブタジェン等が挙げられる。
また、アルカノールアミン類としてはモノエタノールア
ミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、モ
ノイソプロパツールアミン、ジイソプロパツールアミン
、トリイソプロパツールアミン等が挙げられる。
これら2個以」二の活性水素を持つ化合物にアルキレン
オキシドを付加して得た本発明に使用するポリオキシア
ルキレンポリオールのヒドロキシル価の好ましい範囲は
、180〜700mgKOH/gである。
また前述の具体例に示したアルカノールアミン類や脂肪
族ポリヒドロキシ化合物の開始剤にあらかじめ別にアル
キレンオキシドを付加してヒドロキシル側番々240〜
800.130〜750mgKOH/gに調整したポリ
オキシアルキレンポリオールと一般式(■)に示したフ
ェノール化合物にアルキレンオキシドを付加したヒドロ
キシル価145〜350+ngKOH/gのポリオキシ
アルキレンポリオールを後で所定の混合比て混合して使
用することもできる。
発泡剤として、ハイドロクロロフルオロカーボン類(H
CFC)と併せて、クロロフルオロカーボン類例えばト
リクロロフルオロメタン(CFC−II)等や、低級炭
化水素化合物または低沸点塩素化炭化水素類、あるいは
水を用いることもできる。
本発明で使用し得る触媒としては、例えばアミン系化合
物(トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリイソ
プロパツールアミン、l・リブチルアミン、トリオクチ
ルアミン、ヘキサデシルメチルアミン、N−メチルモル
ホリン、N−エチルモルホリン、N−オクタデシルモル
ホリン、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン、N−メチルジェタノールアミン
、N、N−ジメチルエタノールアミン、ジエチレンジア
ミン、N、N、N”、N′  −テトラメチルエチレン
ジアミン、N、N、N”、N′ −テトラメチルエチレ
ンジアミン、N、N、N’、N’  −テトメチルブタ
ンジアミン、N、N、N’、N“ −ナトメチル−1,
3−ブタンジアミン、N、N、N’、N〜テトメチルへ
キサメチレンジアミン、ビス〔2〜(N、N−ジメチル
アミノ)エチル〕エーテル、N、N−ジメチルアミン、
N、N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N、N、N’
 、N1’、N−ペンタメチルジエチレントリアミン、
トリエチレンジアミン、トリエチレンジアミンの有機酸
塩、第−及び第二アミンのアミノ基のオキシアルキレン
付加物、N、N−ジアルキルピペラジン類のようなアザ
環化合物、種々のN、N’、N”−トリアルキルアミノ
アルキルヘキサヒドロトリアジン類、特公昭52−43
517のβ−アミノカルボニル触媒、特公昭53−14
279のβ−アミノニトリル触媒等、有機金属系化合物
(酢酸錫、オクチル酸錫、オレイン酸錫、ラウリン酸錫
、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、
ジブチル錫ジクロライド、オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛
、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸コバルト等)等があ
る。
これらの触媒は、単独又は混合して用い、その使用量は
活性水素を持つ化合物100重量部に対して0.000
1〜10.0重量部である。
本発明における整泡剤は、従来公知の有機ケイ素系界面
活性剤であり、例えば、日本ユニカー社製のL−501
、L−532、L−540SL−544、L、 −35
50、L −5302、L −5305、L −532
0、L −5340、L541O1L −5420、L
 −5421、L−5710、L −5720等であり
、トーレ・シリコーン社製の5H−190,5H−19
2,5H−193,5H−194,5H−195、S 
H2O0,5PX−253などであり、信越シリコーン
社製のF−114、F−121,F−122、F−22
0、F −230、F−258、F−260B、  F
−317、F−341,F−345などであり、東芝シ
リコーン社製ではT F A、 −4200、T F 
A −4202などである。
これら整泡剤の使用量は、活性水素を持つ化合物と有機
ポリイソシアナートの総和100重量部に対して0.1
〜20重量部である。
難燃剤としては、例えば、トリス(2−クロロエヂル)
ホスフェート、トリス(ジクロロプロピル)ホスフェー
ト、トリス(ジブロモプロピル)ホスフェート、大へ化
学社製CR−505及びCR507、モンサンI−化学
社製Phosgard 2XC−20及びC−22−R
,(Phosgardはモンサンド化学社商標)、スト
−ファー化学社製Fyrol 6 (Fyrolはスト
ーファー化学社商標)などを使用することかできる。
その地回塑剤、充填剤、安定剤、着色剤等ウレタン化学
において公知のものを必要に応じ添加することができる
〔3〕硬質ポリウレタンフオームの製造方法本積に関す
る発明は前述〔3〕に述べた通りである。更には特許請
求の範囲13項〜17項に実施態様を述べた。前述の〔
1〕及び〔2〕の発明によって得た知見を基にした応用
発明が〔3〕である。
従って又、本積において使用するポリオキシアルキレン
ポリオール、有機ポリイソシアナート等は前述の〔1〕
及び〔2〕に述べたものがすべてそのまま適用し得る。
本発明で使用するフェノール樹脂としては前項で述べた
通りの数平均分子量(Mn)が650〜1400、官能
基数(f)か3〜8のものである。
更に、フェノール樹脂として、(Mn)が650〜90
0 、(f)が3〜8、軟化点が75〜115℃のノボ
ラック樹脂が好ましい化合物である。
一方、フェノール樹脂と混合して使用できる開始剤の具
体例も又、前項に述べたと同じである。
又これら開始剤にアルキレンオキシドを付加して得たポ
リオキシアルキレンポリオールのヒドロキシル価の好ま
しい範囲は180〜700mgKOH/gである。
本発明において使用する有機ポリイソシアナートについ
ては前項において述べたと同じである。
発泡剤についても又、前項において述べたと同じである
= 4 その他、整泡剤、触媒、難燃剤、可塑剤、充填剤、安定
剤、着色剤等必要に応じて添加しうる。
これらの添加物についても前項に述べたと同じである。
〔4〕硬質ポリウレタンフオ一ム複合体の製造方法 本積に関する発明は前述〔4〕に述べた通りである。更
には特許請求の範囲19項〜28項に実施態様を述へた
。前述の〔1〕〜〔3〕の発明のよって得た知見を基に
した応用発明が〔4〕項である。
従って又、本積において使用するポリオキシアルキレン
ポリオール、有機ポリイソシアナート等は(1)〜〔3
〕に述べたものかすべてそのまま適用し得る。
本発明において使用する上面材、下面材及び側面材の例
はベニヤ合板、アルミニウム板、鉄板、段ボール、厚手
紙、ラミネート紙、布、必要により耐火処理した上記の
紙や布、石膏ボード等であり、上面材、下面材及び側面
材は同種のものでも異種のものでもよい。
また本発明の複合体は連続法、半連続法、又は、回分法
によって製造される。
連続法では、通常下面材供給装置と上面材供給装置、ト
ラバース型ヘッド、ダブルコンベアー加熱トンネル、カ
ッターその他をそなえる。通常先ず下面材にフオーム原
材料液を塗布後、該原材料液か発泡するが硬化する前に
上面材を乗せる方法が取られる。
回分法には、連続法に比べて比較的コンパクトな装置で
よく、凹凸のある製品も比較的容易に製造できる。
回分法には通常、上下両面材の間に注入ヘッドを差し込
み、フオーム原材料液を注入しつつ、ヘッドを移動する
方法、あるいは、ワンショット法でフオーム原材料液を
注入する方法がある。いずれの場合も、発泡が進行する
間に発生する膨張を抑えるために、プレス等の設備で面
材を固定する。
更に冷蔵庫、ショーケース等の凹凸がある外殻内部に本
発明の硬質ポリウレタンフォームを形成せしめることも
できる。
本発明を実施する場合の例ではポリオキシアルキレンポ
リオール、触媒、発泡剤、及び難燃剤、その他の助剤類
の所定量を混合してレジン液をつく る。
このレジン液と有機ポリイソシアナートを所定の比率で
、ミキシングヘッド付きポリウレタン発泡機等を使用し
、急速混合する。
得られた硬質ポリウレタンフォーム原材料液を前述の連
続法、回分法、あるいは半連続法の装置に適合する発泡
機と組み合わせて、本発明の複合体の製造を行う。
この際、有機ポリイソシアナートとポリオキシアルキレ
ンポリオール中の活性水素との当量比が0.8〜5.0
となるように有機ポリイソシアナートと上記レジン液の
流量比を調節する。
本発明で得られた面材付き硬質ポリウレタンフォーム複
合体は建築物の壁面、天井板、倉庫、冷凍庫、船舶又は
車両等の断熱材又は構造材として有用である。
〔実施例〕
(1)「アルカノールアミンjを開始剤とするポリオキ
シアルキレンポリオールを用いたポリウレタン樹脂及び
ポリウレタンフォームの物性本積に使用した原料のフェ
ノール樹脂、ノボラック樹脂その他、本積に使用した原
料の物性を表1に示す。
表−1 ノボラック樹脂及びフェノール系樹脂の物性3 次の表−2〜表−4に示した各種のポリオキシアルキレ
ンポリオールについて、同表に記載の混合ポリオキシア
ルキレンポリオール/有機ポリイソシアナート(重量比
)の比率で反応せしめて、ポリウレタン樹脂を作り、そ
のフロン吸収率を測定した。
また下記処方のレジンプレミックスを作成する際のフロ
ンとポリオキシアルキレンポリオールとの混合分散性(
作業性)又、得られたポリウレタンフォームについて独
立気泡率を求めた。
レジンプレミックス ・ポリオキシアルキレンポリオール: 100g・水:
0.5g ・シリコーン整泡剤  L −5420・1.5g(日
本ユニカー■製) カオライザーNα1:1.0g (化工■製) ・発泡剤 (フロン) HCFC又はCFC: 4og 有機ポリイソシアナート 粗製ジフェニルメタンジイソシアナート(MDI−CR
200)  表に記載 (三井東圧化学側製) 両座液を急速攪拌混合し、直ちに、200 X200X
b て、フオームを作成した。
実施例1 数平均分子量(Mn)723 、平均官能基数(f)6
.37、軟化点95℃のノボラック樹脂(三井東圧化学
■製銘柄#2000) 500gを21!のオートクレ
ーブに仕込み、窒素置換後120℃に加熱溶融させた。
水酸化ナトリウム4gならびにジメチルエタノールアミ
ン4gを添加混合し、さらに、プロピレンオキシド82
1gを徐々に装入した。3時間後、系中のプロピレンオ
キシドを除去し、酢酸により中和し、さらに減圧濾別を
行い、ヒドロキシル価198 mgKOH/gのポリオ
キシアルキレンポリオール(a−1) 1303gを得
た。
5 同様にして、トリエタノールアミン500gを212の
オートクレーブに仕込み120℃にてプロピレンオキシ
ド821gを徐々に装入後、3時間反応させた。
反応生成物より未反応のプロピレンオキシドを除去し、
ヒドロキシル価718mgKOH/gのポリオキシアル
キレンポリオール(b−1)1292gを得た。ポリオ
キシアルキレンポリオール(a−1)、(b−1)の水
酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付加数はそれぞ
れ3.1モルならびに0.5モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−1)および(b
−1)を重量混合比(a−1) /(b−1) −0,
25で混合し、ヒドロキシル価615mgKOH/g、
粘度3600cp/ 25℃のポリオキシアルキレンポ
リオール(A−1)を得た。
実施例2 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック樹脂(三井東圧化学■製銘柄#2000) 
500gを21のオートクレーブに仕込み窒素置換後1
20℃に加熱溶融させた。ジメチルエタノールアミン2
.3gを添加混合し、さらに、プロピレンオキシド27
4gを徐々に装入した。3時間後、系中のプロピレンオ
キシドを除去し、ヒドロキシル価339mgKOH/g
のポリオキシアルキレンポリオール(a−2) 730
gを得た。
このポリオキシアルキレンポリオールのフェノール注水
酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付加数はi、o
モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−2)および実施
例1と同じ方法で合成した(b−1)を重量混合比(a
−2) /(b−1) =1.0で混合し、ヒドロキシ
ル価532mgKOH/g、粘度19700cl) /
 25℃のポリオキシアルキレンポリオール(A−2)
を得た。
実施例3 トリエタノールアミン500gを21!のす一トクレー
プに仕込み120℃にてプロピレンオキシド1752g
を徐々に装入後、3時間反応させた。反応生成物より未
反応のプロピレンオキシドを除去し、ヒドロキシル価2
53mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール
(b−2)を得た。ポリオキシアルキレンポリオール(
b−2)の水酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付
加数は2.9モルであった。
実施例2と同じ方法で合成したポリオキシアルキレンポ
リオール(a−2)および(b−2)を重量混合比(a
−2) /(b−2) =2.0で混合し、ヒドロキシ
ル価308+ngKOH/g、粘度31500 cp/
 25℃のポリオキシアルキレンポリオール(A−3)
を得た。
実施例4 (Mn) 644、(f) 5.62、軟化点93℃の
ノボラック樹脂(三井東圧化学■製銘柄#9000) 
500gを21!のオートクレーブに仕込み窒素置換後
120℃に加熱融解させた。ジメチルエタノールアミン
3.1gを添加混合し、さらに、プロピレンオキシド5
47gを徐々に装入した。3時間後、系中のプロピレン
オキシドを除去し、ヒドロキシル価250mgKOH/
gのポリオキシアルキレンポリオール(a−3) 98
2gを得た。
同様にして、トリエタノールアミン500gを24’の
オートクレーブに仕込み120℃にてプロピレンオキシ
ド1348gを徐々に装入後、3時間反応させた。
反応生成物より未反応のプロピレンオキシドを除去し、
ヒドロキシル価327mgKOH/gのポリオキシアル
キレンポリオール(b−3) 1726gを得た。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−3) 、(b−
3)の水酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付加数
は1.9モルならびに2.1モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−3)および(b
−3)を重量混合比(a−3) /(b−3) =0.
43で混合し、ヒドロキシル価298mgKOH/g、
粘度9670cp/25℃のポリオキシアルキレンポリ
オール(A−4)を得た。
実施例5 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック樹脂(三井東圧化学■製銘柄#2000) 
500gを21のオートクレーブに仕込み窒素置換後1
20℃に加熱融解させた。ジメチルエタノールアミン4
 gを添加混合し、さらに、エチレンオキシド537g
を徐々に装入した。3時間後、系中のエチレンオキシド
を除去し、ヒドロキシル価204mgKOH/gのポリ
第キシアルキレンポリオール(a−4) 1010gを
得た。同様にして、トリエタノールアミン500gを2
βのオートクレーブに仕込み120℃にてエチレンオキ
シド268gを徐々に装入後、3時間反応させた。反応
生成物より未反応のエチレンオキシドを除去し、ヒドロ
キシル価661mgKOH/gのポリオキシアルキレン
ポリオール(b−4)を得た。ポリオキシアルキレンポ
リオール(a−4) 、(b−4)の水酸基1モル当た
りのエチレンオキシド付加数は2.8モルならびに0.
6モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−4)および(b
−4)を重量混合比(a−4) /(b−4) =1.
0で混合し、ヒドロキシル価465mgKOH/g、粘
度13000cp /25℃のポリオキシアルキレンポ
リオール(A−5)を得た。
実施例6 実施例1で得られたポリオキシアルキレンポリオール(
a−1)および(b−1)を重量混合比(a−1) /
(b−1) =4.0で混合し、ヒドロキシル価302
mgKOH7g、粘度28000cp/25℃のポリオ
キシアルキレンポリオール(A−6)を得た。
実施例7 0−クレゾールとホルマリンを、p−トルエンスルホン
酸触媒存在下で反応させることにより、得られた(Mn
)= 815、(f) 6.71、軟化点103℃のク
レゾール/ノボラック型フェノール樹脂500gを21
1のオートクレーブに仕込み窒素置換後120℃で加熱
融解させた。ジメチルエタノールアミン2.3gを添加
混合し、さらに、プロピレンオキシド305gを徐々に
装入した。3時間反応後、系中のプロピレンオキシドを
除去し、ヒドロキシル価295mgKOH/gのポリオ
キシアルキレンポリオール(a−5)を781g得た。
このポリオキシアルキレンポリオールのフェノール性水
酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付加数は1.2
モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−5)および実施
例1で得られたポリオキシアルキレンポリオール(b−
1)を重量混合比(a−5) /(b−1) =1.0
で混合し、ヒドロキシル価507mgKOH/g、粘度
19700C1)/25℃のポリオキシアルキレンポリ
オール(A−7)を得た。
実施例8 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック樹脂(三井東圧化学■製銘柄#2000) 
500gを21のオートクレーブに仕込み窒素置換後1
20℃に加熱融解させた。ジメチルエタノールアミン2
.3gを添加混合し、さらに、プロピレンオキシド30
0gを徐々に装入した。3時間反応後、系中のプロピレ
ンオキシドを除去し、ヒドロキシル価320mgKOH
/gのポリオキシアルキレンポリオール(a−6)を7
74g得た。
このポリオキシアルキレンポリオールのフェノール性水
酸基1モル当りのプロピレンオキシド付加数は1.1モ
ルであった。
実施例3で得られた(b−2)を重量比(a−6)/(
b−2) =2.0 テ混合し、ヒドロキシル価295
mgKOH/g、粘度31500cp/25℃のポリ才
キシアルキレンボリオール(A−8)を得た。
実施例9 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック型フェノール樹脂(三井東圧化学■製銘柄#
 2000)500gおよびトリエタノールアミン28
0gを31のオートクレーブに仕込み窒素置換後120
℃で加熱融解させた。水酸化ナトリウム2.6gならび
にジメチルエタノールアミン2.6gを添加混合し、さ
らに、プロピレンオキシド1395gを徐々に装入した
。3時間反応後、系中のプロピレンオキシドを除去し、
酢酸により中和、さらに、減圧濾別し、ヒドロキシル価
291mgKOH/g、26400cp/25℃のポリ
オキシアルキレンポリオール(A−9) 2090gを
得た。
このポリオキシアルキレンポリオールのフェノール性水
酸基および活性水素各1モル当たりプロピレンオキシド
付加数は各々 4.5モルならびに0.5モルであった
実施例IO ビスフェノールAとノニルフェノールの混合物(ビスフ
ェノールA/ノニルフェノールの重量混合比=1/4)
およびホルマリンを、p−1ルエンスルホン酸触媒存在
下で反応させることにより、得られた(Mn) 103
2、(f) 5.18、軟化点121℃のフェノール樹
脂500g、ジメチルエタノールアミン2.3g及びプ
ロピレンオキシド320gから、実施例IOと同様にし
てヒドロキシル価1.82mgKOH/gのポリオキシ
アルキレンポリオール(a−7) 744gを得た。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−7)のフェノー
ル性水酸基1モル当りのプロピレンオキシド付加数は1
.9モルであった。
トリエタノールアミン500gを21のオートクレーブ
に仕込み120℃にてプロピレンオキシド706gを除
々に装入後、3時間反応させた。反応生成物より未反応
のプロピレンオキシドを除去し、ヒドロキシル価496
 mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール(
b−5)を得た。ポリオキシアルキレンポリオール(b
−5)の水酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付加
数は1.1モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−7)および(b
−5)を重量比(a−7)/(b−5) = 0.67
て混合し、ヒドロキシル価370mgKOH/g 、粘
度30300cp/25℃のポリオキシアルキレンポリ
オール(A−1o)を得た。
実施例11 (Mn) 867、(f) 7.70、軟化点115℃
のノボラック型フェノール樹脂(三井東圧化学■製銘柄
#1000H3) 500gを21のオートクレーブに
仕込み、窒素置換後+20℃で加熱融解させた。水酸化
ナトリウム2.6gならびにジメチルエタノールアミン
2.6gを添加混合し、さらに、プロピレンオキシド1
231gを徐々に装入した。3時間反応後、系中のプロ
ピレンオキシドを除去し、酢酸により中和、さらに、減
圧濾別し、ヒドロキシル価153mgKOH/gのポリ
オキシアルキレンポリオール(a−8) 1640gを
得た。このポリオキシアルキレンポリオールのフェノー
ル性水酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付加数は
4.4モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−8)および実施
例3で得られたポリオキシアルキレンポリオール(b−
2)を重量比(a−8) /(b−2) =1.5で混
合し、ヒドロキシル価193mgKOH/g、粘度18
900CIll/25℃のポリオキシアルキレンポリオ
ール(A−11)を得た。
実施例12 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック型フェノール樹脂(三井東圧化学■製銘柄#
 2000)500gを21!のオートクレーブに仕込
み窒素置換後120℃に加熱溶解させた。ジメチルエタ
ノールアミン2.3gを添加混合し、さらに、プロピレ
ンオキシド305gを徐々に装入した。3時間反応後、
系中のプロピレンオキシドを除去し、ヒドロキシル価3
16mgKOtl/gのポリオキシアルキレンポリオー
ル(a−9)781gを得た。このポリオキシアルキレ
ンポリオールのフェノール性水酸基1モル当たりのプロ
ピレンオキシド付加数は1.1モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−9)および実施
例1と同様の方法で合成したポリオキソアルキレンポリ
オール(b−1)を重量比(a−9) /(b−1)=
1で混合し、ヒドロキシル価517mgKOH/g、粘
度19700cp/25℃のポリオキシアルキレンポリ
オール(A−12)を得た。
実施例13 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック型フェノール樹脂(三井東圧化学相製銘柄#
 2000)307gおよびトリエタノールアミン58
3gを21のオートクレーブに仕込み窒素置換後120
℃に加熱溶解させた。水酸化ナトリウム4.5gを添加
混合し、さらに、プロピレンオキシド886gを徐々に
装入した。3時間反応後、系中のプロピレンオキシドを
除去し、酢酸により中和、さらに、減圧濾別し、ヒドロ
キシル価450mgKOH/g、粘度860cp/25
℃のポリオキシアルキレンポリオール(A−13) 1
470gを得た。このポリオキシアルキレンポリオール
のフェノール性水酸基および活性水素各1モル当たりの
プロピレンオキシド付加数は各々2.5モルならび7 に1.2モルであった。
比較例1 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック型フェノール樹脂(三井東圧化学■製銘柄#
 2000)500gを2βのオートクレーブに仕込み
窒素置換後120℃に加熱融解させた。ジメチルエタノ
ールアミン5.3gを添加混合し、さらに、プロピレン
オキシド1277gを徐々に装入した。3時間反応後、
系中のプロピレンオキシドを除去し、ヒドロキシル価1
39mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール
(a−10) 1770gを得た。このポリオキシアル
キレンポリオールのフェノール性水酸基1モル当たりの
プロピレンオキシド付加数は5.0モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−10)および実
施例3と同じ方法で合成した(b−2)を重量混合比(
a−10)/ (b−2) = 1.0で混合し、ヒド
ロキシル価196mgKOH/g、粘度6300cp/
 25℃のポリオキシアルキレンポリオール(A−14
)を得た。
比較例2 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック型フェノール樹脂(三井東圧化学■製銘柄#
 2000)500gを2fのオートクレーブに仕込み
窒素置換後120℃に加熱融解させた。ジメチルエタノ
ールアミン1.9gを添加混合し、さらに、プロピレン
オキシド127gを徐々に装入した。3時間反応後、系
中のプロピレンオキシドを除去し、ヒドロキシル価39
0mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール(
a−11)627gを得た。このポリオキシアルキレン
ポリオールのフェノール性水酸基1モル当たりのプロピ
レンオキシド付加数は0.5モルであった。
ポリオキシアルキレンポリオール(a−11)および実
施例3と同じ方法で合成した(b−2)を重量混合比(
a−1i’)/(b−2) =1.0で混合し、ヒドロ
キシル価320mgKOH/g、粘度22000cp/
 25℃のポリオキシアルキレンポリオール(A−15
)を得た。
比較例3 ヒドロキシル価400 mgKOH/g、粘度1000
0cp/25℃であるポリオキシアルキレンポリオール
(三井東圧化学側製銘柄NC−400)について、実施
例と同様な検討を行った。
比較例4 ヒドロキシル価470mgKOH/g、粘度13000
cp/25℃であるポリオキシアルキレンポリオール(
三井東圧化学側製銘柄NT−470)について、実施例
と同様な検討を行った。
以上の実施例1〜13及び比較例1〜4の要点並にポリ
ウレタンフォームの製造に当っての作業性及びフオーム
の物性を表−2〜4に示した。
以上述べた通り、フェノール樹脂系ポリオキシアルキレ
ンポリオールとアルカノールアミン系ポリオキシアルキ
レンポリオールとの混合ポリオキシアルキレンポリオー
ルからなるポリウレタン樹脂のハイドロクロロフルオロ
カーボンに対する耐溶解性は良好であり、また、発泡剤
としてハイドロクロロフルオロカーボン類を用いた硬質
ポリウレタンフォームも従来処方のクロロフルオロカー
ボン類使用のフオームに比して遜色のない物性をもって
いることが分かった。
(2)「脂肪族ポリヒドロキシ化合物1を開始剤とする
ポリオキシアルキレンポリオールを用いたポリウレタン
樹脂及びポリウレタンフォームの物性本積に使用した原
料のフェノール樹脂、ノボラック樹脂その他の物性は前
記の表−1と同じである。
次の表−5に示した各種のポリオキシアルキレンポリオ
ールについて、同表に記載の混合ポリオキシアルキレン
ポリオール/有機ポリイソシアナート(重量比)の比率
で反応せしめて、ポリウレタン樹脂を作り、そのフロン
吸収率を測定した。
また、下記処方のレジンプレミックスを作成する際のフ
ロンとポリオキシアルキレンポリオールとの混合分散性
(作業性)又、得られたポリウレタンフォームについて
独立気泡率を求めた。
レジンプレミックス ・ポリオキシアルキレンポリオール: 100g・水:
0.5g ・シリコーン整泡剤  L−5420+ 1.5g(日
本ニュカー■製) ・カオライザーNαl:1.0g (化工■製) ・発泡剤 (フロン):40g HCFCまたはCFC 有機ポリイソシアナート 粗製ジフェニルメタンジイソシアナート(MDI−CR
200)  表に記載 (三井東圧化学■製) 両原液を急速攪拌混合し直ちに、200 x200 x
200価の縦型パネルに注入し、発泡硬化せしめて、フ
オームを作成した。
実施例14 グリセリン500g、および水酸化カリウム3gを2β
のオートクレーブに仕込み、120℃にてプロピレンオ
キシド832gを徐々に装入後、3時間反応させた。反
応生成物より未反応のプロピレンオキシドを除去し、リ
ン酸により中和し、さらに濾別後乾燥し、ヒドロキシル
価730mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオ
ール(b−1)1251gを得た。(b−1)の水酸基
1モル当たりのプロピレンオキシド付加数は0.8モル
であった。
実施例1で得たと同じポリオキシアルキレンポリオール
(a−1)および上記(b−1)を重量混合比(a−1
) /(b−1) −1で混合し、ヒドロキシル価46
0mgKOH/g、粘度6300cp/ 25℃のポリ
オキシアルキレンポリオール(B−1)を得た。
実施例15 実施例7及び実施例14で得たポリオキシアルキレンポ
リオール(a−5)及び(b−1)を混合比(a−5)
/(b−1) =4で混合し、ヒドロキシル価390m
gKOH/g 、粘度12700cp/ 25℃のポリ
オキシアルキレンポリオール(B−2)を得た。
実施例16 トリメチレロールプロパン500gと水酸化ナトリウム
2gを51!のオートクレーブに仕込み、120℃にて
プロピレンオキシド4230gを徐々に装入後3時間反
応させた。反応生成物より未反応のプロピレンオキシド
を除去し、リン酸により中和、さらに濾別後乾燥し、ヒ
ドロキシル価141mgKOH/gのポリオキシアルキ
レンポリオール(b−2)4528gを得た。(b−2
)の水酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付加数は
6.2モルであった。
実施例8で得たポリオキシアルキレンポリオール(a−
6) 、(b−2)を重量混合比(a−6) /(b−
2) =1.5で混合し、ヒドロキシル価245mgK
OH/g、粘度4900cp/ 25℃のポリオキシア
ルキレンポリオール(B−3)を得た。
実施例17 (Mn) 723、(f) 6.37、軟化点95℃の
ノボラック型フェノール樹脂(三井東圧化学■製銘柄#
 2000)250gおよびグリセリン500gを21
のオートクレーブに仕込み窒素置換後120℃に加熱溶
融させた。
水酸化ナトリウム5.2gならびにジメチルエタノール
アミン5.2gを添加混合し、さらに、プロピレンオキ
シド1965gを徐々に装入した。3時間反応後、系中
のプロピレンオキシドを除去し、酢酸により中和、さら
に、減圧濾別し、ヒドロキシル価195mgKOH/g
 、粘度5300cp/25℃のポリオキシアルキレン
ポリオール(B−4) 1790gを得た。このポリオ
キシアルキレンポリオールのフェノール性水酸基および
グリセリン水酸基各1モル当たりのプロピレンオキシド
付加数は各々 4.5モルならびに1.2モルであった
実施例18 グリセリン110g、ショ糖390gおよび水酸化ナト
リウム2gを2βのオートクレーブに仕込み120℃に
てプロピレンオキシド2420gを徐々に装入し3時間
反応後、反応生成物より未反応のプロピレンオキシドを
除去し、リン酸により中和、さらに濾別後乾燥し、ヒド
ロキシル価251mgKOH/gのポリオキシアルキレ
ンポリオール(b−3)2813gを得た。
ポリオキシアルキレンポリオール<b−s>の水酸基1
モル当たりのプロピレンオキシド付加数は3.1モルで
あった。実施例10で得たポリオキシアルキレンポリオ
ール(a−7)および上記(b−3)を重量混合比(a
−7)/ (b−3) = 0.33で混合し、ヒドロ
キシル価235mgKOH/g、粘度2800cp/ 
25℃のポリオキシアルキレンポリオール(B−5)を
得た。
実施例19 グリセリン500gと水酸化カリウム3gを5j2のオ
ートクレーブに仕込み120℃にてプロピレンオキシド
2383gを徐々に装入し、3時間反応させた。
反応生成物より未反応のプロピレンオキシドを除去し、
リン酸により中和、さらに濾別後乾燥し、ヒドロキシル
価327mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオ
ール(b−4)2760gを得た。ポリオキシアルキレ
ンポリオール(b−4)の水酸基1モル当たりのプロピ
レンオキシド付加数は2.4モルであった。
さらに、ポリオキシアルキレンポリオール(b−4)が
得られたオートクレーブに、(Mn) 867、(f)
 7.70、軟化点115℃のノボラック型フェノール
樹脂(三井東圧化学側製銘柄#1000H3) 500
gを仕込み窒素置換後120℃に加熱溶融させた。水酸
化ナトリウム5.2gならびにジメチルエタノールアミ
ン5.2gを添加混合し、さらに、プロピレンオキシド
760gを徐々に装入した。3時間反応後、系中のプロ
ピレンオキシドを除去し、酢酸により中和、さらに、減
圧濾別し、ヒドロキシル価267mgKOR/g。
粘度3100cp/25℃のポリオキシアルキレンポリ
オール(B−6)3980gを得た。ポリオキシアルキ
レンポリオール(B−6)のフェノール性水酸基1モル
当たりのプロピレンオキシド付加数は2.8モルであっ
た。
実施例20 グリセリン250g、ショ糖250gおよび水酸化ナト
リウム3gを21のオートクレーブに仕込み120℃に
てプロピレンオキシド3530gを徐々に装入後3時間
反応させた。反応生成物より未反応のプロピレンオキシ
ドを除去し、ヒドロキシル価207mgKOH/gのポ
リオキシアルキレンポリオール(b−5)3860gを
得た。ポリオキシアルキレンポリオール(b−5)の水
酸基1モル当たりのプロピレンオキシド付加数は4,1
モルであった。
又、実施例4で得たポリオキシアルキレンポリオール(
a−3)および上記(b−5)を重量混合比(a−3)
/(b−5) = 3で混合し、ヒドロキシル価240
mgKOH/g 、粘度9750cp/25℃のポリオ
キシアルキレンポリオール(B−7)を得た。
上記の実施例14〜20の要点、ポリウレタン樹脂のフ
ロン吸収率並びにポリウレタンフォームの製造に当って
の作業性及びフオームの物性を表−5に示した。
以上述べた通り、フェノール樹脂系ポリオキシアルキレ
ンポリオールと脂肪族ポリヒドロキシ化合物系ポリオキ
シアルキレンポリオールとの混合ポリオキシアルキレン
ポリオールからなるポリウレタン樹脂のハイドロクロロ
フルオロカーボンに対する耐溶解性は良好であり、また
、発泡剤としてハイドロクロロフルオロカーボン類を用
いた硬質ポリウレタンフォームも従来処方のクロロフル
オロカーボン類使用のフオームに比して遜色のない物性
をもっていることが分かった。
(3)硬質ポリウレタンフォームの製造以上、「フェノ
ール樹脂+アルカノールアミンj系、「フェノール樹脂
+脂肪族ポリヒドロキシ化合物j系の各種ポリオキシア
ルキレンポリオールと発泡剤として、ハイドロクロロフ
ルオロカーボン類の組合せによるポリウレタンフォーム
についての基本的検討を行った。
ついで、以上の検討結果をふまえて、更に具体的に硬質
ポリウレタンフォーム及びその製造について検討を行っ
た。
使用したポリオキシアルキレンポリオールの物性を表−
6及び表−7に示した。
その他の使用した原料は次の通りである。
MDI−CR:三井東圧化学■製の粗ジフェニルメタン
ジイソシアナート NCO%=31゜0 L−5421:日本ユニカー味製、整泡剤有機ケイ素系
界面活性剤 ・活材ケミカル■製、触媒 テトラメチルへキサメチレンジアミン 商標: MINICO−TMHD 二三共有機合成側製、触媒 オクチル酸鉛のジオクチルフタレート 40重量%溶液 二大へ化学■製、難燃剤 トリス(2−クロロエチル)ホスフェ−lトリクロロフ
ルオロメタン クロロフルオロカーボン類、発泡剤 2.2−ジクロロ−i、i、t−hリフルオロエタン ハイドロクロロフルオロカーボン類、 発泡剤 ・TMI(DA ・LL−690D ・TCEP ・CFC〜11 ・HCFC−123: 2 ・HCFC ・H2O 141b:  1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン
ハイドロクロロフルオロカーボン類、 発泡剤 水           発泡剤 実施例21〜27、比較例5〜9 表−6及び表−7に示したポリオキシアルキレンポリオ
ール(C−1〜C−10) 100g1.:対して、表
−8及び表−9に示した処方によって、発泡剤、整泡剤
及び触媒を混合してレジン原液を造り、これに同じく表
−8及び表−9に示した量の有機ポリイソシアナート(
MDI−CR)を加え、5000rpm (7)回転数
を持つ攪拌機で、8秒間急速混合し、直ちにこれを内寸
200 X200 X200mm及び同38o×380
 X35mm容積の縦型パネルに注入し、自由発泡させ
、1日放置後、200 x200 X2(10mn+の
フオームからは80 X 80 X 30mmのサンプ
ルを切り出して、JIS −A−9514)方法に準じ
て圧縮強さを、又380X380 X35mmのフオー
ムがらは200 X200 X25mmのサンプルを切
り出して、JIS−A−1412の方法に準じて熱伝導
率を測定した。
尚、反応性を評価するため、レジン原液と有機ポリイソ
シアナート(MDI−OR)を予め20’Cに調製し、
上記と同じ条件で自由発泡させ、反応液のクリームタイ
ム/ゲルタイム/タックフリータイムを観察し、その秒
数を上記の順に求めた。
実験結果は、表−8及び表−9に示した通りであった。
表−8及び表−9にみる通り、従来の処方における発泡
剤をハイドロクロロフルオロカーボン類に取りかえると
、反応性が遅くなり、得られたフオームの物性が悪くな
るが本発明のポリオキシアルキレンポリオールを用いる
と、ハイドロクロロフルオロカーボン類を用いても、物
性の優れたフオームか得られた。
(4)面材付き硬質ポリウレタンフォーム複合板の製造 以上の実験をもとにして、本発明の面材付き硬質ポリウ
レタンフォーム複合板の製造を試みた。
1)1枚の面材を持つ硬質ポリウレタンフォーム複合板
の製造 本積の実験に使用したポリオキシアルキレンポリオール
の原料及びこれらのヒドロキシル価は表IO及び表−1
1の通りである。
先ず、本積発明の複合板のフオーム部分の物性を評価し
た。
実施例28〜43、比較例1O〜19 表−IO及び表−11に示した各種ポリオキシアルキレ
ンポリオール組成物(D−1−D−14及びB−4、A
−6、CC−4)100に対して、表−12に示した処
方によって、発泡剤、整泡剤及び触媒を混合してレジン
原液を造り、これに同表に示した量の有機ポリイソシア
ナート(MDI−CR)を加え、5000 rpmの回
転数を持つ攪拌機で、8秒間急速混合し、直ちにこれを
内寸200 x200 X200mm及び同380 X
380 X35mm容積の縦型パネルに注入し、自由発
泡させ、1日放置後、200 x200 X200mm
のフオームからは80 X 80 X 30mmのサン
プルを切り出して、JIS−A−9514の方法に準じ
て圧縮強さを、又380 X380 X35mmのフオ
ームからは200 X200X 25mmのサンプルを
切り出して、JIS−A−1412の方法に準じて熱伝
導率を測定した。
尚、反応性を評価するため、レジン原液と有機ポリイソ
シアナート(MD I−CR)を予め20℃に調製し、
上記と同じ条件で自由発泡させ、反応液のクリームタイ
ム/ゲルタイム/タックフリータイムを観察し、その秒
数を上記の順に求めた。
実験結果は、表−12に示した通りであった。
次に実施例28、同32及び比較例10及び同12の配
合処方について、次の条件によって、1つの面に噴霧吐
射して、面材付き硬質ポリウレタンフォーム複合板を作
った。製品の物性を表−13に示した。
発泡機・ガスマー社製 Model−FFヘッドDガン
吐出圧・50kg / at  液温:40℃面 材・
ダンボール紙  − 表 3 (注)液たれ現象とは、垂直に立てた面材に噴霧吐射し
て発泡する際に、硬化前の原材料液が下方向へ垂れ下が
って行く現象をいう。
その他の物性試験法は表−8に記載した方法に準じて行
った。
2)複数個の面材を持つ硬質ポリウレタンフォーム複合
板の製造 本積の実験に使用したポリオキシアルキレンポリオール
の原料及びこれらのヒドロキシル価は表IO及び表−1
1の通りである。
表−10及び表−11に示した各種ポリオキシアルキレ
ンポリオールについて、表−14及び表−15に示した
処方に従って、発泡剤、整泡剤、触媒等の助剤を混合し
てレジン原液を造り、これに同表に示した量の有機ポリ
イソシアナート(MDI−CR)を加え、前項と同じ操
作によって圧縮強さ、燃焼性、熱伝導率その他の物性を
測定した。
測定結果は表−14及び表−15の通りであった。
次に実施例36、同39及び比較例15及び同19の配
合処方について、次の条件による連続法によって2面材
付き硬質ポリウレタンフォーム複合板を作った。製品の
物性を表−16に示した。
機種名称:ヘネッケ社製ミキシングヘッド付高圧発泡機
 (MQタイプ) ラインスピード: 10m/分 温度 :原材料 30〜40℃ 硬化オーブン 55℃ 製品 :幅1mX厚さ40mm フオーム層 35征 面材 :ラミネート紙 上面材及び下面材に使用 表−16 但し、 試験法は表−8に記載した方法によって行った。
以上の実験結果にみる通り、本発明のフェノール樹脂系
ポリオキシアルキレンポリオールを使用した場合、今迄
述べたフオームのもつ優れた物性のほかに適性な反応性
のため、水平でない部分に噴霧吐射しても発泡硬化前に
原材料液か垂れ流れる液たれ現象かな(、面材との接着
性良好であり噴霧吐射表面の性状も又良好であった。又
、難燃性優れ、熱伝導率も小さく、優れた性能の面材付
き複合板が得られた。
本積において使用した原材料液を表−12及び表−14
に例示したか、これらの原材料液に限定されることなく
、前述の実施例1〜27に示しだすへての原料液か使用
可能であることは本発明の詳細な説明するまでもない。
〔発明の効果〕
発泡剤として、ハイドロクロロフルオロカーボン類を使
用する場合、フェノール樹脂を開始剤の1部とし、これ
にアルカノールアミン又は脂肪族ポリヒドロキシ化合物
を開始剤として加えた特定のポリオキシアルキレンポリ
オールを用いると、クロロフルオロカーボン類を使用す
る従来法に比べて、作業性、独立気泡率、反応性、圧縮
強さ、低温寸法安定性、熱伝導率、難燃性等の諸物性が
劣らない硬質ポリウレタンフォームが得られた。
更に、面材付き硬質ポリウレタンフォーム複合体の製造
に当たっても上記の優れた物性のほか、液たれ現象が見
られず、又面材との接着性も甚だ良好であった。
すなわち、公害が大きいとされるクロロフルオロカーボ
ン類を使用しなくとも、本発明によって従来品と同等又
はそれ以上の製品が得られ工業上極めて有用である事が
分かった。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で表され、数平均分子量が6
    50〜1400、平均官能基数が3〜8であるフェノー
    ル樹脂を用い、該フェノール樹脂の水酸基1モル当たり
    アルキレンオキシドを1.0〜4.5モル付加したヒド
    ロキシル価が145〜350mgKOH/gのポリオキ
    シアルキレンポリオール(a)、下記一般式(II)で表
    される化合物からなる群から選ばれた1種又は2種以上
    の混合物であるアルカノールアミンの活性水素1モル当
    たりアルキレンオキシドを0.5〜3.0モル付加して
    得たヒドロキシル価が240〜800mgKOH/gの
    ポリオキシアルキレンポリオール(b)、官能基数2〜
    8個のグリコール類、多アルコール類、多糖類からなる
    群から選ばれた1種又は2種以上の混合物である脂肪族
    ポリヒドロキシ化合物の水酸基1モル当たりアルキレン
    オキシドを0.8〜6.5モル付加して得たヒドロキシ
    ル価が130〜750mgKOH/gのポリオキシアル
    キレンポリオール(C)において、(a)と(b)との
    重量混合比(a)/(b)が0.25〜4.0、又は(
    a)と(c)との重量混合比(a)/(c)が0.1〜
    4.0である、ヒドロキシル価180〜700mgKO
    H/gの混合ポリオキシアルキレンポリオールの各々、
    有機ポリイソシアナート、又は必要によりこれらに触媒
    を混合して反応させることにより得られるポリウレタン
    樹脂。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式(I)中、R^1は水素原子、炭素数1〜9のアル
    キル基、塩素、臭素、フッ素よりなるハロゲン原子、水
    酸基、メトキシ、エトキシ、ブトシキよりなるアルキル
    エーテル基を示す。mは1〜3であり、また、nは1〜
    6である。Xは−CR_1R_2−、キシリレン、オキ
    シ、チオ、ジチオ、スルホニルよりなる群から選ばれた
    2価の基を示し、Yはこれらの基のうちの1種又は2種
    以上の結合基よりなる。ここで、R_1、R_2は水素
    原子、炭素数1〜6のアルキル基、脂環式炭化水素基、
    又は芳香族炭化水素基である。)NR_1’R_1’R
    _2’(II) (式(II)中、R_1’、R_2’は水素原子、−CH
    _2CH_2OH基、−CH_2CH(CH_3)OH
    基よりなる群から選ばれた1つの原子又は基を示す。 但し、R_1’、R_2’ともに水素原子の場合は除か
    れる。)
  2. (2)フェノール樹脂が請求項(1)記載の一般式(
    I )のフェノール樹脂においてR^1が水素原子、mが
    1、XとYが共に−CH_2−基であるノボラック樹脂
    である請求項(1)記載のポリウレタン樹脂。
  3. (3)ノボラック樹脂の平均分子量が650〜900、
    平均官能基数が3〜8、軟化点が75〜115℃である
    請求項(2)記載のポリウレタン樹脂。
  4. (4)有機ポリイソシアナートの一部又は全部が有機ポ
    リイソシアナートと活性水素含有化合物とをイソシアナ
    ート基/活性水素(当量比)2.0〜5.0で反応せし
    めて得た分子末端にNCO基をもつプレポリマーである
    請求項(1)記載のポリウレタン樹脂。
  5. (5)有機ポリイソシアナートのイソシアナート基と活
    性水素含有化合物の活性水素基との当量比が0.8〜5
    .0である請求項(1)記載のポリウレタン樹脂。
  6. (6)ポリオキシアルキレンポリオール、発泡剤、触媒
    、整泡剤及びその他の助剤を含むレジン原液と有機ポリ
    イソシアナートを混合して、硬質ポリウレタンフォーム
    を製造するに際して、該ポリオキシアルキレンポリオー
    ルとして下記一般式( I )で表される数平均分子量が
    650〜1400、平均官能基数が3〜8であるフェノ
    ール樹脂を用い、該フェノール樹脂の水酸基1モル当た
    りアルキレンオキシドを1.0〜4.5モル付加したヒ
    ドロキシル価が145〜350mgKOH/gのポリオ
    キシアルキレンポリオール(a)、下記一般式(II)で
    表される化合物からなる群から選ばれた1種又は2種以
    上の混合物であるアルカノールアミンの活性水素1モル
    当たりアルキレンオキシドを0.5〜3.0モル付加し
    て得たヒドロキシル価が240〜800mgKOH/g
    のポリオキシアルキレンポリオール(b)、官能基数2
    〜8個のグリコール類、多価アルコール類、多糖類から
    なる群から選ばれた1種又は2種以上の混合物である脂
    肪族ポリヒドロキシ化合物の水酸基1モル当たりアルキ
    レンオキシドを0.8〜6.5モル付加して得たヒドロ
    キシル価が130〜750mgKOH/gのポリオキシ
    アルキレンポリオール(c)において、(a)と(b)
    との重量混合比(a)/(b)が0.25〜4.0、又
    は(a)と(C)との重量混合比(a)/(c)が0.
    1〜4.0である、ヒドロキシル価180〜700mg
    KOH/gの混合ポリオキシアルキレンポリオールを用
    い、該発泡剤として、ハイドロクロロフルオロカーボン
    類、又はこれを含むものを用いることを特徴とする硬質
    ポリウレタンフォーム ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式( I )中、R^1は水素原子、炭素数1〜9のア
    ルキル基、塩素、臭素、フッ素よりなるハロゲン原子、
    水酸基、メトキシ、エトキシ、ブトシキよりなるアルキ
    ルエーテル基を示す。mは1〜3であり、また、nは1
    〜6である。Xは−CR_1R_2−、キシリレン、オ
    キシ、チオ、ジチオ、スルホニルよりなる群から選ばれ
    た2価の基を示し、Yはこれらの基のうちの1種又は2
    種以上の結合基よりなる。ここで、R_1、R_2は水
    素原子、炭素数1〜6のアルキル基、脂環式炭化水素基
    、又は芳香族炭化水素基である。) NR_1’R_1’R_2’(II) (式(II)中、R_1’、R_2’は水素原子、−CH
    _2CH_2OH基、−CH_2CH(CH_3)OH
    基よりなる群から選ばれた1つの原子又は基を示す。 但し、R_1’、R_2’ともに水素原子の場合は除か
    れる。)
  7. (7)フェノール樹脂が請求項(6)記載の一般式(
    I )のフェノール樹脂においてR_1が水素原子、mが
    1、XとYが共に−CH_2−基であるノボラック樹脂
    である請求項(6)記載の硬質ポリウレタンフォーム。
  8. (8)ノボラック樹脂の平均分子量が650〜900、
    平均官能基数が3〜8、軟化点が75〜115℃である
    請求項(7)記載の硬質ポリウレタンフォーム。
  9. (9)ハイドロクロロフルオロカーボン類が、2,2−
    ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン又は、1,
    1−ジクロロ−1−フルオロエタンであることを特徴と
    する請求項(6)記載の硬質ポリウレタンフォーム。
  10. (10)有機ポリイソシアナートの一部又は全部が有機
    ポリイソシアナートと活性水素含有化合物とをイソシア
    ナート基/活性水素(当量比)2.0〜5.0で反応せ
    しめて得た分子末端にNCO基をもつプレポリマーであ
    る請求項(6)記載の硬質ポリウレタンフォーム。
  11. (11)有機ポリイソシアナートのイソシアナート基と
    活性水素含有化合物の活性水素基との当量比が0.8〜
    5.0である請求項(6)記載のポリウレタンフォーム
  12. (12)ポリオキシアルキレンポリオール、発泡剤、触
    媒、整泡剤及びその他の助剤を含むレジン原液と有機ポ
    リイソシアナートを混合して、硬質ポリウレタンフォー
    ムを製造するに際して、該ポリオキシアルキレンポリオ
    ールとして下記一般式( I )で表される数平均分子量
    が650〜1400、平均官能基数が3〜8であるフェ
    ノール樹脂を用い、該フェノール樹脂の水酸基1モル当
    たりアルキレンオキシドを1.0〜4.5モル付加した
    ヒドロキシル価が145〜350mgKOH/gのポリ
    オキシアルキレンポリオール(a)、下記一般式(II)
    で表される化合物からなる群から選ばれた1種又は2種
    以上の混合物であるアルカノールアミンの活性水素1モ
    ル当たりアルキレンオキシドを0.5〜3.0モル付加
    して得たヒドロキシル価が240〜800mgKOH/
    gのポリオキシアルキレンポリオール(b)、官能基数
    2〜8個のグリコール類、多価アルコール類、多糖類か
    らなる群から選ばれた1種又は2種以上の混合物である
    脂肪族ポリヒドロキシ化合物の水酸基1モル当たりアル
    キレンオキシドを0.8〜6.5モル付加して得たヒド
    ロキシル価が130〜750mgKOH/gのポリオキ
    シアルキレンポリオール(c)において、(a)と(b
    )との重量混合比(a)/(b)が0.25〜4.0、
    又は(a)と(c)との重量混合比(a)/(c)が0
    .1〜4.0である、ヒドロキシル価180〜700m
    gKOH/gの混合ポリオキシアルキレンポリオールを
    用い、該発泡剤として、ハイドロクロロフルオロカーボ
    ン類、又はこれを含むものを用いることを特徴とする硬
    質ポリウレタンフォームの製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式( I )中、R^1は水素原子、炭素数1〜9のア
    ルキル基、塩素、臭素、フッ素よりなるハロゲン原子、
    水酸基、メトキシ、エトキシ、ブトシキよりなるアルキ
    ルエーテル基を示す。mは1〜3であり、また、nは1
    〜6である。Xは−CR_1R_2−、キシリレン、オ
    キシ、チオ、ジチオ、スルホニルよりなる群から選ばれ
    た2価の基を示し、Yはこれらの基のうちの1種又は2
    種以上の結合基よりなる。ここで、R_1、R_2は水
    素原子、炭素数1〜6のアルキル基、脂環式炭化水素基
    、又は芳香族炭化水素基である。) NR_1’R_1’R_2’(II) (式(II)中、R_1’、R_2’は水素原子、−CH
    _2CH_2OH基、−CH_2CH(CH_3)OH
    基よりなる群から選ばれた1つの原子又は基を示す。 但し、R_1’、R_2’ともに水素原子の場合は除か
    れる。)
  13. (13)フェノール樹脂が請求項(12)記載の一般式
    ( I )のフェノール樹脂においてR^1が水素原子、
    mが1、XとYが共に−CH_2−基であるノボラック
    樹脂である請求項(12)記載の硬質ポリウレタンフォ
    ームの製造法。
  14. (14)ノボラック樹脂の平均分子量が650〜900
    、平均官能基数が3〜8、軟化点が75〜115℃であ
    る請求項(13)記載の硬質ポリウレタンフォームの製
    造法。
  15. (15)ハイドロクロロフルオロカーボン類が、2,2
    −ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン又は、1
    ,1−ジクロロ−1−フルオロエタンであることを特徴
    とする請求項(12)記載の硬質ポリウレタンフォーム
    の製造法。
  16. (16)有機ポリイソシアナートの一部又は全部が有機
    ポリイソシアナートと活性水素含有化合物とをイソシア
    ナート基/活性水素(当量比)2.0〜5.0で反応せ
    しめて得た分子末端にNCO基をもつプレポリマーであ
    る請求項(12)記載の硬質ポリウレタンフォームの製
    造法。
  17. (17)有機ポリイソシアナートのイソシアナート基と
    活性水素含有化合物の活性水素基との当量比が0.8〜
    5.0である請求項(12)記載のポリウレタンフォー
    ムの製造法。
  18. (18)ポリオキシアルキレンポリオール、発泡剤、触
    媒、整泡剤及びその他の助剤を含むレジン原液と有機ポ
    リイソシアナートを混合して、1枚の面材上、又は複数
    個の面材に囲まれた空隙内に硬質ポリウレタンフォーム
    を形成せしめた複合体を製造するに際して、該ポリオキ
    シアルキレンポリオールとして下記一般式( I )で表
    される数平均分子量が650〜1400、平均官能基数
    が3〜8であるフェノール樹脂を用い、該フェノール樹
    脂の水酸基1モル当たりアルキレンオキシドを1.0〜
    4.5モル付加したヒドロキシル価が145〜350m
    gKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール(a)
    、下記一般式(II)で表される化合物からなる群から選
    ばれた1種又は2種以上の混合物であるアルカノールア
    ミンの活性水素1モル当たりアルキレンオキシドを0.
    5〜3.0モル付加して得たヒドロキシル価が240〜
    800mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオー
    ル(b)、官能基数2〜8個のグリコール類、多価アル
    コール類、多糖類からなる群から選ばれた1種又は2種
    以上の混合物である脂肪族ポリヒドロキシ化合物の水酸
    基1モル当たりアルキレンオキシドを0.8〜6.5モ
    ル付加して得たヒドロキシル価が130〜750mgK
    OH/gのポリオキシアルキレンポリオール(c)にお
    いて、(a)と(b)との重量混合比(a)/(b)が
    0.25〜4.0、又は(a)と(c)との重量混合比
    (a)/(c)が0.1〜4.0である、ヒドロキシル
    価180〜700mgKOH/gの混合ポリオキシアル
    キレンポリオールを用い、該発泡剤として、ハイドロク
    ロロフルオロカーボン類、又はこれを含むものを用いる
    ことを特徴とする硬質ポリウレタンフォーム複合体の製
    造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式( I )中、R^1は水素原子、炭素数1〜9のア
    ルキル基、塩素、臭素、フッ素よりなる、ハロゲン原子
    、水酸基、メトキシ、エトキシ、ブトキシよりなるアル
    キルエーテル基を示す。mは1〜3であり、又、nは1
    〜6である。Xは、−CR_1R_2−、キシリレン、
    オキシ、チオ、ジチオ、スルホニルよりなる群から選ば
    れた2価の基を示し、Yはこれらの基のうちの1種又は
    2種以上の結合基よりなる。ここで、R_1、R_2は
    水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、脂環式炭化水素
    基、芳香族炭化水素基である。)NR_1’R_1’R
    _2’(II) (式(II)中、R_1’、R_2’は水素原子、−CH
    _2CH_2OH基、−CH_2CH(CH_3)OH
    基よりなる群から選ばれた1つの原子又は基を示す。 但し、R_1’、R_2’ともに水素原子の場合は除か
    れる。)
  19. (19)複数個の面材が対向した2枚の面材よりなる請
    求項(18)記載の硬質ポリウレタンフォーム複合体の
    製造法。
  20. (20)複数個の面材が上面材、下面材及び複数個の側
    面材よりなる請求項(18)記載の硬質ポリウレタンフ
    ォーム複合体の製造法。
  21. (21)複数個の面材が下面材及び複数個の側面材より
    なる請求項(18)記載の硬質ポリウレタンフォーム複
    合体の製造法。
  22. (22)硬質ポリウレタンフォームを形成せしむる方法
    が複数個の面材内に塗布、注入または、噴射によるもの
    である請求項(18)記載の硬質ウレタンフォーム複合
    体の製造法。
  23. (23)硬質ポリウレタンフォームを形成せしむる方法
    が一枚の面材上に噴射によるものである請求項(18)
    記載の硬質ポリウレタンフォーム複合体の製造法。
  24. (24)フェノール樹脂が請求項(18)記載の一般式
    ( I )のフェノール樹脂においてR^1が水素原子、
    mが1、XとYが共に−CH_2−基であるノボラック
    樹脂である請求項(18)記載の硬質ポリウレタンフォ
    ーム複合体の製造法。
  25. (25)ノボラック樹脂の平均分子量が650〜900
    、平均官能基数が3〜8、軟化点が75〜115℃であ
    る請求項(24)記載の硬質ポリウレタンフォーム複合
    体の製造法。
  26. (26)ハイドロクロロフルオロカーボン類が、2,2
    −ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン又は、1
    ,1−ジクロロ−1−フルオロエタンであることを特徴
    とする請求項(18)記載の硬質ポリウレタンフォーム
    複合体の製造法。
  27. (27)有機ポリイソシアナートの一部又は全部が有機
    ポリイソシアナートと活性水素含有化合物とをイソシア
    ナート基/活性水素(当量比)2.0〜5.0で反応せ
    しめて得た分子末端にNCO基をもつプレポリマーであ
    る請求項(18)記載の硬質ポリウレタンフォーム複合
    体の製造法。
  28. (28)有機ポリイソシアナートのイソシアナート基と
    活性水素含有化合物の活性水素基との当量比が0.8〜
    5.0である請求項(18)記載の硬質ポリウレタンフ
    ォーム複合体の製造法。
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CN114149734A (zh) * 2021-12-28 2022-03-08 南通科顺建筑新材料有限公司 一种反射隔热聚氨酯防水涂料及其制备方法

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