JPH032316A - 自動熱処理炉 - Google Patents

自動熱処理炉

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Publication number
JPH032316A
JPH032316A JP13534989A JP13534989A JPH032316A JP H032316 A JPH032316 A JP H032316A JP 13534989 A JP13534989 A JP 13534989A JP 13534989 A JP13534989 A JP 13534989A JP H032316 A JPH032316 A JP H032316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat treatment
heat
furnace
treated
treatment chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP13534989A
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English (en)
Inventor
Kunio Kato
邦夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S D FUAANESU KK
Original Assignee
S D FUAANESU KK
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Publication date
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Priority to JP13534989A priority Critical patent/JPH032316A/ja
Publication of JPH032316A publication Critical patent/JPH032316A/ja
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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼入れ、焼鈍し等を行う自動熱処理炉に係り
、弁バネ、クラッチ用バネ、切削工具、または、シリコ
ンクロム、形状記憶合金等を使用した精密小物等を、一
定の時間、一定の温度で自動的に高精度の熱処理を行う
自動熱処理炉に関する。
(従来の技術) 従来、この種の精密小物バネ等の熱処理炉は、炉の開口
部が側面に設けられた横型のバッチ式熱処理炉を使用す
るのが一般的であった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来のバッチ式熱処理炉にあっては
、炉の開口部が側面に設けられているため、炉内への被
熱処理物の搬入搬出に際して外気が炉内に侵入し易く、
炉内開口部手前がわと奥がわとで炉内雰囲気が異なるこ
とになり、被熱処理物の均一な熱処理ができなかった。
しかも、炉内の熱を攪拌するだけの攪拌方式のバッチ式
熱処理炉であったため、炉内雰囲気が悪く、そのため、
被熱処理物の昇温速度が遅く、その昇温状態も不均一に
なるものであった。
また、その作業も、完全に自動化することは困難で、特
に被熱処理物の炉内への搬入搬出等の作業は作業員の人
手に頼らざるを得ず、作業効率が悪いという欠点を有し
ていた。
そこで、本発明は、従来存した斜上の欠点を解消すべく
創出され、無人の状態で自動的に効率良くバネ等の熱処
理を行うことができ、更に従来の横型攪拌方式のバッチ
式加熱処理炉に比較して、炉内雰囲気が良好で昇温速度
が速く、高精度の熱処理を行うことができる自動熱処理
炉を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) このため、本発明は、開口部が上部に形成された熱処理
室を有する炉本体と、被熱処理物が収納された容器が吊
下可能なフック部が設けられた炉本体開口部の蓋体と、
蓋体を吊下して上下左右に移動自在なリフト装置とから
成り、リフト装置は、炉本体の一方の側に供給された被
熱処理物が収納された容器を、蓋体を介して吊下して、
前記開口部から炉本体の熱処理室内に収容させ、且つ開
口部を蓋体で閉塞して容器内の被熱処理物か一定時間熱
処理されると、熱処理室内から引き上げて炉本体の他方
の側に載置処理するよう移動させる動作を縁り返し行う
ように制御されたことにより、また、更に、炉本体は、
多数の小孔が形成された容器に収納された被熱処理物を
熱処理すべく、熱処理室内に収容された容器の下方に位
置するヒーターを備えると共に、ヒーターの下側にファ
ンを設け、ヒーターを介して熱風が環流されるように形
成されたことにより、 上述した目的を達成した。
(作用) しかして、上述した発明にあっては、炉本体の一方の側
に供給された被熱処理物が収納された容器が、リフト装
置により吊下された炉本体の蓋体に設けられたフック部
により吊下され、そのまま移動されて炉本体の開口部か
ら熱処理室内に収容されて、同時に開口部が蓋体により
閉塞される。
そして、容器内の被熱処理物が一定時間熱処理されると
、リフト装置により吊下された容器が熱処理物から引き
上げられて炉本体の他方の側に載置処理される。
一方、熱処理に際しては、熱処理室内において収容され
た容器の下方にヒーターが配設され、その下側にファン
が設けられており、ファンによって上方に送られた空気
がヒーターを介して熱風となり、この熱風が容器内の被
熱処理物間を吹き抜けて蓋体に衝突し、熱処理室の内側
壁に沿って下方に流れてファンに下側から送り込まれて
再び送風されるように常に環流されている。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
図において示される符号1は、各種バネ類等の焼鈍し等
熱処理を行うバッチ式熱処理炉の炉本体1であり、開口
部3が上部に形成された熱処理室4を何する。
この熱処理室4の開口部3を閉塞する炉本体1の蓋体2
は、その下面に、各種バネ類等の被熱処理物Hが収納さ
れた容器Bが吊下可能なフック部5が設けられている。
すなわち、第2図に示す如く、容器Bの口部には、断面
略鉤状に折曲された係止縁B1が形成されており、フッ
ク部5は、この係止縁B1に両側から係合するよう断面
略鉤状に形成され、相対峙して設けられた一対のフック
部5を一組として、2組設けられている。
そして、この容器Bは、後述する如く、熱処理室4内で
の被熱処理物Hの熱処理のために、その底壁及び側壁に
多数の小孔B2が形成されて成る。
また、符号10は、蓋体2を吊下して上下左右方向に移
動自在なリフト装置であり、炉本体1の一方の側に供給
された被熱処理物Hが収納された容器Bを、蓋体2を介
して吊下して、炉本体1の開口部3から熱処理室4内に
収容させ、且つ、開口部3を蓋体2で閉塞して容器B内
の被熱処理物Hが一定時間熱処理されると、熱処理室4
から引き上げて炉本体1の他方の側に載置する動作を繰
り返し行うよう制御されている。
すなわち、リフト装置10は、第1図に示す如く、炉本
体1の左右両隣に夫々立設された縦型レール11と、こ
の縦型レール11に沿って、被熱処理物Hが収納された
容器Bを載置して上下に昇降する昇降台12と、左右の
縦型レール11間に架設されて同じく上下に昇降する横
型レール13と、横型レール13上を駆動装置16によ
り左右方向に走行する走行車輪14を有し、前記炉本体
1の蓋体2に固定された腕部15とから構成されている
しかして、未だ熱処理されていない被熱処理物Hが収納
された容器Bは、ローラーコンベア20により炉本体1
の一方の側(第1図上右側)に供給され、リフト装置1
0の昇降台12に載置されて所定高さまで持ち上げられ
、横型レール13上を移動する走行車輪14を有する腕
部15を介して吊下された蓋体2が移動し、第2図に示
すように、蓋体2に設けられたフック部5が容器Bの係
止縁B1下面に当接され、そのまま横型レール13が縦
型レール11を上昇することで容器Bはフック部5に係
合されて引き上げられる。そして、容器Bは、蓋体2と
共に、炉本体1の熱処理室4開口部3上に移動され、そ
のまま横型レール13が下降して炉本体1の熱処理室4
内に収容され、同時に蓋体2が熱処理室4の開口部3に
施蓋される。そして、容器B内の被熱処理物Hは、熱処
理室4内で外部温調器、タイマー(図示せず)により、
所定温度で所定時間熱処理された後、再び横型レール1
3が縦型レール11に沿って上昇することで容器Bが熱
処理室4内から引き上げられ、そのまま炉本体1の他方
の側(第1図上左側)に運ばれて、縦型レール11の昇
降台12上に載置され、昇降台12が下降してローラー
コンベア20により所定の位置まで運ばれる。
このようにして、順次、容器Bに収納された各種バネ等
の被熱処理物Hが自動的に熱処理されるものである。
尚、このリフト装置10の縦型レール11に沿って上下
に昇降する昇降台12、左右の縦型レール11間に架設
されて同じく上下に昇降する横型レール13、横型レー
ル13上を左右に走行する蓋体2等は、周知の適宜駆動
手段を任意に選択できるものである。
一方、炉本体1熱処理室4内には、第3図に示す如く、
中央やや下方にヒーター6を備えると共に、ヒーター6
の下側にヒーター6を介して熱風を環流させるためのフ
ァン7が設けられている。
しかして、このヒーター6により熱せられた空気は、ヒ
ーター6の下側に設けられたファン7によって、容器B
の小孔B2を介して容器B内の被熱処理物Hの間を吹き
抜けて、第3図中の矢印で示す如く、容器Bの周囲を囲
んで環流されている。
したがって、常に、被熱処理物H間を熱風が吹き抜ける
から、被熱処理物Hの伝熱抵抗層を壊し、外周部から昇
温される。
すなわち、熱処理室4内に収容された容器Bの下方にヒ
ーター6が配設され、その下側にファン7が設けられて
いるから、熱処理室4内において、ファン7によって上
方に送られた空気がヒーター6を介して熱風となり、こ
の熱風が容器B内の被熱処理物H間を吹き抜けて蓋体2
に衝突し、熱処理室4の内側壁に沿って下方に流れてフ
ァン7に下側から送り込まれて再び送風されるように常
に環流されている。
また、このように熱処理室4内で被熱処理物Hの熱処理
が行われた後、リフト装置10により、蓋体2に吊下さ
れた容器Bが引き上げられ、炉本体1の左側に移動して
載置処理された後、再び蓋体2が右側に移動する間に、
未処理の被熱処理物Hが収納された容器Bが蓋体2のフ
ック部5に対応する高さまで昇降台12により上昇する
よう制御されており、この未処理の被熱処理物Hが収納
された容器Bを再び吊下して炉本体1の熱処理室4内に
収容させるまでの所要時間はわずか数秒間しか要しない
よう設置1されてい・る。
したがって、炉本体1熱処理室4の開口部3から逃げる
熱が小さく、しかも、容器Bの熱処理室4内への出し入
れ時に際しては、ヒーター6及びファン7を停止してい
るので、これによる熱損失は極めて少なく、効率の良い
熱処理ができる。
(発明の効果) 上述した如く、本発明は、開口部3が上部に形成された
熱処理室4を有する炉本体1と、被熱処理物Hが収納さ
れた容器Bが吊下可能なフック部5が設けられた炉本体
1開口部3の蓋体2と、蓋体2を吊下して上下左右に移
動自在なリフト装置10とから成り、リフト装置10は
、炉本体1の一方の側に供給された被熱処理物Hが収納
された容器Bを、蓋体2を介して吊下して、前記開口部
3から炉本体1の熱処理室4内に収容させ、且つ開口部
3を蓋体2で閉塞して容器B内の被熱処理物が一定時間
熱処理されると、熱処理室4内から引き上げて炉本体1
の他方の側に載置処理するよう移動させる動作を繰り返
し行うように制御されたから、弁バネ、クラッチ用バネ
など被熱処理物Hの収納された容器Bを、炉本体1上部
の開口部3から熱処理室4に収容して順次自動的に熱処
理することができ、容器Bの熱処理室4内への搬入搬出
等手作業を必要とした従来のバッチ式加熱処理炉に比較
して、作業効率が一段と向上した。
しかも、開口部3が炉本体1の上部に設けられたから、
炉内への被熱処理物の搬入搬出に際しても、外気が熱処
理室4内部までは侵入し難く、被熱処理物Hの収納され
た容器Bが収容された熱処理室4内においては、常に炉
内雰囲気が良好で、被熱処理物の均一な熱処理ができる
また、この炉本体1は、多数の小孔B2が形成された容
器Bに収納された被熱処理物Hを熱処理すべく、熱処理
室4内に収容された容器Bの下方に位置するヒーター6
を備えると共に、ヒーター6の下側にファン7を設け、
ヒーター6を介して熱風が環流されるように形成された
から、熱処理室4内で、ファン7によって上方に送られ
た空気がヒーター6を介して熱風となり、この熱風が容
器Bの小孔B2から被熱処理物H間を吹き抜けて蓋体2
に衝突し、熱処理室4の内側壁に沿って下方に流れてフ
ァン7の下側から再び送風されるため、ヒーター6で熱
せられた空気が容器Bの周囲を包み込むように絶えず環
流し、炉内雰囲気が良好となって、均一な温度で熱処理
することができる。
このように、熱風が被熱処理物Hの間を吹き抜けて被熱
処理物Hの伝熱抵抗層を壊すので、被熱処理物Hの外周
部から昇温するのでなく、被熱処理物H全体が平均に昇
温し、従来のバッチ式熱処理炉に比較すると、2倍以上
の昇温速度となる。
しかも、熱処理室4の内壁に沿って伝熱抵抗の高い熱風
が流れているため、ヒーター6からの輻射熱が炉本体1
の壁面から逃げることを防止でき、極めて熱処理効率の
高いものとなる。
以上説明したように、本発明によれば、バネ等被熱処理
物の焼入れ、焼鈍し等の熱処理を自動化することができ
、更に、炉内雰囲気が極めて良好で昇温速度が速く高精
度の熱処理を行うことができる等優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は概略正面図、第2図はリフト装置が蓋体を介し
て容器を吊下した状態を示す側断面図、第3図は炉本体
の断面図である。 B・・・容器、B1・・・係止縁、B2・・・小孔、H
・・・被熱処理物、1・・・炉本体、2・・・蓋体、3
・・・開口部、4・・・熱処理室、5・・・フック部、
6・・・ヒーター 7・・・ファン、10・・・リフト
装置、11・・・縦型レール、12・・・昇降台、13
・・・横型レール、14・・・走行車輪、15・・・腕
部、16・・・駆動装置、20・・・ローラーコンベア
。 外1名 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、開口部が上部に形成された熱処理室を有する炉本体
    と、被熱処理物が収納された容器が吊下可能なフック部
    が設けられた炉本体開口部の蓋体と、蓋体を吊下して上
    下左右に移動自在なリフト装置とから成り、リフト装置
    は、炉本体の一方の側に供給された被熱処理物が収納さ
    れた容器を、蓋体を介して吊下して、前記開口部から炉
    本体の熱処理室内に収容させ、且つ開口部を蓋体で閉塞
    して容器内の被熱処理物が一定時間熱処理されると、熱
    処理室内から引き上げて炉本体の他方の側に載置処理す
    るよう移動させる動作を繰り返し行うように制御された
    ことを特徴とする自動熱処理炉。 2、炉本体は、多数の小孔が形成された容器に収納され
    た被熱処理物を熱処理すべく、熱処理室内に収容された
    容器の下方に位置するヒーターを備えると共に、ヒータ
    ーの下側にファンを設け、ヒーターを介して熱風が環流
    されるように形成された請求項1記載の自動熱処理炉。
JP13534989A 1989-05-29 1989-05-29 自動熱処理炉 Pending JPH032316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13534989A JPH032316A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 自動熱処理炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13534989A JPH032316A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 自動熱処理炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH032316A true JPH032316A (ja) 1991-01-08

Family

ID=15149686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13534989A Pending JPH032316A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 自動熱処理炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH032316A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058393U (ja) * 1991-07-06 1993-02-05 中外炉工業株式会社 バツチ式流動層炉の処理材装入・抽出装置
CN102679734A (zh) * 2012-06-14 2012-09-19 杨东进 双炉体加热炉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058393U (ja) * 1991-07-06 1993-02-05 中外炉工業株式会社 バツチ式流動層炉の処理材装入・抽出装置
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