JPH0323127A - マガジンから個々の用紙を取り出す装置及び方法 - Google Patents

マガジンから個々の用紙を取り出す装置及び方法

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JPH0323127A
JPH0323127A JP2116976A JP11697690A JPH0323127A JP H0323127 A JPH0323127 A JP H0323127A JP 2116976 A JP2116976 A JP 2116976A JP 11697690 A JP11697690 A JP 11697690A JP H0323127 A JPH0323127 A JP H0323127A
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sheet
paper
magazine
suction
stack
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JP2116976A
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English (en)
Inventor
Werner Mueller
ヴェールナー・ミュラー
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August Krempel Soehne GmbH and Co KG
Original Assignee
August Krempel Soehne GmbH and Co KG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/0808Suction grippers
    • B65H3/085Suction grippers separating from the bottom of pile

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数の用紙の積重ね体を収容したマガジンか
ら個々の用紙を取り出す装置であって、吸着装置を有し
、これが積重ね体の最前の用紙に当接可能であって、こ
の用紙を吸着して、その吸着した用紙と一緒にマガジン
から離反移動可能である装置に関する。
さらに、本発明は複数の用紙の積重ね体を収容したマガ
ジンから個々の用紙を取り出す方法であって、積重ね体
の最前の用紙に吸着装置を当接させ、最前の用紙を吸着
装置により吸着し、次に吸着装置を、その吸着した用紙
と一緒にマガジンから離反移動させる方法に関する。
かかる周知の装置又はかかる周知の方法では、マガジン
内に多数の用紙を水平にして垂直方向に積重ねた積重ね
体を収容し、このマガジンからその都度最上の用紙が順
次取り出される。
本発明でいう用紙は広義に解すべきであるが、特に紙又
は合成樹脂材料からなる薄片たとえば包装用紙用裁断片
を適当な例とする。
これに押抜き又は窓を設けておくことができる。本発明
でいう用紙としては平坦な紙状のものだけでなく、平袋
等の物品も含むものと理解すべきである。
個々の用紙を積重ね体から引き出す際の問題点として、
最上の用紙を吸着装置で把持又は吸着し、次に積重ね体
から水平方向又は垂直方向に離反移動させる場合、最上
の用紙の下面とその下にある次位の用紙の上面との間の
粘着力によって、これらがしっかり付着し、最上の用紙
だけでなく別の1枚又は場合によっては数枚の用紙も一
緒に引き出されてしまう。
この問題を解決するため、水平に置いた用紙の積重ね体
に横から空気ノズルを介して吹きかけて最上の1枚又は
複数枚の用紙を少なくとも端部範囲で積重ね体から多少
持ち上げ、こうして横からの吹き込みによって外側から
空気楔を少なくとも最上の用紙の下面とその下にある次
位の用紙の上面との間に押し込むことが既に知られてい
る。この場合、吸着装置により把持された最上の用紙は
実質的に水平な運動で積重ね体から離反移動させること
ができる。
かかる装置又はかかる操作様式の欠点は、それが用紙を
水平に置いたマガジンの場合にのみ適用できることであ
る。用紙を垂線に対し多少傾けて立てたマガジンでは積
重ね体の重量が引き出すべき最前の用紙を押圧し、この
用紙は残りの用紙と同様、多くの場合、横にあるバック
アップによって、マガジンからの落下が妨げられる。最
上の用紙に載せた用紙に基づく押し込み圧力のため、吹
込みによっても空気楔を個々の用紙間に装入することが
できない。かかる立型マガジンの利点として、片側から
持続的に補給することができ、また反対側ではマガジン
から用紙を連続的に引き出すことができる。用紙積重ね
体を水平に置いたマガジンでは、これが不可能であるが
、それはマガジンの底に載った積重ね体の最下の用紙を
引き出した後にまず底を下げて新しい積重ね体を挿入し
なければならないからである。
更に、窓等の押抜きを備えた用紙を水平に引き出すとき
、欠点として、捲れ部、特に押抜きの角範囲にある捲れ
部が用紙の本来平らな面から突出し、水平に引き出すと
き、その下にある用紙の例えば窓状押抜き部によって引
っ掛かって動かなくなることがあり、ここでも複数枚の
用紙が引き出されてしまう虞があり、しかも用紙は引っ
掛かりによって損傷することさえある。
更に、横から吹き込む作業法の欠点として、この吹込み
によって掛かる作業場所では強い空気運動が起きて微細
粒子が巻き上り、作業員を悩ませる。さらにこの作業法
の欠点としてその都度好適な吹込圧力を得るには正確で
あるも障害を受け易い制御系が必須である。
圧縮空気を生成する装置を設けると、常に騒音の発生が
伴い、これもかかる装置の操作員を害し悩ませる。
そこで本発明の目的は、冒頭に述べた種類の装置又は方
法を、あらゆる形式のマガジンから個々の用紙を簡単確
実に取り出すことができるように改良することである。
この目的は、本発明の装置によれば、最前の用紙に加圧
当接可能な要素を設け、該要素の両側に各1個の、介設
した要素の方に移動可能な吸着装置を設け、両方の吸着
装置により吸着されるが、まだ積重ね体に載っている最
前の用紙を、要素の方に移動させるとき、要素と吸着装
置との間で積重ね体の次位の用紙から離れる方に膨らま
せて湾曲させることにより達或される。
また、前記目的は、本発明の方法によれば、積重ね体の
最前の用紙を或る範囲では積重ね体に加圧する一方、押
圧された範囲の両側では各1個の吸着装置により把持し
、次に2つの吸着装置により、その間にある押圧された
範囲の方に押し、用紙をそれぞれ前記範囲と吸着装置と
の間で積重ね体の次位の用紙から離れる方に膨らませて
湾曲させることによって達成される。
当接する要素の押圧力は、最前の用紙が積重ね体にしっ
かり押圧され、それとともにその下又は背後にある用紙
もその場で保持されるようなものである。吸着装置が動
くや、最前の用紙のみが多少湾曲し、これにより最前の
用紙とその下又は背後に続く用紙との間に空間が形成さ
れ、湾曲部の下にある空間に空気が流入することができ
る。両吸着装置間にある要素の方に向かった吸着装置の
移動終了後、用紙は実質的に要素によって次位の用紙に
押されている範囲の下面がこの次位の用紙の上面に当接
しているだけである。各湾曲部の外端では横方向外側の
用紙範囲が一一接触するとしても一一ごく狭い範囲で次
位の用紙の上面と接触するだけであり、押圧する要素も
含めて吸着装置を湾曲した最前の用紙と一緒に持ち上げ
るときその下にある平らな用紙を一緒に引き出すのに十
分な粘着力はこれらの接触する面間にもはや存在しない
。この場合、押抜きを備えた用紙は、該当する押抜き又
は突出した陵が湾曲範囲にくるように湾曲させることが
でき、用紙平面の方向で引き出しても引っ掛かるような
ことは、もはや起き得ない。湾曲した用紙を用紙平面に
対し鉛直に又は斜めに又は曲折させて排出することもも
ちろん可能である。これにより、立型の紙マガジンでも
横型の紙マガジンでも処理することが可能となる。
湾曲した用紙を積重ね体から持ち上げた後、吸着装置は
用紙を開放する。その間に波形状態となっていることか
ら用紙は吸着装置から離されたあと僅かに湾曲した形状
となるが、このことは立型マガジンで作業する場合、著
しい利点である。即ち、かかる用紙はそれが吸着装置に
よる開放後に例えば重力に基づき、曲折した陵が底に突
接するとき、かなりの座屈抵抗を示し、全く平らな用紙
とは異なり、本発明作業法に基づき個々の用紙は比較的
速い落下速度で、より低い位置にある継続処理部に立て
たまま供給することができる。
これでもって目的は完全に達成される。
本発明の格別有利な1つの態様では、要素が、積重ね体
の長手中心線に沿って当接可能な棒形状である。
この処置の利点として、材料幅全体に及ぶことのある比
較的狭い線状範囲において用紙が積重ね体でいわば挟ま
れることになる。この場合、棒の両側に比較的広い湾曲
範囲を生成することが可能となる。
別の有利な態様では、要素が当接範囲を屈曲構成してあ
り、要素に面した用紙面が要素の屈曲線に対し接線方向
に延びる。
この処置の利点として、要素の両側で湾曲した用紙は屈
曲した輪郭に密着することができ、角のある押込み痕等
の痕跡が用紙に残ることはない。この事は要素の横断面
を半円形とすることで格別好都合に達成される。
本発明の更に別の有利な態様では、制御可能な当接圧力
で最前の用紙の方に送ることのできる支持体に要素が固
着してある。
この処置の利点として、各種材料の用紙を取り出すこと
ができ、即ち材料の種類に、そして用紙の各種厚及び各
種柔軟性に適合することができる。
更に別の有利な態様では、支持体と要素との間に圧縮ば
ねが設けてあり、支持体は積重ね体の最前の用紙の方に
送ることができる。
この処置の利点としては、単純な構造で頑丈な、従って
壊れることのない処置により、適宜な押圧力を生成する
ことができる。
本発明の更に別の格別有利な態様では、最前の用紙から
距離を置いて配置され用紙面と平行に走った軸を中心に
吸着装置が回転可能である。
この処置の利点として、この回転運動により用紙平面に
対し相対的に見て円形の、用紙平面から離れていく運動
が生成され、この運動が押圧する要素と吸着装置との間
での湾曲部の形或を助ける。
本発明の更に別の有利な態様では、2つの吸着装置が、
最前の用紙に中央で当接した要素を中心に対称に配置し
てある。
この処置の利点として、用紙に作用する圧縮力が湾曲部
形或時その都度均一に作用するので均一構成の湾曲部が
生成し、その後、例えば立型マガジンの場合、開放後均
一に湾曲した用紙が生成され、この用紙は座屈抵抗の点
で所定の性質を正確に備えている。
本発明の更に別の有利な態様では、各吸着装置が幾つか
の吸着盤を有し、その概ね環状の正面が吸着時に用紙の
直線的表面に直接かつこれと平行に載り、該正面は回転
後、次低の用紙の直線的表面に対し角度を成しかつ離間
して走番。
この処置の利点として、一方で、既に述べたように湾曲
部の構成が助けられ、さらに吸着盤を横方向で適宜に広
げて外側に配置することにより、湾曲した用紙が実質的
に中央の押圧された範囲でのみ次下の用紙と接合してい
るようにすることが可能となる。これにより、この場合
僅かに中央の狭い当接範囲で粘着力が働き得るだけなの
で、湾曲した用紙が残りの積重ね体からきわめて迅速に
離れていく運動を実施することができる。さらに、この
処置の利点として、平面的に載せた吸着盤をその間にあ
る押圧する要,素の方に揺動させると、吸着盤の外側範
囲が用紙積重ね体内に多少入り込むことになる。これに
より、引き出すべき最前の用紙は、最前の用紙がマガジ
ンから進出するのを防止すべきバックアップ装置から離
れていき、又は、すくなくともこの用紙をバックアップ
装置に押圧する押圧力が弱まる。最前の用紙は次に損傷
の虞もなくバックアップ装置から引き出すことができる
特に立型マガジンの場合、最前の用紙のこの除圧は望ま
しいが、それはマガジンが適宜に大きい場合は引き出す
べき最前の用紙にかなりの押圧力が働くからである。揺
動する吸着盤のかかる、積重ね体内に向かった運動は、
吸着盤の揺動輪を吸着盤の長手軸から横にずらして配置
することでなお強めることができる。
本発明のさらに別の有利な態様では、吸着装置を担持す
る支持体が要素をも担持する。
この処置の利点として、主要部つまり要素と吸着装置が
、単一の支持体によって保持されるので、緻密な部材と
して構成した構造の格別単純な装置が提供される。
さらに別の有利な態様では、支持体は、把持された用紙
が積重ね体表面から垂直に離れていく円弧線に沿って排
出されるように回転可能である。
この処置の利点として、押抜きの故に陵が極端に突出し
た物品であっても、用紙はそれにも拘らず迅速に、引っ
掛かる虞もなく積重ね体から取り去ることができる。
本発明の更に別の格別有利な態様では、マガジンが斜め
に立てたマガジンとして構成してあり、支持体はマガジ
ンの、重力方向に下方に傾いた排出面の前に回転可能で
あり、最前の用紙が吸着されて湾曲した後に支持体は湾
曲した用紙の真っすぐな長手線が垂直に走るように回転
可能であり、この位置において用紙は重力を利用して吸
着装置から離れる。
この処置の利点として、迅速な作業手順、連続した運転
で個々の用紙を引き出すことができ、用紙は吸着装置に
より、開放後、力の付与又は設計上の配慮を別に必要と
することなく重力に基づいて落下する。この用紙は既に
触れたように吸着装置から離れた後少なくとも有限な時
間範囲においてなお一定の湾曲を有するので、面積の大
きい用紙の場合でも、マガジンから取り出した用紙を立
てたまま継続搬送が可能である。
本発明の更に別の有利な態様では、マガジンが相対向し
たバックアップを有し、これがそれぞれ最前の用紙の端
部範囲に当たり、バックアップの当たった用紙の端部範
囲がバックアップから接線方向に引き出されて丁度この
端部が開放されるように吸着装置が移動する。
この処置の利点として、特に立型マガジンの場合、用紙
はそれぞれ側端の陵が丁度バックアップを離れる程度に
のみ湾曲する。.この運動はバックアップに沿って接線
方向に滑らせることでごく迅速に実施することができ、
その際損傷の虞はない。
以上指摘した特徴及び以下なお説明する特徴はその都度
記載した組合せにおいてだけでなく、本発明の枠から逸
脱することなく別の組合せや又単独でも勿論利用するこ
とができる。
以下、幾つか選択した実施例を基に添付図面に関連して
本発明を詳しく説明する。
第1〜4図に示す本発明装置10は支持体12を有し、
これがピボット14を中心に回転可能に配置してあり、
このことが矢印15で示唆してある。
支持体12はアングル腕16からなり、その一方の腕1
8がピボット14と強固に結合されている。
第2の腕20は腕18から直角に延びていて、2個のホ
ルダ22.24を担持しており、該ホルダはやはり腕2
0から垂直に延び出て、腕18と平行に走り、この腕1
8と同一方向に腕20から延び出ている。
腕20から離れた外端に各ホルダ22又は24が圧縮ば
ね26又は28を備えており、該ばねは、棒32の形の
要素30と結合している。
棒32は、ばね26,28を介して両ホルダ22.24
と結合され、腕20から平行に離間して走っている。
棒32は横断面が半円形の形材であり、(特に第3.4
図参照)、その半円形の屈曲線34(第3図参照)は、
ばね26又は28の外端から延び、つまりその直線的に
延びた後面を介して、ばね26又は28と結合している
支持体12に更に2個の吸着装置36又は38が受容し
てあり、これはそれぞれ同一に構成してあり、支持体1
2内で受容された軸40.40’ を有する。軸40.
40’ は腕20と平行に走り、同一レベルにあり、横
方向ではそれぞれホルダ22又は24から等距離にある
(第3図参照)。
吸着装置36又は38の各軸40.40’から垂直に吸
着器44.46又は44′ 46′が延び出ており、そ
の外端に吸着盤48,50又は48’.50’が配置し
てある。
吸着装置36の吸着器44.46は軸40と結合してお
り(第1図参照)、概ね棒32の端範囲の高さで当接す
るように互いに離間している。吸着装置36又は38は
ここでは詳しく図示されていない負圧手段と接続してお
り、吸着盤の外端に負圧を生成することができる。
本発明装置10は斜めに立てたマガジンとして構成され
たマガジン60と協働し、マガジンの外被62は出口端
に、つまり第1.2図の図示において右端に、バックア
ップ64.66(第3.4図参照)を備えている。
マガジン60内に多数の用紙68,69.70′からな
る積重ね体67が収容してあり、最前の用紙70は横方
向で端部範囲がバックアップ64.66の内面に当接し
、これによりマガジン60から落下するのが防止されて
いる。バックアップ64.66は、図示した実施例の場
合、棒状に構成してある。
斜めに立てたマガジン60の利点として、第1図に矢印
74で示唆したように持続的に用紙72を送り続けるこ
とができる。
本発明装置10の動作様式は以下のとおりである。
支持体12は詳しく図示していない駆動部によりピボッ
ト14を中心に回転することで、第1図に示すようにマ
ガジン60の前の位置に移動する。棒32は次に屈曲部
の母線に沿って正確に平行に或る範囲33で最前の用紙
70の外面の長手中立線上に載る。この回転位置のとき
、棒32は、ばね26,28の力で用紙70に押圧され
る。
棒32の押圧力は第1図に二重矢51で示唆したように
腕20を腕18に沿って往復動させることで調節するこ
とができる。この調節はここでは図示を省略した操作シ
リンダにより行うことができる。
吸着装置36又は38も、第1図の二重矢51に沿って
摺動可能であり、これを利用して調整を行う。
第1図と第3図に図示した位置のとき、吸着盤48.5
0の最外の陵は(そして同様に吸着盤48′、50’ 
も)最前の用紙70の外面に丁度載る。先に触れた負圧
手段により最前の用紙70は積重ね体67から持ち上げ
られることなく吸着盤に当接する。棒32は加圧下に最
前の用紙70に当接する。
第4図からわかるように、引き続く作業工程において吸
、着装置36.38は第4図に矢印54.56で示唆し
たように吸着盤がそれに付着した用紙70と一緒に棒3
2に向かって移動するようにその軸40.40’を中心
に回転する。その際、用紙70はそれぞれ等外吸着盤と
棒32との間で積重ね体67の上面から離れる方に湾曲
する(第6図を参照)。
この回転運動のとき、同時に用紙70は第4図の図示に
おいて左右の外端がバックアップ64.66から接線方
向に引き出され、この場合、外端は第4図の図示におい
て自由に載っており、つまり、もはや積重ね体平面に垂
直に引き出すことをバックアップ64.66によって妨
げられない。この運動は、揺動軸の横にある吸着盤の横
方向外側範囲が揺動時に多少マガジン60内に入り込ん
で積重ね体67を多少マガジン60内に即し込み、その
結果、持ち上げるべき最前の用紙7oが少なくとも僅か
な圧力でバックアップ64.66に当接することにより
軽減され・る。
別の実施例では、吸着盤の揺動軸がそれぞれ要素32の
方向に横にずれており、これによりマガジン60内に向
かう吸着盤の運動がより顕著に現われ、最前の用紙70
はバックアップ64.66から完全に離れる。
吸着盤の最初の揺動段階において湾曲が生じるよりも前
に最前の用紙70の下にある次位の用紙69が僅かに一
緒に移動するとしても、吸着盤と用紙69との間に摩擦
結合が存在しないので、これは湾曲しない。用紙70の
上面と用紙69の下面との間での横方向又は第4図の図
示例において水平方向の相対運動は粘着力によって妨げ
られておらず、用紙69の材料剛性がこれに平らな位置
に留まるような傾向を付与する。
吸着装置36.38の揺動は、揺動レバー又は回転シリ
ンダ等の周知手段により行うことができるが、この揺動
後、支持体12は用紙70の湾曲状態を維持しつつ第1
図に示した位置から反時計回りに第2図に示した位置へ
と回転する。吸着盤の換気、即ち吸着状態又は真空状態
の終了により、マガジン60から引き出された用紙70
は重ノJに基づき吸着盤から離れ、第2図に矢印52で
示すように落下する。吸着装置36.38は次に第4図
に示す揺動位置から第3図に示す位置へと再び揺動し、
同時に支持体12図第2図に示す位置から第1図に示す
位置へと回転して戻りこれに続いて、いまや最前となっ
た用紙69を把持して前述の過程を繰り返す。
第5〜7図は、本発明装置10を使った処理過程で用紙
70の形状がどのように変化するかを示す。マガジン6
0に収容された用紙70は、そのなかで・は第5図に示
す平らな形状である。吸着装置36.38が把持して揺
動した後、それは第6図に示す波形形状となる。揺動し
た吸着盤で材料が棒32に強く押し当てられることによ
り、用紙70′は、吸着装置36.38から離れた後、
第7図に示す湾曲形状となる。この僅かに湾曲した形状
の利点として、第2図に示したように、重力に基づき装
置10から落下する用紙はこの湾曲幾何学に基づき座屈
が妨げられ、比較的距離が長くそれ相応に加速される落
下が可能となる。
吸着装置36.38の相互距離、そして当外軸の長手軸
線における吸着装置吸着器の相互距離が調整可能であり
、装置10は各種マガジン寸法に簡単に適合することが
できる。
前述の実施例では、個々の吸着盤を有する吸着装置を示
した。吸着装置を穿孔付き吸着縁材として構成すること
も可能である。マガジンがそれ相応に大きい場合、幾つ
かの吸着器を軸40に沿って配置することも、勿論可能
である。
図示した実施例では、装置10を、斜めに立てたマガジ
ン60に関連して説明したが、用紙を水平にして収容し
た横型マガジンで作動させることも勿論可能である。こ
の場合、把持した用紙は水平方向、垂直方向又は適宜に
斜め又は湾曲方向に排出することが可能であり、排出方
向はその都度、製品によって又は特に押抜き等の陵が用
紙の面から上に大きく突出しているかどうかによって決
まり、突出が大きいほど排出運動は用紙面に対し一層垂
直にする必要がある。
第1〜4図に示す装置10では、窓状の押抜きを有する
包装用裁断片を、引っ掛かる虞もなしに問題なく移動さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜めに立てたマガジンで作動する本発明装置の
1実施例を著しく図式化して一部断面で示す側面図。 第2図は本発明装置を別の動作位置において第1図と同
様に示す図。 第3図は第1図の■一■線に沿った断面図。 第4図は本発明装置を別の動作位置において第3図と同
様に示す断面図。 第5図は本発明装置により積重ね体から弓き出される用
紙の断面図。 第6図は本発明装置が第4図の動作位置にあるときの第
5図の用紙を示す断面図。 第7図は本発明装置で積重ね体から引き出され本発明装
置から開放された後の用紙を示す断面図。 12........支持体 14........  ピボット 16. 18. 20. .腕 22,24.....ホルダ 26.28.....圧縮ばね 32........棒 36,38。....吸着装置 44,46.....吸着器 48.50.....吸着盤 60........マガジン 64.66....,バックアップ 68.69.70..用紙

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の用紙(68、69、70)か らなる積重ね体(67)を収容したマガジン(60)か
    ら個々の用紙(68、69、70)を取り出す装置であ
    って、吸着装置(36、38)を有し、これが積重ね体
    (67)の最前の用紙(70)に当接可能であって、こ
    の用紙を吸着してその吸着した用紙(70)と一緒にマ
    ガジン(60)から離反移動可能である装置において、
    最前の用紙(70)に加圧当接可能な要素(30、32
    )が設けてあり、該要素(30、32)の両側に各1個
    の、介設した要素(30、32)の方に移動可能な吸着
    装置(36、38)が設けてあり、両吸着装置(36、
    38)により吸着され、まだ積重ね体(67)に載って
    いる最前の用紙(70)が要素(30、32)の方に移
    動するとき、要素(30、32)と吸着装置(36、3
    8)との間で積重ね体(67)の次位の用紙(69)か
    ら離れる方に膨らんだように湾曲することを特徴とする
    装置。 2、要素(30)が、積重ね体(67) の長手中心線に沿って当接可能な棒(32)の形状であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。 3、要素(30、32)が当接範囲を屈 曲構成してあり、要素(30、32)に面した用紙(7
    0)の面が要素(30、32)の屈曲線(34)に対し
    接線方向に延びていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の装置。 4、要素(30、32)の横断面が半円 形であることを特徴とする請求項2又は3に記載の装置
    。 5、制御可能な当接圧力で最前の用紙 (70)の方に送ることのできる支持体(12)に要素
    (30、32)を固着したことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の装置。 6、支持体(12)と要素(30、32) との間に圧縮ばね(26、28)を設けたことを特徴と
    する請求項5に記載の装置。 7、吸着装置(36、38)が、最前の 用紙(70)から距離を置いて配置され用紙平面と平行
    に走った軸(40、40′)を中心に揺動可能であるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の装
    置。 8、2つの吸着装置(36、38)を、 最前の用紙(70)に中央で当接した要素 (30、32)を中心に対称に配置したことを特徴とす
    る請求項7に記載の装置。 9、各吸着装置(36又は38)が幾つ かの吸着盤(48、50又は48′、50′)を有し、
    その概ね環状の正面が吸着時に用紙(70)の直線的表
    面に直接且つこれと平行に載り、該正面は回転後次低の
    用紙(69)の直線的表面に対し角度をなし且つ離間し
    て走ることを特徴とする請求項7又は8に記載の装置。 10、吸着装置(36、38)を担持する 支持体(12)が要素(30、32)をも担持すること
    を特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の装置
    。 11、支持体(12)は、把持された用紙 (70)が積重ね体表面から垂直に離れていく円弧線(
    15)に沿って排出されるように回転可能であることを
    特徴とする請求項10に記載の装置。 12、マガジンが斜めに立てたマガジン (60)として構成してあり、支持体(12)がマガジ
    ン(60)の、重力方向に下方に傾いた排出面の前に回
    転可能であり、最前の用紙(70)が吸着されて湾曲し
    た後に支持体(12)は湾曲した用紙(70)の真っす
    ぐな長手線が垂直に走るように回転可能であり、この位
    置において、用紙(70)が重力を利用して吸着装置(
    36、38)から離れることを特徴とする請求項1〜1
    1のいずれか1項に記載の装置。 13、マガジン(60)が相対向したバッ クアップ(64、66)を有し、これがそれぞれ最前の
    用紙(70)の端部範囲に当たり、バックアップ(64
    、66)の当たった用紙(70)の端部範囲がバックア
    ップ(64、66)から接線方向に引き出されて丁度こ
    の端部が開放されるように吸着装置(36、38)が移
    動することを特徴とする請求項12に記載の装置。 14、複数の用紙(68、69、70)か らなる積重ね体(67)を収容したマガジン(60)か
    ら個々の用紙(68、69、70)を取り出す方法であ
    って、積重ね体(67)の最前の用紙(70)に吸着装
    置(36、38)を当接させ最前の用紙(70)を吸着
    装置(36、38)により吸着し、次に吸着装置(36
    、38)を、その吸着した用紙(70)と一緒にマガジ
    ン(60)から離反移動させる方法において、最前の用
    紙(70)を或る範囲(33)では積重ね体(67)に
    加圧する一方、押圧した範囲(33)の両側では各1個
    の吸着装置(36、38)により把持し、次に2つの吸
    着装置(36、38)により、その間にある押圧された
    範囲(33)の方に押し、用紙(70)をそれぞれ前記
    範囲(33)と吸着装置(36、38)との間で積重ね
    体(67)の次位の用紙(69)から離れる方に膨らま
    せて湾曲されることを特徴とする方法。 15、吸着して湾曲された用紙(70)を、積重ね体平
    面から概ね垂直に離れる運動(15)で排出することを
    特徴とする請求項14に記載の方法。
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