JPH03231051A - エアバッグのためのカバーアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は自動車のパラセンジャー側エアバッグに関し、
詳しくはそうしたエアバッグユニットのためのカバーに
関する。

［従来技術の説明］ ドライバー側エアバッグユニットはステアリングホイー
ル内に一体化され、ガス発生体と、自動車の衝突に際し
てガス発生体を作動させるためのセンサーと、ガス発生
体によって膨張され得るエアバッグとそして、該エアバ
ッグを包納し且つステアリングホイールアセンブリにお
けるホイール内のホーンパッドを形成するカバーとのた
めのハウジングを組み込んでいる。そうした配列構成に
おいては、ビニールでカバーされたホーンパッド及びエ
アバッグカバーのための基材を形成するために、ＴＰＥ
　　（熱可塑性プラスチックエラストマー）及びＴＰＯ
（熱可塑性プラスチックオレフィン）の如きプラスチッ
クを射出成型することが知られている。そうしたカバー
は、エアバッグの膨土中にビニールカバーが引裂けた場
合に破断片を創生し得る。

その他のカバーは射出成型したＴＩ’Ｅ／ＴＰＯ材料か
ら作成される。それらカバーは硬質の飯の感触を有して
いる。更には、ビニールで被覆した基材を設けることも
知られている。ビニールカバーは。

エアバッグが衝突に対抗するべく膨張された場合に分裂
するよう孔開けされている。そうした配列構成では、ア
ウターシェル或いはアウターカバーが裂けて破断片とな
り、エアバッグの膨張とともに自動車翼内に飛散する。

そうしたエアバッグカバーの例が米国特許第４７５２、
０８３号に説明され、ここではエアバッグカバーはエア
バッグが膨張した場合１．Ｘそれが分裂されるよう、区
分状態に弱化されたアウターシェルを具備している。

米国特許第４．８１０．００５号には、２つの四角形の
フオームプラスチックドアを含パ３シ・で・−によって
シールされた膨張性エアバッグユニットが開示される。

四角形のフオームプラスチックドアはその一端が互いに
連結され、別個の可撓性ストラップによってガス発生体
ハウジングに結合される。

同様に、エアバッグ装備のためのコ・ツブ状カバ一部材
が米国特許第４．３３４，６９９号に開示される。

ここではカバ一部材は、エアバッグ膨張時に分裂して２
つのフラップを形成する一体の破壊線を有する。これら
フラップは、ステアリングコラム及びステアリングホイ
ールの上方へとそこを中心として廻動してエアバッグ膨
張位置に至るヒンジを画定する繊維インサートによって
、部分的に形成される。

）発明の目的］ 本発明の目的はエアバッグカバー（・のための改良１ア
バツグカバーを提供することにある。該エアバッグカバ
ーアセンブリは、その夕）側表面において破断片を創生
ずることなく開放し、膨張位置・・、と可動である。

本発明の的の目的は５エアパツクユニツトのだ、ｌりの
改良カバーアセンブリであって、その各々がフオームプ
ラスデックバッドを具備する一対の別個のドア部材と、
カバーアセンブリの外側表面を覆うポリビニルシェルと
、各フオームプラスデックバッドの内面に結着された薄
肉の金属プレートにして、該金属プレート上の撓み性の
一体フラユ・ジがエアバッグユニットのためのハウジン
グに連結され、エアバッグ膨張中にドア部材を蝶番作動
させるべ（作動し得、また前記エアバック膨張によって
ドア部材が四角形フレーム内に押し込められそれにより
、そこを横断してのスタイルラインを有するカバーを形
成する前記薄肉の金属プレートと、前記スタイルライン
での第ゴ及び第２のドア部材の分離を防止するために前
記第１及び第２のドア部材を互いに保持するべく、前記
薄肉の金属プレートの内側に結着されたスペーサ部材と
を含む前記カバーアセンブリを提供することにある。

本発明の更に他の目的は、ステアリングホイールコラム
の上端に位置付けられたドライバー側エアバヅグのため
の改良されたカバーアセンブリであって、エアバッグの
膨張のためにエアバッグユニットに関し２て開放される
、エアバッグのためのハウジング上に支持された軟質の
、一対の別個のドア部材にして、該軟質のドア部材の外
面材料からの破断片を創生ずることなく、そうした開放
作動を提供するべく相互に分離された第１及び第２のフ
オーム成形アウターシェル部品を具備する前記ドア部材
とを含む、前記カバーアセンブリを提供することにある
。

本発明の更に他の目的は、前述の如き一対の〕Ａ−ム成
形アウターシェル部品の内面及びエアバッグユニット間
に、エアバッグの初期膨張中にカバーアセンブリに釈放
力を差し向けるためのスペーサにして、前記エアバッグ
の初期膨張に際し、前記カバーアセンブリの開放以前に
スタイルライン位置において前記一対のフオーム成形ア
ウターシェル部品を相互に保持する前記スペーサを設け
た改良カバーアセンブリを提供することにある。

［実施例の説明］ 第１図にはステアリングホイールアセンブリｌＯが示さ
れ、ステアリングホイール１６がエアバラグユニットハ
ウジング１４を包囲し、該エアバッグユニットハウジン
グ１４にはステアリングコラム１２が結合されている。

ステアリングホイル１６は中空フレーム１８と結合され
ている。四角形状の前記中空フレーム１８が本発明のカ
バーアセンブリ２０を支持する。

詳しくは、エアバッグユニットハウジング１４が、自動
車の衝撃に際して衝撃センサー２４から信号が発生され
た場合にガス充填を開始させるための既知の態様で作動
し得るガス発生体２２を包納する。ガス発生体２２は膨
張し得るエアバッグ２６に膨張材料を差し向ける。第２
図ではエアバッグ２６は、エアバッグユニットハウジン
グ１４内に折り畳んだ状態で示されている。エアバッグ
２６はガス発生体２２からの膨張材料をエアバッグの内
部２６ａへと流動させるための通路２８ａを画定する内
側端部２８を含む。エアバッグは、カバーアセンブリ２
０の内面２０ａと係合する外側端部２６ａもまたそこに
具備している。

本発明に従えば、カバーアセンブリ２０は更に詳しくは
、第１のドア部材３０及び第２のドア部材３２を具備す
る。第１のドア部材３０はポリ塩化ビニル、ポリプロピ
レン或いはポリエチレンの如き可撓性熱可塑性プラスチ
ック材料から成る第１のアウターシェル３４を具備する
。第２のドア部材３２は同一材料から成る第２のアウタ
ーシェル３６を具備する。第１及び第２のアウターシェ
ルは、熱可塑性プラスチック材料から作成されろと説明
したが、四角形状の中空フレーム１８のセンターホーン
パッド領域３８に於て所望される仕上外観及びソフトタ
ッチな感触をもたらす任意の他の外側被覆材からも作成
可能である。

例示上、ホーン部品は省略したが、それら部品を第１及
び第２のアウターシェル３４．３６の各々の背後に位置
付けたパッドとして形成した低弾性係数コア４０．４２
内に夫々埋設し、ホーンパッド領域３８の感触をソフト
タッチなものとし得る。低弾性係数コアの好適な例は、
７５下での撓み係数範囲が２Ｏ−８０Ｘ１０３ｐｓｉで
ある反応射出成型ウレタン或いは尿素或いはマイクロセ
ルラーウレタンフオーム（ＲＩＭ）材である。

各々の低弾性係数コア或いはフオームパッド４０．４２
は好ましくは夫々アルミニュームから成る薄肉プレート
４４．４６である。薄肉プレート４４は縦の側方フラン
ジ４８を具備し、また薄肉プレート４６は縦の側方フラ
ンジ５０をそこに具備する。縦の側方フランジ４８．５
０はリベット５１の如き好適な締め具によってエアバッ
グユニットハウジング１４の外側端部１４ａに止着され
る。

薄肉プレート４４．４６は、エアバッグ２６が膨張され
た場合に縦の側方フランジ４８．５０の位置で曲がり、
前記第１及び第２のドア部材３０．３２が第２図に示さ
れる閉じた位置から点。

線で示される開いた位置へと廻動するためのヒンジ点を
参照番号４８ａ及び５０ｂの位置に画定する。

本発明の特定の原理に従えば、アウターシェル３４．３
６そして薄肉プレート４４．４６の各々は、第１及び第
２のドア部材３０．３２間における開放スタイルライン
５２を画定する端部表面３４ａ、３６ａ、４４ａ、そし
て４６ａを有する。

前記開放スタイルライン５２は第１図に示されるように
、カバーアセンブリ２０の幅全体を横断して伸延される
。

更に詳しくは、開放スタイルライン５２は、第２図に示
されるような、その深さ方向において完全に分離された
端部表面３４ａ及び３６ａを有している。従って薄肉プ
レート４４．４６は端部４４ａ及び４６ａ位置では完全
に分離している。結局、第１及び第２のドア部材３０．
３２が、エアバッグ２６がエアバッグユニットハウジン
グ１４から膨張する際に閉じた位置から開いた位置へと
移動する時、第１及び第２のアウターシェル３４．３６
からは何らの破断片も生じない。

本発明の他の特徴は、薄肉プレート４４．４６の端部表
面３４ａ及び３６ａが使用中に分離して開放スタイルラ
イン５２における所望されざる間隙を生じることのない
よう、基材或いはスペーサー５４が薄肉プレート４４．
４６の内面４４ｂ及び４６ｂに結着されることである。

スペーサー５４もまた、膨張していないエアバッグユニ
ットの外側端部２６ｂと、肩山プレート４４．４６の内
面４４ｂ及び４６ｂとの間の間隙を充填するべく配置さ
れ、それによって第１及び第２のドア部材はエアバッグ
ユニットの初期膨張に際して、それらドア部材が開放移
動する前にエアバッグユニットをその間隙を通して移動
させるのでは無く、むしろ、即座に開放するのである。

スペーサー５４は好ましくは、剛性構造用フォムウレタ
ン材料例えば、７５下での曲げ弾性率が２００−３００
Ｘ１０３の範囲であり、また伸び率が１０％未満である
反応射出成形（ＲＩＭ）ウレタン材料である。スペーサ
ーは、エアバッグ２６の初期膨張に際して分離する破壊
線５４ａをそこに沿って具備する。破壊綿５４ａに於て
裂ける剛性フオーム量は僅かである。しかしながら、そ
うした引裂きのために必要とされる力は射出成形ＴＰＥ
材料或はＴＰＥ／ＴＰＯ材料でもって裏打ちされたビニ
ールカバーを引裂くために必要とされるそれよりもはる
かに小さい。また、そうした剛性フオームから成るスペ
ーサー５４の引裂きによって創生される破断片はご（僅
かである。剛性フオーム材料のその他の例はＳＭＡ　（
スチレン無水マレイン酸）フオーム材料、剛性オレフィ
ン（ポリプロピレン、ポリエチレン）フオーム材料、ウ
レタンＬＤＲＲ（低密度剛性ＲＩＭ　）フオーム材料で
ある。

以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で多くの変更を成し得ることを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のエアバッグカバーを具備するステアリ
ングホイールアセンブリの斜視図である。 第２図は第１図を線２−２で切断し、矢印方向から見た
断面図である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 ｌＯ，ステアリングホイールアセンブリ１２、ステアリ
ングコラム １４：エアバッグユニットハウジング １６：ステアリングホイール １８：中空フレーム ２０：カバーアセンブリ ２２：ガス発生体 ２６：エアバッグ ２６ａ：外側端部 ２８ａ：通路 ３ｏ：第１のドア部材 ３２：第２のドア部材 ３４：第１のアウターシェル 　６ ８ ０ ４ ８ １ ２ ４ 第２のアウターシェル ：センターホーンパッド領域 ４２、低弾性係数コア ４６、薄肉プレート ５０：縦の側方フランジ リベット ：スタイルライン ：スベーサ−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ハウジングと、該ハウジング内に位置付けられたガ
   ス発生体と、自動車の衝撃に応答して該ガス発生体から
   の膨張材を受けるために前記ガス発生体と連通する膨張
   性のエアバッグとを具備する、ドライバー側エアバッグ
   アセンブリのためのカバーであって、 第１のドア部材及び第２のドア部材にして、各々が、内
   面及び外面を具備する高弾性率の内側コアを有する前記
   第１のドア部材及び第２のドア部材と、 前記内側コアの各々の外面をカバーする熱可塑性プラス
   チックシェルにして、前記第１のドア部材及び第２のド
   ア部材間に開放スタイルラインを画定する端部表面を有
   する前記熱可塑性プラスチックシェルと、 前記内側コアの各々の内面に結着された肉薄の金属プレ
   ートにして、前記内側コアの各々の内面と直角方向に配
   向された側方フランジを具備する前記肉薄の金属プレー
   トと、 前記第１のドア部材及び第２のドア部材位置に於て前記
   肉薄の金属プレートを横断して配向され且つそれらの間
   部分に形成された開放スタイルラインが分離しないよう
   そこに接着された剛性フォーム基材と を含む前記ドライバー側エアバッグアセンブリのための
   カバー。 ２、第１のドア部材及び第２のドア部材のための四角形
   の支持フレームを形成する手段と、各々の側方フランジ
   をハウジングに固定するための手段にして、前記第１の
   ドア部材及び第２のドア部材を前記四角形の支持フレー
   ム内に位置付けし、また、前記剛性フォーム基材を縦方
   向に位置決めして前記第１のドア部材及び第２のドア部
   材と膨張性のエアバッグとの間の空間を充填しそれによ
   り、前記膨張性のエアバッグの膨張力を即座に前記剛性
   フォーム基材に加えてこれを破壊せしめ、それによって
   薄肉金属プレートの側方フランジが曲がり且つ前記第１
   のドア部材及び第２のドア部材が前記膨張性のエアバッ
   グの膨出のために揺動状態で開放せしめる前記手段と によって特徴付けられる請求の範囲第１項記載のドライ
   バー側エアバッグアセンブリのためのカバー。 ３、エアバッグアセンブリがステアリングアセンブリの
   上端に取付けられたハウジングにして、ステアリングホ
   ィールの内側が前記ハウジングによつて前記ステアリン
   グアセンブリに連結され、ガス発生体がハウジング内に
   位置付けられ、膨張性のエアバッグユニットが、自動車
   の衝撃に応答しての前記ガス発生体からの膨張材を受け
   るためにガス発生体と連通されているエアバッグアセン
   ブリのためのカバーにして、前記膨張性のエアバッグユ
   ニットはガス抜きされた場合に前記カバーから縦方向に
   離間される前記エアバッグアセンブリのためのカバーで
   あって、 第１のドア部材及び第２のドア部材にして各々が内面及
   び外面を具備するウレタンフォームパッドを含む前記第
   １のドア部材及び第２のドア部材と、 ステアリングホィールにおける軟質なホーンパッド内面
   を画定するべく前記ウレタンフォームパッドの各々の外
   面をカバーする熱可塑性プラスチックシェルにして、ホ
   ーンパッド内面及びウレタンフォームパッドの外面間に
   開放スタイルラインを有する前記熱可塑性プラスチック
   シェルと、前記ウレタンフォームパッドの各々の内面に
   結着された一対の薄肉金属プレートにして、各々が前記
   ウレタンフォームパッドの各内面と直角に配向された側
   方フランジを具備している前記一対の薄肉金属プレート
   と、 第１のドア部材及び第２のドア部材の各々における薄肉
   金属プレートを横断して配向された剛性プラスチックフ
   ォーム基材にして、第１のドア部材及び第２のドア部材
   の前記開放スタイルラインでの分離を防止するために前
   記開放スタイルラインを横断して接着された前記剛性プ
   ラスチックフォーム基材と によって成り立つエアバッグアセンブリのためのカバー
   。 ４、第１のドア部材及び第２のドア部材のための四角形
   の支持フレームを形成する手段と、各々の側方フランジ
   をハウジングに固定するための手段にして、前記第１の
   ドア部材及び第２のドア部材を前記四角形の支持フレー
   ム内に位置付けし、剛性ウレタンフォーム基材を縦方向
   に位置決めして前記第１のドア部材及び第２のドア部材
   と、ガス抜きされた膨張性のエアバッグとの間の空間を
   充填しそれにより、前記膨張性のエアバッグの膨張力を
   即座に前記剛性フォーム基材に加えてこれを破壊せしめ
   、それによって薄肉金属プレートの側方フランジを曲げ
   且つ前記第１のドア部材及び第２のドア部材を前記膨張
   性のエアバッグの膨出のために揺動状態で開放せしめる
   前記手段とによって特徴付けられる請求の範囲第３項記
   載のエアバッグアセンブリのためのカバー。