JPH0323103A - 固定棚倉庫管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【概　要〕 倉庫の固定棚で取扱う多種類の箱の入庫，出庫在庫の管
理を行う倉庫管理システムに関し、倉庫棚の空きスペー
スを最小にし収容効率を最大にする固定棚倉庫管理シス
テムを提供することを目的とし、 スペース管理手段にて倉庫棚の管理アドレス単位を棚の
段単位とし、入庫する箱のスペースを情報入力手段を介
して入力することにより段内の使用スペースを把握し、
段内の横幅スペースをスペース管理手段を介して管理す
るために演算手段に箱毎のカウンタを設け、棚管理手段
及び情報入力手段中に設けられている棚テーブル，箱テ
ープル，在庫テーブルを当該棚の段にふりあててある段
アドレスと演算手段内カウンタで連結して演算し、棚管
理手段を介して管理単位である段中の入庫．出庫，在庫
の管理を製品単位で行うように構戒する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、倉庫の固定棚で取扱う多種類の箱の入庫，出
庫．在庫の管理を行う倉庫管理システムに関する。

〔従来の技術〕

第６図は固定棚倉庫管理システムの従来例を説明する図
、第７図は固定棚倉庫管理システムの従来例における管
理状況を説明する図をそれぞれ示す。

第６図に示す固定棚倉庫管理システム（ａ）の従来例は
、固定棚倉庫管理システム（ａ）の管理処理を制御する
制御装置ｌと、 固定棚への箱の人出庫を指示するための装置である入出
庫指令装置２と、 人出庫指令装置２にて指示した人出庫指令書を出力する
入出庫指令書出力装置３と、 在庫状況や人出庫指令装置２にて人出庫の指令を出すた
めの現状の管理状況を可視表示する表示装置４と、 倉庫棚へ入庫する箱単位に付加する管理番号であるアド
レスを出力する棚管理装置５とを具備している。

上述の固体棚倉庫管理システム（ａ）は倉庫の棚ｉを管
理するものであり、倉庫の棚ｉは入庫する箱単位に管理
番号，即ち箱単位に棚管理装置５から出力するアドレス
を制御装置１を介して付加し管理する。

尚、管理される箱の大きさは予め決められたものに固定
したものであり、この大きさは制御装置ｌ内部に予め設
定されている。

第７図は上述の固定棚方式の箱の収容状況を説明する図
である。

即ち、第７図に示すように列（本例では４列とする）と
段（本例では３段とする）で区切られた或る倉庫棚ｉに
入庫する箱に対して棚管理装置５から出力されるアドレ
スを制御装置ｌを介して付加し管理する。

この時、制御装置ｌは棚管理装置５をのぞき空き棚ｉを
みつけ、指定された棚ｉの段と列に基づきアドレスを付
加し管理する。

尚通常、箱は多種類のものを対象としているため、ｌＩ
！Ｉｉの段と列に区切られた部分の大きさは収容する箱
の最大のスペース分に固定されることになる。

〔発明が解決しようとする課題〕

第６図に示す固定棚倉庫管理システム（ａ）の従来例に
あっては、上述のように倉庫の棚は入庫する箱単位にア
ドレス管理されるため、簡単な管理・制御で固定棚倉庫
の棚ｉへの入庫，出庫管理が可能となる。

しかしこの方式の場合、アドレス管理される箱はその大
きさには無関係となり常に一定のスペ−スが取られるた
め、特に大と小が混合した多種類の箱を取り扱うような
場合、倉庫棚全体の収容効率が低くなると言う問題点が
ある。

本発明は、倉庫棚の空きスペースを最小にし収容効率を
最大にする固定棚倉庫管理システムを提供することを目
的とする。

（課題を解決するための手段〕 第１図は本発明の固定棚倉庫管理システムの原理を説明
する図を示す。

第１図に示す本発明の固定棚倉庫管理システム（ａ）は
、演算手段６，スペース管理手段７，棚管理千段８．情
報入力千段９を具備し構成し、演算千段６は、箱毎にカ
ウンクを有し、スペース管理手段７と棚管理手段８及び
情報入力千段９中に設けられている棚テーブル．箱テー
ブル，在庫テーブルを段アドレスとカウンタで連結して
演算するものであり、 スペース管理千段７は、倉庫棚の管理アドレス単位を棚
の段単位とし、入庫する箱のスペースを情報入力千段９
を介して入力することにより段内の使用スペースを把握
し、段内の横幅をスペース管理するものであり、 棚管理手段８は、管理単位である段中の入庫，出庫．在
庫の管理を製品単位で行うものであり、情報入力千段９
は、箱の在庫状況を管理する在庫テーブルの情報と入庫
する箱の横幅スペースに関する情報を入庫時に入力する
と共に、入出庫のための指令書を発行するものであり、 所定倉庫棚へ箱を情報入力手段９の指示のもとに入庫す
る時、箱の横幅スペースを入力し当該倉庫硼の段内使用
スペースが常に把握出来るように横威することにより、
本課題を解決するための手段とする。

〔作　用〕

本発明の固定棚倉庫管理システム（ａ）が管理する倉庫
棚の管理アドレス単位を棚の段単位とし、スペース管理
手段７を介して段内の横幅スペース（長さ）を管理する
。

これにより、情報入力千段９を通じて倉庫棚に箱を入庫
する際、箱の横幅スペースを入力することにより収容段
を決め、スペース管理手段７にてその段内の使用スペー
ス状況を常に把握するようにする。

又、演算手段６内に箱毎のカウンタを設け、段内での箱
の区別が出来るようにして棚管理手段８を介して箱の入
庫，出庫．在庫の管理を一括して行うようにすることに
より、倉庫棚のスペースの効率的収容を可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第２図〜第５図に示す実施例により
具体的に説明する。

第２図は本発明の固定棚倉庫管理システムの実施例を説
明する図、第３図は本発明の固定棚倉庫管理システムに
おける箱の収容状況を説明する図、第４図は本発明の固
定棚倉庫管理システムにおける入庫処理状況を説明する
図、第５図は本発明の固定棚倉庫管理システムにおける
出庫処理状況を説明する図をそれぞれ示す。尚、全図を
通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図に示す本発明の固定棚倉庫管理システム（ａ）は
、第１図で説明した演算千段６として、箱毎にカウンタ
を具備して棚テーブル．箱テーブル在庫テーブルを段ア
ドレスとカウンタで連結して演算する演算装置６ａ、 スペース管理手段７及び棚管理千段８として、倉庫棚の
段内の横幅をスペース管理をすると共に倉庫棚の段中の
入庫．出庫，在庫の管理を製品単位で行う棚スペース管
理装置７ａ、 情報入力手段９として、箱を決められた棚に入庫する時
の箱の横幅スペースや在庫テーブルに基づく在庫状況等
の情報を入力すると共に入出庫の指令書を発行する人出
庫情報入力装置９ａで構威した例である。

尚、固定棚倉庫管理システム（ａ）には上記各手段の他
に第６図で説明した制御装置ｌ，入出庫指令書出力装置
３及び表示装置４を具備するものとする。

又、本実施例の棚スペース管理装置７ａには後述する硼
テーブル及び箱テーブルが備えられ、入出庫情報入力装
置９ａには在庫テーブルが備えられている。

第３図は本発明の固定棚倉庫管理システム（ａ）におけ
る段スペース管理状況を示す図である。即ち、例えば倉
庫ｌｌｉの横幅スペースを１０とすると、各段１〜３毎
に空きスペースを管理する。

第３図に示す段３において箱Ａの横幅スペース＝３，箱
Ｂの横幅スペース−１，箱Ｃの横幅スペース＝２の場合
、空きスペース−１０−（３＋１＋２）＝４として棚ス
ペース管理装置７ａでは管理することになる。

第４図は本発明の固定棚倉庫管理システム（ａ）におけ
る入庫処理手順を示し、図中の左側が物流の流れを示し
、中間が表示装置４による画面操作状況を示し、右側が
制御装置ｌその他における内部処理状況をそれぞれ示す
。

尚、棚スペース管理装置７ａが有する棚テーブルは棚毎
に備えられたものであり、その内容は段アドレス領域，
箱毎のカウンタ領域２使用中スペース領域及び空きスペ
ース領域からなり、箱毎のカウンク領域における表示は
最新のカウンタ値が表示される。

一方、同じく棚スペース管理装置７ａが有する箱テーブ
ルも箱毎に備えられたものであり、その内容は段アドレ
ス領域，棚テーブルにおけるカウンタ値に＋１したカウ
ンタ値領域．製晶種類数領域及び箱スペース領域からな
っている。

更に、人出庫情報入力装置９ａが有する在庫テーブルは
製品毎に備えられたものであり、その内容は製品領域．
段アドレス領域，カウンタ値領域及び数量領域からなっ
ている。

次に、第５図は出庫処理の手順を示す図であり第４図と
同様に物流状況，画面操作状況及び内部処理状況からな
り、棚スペース管理装置７ａ及び人出庫情報入力装置９
ａが有する各テーブルを通じて出庫処理を行う。

以下本発明の固定棚倉庫管理システム（ａ）における入
庫／出庫処理を第２図〜第５図を用いて説明する。

（１）入庫処理 （ｌ）：表示装置４に表示された画面を通じて入出庫情
報入力装置９ａにて入庫しようとする箱の横幅スペース
を例えば“３゜′として入力する。これにて、制御装置
ｌ等内部各装置に対して入庫条件が入力（画面操作上で
は■に相当する）されたことになる。

次に、棚スペース管理装置７ａを制御装置ｌにてアクセ
スし、箱が入庫出来る棚（本実施例では第４図に示すよ
うに棚ｉとし、■に相当する）を棚スペース管理装置７
ａ内棚テーブルより自動選択し、表示装置４上に表示す
る。

即ち、第４図に示すように画面操作上では入庫可能棚と
して表示し、選沢された棚ｉの段，各段に対する空きス
ペース，各段に対する使用中スペースを表示する。

そして、棚テーブルの使用中スペースに今回入庫した箱
のスペースを演算装置３を介して加算し新たな使用中ス
ペース値を表示し、同時に箱テ−ブルに今回の入庫デー
タを入力する。

（２）二入出庫情報入力装置９ａにあっては箱テーブル
中の製品名１数量その他を制御装置ｌを介して入力する
（画面操作上では■の製品情報入力に相当する）。

そして、箱テーブル中の製品情報に基づき在庫テーブル
にデータが入力されると入庫指令書が人出庫情報入力装
置９ａより出力され、同時に人出庫指令書出力装置３を
通じてプリントアウトされる。

この時、制御装置１及び演算装置６ａは、箱テーブルと
在庫テーブルのデータを段アドレスとカウンタにて連結
させる。尚、カウンタ値は棚テーブルの最新値に＋１を
加算したものとする。

（２〕出力処理 （１）二入出庫情報入力装置９ａにて画面操作上又はプ
リントアウトされた帳票上の出庫指令画面より製品名と
出庫数を入力すると人出庫情報入力装置９ａからは出庫
指令書が出力され、同時に出庫指令書は人出庫指令書出
力装置３を通じてプリントアウトされ、これに従い指示
されたｌｌｌｌＩｉより製品が出庫される。

（２）：この時制御装置１．演算装置６ａ等では下記の
内部処理を行う。即ち、当該在庫テーブルの数量より出
庫数を減算する。

この数量値が若し“０”になった場合は在庫テーブルよ
りデータを削除し、箱テーブルの製品種類数を減算する
。

更に、箱テーブルの製品種類数値が“０゛になった場合
は、箱テーブルよりデータを削除し棚テーブルの使用中
スペースより出庫箱のスペースを減算する。尚、出庫処
理時の各テーブル間のデータの連結は段アドレスとカウ
ンタで行われる。

以上のような処理により、製品単位の詳細な入庫．出庫
，在庫管理が棚を有効に使用することにより行うことが
可能となる。

［発明の効果］ 以上のような本発明によれば、棚の空きスペースを無駄
なく使用出来るため、倉庫全体の収容効率を向上させる
ことが出来る固定硼倉庫管理システムを提供することが
出来る。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は本発明の固定棚倉庫管理システムの原理を説明
する図、 第２図は本発明の固定棚倉庫管理システムの実施例を説
明する図、 第３図は本発明の固定棚倉庫管理システムにおける箱の
収容状況を説明する図、 第４図は本発明の固定棚倉庫管理システムにおける入庫
処理状況を説明する図、 第５図は本発明の固定棚倉庫管理システムにおける出庫
処理状況を説明する図、 第６図は固定棚倉庫管理システムの従来例を説明する図
、 第７図は固定棚倉庫管理システムの従来例における管理
状況を説明する図、 をそれぞれ示す。 図において、 ｌは制御装置、　　　　　２は入出庫指令装置、３は入
出庫指令書出力装置、 ４は表示装置、　　　　　５は棚管理装置、６は演算手
段、　　　　　６ａは演算装置、７はスペース管理手段
、 ７ａは棚スペース管理装置、 ８は棚管理手段、　　　９は情報入力手段、９ａは入出
庫情報入力装置、 をそれぞれ示す。 木発明の固定棚倉庫管理システムの原理を説明する図第
１図 本発明の固定棚倉庫管理システムの実施例を説明する図
第２図 ！ ３ 図 ？−１■｝ 固定棚倉庫管理システムの従来例を説明する図第５図 固定棚倉庫管理システムの従来例乙こおける管理状況を
説明する図第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 倉庫の固定棚で取扱う多種類の箱の入庫、出庫、在庫の
   管理を行うための固定棚倉庫管理システムであって、 前記固定棚倉庫管理システム（（ａ））に演算手段（６
   ）、スペース管理手段（７）、棚管理手段（８）、情報
   入力手段（９）とを設け、 前記スペース管理手段（７）にて倉庫棚の管理アドレス
   単位を棚の段単位とし、入庫する箱のスペースを前記情
   報入力手段（９）を介して入力することにより段内の使
   用スペースを把握し、段内の横幅スペースを前記スペー
   ス管理手段（７）を介して管理するために前記演算手段
   （６）に箱毎のカウンタを設け、 前記棚管理手段（８）中に設けられている棚テーブル、
   箱テーブル、在庫テーブルを当該棚の段にふりあててあ
   る段アドレスと前記演算手段（６）内カウンタで連結し
   て演算し、 前記棚管理手段（８）を介して管理単位である段中の入
   庫、出庫、在庫の管理を製品単位で行うことを特徴とす
   る固定棚倉庫管理システム。