JPH03230924A - 合成樹脂製管状体成形用型構造 - Google Patents
合成樹脂製管状体成形用型構造Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は合成樹脂製管状体成形用型構造に関し、より詳
しくはフランジに型合わせ部や接合部が出ないためシー
ル性に優れる合成樹脂製管状体の成形用型構造に関する
。
しくはフランジに型合わせ部や接合部が出ないためシー
ル性に優れる合成樹脂製管状体の成形用型構造に関する
。
［従来技術と課題］
従来、合成樹脂製管状体は熱可塑性合成樹脂を押出し成
形する事によって製造されている。管自体は連続的に押
出す事も出来るが、少なくとも一端にフランジを有する
管を造ろうとすると、割型を用いて成形されるのが普通
であった。特にエルボや分岐管、ましてこれらと変形フ
ランジとの組合せになるとほぼ必ずそうであった。
形する事によって製造されている。管自体は連続的に押
出す事も出来るが、少なくとも一端にフランジを有する
管を造ろうとすると、割型を用いて成形されるのが普通
であった。特にエルボや分岐管、ましてこれらと変形フ
ランジとの組合せになるとほぼ必ずそうであった。
そうするとフランジ部にもほぼ必ず型合わせ部もしくは
接合部が現われる事になり、そのため成形管をそのまま
フランジで繋ごうとするとＯ−リング等のバッキングが
あっても段差を吸収し切れず、洩れの発生を禁じ得なか
った。かといって入念に手作業で仕上げ研摩するのでは
コスト、時間がかかり過ぎてしまうという問題点があっ
た。
接合部が現われる事になり、そのため成形管をそのまま
フランジで繋ごうとするとＯ−リング等のバッキングが
あっても段差を吸収し切れず、洩れの発生を禁じ得なか
った。かといって入念に手作業で仕上げ研摩するのでは
コスト、時間がかかり過ぎてしまうという問題点があっ
た。
そこで本発明者等は金型スライド法（特開昭６２−８７
３１５）によってこの問題を解決し得る事を見出し、鋭
意研究の結果本発明を完成するに至った。
３１５）によってこの問題を解決し得る事を見出し、鋭
意研究の結果本発明を完成するに至った。
［発明の目的］
本発明の目的はフランジに接合部の凹凸が全く現われず
平滑な面が現われ漏れのない管固着の出来る合成樹脂製
管状体成形用型構造を提供する事である。
平滑な面が現われ漏れのない管固着の出来る合成樹脂製
管状体成形用型構造を提供する事である。
［発明の構成］
本発明により、
少なくとも一端にフランジを有する合成樹脂製管状体成
形用型構造において、該フランジ部を除いてほぼ全長に
亘り該管状体をラジアル方向に二分割した形をなす二つ
の部分管状体を夫々一次射出により成形する一対の金型
と、前記一対の金型の内いずれか一方を移動させて二つ
の部分管状体を接当し、該部分管状体と融着組成の合成
樹脂を二つの部分管状体が接当する開先付接合ラインに
二次射出する事により両者を接合する機構でなる事を特
徴とする合成樹脂製管状体成形用型構造及び 部分管状体の接合ラインが管軸方向に沿い、管端部では
管軸に対し９０°≦θ〈１８０°の角度θで傾斜する前
記管状体成形用型構造 が提供される。
形用型構造において、該フランジ部を除いてほぼ全長に
亘り該管状体をラジアル方向に二分割した形をなす二つ
の部分管状体を夫々一次射出により成形する一対の金型
と、前記一対の金型の内いずれか一方を移動させて二つ
の部分管状体を接当し、該部分管状体と融着組成の合成
樹脂を二つの部分管状体が接当する開先付接合ラインに
二次射出する事により両者を接合する機構でなる事を特
徴とする合成樹脂製管状体成形用型構造及び 部分管状体の接合ラインが管軸方向に沿い、管端部では
管軸に対し９０°≦θ〈１８０°の角度θで傾斜する前
記管状体成形用型構造 が提供される。
以下に実施例を用いて本発明の詳細な説明する。
［実施例］
第４図は製品管状体（オイルストレーナ部品）１の斜視
図、第５図、第６図は夫々第４図の■ｖ’ 、 ＶＩ−
ＶＩ’断面図である。第４図、第５図上４０は（分割）
接合ラインである。
図、第５図、第６図は夫々第４図の■ｖ’ 、 ＶＩ−
ＶＩ’断面図である。第４図、第５図上４０は（分割）
接合ラインである。
第７，８図は夫々部分管状体（半割体）Ａ、Ｈの斜視図
である。
である。
第４． ５． ６． ７． ８図において、部分管状体
Ａ、 Ｂは夫々完全なフランジ部２，３を有している
。
Ａ、 Ｂは夫々完全なフランジ部２，３を有している
。
本発明では第４． ５． ７． ８図の如く管の直径方
向（１８０°）に二分割するばかりでなく、第６図の如
く第５図のＶＩ−Ｖｌ’断面で３０°≦α≦１８０°の
任意の角度でラジアル方向に二分割されていてもよい。
向（１８０°）に二分割するばかりでなく、第６図の如
く第５図のＶＩ−Ｖｌ’断面で３０°≦α≦１８０°の
任意の角度でラジアル方向に二分割されていてもよい。
なお第２図でθ１＝θ２でもよいし、θ□≠θ２でもよ
い。但し９ｏ０くθ１゜θ２＜１８０°特に望ましくは
１００’（θ１゜θ２≦１７０°である事が必要である
。
い。但し９ｏ０くθ１゜θ２＜１８０°特に望ましくは
１００’（θ１゜θ２≦１７０°である事が必要である
。
この角度下限は９０°未満であると部分管状体Ａ、
Ｂがその接合ラインで接当困難になるからであり、上限
は１８０°に達すると全接合ラインが水平となり、本発
明効果を生まないからである。
Ｂがその接合ラインで接当困難になるからであり、上限
は１８０°に達すると全接合ラインが水平となり、本発
明効果を生まないからである。
第１図は部分管状体（半割体）Ａ、Ｂを一次射出して成
形するための割型の正面図である。
形するための割型の正面図である。
第２図は第１図のｎ−ｎ’断面図である。但し、見易い
様に部分管状体（半割体） Ａ’、 Ｂ間の平面上の
距離は縮めて描かれている。
様に部分管状体（半割体） Ａ’、 Ｂ間の平面上の
距離は縮めて描かれている。
すなわち、第２図のようにして部分管状体Ａ。
Ｂは夫々固定型１００及び可動型２００を雌型として一
次射出成形され、ついで一次射出された半割体Ａ、Ｂを
夫々の雌型に残したまま可動型２゜Ｏは矢印Ｅの方向に
型開きし、矢印Ｆの方向にスライドし、ついで矢印Ｇの
方向に型合わせされて、第３図の如く接当する。
次射出成形され、ついで一次射出された半割体Ａ、Ｂを
夫々の雌型に残したまま可動型２゜Ｏは矢印Ｅの方向に
型開きし、矢印Ｆの方向にスライドし、ついで矢印Ｇの
方向に型合わせされて、第３図の如く接当する。
なお予め部分管状体（半割体）Ａ、Ｂの接合ラインには
部分開先Ａｌ’、Ｂｌが設けられているので、第３図の
如く接合ラインが互いに接当した時点で開先５０．５０
が溝状に接合ライン上に形成される。この開先は実施例
ではＵ字溝であるが、■ノツチ等である事が出来る。
部分開先Ａｌ’、Ｂｌが設けられているので、第３図の
如く接合ラインが互いに接当した時点で開先５０．５０
が溝状に接合ライン上に形成される。この開先は実施例
ではＵ字溝であるが、■ノツチ等である事が出来る。
そこで両開光５０．５０に図示しない射出口より溶融樹
脂が二次射出され、部分管状体Ａ、 Ｂは接合ライン
４０で融着接合される。
脂が二次射出され、部分管状体Ａ、 Ｂは接合ライン
４０で融着接合される。
第９図は一次射出後固定型を取り去り、半割体Ａ、Ｂを
可動型の雌型に残したとした時の可動型面の正面概念図
である。
可動型の雌型に残したとした時の可動型面の正面概念図
である。
第９図において取付フランジ部２及び網材フランジ部３
をつくるための各スライドコア■、■は一次射出の段階
では夫々作動位置にあるが、その前後は退避位置にある
。
をつくるための各スライドコア■、■は一次射出の段階
では夫々作動位置にあるが、その前後は退避位置にある
。
また部分管状体の各一端には相手型を逃げるための凹部
が設けられておりダイスライドして再び型合わせする時
に邪魔にならないようにしている。
が設けられておりダイスライドして再び型合わせする時
に邪魔にならないようにしている。
第１０図、第１１図は夫々第９図のｘ−ｘ’断面図及び
Ｘ［−Ｘ［’断面図（一次射出時）である。
Ｘ［−Ｘ［’断面図（一次射出時）である。
第１２図、第１３図は第１０図、第１１図の可動型２０
０が第３図で説明したようにスライドし再び型合わせさ
れた状態の夫々の断面図（二次射出時）である。
０が第３図で説明したようにスライドし再び型合わせさ
れた状態の夫々の断面図（二次射出時）である。
第１０図において、最初の固定型１−００と可動型２０
０の型合わせにより部分管状体Ｂの組付フランジ部３周
辺の部分が固定型に設けられているスライドコア■を用
いて形成されたキャビティにおいて一次射出され成形さ
れる様子が明らかである。第１１図において、同時に部
分管状体Ａの部分が同様にスライドコア■の作動により
一次射出で成形される様子が明らかである。
０の型合わせにより部分管状体Ｂの組付フランジ部３周
辺の部分が固定型に設けられているスライドコア■を用
いて形成されたキャビティにおいて一次射出され成形さ
れる様子が明らかである。第１１図において、同時に部
分管状体Ａの部分が同様にスライドコア■の作動により
一次射出で成形される様子が明らかである。
そして前記した如く固定型１００には部分管状体Ｂが、
可動型２００には部分管状体へが残った状態で可動型２
００が第９図矢印の方向にスライドし、Ｘ−Ｘ′断面、
刀−■′断面は夫々第１２図、第１３図の如く再び型合
わせされる。
可動型２００には部分管状体へが残った状態で可動型２
００が第９図矢印の方向にスライドし、Ｘ−Ｘ′断面、
刀−■′断面は夫々第１２図、第１３図の如く再び型合
わせされる。
ここで接合ライン４０は正確に接当されるのでライン４
０に沿って強固に接合される。しかる後型開きして製品
が取り出される。
０に沿って強固に接合される。しかる後型開きして製品
が取り出される。
ここに一次射出樹脂と二次射出樹脂は同一組成、同系樹
脂でもよいが、互いに融着する親和性を持っていればど
のようなものでもよい。
脂でもよいが、互いに融着する親和性を持っていればど
のようなものでもよい。
［発明の効果］
本発明を実施する事により前記目的がすべて達成される
。
。
すなわち、取付フランジ部等の端面に型合わせ部や接合
部が出ないためシール性に優れた合成樹脂製管状体を能
率よく製造出来る型構造が提供される。
部が出ないためシール性に優れた合成樹脂製管状体を能
率よく製造出来る型構造が提供される。
第１図は一次射出時の分割型平面断面図、第２図は第１
図のｎ−ｔｔ’断面図、第３図はダイスライドして再型
合わせした時（二次射出時）の断面図、第４図は実施例
である製品管状体（オイルストレーナ部品）の斜視図、
第５図は第４図の■Ｖ′断面図、第６図は第５図のｖ’
ｉ−■’断面図、第７図、第８図は夫々部分管状体Ａ、
Ｂの斜視図である。 第９図は第１図の詳細図（一部断面平面図）であり、第
１０図、第１１図は夫々第９図のＸ−Ｘ、 ｘｒ−ｘｔ
’断面図（一次射出時）であり、第１２図、第１３図は
夫々二次射出時のＸ−Ｘ′、ｘＩＭ′断面図である。 １− 製品管状体、 Ａ、 Ｂ 部分管状体、２．３
フランジ部、 ４０ 接合ライン、 ５０ 開先、 １００ 固定型、 ２００ 可動型。 １゜ 事件の表示 平成２年 特許願第２４７５１、 発明の名称 合成樹脂製管状体成形用型構造
図のｎ−ｔｔ’断面図、第３図はダイスライドして再型
合わせした時（二次射出時）の断面図、第４図は実施例
である製品管状体（オイルストレーナ部品）の斜視図、
第５図は第４図の■Ｖ′断面図、第６図は第５図のｖ’
ｉ−■’断面図、第７図、第８図は夫々部分管状体Ａ、
Ｂの斜視図である。 第９図は第１図の詳細図（一部断面平面図）であり、第
１０図、第１１図は夫々第９図のＸ−Ｘ、 ｘｒ−ｘｔ
’断面図（一次射出時）であり、第１２図、第１３図は
夫々二次射出時のＸ−Ｘ′、ｘＩＭ′断面図である。 １− 製品管状体、 Ａ、 Ｂ 部分管状体、２．３
フランジ部、 ４０ 接合ライン、 ５０ 開先、 １００ 固定型、 ２００ 可動型。 １゜ 事件の表示 平成２年 特許願第２４７５１、 発明の名称 合成樹脂製管状体成形用型構造
Claims (2)
- （１）少なくとも一端にフランジを有する合成樹脂製管
状体成形用型構造において、該フランジ部を除いてほぼ
全長に亘り該管状体をラジアル方向に二分割した形をな
す二つの部分管状体を夫々一次射出により成形する一対
の金型と、前記一対の金型の内いずれか一方を移動させ
て二つの部分管状体を接当し、該部分管状体と融着組成
の合成樹脂を二つの部分管状体が接当する開先付接合ラ
インに二次射出する事により両者を接合する機構でなる
事を特徴とする合成樹脂製管状体成形用型構造。 - （２）部分管状体の接合ラインが管軸方向に沿い、管端
部では管軸に対し９０°≦θ＜１８０°の角度θで傾斜
する特許請求の範囲第１項に記載の管状体成形用型構造
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024751A JPH0785904B2 (ja) | 1990-02-03 | 1990-02-03 | 合成樹脂製管状体成形用型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024751A JPH0785904B2 (ja) | 1990-02-03 | 1990-02-03 | 合成樹脂製管状体成形用型構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03230924A true JPH03230924A (ja) | 1991-10-14 |
| JPH0785904B2 JPH0785904B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=12146851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024751A Expired - Lifetime JPH0785904B2 (ja) | 1990-02-03 | 1990-02-03 | 合成樹脂製管状体成形用型構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785904B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-02-03 JP JP2024751A patent/JPH0785904B2/ja not_active Expired - Lifetime
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