JPH03230674A - 画像通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は画像通信装置、特に受信原稿を記録紙に分割記
録する際に、記録済みの原稿を見やすくした画像通信装
置に関するものである。

従来の技術 文字、図形、写真等を電気的手段により画素に分解して
伝送し、これを記録再現する装置としてファクシミリの
ような画像通信装置がある。

また、かかる画像通信装置（ファクシミリで代表させる
）において、長尺原稿が送信（或いは受信）されたとき
にイメージデータを分割することによって受信原稿を複
数の記録紙に分割出力するようにしたものがある。

このような分割出力方法を採用したファクシミリとして
は例えば特開昭６２−２２７２７１号公報に示されたも
のがある。これは、ファクシミリに受信電文長計測部を
設け、記録紙長を算出して、長電文を一定の長さ毎に切
断して出力するようになっている。そして、出力された
受信原稿のハードコピーは、第４図に示すように、分割
原稿Ａとして送信原稿の先頭部分から所定の長さ分が出
力され、続いて分割原稿Ｂとして送信原稿の続きの部分
が出力される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来のファクシミリにあって
は、カット紙に記録する場合において、図や表などの長
尺原稿を分割出力すると、最初に分割された原稿の下端
と次に分割された原稿の上端とを見なければならない場
合が生じ、ファイルにした場合などに見づらくなるとい
う不具合があった。

本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、受信原稿を分割出力する際にこの分割出力された記
録原稿を見易くすることができる画像通信装置を提供す
ることである。

課題を解決するための手段 本発明は前記目的を達成するために、画像通信装置に、
受信されたイメージデータから受信原稿の寸法を計測す
る手段と、この寸法計測手段で得られる原稿の寸法と記
録紙の寸法とを比較する手段と、前記比較手段の比較結
果によって、受信したイメージデータを分割する手段と
、前記受信したイメージデータが分割原稿であるときに
このイメージデータの終わシから順次記録部へ出力させ
る制御手段と、を備えたことを要旨とする。

作用 前記構成によシ、本発明では画像通信装置が受信動作中
、受信原稿の寸法を計測し、この寸法と記録紙（カット
紙）の用紙長とを比較手段で比較する。受信原稿が記録
紙の用紙長より大きい場合、分割手段が受信原稿の切断
を行ない分割原稿を出力する。残シの分割原稿が記録紙
の用紙長内で終了したとき、制御手段からの命令によっ
てその原稿のイメージデータを最後から記録部へ出力し
記録していく。このため残シの分割原稿は記録紙にさか
さまに出力され、記録完了後は上側部分が空白となって
受信原稿全体が見やすくなる。

実施例 第１図乃至第３図は本発明による画像通信装置をファク
シミリ受信装置（以下単にファクシミリという）に適用
した一実施例を示す図である。

第１図において符号１はＣＰＵを内蔵しこの実施例に係
るファクシミリ全体の動作を制御するシステム制御部、
２は受信されたイメージデータ（符号データ）を復号化
する復号化部、３は復合化部２で復号化されたイメージ
データを７・−トコビーとして出力する画像記録部であ
る。また符号４は回線５との間で通信をコントロールす
ると共に、所定の伝送手順に従ってファクシミリ伝送を
実現する通信制御部であシ、この通信制御部４はイメー
ジデータ伝送用に所定の変復調処理を行なうモデム６と
、自動発信機能を備え、画像通信を行なう場合のダイヤ
ル発信又は着信処理動作を行なう網制御部７とから構成
されている。さらに、このファクシミリは、受信動作中
にイメージデータを格納展開するイメージメモリ８と、
ラインカウンタから構成され復号化部２からのイメージ
データから受信原稿の寸法を計測する受信原稿計測部９
と、受信原稿計測部９で得られる寸法データと記録紙寸
法とを比較する監視回路１ｏと、この監視回路ＩＯの比
較結果から受信原稿を分割する受信原稿切断回路１１と
を備えている。前記記録部３は、システム制御部ｌかＴ
等の命令にしたがって記録紙送υ等の機構制御を行なう
メカ制御部１２と、メカ制御部１２からの指示にしたが
って機構部分を作動させるメカドライバー１３と、メカ
ドライバー１３の作動によって記録紙の送シ出し等の動
作を行なうメカ機構系１４と、イメージメモリ８からの
イメージデータを受は取って記録動作をコントロールす
る記録制御部１５と、記録制御部１５からの指令に基づ
いて記録動作を行なう記録ドライバー１６と、記録ドラ
イバー１６の動作によって記録紙に画像を記録する記録
ヘッド１７とから構成されている。

かかる構成を有するファクシミリについて、以下その動
作を説明する。

原稿受信時、信号を回線５から網制御部７で受信し、モ
デム６によって復調し、この復調された信号を復合化部
２で帯域伸長を用いることによシイメージデータを得る
。このイメージデータは受信原稿計測部９を通ってイメ
ージメモリ８に一旦格納され、システム制御部１の制御
を受けながら画像記録部３によって出力される。

受信原稿であるイメージデータの情報によってシステム
制御部１は記録紙の寸法を判別すると、そのデータを監
視回路１０に送る。受信原稿計測部９は、送られてくる
イメージデータのラインをカウントする。監視回路１０
は記録紙の寸法による用紙長と受信原稿計測部９による
イメージデータの用紙長とを常に比較、監視する。イメ
ージデータの用紙長が記録紙長内の場合は、そのまま記
録画像を出力する。他方、イメージデータの用紙長が記
録紙長よりも大きい場合は監視回路１０が受信原稿切断
回路１１に切断命令を出力し、またシステム制御部１に
イメージメモリ８の内容を記録させる命令を出す。切断
命令を受けた受信原稿切断回路１１はイメージメモリ８
への受信データの送信を止める。そして、分割原稿の１
ペ一ジ分の記録が行なわれる。イメージメモリ８の内容
が出力されてしまうと、システム制御部１は監視回路Ｉ
Ｏを経由して受信原稿切断回路１１に再受信の命令を出
し、イメージメモリ８は再びデータを受ける。受信原稿
計測部９は再びイメージデータのラインカウントを行な
い、今までの動作を繰り返す。

上の動作によって長尺原稿が分割出力され、残シの原稿
が定型サイズ内で終わったとすると、監視回路１０は、
分割原稿の切断命令を受信原稿切断回路１１に出力した
ときに、現在受信中の原稿は長尺原稿であると判断して
いる。そのため、受信原稿計測部９のカウントが終わシ
、原稿の受信が終了すると、監視回路ＩＯは記録紙の寸
法とイメージデータの寸法との差を計算する。もし記録
紙の寸法とイメージデータの寸法との間に差が出たら、
その情報をシステム制御部１に送る。システム制御部１
はこのイメージデータは分割原稿であると判断し、イメ
ージメモリ８にイメージデータの終わりから出力させる
ように命令を出す。イメージメモリ８は画像記録部３に
対して、イメージデータの終わりから出力するため、第
２図に示すように記録画は分割原稿Ｃとは逆の向きに出
力される。

この残りの記録画が出力されてしまった後、受信側ファ
クシミＩＪのオペレータに対して、通信生涯などの誤解
をさへるために１ラインの点線を付加する。これは前も
ってイメージメモリ８の中に格納しておき、自端末や分
割原稿の終わりなどにシステム制御部１が再び呼び出し
記録紙に印字させる。出力された分割原稿Ｃ，Ｄは第３
図のように整理されまた見易いものとなり、元の長尺原
稿の再現が容易にできる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、画像通信装置で、
受信された原稿と記録紙との寸法を監視し、記録画像を
分割出力する際の残りの原稿を終わシから出力し、向き
を逆に印字させるようにしたため、書類を整理するとき
や、ページをめくるときなどに原稿が見易いという利点
がある。分割原稿を重ねて元の送信原稿の大きさを再現
することも容易にできる等種々の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をファクシミリ受信装置に適用した一実
施例を示すブロック図、第２図は、前記実施例における
受信原稿の分割出力の例を示す図、第３図は前記分割出
力された受信原稿を重ねて見るときの様子を示す図、第
４図は従来の画像通信装置に適用されていた分割出力原
稿の一例を示す図である。 １・・・システム制御部、２・・・復号化部、３・・・
画像記録部、４・・・通信制御部、５・・・回線、６・
・・モデム、７・・・網制御部、８・・・イメージメモ
リ、９・・・受信原稿計測部、ｌＯ・・・監視回路、１
１・・・受信原稿切断回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 受信されたイメージデータから受信原稿の寸法を計測す
   る手段と、 イメージデータを格納展開するイメージメモリと、 この受信原稿計測手段で得られる原稿の寸法と記録紙の
   寸法とを比較する監視手段と、 前記監視手段の監視結果によって、受信した原稿を分割
   する手段と、 イメージメモリから出力されたイメージデータを画像と
   して記録出力する画像記録部と、前記受信したイメージ
   データの内容が分割原稿の残りの分であるときにこのイ
   メージデータの終わりから順次画像記録部へ出力させる
   制御手段と、から成る画像通信装置。