JPH03230011A - 燃焼機の排気装置 - Google Patents
燃焼機の排気装置Info
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- JPH03230011A JPH03230011A JP2536990A JP2536990A JPH03230011A JP H03230011 A JPH03230011 A JP H03230011A JP 2536990 A JP2536990 A JP 2536990A JP 2536990 A JP2536990 A JP 2536990A JP H03230011 A JPH03230011 A JP H03230011A
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Links
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- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 6
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ガスまたは灯油を燃料とする燃焼機の排気装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来の技術
従来この種の燃焼機の排気装置には、例えば特開昭63
−213716号公報に示されているように、第7図、
第8図のような構成のものであった。図中、白抜きの矢
印は、排気ガスの流れを示している。
−213716号公報に示されているように、第7図、
第8図のような構成のものであった。図中、白抜きの矢
印は、排気ガスの流れを示している。
図に示すように、本体ケース1の内部の排気筒2ど本体
ケースlとを連通する排気ト・ンプ3を排気筒2の下流
側に設け、排気トップ3は、排気トップ前部4と排気ト
ップ後部5から成り、排気トップ前部4は、一端を本体
ケース1の外部に開放した排気吹出口6と、他端を排気
トップ後部5に連通した連絡ロアと、排気吹出口6を上
下に分割するルーバ8を有し、排気トップ後部5は、連
絡ロアより上流側へ向けて連続した上向き傾斜の底面9
と、垂直な後面10と、左右側面11.12と、前記垂
直な後面10の上端より手前へ途中まで略水平に折り返
した折返し上面13から成る排気ダクト板14と、排気
ガスを排気トップ3の内部に導く折返し上面13に設け
た排気流入口15と、前記排気流入口15を前後に分割
し、前記連絡ロアに対向させた排気ガイド板16とで構
成されている。また排気ガイド板16により2つに分割
された排気流入口15の両端部は、それぞれ流入口サイ
ド閉塞板17により閉塞されている。
ケースlとを連通する排気ト・ンプ3を排気筒2の下流
側に設け、排気トップ3は、排気トップ前部4と排気ト
ップ後部5から成り、排気トップ前部4は、一端を本体
ケース1の外部に開放した排気吹出口6と、他端を排気
トップ後部5に連通した連絡ロアと、排気吹出口6を上
下に分割するルーバ8を有し、排気トップ後部5は、連
絡ロアより上流側へ向けて連続した上向き傾斜の底面9
と、垂直な後面10と、左右側面11.12と、前記垂
直な後面10の上端より手前へ途中まで略水平に折り返
した折返し上面13から成る排気ダクト板14と、排気
ガスを排気トップ3の内部に導く折返し上面13に設け
た排気流入口15と、前記排気流入口15を前後に分割
し、前記連絡ロアに対向させた排気ガイド板16とで構
成されている。また排気ガイド板16により2つに分割
された排気流入口15の両端部は、それぞれ流入口サイ
ド閉塞板17により閉塞されている。
発明が解決しようとする課題
このような従来の燃焼機の排気装置では、排気ガイド板
16等により雨水浸入を防止出来るが、排気流入口15
および内部に排気ガイド板16の端部が存在し、この排
気ガイド板16や流入口サイド閉塞板17の端部に排気
流が衝突し大きな風切音が発生する。また、排気流が排
気トップ3の排気流入口15および内部で分岐合流する
ため、排気流に乱れを生し、乱流騒音を発する。さらに
、排気流の分岐合流や極端な屈曲を成す構成のため圧力
損失が大きくなり、燃焼用の空気を供給するファンを装
備した場合、ファンの回転数を上げることになるため、
ファンの送風音やモーター音も大きくなる弊害があった
。
16等により雨水浸入を防止出来るが、排気流入口15
および内部に排気ガイド板16の端部が存在し、この排
気ガイド板16や流入口サイド閉塞板17の端部に排気
流が衝突し大きな風切音が発生する。また、排気流が排
気トップ3の排気流入口15および内部で分岐合流する
ため、排気流に乱れを生し、乱流騒音を発する。さらに
、排気流の分岐合流や極端な屈曲を成す構成のため圧力
損失が大きくなり、燃焼用の空気を供給するファンを装
備した場合、ファンの回転数を上げることになるため、
ファンの送風音やモーター音も大きくなる弊害があった
。
本発明は上記課題を解決するもので、低騒音かつ雨水浸
入防止を図った燃焼機器の排気装置を提供することを目
的としている。
入防止を図った燃焼機器の排気装置を提供することを目
的としている。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために、本発明の燃焼機の排気装置
は、最下部に設置されバーナに燃焼用空気を供給するフ
ァンと、前記ファンの下流側にハナと、燃焼室と熱交換
器と、排気筒を順次密接して本体ケースの内部に設け、
前記排気筒の内部と前記本体ケースの外部とを連通ずる
排気トップを前記排気筒下流側に密接して設け、前記排
気トップは、排気トップ前部と排気トップ後部から成り
、前記排気トップ前部は、一端を前記本体ケースの外部
に開放する排気吹出口と、他端を前記排気トップ後部に
連通した連絡口を有し、前記排気トップ後部は、連続し
た後部水平上面と後部垂直面と後部傾斜面と後部底面と
後部左右側面で構成され、前記後部水平上面には、前記
排気筒上面に対向して前記排気筒内部と排気トップ後部
を連通ずる排気流入口を有し、前記連絡口から前記排気
流入口の前記連絡口側端部までの距離(d、)を、前記
後部底面から前記後部水平上面までの垂直方向高さ(h
、)と前記排気吹出口の垂直方向高さ(h t’)の差
以上(a、≧hl−h2)としたものである。
は、最下部に設置されバーナに燃焼用空気を供給するフ
ァンと、前記ファンの下流側にハナと、燃焼室と熱交換
器と、排気筒を順次密接して本体ケースの内部に設け、
前記排気筒の内部と前記本体ケースの外部とを連通ずる
排気トップを前記排気筒下流側に密接して設け、前記排
気トップは、排気トップ前部と排気トップ後部から成り
、前記排気トップ前部は、一端を前記本体ケースの外部
に開放する排気吹出口と、他端を前記排気トップ後部に
連通した連絡口を有し、前記排気トップ後部は、連続し
た後部水平上面と後部垂直面と後部傾斜面と後部底面と
後部左右側面で構成され、前記後部水平上面には、前記
排気筒上面に対向して前記排気筒内部と排気トップ後部
を連通ずる排気流入口を有し、前記連絡口から前記排気
流入口の前記連絡口側端部までの距離(d、)を、前記
後部底面から前記後部水平上面までの垂直方向高さ(h
、)と前記排気吹出口の垂直方向高さ(h t’)の差
以上(a、≧hl−h2)としたものである。
作用
本発明は上記した構成により、熱交換器、排気筒の内部
を上方に向かって流れて来た排気ガスを後部水平上面に
設けた排気流入口により前記排気ガスの流れの方向を、
上方から下方に向かう流れに変えて、排気トップ内部に
流入させているので、逆に排気吹出口からほぼ水平に浸
入してくる雨水に対しては、排気流入口の排気ガスの流
線と約90″の角度をなすため、雨水の浸入を弱めると
ともに、排気流入口を設けた後部水平上面で、運上がっ
て来た雨水をUターンさせ、排気筒内部への雨水浸入を
防止する。また、排気流入口の連絡口側端部から連絡口
までの距離(dl)を、後部底面から後部水平上面まで
の垂直方向高さ(h、)と排気吹出口の垂直方向高さ(
h2)の差以上(ct、≧]II−hz)離して配置す
ることにより、排気流入口から連絡口に至るまでの排気
流の屈曲を緩やかかつスムーズにし、かつ、排気流がル
ーバに対して平行な流れにしてルーバに臨むので、低圧
損にすることが出来、燃焼用の空気を供給するためのフ
ァンの回転数を上げることがなく、ファンの送風音の低
減を図るとともに、ルーバでの衝突による風切音の低減
を図ることが出来るものである。
を上方に向かって流れて来た排気ガスを後部水平上面に
設けた排気流入口により前記排気ガスの流れの方向を、
上方から下方に向かう流れに変えて、排気トップ内部に
流入させているので、逆に排気吹出口からほぼ水平に浸
入してくる雨水に対しては、排気流入口の排気ガスの流
線と約90″の角度をなすため、雨水の浸入を弱めると
ともに、排気流入口を設けた後部水平上面で、運上がっ
て来た雨水をUターンさせ、排気筒内部への雨水浸入を
防止する。また、排気流入口の連絡口側端部から連絡口
までの距離(dl)を、後部底面から後部水平上面まで
の垂直方向高さ(h、)と排気吹出口の垂直方向高さ(
h2)の差以上(ct、≧]II−hz)離して配置す
ることにより、排気流入口から連絡口に至るまでの排気
流の屈曲を緩やかかつスムーズにし、かつ、排気流がル
ーバに対して平行な流れにしてルーバに臨むので、低圧
損にすることが出来、燃焼用の空気を供給するためのフ
ァンの回転数を上げることがなく、ファンの送風音の低
減を図るとともに、ルーバでの衝突による風切音の低減
を図ることが出来るものである。
実施例
以下、本発明の一実施例を給湯機に応用した場合につい
て、第1図から第6図の添付図面に基づいて説明する。
て、第1図から第6図の添付図面に基づいて説明する。
図中、実線矢印は排気ガスの流線を示し、斜線入り矢印
は雨水の浸入方向を示す。
は雨水の浸入方向を示す。
燃焼用空気を供給するファン18の下流側にバーナ19
.燃焼室20.熱交換器21.排気筒22.排気トノブ
23が密接して設けられ本体ケース24の内部に納めら
れている。
.燃焼室20.熱交換器21.排気筒22.排気トノブ
23が密接して設けられ本体ケース24の内部に納めら
れている。
前記排気トップ23は、排気筒22の内部に挿入され、
排気流入口25を有した排気トンプ後部26と、排気筒
22の外部に設けられた排気吹出口27を存した排気ト
ップ前部28で構成され、前記排気トップ前部28と排
気トップ後部26は、連絡口29により連通されている
。また、排気トップ28の排気吹出口27は、前部底面
30と前部上面31と前部左右側面3233で囲まれた
構成のもので、前部フランジ34により排気トップ後部
26と接続されている。さらに、前記排気吹出口27に
は、上下に分割する平面形状から成るルーバ35が前部
左右側面32.33に取付けられている。また、前部フ
ランジ34には、雨よけ板36が連絡口29内に鉛直下
方向けて設けられている。
排気流入口25を有した排気トンプ後部26と、排気筒
22の外部に設けられた排気吹出口27を存した排気ト
ップ前部28で構成され、前記排気トップ前部28と排
気トップ後部26は、連絡口29により連通されている
。また、排気トップ28の排気吹出口27は、前部底面
30と前部上面31と前部左右側面3233で囲まれた
構成のもので、前部フランジ34により排気トップ後部
26と接続されている。さらに、前記排気吹出口27に
は、上下に分割する平面形状から成るルーバ35が前部
左右側面32.33に取付けられている。また、前部フ
ランジ34には、雨よけ板36が連絡口29内に鉛直下
方向けて設けられている。
一方、排気トンプ後部26は、後部水平上面37と後部
垂直面38と後部傾斜面39と後部底面40と後部左右
側面41.42と後部フランジ43から構成されている
。また、後部水平上面37は、ドーナツ形状となってお
り、この後部水平上面37に設けた開口部を排気流入口
25と呼ぶ。連絡口29から排気流入口25の連絡口2
9側端面までの距離は、後部水平上面37から後部底面
40までの垂直方向高さと排気吹出口27の垂直方向高
さの差以上となっている。
垂直面38と後部傾斜面39と後部底面40と後部左右
側面41.42と後部フランジ43から構成されている
。また、後部水平上面37は、ドーナツ形状となってお
り、この後部水平上面37に設けた開口部を排気流入口
25と呼ぶ。連絡口29から排気流入口25の連絡口2
9側端面までの距離は、後部水平上面37から後部底面
40までの垂直方向高さと排気吹出口27の垂直方向高
さの差以上となっている。
上記構成における動作を説明する。図中実線矢印は、排
気ガスの流線を示し、斜線入り矢印は、雨水の浸入の方
向を示す。ファン18によって供給された燃焼用空気は
、バーナ19で燃焼に使われた後、排気ガスとなり燃焼
室20.熱交換器21に至り、熱回収された後、排気筒
22内に上向きの流れとして導かれ、排気トンプ後部2
6の後部水平上面37に設けられた排気流入口25より
下向きの流れに変えられ排気トンプ後部26内に入る。
気ガスの流線を示し、斜線入り矢印は、雨水の浸入の方
向を示す。ファン18によって供給された燃焼用空気は
、バーナ19で燃焼に使われた後、排気ガスとなり燃焼
室20.熱交換器21に至り、熱回収された後、排気筒
22内に上向きの流れとして導かれ、排気トンプ後部2
6の後部水平上面37に設けられた排気流入口25より
下向きの流れに変えられ排気トンプ後部26内に入る。
排気トップ後部26内に入った排気ガスは、排気トッブ
後部26内の後部傾斜面39と後部底面40により流れ
方向を下向きの流れからほぼ水平方向に変えられた後、
排気トップ前部28と排気トップ後部26を連通ずる連
絡口29を介して、排気トップ前部28に導かれ、排気
吹出口27より、本体ケース24の外部に放出される。
後部26内の後部傾斜面39と後部底面40により流れ
方向を下向きの流れからほぼ水平方向に変えられた後、
排気トップ前部28と排気トップ後部26を連通ずる連
絡口29を介して、排気トップ前部28に導かれ、排気
吹出口27より、本体ケース24の外部に放出される。
連絡口29から排気流入口25の連絡口29側端面まで
の距離(dl)を、後部底面40から後部水平上面37
までの垂直方向高さ(hl)と排気吹出口27の垂直方
向高さ(h2)の差以上(d、≧h+ hz)の距離
を設けているので、排気流入口25から入って来た排気
流は、大きな曲率半径でスムーズに鈍角に曲がり、ルー
バ35とほぼ平行な流れとなって、排気トップ前部28
に至る。そのため、乱流騒音やルーバ35での風切音の
発生が少なく、かつ圧力損失も小さくなる。
の距離(dl)を、後部底面40から後部水平上面37
までの垂直方向高さ(hl)と排気吹出口27の垂直方
向高さ(h2)の差以上(d、≧h+ hz)の距離
を設けているので、排気流入口25から入って来た排気
流は、大きな曲率半径でスムーズに鈍角に曲がり、ルー
バ35とほぼ平行な流れとなって、排気トップ前部28
に至る。そのため、乱流騒音やルーバ35での風切音の
発生が少なく、かつ圧力損失も小さくなる。
一方雨水は、風等の影響により排気吹出口27より排気
トップ23の内部に浸入するが、一部は、ルハ35と、
雨よけ板36に当り滴下し、残りは排気トップ後部26
内に至り、後部底面40、後部傾斜面39、後部垂直面
38を這上がる。しかし、這上がってきた雨水も排気流
入口25まで距離が設けられているため、雨水の浸入力
を弱めることが出来、後部水平上面37まで達する量を
減少することが出来る。後部水平上面37に達した雨水
は、滴下される。
トップ23の内部に浸入するが、一部は、ルハ35と、
雨よけ板36に当り滴下し、残りは排気トップ後部26
内に至り、後部底面40、後部傾斜面39、後部垂直面
38を這上がる。しかし、這上がってきた雨水も排気流
入口25まで距離が設けられているため、雨水の浸入力
を弱めることが出来、後部水平上面37まで達する量を
減少することが出来る。後部水平上面37に達した雨水
は、滴下される。
滴下した雨水は、浸入してくる雨水の勢いを弱める役割
を果たす。またほぼ水平に排気吹出口27から浸入して
くる雨水の方向と、排気流入口25を通る流線が約90
″′異なるため、前記排気流入口25を越えて、雨水が
排気筒22内に浸入するのが防止出来る。
を果たす。またほぼ水平に排気吹出口27から浸入して
くる雨水の方向と、排気流入口25を通る流線が約90
″′異なるため、前記排気流入口25を越えて、雨水が
排気筒22内に浸入するのが防止出来る。
連絡口29から排気流入口まで充分な距離を設けた場合
(dt≧h1−h、)と充分な距離を設けなかった場合
(a、≦h 、 −h 2)とを比較して、実施例の詳
細な動作を説明する。連絡口29から排気流入口25ま
だ充分な距離を設けた場合(d+≧h、−h、)を第4
図に、距離を設けなかった場合(d1≦h+hi)を第
5図に示す。
(dt≧h1−h、)と充分な距離を設けなかった場合
(a、≦h 、 −h 2)とを比較して、実施例の詳
細な動作を説明する。連絡口29から排気流入口25ま
だ充分な距離を設けた場合(d+≧h、−h、)を第4
図に、距離を設けなかった場合(d1≦h+hi)を第
5図に示す。
図に示したように、連絡口29から排気流入口までの距
離を設けなかった場合(dl≦h、−h、)、連絡口2
9の上流側における排気ガスの流線は、小さな曲率半径
でほぼ直角に曲がり、かつ連絡口29では、排気流がル
ーバ35に衝突するため、圧力損失が大きくかつ風切音
を発する。一方、連絡口29から排気流入口25まで充
分な距離を設けた場合(dt≧hl−hZ)、連絡口2
9の上流側における排気ガスの流線は、大さな曲率半径
で鈍角にスムーズに曲がり、かつルーバ35と平行な流
れとなってルーバ35に臨むので、圧力損失も小さくか
つ風切音も小さくなる。
離を設けなかった場合(dl≦h、−h、)、連絡口2
9の上流側における排気ガスの流線は、小さな曲率半径
でほぼ直角に曲がり、かつ連絡口29では、排気流がル
ーバ35に衝突するため、圧力損失が大きくかつ風切音
を発する。一方、連絡口29から排気流入口25まで充
分な距離を設けた場合(dt≧hl−hZ)、連絡口2
9の上流側における排気ガスの流線は、大さな曲率半径
で鈍角にスムーズに曲がり、かつルーバ35と平行な流
れとなってルーバ35に臨むので、圧力損失も小さくか
つ風切音も小さくなる。
第6図は、連絡口29から排気流入口25の連絡口29
例の端面までの距jll a + と、後部底面から後
部水平上面までの高さり、と排気吹出口の垂直方向高さ
h2の差の比(dl/(hl h2))と排気圧力損
失を示した実験結果の図である。排気圧力損失の値は、
d、/ (hl−h、)=1の時の圧力損失の値を0と
した時の相対値で示した。この実験結果を見て解るよう
に、排気圧力損失は、d 、/(h 。
例の端面までの距jll a + と、後部底面から後
部水平上面までの高さり、と排気吹出口の垂直方向高さ
h2の差の比(dl/(hl h2))と排気圧力損
失を示した実験結果の図である。排気圧力損失の値は、
d、/ (hl−h、)=1の時の圧力損失の値を0と
した時の相対値で示した。この実験結果を見て解るよう
に、排気圧力損失は、d 、/(h 。
h、)≦1で急激に増加する。従ってa+/(tzh2
)≧1とすることで、低圧を員にすることが出来る。す
なわち、低圧損にすることで、ファン18の回転数を低
減し、送風音を低減出来る。これによって、機器全体と
しての騒音も低減することが出来る。
)≧1とすることで、低圧を員にすることが出来る。す
なわち、低圧損にすることで、ファン18の回転数を低
減し、送風音を低減出来る。これによって、機器全体と
しての騒音も低減することが出来る。
発明の効果
以上の説明から明らかなように本発明の燃焼機の排気装
置によれば、次の効果が得られる。
置によれば、次の効果が得られる。
(1)排気ガスが排気トップ内に入る排気流入口の連絡
口側端部から連絡口までの距離(+L)を、排気トップ
後部の後部底面から後部水平上面までの垂直方向高さ(
hl)と排気吹出口の垂直方向高さ(h2)との差以上
(at≧h+−hz)とすることにより、排気流入口で
の排気流を大きな曲率半径で鈍角に屈曲させることが出
来るため、低圧損に出来、ファンの回転数を下げること
で送風音の低減効果が得られる。また排気流をルーバに
対して平行な流れでルーバに臨むため、ルーバでの風切
音の低減効果が得られる。その結果として、燃焼機全体
としての騒音低減が図れる。
口側端部から連絡口までの距離(+L)を、排気トップ
後部の後部底面から後部水平上面までの垂直方向高さ(
hl)と排気吹出口の垂直方向高さ(h2)との差以上
(at≧h+−hz)とすることにより、排気流入口で
の排気流を大きな曲率半径で鈍角に屈曲させることが出
来るため、低圧損に出来、ファンの回転数を下げること
で送風音の低減効果が得られる。また排気流をルーバに
対して平行な流れでルーバに臨むため、ルーバでの風切
音の低減効果が得られる。その結果として、燃焼機全体
としての騒音低減が図れる。
(2)排気流入口の連絡口側端部から連絡口までの距離
(dl)を、排気トップ後部の後部水平上面から後部底
面までの垂直方向高さ(h、)と排気吹出口の垂直方向
高さ(h、)との差以上(d1≧hh、)とすることに
より、雨水が浸入する排気吹出口から排気流入口まで距
離が出来、雨水の浸入力を弱めることが出来るとともに
、排気筒上面に対向して、排気トップ後部の水平上面に
排気流入口を設けた構成にすることで、排気ガスを上方
から下方に向かう流れにすることにより、下方から這上
がってくる雨水と衝突させること、また排気吹出口に対
して排気流入口を約90°をなす角度をもった水平面上
に設けたことにより、下方から這上がってくる雨水をU
ターンまたは滴下することが出来、雨水浸入を防止出来
る。
(dl)を、排気トップ後部の後部水平上面から後部底
面までの垂直方向高さ(h、)と排気吹出口の垂直方向
高さ(h、)との差以上(d1≧hh、)とすることに
より、雨水が浸入する排気吹出口から排気流入口まで距
離が出来、雨水の浸入力を弱めることが出来るとともに
、排気筒上面に対向して、排気トップ後部の水平上面に
排気流入口を設けた構成にすることで、排気ガスを上方
から下方に向かう流れにすることにより、下方から這上
がってくる雨水と衝突させること、また排気吹出口に対
して排気流入口を約90°をなす角度をもった水平面上
に設けたことにより、下方から這上がってくる雨水をU
ターンまたは滴下することが出来、雨水浸入を防止出来
る。
第1図は本発明の実施例における燃焼機の排気装置を用
いた給湯機の一部切り欠き断面図、第2図は同排気装置
の断面図、第3図は同排気装置の平面図、第4図は同排
気ガスの流れと雨水の浸入を示した排気装置の断面図、
第5図は排気流入口から連絡口までの距離を設けなかっ
た場合の排気ガスの流れを示した排気装置の断面図、第
6図は排気流入口から連絡口までの距離と排気圧力損失
の関係を示した特性図、第7図は従来の排気装置の断面
図、第8図は同排気装置の平面図である。 1B・・・・・・ファン、19・・・・・・バーナ、2
0・・・・・・燃焼室、21・・・・・・熱交換器、2
2・・・・・・排気筒、23・・・・・・排気ト。 プ、24・・・・・・本体ケース、25・・・・・・排
気流入口、26・・・・・・排気トップ後部、27・・
・・・・排気吹出口、28・・・・・・排気トップ前部
、29・・・・・・連絡口、37・・・・・・後部水平
上面、38・・・・・・後部垂直面、39・・・・・・
後部傾斜面、40・・・・・・後部底面、41.42・
・・・・・後部左右側面。
いた給湯機の一部切り欠き断面図、第2図は同排気装置
の断面図、第3図は同排気装置の平面図、第4図は同排
気ガスの流れと雨水の浸入を示した排気装置の断面図、
第5図は排気流入口から連絡口までの距離を設けなかっ
た場合の排気ガスの流れを示した排気装置の断面図、第
6図は排気流入口から連絡口までの距離と排気圧力損失
の関係を示した特性図、第7図は従来の排気装置の断面
図、第8図は同排気装置の平面図である。 1B・・・・・・ファン、19・・・・・・バーナ、2
0・・・・・・燃焼室、21・・・・・・熱交換器、2
2・・・・・・排気筒、23・・・・・・排気ト。 プ、24・・・・・・本体ケース、25・・・・・・排
気流入口、26・・・・・・排気トップ後部、27・・
・・・・排気吹出口、28・・・・・・排気トップ前部
、29・・・・・・連絡口、37・・・・・・後部水平
上面、38・・・・・・後部垂直面、39・・・・・・
後部傾斜面、40・・・・・・後部底面、41.42・
・・・・・後部左右側面。
Claims (1)
- 下部に設置されバーナに燃焼用空気を供給するファンと
、前記ファンの下流側にバーナと、燃焼室と熱交換器と
、排気筒を順次密接して本体ケースの内部に設け、前記
排気筒の内部と前記本体ケースの外部とを連通する排気
トップを前記排気筒下流側に密接して設け、前記排気ト
ップは、排気トップ前部と排気トップ後部から成り、前
記排気トップ前部は、一端を前記本体ケースの外部に開
放する排気吹出口と、他端を前記排気トップ後部に連通
した連絡口を有し、前記排気トップ後部は、連続した後
部水平上面と後部垂直面と後部傾斜面と後部底面と後部
左右側面で構成され、前記後部水平上面には、前記排気
筒上面に対向して前記排気筒内部と前記排気トップ後部
を連通する排気流入口を有し、前記連絡口から前記排気
流入口の前記連絡口側端部までの距離を、前記後部底面
から前記後部水平上面までの垂直方向高さと前記排気吹
出口の垂直方向高さの差以上とした燃焼機の排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2536990A JPH03230011A (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 燃焼機の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2536990A JPH03230011A (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 燃焼機の排気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03230011A true JPH03230011A (ja) | 1991-10-14 |
Family
ID=12163919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2536990A Pending JPH03230011A (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 燃焼機の排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03230011A (ja) |
-
1990
- 1990-02-05 JP JP2536990A patent/JPH03230011A/ja active Pending
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