JPH03229784A - 化粧材貼り天板の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、スチールデスク天板などの化粧材貼り天板の
製法に関する。

〈従来技術と問題点〉 従来より、−デスク天板における塗装鋼板などの基材と
メラミン化粧板などの化粧材との接着剤としては、溶剤
型クロロプレン系接着剤などの溶剤型のコンタクト型接
着剤が使用されていた０従って、接着作業場では有機溶
剤の揮散による公害防止に排気装置を喪した。また、貼
合せ直後の初期接着力が浸れている反面、次の嘩な欠点
があった。

すなわち、貼合せ直後でも被着味の引剥しゃ移動ができ
ない。圧締に高圧力を要するので化粧材を傷めることが
ある。塗布むらによる凹凸が薄い化粧材表面に表われた
。有効接着面積が少なく、点ないしけ線接着になり易く
、経時後に浮きや剥れが生じ念。

〈発明の目的〉 本発明は、上記欠点を改良する接着剤を開発して、化粧
材と天板との接着加工に応用することにある。

〈発明の開示〉 本発明は、天板基材に化粧材を接着加工するに際して、
分子内にカルボキシル基ま走は水酸基を有する水分散性
エマルジョンとアセチルアセトン金属塩との混合物を主
成分とする接着剤を使用する化粧材貼り天板の製法であ
る。

本発明に係る天板基材としては、塗装鋼板、防錆処理鋼
板、パーチクルボード、合板など公知の天板基材が適用
される。また、化粧材としては、メラミン化粧板、ダノ
プ化粧板などの７ｐ！硬化性樹脂化粧板が適用されるが
、厚さが１％以下の薄物の方が本発明の効果が明確に表
われる。

次に、接着剤の分子内にカルボキシル基または水酸基を
有すＳ水分散性エマルジョンとアセチルアセトン金属塩
との混合物とする接着剤とは、特開平１−６９６８１号
、特願平１−７２３９８号、特願平１−２８５３６６号
などに記載の如く、エチレン系やジエン系単量体又は芳
香族系や脂環族系共重合体など全主鎖に、アクリル酸な
どの不飽和カルボン酸を反応させて分子内圧カルボキシ
ル基または水酸基を導入した水分散性エマルジョンを主
剤成分として、主剤成分中のカルボキシル基またはカル
ボキシル基と架橋するアセチルアセトン金属塩、すなわ
ち分子内錯塩型キレート化合物で、分子式Ｍ　（ＣＨ３
ＣＯＣＨＣＨ３）ｎで示され、Ｍ＝Ａｌ。

Ｃｒ　＋　Ｚｎ　、　Ｃｕ　ｅ　Ｎｉ　＊　Ｃｏ　、　
Ｆｅ　、　Ｍｇ　、　Ｍｎ　などでｎ＝２〜４で、代表
的なものとして、アセチルアセトンアルミニウム塩を硬
化剤成分とする混合物を主成分として、各種変性剤を添
加した接着剤をいう〇主剤成分と硬イヒ剤成分との配合
比率は、樹脂固形分換算値で１００部対０．５〜２０部
である。

〈発明の作用、効果〉 本発明では、前記の「従来技術と問題点」の解決法とし
て、各種の水分散性エマルジョン接着剤の単体及び各種
架橋剤との混合物からなる接着剤、例えば、酢酸ビニル
系やエチレン酢ビ共電体系などの熱可塑性樹脂エマルジ
】ン型接着剤、クロロブレン系やスチレンブタジェン系
などのエラストマー系ラテックス型接着剤、及び前記の
如き、カルボキシル基や水酸基が導入された水分散性エ
マルシヨンを主剤に、硬化剤成分として、水溶性エポキ
シ化合物、インシアネート化合物、表化亜鉛などの架橋
剤を添加混合する接着剤などを穐々検討したが、満足す
る結果は得られなかった。

次に本発明を実施例により説明する。

実施例１゜ 本発明に係る接着剤を次の様Ｋ１１ｌ造し九〇フラスコ
Ｐ’ｌ：乳化剤のノニルフェノールポリエーテル硫酸ア
ンモニウム２部と水１００部を８０”ＣＫ保ちながら攪
拌して、２−エチルへヤシルアクリレー）１００部と酢
陵ビニル七ツマー１０部とアクリル駿モノマー２部とを
、触媒の１０％過硫酸アンモニウム水溶液２部と共に３
時間要して滴下して乳化重合して、主剤成分の分子内に
カルボキシル基と水酸基を有する水分散性エマルジョン
とじ走。

次に１この主剤１００部に対して、硬化剤のアセチルア
セトンアルミニウム２部を添加して実施例１に係る接着
剤とした。

比較例１，２．３ 実施例Ｉにおいて、硬化剤のアセチルアセトンアルオニ
ウム２部の代りに１水溶性工ポキシ化合物２部を使用し
た以外は同様に比較例１に係る接着剤とした。

同様Ｋ、イソ７アネート化合物２部を使用した以外は同
様に比較例２に係る接着剤とした。

同様Ｋ、５Ｏｔｓ酸化亜鉛分散液２部を使用した以外は
同様に比較例３に係る接着剤とした。

比較例４ 溶剤型りｒ：１０プレン系接着剤アイカアイボンＲＸ−
５０２（アイカニ業社ｊ１りを比較例４に係る接着剤と
し念。

上記実施例１、比較例１〜４に係る接着剤を用いて、デ
スク天板用のアクリル樹脂塗装鋼板に厚さ０．８■のメ
ラミン化粧板を、スプレー両面塗布（片面当り約１５０
９７ｄ）、８０’Ｃ＃ｌ風２分間尻朦、コールブレス漉
圧約３　ｋｆｆ／ＩＩで接着加工し、次の項目を測定し
た。

１、化粧材表面の凹凸の有、無 ２、貼合せ直後の８０″Ｃにおける剥離強度（ｈｌｆ／
　２５　ｓｇｓ　） ３、引剥し後の有効接着■積（目視Ｓ）４、養生７日後
の接着力（剪断強さｋｆｌｄ　）これらの測定結果を第
１表に示す。

填１表 測定値 第１表より、実施例１では化粧材表面に凹凸が認められ
ずに、初期、耐熱、経時接置力が優れているが、比較例
１〜３では接着力か悪く、比較例４では表面に凹凸が認
められる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　天板基材に化粧材を接着加工するに際して、分子内に
   カルボキシル基または水酸基を有する水分散性エマルジ
   ョンとアセチルアセトン金属塩との混合物を主成分とす
   る接着剤を使用することを特徴とする化粧材貼り天板の
   製法。