JPH03229043A - 産業ロボット用複合型減速機構 - Google Patents

産業ロボット用複合型減速機構

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JPH03229043A
JPH03229043A JP2060790A JP2060790A JPH03229043A JP H03229043 A JPH03229043 A JP H03229043A JP 2060790 A JP2060790 A JP 2060790A JP 2060790 A JP2060790 A JP 2060790A JP H03229043 A JPH03229043 A JP H03229043A
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JP
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circular spline
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circular
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JP2060790A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Yasuoka
安岡 博敏
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野j この発明は、産業ロボット用に使用される精密・高剛性
減速機の減速機構に関するものである。
[従来の技術] 現在産業ロボット用に用いられる減速機は、その特性上
、(高トルク)・ (高剛性)・ (バックラッシュな
し)・ (高い位置決め精度と回転4R度)(長寿命)
等が要求されることから一般の減速機では、これらの厳
しい要求を満足することができないため、通常は(ハー
モニックドライブ減速機)、(RV減速#4)、(サイ
クロ減速機)といった商品名をもつ、ロボット専用減速
機が使用される。このうち、これまで代表的なロボット
用減速機として広く用いられている(ハーモニックドラ
イブ減速機)の種類とその組み込み例を第1O図〜第1
2図に示し、(1011はウェーブジェネレータ、11
021はフレクスプライン、1103)はサーキュラス
プライン、(103alはサーキュラスプラインS。
(1011はサーキュラスプラインDである。
次に動作について説明する。(ハーモニックドライブ減
速機)の原理と構造を示す第13図のO。
の図において、まず基本部品3点が組みあわさった状態
で、フレクスプライン(1021はウェーブジェネレー
タ(1011によって楕円状にたわめられ、楕円の長軸
の部分でサーキュラスプライン(1031と歯がかみあ
い、短軸の部分で歯が完全に離れた状態になる。次に9
0°の図に示すように、サーキュラスプライン(103
)を固定し、ウェーブジェネレータ(101)を入力と
して時計方向へ回すと、フレクスプライン(102)は
、弾性変形し、サーキュラスプライン(103) との
歯のかみあい位置が順次移動してい(。次に360°の
図に示すように、ウェーブジェネレータHOIIが1回
転すると、フレクスプライン(1021はサーキュラス
プライン(103)より歯数が数枚少ないためウェーブ
ジェネレータ(1011の回転方向とは逆方向へ、すな
わち反時計方向へ歯数差数枚分だけ移動する。−船釣に
は、この動きを出力として取り出すようになっている。
また、これらの構成による、即ち、ハーモニックドライ
ブ減速機の速比と回転方向の関係の一例を示す第14図
の■、■において、ハーモニックドライブ減速機の速比
値をRとするとサーキュラスプライン(1031または
サーキュラスプライン5(103a)を固定し、人力を
ウェーブジェネレータ (lOl)、出力をフレクスプ
ライン(1021またはサーキュラスプラインD [1
03h)とした時の減速比は次に図■、■において、フ
レクスプライン(102) またはサーキュラスプライ
ンD (103b)を固定し、人力をウェーブジェネレ
ータ(1011、出力をサーキュラスプライン[103
)又はサーキュラスプラインS (103a)とした時
の減速比は□、R+1 次に図■、■において、ウェーブジェネレータ(101
)を固定し、人力をサーキュラスプライン(103) 
またはサーキュラスプラインS (103a)、出力を
フレクスプライン(1021又はサーキュラスR+1 ブラインD (103b)とした時の減速比は□となる
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の(ハーモニックドライブ減速機)は以上のように
構成されている。ここで、産業用ロボットの高速動作の
ためには、減速機側から考えるとできるだけ低減速比の
ものが望まれるが、種々の技術的な制約により、現在(
ハーモニックドライブ減速機)として実用化されている
最小減速比は、回転速度を3000rpmとすると、ロ
ボットの出力軸定格速度は60rpmとなる。しかしな
がら最近では、産業用ロボットの適用範囲も徐々に拡大
されつつあり、−例として航空機のエンジンまわりの部
品に1lit熱材料を溶射するような場合では、直径が
40インチ程の大径部品から直径が10インチ近辺の中
径部品に至るまで、さまざまなワークが対象となり、特
に中径のワークにおいては溶射面の周速が一例として約
100m/分のように限定されることにより場合によっ
ては12Orpm程度の高速回転速度が要求されること
になり、従来例ではこれらのワークを動作させる高速型
産業用ロボットの実用化が困難となっていた。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、サーボモータの定格回転速度3000rpmの
時、減速機を介した産業用ロボットのaカ軸速度がこれ
までの実用限界であった60rpmから約2倍の12O
rpm前後またはそれ以上の高速回転速度を得ることが
できる産業ロボット用複合型減速機構を得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る産業ロボット用減速機を用いた減速機構
は、今(ハーモニックドライブ減速機)の場合を例にと
ると、通常は入力軸に1組しか取りつけられていないオ
リジナルのウェーブジェネレータとフレクスプラインと
サーキュラスプラインまたはサーキュラスプラインS/
サーキュラスプラインDの組合せの他に、もう1組また
は複数組の中継用サーキュラスプライン組合せを設ける
ことにより、−船釣には中継用の減速部が追加されると
さらにその分出力軸の速度が低下すると推定されるとこ
ろを逆に従来の2倍前後、3倍前後、4倍前後・・・・
といったような高い出力軸定格回転速度が得られるよう
にしたものである。
[作用1 即ち、第14図■、■に示すように、オリジナルの1組
のウェーブジェネレータ、フレクスプライン、サーキュ
ラスプラインまたはサーキュラスプラインS/サーキュ
ラスプラインDの減速機構において、サーキュラスプラ
インまたはサーキュラスプラインSを固定し、入力軸は
ウェーブジェネレータ、出力軸はフレクスプラインまた
はサーキュラスプラインDとする標準的な用い方により
、に示すようにウェーブジェネレータを固定し、サキュ
ラスプライン又はサーキュラスプラインSフレクスプラ
インまたはサーキュラスプラインDに伝わるという特性
に着目し、前記オリジナルの1組の他に、もう1組また
は複数組の中継用ウェブジェネレータ、フレクスプライ
ン、サーキュラスプラインまたはサーキュラスプライン
S/サキュラスプラインDを中間に介在させることによ
り、結果として、従来に比べて2倍前後、3倍前後、4
倍前後・ ・といったように出力軸の高速回転を実現さ
せることができる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を第1区において説明する。
第1区において、(1)は例えば定格回転速度が300
Orpmのサーボモータ、(2)はメインウェーブジェ
ネレータ、(3)はメインフレクスプライン、(4) 
は中継用サーキュラスプライン、(4a)は中継用サー
キュラスプラインS部、(4b)は中継用サーキュラス
プライン0部、(5)はメインサーキュラスプラインD
、(6)はサブウェーブジェネレータ、(7)はサブフ
レクスプライン、(8)はサブサーキュラスプラインS
、(9)は出力軸、(10)はテーブル、(11)は前
記メインサーキュラスプラインD(5)と出力軸(9)
とテーブル(10)を回転自由に支持する軸受A、(1
2)は前記中継用サーキュラスプライン(4)を回転自
由に支持する軸受Bである。ここで中継用サーキュラス
プライン(4)を固定し、メインウェーブジェネレータ
(2)が回転した時のメインサーキュラスプラインD(
5)の滅キュラスプライン5(8)を固定し、サブウエ
ーブジJ−ネレータ(6)が回転した時の中継用サーキ
ュとしている。
そして本発明は以上の構成とすることにより、前記サー
ボモータ(1)が3000rpmで回転すると、まず中
継用サーキュラスプライン(4)を固定と仮定すること
により、メインサーキュラスプライン先に固定と仮定し
た中継用サーキュラスプライン(4)は実際にはサブウ
ェーブジェネレータ(6)に回転はメインウェーブジェ
ネレータ(2)を固定と ンD(5)に伝わるから出力軸(9)を介してチーフル
(10)に連結しているメインサーキュラスプラインD
(5)はトータルとして 第1図で説明した内容は、種類の異なる他の(ハーモニ
ックドライブ減速8りについても同様に説明でき一例と
して第2図はFR/FR3型、第3図はC3/C5S型
について示す。また第1図〜第3図においては、中継用
フレクスプライン(4)として1個用いた例を示したが
、2個用いた場合は、同様な経路にて の回転速度を得ることができ、この場合の一例として第
4区にFR型、第5図にFR/FR5型、第6図にCS
 /’ CS S梨、第7図にFRC3/C5S混合型
について示す。さらに3個用いた場合は、同様な経路に
で、速度を得ることができこの場合の一例として第8区
にFRC5/C3S混合型について示す。また第9区に
は産業用ロボットとして特に高速化が要求されるロボッ
トアームの手首部の曲げ軸とひねり軸機構に、−例とし
て本発明によるFR型の通用の例を示す。
また本発明は主として、これまで産業用ロボットに使用
されている代表的な減速機の(ハーモニックドライブ減
速機)を用いた減速機構について説明したが、他の(R
V減速機)や(サイクロ1礒速PA)等についても同様
な方法で適用できまたこれらの減速機を相互に混合させ
ても適用できることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、オリジナルの1組の
他にさらに1組または複数組の中継用サーキュラスプラ
インを設けることにより、これまいても、サーボモータ
定格回転数が300Orpmの時、60rpm L/か
とれなかった産業用ロボットの出力軸定格回転速度がサ
ーボモータさえうまく選定すれば、これまで不可能と考
えられていた120rpm、180rpm、240rp
m前後の高速回転を容易に得ることが可能であり、産業
用口゛ボットの高速化に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9区はこの発明の一実施例の産業用ロボット
用複合型減速機構を示し、第1図は中継用サーキュラス
プラインを1個用いたFR型の例を示す縦断面図、第2
図は中継用サーキュラスプラインを1個用いたFR1F
R5型の例を示す縦断面図。 第3図は中継用サーキュラスプライン1個用いたC3/
Css型の例を示す縦断面図、第4図は中継用サーキュ
ラスプラインを2個用いたFR型の例を示す縦断面図、
第5図は中継用サーキュラスプラインを2個用いたFR
/FR5型の例を示す縦断面図、第6図は中継用サーキ
ュラスプラインを2個用いたC3/C5S型の例を示す
縦断面図、第7図は中継用サーキュラスプラインを2個
用いたFR・cssa合型の例を示す縦断面図、第8図
は中継用サーキュラスプラインを3個用いたFRC3S
混合型の例を示す縦断面図、第9図は産業用ロボットの
手首駆動部分の曲げ軸およびひねり軸に中継用サーキュ
ラスプラインをそれぞれ1個用いたFR型の例を示す縦
断面図、第1O図〜第14図は従来の産業用ロボット用
複合型減速機構を説明するためのもので、第10図〜第
12図は減速機構の組み込み例を示し、第10図はCS
型/ C5S型で第1O図(alは斜視図、第1θ図(
blは縦断面図、第11図はFR型/ FRS 型で第
11図(alは斜視図、第11図fblは縦断面図、第
12図はFR型で第12図fal は斜視図、第12図
+b)は縦断面図、第13図、第14図は減速機構の原
理と構造を説明するためのものであり、第13区は状態
図、第14図は速比と回転方向との説明図である。 図において、(1)はサーボモータ、(2)はメインウ
ェーブジェネレータ、(3)はメインフレクスプライン
、(4)は中継用サーキュラスプライン、(4a)は中
継用サーキュラスプラインS部、(4b)は中継用サー
キュラスプライン0部、(5)はメインサーキュラスプ
ラインD、(6)はサブウェーブジェネレータ、(7)
はサブフレクスプライン、(8)はサブサーキュラスプ
ライン5i91は出力軸、(10)はテーブル、(11
)は軸受A、(12)は軸受Bである。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サーボモータに連結されるメインウェーブジェネレータ
    と、前記メインウェーブジェネレータの長軸部で連結す
    るメインフレクスプラインと、中継用サーキュラスプラ
    インのS部と、メインサーキュラスプラインDと、以上
    のそれらとは別個の同じくサーボモータに連結するサブ
    ウェーブジェネレータと、前記サブウェーブジェネレー
    タの長軸部で連結するサブフレクスプラインと、サブサ
    ーキュラスプラインSと、前記中継用サーキュラスプラ
    インのD部と、前記メインサーキュラスプラインDおよ
    び出力軸さらにテーブルを回転自由に支持する軸受Aと
    、前記中継用サーキュラスプラインを回転自由に支持す
    る軸受Bとからなる産業ロボット用複合型減速機構。
JP2060790A 1990-01-31 1990-01-31 産業ロボット用複合型減速機構 Pending JPH03229043A (ja)

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JP2060790A JPH03229043A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 産業ロボット用複合型減速機構

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JP (1) JPH03229043A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527398U (ja) * 1991-09-20 1993-04-09 株式会社ハーモニツク・ドライブ・システムズ 低速比を有する調和減速装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527398U (ja) * 1991-09-20 1993-04-09 株式会社ハーモニツク・ドライブ・システムズ 低速比を有する調和減速装置

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