JPH0322817Y2 - - Google Patents

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JPH0322817Y2
JPH0322817Y2 JP2624485U JP2624485U JPH0322817Y2 JP H0322817 Y2 JPH0322817 Y2 JP H0322817Y2 JP 2624485 U JP2624485 U JP 2624485U JP 2624485 U JP2624485 U JP 2624485U JP H0322817 Y2 JPH0322817 Y2 JP H0322817Y2
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JP
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cable
flat floor
core
tape
adhesive layer
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JP2624485U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の背景と目的] 本考案はフラツトフロアケーブル、さらに詳細
には、4心線を1ユニツトとし、上記4心線を2
心線づつ対とするフラツトフロアケーブルの改良
に関するものである。
フラツトフロアケーブルのうち、ポリエチレン
絶縁心線を2心線一括してその外周に遮へいテー
プを巻き回しさらにポリ塩化ビニル(以下遮へい
テープを含めてケーブル外被と言う)をほどこす
いわゆる2心線形のフラツトフロアケーブルは、
遮蔽へいテープによつて対間のシールド効果が確
保されているため、漏話を防止する上で良好な結
果が得られるが、2心線ごとにケーブル外被をほ
どこす必要があるため、後述する4心線形のフラ
ツトケーブルに比較してコスト的に有利であると
は云い難い。
これに対し、4心線を1ユニツトとするいわゆ
る4心線形のフラツトフロアケーブルにあつて
は、4心線を一括してその外周にケーブル外被を
ほどこすものであるため、同一心線数のコアにケ
ーブル外被をほどこすことを考えた場合は、既述
した2心線形のフラツトフロアケーブルよりも外
被被覆回路が少なくて済み、コスト的に有利であ
る。しかしながら、4心線形のフラツトフロアケ
ーブルにおいて、単に4心線を2心線づつ対とし
てこれを2組並列に並べただけでは、上記2組の
心組間漏話が極めて大きくなる。この漏話を防止
する目的で、従来、4心線を一括してその外周に
半導電性のポリ塩化ビニルを被覆することがおこ
なわれているが、その具体的構成は第4図に示す
とおりである。
すなわち、第4図において、1aは導体、1b
は導体1aの外周に被覆した絶縁体を示し、上記
構成よりなる4本の絶縁心線1は、2心線づつ対
として2組並列に並べられており、絶縁心線1を
4本一括したその外周には、漏話防止を目的とし
て、半導電性の保護層2が被覆されており、さら
にその上にラミネートテープ3が被覆されてい
る。なお、第5図は第4図に示すラミネートテー
プ3の一部拡大図であつて、第5図中、符号3a
は接着層、3bはアルミテープ、3cはプラスチ
ツクテープを示している。
従来実用に供されている4心線形フラツトフロ
アケーブルの構成は以上のとおりであるが、この
従来形ケーブルにあつては、導体1aの外周に対
する絶縁体1bの押出被覆→絶縁体1bの外周に
対する半導電保護層2の押出被覆→半導電保護層
2の外周に対するラミネートテープ3の被覆とい
う3工程を必要とする以外に、絶縁体1bの外周
を半導電保護層2で被覆し、さらにその外周をラ
ミネートテープで被覆する構造であるため、フラ
ツトフロアケーブルであるとは云え、その薄形化
に自ずと限界があり、さらにケーブル接続に際
し、絶縁線心1を取り出す場合は、半導電保護層
2を一部取り除かなければならない。
本考案は、上記した従来の4心線形フラツトフ
ロアケーブルに改良を加えたものであつて、その
目的とするところは、従来形この種ケーブルに比
較してその製造工程を短縮化し、ケーブル製造時
における作業性の向上化とコストの低減化とを同
時にはかるとともに、製品の薄形化、さらにはケ
ーブル接続時の作業性をも向上させることのでき
る、実利点の点できわめてすぐれた特徴を有する
フラツトフロアケーブルを提供しようとするもの
である。
[考案の概要] 上記目的を達成するため、本考案は、4心線を
1ユニツトとしてなるフラツトフロアケーブルの
構造において、上記4心線を2心線づつ対とした
2組の心線間に半導電介在を配置し、かつケーブ
ル外被を構成するラミネートテープの接着層を半
導電接着層とし、上記半導電介在とラミネートテ
ープの半導電接着層とを接合してなることを要旨
とするものである。
[実施例] 以下、本考案を、第1図および第2図の一実施
例にもとづいて説明すると、第1図および第2図
において、第4図および第5図に示すフラツトフ
ロアケーブルを同一符号は同一部分、すなわち1
は絶縁線心、1aは絶縁線心1の導体、1bは導
体1aの外周に被覆した絶縁体、3はラミネート
テープ、3aはラミネートテープ3の接着層、3
bはアルミテープ、3cはプラスチツクテープを
示し、導体1aおよび絶縁体2よりなる絶縁線心
1は、2心線づつ対として2組並列に並べられて
おり、絶縁線心1を2心線づつ対とした2組の心
線間には、半導電介在4が配置され、かつケーブ
ル外被を構成するラミネートテープ3の接着層3
aには、半導電性の材料が用いられ、上記半導電
介在4とラミネートテープ3の半導電接続層3a
とは接合一体化されている。
したがつて、上記構成よりなるフラツトフロア
ケーブルを製造するにあたつては、導体1aの外
周に対する絶縁体1bの押出被覆→絶縁線心1と
半導電介在4との外周に対するラミネートテープ
3の被覆という2工程で済み、従来形この種ケー
ブルに比較してその製造工程を短縮化し、ケーブ
ル製造時における作業性の向上化とコストの抵減
化とを同時にはかることができる。また、絶縁線
心1を2心線づつ対とした2組の心線間に半導電
介在4を配置し、かつケーブル外被を構成するラ
ミネートテープ3の接着層3aを半導電接着層と
し、上記半導電介在4とラミネートテープ3の半
導電接着層3aとを接合一体化したことにより、
絶縁線心1は、半導電介在4を境として2心線ご
とにシールドされ、漏話が効果的に防止されるも
のであつて、特に本考案にあつては、半導電介在
4を絶縁心線1を同一外径とすることができるた
め、その分だけ従来形フラツトフロアケーブルよ
りも製品の薄形化をはかることができる。さら
に、本考案においては、第1図の実施例からも明
らかなように、ケーブル接続に際し、第4図に示
す従来形フラツトフロアケーブルのように、半導
電保護層2の一部を取り除く手間を省くことがで
き、ケーブル接続時の作業性を向上させることが
できる。
なお、上記実施例においては、第2図に示すよ
うに、ラミネートテープ3を半導電接着層3a、
アルミテープ3bおよびプラスチツクテープ3c
の3層で構成した場合について例示したが、外部
からの高周波ノイズが少ない個所に本考案ケーブ
ルを布設すように場合は、第3図に示すように、
ラミネートテープ3を半導電接着層3aとプスチ
ツクテープ3cとで構成し、第2図に符号3bで
示すアルミテープ3bを省略するようにしてもよ
く、また半導電介在4の断面形状は、第1図に示
す丸形に限定されるものではなく、たとえ四角と
してもよい。
[考案の効果] 本考案は以上のごときであり、本考案は、従来
の4心線形フラツトフロアケーブルに改良を加え
たものであつて、図示す実施例の説明からも明ら
かなように、本考案によれば、従来形この種ケー
ブルに比較してその製造工程を短縮化し、ケーブ
ル製造時における作業性の向上化とコストの低減
化とを同時にはかるとともに、製品の薄形化、さ
らにはケーブル接続時の作業性をも向上させるこ
とのできる、実利点の点できわめてすぐれた特徴
を有するフラツトフロアケーブルを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフラツトフロアケーブル
の一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の一
部拡大図、第3図は本考案ケーブルの他の実施例
を示す第2図相当図、第4図は従来形フラツトフ
ロアケーブルの内部構造を示す縦断面図、第5図
は第4図の一部拡大図である。 1:絶縁線心、1a:導体、1b:絶縁体、
3:ラミネートテープ、3a:接着層、3b:ア
ルミテープ、3c:プラスチツクテープ、4:半
導電介在。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 4心線を1ユニツトとしてなるフラツトフロア
    ケーブルの構造において、上記4心線を2心線づ
    つ対とした2組の心線間に半導電介在を配置し、
    かつケーブル外被を構成するラミネートテープの
    接着層を半導電接着層とし、上記半導電介在とラ
    ミネートテープの半導電接着層とを接合してなる
    ことを特徴とするフラツトフロアケーブル。
JP2624485U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPH0322817Y2 (ja)

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JPS61142329U JPS61142329U (ja) 1986-09-03
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KR100774573B1 (ko) * 2001-05-30 2007-11-09 삼성전자주식회사 광원 장치 및 이를 갖는 액정 표시 장치

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JPS61142329U (ja) 1986-09-03

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