JPH03227654A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH03227654A
JPH03227654A JP2220090A JP2220090A JPH03227654A JP H03227654 A JPH03227654 A JP H03227654A JP 2220090 A JP2220090 A JP 2220090A JP 2220090 A JP2220090 A JP 2220090A JP H03227654 A JPH03227654 A JP H03227654A
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inkjet
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泰 村山
Tomohiro Aoki
青木 友洋
Setsu Uchida
内田 節
Toru Kobayashi
徹 小林
Masatoshi Ichikatai
一方井 雅俊
Tatsuo Mitomi
三富 達夫
Masaharu Nemura
雅晴 根村
Yasuyuki Takanaka
康之 高中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録装置に関し、例えばファ
クシミリ、?11写機あるいはブーリンター等の機能を
有するインクジェット記録装置およびそれ等機能を備え
る複合機あるいはワークステーション等の出力機器とし
て用いられるインクジェット記録装置に関する。
[従来の技術] ノンイクバクト記録法は、記録時における騒音の発生が
無視しつる程度に極めて小さいという点において、最近
関心を集めている。その中で高速記録の可能性が有り、
しかもいわゆる普通紙に特定の定着処理を必要とせずに
記録を行うことができるインクジェット記録法は極めて
有力な記録法である。
インクジェット記録装置に適用される記録ヘッドは、一
般に微細な液体吐出口(オリフィス)、液路およびこの
液路の一部に設けられるエネルギー作用部と7−この作
用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生
するエネルギー発生手段を具えている。
このようなエネルギーを発生するエネルギー発生手段と
してはピエゾ素子等のような電気機械変換体を用いた記
録方法、レーザー等の電磁波を照射し、そこにある液体
に電磁波を吸収させて発熱させ、この発熱による作用で
液滴な吐出、飛翔させるエネルギー発生手段を用いた記
録方法、あるいは発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気
熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させるエネ
ルギー発生手段を用いた記録方法等がある。
その中でも熱エネルギーによって液体を吐出させるイン
クジェット記録方法に用いられる記録ヘッドは、記録用
の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するための液体吐出
口(オリフィス)を高密度に配列することができるため
に高解像力の記録をすることが可能である。
その中でも電気熱変換体を熱エネルギー発生手段として
用いた記録ヘッドは、記録ヘッドとじて全体的なコンパ
クト化も容易でかつ、最近の半導体分野における技術の
進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技
術の長所を十二分に活用でき、長尺化および面状化(2
次元化)が容易であること等からマルチノズル化、高密
度実装化が容易であり、しかも大量に生産性良く、製造
コストも安価なインクジェット記録用ヘッドおよびこの
ヘッドを有する装置を提供することが可能である。
このようにエネルギー発生手段に電気熱変換体を用い、
半導体製造プロセスを経て製造されたインクジェット用
記録ヘッドは、一般には各オリフィスに対応した液路な
設け、この液路毎にこの液路な満たす液体に熱エネルギ
ーを作用させて、対応するオリフィスから液体を吐出し
て飛翔用液滴な形成する手段としての電気熱変換体が設
けられている。また、それ等液路には、各液路に連通し
ている共通液室から液体が供給される構造となっている
第16図はこのようなインクジェット記録ヘッドの概略
構成図であり、エツチング・蒸着・スパッタリング等の
半導体製造プロセス工程を経て、基板1102上に成膜
形成された電気熱変換体1103、電極1104、液路
壁1105、天板1106から構成されているインクジ
ェット記録ヘッドが示されている。
記録用液体1112は図示していない液体貯蔵室から液
体供給管1107を通して記録ヘッド1101の共通液
室110g内に供給される。 1109は液体供給管用
コネクタである。
共通液室1108内に供給された記録用液体1112は
いわゆる毛管現象により液路1110内に供給され、液
路先端の吐出口面(オリフィス面)でメニスカスな形成
することにより安定に保持される。ここで電気熱変換体
1103に通電することにより、電気熱変換体面上の液
体が急峻に加熱され、液路中に気泡が生起され、その気
泡の膨張・収縮により吐出口1111から液体を吐出し
液滴が形成される。
上述したような構成により、吐出口密度16ノズル/−
といった高密度の吐出口配列で128吐出口あるいは2
56吐出口という、さらには、記録暢内全域にわたって
吐出口が配置されたマルチノズルのインクジェット記録
ヘッドを形成することができる。
従来のインクジェット記録装置としては、米国特許第4
,692,778号明細書に記載されているものが挙げ
られる。この米国特許には、ヘッドユニットが水平方向
に、キャップユニットが上下方向に動(構成が開示され
ている。本特許に開示されている構成は、記録媒体スト
ック域をキャップの退避位置に対向して空間を有効に用
いるものである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、キャップは重力方向に移動し、記録紙の搬送路
を横切るので、ジャム発生時に記録紙がこの領域にある
と、その記録紙のためにヘッドキャップ移動機構が損な
われたり、ヘッド自体を記録不能にしてしまうことがあ
った。
特に、熱エネルギーを用いる記録ヘッドは、ゴミの付着
や強度低下をもたらす衝撃に対して弱((熱的耐久性向
上のために構成が丁艮定される)、記録媒体との接触や
不要な力がかかると部分記録不能の発生がもたらされる
従って、本発明は上述の問題点を解決して、記録媒体の
搬送不良が生じても記録ヘッドや回復装置による回復処
理或いは回復装置の劣化その他これらの移動機構が損儂
されないインクジェット記録装置を提供することを目的
とする。
また、本発明の主たる目的としては、回復装置の作動時
間を短縮して、記録中にも記録媒体の搬送を停止して回
復動作に入れるようにしたインクジェット記録装置の提
供にある。
さらに本発明の別の目的は、回復装置の排インク処理を
効率よく行え、インク吸収体の排インク絞り効果を向上
できるインクジェット記録装置の提供にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記主たる目的を達成するための構成が記録ヘ
ッドを記録領域に対して垂直方向に平行移動する記録ヘ
ッド移動機構と、記録ヘッド回復手段を該垂直方向に直
交する方向に関して該記録ヘッドに対向する位置と該位
置より退避する退避位置とに平行移動する回復手段移動
機構と、記録ヘッドにより記録される記録媒体を搬送す
る搬送路とを有し、該記録ヘッド移動機構による記録ヘ
ッド移動範囲内および回復手段移動機構による回復手段
移動範囲内のいずれにも該搬送路が交差しないことを特
徴とするものである。
本発明は、搬送不良が生じても対応がとれる構成がほぼ
水平方向に搬送される被記録材の記録面に対してインク
を吐出する吐出口を下方端部に有するインクジェットヘ
ッドと、このインクジェットヘッドを保持するインクジ
ェットヘッド保持手段と、前記インクジェットヘッドに
対向して位置する記録領域に対してほぼ垂直方向に関し
て前記インクジェットヘッド保持手段を移動するインク
ジェットヘッド移動手段と、ほぼ水平方向に移動可能で
、該インクジェット保持手段が該移動手段により上昇す
ることで、該記録領域と上昇した該保持手段との間へ移
動可能なインクジェット回復手段と、該記録領域と該回
復手段の移動範囲より下方の領域とに記録媒体を搬送す
る搬送手段と、該回復手段を移動する手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
本発明は、排インク絞り効果を向上できるインクジェッ
ト記録装置として、記録ヘッドを記録領域に対して重力
方向に平行移動する記録ヘッド移動機構と、記録ヘッド
回復手段を該重力方向に直交する方向に関して該記録ヘ
ッドに対向する位置と該位置より退避する退避位置とに
平行移動する回復手段移動機構と、記録ヘッドにより記
録される記録媒体を搬送する搬送路と、前記回復手段は
インクジェットヘッドに対して排インクを吸収する吸収
部材と、該吸収部材を水平方向に絞る機構と、絞り出さ
れたインクを底面に集めて排出する傾斜機構とを有し、
上方が開放されている主容器を有することを特徴とする
ものである。
【作 用] 本発明は、記録ヘッド移動と回復装置移動を夫々直線的
に平行移動させ、記録媒体の搬送経路とは交差しないよ
うにしているので、に速で回復処理が可能であって、ま
た、これは記録中にも行えるので全体として記録速度の
低下を最小にして高画質記録を安定して行うことができ
る。
特に、インク絞り機構を回復装置が有する場合、インク
吸収部材の作用力を長期化できる構成も重要である。
[実施例] 以下、図面に基づいて、本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例を説明するためのインク
ジェット記録装置の概略断面図である。
第1図を用いてまず本実施例のインクジェット記録装置
の概略について説明する。本図において、301は原稿
401を読み取りそれを電気信号に変換するスキャナ一
部である。スキャナ一部301で変換された信号に基づ
いた信号がブリーンタ部302の記録ヘッド部305に
ドライブ信号として与えられる。スキャナ一部301に
おいて401は原稿、402は原稿を走査する原稿走査
ユニットである。原稿走査ユニット402にはロッドア
レイレンズ4o3゜等倍型色分解ラインセンサ(カラー
イメージセンサ)404および露光手段405が内蔵さ
れている。
少な(とも原稿走査ユニット402が原稿台上の原稿4
01の画像を読み取るべく矢印Aの方向に移動走査する
ときには、原稿走査ユニット402に内蔵された露光手
段405内の露光ランプが点灯され、原稿401からの
反射光がロッドアレイレンズ403により導かれてカラ
ー情報の読み取りセンサである等倍型色分解ラインセン
サ(以下読み取りセンサと呼ぶ)404に集光し、原稿
のカラー画像情報をカラー別に読み取り、電気的なデジ
タル信号に変換する。
このデジタル信号はプリンタ部302に送り出される。
各カラー別の記録ヘッドは、これ等信号に基づく駆動信
号が供給され液体の吐出がなされるのである。
第1図において、411は記録紙カセット、412はピ
ックアップローラ、 413,414は記録紙搬送用ロ
ーラ、415および416はレジスターローラー417
、418および419はそれぞれ搬送用ガイド。
420は排紙トレイ、213は排紙センサ、214は排
紙ローラ、 51a、 51bおよび51cはセンサ、
2009はラックギア、2021は遮光板である。
給紙部303に収納された被記録部材の一つとしての記
録紙は、必要時に一枚ずつベルト搬送部304に向かっ
て送り出される。記録紙はベルト搬送部304を通過す
る際、記録ヘッド部305により画像記録がなされ、定
着排紙部307を経てトレイ420へ送り出される。
306は回復装置としての回復キャップ部であり、記録
ヘッド部305が常時印字可能な状態を維持させるため
の機能を持つ。本図においては、印字状態を示しており
、回復装置である回復キャップ部306は、記録紙搬送
方向上流側に退避されている状態を示している。以下上
述の各々の構成について詳細に説明する。
まず本実施例に用いられているフルライン化された長尺
記録ヘッドへのインク供給について第2図を用いて説明
する。第2図はその長尺記録ヘッドとインクの供給手段
との構成を模式的に示す説明図であり、1601はその
記録ヘッド、 1652は記録ヘッド1601内の共通
液室、 1653は記録液吐出面1654に配された液
体吐出用の吐出口である。
しかして本実施例の吐出01653は、対象とされる被
記録材の記録可能幅いっばいにその数が配されており、
その個々の吐出口1653に通じる不図示の液路に設け
られた発熱素子を選択的に駆動させることによって記録
液を吐出させ、ヘッド自体の移動走査なしに記録を実施
することが可能である。
1655は記録液を記録ヘッド1601に供給する記録
液供給タンク、1656は供給タンク1655に記録液
を補充するためのメインタンクであり、供給タンク16
55から供給管1657により記録液を記録ヘッド16
旧の共通液室1652に供給し、また、記録液補充のと
きにはメインタンク1655から一方通行の補充用整流
弁1658を介して回復ポンプ1659により供給タン
ク1655に記録液を補充可能である。
1660は記録ヘッド1601の吐出機能回復のために
なされる回復動作時に使用される一方通行の回復用整流
弁、1661は回復整流弁1660が介装されている循
環用管、1662は先に述べた第1の供給管1657に
介装されている電磁弁、1663は供給タンク用の空気
抜弁である。
このように構成された記録ヘッド1601とその記録供
給系および回復系においては、記録実施時、電磁弁16
62は開の状態に保たれており、供給タンク1655か
ら液の自重により記録液が共通液室1652に補給され
、液室1652から不図示の液路を介して吐出口165
3に導かれる。
また、共通液室1652および供給系に残留する気泡の
除去と共に記録ヘッド1601を冷却するために実施さ
れる回復動作時には、回復ポンプ1659を駆動して、
記録液を循環管1661により共通液室1652に送り
込み、共通液室1652から第1供給管1657により
記録液を供給タンク1655に戻し−て循環させること
ができる。
さらにまた、液路等の初期充填時には電磁弁1662を
閉成した状態でポンプ1659−により循環管1661
を経て記録液を共通液室1652に圧送し、気泡の排出
と共に記録液を吐出口1653から吐出させることがで
きる。
こうした記録ヘッドは通常の場合、非記録時にはインク
の吐出口の内部にインクを残したまま放置される。記録
ヘッドの吐出口面あるいは吐出口面側に接合可能なキャ
ップを有するキャッピング手段を設け、非記録時には前
記キャップと記録ヘッドとの接合を行うことにより、い
わば記録ヘッドに蓋をかぶせた状態で周囲の雰囲気から
密封し、かつ接合部分の空気層をインクの蒸気で満たし
てキャップと記録ヘッドとで形成される空間をインクの
飽和蒸気圧にすることによって液路内のインク液の蒸発
およびそれにともなう粘度の増加や液路内のインクの乾
燥を防止する。
しかしながら、低湿環境下や長期間記録を休止するよう
な場合には、上記の如きキャッピングを行って液路内の
インク液の蒸発防止を図ってもインクの粘度の増加が発
生する場合があり、記録休止期間後の記録に際して吐出
口からのインクの不吐出や不安定吐出を防止することが
できない場合がある0本発明では、休止後最初にインク
が吐出するかしないかの問題を以下「発−問題」と呼ぶ
この発−問題に対しては前述したように回復ポンプ16
59を駆動してインクを循環加圧し、記録ヘッドの全吐
出口からインクを排出させるようにしたインク循環加圧
手段をも併用して行っている。また上記の不吐出の状態
が軽微なものに対してはヘッドの全エネルギー発生手段
を駆動し、用紙等に記録を行うのと同様のインク吐出動
作を行う、これは画像記録を行うための吐出ではないた
め本発明では以下「空吐出」と称する。
以上述べたように長時間の非記録放置状態によりインク
が乾燥し粘度が増加して吐出口および/または液路内が
固着している場合にはインクの加圧循環により、また非
記録状態が比較的短時間で、それ等の固着状態が軽微な
ものは空吐出動作により印字記録可能な状態に記録ヘッ
ドを回復するようにしている。
次に、本実施例に好適に使用される被記録部材について
説明する。
インクジェット記録方式ではインクと称される記録用液
体の小液滴を飛翔させ、それを紙等の記録用紙面に付着
させて記録を行うもので、インクが用紙面で必要以上滲
んで印字がぼけたりしないことが必要である。
また、被記録部材に付着したインクが速やかにその内部
に吸収され、特に異なる色のインクが短時間内に同一箇
所に重複して付着した場合でもインクの流れ出しや滲み
出しの現象がなく、しかも印字ドツトの広がりを、画質
の鮮明さを損なわない程度に抑えられるような特質が好
適とされる。
これらの特質は電子写真複写機等で使用される普通紙と
呼ばれる複写用紙等やその他一般の記録用紙として用い
られているものでは充分4こ満足されていない場合もあ
る。これらの用紙において1色のみの印字もしくは2色
重ね合せでは画像品位としである程度満足できるものが
得られ−る場合が多いが、例えば3色以上のインクの重
ね合せによるフルカラー画像を印字記録する際のように
用紙に付着するインクの量が増える際には充分満足でき
る画像品位の記録が得られてないこともある。
上述した特質を満足する用紙として本実施例のインクジ
ェット記録装置では特開昭56−148583号公報に
開示されるような、基紙の上に上記の特質が得られるよ
うなコーティング(例えば微粉ケイ酸)を施した被記録
部材を用いることが好ましい、インクの付着は、被記録
部材のコーテイング面に行われる。
従って1本実施例においてはより高品質な画像記録のた
め3色以上のインクを用いて画像記録を行う際にはコー
ティング用紙、1色もしくは2色のインクを用いて画像
記録を行う際にはノンコート紙(上記コーティングを行
ってしyない紙)を選択して使用するようにしている。
ただしコート紙によって1色もしくは2色のインクを用
いて画像記録を行っても一向に構わない。
第3図(A)および第3図(B)は、それぞれ本発明に
係る画像記録装置におけるプリンタ一部の模式的要部断
面図である。第3図(A)を用いて記録ヘッドの回復動
作時の状態について説明する。
Ic、 IM、 IYおよびlBkは、それぞれ、シア
ン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色のインク
が供給されるインクジェット記録ヘッドである。
各々のヘッドは、ヘッドブロック6に対して、精度良(
固定され、各々のヘッドの平行度およびヘッド間距離等
が所望の精度内に保障されている。
これら各色のヘッドIc、 IM、 IYおよびlBk
の吐出口附近には、各ヘッドの吐出口にそれぞれ対応し
てインクを吸収するためのインク吸収体3G。
3M、 3Yおよび38kが配設されている。インク吸
収体3C,3M、 3Yおよび38には、それぞれ記録
ヘッドIc、 IM、 IYおよびIBkの吐出面に対
して、接離可能に吸収体ガイド7によって支持されてい
る。
第3図(A)におけるインク吸収体3Cおよび3Yは、
記録ヘッドIcおよびlYの吐出面から離脱されたとこ
ろを示している。また、インク吸収体3Mおよび38に
は、記録ヘッドIMおよびIBkの吐出面に当接された
ところを示している。
インク吸収体同士の間にはインク仕切板8が備えられて
いる。各々の仕切板8とヘッドブロック6との間にはイ
ンクシール4が設けられており、各色間におけるインク
のシールを行なっている。
ヘッドブロック6と回復容器2とが接触する外周部には
パツキン87が設けられており、パツキン87によりキ
ャッピング状態における回復系容器2内部の乾燥を防止
し、ヘッド吐出面の乾燥およびインク固化を防止する。
記録ヘッドlとヘッドブロック6との間にはOリング形
状のシールリング79が全周にわたってはめ込まれてお
り、ヘッド面に雨着したインクが、ヘッド駆動回路上へ
侵入したりすることを防止している。
各々のインク吸収体3G、 3M、 3Yおよび38に
近傍には、インク絞り部材5が設けられており、不図示
のレバーによりインク吸収体3G、 3M、 3Yおよ
び38kに吸収されたインクを絞り出して落下させるこ
とが可能になっている。第3図(A)においてはイエロ
ーヘッドIYのインク吸収体がインク絞り部材5によっ
て絞られている状態が示されている。
lOはユニット側板である。
回復容器2は、不図示の移動機構により第3図(A)に
おける回復動作状態から印字状態へ移るときには、後述
する退避位置への移動が可能である。この印字時退避位
置は、被記録部材の搬送方向に対し上流側すなわち本図
でいえば右側方向となるように構成されている0回復容
器2の底部には排インクロ13が設けられており、記録
ヘッドIc、 IM、 IYおよびlBkから吐出され
、インク吸収体3C,3M、 3Yおよび38kにより
吸収され1回収されたインクを不図示の排インクタンク
へ排インク経路(後述する)を介して導くようになって
いる。
第3図(B)は、記録ヘッドの画像記録時(印字中)の
状態を示す模式的要部断面図である。第3図(A)の状
態よりも回復容器2が被記録材搬送方向上流側すなわち
退避位置へ移動後(第3図(A)における2点鎖線の部
分に移動した後)、記録ヘッドが第3図(B)のように
印字位置へ移動した状態を示す。この状態において、各
ヘッドの画像記録信号に基づいてインクの吐出が行なわ
れ、記録ヘッドの吐出面Pから所望距離を保って搬送さ
れる被記録材である記録紙上に画像を形成する。
第4図(A)および第4図(B)は、それぞれ記録ヘッ
ド、位置決め固定部分を説明するための模式的説明図で
あり、第4図(A)は模式的上面図、第4図(B)は模
式的側面図である。第4図(A)において、20および
21はヘッド固定部材であり、ヘッドlの両端部のヘッ
ド突当部1aが、固定部材20および21の突当部に挿
入されることにより第4図(A)の矢印Aおよび矢印B
の方向の位置が、また上下方向(第4図(B)の矢印C
方向)の位置は、位置決め軸l鑓よび19によって決め
られる。
22は押当てビンであり、ヘッド固定部材20および2
1に挿入されたヘッドを突当部20aおよび21aにば
ね23の反発力により押当てビン22を介して当接させ
ることによって、位置決め固定が成される。24は調整
ねじてあり、第4図(A)において矢印六方向、すなわ
ち紙送り方向に対して垂直方向(以降「レフトマージン
」という)の各ヘッドの位置調整を行うことができる。
25はヘッド傾き方向調整用の偏心コマである。
第4図(A)においてコマ25を回転することによって
生ずる偏心量によってヘッド突当部1aを移動させるこ
とにより、矢印B方向への各ヘッドの位置を移動するも
のであり、各々ヘッド独立の調整が可能である。第4図
(A)において16はヘッド当接部位に曲面を有する突
き当て位置決め用部材、17は加圧ばねである。
以上の調整機構によって、各ヘッドの取付位置の調整を
容易に行なうことができる。従って各色で描かれた画像
のずれを補正し、より高品位の画像記録を行うことが容
易である。
次に、ヘッド部分の移動機構について第5図(A)ない
しくE)のプリンタ部の模式的要部断面図および模式的
要部断面図を用いて説明を行なう。
第5図(A)および第5図(B)は、それぞれ第3図(
A)および第3図(B)の上面側からプリンタ部を見た
状態を、第5図(C)ないしくE)は断面図を示す。2
6は回復系ユニット駆動部であり、この駆動は、ベルト
プーリー2001.2002およびタイミングベルト2
003を介してヘッドブロック駆動ユニット2004に
伝達される。
ヘッドブロック駆動ユニット2004には駆動方向を直
角方向に変換するためのねじれ角45°のはすば歯車対
2005.平歯車2006および2007.ウオーム減
速器2008が配されており、ベルトによって入力され
た駆動は最終的に、平歯車列を経てラックギア2009
に伝達される。ラックギア2009の駆動はヘッドブロ
ック6に設けられたラック201Oに伝達されヘッドブ
ロック6の鉛直方向の移動に変換される。
ヘッドブロック6は前部および後部にカム2011およ
び2012が設けられており、各々がヘッドブロック移
動用レール2013および2014の内面に沿って移動
することにより、ヘッドブロック6の上下動、すなわち
、記録ヘッドの鉛直方向への移動が行なわれる。
これによって、ヘッドブロック6はウオーム減速器20
08の特質により駆動源側からの駆動によってのみ移動
可能であり、ヘッドブロック6内に搭載された複数のヘ
ッドの重量によってもヘッドフレーム自体が自然落下し
てしまうような事故がなく、また、モータの駆動を止め
た位置においてヘッドブロック6の位置を固定させるこ
とが可能である。
第5図(C)ないしくE)はヘッド移動儂構要部断面図
を示す。ヘッドの停止位置は、■ヘッド回復位置(キャ
ッピング位置)、■印字位置、■退避位置の3つの位置
がある。第5図(C)は■回復位置(キャッピング位置
)を、第5図(D)は■印字イ装置を、箪51ffi 
(E)け■退避位置を各々示す。これらの各々の位置検
出は、ヘツドブロツ−り6に設けられた遮光板2021
が各々の停止位置に対応して配置されているセンサ51
aないし51cの検出部を遮光することによって正確に
行なわれる。
次に、ヘッドの回復装置の駆動機構について説明を行な
う。第4図(A)および(B)に示すように、26は回
復系ユニット駆動部であり、回復系ユニット駆動部26
による駆動は駆動ワイヤプーリー2015に伝達される
。駆動ワイヤプーリー2015には駆動ワイヤ2016
が巻架されており、テンションプーリー2017および
2018を介してワイヤの両端部は各々回復系容器2に
取り付けられたワイヤ架は部材2019に取り付けられ
ている。
回復系容器2は後側はスライドシャフト2020上をス
ライド軸受(不図示)を介してスライド可能となってお
り、前側は、スライドコロ2030がレール2031上
をスライドする。これにより、駆動部からの駆動は回復
系容器の往復動に変換され、回復系容器2を回復位置す
なわちキャッピング位置から退避位置へ移動させる。
回復容器2の停止位置は第5図(B)に示した位置すな
わち回復位置と、第5図(A)に示した位置すなわち(
印字時)退避位置であり、各々の位置検出は、回復系容
器2に取付けられた遮光板(不図示)が各々の停止位置
に対応して配置されているセンサー(フォトインクラブ
タ等)の検出部を遮光することにより正確に行なわれる
前述したように、回復系容器2の退避位置は、本実施例
においては、記録材搬送方向上流側である。通常、印字
中においてジャム(紙づまり)が発生した場合、印字を
中断し、特に、ヘッドと搬送ベルトとの間において発生
したジャムの場合には、ジャム処理時のヘッド吐出面保
護のため、キャッピング動作を行なってから停止するよ
うな構成となっている。
このような場合においては通常、ジャム紙は吐出ヘッド
直下あるいは直後に位置している。この場合、キャッピ
ング動作のために移動する回復系容器2がジャム処理紙
を引掛けたり、あるいはジャム紙によってヘッド吐出面
を傷つけてしまうことが生ずる。
このため、ヘッドと搬送ベルトとの間で発生したジャム
に関しては、例えばジャムを検知した後、しばらく搬送
ベルトを停止せずジャム紙をヘッド下流側にまで搬送し
てから停止し、その後、キャッピング動作を行なうよう
なシーケンスとなっている。
この場合、回復系の構成上、回復系容器2の退避位置は
記録材搬送方向と平行方向であることが望ましい。この
ことにより、キャッピング位置への移動時に発生するジ
ャム紙の巻き込みおよびヘッド吐出面への傷を防止する
ことができる。本実施例のように搬送方向が上流側であ
れば、たとえヘッド直下にジャム紙が残っている場合で
も、その移動方向が記録材搬送方向(ジャム紙排出方向
)と同方向であるため、ジャム時のキャッピングの際に
、ヘッド下にジャム紙がつまったりヘッド吐出面へ傷が
ついたりというトラブルおよびその他のトラブルを防止
することができるのでジャム処理面で有利である。
また、第1図の装置概略断面図から判るように、本体構
成上、印字後の定着用スペースおよび排紙スペースも、
その特質上、ヘッド直後に設けることが望ましく、その
ためにも本実施例のように印字中の退避位置は、排紙・
定着側とは反対側の給紙側、すなわち被記録材搬送方向
上流側に設けるのがスペース配置上量も望ま(シ<、装
置全体の小型化にも貢献する。
次に、キャップによるキャッピング、空吐出およびイン
ク加圧循環等の回復動作機構について説明を行なう。第
6図は模式的側面図、第7図(A)および(B)は、本
発明に係る回復系装置のキャップ駆動部を説明するため
の模式的側面図である。
第7図(A)はヘッドの吐出面への吸収体の離脱時を示
す。第7図(B)はヘッドの吐出面への吸収体の当接時
を示す。
回復系ユニット駆動部26からの駆動は、ギア列201
4〜2017を介してカム2012に伝達される。この
カム2012は軸Nを回転中心として回転する。カム2
012にけ卆紀部2012aおよび2012bが設けら
れており、カムの回転により、この回転運動(よ、それ
に連接されたスライドカム2013dの往復動に変換さ
れる。
これらカム2012.2013は回復系容器2−の前後
両端部に対称形に配置されている。スライドカム201
3dには、前述したカム2012の突起部2012aと
接触される突起部2013aおよびキャップ摺動部20
13bおよび凹部2013cが各々設けられている。
カム2012によって得られたスライドカム2013d
の往復動は、各色毎に設けられたキャップ上下動用の摺
動部2013bによって吸収体ガイド7の上下動に変換
される。
この吸収体ガイド7によってガイドされるインク吸収体
は各々吸収体ストッパによって挟持されており、前後両
端部に設けられたガイド部73aに沿って上下動可能に
構成されている。このように構成することで、駆動部か
らの駆動力がインク吸収体3のヘッドlの吐出面への当
接および離脱動作を行なうための駆動力として伝達され
るものである。また、当接および離脱の位置−検出は、
回復系容器2に設けられたセンサ(不図示)によって位
置を検出することによって行なわれる。
次に回復キャップ部のインク吸収体の絞り機構について
説明を行なう、第8図(A)および第8図(B)はそれ
ぞれ回復装置のインク吸収体絞り機構部を説明するため
の模式的説明図であり、第8図(A)は待機中を示し、
第8図(B)は吸収体絞り時をそれぞれ示す。
本実施例においては前述したキャップ駆動と吸収体絞り
は連動しており、同一の駆動を行なっている。すなわち
、ユニット駆動部から伝達された駆動力は前述したカム
2012に伝達され、さらにスライドカム2013dの
往復動に変換される。
スライドカム2013dの往復動は、さらにレバー84
を介してインク吸収体絞り部材5に伝達され、インク吸
収体3を吸収体ガイド7側に押圧変形させることでイン
ク吸収体中に浸み込んだインクを絞り出し、落下させる
ことが可能となっている(第8図(B))。各色の絞り
部材5は金色同時に駆動伝達することがでる。
本実施例中の装置においては、前述したキャップ上下機
構、すなわち吸収体の上下機構および吸収体の絞り機構
は同一の駆動によって行なわれ、一連の回復動作として
連動して行なわれるような構成となっている。すなわち
、まず、第7図(A)に示す状態すなわち、吸収体離脱
時から駆動が開始されると、カム2012の回転により
、カム突起部2012cがスライドカム凹部2013c
にはまり込むことによりスライドカム2013dは移動
され、その動きに伴い、インク吸収体3はヘッド面に当
接され、第7図(B)の状態すなわち、吸収体当接の状
態となる。このとき、吸収体は未だ絞られず待機状態に
ある。さらにカム2012の回転が続行されると、カム
2012の突起部2012aがスライドカム2013d
の突起部2013aを押すことによってスライドカム2
013は本図中左側にスライドし、それに伴って吸収体
は再び摺動部2013bに沿ってヘッド面より離脱され
る。
!の仔能が笛Ql’P/A)17壬六りた仔能、すかわ
ち、絞り待機中である。さらにカム2012の回転が続
(ことによって、スライドカム2013はさらに左へ移
動される。スライドカム2013の移動によって吸収体
が絞り部材5によって押圧され、吸収体が絞られる。こ
の状態が第8図(B)に示される絞り状態である。さら
にカム2012は回転を続け、吸収体の復元力によって
スライドカム2013dは右側に戻され、第8図(A)
の状態に戻り、一連の回復動作が終了する。
本実施例の装置においては通常、これら一連の動作、す
なわちカム2012が1回転する動作を1動作としてい
る。これら一連の動作によってヘッドの吐出面の清浄化
およびインク吸収体の吸収力の増加を行なう。
以上説明した本発明の回復装置は、インクの吐出を行う
ヘッド部と、ヘッドを位置決め固定するヘッド保持部と
、ヘッド部を印字位置や回復位置へと移動するヘッド位
置駆動部、ヘッドの安定吐出のための回復系装置と、そ
の駆動を行う回復系ニット側板lOによって一体的にユ
ニット化されている。また、これらの−休止ユニット(
回復系ユニット)は、第1図に示すように、本体上にお
いては、本ユニットの側板10の溝部(切−欠き部)1
0aおよび10bが、本体筐体側に設けられた位置決め
用軸14および15にそれぞれ嵌合されることによって
本体筐体に対する回復系ユニットの位置決めがなされる
これによって回復系ユニットはプリンタ部302内で一
体化されているので前述した動作はユニットレベルでな
される。また、実際の印字時には、第3図(B)に示し
たように、ヘッドブロック6は、後述するように、搬送
ベルト101とヘッド吐出面とのギャップを保つように
、プラテンとの間で位置決めされる。
このように、回復・印字に関連するすべての機能(ヘッ
ド・キャップ・回復等)を−筺体によって支持し、かつ
本体装置上に位置決め、脱着が可能となるよう構成され
ている。これにより、本体装置側からは、電源供給およ
び画像信号とインクの供給を行うでとによってすべての
動作が可能である。
次に、回復系による回復動作についてより詳細に説明を
行なう。
回復動作を便宜上、■キャッピング、■予備(空)吐出
、■インク排出の3つに分け、これらの動作を順に説明
する。
まず第1に■キャッピング動作について説明を行なう。
第9図は、記録ヘッドのキャッピング状態を示す模式図
である0本図において、ヘッドブロック6内に並置され
た記録ヘッドIc、 IM、 IYおよびlBkは、吐
出回復手段としての回復・キャップ部306に対し係合
される。
回復系容器2には、インクシール4、仕切板8、インク
吸収体3C,3M、 3Yおよび38kが配設されてお
り、このインク吸収体は、通常ヘッド吐出面から一定の
間隙をもっている。これにより、記録ヘッドIc、 I
M、 IYおよびIBkの吐出口近傍は、インクシール
4、仕切板8、インク吸収体3G。
3M、 3Yおよび38kに囲まれ、適度な湿潤状態を
保ち、ヘッド吐出口の乾燥を防止することができる。以
上のようにキャッピングによって記録ヘッド休止中、お
よびスタンバイ中等のインク不吐出を予防するとともに
、吐出口を保護し吐出口近傍へのゴミ等の雨着あるいは
侵入を防止する。
次に、■予備(空)吐出動作について説明を行う。第1
O図は空吐出動作を示す模式図である。上述したキャッ
ピング動作と同様に、キャッピング状態の記録ヘッド吐
出面から、一定の間隙をもって保持されているインク吸
収体3C,3M、 3Yおよび38kに対して記録ヘッ
ドIc、 LM、 IYおよびIBkの全ヘッドの吐出
エネルギー発生手段にインク吐出パルスを任意のパルス
数だけ与える。このようにして全ての吐出口に対して、
インク固着による不吐出の防止、粘度の変化したインク
等による吐出不良や画像の乱れを防止することができる
0通常、空吐出動作はコピーON時あるいは、一定時間
間隔に行われるように設定する。
次に、■インク排出動作について説明を行う。
第11図(1)ないしく4)はインク排出動作としてイ
ンク供給系におけるインク加圧循環動作を行う際の回復
キャップ部306における動作を示す模式図である。回
復キャップ部306における動作には、(1)通常のキ
ャッピング、(2)インク加圧循環、(3)吸収体絞り
・払拭、(4)吸収体当接、の(1)ないしく4)のサ
イクルがある。第11図の(1)ないしく4)はこれら
に対応している。
まず、(1)キャッピングについては、前述した■キャ
ッピングのことであり、通常のスタンバイ状態、あるい
は休止状態である。この状態において、インク加圧循環
のモードが例えば使用者やホストコンピューターのコマ
ンドにより選択されると、第11図(2)に示す状態に
なる。すなわち、定の間隙をもって保持されていた各イ
ンク吸収体3C,3M、 3Yおよび38kを、記録ヘ
ッドIC,LM、 IYおよびIBk各々に当接する。
この状態によって、対応するインク吸収体とヘッド吐出
面同士が接合したことになる。このように接合した状態
で、各記録ヘッド3C,3M、 3Yおよび3Bk内に
各々不図示のインクat#Aポンプを駅動し、強制的に
インク供給圧を上げる。−このことにより、ヘッド内を
介してインク供給系をインクが循環し内部の気泡が除去
されるとともに、吐出口からも加圧されたインクが排出
してくる。
これにより、吐出面に雨着したゴミ等も排出インクとと
もに除去され、吐出口近傍が清浄される。ヘッド吐出口
から排出されたインクは、上述したように、吐出面に当
接されたインク吸収体3(3C,3M、 3Y、 38
klにより他部分に漏出することなく吸収され、さらに
吸収体における最大飽和量を越えたインクは、インクの
自重によってこの吸収体を伝わって回復容器2内に落下
し、排インクロ13を通って排インクタンク内(不図示
)に導かれる。この時の加圧循環時間、すなわち供給ポ
ンプの加圧時間は固着インクの除去や気泡除去の効率か
ら通常0.5秒〜数秒程度であることが好ましい。
次に(3)吸収体絞り・払拭について説明する。
(2)加圧循環が終了すると、ヘッド吐出面に当接され
ていたインク吸収体3は再び吐出面から離脱される。そ
して、この状態においで、このインク吸収体3にほぼ飽
和状態にあるインクを絞り部材5によって絞り出す。
絞られたインクは、その自重によって吸収体ガイド7、
次いで仕切板8に伝わり回復容器2内に落下し、排イン
クロ13を通って排インクタンク内に導かれる。
すなわち、インク吸収体3を吐出面より離脱すると同時
に、インク吐出面の付着残留物をインク吸収体中の余剰
インクとともに絞り出してしまうというものである。
次に、排インクの経路について説明を行なう。
第12図(^)および(B)に排インク経路の説明図(
上視図)を示す。回復容器2内に落下した排インクは、
回復容器2の後部に設けられた排インク出口13より回
復容器2外に導かれる。排インク出口I3から流出され
た排インクは排インクキャッチ2032に落下する。
排インクキャッチ2032は回復系ユニット筐lOまた
は、装置本体の筐体に固定されている。これに対し、回
復容器2は、第12図(A)(キャッピング位置)から
第12図(B)(退避位置(プリント中))へ移動する
ため、排インクキャッチ2032は回復容器2の移動範
囲内で排インク出口13からの排インクを確実に導くよ
うに配置されている。排インクキャッチ2032内に導
かれた排インクは、さらにインク出口2032aから排
インクホース(不図示)を経て排インクタンク(不図示
)内へと導かれる。
本実施例中においては、その排インクの排出の能力を上
げるため、第13図に示すように、回復容器2が退避位
置にあるとき、すなわち印字中には容器2を傾斜させる
ように構成されている。回復容器2は、後部をスライド
シャフト2020によって、前側はスライドコロ203
0がレール2031を転がることによって移動する。レ
ール2031は第12図(A) 、 CB)および第1
3図に示すように、キャッピング位置におけるレール部
2031aと退避位置におけるレール部2031bとで
、その高さが異なっている。すなわち、回復容器2が退
避位置にある時にる形となり、これによりキャッピング
位置時(二点鎖線)にくらべて、容器2の前側(第13
図において左側)を高(し、容器全体を排インク出口1
3側に傾斜させることにより、排インクを強制的に排出
するように構成されている。
これが、前述した(3)吸収体絞り・払拭の動作である
。インク吸収体3は絞り部材5によって絞られることに
より、その吸収能力が復活し、次のインク吸収に備える
。このインク吸収体3には、例えば高吸水性スポンジで
あるPVF樹脂等が好適であり、繰り返しの使用に耐え
つるものが望ましい。本例では例えばカネボウ社製のベ
ルイータ(商品名)を使用した。
吸収したインクを絞り落とした吸収体は、次に、再びヘ
ッドの吐出面に当接する。これが(4)吸収体当接であ
る。(2)の段階においては、吸収体がほぼ飽和状態で
あったためにヘッド吐出面から完全に吸収しきれなかっ
たインクを、この段階においては、絞ることによって、
吸収能力が復活完全に清浄するものである。
これら一連の(1)ないしく4)の動作を行った後には
、再び(1)のキャッピング、すなわちスタンバイ状態
となり、清浄されたヘッドが良好に保たれる。通常、こ
れらの加圧循環動作は、本体電源投入時や長時間待磯後
等に行うものである。
以上のように■キャップ、■空吐出、■インク加圧循環
の回復動作を行うことによって、インク吐出、すなわち
、画像形成時の吐出不良による記録画像の乱れを防止(
回復)するものである。
次に、印字動作について説明を行う。第14図(A)な
いしくF)は、前述した回復系のスタンバイ状態から印
字動作に入る場合の各状態図である。
まず(^)キャップについては前述した■キャップ状態
であり、通常のスタンバイ状態、あるいは休止状態であ
る。この状態において印字モード(コピーON)が選択
されることにより、まず前述した、空吐出動作が行われ
る。
つづいて、第14図(B)へラドアップに示された状態
、すなわち記録ヘッド部305を上方向に退避させた状
態となる。この状態−において、回復キャップ耶306
としての回復系容器2が本図中右方向へ退避する。この
状態が(c)ユニットオーブンであり、この状態を経て
、次に(d)ヘッドダウンが行われる。
これにより、第11図(D)に示されたように、ヘッド
が印字可能な状態(位置)に置かれ、また、回復容器2
は退避位置に置かれる。この状態で、記録紙が図で右方
向よりヘッド吐出面から一定のギャップを保って通紙さ
れ、一方、ヘッドIc、 LM、 IYおよびlBkに
は、画像信号が入力され、インクが吐出され、記録紙上
に印字が行われる。
記録紙への印字が終了、つまりインクの吐出が終了した
ヘッドは、第14図(E)に示したように、再びヘッド
アップ動作が行われて、続いて(F)に示したように回
復系容器2がヘッド側の位置へと移動され、再び第14
図(A)の状態、すなわちキャップ状態となり、次の印
字に備え、スタンバイ状態となる。以上の(A)ないし
くF)の一連の動作により、通常のコピー動作が行われ
る。また、前述したOインク循環は、本動作の中の(A
)キャップ動作、すなわち、スタンバイ動作中の決めら
れたタイミング、たとえば電源投入時、あるいは一定時
間経過毎に行なうようにすることで、スルーブツトの低
下を防ぎ、かつ良好な画像が得られるようになる。
第15図に本発明筒2の実施例を示す。第15図におい
て、第1図と同様の箇所には同一の符号を付す0本実施
例は、回復容器2の印字時退避位置が、記録材搬送方向
の下流側となるように構成されたものである。
本図において、301は原稿を読み取りそれを電気信号
に変換するスキャナ一部である。そこで変換された信号
に基づいた信号がプリンタ部302の記録ヘッド部30
5にドライブ信号として与えられる。
給紙部303に収納された被記録部材の一つとしての記
録紙は、必要時−枚ずつベルト搬送部304部304を
通過する際、記録ヘッド部305により画像記録がなさ
れ、定着排紙部307を経てトレイ420へ送り出され
る。なお、306は回復キャップ部であり、記録ヘッド
部305が常時印字可能な状態を維持させろための機能
をもつ。
(その他) なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成で
きるからである。
その代表的な構成や原理については1例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報にえる少なくとも1つの駆動信号を印加するこ
とによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、
記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的に
この駆動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気
泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮
により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて
、少な(とも1つの滴を形成する。この駆動信号をパル
ス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われる
ので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成
でき、より好ましい、このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱−作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収
する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基いた構成としても本発明の
効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどの
ようなものであっても、記録を確実に効率よ(行いつる
からである。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に適用できる。
そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合
せによってその長さを満たす構成や、一体向に形成され
た1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい、加
えて、上側のようなシリアルタイプのものでも装置本体
に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置
本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップ
タイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的
に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた
場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーグ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るものであってもよい。
以上説明したように、本発明は、特にマルチオリフィス
タイプの長尺ヘッドを有するインクジェット記録装置に
おいては、記録を行なうヘッド部が対向するプラテン面
に対して直角方向に移動し、また、回復装置がプラテン
面に平行方向に移動するように構成したので、装置の簡
略化および小型化を図ることができた。また、ファース
トコピー時間の短縮も図ることができた。
[発明の効果] 本発明は、上述したように請求項に明記した各発明によ
って、長期的な安定画像を早急な回復処理によって達成
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のインクジェット記録装
置の概略断面図、 第2図は本発明の第1の実施例に用いられる記録ヘッド
へのインク供給の説明図、 第3図(A)および(B)は第1図に示したヘッド回復
系部分の要部断面図、 第4図(A)および(B)は記録ヘッドの位置決め固定
部分の説明図、 第5図(A)および(B)は記録ヘッドの駆動部平面図
、 第5図(C) 、 (D)および(E)は記録ヘッドの
駆動部断面図、 第6図および第7図(A)および(B)は回復系キャッ
プ駆動部分説明図、 第8図(A)および(B)は回復系インク吸収体絞り駆
動部詳細図、 第9図は記録ヘッドのキャップ状態の断面図、 第1θ図は記録ヘッドの空吐出動作を示す断面図、 第11図はインク加圧循環動作を示す状態図、第12図
(A) 、 (B)および第13図は排インクの経路の
説明図、 第14図は第9図に示した回復系のスタンバイの状態か
ら印字状態に入る場合の各状態図、第15図は本発明の
第2の実施例のインクジェット記録装置の概略断面図、 第16図は従来のインクジェット記録ヘッドの概略構成
図である。 ■・・・記録ヘッド、 2・・・回復容器、 3・・・インク吸収体、 4・・・インクシール、 5・・・インク絞り部材、 6・・・インクブロック、 7・・・吸収体ガイド、 8・・・インク仕切板、 lO・・・ユニット側板、 13・・・排インクロ、 14、15.18.19・・・位置決め軸、16・・・
位置決め用部材、 17・・・加圧ばね、 20、21・・・ヘッド固定部材、 22・・・押当てビン、 23・・・ばね、 24・・・調整ねじ、 25・・・偏心コマ、 26・・・回復ユニット駆動部、 73a・・・ガイド部、 79・・・シールリング、 84・・・レバー 87・・・パツキン、 301・・・スキャナ一部、 302・・・プリンタ部、 303・・・給紙部、 304・・・ベルト搬送部、 305・・・記録ヘッド部、 306・・・回復キャップ部、 307・・・定着排紙部、 401・・・原稿、 402・・・原稿走査ユニット、 403・・・ロッドアレイレンズ、 404・・・等倍型色分解ラインセンサ、405・・・
露光手段、 420・・・排紙トレイ、 1601・・・記録ヘッド、 1652・・・共通液室、 1653川吐出口、 1654・・・記録液吐出面、 1655・・・記録液供給タンク、 1656・・・メインタンク、 1657・・・第1供給管。 1658・・・補充用整流弁、 1659・・・回復用ポンプ、 1660・・・回復整流弁、 1661・・・循環管、 1662・・・電磁弁。 1663・・・供給タンク用空気抜弁、2001.20
02・・・ベルトプーリー2003・・・タイミングベ
ルト、 2004・・・ヘットフロック駆動ユニット、2005
・・・はすば歯車対、 2006、2007・・・平歯車、 2008・・・ウオーム減速器、 2009・・・ラックギア、 201O・・・ラック、 2011.2012・・・カム、 2013、2014・・・ヘッドブロック移動用レール
、 2021・・・遮光板、 2015・・・駆動ワイヤプーリー 2016・・・駆動ワイヤ、 2017、2018・・・テンションプーリー2019
・・・ワイヤ架は部材、 2020・・・スライドシャフト、 2030・・・スライドコロ、 2031・・・レール、 2032・・・排インクキャッチe 第2 図 第5図(C) 第5図(D) 第5図(E) (Iノ キャップ (2) 加圧 (3) !交り・↑4拭 (4) 当按 (A) キャップ (Bノ ヘッド了ツフ。 (C) ユニットオーブン (Dノ ヘッドダクン (Eノ ヘソY了ツブ (Fフユニットクローズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ほぼ水平方向に搬送される被記録材の記録面に対し
    てインクを吐出する吐出口を下方端部に有するインクジ
    ェットヘッドと、 このインクジェットヘッドを保持するインクジェットヘ
    ッド保持手段と、 前記インクジェットヘッドに対向して位置する記録領域
    に対してほぼ垂直方向に関して前記インクジェットヘッ
    ド保持手段を移動するインクジェットヘッド移動手段と
    、 ほぼ水平方向に移動可能で、該インクジェット保持手段
    が該移動手段により上昇することで、該記録領域と上昇
    した該保持手段との間へ移動可能なインクジェット回復
    手段と、 該記録領域と該回復手段の移動範囲より下方の領域とに
    記録媒体を搬送する搬送手段と、該回復手段を移動する
    手段と、 を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 2)前記インクジェット回復手段は前記被記録材への記
    録時に前記記録媒体が搬送される方向の上流側に退避す
    ることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録
    装置。 3)前記インクジェットヘッドは、インクに熱エネルギ
    ーを与えて吐出せしめる電気熱変換素子を有し、上記記
    録装置は、インクに膜沸騰を生じせしめる駆動信号を該
    電気熱変換素子に与える手段を有している請求項1また
    は2に記載のインクジェット記録装置。 4)前記インクジェット移動手段と前記回復手段移動手
    段とは、共通の駆動モータの駆動力を用いて作動するも
    のである請求項1ないし3のいずれかに記載のインクジ
    ェット記録装置。 5)前記回復手段はインクジェットヘッドに対して排イ
    ンクを吸収する吸収部材と、該吸収部材を水平方向に絞
    る機構と、絞り出されたインクを底面に集めて排出する
    傾斜機構とを有し、上方が開放されている主容器を有す
    る請求項1ないし4のいずれかに記載のインクジェット
    記録装置。 6)記録ヘッドを記録領域に対して垂直方向に平行移動
    する記録ヘッド移動機構と、 記録ヘッド回復手段を該垂直方向に直交する方向に関し
    て該記録ヘッドに対向する位置と該位置より退避する退
    避位置とに平行移動する回復手段移動機構と、 記録ヘッドにより記録される記録媒体を搬送する搬送路
    と、 を有し、該記録ヘッド移動機構による記録ヘッド移動範
    囲内および回復手段移動機構による回復手段移動範囲内
    のいずれにも該搬送路が交差しないことを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。 7)前記インクジェット回復手段は前記被記録材への記
    録時に前記記録媒体が搬送される方向の上流側に退避す
    ることを特徴とする請求項6記載のインクジェット記録
    装置。 8)前記インクジェットヘッドは、インクに熱エネルギ
    ーを与えて吐出せしめる電気熱変換素子を有し、上記記
    録装置は、インクに膜沸騰を生じせしめる駆動信号を該
    電気熱変換素子に与える手段を有している請求項6また
    は7記載のインクジェット記録装置。 9)前記インクジェット移動手段と前記回復手段移動手
    段とは、共通の駆動モータの駆動力を用いて作動するも
    のである請求項6ないし8のいずれかに記載のインクジ
    ェット記録装置。 10)前記回復手段はインクジェットヘッドに対して排
    インクを吸収する吸収部材と、該吸収部材を水平方向に
    絞る機構と、絞り出されたインクを底面に集めて排出す
    る傾斜機構とを有し、上方が開放されている主容器を有
    する請求項6ないし9のいずれかに記載のインクジェッ
    ト記録装置。 11)記録ヘッドを記録領域に対して重力方向に平行移
    動する記録ヘッド移動機構と、 記録ヘッド回復手段を該重力方向に直交する方向に関し
    て該記録ヘッドに対向する位置と該位置より退避する退
    避位置とに平行移動する回復手段移動機構と、 記録ヘッドにより記録される記録媒体を搬送する搬送路
    と、 前記回復手段はインクジェットヘッドに対して排インク
    を吸収する吸収部材と、該吸収部材を水平方向に絞る機
    構と、絞り出されたインクを底面に集めて排出する傾斜
    機構とを有し、上方が開放されている主容器を有するこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。 12)前記インクジェットヘッドは、インクに熱エネル
    ギーを与えて吐出せしめる電気熱変換素子を有し、上記
    記録装置は、インクに膜沸騰を生じせしめる駆動信号を
    該電気熱変換素子に与える手段を有している請求項11
    記載のインクジェット記録装置。
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