JPH03227444A - 自動車内装材用繊維基材及びその製造方法 - Google Patents
自動車内装材用繊維基材及びその製造方法Info
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- JPH03227444A JPH03227444A JP2016718A JP1671890A JPH03227444A JP H03227444 A JPH03227444 A JP H03227444A JP 2016718 A JP2016718 A JP 2016718A JP 1671890 A JP1671890 A JP 1671890A JP H03227444 A JPH03227444 A JP H03227444A
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Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は車両内装材の表皮材の裏面に使用される繊維
基材即ちフロアカーペットのフェルト。
基材即ちフロアカーペットのフェルト。
トランク内装材等の基材に関するものである。
〈従来の技術〉
自動車内装材の基材として繊維基材としては天然又は/
及び合成繊維にポリプロピレン綿を融着繊維としたもの
がある。
及び合成繊維にポリプロピレン綿を融着繊維としたもの
がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところが上記基材では天然又は/及び合成繊維が反毛綿
を使用しているのに対して融着のためのポリプロピレン
綿は高価である。そのため基材としてより剛性が要求さ
れるものではポリプロピレン綿の使用比率を高くする必
要があり高剛性になるほどコストが顕著に上昇する。
を使用しているのに対して融着のためのポリプロピレン
綿は高価である。そのため基材としてより剛性が要求さ
れるものではポリプロピレン綿の使用比率を高くする必
要があり高剛性になるほどコストが顕著に上昇する。
〈問題点解決のための手段〉
本発明は上記問題点に注目し、ポリプロピレン融着繊維
の廉価な代替物を創造することを目的とした。即ち本考
案は天然又は/及び合成繊維にポリプロピレン繊維を主
成分とする製品端材の10mmより小さいメツシュ通過
分の粉砕物を融着ポリプロピレン綿の代替物として使用
することにより目的とした廉価な自動車内装材の繊維基
材をつくりだすことができた。
の廉価な代替物を創造することを目的とした。即ち本考
案は天然又は/及び合成繊維にポリプロピレン繊維を主
成分とする製品端材の10mmより小さいメツシュ通過
分の粉砕物を融着ポリプロピレン綿の代替物として使用
することにより目的とした廉価な自動車内装材の繊維基
材をつくりだすことができた。
ここで天然又は/及び合成繊維は廉価な反毛品を使用す
る。融着繊維ポリプロピレン綿の廉価な代替物の素原料
はポリプロピレン繊維を主要な原料とする製品端材例え
ばおしめ、フィルター等が利用できる。
る。融着繊維ポリプロピレン綿の廉価な代替物の素原料
はポリプロピレン繊維を主要な原料とする製品端材例え
ばおしめ、フィルター等が利用できる。
これらの地材は反毛処理でほぐすことが困難なため粉砕
処理し10mmメツシュ以下のメツシュ通過分が融着繊
維代替物として利用できることを見出した。10III
I11メツシュ以上となると製品基材の剛性むらが大き
くなり好ましくない。
処理し10mmメツシュ以下のメツシュ通過分が融着繊
維代替物として利用できることを見出した。10III
I11メツシュ以上となると製品基材の剛性むらが大き
くなり好ましくない。
次にこの代替融着繊維物を使用して繊維基材を製造する
方法上の特徴は開繊してウェッブをつくりニードリング
による繊維交絡処理は使用しないで直接熱処理で融着す
ることにある。
方法上の特徴は開繊してウェッブをつくりニードリング
による繊維交絡処理は使用しないで直接熱処理で融着す
ることにある。
〈実施例1〉
融着繊維物の製造:ポリプロピレン繊維からなる中空円
筒状エアフィルターの地材を素原料とし、ュを装着して
粉砕処理した。
筒状エアフィルターの地材を素原料とし、ュを装着して
粉砕処理した。
繊維基材原反の製造:ポリエステル反毛綿を650g/
ゴそれに前記融着繊維物を350g//配合しスリース
マシを通してウェッブを形成し直ちに200℃熱風強制
貫通と軽度なプレスにより基材用原反とした。
ゴそれに前記融着繊維物を350g//配合しスリース
マシを通してウェッブを形成し直ちに200℃熱風強制
貫通と軽度なプレスにより基材用原反とした。
トランク内装材基材としての利用二二の基材を200℃
の熱板で両面から60秒間接触加熱し、直ちに裏面に接
着用ポリエチレンパウダーを付着した200g/iの不
織布表皮を積層してプレス成形してトランク壁材とした
。従来品より廉価に製品化できた。
の熱板で両面から60秒間接触加熱し、直ちに裏面に接
着用ポリエチレンパウダーを付着した200g/iの不
織布表皮を積層してプレス成形してトランク壁材とした
。従来品より廉価に製品化できた。
〈実施例2〉
融着繊維物の製造;ポリプロピレン繊維200g1rl
ポリエチレンフイルム15とよりなるおしめの地材を素
原料とし、これを実施例1の粉砕機で6皿メツシュで粉
砕処理して融着繊維物とした。
ポリエチレンフイルム15とよりなるおしめの地材を素
原料とし、これを実施例1の粉砕機で6皿メツシュで粉
砕処理して融着繊維物とした。
繊維基材原反の製造:ポリエステル反毛綿を700g/
ffl前記融着繊維を3oog#tを配合しスリースマ
シンを通してウェッブを形成し直ちに200℃熱風強制
貫通と軽度なプレスによりカーペット裏面用のフェルト
とした。
ffl前記融着繊維を3oog#tを配合しスリースマ
シンを通してウェッブを形成し直ちに200℃熱風強制
貫通と軽度なプレスによりカーペット裏面用のフェルト
とした。
フェルトとしての利用:平物としては勿論のこと両面加
熱してプレス成形して成形フェルトとして使用すること
もできた。
熱してプレス成形して成形フェルトとして使用すること
もできた。
加熱による熱収縮は従来のものより小さく、その他の品
質面では同等のものであった。
質面では同等のものであった。
〈発明の効果〉
融着繊維物をポリプロピレン繊維製品の地材を素原料と
して繊維基材としたため廉価に繊維基材とすることがで
きた。
して繊維基材としたため廉価に繊維基材とすることがで
きた。
又品質面では従来のものは熱処理時に収縮が大きかった
が本考案によるものは収縮は少なくなった。
が本考案によるものは収縮は少なくなった。
Claims (2)
- (1)天然又は/及び合成繊維と融着繊維よりなる自動
車内装材用繊維基材において融着繊維がポリプロピレン
繊維を主成分とする製品端材の10mmメッシュ以下の
通過粉砕物であることを特徴とする自動車内装材用繊維
基材 - (2)ポリプロピレン繊維製品端材を粉砕機で10mm
以下のメッシュを使用して粉砕したものと天然又は/及
び合成繊維を配合しスリースマシンによりウェッブとし
直ちに熱風強制貫通装置に通すことを特徴とする自動車
内装材用繊維基材の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016718A JPH03227444A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 自動車内装材用繊維基材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016718A JPH03227444A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 自動車内装材用繊維基材及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227444A true JPH03227444A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=11924049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016718A Pending JPH03227444A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 自動車内装材用繊維基材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03227444A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001316963A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-16 | Howa Seni Kogyo Kk | 車両用フエルト材 |
CN109056187A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-12-21 | 西安工程大学 | 利用废旧牛仔布和聚丙烯纤维制备牛仔纤维增强聚丙烯复合材料的方法 |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP2016718A patent/JPH03227444A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001316963A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-16 | Howa Seni Kogyo Kk | 車両用フエルト材 |
CN109056187A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-12-21 | 西安工程大学 | 利用废旧牛仔布和聚丙烯纤维制备牛仔纤维增强聚丙烯复合材料的方法 |
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