JPH03227403A - 抗菌性セルロースアセテート繊維 - Google Patents
抗菌性セルロースアセテート繊維Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐久性に優れ九抗菌性を有するセルロースアセ
テートＩＩＪｌｌＫ関する。
テートＩＩＪｌｌＫ関する。
セルロースアセテート繊ａｈ絹様の光沢と風合及びドラ
イな肌ざわシを特徴として婦人衣料分野を中心に広く使
用されている。近年、衣料用繊維分野においては、７ア
ツＶ！ンの多様化や消費者ニーズの多様化、高級化、更
には機能性付与等の流れによシ、あらゆる化学、合成縁
！ｌにおいて種々の改質、改良がネされており、七〜ロ
ー〜アセテート繊ＩＩＫ′）いても繊維の断面や表面や
糸外観を変化させ、光沢窓の改良及び風合の改良、高級
化がなされてきたが、七〃ロースアセテート繊維自体Ｋ
ｌｌ能性を付与した改質例はほとんどない、一方衣料は
人体の生理現象で発する汗等の分泌物で常に汚れ、臭気
を発するだけでな（細菌の繁殖を生ずることから抗菌防
臭効果のある繊維への要望が高まっている。他の合成繊
維では抗菌防臭効果のある繊維がいくつか技術開発され
上布されているが、セルロースアセテーＦ繊維について
は後加工により抗菌・防臭性を付与する方法が採られて
きた。
イな肌ざわシを特徴として婦人衣料分野を中心に広く使
用されている。近年、衣料用繊維分野においては、７ア
ツＶ！ンの多様化や消費者ニーズの多様化、高級化、更
には機能性付与等の流れによシ、あらゆる化学、合成縁
！ｌにおいて種々の改質、改良がネされており、七〜ロ
ー〜アセテート繊ＩＩＫ′）いても繊維の断面や表面や
糸外観を変化させ、光沢窓の改良及び風合の改良、高級
化がなされてきたが、七〃ロースアセテート繊維自体Ｋ
ｌｌ能性を付与した改質例はほとんどない、一方衣料は
人体の生理現象で発する汗等の分泌物で常に汚れ、臭気
を発するだけでな（細菌の繁殖を生ずることから抗菌防
臭効果のある繊維への要望が高まっている。他の合成繊
維では抗菌防臭効果のある繊維がいくつか技術開発され
上布されているが、セルロースアセテーＦ繊維について
は後加工により抗菌・防臭性を付与する方法が採られて
きた。
しかるに、この後加工による方法では洗濯等によシ性能
が低下し、筺久性に劣るものであつ九。
が低下し、筺久性に劣るものであつ九。
本発明の目的は、防臭、殺菌性能を有する４４４′−ト
リクリロカμパニリドを用い、耐久性に優れた抗菌性セ
ルロースアセテート繊維を提供するととＫある。
リクリロカμパニリドを用い、耐久性に優れた抗菌性セ
ルロースアセテート繊維を提供するととＫある。
本発明は、＆４４’−）リクロロカルパニリドをα１〜
１２９重量４繊維内に混入させたことを特徴とする抗菌
性セルロースアセテート繊維にある。
１２９重量４繊維内に混入させたことを特徴とする抗菌
性セルロースアセテート繊維にある。
本発明で用いる＆ ４４’−）リクロロカＶバニリドは
水には殆んど溶解しないという水難溶性を示すが、アセ
トンに対しては約４重量噛の溶解性を有している。この
特性はセルロースアセテート繊維として製品性能及び製
造工程上において非常に有利なことである。即ち、水難
溶性であるため繊維の精練または染色、更には実用上の
洗濯等の操作の際に県外へ溶出せず、効果に恒久的持続
性がある。またセルロースアセテートの溶剤であるアセ
トンに可溶であることによシセルロースアセテート繊維
の製造において紡糸安定性の低下を抑制することができ
る上に、糸質の低下も抑制することができる。一般にセ
ルロースアセテ−Ｆの乾式紡糸は原料の七〃ロースアセ
テートフレークを溶剤のアセトンに溶解して、紡糸原液
を調製し、これを小孔径の紡糸口金から加熱空気中に吐
出し、溶媒を蒸発させ糸条を形成するものであるが、こ
の紡糸口金の孔径は他の合成繊維の製造に用いられる紡
糸口金の孔径よシも極端に小さい、従って溶媒に不溶の
添加剤を加えると、粒径の大小にも依存するが、小孔径
の紡糸口金が大詰シ等を起こし、糸切レナどくよシ製造
が困難になる。このためセルロースアセテ−Ｆ繊維の製
造時の溶媒に可溶であることは非常に有利なことである
・＆ ４４’−）リフ四ロカ〜バニリドの混入量は繊維
に対してｒＬ１〜１２．９重量噛であシ、混入量が１２
−９重量噛を超えると紡糸原液の調製時にアセトンへの
溶解が不十分となシ、紡糸安定性に問題が生じる上に糸
質の低下も大きくなる。
水には殆んど溶解しないという水難溶性を示すが、アセ
トンに対しては約４重量噛の溶解性を有している。この
特性はセルロースアセテート繊維として製品性能及び製
造工程上において非常に有利なことである。即ち、水難
溶性であるため繊維の精練または染色、更には実用上の
洗濯等の操作の際に県外へ溶出せず、効果に恒久的持続
性がある。またセルロースアセテートの溶剤であるアセ
トンに可溶であることによシセルロースアセテート繊維
の製造において紡糸安定性の低下を抑制することができ
る上に、糸質の低下も抑制することができる。一般にセ
ルロースアセテ−Ｆの乾式紡糸は原料の七〃ロースアセ
テートフレークを溶剤のアセトンに溶解して、紡糸原液
を調製し、これを小孔径の紡糸口金から加熱空気中に吐
出し、溶媒を蒸発させ糸条を形成するものであるが、こ
の紡糸口金の孔径は他の合成繊維の製造に用いられる紡
糸口金の孔径よシも極端に小さい、従って溶媒に不溶の
添加剤を加えると、粒径の大小にも依存するが、小孔径
の紡糸口金が大詰シ等を起こし、糸切レナどくよシ製造
が困難になる。このためセルロースアセテ−Ｆ繊維の製
造時の溶媒に可溶であることは非常に有利なことである
・＆ ４４’−）リフ四ロカ〜バニリドの混入量は繊維
に対してｒＬ１〜１２．９重量噛であシ、混入量が１２
−９重量噛を超えると紡糸原液の調製時にアセトンへの
溶解が不十分となシ、紡糸安定性に問題が生じる上に糸
質の低下も大きくなる。
−万屋入量がＣＬ１重量噛未満になると紡糸安定性及び
糸物性の低下はないが、繊維の抗菌性能が低くなシ寮用
性がない。
糸物性の低下はないが、繊維の抗菌性能が低くなシ寮用
性がない。
＆４４′−トリクロロカμパニリドのセルロースアセテ
ート繊維内への混入の方法としては、セルロースアセテ
ートの紡糸原液に加え拘−に溶解混合した後、紡糸し繊
維内に均一に混入する方法、または紡糸原液を分割し、
片方あるいは両方に加えて溶解混合し紡糸原液をサイド
バイサイドまたは芯鞘等に配位して紡糸し繊維内に偏在
させて混入する方法等があシ、特に限定するものではな
い。
ート繊維内への混入の方法としては、セルロースアセテ
ートの紡糸原液に加え拘−に溶解混合した後、紡糸し繊
維内に均一に混入する方法、または紡糸原液を分割し、
片方あるいは両方に加えて溶解混合し紡糸原液をサイド
バイサイドまたは芯鞘等に配位して紡糸し繊維内に偏在
させて混入する方法等があシ、特に限定するものではな
い。
以下実施例によシ木発明を説明する。
実施例１
平均酢化度５五２４のセルロースアセテ−ＦフＶ−りを
アセトンに溶解し、濃度を２７．０重量嘔に調製した溶
液を紡糸原液ムとした。
アセトンに溶解し、濃度を２７．０重量嘔に調製した溶
液を紡糸原液ムとした。
次に、平均酢化度５５２４のセルロースアセテ−）フレ
ーク２ｉ０重量噛、翫４４’−）リクロロカ〜バニリド
ｚＯ重量嘔及びアセトン７五〇重量嘔の割合で混合調製
した溶液を紡糸原液Ｂとした。紡糸原液ム及びＢを全固
形分中の４４４′−トリク田ロカルパエリド含有率が１
０重量嘔になるような割合で攪拌混合させた溶液を乾式
紡糸装置にて、紡糸口金孔径４０ｐｍの紡糸ノズ〃から
吐出線速度６４２ｗａ／分で紡出し、紡速５ｏｏｎ／分
で巻き取り、１００−二−〜／２７フイフメントの糸を
得た。この糸を用いて編地を作成し、生成編地、染色仕
上編地、染色仕上編地の１０回洗濯後の編地について、
賀状ブドウ状球菌による菌数測定法によシ抗曹性を評価
した結果を第１表に示した０本発明による抗菌性糸は高
性能で且つ耐久性に優れることが確認できた。
ーク２ｉ０重量噛、翫４４’−）リクロロカ〜バニリド
ｚＯ重量嘔及びアセトン７五〇重量嘔の割合で混合調製
した溶液を紡糸原液Ｂとした。紡糸原液ム及びＢを全固
形分中の４４４′−トリク田ロカルパエリド含有率が１
０重量嘔になるような割合で攪拌混合させた溶液を乾式
紡糸装置にて、紡糸口金孔径４０ｐｍの紡糸ノズ〃から
吐出線速度６４２ｗａ／分で紡出し、紡速５ｏｏｎ／分
で巻き取り、１００−二−〜／２７フイフメントの糸を
得た。この糸を用いて編地を作成し、生成編地、染色仕
上編地、染色仕上編地の１０回洗濯後の編地について、
賀状ブドウ状球菌による菌数測定法によシ抗曹性を評価
した結果を第１表に示した０本発明による抗菌性糸は高
性能で且つ耐久性に優れることが確認できた。
実施例２
平均酢化度５ａ２４Ｑセ〜ロースアセテートフレークを
アセトンに溶解し、濃度を２７．０重量噛に調製した溶
液を紡糸原液人とした。この紡糸原液に＆ ４．４’−
）リクロロカμパニリドを対固形分１５重量囃になるよ
うに加え、十分攪拌混合する。この溶液を乾式紡糸装置
にて、紡糸口金孔径４０ ｐｗの紡糸ノズμから吐出線
速度６４２ｗ５／分で紡出し、紡速５００ｍ１／分で巻
き取シフ５デニー〜／２１フイフメントの糸を得た。こ
の抗菌性糸を用いて実施例１と同様の評価を行なったと
ころ、第１表に示したごとく良好な抗菌性能を示した。
アセトンに溶解し、濃度を２７．０重量噛に調製した溶
液を紡糸原液人とした。この紡糸原液に＆ ４．４’−
）リクロロカμパニリドを対固形分１５重量囃になるよ
うに加え、十分攪拌混合する。この溶液を乾式紡糸装置
にて、紡糸口金孔径４０ ｐｗの紡糸ノズμから吐出線
速度６４２ｗ５／分で紡出し、紡速５００ｍ１／分で巻
き取シフ５デニー〜／２１フイフメントの糸を得た。こ
の抗菌性糸を用いて実施例１と同様の評価を行なったと
ころ、第１表に示したごとく良好な抗菌性能を示した。
比較例１
平均酢化度５ａ２嘔のセルロースアセテート７ｖ−りを
ア七トンに溶解し、濃度を２７．０重量４にした。この
溶液をアセテート乾式紡糸装置により紡糸し、得られた
七ｙロースアセテート糸（プヲンク試料）について抗菌
性の評価を行ない、その結果を第１表に示した。
ア七トンに溶解し、濃度を２７．０重量４にした。この
溶液をアセテート乾式紡糸装置により紡糸し、得られた
七ｙロースアセテート糸（プヲンク試料）について抗菌
性の評価を行ない、その結果を第１表に示した。
比較例２
比較例１で得られたセルロースアセテート糸ヲ＆４４’
−）リクロロカＶバニリド１２重量嘔（対繊維）、２−
エチルヘキＳ／Ａ／グリコールα８重量４（対繊維）か
らなる乳化分散水性液の浴比１：５０の浴に９８℃で３
０分浸漬処理し、その後加工抗菌性条の抗菌性の評価を
行ないその結果を第１表に示し九。
−）リクロロカＶバニリド１２重量嘔（対繊維）、２−
エチルヘキＳ／Ａ／グリコールα８重量４（対繊維）か
らなる乳化分散水性液の浴比１：５０の浴に９８℃で３
０分浸漬処理し、その後加工抗菌性条の抗菌性の評価を
行ないその結果を第１表に示し九。
本発明の抗菌性セＶロースアセテ−を繊維は広範囲の細
菌、カビに対する抗菌性能を有し、かつ毒性が低く皮膚
、粘膜に対する刺激４殆んどないものであり、また、セ
ルロースアセテート繊維の本来有する風合をそのまま保
有するとともにその抗菌性能がきわめて耐久性を有する
ものである。
菌、カビに対する抗菌性能を有し、かつ毒性が低く皮膚
、粘膜に対する刺激４殆んどないものであり、また、セ
ルロースアセテート繊維の本来有する風合をそのまま保
有するとともにその抗菌性能がきわめて耐久性を有する
ものである。
本発明の抗菌性セルロースアセテート繊維はそのｔま、
または、他の繊維と併用することによシセルロースアセ
テート繊維の新しい用途を拡大可能とするものである。
または、他の繊維と併用することによシセルロースアセ
テート繊維の新しい用途を拡大可能とするものである。
Claims (1)
- ３，４，４′−トリクロロカルバニリドを０．１〜１２
．９重量％繊維内に混入させたことを特徴とする抗菌性
セルロースアセテート繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2030690A JPH03227403A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 抗菌性セルロースアセテート繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2030690A JPH03227403A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 抗菌性セルロースアセテート繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03227403A true JPH03227403A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=12023463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2030690A Pending JPH03227403A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 抗菌性セルロースアセテート繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03227403A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1205183A3 (en) * | 2000-11-13 | 2002-11-06 | Michio Hayashi | Antimicrobial composition containing cellulose acetate |
| JP2011069043A (ja) * | 1999-03-29 | 2011-04-07 | Sweports Ltd | 抗菌超極細繊維布帛 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2030690A patent/JPH03227403A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011069043A (ja) * | 1999-03-29 | 2011-04-07 | Sweports Ltd | 抗菌超極細繊維布帛 |
| JP4880124B2 (ja) * | 1999-03-29 | 2012-02-22 | スウェポーツ リミティド | 抗菌超極細繊維布帛 |
| EP1205183A3 (en) * | 2000-11-13 | 2002-11-06 | Michio Hayashi | Antimicrobial composition containing cellulose acetate |
| US6669903B2 (en) | 2000-11-13 | 2003-12-30 | Michio Hayashi | Bactericidal or bacteriostatic method |
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