JPH03227076A - 位置検出素子 - Google Patents

位置検出素子

Info

Publication number
JPH03227076A
JPH03227076A JP2022989A JP2298990A JPH03227076A JP H03227076 A JPH03227076 A JP H03227076A JP 2022989 A JP2022989 A JP 2022989A JP 2298990 A JP2298990 A JP 2298990A JP H03227076 A JPH03227076 A JP H03227076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode layer
layer
amorphous semiconductor
side electrode
semiconductor layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kubo
裕明 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2022989A priority Critical patent/JPH03227076A/ja
Publication of JPH03227076A publication Critical patent/JPH03227076A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は位置検出素子に関し、特に位置分解能と位置直
線性に優れた位置検出素子に関する。
(従来の技術) 従来の位置検出素子を第4図に示す、第4図において、
11はガラスなどから成る透光性絶縁基板、12は表面
側電極層、13はアモルファス半導体層、14は裏面側
電極層であり、表面側電極層12は絶縁基板11のほぼ
全面に形成されるとともに、アモルファス半導体層13
と裏面側電極層14は表面側電極層12の対向する端部
が露出するように表面側電極層12上に順次積層されて
いる。
また、表面側電極層12の対向する端部には、アモルフ
ァス半導体層13で発生した光電流を分割して取り出す
ための第1の端子電極15.16が形成されており、裏
面側電極層14の対向する端部には、アモルファス半導
体層13で発生した光電流を分割して取り出すための第
2の端子電極17.18がそれぞれ形成されている。こ
のような位置検出素子では、それぞれの端子電極15.
16、および17.18で取り出される光電流の比から
X方向とY方向の交点が求められ、光の照射位置が検知
されることになる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この従来の位置検出素子では、アモルファス
半導体層13が、表面側電極層12上の全面には形成さ
れないため、このアモルファス半導体層13を形成する
にあたっては、■表面側電極層13上の全面に形成した
後に対向する二つの端部をエツチング除去するか、■メ
タルマスクを使ってあらかじめ対向する二つの端部を隠
蔽した後にアモルファス半導体層13を形成しなればな
らないという問題があった。
アモルファス半導体層13を表面側電極層12上の全面
に形成した後に対向する二つの端部をエツチング除去す
る方法■では、フッ硝酸などのエツチング液でアモルフ
ァス半導体層13の対向する二つの端部を除去するが、
このエツチング液で表面側電極層12の表面部分も侵さ
れ、表面側電極層の抵抗分布にバラツキを生じてしまう
。この種の位置検出素子においては、アモルファス半導
体層で発生した光電流を分割して端子電極部から取り出
し、それぞれの端子電極に取り出された光電流の比で光
の照射位置を求めるため、電極層の抵抗分布にバラツキ
があれば光電流の比を正確に求めることができず、位置
検出素子としての位置分解能が悪くなるという問題があ
る。
また、メタルマスクを使ってあらかじめ対向する二つの
端部を隠蔽した後にアモルファス半導体層13を形成す
る方法■では、パターンに正確さがなく、マスク周辺部
のアモルファス半導体層13の膜質が、中心部のそれと
は異なり、位置検出素子として使用した場合に、ひずみ
が生じて周辺部での位置検出に誤差を生じる。すなわち
、位置検出素子としての位置直線性が悪くなるという問
題がある。
(発明の目的) 本発明は上述のような問題点に鑑みて案出されたもので
あり、その目的は位置分解能と位置直線性を改良した位
置検出素子を提供することを目的とするものである。
(r:1題点を解決するための手段) 本発明によれば、絶縁基板上に、表面側電極層とアモル
ファス半導体層と裏面側電極層とを順次積層して成る位
置検出素子において、前記表面側電極層を少なくとも前
記絶縁基板上の対向する二つの端部が露出するように形
成するとともに、前記アモルファス半導体層を前記絶縁
基板のほぼ全面に形成し、前記裏面側電極層を前記表面
側電極層と交差し且つ前記アモルファス半導体層の対向
する端部が露出するように形成し、前記アモルファス半
導体層の対向する露出部分に前記表面側電極層に到達す
る溝を形成し、該溝部に前記表面側電極層の端子電極を
形成するとともに、前記裏面側電極層の下地層として表
面側電極層が存在しない対向する部分に裏面側電極層の
端子電極を形成したことを特徴とする位置検出素子が提
供され、そのことにより上記目的が達成される。
(作用) 上述のように形成することにより、アモルファス半導体
層をエツチング除去したり、メタルマスクを使って形成
することがなくなり、もって位置分解能と位置直線性に
優れた位置検出素子を提供できるようになる。
(実施例) 以下、本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。
第1図は、本発明の位置検出素子の基本構造を製造工程
順にしたがって説明するための図であり、1は透光性基
板、2は表面側電極層である。
前記透光性基板1は、青板ガラス、白板ガラス、石英ガ
ラスなどのガラスや透光性の樹脂などで形成され、矩形
状に形成されている。
前記表面側電極層2は、例えば酸化錫、酸化インジウム
、酸化インジウム錫なとの透光性の金属酸化物で形成さ
れる。この表面側電極層2は、熱CVD法、スパッタリ
ング法、あるいは電子ビーム法などで透光性基板1のほ
ぼ全面にわたって厚み100〜1000人程度に形成さ
れる(第1図<a>参照)。
前記表面側金属層2の対向する端部を例えば紫外線硬化
型樹脂などから成るマスクとフッ硝酸などのエツチング
液を使ってフォトエツチングにより除去する(同図(四
参照)。
次に、前記表面側金属層2上と透光性基板1の露出部に
アモルファス半導体層3を形成する(同図(c)参照)
。このアモルファス半導体層3は、アモルファスシリコ
ンなどで形成され、透光性基板1側から例えばP層、1
層、N層となるようにメタルマスクなどを使用せずに透
光性基板]上のほぼ全面にわたって形成される。また、
表面側電極層2がエツチング液などで侵されないように
するためにエツチング除去も行わない。アモルファスシ
リコン半導体層のP層にはドープ剤としてボロンなどが
混入されている7また、P層にアモルファスシリコンカ
ーバイドを用いてP層中での光吸収を小さくして短絡電
流を大幅に増加させ、光照射による光の波長が特定され
ていれば、波長に応じた感度分布にするなめにアモルフ
ァスシリコン層中に、ゲルマニウム、炭素、窒素、錫な
どを所定量混入してもよい、プラズマCVD法、熱CV
D法、光CVD法、スパッタリング法などにより形成さ
れ、P層の膜厚は50〜300人程度、1層の膜厚は5
000〜15000人程度1N層の膜厚は300〜70
0人程度である。
次に、前記アモルファス半導体層3上に、裏面側電極層
4を形成する(同図(6)参照)、この裏面側電極層4
は、アモルファス半導体層3のN層とオーミックコンタ
クトが可能でシート抵抗値が全面にわたってほぼ均一で
且つその値が50〜2゜007口の範囲で制御が容易な
ことが要求される。
この裏面側電極層4としては、クロム、ニッケル、チタ
ン、またはその合金や、酸化錫、゛酸化インジウム、酸
化インジウム錫などで形成され、そのシート抵抗値が5
0〜200Ω/口となるように例えば200〜4000
人程度の厚みに形成される。
なお、この裏面側電極層4は、真空蒸着法などにより形
成される。この裏面側電極層4は、上述の表面側電極層
2と交差するように、その両端部のアモルファス半導体
層3が露出するように形成される。この露出部を形成す
るには、裏面側電極層4を形成する際にメタルマスクを
使用してアモルファス半導体層3の両端部に裏面側電極
層4が被着しないようにして形成するか、アモルファス
半導体層3の全面に裏面側電極層4を被着して、両端部
の裏面側電極層を例えばフォトリソグラフィ技術によっ
てエツチング除去することにより形成される。
次に、前記アモルファス半導体層3が露出した部分に例
えばYAGレーザを走査して透光性基板1に達する溝3
a、3bを形成する。なお、この講3a、3bは、50
μm程度の幅を有する。
次に、前記アモルファス半導体層3の溝3a、3b部分
に第1の端子電極5.6を形成するとともに、裏面電極
層4の両端部に第2の端子電極7.8を形成する(同図
(f)参照)。第1図(f)のX−X線断面図を第2図
(a)に示し、Y−Yii断面図を第2図(υ示す、第
2図(a)((へ)に示すように、第1および第2の端
子電極5〜8は、それぞれ厚みが5000Å以下の薄膜
金属層5a〜8aと、この薄膜金属層5a〜8a上に形
成された熱硬化型導電性ペースト層5b〜8bとで構成
される。薄膜金属層5a〜8aは、アルミニウム、ニッ
ケル、チタン、銀、金などにより構成され、表面側電極
層2および裏面側金属層4と熱硬化型導電性ペースト5
b〜8bとの電気的接続を良好に行うとともに、第1の
端子電極5.6問および第2の端子電極7.8間の距離
精度を確保するために設けられる。
前記熱硬化型導電性ペースト5b〜8bは、銅、銀、ニ
ッケル、カーボンなどの粉末とエポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂、あるいはアクリル樹脂などとメチルカルピトー
ルなどから成る溶剤とを混合してペースト状にし、例え
ばスクリーン印刷法で印刷した後に、100〜200’
Cの温度で15分〜1時間加熱して溶剤を揮発させるこ
とにより薄膜金属層5a〜8a上に形成される。ちなみ
に、この熱硬化型導電性ペースト層5b〜8bは、厚み
が20μm程度に形成される。この熱硬化型導電性ペー
スト上に、外部回路のリード線などが半田付される。
次に、上述のように構成した位置検出素子の動作を第3
図の模式図に基づき説明する。発光ダイオードの光やレ
ーザ光などのスポット光が例えば透光性基板1側から照
射されると、アモルファス半導体層の1層で正孔および
電子が発生し、正孔はP層に、電子はN層にそれぞれ運
ばれ、表面側電極層と裏面側電極層との間に短絡電流が
流れる。
このとき、表面側電極層に流れる電流は、その両端に設
けられた第1の端子電極5.6から導出される。第1の
端子電極5.6間の距離をし、抵抗をRLとし、電極5
から光の入射位置までの距離をX、その部分の抵抗をR
xとする。光の入射位置で発生した光電流を■。とする
と、■oはそれぞれの第1の端子電極5.6までの抵抗
値に逆比例するように分割される。したがって、端子電
極5で取り出される電流■、と、端子電極6で取り出さ
れる電流I6とは、 I5 =I。 ・ (RL −R8)/RL1、=io
 、R,/RL となり、電極層の抵抗分布が均一であるとすれば、Is
 ”IO’  (L  X)/L 1、=1.−X/L で表される0位置信号Pは、 P−1,/1.−(L−X)/X=L/X−1となる。
このように、Is + Isの値から入射エネルギーに
無関係に端子電極5.6間における光の入射位置を知る
ことができる。
同様に、第2の端子電極7.8間における光の入射位置
も知ることができ、その結果入射位置Oを特定すること
ができ、位置検出素子として用いられる。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る位置検出素子によれば、表
面側電極層を少なくとも絶縁基板の対向する二つの端部
が露出するように形成するとともに、アモルファス半導
体層を絶縁基板のほぼ全面に形成し、裏面側電極層を表
面側電極層と交差し且つアモルファス半導体層の対向す
る二つの端部が露出するようにするに形成し、アモルフ
ァス半導体層の対向する露出部分に表面側電極層に到達
する清を形成し、この溝部に表面側電極層の端子電極を
形成するとともに、裏面側電極層の下地層として表面側
電極層が存在しない対向する部分に裏面側電極層の端子
電極を形成したことから、アモルファス半導体層をエツ
チング除去したり、メタルマスクを使って形成すること
がなくなり、もって位置分解能と位置直線性に優れた位
置検出素子を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないしくf)は本発明に係る位置検出素子
の一実施例を示す製造工程図、第2図(a)は第1図<
nのx−x*断面図、第2図(靭は第1図(f)のY−
Y線断面図、第3図は動作を説明するための図、第4図
は従来の位置検出素子を示す斜視図である。 1:透光性基板 2:表面(!!I電極層 3:アモルファス半導体層 3a、3b:溝部 4:裏面側電極層 5.6:表面側電極層の端子電極 7.8:裏面側電極層の端子電極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 絶縁基板上に、表面側電極層とアモルファス半導体層と
    裏面側電極層とを順次積層して成る位置検出素子におい
    て、 前記表面側電極層を少なくとも前記絶縁基板上の対向す
    る二つの端部が露出するように形成するとともに、前記
    アモルファス半導体層を前記絶縁基板のほぼ全面に形成
    し、前記裏面側電極層を前記表面側電極層と交差し且つ
    前記アモルファス半導体層の対向する二つの端部が露出
    するように形成し、前記アモルファス半導体層の対向す
    る露出部分に前記表面側電極層に到達する溝を形成し、
    該溝部に前記表面側電極層の端子電極を形成するととも
    に、前記裏面側電極層の下地層として前記表面側電極層
    が存在しない対向する部分に裏面側電極層の端子電極を
    形成したことを特徴とする位置検出素子。
JP2022989A 1990-01-31 1990-01-31 位置検出素子 Pending JPH03227076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022989A JPH03227076A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 位置検出素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022989A JPH03227076A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 位置検出素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03227076A true JPH03227076A (ja) 1991-10-08

Family

ID=12097950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022989A Pending JPH03227076A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 位置検出素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03227076A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0765083A1 (en) 1991-07-15 1997-03-26 Hitachi, Ltd. Teleconference terminal equipment
EP0778704A2 (en) 1991-07-15 1997-06-11 Hitachi, Ltd. Teleconference module

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0765083A1 (en) 1991-07-15 1997-03-26 Hitachi, Ltd. Teleconference terminal equipment
EP0773686A2 (en) 1991-07-15 1997-05-14 Hitachi, Ltd. Equipment for a teleconference
EP0778704A2 (en) 1991-07-15 1997-06-11 Hitachi, Ltd. Teleconference module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10971636B2 (en) Photoelectric detection structure, manufacturing method therefor, and photoelectric detector
WO2015035829A1 (zh) Tft及其制作方法、阵列基板及其制作方法、x射线探测器和显示装置
US11094742B2 (en) Method for producing a photo-emitting and/or photo-receiving device with a metal optical separation grid
JPS59117277A (ja) 受光素子
JPH03227076A (ja) 位置検出素子
JPH0669536A (ja) 光位置検出装置の製造方法
CN211401438U (zh) 一种感应读出的异层结构位敏阳极
JPH03227075A (ja) 位置検出素子
JP2755707B2 (ja) 光起電力装置の製造方法
JP2951063B2 (ja) 集積型太陽電池モジュール
KR20040017183A (ko) 효율이 개선된 태양전지 및 메탈입자를 이용한 그의제조방법
JP2940498B2 (ja) 冷陰極素子支持方式
KR910000116B1 (ko) 이메지 센서 및 그 제조방법
KR100459878B1 (ko) 전계효과전자방출소자의스페이서제조방법
JP2781711B2 (ja) 光起電力装置
JP2000261020A (ja) 集積型薄膜太陽電池
JP3084741B2 (ja) プレーナ形熱電子放出素子
KR100747251B1 (ko) 전계방출 표시 장치 및 그 제조 방법
JP2596419B2 (ja) 位置検出装置
KR100656675B1 (ko) 전자 방출 소자 및 그 제조 방법, 그를 이용한 전자 방출표시장치 및 그 제조 방법
JPH01248571A (ja) 光センサーの製造方法
CN117476718A (zh) 一种显示面板及其制备方法
JPS61201461A (ja) 光センサ素子の製造方法
JPH0554711B2 (ja)
JP2002352752A (ja) 電子放出表示装置及びその製造方法