JPH0322680Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322680Y2 JPH0322680Y2 JP3071586U JP3071586U JPH0322680Y2 JP H0322680 Y2 JPH0322680 Y2 JP H0322680Y2 JP 3071586 U JP3071586 U JP 3071586U JP 3071586 U JP3071586 U JP 3071586U JP H0322680 Y2 JPH0322680 Y2 JP H0322680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body casing
- main body
- fan
- chamber
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 17
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は空気調和機の室外ユニツトに関する
ものである。
ものである。
(従来の技術)
従来、この種の室外ユニツトは、第3図に示す
ように圧縮機(図示せず)、熱交換器4およびフ
アン6等を内蔵する本体ケーシング1の前面側に
吹出口15を、背面側に吸込口14をそれぞれ開
口して、フアン6により空気を吸込口14から吸
い込み、熱交換器4で熱交換したのち、吹出口1
5から吹き出すようになつている(例えば、実開
昭60−167981号公報、実開昭60−77975号公報、
および実開昭60−77979号公報参照)。また、本体
ケーシング1の内部において、フアンモータ11
は本体ケーシング1の内底面上にモータ固定専用
の固定台21を介して支持固定されている(例え
ば、実開昭60−167981号公報参照)。
ように圧縮機(図示せず)、熱交換器4およびフ
アン6等を内蔵する本体ケーシング1の前面側に
吹出口15を、背面側に吸込口14をそれぞれ開
口して、フアン6により空気を吸込口14から吸
い込み、熱交換器4で熱交換したのち、吹出口1
5から吹き出すようになつている(例えば、実開
昭60−167981号公報、実開昭60−77975号公報、
および実開昭60−77979号公報参照)。また、本体
ケーシング1の内部において、フアンモータ11
は本体ケーシング1の内底面上にモータ固定専用
の固定台21を介して支持固定されている(例え
ば、実開昭60−167981号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点)
しかるに、上記した従来の室外ユニツトの如く
空気を本体ケーシング1の背面側から吸込む状態
では、その据付けに際し、本体ケーシング1の背
面壁の後方外部に、空気吸込みに必要な一定広さ
の空間Sを確保する必要がある。そのために、本
体ケーシング1の背面壁を建物の外壁面に沿わせ
てくつつける据付け方はとることができず、据付
け空間の増大を招くばかりか、特別な据付台を要
し、特に団地やマンシヨン等の狭いベランダやベ
ランダ天井等に据付けることは困難ないし不可能
であり、据付場所に制約があるという不利不便が
ある。
空気を本体ケーシング1の背面側から吸込む状態
では、その据付けに際し、本体ケーシング1の背
面壁の後方外部に、空気吸込みに必要な一定広さ
の空間Sを確保する必要がある。そのために、本
体ケーシング1の背面壁を建物の外壁面に沿わせ
てくつつける据付け方はとることができず、据付
け空間の増大を招くばかりか、特別な据付台を要
し、特に団地やマンシヨン等の狭いベランダやベ
ランダ天井等に据付けることは困難ないし不可能
であり、据付場所に制約があるという不利不便が
ある。
また、上記室外ユニツトのようにフアンモータ
11をこれ専用の固定台21で本体ケーシング1
の内底面上に固定する構造ではその組付け工数並
びに部材点数の増大を招く。
11をこれ専用の固定台21で本体ケーシング1
の内底面上に固定する構造ではその組付け工数並
びに部材点数の増大を招く。
この考案はかかる従来の問題点を解消するため
になされたものであり、本体ケーシング内の各機
器のための仕切構造、並びに空気吸込口の配置の
仕方に工夫を凝らすことにより、建物外壁面に密
着接近させる据付け法を可能にして据付け場所の
制約の解消を図ることを第1の目的とする。
になされたものであり、本体ケーシング内の各機
器のための仕切構造、並びに空気吸込口の配置の
仕方に工夫を凝らすことにより、建物外壁面に密
着接近させる据付け法を可能にして据付け場所の
制約の解消を図ることを第1の目的とする。
また、この考案はフアンモータの固定構造の簡
素化を図ることを第2の目的とする。
素化を図ることを第2の目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この考案は、上記した第1の目的を達成するた
めに、本体ケーシング1の内部を前後の仕切板
2,3によつて前から順に熱交換器室5、フアン
室7および機械室9に区画した上で、本体ケーシ
ング1の熱交換器室5前面側に空気を前方ないし
斜め前方へ吹出す吹出口15を設けるとともに、
本体ケーシング1の側面壁13の前記フアン室7
に対応する箇所に吸込口14を設ける。もつと
も、機械室9には圧縮機8を、フアン室7にはフ
アン6を、また熱交換器室5には熱交換器4をそ
れぞれ設置する。
めに、本体ケーシング1の内部を前後の仕切板
2,3によつて前から順に熱交換器室5、フアン
室7および機械室9に区画した上で、本体ケーシ
ング1の熱交換器室5前面側に空気を前方ないし
斜め前方へ吹出す吹出口15を設けるとともに、
本体ケーシング1の側面壁13の前記フアン室7
に対応する箇所に吸込口14を設ける。もつと
も、機械室9には圧縮機8を、フアン室7にはフ
アン6を、また熱交換器室5には熱交換器4をそ
れぞれ設置する。
第2の目的を達成するために、この考案は前記
フアン室7と機械室9とを仕切る後側の仕切板3
にフアンモータ11を固定する。
フアン室7と機械室9とを仕切る後側の仕切板3
にフアンモータ11を固定する。
(実施例)
以下、この考案に係る室外ユニツトの実施例を
図面に基づき説明する。これの本体ケーシング1
はこの内部を前後2枚の平行な仕切板2,3で前
後および中間の3つの室に区画して、前側仕切板
2より前側の室を熱交換器4が配置される熱交換
器室5に、前後仕切板2,3間の室をフアン6が
配置されるフアン室7に、後側仕切板3より後側
の室を圧縮機8等が配置される機械室9にそれぞ
れ設定している。
図面に基づき説明する。これの本体ケーシング1
はこの内部を前後2枚の平行な仕切板2,3で前
後および中間の3つの室に区画して、前側仕切板
2より前側の室を熱交換器4が配置される熱交換
器室5に、前後仕切板2,3間の室をフアン6が
配置されるフアン室7に、後側仕切板3より後側
の室を圧縮機8等が配置される機械室9にそれぞ
れ設定している。
機械室9内ではこの左右方向の略半分9aを圧
縮機8の設置スペースに、余りの半分9bを電装
品箱およびドレン、配管接続スペースに使用して
いる。
縮機8の設置スペースに、余りの半分9bを電装
品箱およびドレン、配管接続スペースに使用して
いる。
フアン室7は更に隔壁10で左右に二分割して
それぞれにフアン6を1台ずつ設置している。そ
して、各フアンモータ11は後側仕切板3を利用
してこれに支持固定されている。後側仕切板3は
これが薄くてもモータ支持力に十分耐えられるべ
く補強リブ12を設けている。
それぞれにフアン6を1台ずつ設置している。そ
して、各フアンモータ11は後側仕切板3を利用
してこれに支持固定されている。後側仕切板3は
これが薄くてもモータ支持力に十分耐えられるべ
く補強リブ12を設けている。
本体ケーシング1の左右の側面壁13,13に
おいてフアン室7に対応する箇所には吸込口14
を開口している。
おいてフアン室7に対応する箇所には吸込口14
を開口している。
熱交換器4としては平面視においてU字状に曲
げた形のものを用いてこれを熱交換器室5の前面
側に開口される吹出口15に配置している。熱交
換器4の左右側部4a,4aの外側には盲壁1
6,16を設けることにより吹出口15から空気
が前方Aないし斜め前方Bへ吹き出るようにして
いる。
げた形のものを用いてこれを熱交換器室5の前面
側に開口される吹出口15に配置している。熱交
換器4の左右側部4a,4aの外側には盲壁1
6,16を設けることにより吹出口15から空気
が前方Aないし斜め前方Bへ吹き出るようにして
いる。
そして、この室外ユニツトは第2図のように、
ベランダ天井等から吊り金具20で吊下げて支持
し、本体ケーシング1の背面壁17を建物の外壁
面18に密着させている。
ベランダ天井等から吊り金具20で吊下げて支持
し、本体ケーシング1の背面壁17を建物の外壁
面18に密着させている。
尚、図示する上記実施例ではフアン6を2台並
べて組み込むが、これを1台だけ組み込むもので
あつてもよく、また空気吸込口14は本体ケーシ
ング1の左右の両側面壁13,13に開口するに
代えて、その片側の側面壁13のみに開口するも
よい。
べて組み込むが、これを1台だけ組み込むもので
あつてもよく、また空気吸込口14は本体ケーシ
ング1の左右の両側面壁13,13に開口するに
代えて、その片側の側面壁13のみに開口するも
よい。
(考案の効果)
この考案の空気調和機の室外ユニツトによれ
ば、吸込口14が、本体ケーシング1の熱交換器
室5と機械室9との間に配置されるフアン室7に
臨むように側面壁13に設けられて、フアン室7
への空気吸込みが本体ケーシング1の側方から行
い得るようにしてあるので、本体ケーシング1の
背面壁17を建物の外壁面に密着接近させて据付
けることができ、本体ケーシング1の背面壁17
と建物外壁面との間に空気吸込み空間を確保する
必要があつた従来の室外ユニツトと比較してその
吸込み空間分だけ据付け空間を減少でき、狭い場
所への据付けも可能となる。また、建物外壁面に
直接止めつけたり、ベランダ天井に吊る据付けも
容易となるため、据付け場所の制約の緩和、据付
け手数の削減、コストダウン等の点において一段
と有利である。
ば、吸込口14が、本体ケーシング1の熱交換器
室5と機械室9との間に配置されるフアン室7に
臨むように側面壁13に設けられて、フアン室7
への空気吸込みが本体ケーシング1の側方から行
い得るようにしてあるので、本体ケーシング1の
背面壁17を建物の外壁面に密着接近させて据付
けることができ、本体ケーシング1の背面壁17
と建物外壁面との間に空気吸込み空間を確保する
必要があつた従来の室外ユニツトと比較してその
吸込み空間分だけ据付け空間を減少でき、狭い場
所への据付けも可能となる。また、建物外壁面に
直接止めつけたり、ベランダ天井に吊る据付けも
容易となるため、据付け場所の制約の緩和、据付
け手数の削減、コストダウン等の点において一段
と有利である。
また、本体ケーシング1の吹出口15から空気
を前方ないし斜め前方へ吹き出すものとしてある
ので、本体ケーシング1の側方からの空気吸込み
方式をとるこの室外ユニツトを複数台並べて据付
けた場合も隣りの室外ユニツトから吹き出される
空気を吸込むという不具合も解消できる。
を前方ないし斜め前方へ吹き出すものとしてある
ので、本体ケーシング1の側方からの空気吸込み
方式をとるこの室外ユニツトを複数台並べて据付
けた場合も隣りの室外ユニツトから吹き出される
空気を吸込むという不具合も解消できる。
しかも、フアン室7を熱交換器室5と機械室9
間の中央に配置し、それらフアン室7と機械室9
とを仕切る仕切板3を利用してこれにフアンモー
タ11を固定するという合理的な室の配置の仕方
並びにモータ取付け構造をとつており、したがつ
て、フアンモータ11これ専用の固定台は不要と
なり、それだけ構造が簡単になり、またコンパク
ト化することができ、更にその組付け工数並びに
部材点数を減少できてコストダウンを図ることが
できる。加えて、フアン室7を熱交換器室5と機
械室9間の中央に配置することから外観的意匠に
大幅な自由度を持たせることもできるという利点
もある。
間の中央に配置し、それらフアン室7と機械室9
とを仕切る仕切板3を利用してこれにフアンモー
タ11を固定するという合理的な室の配置の仕方
並びにモータ取付け構造をとつており、したがつ
て、フアンモータ11これ専用の固定台は不要と
なり、それだけ構造が簡単になり、またコンパク
ト化することができ、更にその組付け工数並びに
部材点数を減少できてコストダウンを図ることが
できる。加えて、フアン室7を熱交換器室5と機
械室9間の中央に配置することから外観的意匠に
大幅な自由度を持たせることもできるという利点
もある。
第1図および第2図は本考案の実施例を示して
おり、第1図は空気調和機の室外ユニツトの内部
構造を示す横断平面図、第2図は側面図である。
第3図は従来例を示す室外ユニツトの縦断側面図
である。 1……本体ケーシング、2……前側仕切板、3
……後側仕切板、5……熱交換器室、7……フア
ン室、9……機械室、14……吸込口、15……
吹出口。
おり、第1図は空気調和機の室外ユニツトの内部
構造を示す横断平面図、第2図は側面図である。
第3図は従来例を示す室外ユニツトの縦断側面図
である。 1……本体ケーシング、2……前側仕切板、3
……後側仕切板、5……熱交換器室、7……フア
ン室、9……機械室、14……吸込口、15……
吹出口。
Claims (1)
- 本体ケーシング1の内部を前後の仕切板2,3
によつて前から順に熱交換器室5、フアン室7お
よび機械室9に区画し、本体ケーシング1の熱交
換器室5前面側に、空気を前方ないし斜め前方へ
吹き出す吹出口15を開口し、本体ケーシング1
の側面壁13の前記フアン室7に対応する箇所に
吸込口14を開口し、前記後側仕切板3にフアン
モータ11を固定してなることを特徴とする空気
調和機の室外ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3071586U JPH0322680Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3071586U JPH0322680Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62171731U JPS62171731U (ja) | 1987-10-31 |
JPH0322680Y2 true JPH0322680Y2 (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=30835779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3071586U Expired JPH0322680Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322680Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP3071586U patent/JPH0322680Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62171731U (ja) | 1987-10-31 |
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