JPH03226281A - 交流電動機の速度制御装置 - Google Patents

交流電動機の速度制御装置

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Publication number
JPH03226281A
JPH03226281A JP2020639A JP2063990A JPH03226281A JP H03226281 A JPH03226281 A JP H03226281A JP 2020639 A JP2020639 A JP 2020639A JP 2063990 A JP2063990 A JP 2063990A JP H03226281 A JPH03226281 A JP H03226281A
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JP
Japan
Prior art keywords
speed
command value
motor
speed command
regulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP2020639A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kusumoto
敏 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種の搬送装置や圧延設備等を駆動する誘導
電動機等を可変速駆動するための速度制御装置に関する
(従来の技術) 第2図(a)は従来のこの種の速度制御装置を示してい
る。同図において、Mは速度制御するべき誘導電動機、
Lは搬送装置や圧延設備等の負荷。
10’は速度制御装置である。そしてこの速度制御装置
10′において、1は速度設定器、2は速度設定器1か
らの速度設定値Aが入力される加減速演算器、3は加減
速演算器2からの速度指令値Bと誘導電動機Mに取付け
られた速度検出l16からの速度検出値Cとの偏差を求
める減算器、4はこの偏差がゼロになるように調節演算
する速度調節器、5は速度調節器4からの制御信号りに
より直流−交流変換を行なうインバータ等の電力変換器
である。
このように構成された速度制御装置10′の各構成要素
は速度制御ループを構成しており、速度設定器1による
速度設定値Aは加減速演算器2によって一定の勾配を持
ったランプ状の速度指令値Bとなる。そして、減算器3
によって求められた適度指令値Bと速度検出値Cとの偏
差は速度調節器4に入力され、PI(比例積゛分)調節
演算等により電力変換器5に対する制御信号りが生成さ
れる。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の速度制御装!10’においては、負荷り
が比較的大きな静止摩擦トルクを有する場合、起動時に
誘導電動機Mの発生トルクがこの静止摩擦トルクを上回
らなければ誘導電動機Mは回転せず、第2図(b)に示
すように速度検出値Cも例えば時刻tiまでゼロのまま
である。すなわち、速度検出値Cが時刻t□まで帰還さ
れないため、速度調節器4では速度指令値Bのみを入力
として設定された積分時間により積分動作を行ない、制
御信号りは図示するように時刻t0以後、徐々に増加し
ていく。
この制御信号りは、電力変換器5を介して誘導電動機M
に対する電力流入量の指令となる。
そして、誘導電動機Mに対する流入電力が増加するのに
比例して誘導電動機Mの発生トルクも増加していき、こ
れが負荷りの静止摩擦トルク以上になると誘導電動機M
が初めて回転を開始し、第2図(b)の時刻t1以後に
速度検出値Cが現われることになる。
従って従来においては、速度指令値Bに対して速度検出
値(速度実際値)Cに時間遅れを生じ、速度制御の応答
性が悪いという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、応答性のよい速度制御を可能
にした交流電動機の速度制御装置を提供することにある
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、交流電動機の速度
指令値と速度検出値との偏差をゼロにするように調節器
により速度調節を行なう速度制御ループを有し、電力変
換器を介して前記交流電動機の速度制御を行なう交流電
動機の速度制御装置において、前記速度指令値の変化分
に応じたパルス状の信号を前記速度指令値に速度補設定
として加える速度補設定加算手段を備えたものである。
(作用) 本発明によれば、速度補設定加算手段によって速度指令
値の変化分に応じたパルス状の信号を速度指令値に加算
して速度調節器に入力することにより、電動機の起動時
において、速度調節器に対する速度指令値を急激に変化
させることができる。
従って、この速度指令値に基づく速度調節器による比例
動作等により、負荷の静止摩擦トルクを上回るような電
動機への流入電力指令値を生成するべく作用し、調節器
の積分動作に依存せずに電動機の応答性を改善すること
ができる。
(実施例) 以下1図に沿って本発明の一実施例を説明する。
第1図(a)はこの実施例にかかる速度制御装置10の
構成を示すもので、第2図(a)と同一の構成要素には
同一の符号を付して説明を省略し、以下。
異なる部分を中心に説明する。
すなわち、この実施例では、加減速演算器2と減算器3
との間に速度補設定加算手段9が設けられており、この
速度補設定加算手段9は、加減速演算器2から出力され
る速度指令値Bを微分する微分器7と、この微分器7の
出力信号及び速度指令値Bが加算される加算lI8とか
ら構成されており、加算器8から出力される速度指令値
Eが図示の極性で減算器3に加えられている。
次に、この動作を第1図(b)を参照しつつ説明する。
上述した構成により、同図に示す速度指令値Bは微分器
7により微分され、その出力信号と速度指令値Bとは加
算器8により加算されて新たな速度指令値Eが出力され
る。この速度指令値Eは、図示するように速度設定値A
が立上がった起動時t0から急激に立上がる。この指令
値Eが減算113を介して速度調節器4に加わると、比
例積分動作等により生成される制御信号りも図示のよう
に時刻t0以後直ちに大きな値となり、負荷りの静止摩
擦トルクを上回るような誘導電動機Mへの流入電力指令
値が生成される。これにより、誘導電動機Mは直ちに回
転して速度検出値Cが増加し始めるため、速度調節器4
の積分動作に依存せずに速度指令値Bに対する応答性も
向上するものである。
このように本実施例によれば、起動後に誘導電動機Mが
回転を開始するまでの時間遅れを解消することができ、
応答性の大幅な改善を図ることができる。加えて、本実
施例では、速度変化の終了時点における速度実際値(速
度検出値C)のオーバーシュートの抑制効果を高められ
ることが確認されている。
なお、上記実施例では、速度補設定として速度指令値B
を微分したものを速度指令値Bに加えているが、速度設
定値Aを微分した信号を速度指令値Bに加えてもほぼ同
様の効果を得ることができる。
また1本発明は誘導電動機ばかりでなく同期電動機にも
適用可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、速度指令値の変化時点で
パルス的な速度補設定を加えて電動機に対する流入電力
指令値を生成するため、起動時における応答性のよい速
度制御が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示す構成図、同図(
b)はその動作を示す信号波形図、第2図(a)は従来
の技術を示す構成図、同図(b)はその動作を示す信号
波形図である。 ・・・速度設定器 ・・・減算器 ・・・電力変換器 ・・・微分器 ・・・速度補設定加算手段 ・・・負荷 2・・・加減速演算器 4・・・速度調節器 6・・・速度検出器 8・・・加算器 10・・・速度制御装置 M・・・誘導電動機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 交流電動機の速度指令値と速度検出値との偏差をゼロに
    するように調節器により速度調節を行なう速度制御ルー
    プを有し、電力変換器を介して前記交流電動機の速度制
    御を行なう交流電動機の速度制御装置において、 前記速度指令値の変化分に応じたパルス状の信号を前記
    速度指令値に速度補設定として加える速度補設定加算手
    段を備えたことを特徴とする交流電動機の速度制御装置
JP2020639A 1990-01-31 1990-01-31 交流電動機の速度制御装置 Pending JPH03226281A (ja)

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JP2020639A JPH03226281A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 交流電動機の速度制御装置

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JPH03226281A true JPH03226281A (ja) 1991-10-07

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