JPH0322587A - 層間絶縁膜における開孔部の形成方法 - Google Patents

層間絶縁膜における開孔部の形成方法

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JPH0322587A
JPH0322587A JP15716089A JP15716089A JPH0322587A JP H0322587 A JPH0322587 A JP H0322587A JP 15716089 A JP15716089 A JP 15716089A JP 15716089 A JP15716089 A JP 15716089A JP H0322587 A JPH0322587 A JP H0322587A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の月的〕 (産業上の利用分野) この発明は層間絶縁膜における開孔部の形成方法に関し
、例えば薄膜多層配線乱板の層間絶縁膜における開孔部
の形成方法に関する。
(従来の技術) 近年、基板配線の高密度化に伴い、狭い線幅を持つ配線
が形成できる薄膜形成技術による配線誌板の開発が進ん
でいる。これは、厚膜印刷等による配線幅の限界が、約
100μm程度であるのに対し、ホトリソグラフィ法を
用いた薄膜形成技術による配線幅は、100III1以
下でも容易に形成できるためである。また、薄膜形成技
術によって形成される微細な配線は、配線の高密度化、
すなわち、装置の小型化、あるいは装置の信頼性の向上
に寄与し、必要不可欠なものとなっている。
このような、薄膜形成技術による配線は、通常、2層以
上の配線層によって構成される多層配線構造となってい
る。当然のことながら、薄膜形成技術による配線越板も
配線の多層化が進行しつつある。
ところで、配線の多層化が進むと、これら3次元的に配
された配線同士を電気的に分離する手段が必要となって
くる。現在、この電気的分離の手段として、多層配線基
板では、例えばポリイミド等の絶縁物による絶縁が行な
われている。このような、3次元的に配された配線同士
を絶縁する層は、一般に層間絶縁膜と呼ばれている。こ
の層間絶縁膜では、これを構成する絶縁物を、2層以上
積層させることにより、いっそうの電気的分離における
信頼性の向上が図られている。これは、層間絶縁膜が絶
縁物による1層だけで構成されているものとすると、こ
れにピンホールが発生した場合、上下に位置する配線同
士が、容易に絶縁不良を起こすことになる。ところが、
2層以上で構成すれば、たとえ絶縁物にピンホールが発
生したとしても、これらのピンホール同士が一致するこ
とは希となる。したかって、絶縁不良を起こす確率が大
幅に低下する。
以上のような点から、現在、層間絶縁膜は、通常、2層
以上に積層された絶縁物によって構成されている。
しかしながら、2層以上に積層された絶縁物によって構
成された層間絶縁膜であると、これに開孔部、例えばこ
の上部に位置する配線と、下部に位置する配線とを接続
するコンタクト孔を開孔する際に以下に説明するような
問題か生しる。
層間絶縁膜は、2層以上による絶縁物によって構成され
ており、これら2層以上の絶縁物を通してコンタクト孔
を開孔する必要がある。よって、これらの2層以上の絶
縁物を、それぞれエッチングする、例えばエッチング液
等が必要となり、この、例えばエッチングl&の性質に
合わせたホトレ5 ジストが、それぞれ必要となってくる。このエツチンダ
液に合わせたホトレジストが、それぞれ必要となってく
ると、これに合わせた写真蝕刻工程に使用するホトマス
クが2枚以上必要となってくるわけてある。つまり、個
々の絶縁物の層ごとに1枚、1枚ホトマスクが必要とな
ってくる。このホトマスクは、ホトレジストがボジ型で
あれば、最下部に存在する絶縁物に合わせるホトマスク
の透過部(例えばコンタクト孔開孔パターンになってい
る)の面積は広く、上部に存在する絶縁物になるにつれ
、ホトマスクの透過部の面積は狭くなっていくように設
定されている。これは、マスクの合わせ余裕のためや、
配線を構或する導体層が、例えば蒸着しやすいようなコ
ンタクト孔の形状とするために配慮されるものである。
一方、ホトレジストがネガ型であれば、上記と全くの反
対となり、遮断部がコンタクト孔開孔パターンになって
いる。
ところが、これらの写真蝕刻工程に用いるホトマスクは
、その形状が非常に似たものであるので、6 使用するホトマスクの順番を間違えやすい。もし、順番
を間違えてしまったとすると、第3図に図示するような
コンタクト孔が形威されてしまう。第3図について説明
をすると、第1層目の配線2が形成された配線基板1上
に、層間絶縁膜を構成する第1の絶縁層3、および第2
の絶縁層4が形成されている。このように、第1の絶縁
層3の開孔部の幅X1より、これの上部に存在する第2
の絶縁層4の開孔部の幅X2の方か大きいとすると、同
図に示すAの部分、すなわち、段差部分において、図示
はしないが第2層目の配線を構成する導体層を、例えば
蒸着した際、ステップ力バレージが悪くなる。最悪の場
合は配線の段切れを生してしまう。つまり、配線の段切
れオープンが起こり、製造歩留りの低下を招く。
また、ホ]・マスクの枚数の増加に伴い、ホトマスクの
設計、製造に多大な経費がかかるという問題もある。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上記のような点に鑑み為されたちので、多層
の絶縁層からなる層間絶縁膜にコンタク!・孔のような
開孔部を形成する際、使用するホトマスクの枚数増加を
抑え、経費節減を達成し、かつホトマスクの枚数を増加
させなくても、多層の絶縁層からなる層間絶縁膜に、確
大に開孔部を形成できる層間絶縁膜における開孔部の形
成方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明による第1の層間絶縁膜における開孔部の形成
方法によれば、ポジ型のホトレジストと、ホトマスクと
を用いて、プロキシミティ露光により多層の絶縁層から
なる層間絶縁膜に開孔部を形成することにおいて、多層
の上記絶縁層のうち、最下部に存在する絶縁層上に形成
された上記ホトレジスト表曲から上記ホトマスク表面ま
でのプリン1・ギャップが最も大きくなるように設定し
てプロキシミティ露光を行ない、所定の絶縁層除去手段
によって開孔部を形成し、順次、上部に存在する絶縁層
になるに従い、上記プリントギャップを徐々に小さくな
っていくように設定してプロキシミディ露光を行ない、
所定の絶縁層除去手段によって順次開孔部が形成されて
いくことを特徴とする。
また、第2の形成方法によれば、ネガ型のホトレジスト
と、ホトマスクとを用いて、プロキンミテイ露光により
多層の絶縁層からなる層間絶縁膜に開孔部を形成するこ
とにおいて、多層の上記砲縁層のうち、最下部に存在す
る絶縁層上に形戊された上記ホトレジスト表面から上記
ホトマスク表面までのプリントギャップが最も小さくな
るように設定してプロキシミティ露光を行ない、所定の
絶縁層除去手段によって開孔部を形戊し、順次、上部に
存在する絶縁層になるに従い、上記プリントギャップが
徐々に大きくなっていくように設定してプロキシミティ
露光を行ない、所定の絶縁塙除去手段によって順次開孔
部が形成されていくことを特徴とする。
また、第3の形或方法によれば、ネガ型の絶縁層と、ホ
トマスクとを用いて、プロキシミティ露9 光により多層の上記ネガ型の感光性を持つ絶縁層からな
る層間絶縁膜に開孔部を形或することにおいて、複数の
上記絶縁層のうち、最下部に存在する絶縁層表面から上
記ホトマスク表面までのプリントギャップが最も小さく
なるように設定してプロキシミティ露光を行ない、所定
の絶縁層除去手段によって開孔部を形成し、順次、上部
に7j在する絶縁層になるに従い、上記プリントギャッ
プが徐々に大きくなっていくように設定してプロキシミ
ティ露光を行ない、所定の絶縁層除去手段によって順次
開孔部か形成されていくことを特徴とする。
(作用) 上記のような層間絶縁膜における開孔部の形成方法にあ
っては、プロキシミティ露光時において、ホトマスクの
透過部、あるいは遮断部の外周部における光の回折現象
による光の同り込み量を利用する。例えばプリントギャ
ップを大きくとれば、ホトレジストに対し、ホトマスク
パターンの投影される面積は大きくなり、露光部分か均
加する。
10 反対に、プリントギャップを小さくとれば、露光部分が
小さくなる。このことにより、1枚のホトマスクで、こ
れに形或されているパターンが投影される面積、すなわ
ち、露光面積を自在に制御できる。よって、1枚のホト
マスクたけで、多層の絶縁層からなる層間絶縁膜に開孔
部を形成できる。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の実施例に係わる層間
絶縁膜における開孔部の形成方法について説明する。
まず、第1図(a)に示すように、第1層目の金属配線
2の形威された配線基板1上に、例えばポリイミドから
なる第1の絶縁層3をスピンナを用いて塗布する。次に
、ポジ型の感光性を持つ第1のホトレジスト5をスピン
ナを用いて塗布する。
そして、所定のプリントギャップY1をもって、ホトマ
スク7を介して、上記第1のホトレジスト5に対し、例
えば紫外線hνを照11する(第1のプロキシミティ露
光工程)。このホトマスク7には、所定のコンタクト孔
開孔パターン(幅を例え11 ばz1とする)に形成された紫外線の透過部8が形成さ
れている。この透過部8を通った紫外線hνは、この透
過部8の外周部9で回折し、第1のホトレジスI− 5
に投影された時には、透過部8の幅z1より、大きくな
る。この大きさは、プリン1・ギャップY1が大きいほ
ど大きくなる。ここで、例えばプリントギャップY1を
14μm1コンタクト孔開孔パターンの幅z1を20μ
mとする。
次に、第1図(b)に示すように、上記第1のプロキシ
ミティ露光工程によって、第1のホトレジスト5の感光
した部分を、所定の除去手段により除去する。このとき
、除去された部分の幅をX1とする。ここで、幅X1は
、例えば23μm程度となる。
次に、第1図(c)に示すように、上記第1のホトレジ
スト5をマスクとして、例えばポリイミドからなる第1
の絶縁層3を、所定の除去手段によって除去する。この
とき除去された部分の幅は、上記NXIとほほ同程度の
ものとなる。
次に、第1図(d)に示すように、同図(C)12 の装置に、例えばポリイミドからなるm2の絶縁層4を
スピンナを用いて塗布する。次に、ポジ型の感光性を持
つ第2のホ1・レジス1・6をスピンナを用いて塗布す
る。次に、上記第1のプロキシミティ露光工程にて使用
したホトマスク7を用いて、今度は、所定のプリントギ
ャップY2をもって、上記第2のホトレジスト6に対し
、紫外線hνを照射する(第2のプロキシミティ露光王
程)。このとき、プリントギャップY2は、上記プリン
トギャップY1より、小さくなるように設定する。
例えばプリントギャップY2を6μとする。こうするこ
とにより、透過部8の外周部9にて回折した光の回り込
み量は、第1のプロキシミティ露光工程の時より小さく
なる。よって、第2のホトレジスト6の露光面積は、第
1のホトレジスト5の露光面積より小さくなる。
次に、第1図(e)に示すように、上記第2のプロキシ
ミティ露光工程によって、第2のホ1・レジス1・6の
感光した部分を、所定の除去手段により除去する。この
とき、除去された部分の幅を13 X2とする。ここで、幅X2は、例えば19μm程度と
なる。
次に、第1図(f)に示すように、上記第2のホ1・レ
ジス1・6をマスクとして、例えばポリイミドからなる
第2の絶縁層4を、所定の除去手段によって除失する。
このとき除去された部分の幅は、上記X2とほぼ同程度
のものとなる。この後、図示しないが、開孔部内を含ん
で、所定の第2層目の金属配線となる導電体層を、例え
ば蒸着させ、所定の配線パターンにバターニングする。
以上のような工程により、この発明の実施例に係わる層
間絶縁膜における開孔部の形成方法によって、例えばコ
ンタクト孔となる開孔部が形成される。
このような、層間絶縁膜における開孔部の形成方法によ
れば、1枚のホトレジスト7で、プリントギャップを、
例えばYl (14μm) 、Y2 (6一)と種々変
化させることにより、層間絶縁膜を構成する、例えばポ
リイミドの第1、第2の絶縁層に、異なったサイズの開
孔部を形成できる。す14 なわち、プリントギャップを適uJに調整するたけの簡
単な方法で、第1図(f)に示すような良灯な断面形状
を持つ開孔部か形成される。しかも、雇間絶縁膜を構成
する絶縁層か、3図でも、あるいはそれ以上の層数にな
ったとしてもホトマスクは1枚ですみ、経費節減が図る
ことかできる。また、使用するホ1・マスクか1枚であ
るので、使用する順番を間違える心配はない。よって、
ホ1・マスクを使用する順番を間違えることによる歩留
りの低下は全くなくなる。
次に、第2の実施例について、第2図(a)ないし第2
図(d)を参照して説明する。この第2の例では、絶縁
層そのものがネガ型の感光性を持つような物質を、層間
絶縁膜を構成する絶縁層に使用したものである。
まず、第2図(a)に示すように、第1層目の金属配線
2の形威された配線址板1上に、例えばネガ型の感光性
を持つポリイミドからなる第1の絶縁層13をスピンナ
を用いて塗布する。そして、所定のプリントギャップY
1をもって、ホ1・マス15 ク17を介して、上記第1の絶縁層l3に対し、例えば
紫外線hνを照財する(昂1のプロキシミティ露光王程
)。このホ1・マスク17には、所定のコンタクト孔開
孔パターン(幅を例えばZ2とする)に形成された紫外
線の処断部18が形成されている。この遮断部18以外
の透過部を通った紫外線hνは、この遮断部18の外周
部19て回折し、第1の絶縁層]3に段影された時には
、遮断部18のVAZ2より小さくなる。この大きさは
、プリン1・ギャップY1か大きいほど小さくなる。
ここで、例えばプリントギャップY]を6μm1コンタ
クト孔開孔パターン幅Z2を25μmとする。
次に、第2図(b)に示すように、上記第1のプロキン
ミティ露光王程によって、第1の絶縁層13の感光して
いない部分を、所定の除大手段により除去する。このと
き、除去された部分の幅をX1とする。しかる後、この
第1の絶縁層13を高温ベーキングして乾燥させる。こ
こで、幅X1は、例えば23μm程度となる。
次に、第2図(c)に示すように、同図(b)16 の装置に、例えばネガ型の感光性を持つポリイミドから
なる第2の絶縁層14をスピンナを用いて塗布する。次
に、上記第1のプロキシミティ露光工程にて使用したホ
トマスク]7を用いて、今度は、所定のプリン1・ギャ
ップY2をもって、上記第2の絶縁層14に対し、紫外
線hνを!II:( W=tする(第2のプロキシミテ
ィ露光工捏)。このとき、プリン1・ギャップY2は、
上!己プリン1・ギャップY1より、大きくなるように
設定する。例えばプリントギャップY2を16μmとす
る。こうすることにより、遮断部]8の外周部19にて
回折した光の回り込み量は、第1のプロキシミティ露光
王程の時より大きくなる。よって、第2の絶縁層14の
露光面積は、第1の絶縁層13の露光面積より大きくな
る。
次に、第2図(e)に示すように、上記第2のプロキシ
ミティ露光工程によって、第2のホトレジスト6の感光
していない部分を、所定の除夫手段により除去する。こ
のとき、除失された部分の幅をX2とする。しかる後、
この第2の絶縁層1 7 14を高温ベーキングして乾燥させる。ここで、幅X1
は、例えば20μm程度となる。この後、図示しないが
、開孔部内を含んで、所定の金属配線となる導電体層を
、例えば蒸着させ、所定の配線パターンにパターニング
する。
以上のような土糧により、この発明の丈施例に係わる層
間絶縁股にお(fる開孔部の形成方法によって、例えば
コンタクト孔となる開孔部か形成される。
このような、第2の実施例に係わる層間絶縁膜における
開孔部の形成方法によれば、第1の実施例同様、1枚の
ホ1・レジス1・17で、ブリン1・ギャップを、例え
ばY 1 (6μm) 、Y 2 ( 1 4μm)と
種々変化させることにより、層間砲縁膜を構成する、例
えばネガ型の感光性を持つポリイミドの第1、第2の絶
縁層13、および14に、異なったサイズの開孔部を形
成できる。すなわち、プリントギャップを適切に調整す
るたけの簡単な方広て、第2図(d)に示すような良好
な断面形状を持つ開孔部が形威される。しかも、層間絶
縁膜を18 構成する絶縁層か、3層でも、あるいはそれ以上の層数
になったとしてもホトマスクは1枚ですみ、経費節減が
図ることができる。また、使用するホトマスクが1枚で
あるので、使用する順番を間違える心配はない。よって
、ホトマスクを使用する順番を間違えることによる歩留
りの低下は全くなくなる。
尚、上記第1の実施例では、ポジ型のホトレジストを用
いたが、別にネガ型のホトレジストを用いても良いこと
は言うまでもない。ただし、この場合には、上記プリン
トギャップY1、およびY2の設定を、第1の尖施例と
は逆に、Yl<Y2となるように設定する。
一方、第2の実施例では、ネガ型の感光性をもつポリイ
ミドを、層間絶縁膜を構成する絶縁層に用いたが、別に
ポジ型の感光性をもつような絶縁物を、層間絶縁膜を構
成する絶縁脳を用いても良いことは勿論である。ただし
、この場合には、上記プリントギャップY1、およびY
2の設定を、第2の実施例とは逆に、Y1〉Y2となる
ように19 設定する。
また、第1および第2の実施例では、配線基板の層間絶
縁膜を例にとり、具体的な数値を示して説明してきたが
、この数値にこだわることはなく、柚々数値を適切に調
節して良い。さらに、この発明は、配線基板の層間絶縁
膜に眼定されるものではなく、多雇の絶縁膜からなる層
間絶縁膜を持つ半導体装置、例えばパワー素子のような
各種寸法の比較的大きい半導体装置であれば適用できる
ことは勿論である。その他、本発明は、要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施することも可能である。
本発明では、光の回折現象による回り込み量を利用して
いることから・、例えばプリントギャップが大きくなっ
た場合に、光量の低下、すなわち、露光能力の低下が懸
念される。しかしながら、この点については、光の照射
量を上げれば容易に回避可能である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、多層の20 ?縁層からなる層間絶縁膜にコンタクト孔のような開孔
部を形成する際、使用するホトマスクの枚数増加を抑え
、経費節減が達成され、かつホ1・マスクの枚数を増加
させなくても、多層の絶縁層からなるjψ間絶縁膜に、
確実に開孔部を形成できる層間絶縁膜における開孔部の
形成方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないし第1図(f)はこの発明の第1の実
施例に係わる層間絶縁膜における開孔部の形成方法を工
程順に示した断面図、第2図(a)2 ないし第手図(d)はこの発明の第2の実施例に係わる
層間絶縁膜における開孔部の形成方法を工程順に示した
断面図、第3図は従来の形成方法により生じた不良例を
示す断面図である。 1・・・配線基板、2・・・■配線、3,13・・・第
1の絶縁層、4,14・・・第2の絶縁廟、5・・・第
1のホ1・レジス1・、6・・・第2のホトレジスl−
、7,17・・・ホトマスク、8・・・透過部、18・
・・遮断部、9,19・・・外周部。 21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポジ型のホトレジストと、ホトマスクとを用いて
    、プロキシミティ露光により多層の絶縁層からなる層間
    絶縁膜に開孔部を形成することにおいて、多層の上記絶
    縁層のうち、最下部に存在する絶縁層上に形成された上
    記ホトレジスト表面から上記ホトマスク表面までのプリ
    ントギャップが最も大きくなるように設定してプロキシ
    ミティ露光を行ない、所定の絶縁層除去手段によって開
    孔部を形成し、順次、上部に存在する絶縁層になるに従
    い、上記プリントギャップを徐々に小さくなっていくよ
    うに設定してプロキシミティ露光を行ない、所定の絶縁
    層除去手段によって順次開孔部が形成されていくことを
    特徴とする層間絶縁膜における開孔部の形成方法。
  2. (2)ネガ型のホトレジストと、ホトマスクとを用いて
    、プロキシミティ露光により多層の絶縁層からなる層間
    絶縁膜に開孔部を形成することにおいて、多層の上記絶
    縁層のうち、最下部に存在する絶縁層上に形成された上
    記ホトレジスト表面から上記ホトマスク表面までのプリ
    ントギャップが最も小さくなるように設定してプロキシ
    ミティ露光を行ない、所定の絶縁層除去手段によって開
    孔部を形成し、順次、上部に存在する絶縁層になるに従
    い、上記プリントギャップが徐々に大きくなっていくよ
    うに設定してプロキシミティ露光を行ない、所定の絶縁
    層除去手段によって順次開孔部が形成されていくことを
    特徴とする層間絶縁膜における開孔部の形成方法。
  3. (3)ネガ型の絶縁層と、ホトマスクとを用いて、プロ
    キシミティ露光により多層の上記ネガ型の感光性を持つ
    絶縁層からなる層間絶縁膜に開孔部を形成することにお
    いて、複数の上記絶縁層のうち、最下部に存在する絶縁
    層表面から上記ホトマスク表面までのプリントギャップ
    が最も小さくなるように設定してプロキシミティ露光を
    行ない、所定の絶縁層除去手段によって開孔部を形成し
    、順次、上部に存在する絶縁層になるに従い、上記プリ
    ントギャップが徐々に大きくなっていくように設定して
    プロキシミティ露光を行ない、所定の絶縁層除去手段に
    よって順次開孔部が形成されていくことを特徴とする層
    間絶縁膜における開孔部の形成方法。
JP15716089A 1989-06-20 1989-06-20 層間絶縁膜における開孔部の形成方法 Expired - Lifetime JP2667517B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE36896E (en) * 1993-03-05 2000-10-03 Trojan Technologies Inc. Fluid treatment system and process
KR20030039961A (ko) * 2001-11-15 2003-05-22 김종윤 클립 잠금형 귀걸이

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE36896E (en) * 1993-03-05 2000-10-03 Trojan Technologies Inc. Fluid treatment system and process
KR20030039961A (ko) * 2001-11-15 2003-05-22 김종윤 클립 잠금형 귀걸이

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