JPH0322565Y2 - - Google Patents

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JPH0322565Y2
JPH0322565Y2 JP1985040897U JP4089785U JPH0322565Y2 JP H0322565 Y2 JPH0322565 Y2 JP H0322565Y2 JP 1985040897 U JP1985040897 U JP 1985040897U JP 4089785 U JP4089785 U JP 4089785U JP H0322565 Y2 JPH0322565 Y2 JP H0322565Y2
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shaft
cylindrical body
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tip
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は棒状部材の突張り装置、詳しくは所定
間隔を置いて相対向する固定壁間に介装した突張
り形のポールやラツクなどにおける棒状部材の突
張り装置に関する。
(従来の技術) 一般に突張りポールは、第4図乃至第6図に示
した如く外軸1と、該外軸1に抜き差し自在に挿
嵌した内軸2とによつて構成されるもので、この
内軸2の外軸1への挿入端に、両軸1,2の相対
移動を係止する係止装置8を設ける。この係止装
置8は本体81と、該本体81から突設した角軸
82と、本体81の環状凹溝83における底面に
形成したカム面84と、この環状凹溝83に嵌込
んだ割リング85とから成るもので、前記内軸2
の内端部に、係止装置8における角軸82を相対
回転不能に挿嵌保持させると共に、この角軸82
の外周にスプリング9を巻装して、該スプリング
9の一端を本体81に、他端を内軸2の内端部に
当接させ、前記内軸2の回動操作により係止装置
8を外軸1内で回転させて、該係止装置8におけ
る割リング85をカム面84として前記外軸1の
内周面に圧接し、これによつて内軸2の外軸1に
対する抜き差しを係止すべく構成している。
(考案が解決しようとする問題点) 処で斯かる構造のポールにあつては、固定壁
W1,W2間に介装して突張りにより固定すると
き、先ず内軸2を外軸1から引出して、両軸1,
2の引出し時寸法を固定壁W1,W2の間隔よりや
や大きくすると共に、この内軸2の引出し状態を
係止装置8により固定し、次いで前記内軸2をス
プリング9に抗して外軸1内に押込んだ状態で、
両軸1,2を固定壁W1,W2間に介装して、この
両軸1,2を前記スプリング9の弾性反発力によ
る突張り力をして固定されるのであるが、この場
合前記内軸2の外軸1内への押込みが困難であ
り、特に人の背丈より高い位置で使用する場合、
前記内軸2の外軸1内への押込みがより一層困難
となり、しかもこの押込みを大きな力で行うこと
ができず、換言すればスプリング9による弾性反
発力を高めることができず、固定壁W1,W2間で
の突張り力が弱く、大きい物品を吊下げることが
できないのである。
一方、内外軸を所望の引出し長さでその軸内に
設けたロツク機構を介して固定可能とした突張り
棒において、内軸の突出端部に螺子機構を介して
当接板を長さ方向に移動調整自在に取付けてなる
ものが知られているが、このような構造によれ
ば、外軸から内軸を引き出して外軸の外端部に設
けた固定当接板と前記可動当接板とを対向壁面に
当接又は近接させた状態でロツクし、しかるの
ち、可動当接板を回動操作して螺子機構により長
さ方向に移動させることにより壁面に強固に圧接
させることができるが、内外軸を壁面間に当接状
態となるように引き出してロツクした状態におい
ては、対向壁面に固定当接板と可動当接板とを所
定の突張力でもつて当接させて仮固定することが
できず、手放すと対向壁面から外れて落下してし
まうので、内軸端部側に設けた可動当接板の回動
操作が困難となり、対向壁面間に突張棒を固定さ
せる作業が極めて煩わしくて手間を要するという
問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上の如き問題点を解決すべく考案し
たもので、パイプ製外軸1にパイプ製内軸2を引
出し自在に挿嵌すると共に両軸1,2を軸内に設
けたロツク機構によつて所望の引出し長さで固定
可能にした棒状部材において、上記内軸2の先端
部内に角形ガイド孔31を貫設してなるガイド体
3を固着すると共に先端部外周に筒状体4を長さ
方向に移動自在に配設し、この筒状体4の中央部
内に固着した角形ガイド軸44を前記ガイド体3
に長さ方向に摺動自在に挿嵌すると共に内軸2の
先端面と筒状体4の先端部との対向面間に該筒状
体4を常時内軸2から突出させる方向に弾圧して
いるスプリング7を介装し、さらに、先端面に壁
面を当接させる受体6を取付けている締付体5を
筒状体4の先端面側に長さ方向に移動自在に配設
し、該締付体5の中央部に筒状体4側に向かつて
突設している螺子軸51を前記ナツト様体42に
螺挿してなる構造を有するものである。
(作用) 上記のように構成したので、対向壁面に棒状部
材を固定させる場合、まず、外軸1から内軸2を
引き出して外軸1の外端面側を一方の壁面に当接
させると共に内軸2の先端部側に配設している受
体6を他方の壁面に当接させる。
この時、内軸2をさらに引き出して該受体6を
取付けている筒状体4をスプリング7の力に抗し
て該スプリング7を適宜に圧縮させた状態とし、
この状態でロツク機構により内外軸1,2をその
長さで固定する。
そうすると、受体6はスプリング7の弾発力に
よつて壁面に圧接し、内外軸1,2からなる棒状
部材を手放しても該棒状部材は対向壁面に突張り
状態で固定して落下することがない。
次いで、作業者は内軸2の先端部側まで移動し
て締付体5を筒状体4から離間する方向に回動操
作すると、締付体5に固着している螺子軸51が
一体的に回動して該螺子軸51を螺挿させている
ナツト様体42を設けた筒状体4が壁面に圧接し
ている受体6を支点として内軸2側に移動し、ス
プリング7がさらに圧縮されて受体6が壁面に強
固に圧着するものである。
(実施例) 以下本考案を伸縮可能としたポールにおいて実
施した場合を例として図に基づき説明する。
図において1は合成樹脂をコーテイングした金
属パイプ製の外軸であつて、この外軸1に同様の
内軸2を抜き差し自在に挿嵌すると共に、この外
軸1と内軸2との間に適宜の係止装置(図示せ
ず)を設けて、内軸2の外軸1に対する一方向へ
の回動操作により、該内軸2の外軸1に対する抜
き差しを係止し、また内軸2の他方向への回動操
作により、前記係止を解除すべく構成する。尚こ
の係止装置は、既知のカム構造など如何なる構造
であつてもよいが、先願のロツク装置(昭和58年
実用新案登録願第100442号)を用いるのが望まし
い。
しかして上記の如く伸縮可能としたポールにお
ける棒状部材の内軸2の先端部内に、内軸2の軸
芯と同方向に延びる角形ガイド孔31をもつガイ
ド体3を挿嵌して接着剤などにより固定し、かつ
前記内軸2の先端部外側に筒状体4を挿嵌し、こ
の筒状体4の外端部小径筒部41内に、前記内軸
2の軸芯と同方向に延びる螺子孔43を備えたナ
ツト様体42を埋設すると共に、この小径筒部4
1に一端が固定保持され、他端が内軸2に向かつ
て延びる金属パイプ製の角形ガイド軸44を形成
して、該ガイド軸44を前記ガイド体3のガイド
孔31に摺動可能に差込み、前記筒状体4の内軸
2に対する軸方向移動の案内、及び保持を行うよ
う構成する。
一方前記筒状体4の小径筒部41に遊嵌挿可能
とした有底筒状の締付体5を形成し、該締付体5
の底部に螺子軸51の頭部を埋設固定すると共
に、その先端を筒状体4側に向かわせて、該螺子
軸51を前記ナツト様体42の螺子孔43に螺挿
し、前記締付体5の筒状体4に対する回動操作を
して該筒状体4の小径筒部41を締付体5内に引
込み、あるいは脱出させるよう構成し、かつこの
締付体5の底部外面に、環状受面をもつ座板61
とゴム板62とからなる受体6を当接させると共
に、該受体6をビス63により締付体5に回転可
能に止着する。
また前記筒状体4内で該筒状体4の小径筒部4
1側段部と、前記ガイド体3との間にスプリング
7を介装して、この筒状体4の外側方に附勢すべ
く構成し、かつ前記ガイド体3における外端鍔状
部分の外周に赤色などの着色を施し、もしくはガ
イド体3の全体を有色合成樹脂で形成して指示部
32を形成する一方、前記筒状体4に切欠窓を形
成し、もしくはこの筒状体4を透明合成樹脂で形
成して、前記指示部32を透視できるよう構成す
ると共に、この筒状体4の外周面に、筒状体4の
移動方向に延びる目盛りを附した目盛りシール4
5を貼付けて、該シール45の目盛りを前記指示
部32をして指示すべく構成したものである。
本考案のポールは以上の如く構成するもので、
所定間隔を置いて相対向する固定壁W1,W2間に
介装して突張りにより固定するときには、先ず外
軸1に対し内軸2を引出して、この外軸1の外端
部を固定壁W1に当接させると共に、内軸2の外
端側受体6を固定壁W2に当接させ、この状態か
ら内軸2をさらに引き出して該受体6を取付けて
いる筒状体4をスプリング7の力に抗して該スプ
リング7を適宜に圧縮させた状態とし、この状態
で図外のロツク機構により内外軸1,2をその長
さで固定する。
そうすると、受体6はスプリング7の弾発力に
よつて固定壁W2に圧接し、内外軸1,2からな
る棒状部材を手放しても該棒状部材は対向固定壁
W1,W2に突張り状態で固定して落下することが
ない。
次いで、作業者は内軸2の先端部側まで移動し
て締付体5を筒状体4から離間する方向に回動操
作すると、締付体5に固着している螺子軸51が
一体的に回動して該螺子軸51を螺挿させている
ナツト様体42を設けた筒状体4が固定壁W2
圧接している受体6を支点として内軸2側に移動
し、スプリング7がさらに圧縮されて受体6が固
定壁W2に強固に圧着し、固定壁W1,W2間での
突張りによる固定を行うのである。
また目盛りシール45の目盛りを指示部32を
して指示させることにより、前記スプリング7の
圧縮量、換言すれば突張り力を表示することがで
き、このことからポールで支持できる物品の重量
を判断することができるものである。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案による突張り装置は、
パイプ製外軸1にパイプ製内軸2を引出し自在に
挿嵌すると共に両軸1,2を軸内に設けたロツク
機構によつて所望の引出し長さで固定可能にした
棒状部材において、前記内軸2の先端部内に角形
ガイド孔31を貫設してなるガイド体3を固着す
ると共に先端部外周に筒状体4を長さ方向に移動
自在に配設し、この筒状体4の中央部内に固着し
た角形ガイド軸44を前記ガイド体3の長さ方向
に摺動自在に挿嵌すると共に内軸2の先端面と筒
状体4の先端部との対向面間に該筒状体4を常時
内軸2から突出させる方向に弾圧しているスプリ
ング7を介装し、さらに、先端面に壁面を当接さ
せる受体6を取付けている締付体5を筒状体4の
先端面側に長さ方向に移動自在に配設し、該締付
体5の中央部に筒状体4側に向かつて突設してい
る螺子軸51を前記ナツト様体42に螺挿してな
るものであるから、この棒状部材を固定すべき対
向壁面間の間隔よりも短い状態から内軸2を引き
出して外軸1の外端面側を一方の壁面に当接させ
ると共に内軸2の先端部側に配設している受体6
を他方の壁面に簡単に当接させることができるの
は勿論、この当接状態から内軸2をさらに引き出
して該受体6を取付けている筒状体4をスプリン
グ7の力に抗して該スプリング7を適宜に圧縮さ
せた状態とすることができ、この状態でロツク機
構により内外軸1,2をその長さで固定させれ
ば、受体6はスプリング7の弾発力によつて壁面
に圧接した状態となるから、内外軸1,2からな
る棒状部材を手放しても該棒状部材はその弾発力
によつて対向壁面に突張り状態で固定した状態を
保持して落下する虞れがなく、作業者が棒状部材
を手放して内軸2の先端部側まで移動し、次の固
定操作を円滑に行えるものである。
又、この固定操作は、受体6を設けている締付
体5を回動することによつて行われ、その操作に
よつて該締付体5に固着している螺子軸51が一
体的に回動して該螺子軸51を螺挿させているナ
ツト様体42を設けた筒状体4が壁面に圧接して
いる受体6を支点として内軸2側に移動するか
ら、スプリング7がさらに圧縮された状態にする
ことができ、従つて、受体6を壁面に強固に圧着
させることができて、棒状部材を確実に対向壁面
間に固定させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その平面図、第2,3図は同要部を拡大した縦断
正面図、第4図は従来品の平面図、第5図は同要
部の縦断正面図、第6図は同縦断側面図である。 2……内軸(棒状部材)、4……筒状体、42
……ナツト様体、43……螺子孔、5……締付
体、51……螺子軸、7……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ製外軸1にパイプ製内軸2を引出し自在
    に挿嵌すると共に両軸1,2を軸内に設けたロツ
    ク機構によつて所望の引出し長さで固定可能にし
    た棒状部材において、前記内軸2の先端部内に角
    形ガイド孔31を貫設してなるガイド体3を固着
    すると共に先端部外周に筒状体4を長さ方向に移
    動自在に配設し、この筒状体4の中央部内に固着
    した角形ガイド軸44を前記ガイド体3の角形ガ
    イド孔31に長さ方向に摺動自在に挿嵌すると共
    に内軸2の先端面と筒状体4の先端部との対向面
    間に該筒状体4を常時内軸2から突出させる方向
    に弾圧しているスプリング7を介装し、さらに、
    先端面に壁面を当接させる受体6を取付けている
    締付体5を筒状体4の先端面側に配設し、該締付
    体5の中央部に筒状体4側に向かつて突設してい
    る螺子軸51を前記筒状体4の先端部に固定して
    いるナツト様体42に螺挿してなる棒状部材の突
    張り装置。
JP1985040897U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0322565Y2 (ja)

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JPS608503B2 (ja) * 1979-09-13 1985-03-04 シャープ株式会社 電子式学習機
JPH111647A (ja) * 1997-04-16 1999-01-06 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法およびそのためのインクジェット記録装置

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