JPH07172708A - リール - Google Patents

リール

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JPH07172708A
JPH07172708A JP34274393A JP34274393A JPH07172708A JP H07172708 A JPH07172708 A JP H07172708A JP 34274393 A JP34274393 A JP 34274393A JP 34274393 A JP34274393 A JP 34274393A JP H07172708 A JPH07172708 A JP H07172708A
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JP
Japan
Prior art keywords
reel
case
reel member
shell
case lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP34274393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kikuchi
正 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanizawa Seisakusho Ltd
Original Assignee
Tanizawa Seisakusho Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanizawa Seisakusho Ltd filed Critical Tanizawa Seisakusho Ltd
Priority to JP34274393A priority Critical patent/JPH07172708A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 紐の引き戻し阻止のための制動手段をリール
内に納めて、小型で外観を損なうおそれがなく、また、
簡単な操作で確実に解除することができるリールを提供
する。 【構成】 硬質プラスチック等の剛体からなる半割殻状
のケース本体1、軟質プラスチック等の弾性体からなる
半割殻状のケース蓋体2を貝合わせ状に組合わせて内部
空間が形成される。内部空間側にはスピンドル取付部1
aが形成されていて、ビス3とナット4によりスピンド
ル5を一体的に固定している。リール部材6の紐巻付け
溝6bには、合成繊維等からからなる紐7が巻き付けら
れている。リール部材6の内側には弦巻バネ8が収容さ
れていて、紐7を巻き付ける方向にリール部材6を回転
付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リール、特に、図7に
示すように、半割殻状のケース本体1とケース蓋体2か
ら構成され、これらを貝合わせ状に組み合わせて内部空
間を形成するケースと、上記ケース本体1の内部空間側
に回転自在に設けられたリール部材6と、該リール部材
6に巻き付け巻き戻し自在に繋留された紐7と、該紐7
を巻き付ける方向にリール部材6を回転付勢する弦巻バ
ネ8と、から構成されるリールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述のように構成されるリール
の上記紐7の先には、鋏や笛等の小道具あるいは定期券
などの使用目的に応じた被吊下物が取り付けられてい
て、通常の非使用時には、紐7をリール部材6に巻き付
けてケース付近に納めておくが、その使用時には、紐7
をケースから引き出して使用し易いように長くするよう
になっている。
【0003】ところで、ケースから引き出された紐7に
は、弦巻バネ8により常に引き戻される力が働いている
ため、引き戻されないようにしておかないと、極めて使
い勝手が悪い。
【0004】上記問題点を解決するため、従来、図8に
示すように、引き出された紐の途中を適宜掴み手段によ
り掴んで、その引き戻しを阻止し、紐を長く引き出した
状態で上記被吊下物を使用できるようにしていた。
【0005】しかしながら、上記従来の方式では、紐掴
みのための特別の掴み手段をケースの外部に設けなけれ
ばならないため、部品点数が増加したり製品が大型化す
るだけでなく、製品としての見栄えが良くない等の問題
点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、紐の引き戻し阻止のための制動手段をリー
ル内に納めて、小型で外観を損なうおそれがなく、ま
た、簡単な操作で確実に解除することができるリールを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のリールは、半割
殻状のケース本体とケース蓋体から構成され、これらを
貝合わせ状に組合わせて内部空間を形成するケースと、
上記ケース本体の内部空間側に回転自在に設けられたリ
ール部材と、該リール部材に巻き付け巻き戻し自在に繋
留された紐と、該紐を巻き付ける方向にリール部材を回
転付勢するバネ手段と、から構成されるリールにおい
て、上記ケース蓋体を弾性的に変形可能に構成すると共
に、上記リール部材を弾性的に押さえ付けてその回転を
制動する突起を上記ケース部材の内側に設け、上記ケー
ス蓋体を外部から手動で変形させることにより上記突起
による制動を解除するように構成したことを特徴とす
る。
【0008】また本発明は、半割殻状のケース本体とケ
ース蓋体から構成され、これらを貝合わせ状に組合わせ
て内部空間を形成するケースと、上記ケース本体の内部
空間側に回転自在に設けられたリール部材と、該リール
部材に巻き付け巻き戻し自在に繋留された紐と、該紐を
巻き付ける方向にリール部材を回転付勢するバネ手段
と、から構成されるリールにおいて、上記ケース蓋体の
外側に弾性材からなるストッパー部材を配設すると共
に、該ストッパー部材の内側に突起を設けて上記ケース
蓋体にあけた穴から内部に突出せしめ、上記リール部材
を弾性的に押さえ付けてその回転を制動せしめ、上記ス
トッパー部材手動で変形させることにより上記突起によ
る制動を解除するように構成したことを特徴とする。
【0009】さらに本発明は、半割殻状のケース本体と
ケース蓋体から構成され、これらを貝合わせ状に組合わ
せて内部空間を形成するケースと、上記ケース本体の内
部空間側に回転自在に設けられたリール部材と、該リー
ル部材に巻き付け巻き戻し自在に繋留された紐と、該紐
を巻き付ける方向にリール部材を回転付勢するバネ手段
と、から構成されるリールにおいて、板バネにより上記
リール部材を弾性的に抑え付けてその回転を制動せし
め、上記ケース蓋体に設けた押しボタンにより上記板バ
ネによる制動を解除するように構成したことを特徴とす
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1において、1は硬質プラスチッ
ク等の剛体からなる半割殻状のケース本体であり、一
方、2は軟質プラスチック等の弾性体からなる半割殻状
のケース蓋体であって、両者でケースKを構成する。こ
れらのケース本体1とケース蓋体2を貝合わせ状に組合
わせて内部空間が形成される。
【0011】上記ケース本体1の内部空間側にはスピン
ドル取付部1aが形成されていて、ビス3とナット4に
よりスピンドル5を一体的に固定している。なお、該ス
ピンドル5はケース本体1に一体成形して構成してもよ
い。
【0012】上記スピンドル5には、リール部材6が回
転自在に取り付けられている。該リール部材6の外周部
には、外周フランジ6aが形成されていて、紐巻付け溝
6bを形成している。なお、上記スピンドル5をケース
本体1に一体成形する場合には、そのリール押え部5a
は独立して着脱できるように構成しておく。
【0013】上記リール部材6の紐巻付け溝6bには、
合成繊維等からからなる紐7が巻き付けられている。該
紐7の基端部はリール部材6に繋留されていると共に、
その先端部には、例えば、鋏や笛あるいは定期券等の被
吊下物(図示せず)が取り付けられている。
【0014】上記リール部材6の内側には弦巻バネ8が
収容されていて、その内端部は上記スピンドル5に、外
端部は上記リール部材6に、各々係止されており、紐7
を巻き付ける方向にリール部材6を回転付勢している。
【0015】上記ケース蓋体2は、軟質合成樹脂等から
成形されているので、弾性的に変形可能である。該ケー
ス蓋体2の内側には、上記リール部材6の上記外周フラ
ンジ部6aの先端部を弾性的に押さえ付けてその回転を
制動するための突起2aが突設されている。
【0016】本実施例のリールは以上のように構成され
ているので、上記弦巻バネ8の付勢力および突起2aの
制動摩擦力に抗して、紐7をリールから引き出して、そ
の引出し力を緩めても、該突起2aが上記リール部材6
の上記外周フランジ部6aを弾性的に押さえ付けてその
回転を制動しているので、紐7は引き出し状態にある。
【0017】このような状態から、図1に矢印で示すよ
うに、上記ケース蓋体2を外部から手動で変形させる
と、上記突起2aが外周フランジ部6aから離れて上記
制動が解除され、紐7が弦巻バネ8によりリール部材6
に巻き取られる。
【0018】図2は、別の実施例を示すものであって、
ケース蓋体2の突起2bをその中央部に形成して、リー
ル部材6の中心基部6cを弾性的に押さえ付け、該リー
ル部材6の回転を制動せしめ、ケース蓋体2を矢印方向
に手で変形させることにより、その制動を解除せしめる
ようになっている。
【0019】図3は、さらに別の実施例を示すものであ
って、ケース蓋体2の中間部に突起2cを形成して、リ
ール部材6の外周フランジ部6aの側面を押さえ付け、
その回転を制動せしめ、矢印方向に押さえて変形させる
ことにより、解除する。
【0020】図4は、また別の実施例を示すものであっ
て、上記ケース蓋体2も硬質の合成樹脂等により剛体と
して形成すると共に、該ケース蓋体2の外側に弾性材か
らなるストッパー部材9を配設する。そして、該ストッ
パー部材9の内側に突起9aを設けて、上記ケース蓋体
2にあけた穴2dから内部に突出せしめ、リール部材6
の外周フランジ部6aの先端部を弾性的に押さえ付けて
制動し、上記ストッパー部材9を矢印方向に押さえて変
形させることにより、解除する。
【0021】図5は、さらに別の実施例を示すものであ
って、ストッパー部材9の突起9bによりリール部材6
の側面を弾性的に押さえ付けて制動し、上記ストッパー
部材9を矢印方向に押さえて変形させることにより、解
除する。
【0022】図6は、内部に板バネ10を設けて、該板
バネ10によりリール部材6の側面を弾性的に押さえ付
けて制動せしめると共に、上記蓋体ケース2の中央部に
設けた押ボタン11を矢印方向に押さえて上記板バネ1
0を変形させることにより、解除する。
【0023】
【発明の効果】紐の引き戻し阻止のための制動手段をリ
ール内に納めたので、小型で外観を損なうおそれがな
く、また、簡単な操作で確実に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリールの第1実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明のリールの第2実施例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明のリールの第3実施例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明のリールの第4実施例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明のリールの第5実施例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明のリールの第6実施例を示す断面図であ
る。
【図7】従来のリールの分解斜視図である。
【図8】従来の紐ストッパー装置の説明図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 1a スピンドル取付部 2 ケース蓋体 2a 突起 2b 突起 2c 突起 2d 穴 3 ビス 4 ナット 5 スピンドル 6 リール部材 6a 外周フランジ 6b 6c 中心基部 7 紐 8 弦巻バネ 9 ストッパー部材 9a 突起 9b 突起 10 板バネ 11 押ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半割殻状のケース本体とケース蓋体から
    構成され、これらを貝合わせ状に組合わせて内部空間を
    形成するケースと、上記ケース本体の内部空間側に回転
    自在に設けられたリール部材と、該リール部材に巻き付
    け巻き戻し自在に繋留された紐と、該紐を巻き付ける方
    向にリール部材を回転付勢するバネ手段と、から構成さ
    れるリールにおいて、上記ケース蓋体を弾性的に変形可
    能に構成すると共に、上記リール部材を弾性的に押さえ
    付けてその回転を制動する突起を上記ケース部材の内側
    に設け、上記ケース蓋体を外部から手動で変形させるこ
    とにより上記突起による制動を解除するように構成した
    ことを特徴とするリール。
  2. 【請求項2】 半割殻状のケース本体とケース蓋体から
    構成され、これらを貝合わせ状に組合わせて内部空間を
    形成するケースと、上記ケース本体の内部空間側に回転
    自在に設けられたリール部材と、該リール部材に巻き付
    け巻き戻し自在に繋留された紐と、該紐を巻き付ける方
    向にリール部材を回転付勢するバネ手段と、から構成さ
    れるリールにおいて、上記ケース蓋体の外側に弾性材か
    らなるストッパー部材を配設すると共に、該ストッパー
    部材の内側に突起を設けて上記ケース蓋体にあけた穴か
    ら内部に突出せしめ、上記リール部材を弾性的に押さえ
    付けてその回転を制動せしめ、上記ストッパー部材手動
    で変形させることにより上記突起による制動を解除する
    ように構成したことを特徴とするリール。
  3. 【請求項3】 半割殻状のケース本体とケース蓋体から
    構成され、これらを貝合わせ状に組合わせて内部空間を
    形成するケースと、上記ケース本体の内部空間側に回転
    自在に設けられたリール部材と、該リール部材に巻き付
    け巻き戻し自在に繋留された紐と、該紐を巻き付ける方
    向にリール部材を回転付勢するバネ手段と、から構成さ
    れるリールにおいて、板バネにより上記リール部材を弾
    性的に抑え付けてその回転を制動せしめ、上記ケース蓋
    体に設けた押しボタンにより上記板バネによる制動を解
    除するように構成したことを特徴とするリール。
JP34274393A 1993-12-16 1993-12-16 リール Pending JPH07172708A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1302161C (zh) * 2003-11-26 2007-02-28 保定天鹅股份有限公司 一种三叶粘胶长丝、制备方法及其喷丝头组件
KR100959800B1 (ko) * 2009-08-28 2010-05-28 소윤서 줄 길이 조절장치

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