JP3237622B2 - 携帯端末装置のストラップ構造 - Google Patents

携帯端末装置のストラップ構造

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JP3237622B2
JP3237622B2 JP24136298A JP24136298A JP3237622B2 JP 3237622 B2 JP3237622 B2 JP 3237622B2 JP 24136298 A JP24136298 A JP 24136298A JP 24136298 A JP24136298 A JP 24136298A JP 3237622 B2 JP3237622 B2 JP 3237622B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末装置のスト
ラップ構造に関し、特に携帯端末装置またはキャラクタ
人形に収納したストラップの巻き取り構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、小型電子機器や携帯電話機等の携帯
端末装置には携帯時に使用するストラップを備えてい
る。最も一般的なストラップの取付構造は、図12の斜
視図に示すように携帯端末装置に備えるストラップ装着
部にストラップの取付ひも部を装着するものがある。こ
のようなストラップ構造は、携帯端末装置を使用してい
ないときもストラップが携帯端末装置の外部に常時露出
しているので、服装のポケットやバック等に入れて携帯
する場合に邪魔になることがある。
【0003】このような携帯時におけるストラップの邪
魔な露出を防ぐために、図13の斜視図に示すように携
帯端末装置の筐体にストラップ収納部を設け、携帯時に
ストラップをストラップ収納部に収納するものもある。
このようなストラップ構造は、必要に応じその都度スト
ラップの取り出し、収納操作が必要となり面倒である。
【0004】また、ストラップが携帯端末装置から着脱
自在なストラップ保持装置が特開平5−167267号
公報に提案されている。
【0005】このストラップ保持装置は、携帯端末装置
のアンテナの基部に環状の係止溝とこの係止溝内に形成
された係止凹部とを設け、ストラップの取付ひもの先端
に2つの半割ホルダ部をヒンジ部を介して連ねて半割ホ
ルダの内面の係止溝に係止可能にすることにより、使用
者がストラップを必要とするときに比較的容易に着脱可
能にしたものである。このようなストラップ保持装置
は、ストラップを紛失する恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した、図12に示
す従来のストラップの取付構造は、携帯端末装置を使用
していないときもストラップが携帯端末装置の外部に常
時露出しているので、服装のポケットやバック等に入れ
て携帯する場合、ストラップが指や腕または他のポケッ
ト収納物等に引っかかるなどして邪魔になることがあ
る。
【0007】また、図13に示す従来のストラップの取
付構造は、携帯端末装置を様々な携帯者が使用すること
を考慮すると、そのストラップ長は相応の長さが必要と
なり、小型化が著しい近年の携帯端末装置では携帯端末
装置本体外形よりストラップの方が長くなり、ストラッ
プ収納部を設けることが困難になる。
【0008】また、特開平5−167267号公報に提
案されているストラップ保持装置は、携帯者がストラッ
プを使用しない場合、アンテナ基部からストラップを容
易に取り外すことができるが、ストラップを紛失する恐
れがあり、必要なときに使用することができない。
【0009】本発明の目的は、携帯端末装置またはキャ
ラクタ人形の筐体内部にストラップを収納し、ストラッ
プ長を任意の長さに引き出し可能で、且つ巻き取りが容
易な携帯端末装置のストラップ構造を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯端末装置の
ストラップ構造は、携帯端末装置の筐体内部にハンドス
トラップを任意の長さに引き出し自在で、且つ引き出さ
れた前記ハンドストラップの長さを保持するためのロッ
ク手段を備えるストラップ巻き取り部を有し、前記携
帯端末装置の筐体表面に前記ハンドストラップを取り出
すための所定の間隔で対向する第1および第2の二つの
ストラップ引き出し口と、任意の長さに引き出された前
記ハンドストラップを巻き取るとき前記ストラップ巻き
取り部の前記ロック手段を解除するための操作ボタンと
を有しすることを特徴とする携帯端末装置のストラップ
構造、前記ストラップ巻き取り部は、対向する円板の中
心部が内部が空洞の軸部で連結され一体形成を成し、且
つ前記対向する円板の外周に所定の間隔で複数の突起部
を形成する一体成形されたストラップ巻き取りリールを
回転自在に固定し、且つ前記ストラップの環状形成され
た一端を前記携帯端末装置の筐体内部の前記第1のスト
ラップ引き出し口近傍に円筒状に突出し同心円上に周壁
を有するストラップ固定部に圧入して固定し、前記スト
ラップの他端を前記第1および第2のストラップ引き出
し口を介して前記ストラップ巻き取りリールのリール軸
部に固定するストラップ収納手段を有することを特徴と
する。
【0011】また、携帯端末装置を取付ひも使用して取
り付けたキャラクタ人形等のアクセサリストラップの筐
体内部にハンドストラップを任意の長さに引き出し自在
で、且つ引き出された前記ハンドストラップの長さを保
持するためのロック手段を備えるストラップ巻き取り部
前記アクセサリストラップの筐体表面に前記ハンド
ストラップを取り出すための所定の間隔で対向する第1
および第2のストラップ引き出し口と、任意の長さに引
き出された前記ハンドストラップを巻き取るとき前記ス
トラップ巻き取り部の前記ロック手段を解除するための
操作ボタンとを有し、前記ストラップ巻き取り部は、対
向する円板の中心部が内部が空洞の軸部で連結され一体
形成を成し、且つ前記対向する円板の外周に所定の間隔
で複数の突起部を形成する一体成形されたストラップ巻
き取りリールを回転自在に固定し、且つ前記ストラップ
の環状形成された一端を前記アクセサリストラップの筐
体内部の前記第1のストラップ引き出し口近傍に円筒状
に突出し同心円上に周壁を有するストラップ固定部に圧
入して固定し、前記ストラップの他端を前記第1および
第2のストラップ引き出し口を介して前記ストラップ巻
き取りリールのリール軸部に固定するストラップ収納手
段を有することを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】また、前記ストラップ収納手段は、前記ス
トラップを巻き取る方向に力を生ずする第1のバネ手段
を備えた前記ストラップ巻き取りリールと、前記第2の
ストラップ引き出し口の開口幅で対向する壁面を形成し
前記携帯端末装置または前記アクセサリストラップの筐
体内部に直線状に伸び、先端が前記ストラップ巻き取り
リールと同心円状の外周壁を形成するストラップガイ
ド、複数の台形穴を有し先端がL字形状に形成され、前
記L字形状部が前記ストラップガイドの外周壁の切り欠
き部を挿通し、前記ストラップ巻き取りリールに形成さ
れた複数の突起部に係合し前記ストラップの巻き取りを
停止させるための第2のバネ手段を備えた可動フック
と、前記可動フックの複数の前記台形穴に対向する複数
の台形突起部を形成するリリースボタンとを有し、前記
リリースボタンがオフ状態のとき、前記複数の台形突起
部と前記可動フックの複数の台形穴とが当接状態で、前
記可動フックの前記L字形状部がストラップ巻き取りリ
ールに形成された複数の突起部に係合し前記ストラップ
を固定し、前記リリースボタンがオン状態のとき、前記
リリースボタンの複数の台形突起部が前記可動フックの
複数の前記台形穴に勘合し、前記可動フックのL字形状
部と前記ストラップ巻き取りリールに形成された複数の
突起部との係合を解除する前記突起部と前記可動フック
の係合を解除するためのリリースボタンとを有すること
を特徴とする。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図1〜図7を参照して説明する。図1は本発明の携帯
端末装置(ストラップ引き出し状態)の斜視図、図2は
ストラップ巻き取り構造の分解斜視図、図3は携帯端末
装置(ストラップ巻き取り状態)の正面断面図、図4は
携帯端末装置(ストラップ巻き取り状態)の背面断面
図、図5はリールの斜視図、図6は図3のA−A断面
図、図7は図3のB−B断面図であり(A)はロック状
態を示し、(B)はロック解除状態を示す図である。
【0017】本発明の携帯端末装置のストラップ構造
は、図1に示すように携帯端末装置1の内部にストラッ
プ3を収納し携帯者が必要に応じ、引き出し口2−4か
らストラップ3を引き出して使用するもので、図2に示
すように携帯端末装置の筐体内部に一体成形された収納
部にリール4、リリースボタン8、可動フック5をそれ
ぞれ所定に位置にはめ込み組み立てられる。
【0018】図3に示すストラップの巻き取り構造は、
ストラップ3、リール4、可動フック5、スプリングバ
ネ6、ゼンマイバネ7(図4参照)、リリースボタン8
(図6参照)、Oリング9で構成されて、ケース(携帯
端末装置に筐体)2上面には、ストラップ3をケース2
の内部に収納または、ケース外に引き出すための矩形形
状の引き出し口2−4を2箇所有し、片側の引き出し口
2−4には、引き出し口2−4の開孔幅でケース2内部
へ向かって垂直に伸びる周壁a2−2を形成している。
【0019】この垂直に伸びる周壁a2−2は、Oリン
グ9によってリール固定部2−5に固定されるリール4
にぶつかる手前でリール4の外周に沿って形成される。
Oリング9は、ストラップ3とゼンマイバネ7を収納し
たリール4の貫通孔4−2へケース2に形成したリール
固定部2−5を挿通して、リール固定部2−5の先端部
に有すスリットに係り止めして、ケース2にリール4を
固定する。
【0020】ストラップ3の一端は、図3に示すように
ケース2の内部に設けられた円筒形状に突き出ているス
トラップ固定部2−1に挿通して固定するように環状に
形成され、ストラップ固定部2−1の同心円上に配置さ
れた周壁b2−3は、略C字形状に形成され、ストラッ
プ3の環状部3−1は、ストラップ固定部2−1に挿通
する際にストラップ固定部2−1と周壁b2−3に挟ま
れる状態で圧入される。
【0021】また、ストラップ3の他端は、図6に示す
ようにストラップ3をケース2の内部に巻き取るための
リール4のリール軸部4−1にかしめられるようにして
リール4と一体で固定されている。
【0022】リール4は図5に示すように、中心に貫通
孔4−2を有し、貫通孔4−2の外周に円筒形状のリー
ル軸部4−1を形成している。また、図6に示すよう
に、リール軸部4−1の上下端部には円板状の壁面a4
−3、壁面b4−4が形成され、リール軸部4−1と壁
面a4−3と壁面b4−4とがストラップ3を巻き取る
ための断面略コ字状の収納スペースとして形成される。
【0023】更にリール4は、壁面a4−3の外周に壁
面a4−3から軸方向に立ち上がる壁面c4−5を形成
して、壁面a4−3と壁面c4−5とがゼンマイバネ7
を収納するための断面コ字状の空間を形成している。
【0024】また、壁面c4−5の外周面には、例えば
90°間隔で突起部4−7が形成され、突起部4−7は
リリースボタン8が押下されることにより、スプリング
バネ6を介して可動する可動フック5と係合し、この係
合により回転自在なリール4の回転を止めることができ
る。
【0025】ゼンマイバネ7の一端の固定は図4に示す
ように、ゼンマイバネ7を収納する断面コ字状の空間の
中心に設けられたスリットを有するゼンマイバネ取付軸
部4−6に係り止めされ、他端は壁面c4−5の一部に
設けられた切り欠き(図示せず)に係り止めして固定さ
れる。
【0026】次にリール4の回転動作を図3〜図6を参
照して説明する。本発明のストラップ巻き取り構造は、
図3に示すようにストラップ3をリール4に巻き取るこ
とによりケース2内部に収納する。
【0027】ストラップ3を巻き取るためのリール4の
回転動作は、図3、図4、図6に示すようにリール4の
壁面a4−3と壁面c4−5で構成された略コの字状の
ゼンマイバネ7の収納スペースの中心に形成したスリッ
トを有するゼンマイバネ取付軸部4−6にゼンマイバネ
7の一端を係り止めするように保持し、他端は壁面c4
−5の一部に設けられた切り欠き(図示せず)に係り止
めするように保持する。
【0028】更に、ゼンマイバネ7を収納したリール4
の貫通孔4−2へケース2に形成したリール固定部2−
5を挿通し、リール固定部2−5の先端部に有するスリ
ットにOリング9を係り止めして、ケース2にリール4
を回転自在にして固定する。
【0029】これにより、リール4はゼンマイバネ7で
ストラップ3の巻き取り方向(図3の矢印a方向)に付
勢され、この付勢力でストラップ3を巻き取れることが
できる。
【0030】次に上述したストラップ3の巻き取りを中
断する時(リール4の回転を停止する時)の動作につい
て図3、図7を参照して説明する。
【0031】図7(A)は、リール4が回転しない状
態、すなわち、可動フック5がリール4の外周面に設け
た突起部4−7の1箇所と係合したリール4の回転ロッ
ク状態を示している。また、図7(B)は、リール4が
回転可能な状態、すなわち、可動フック5がリール4の
外周面に設けた複数の突起部4−7と係合ないリール4
の回転ロック解除状態を示してしる。
【0032】可動フック5は複数の台形孔5−1を有
し、また、リリースボタン8は複数の台形突起部8−1
を有し、複数の台形孔5−1と台形突起部8−1は、常
時、それぞれ面で当接している。
【0033】可動フックは通常、スプリングバネ6(図
6参照)によって一定方向、すなわち図7(A)の矢印
b方向に力が加わっており、リール4に設けられた突起
部4−7と係合しリリースボタン8は、図7(A)の矢
印c方向に押し上げられている。
【0034】複数の台形孔を有する可動フック5は、複
数の台形突起8−1を有するリリースボタン8を図7
(B)の矢印d方向に押下することにより、スプリング
バネ6を介し、台形孔5−1と台形突起部8−1のそれ
ぞれの面は当接したまま、可動フック5が図7(B)の
矢印c方向にスライドし、リール4の回転ロックを解除
する。
【0035】この動作によって、リール4が回転可能に
なりストラップ3を巻き取ることになる。ストラップ3
の引き出しは、図7(A)に示すロック状態のままで引
き出す。なお、ストラップ3はリール4への巻き取り性
を考慮し帯状の例えばナイロン性の素材が望ましい。
【0036】次に本発明の第2の実施の形態について図
8〜図11を参照して説明する。図8は本発明の携帯端
末装置にアクセサリストラップを使用したとき(ストラ
ップ引き出し状態)の斜視図、図9はアクセサリストラ
ップ(ストラップ巻き取り状態)の正面断面図、図10
はアクセサリストラップ(ストラップ巻き取り状態)の
背面断面図、図11は図8のC−C断面図のロック解除
状態を示す図である。
【0037】本発明の携帯端末装置のストラップ構造
は、図8に示すように携帯端末装置1のストラップ取付
部1−1にストラップ3を収納したキャラクター人形2
(アクセサリストラップ)の取付ひも10を装着し、携
帯者が必要に応じ引き出し口2−4からストラップを引
き出して使用するものである。
【0038】アクセサリストラップは、図9、図10、
図11に示すように、ストラップ3、リール4、可動フ
ック5、スプリングバネ6、ゼンマイバネ7、リリース
ボタン8、Oリング9、取付ひも10で構成されてい
る。
【0039】第1の実施の形態における構成品と同一な
構成品は同一の符号を付し説明を省略する。すなわち、
第1の実施の形態において携帯端末装置内部に収納した
ストラップ構造をキャラクタ人形の内部に収納し、キャ
ラクタ人形に携帯端末装置を取り付けるための取付ひも
設けたものであり、この取付ひも10はキャラクタ人形
のケースにかしめるようにして一体に形成されている。
従って、ストラップの巻き取り動作も第1の実施の形態
と同様である。
【0040】
【発明の効果】本発明の携帯端末装置のストラップ構造
は、図2に示すように携帯端末装置本体の内部または、
図8に示すようにアクセサリーストラップ(キャラクタ
ー人形付きストラップ)のキャラクター人形内部等にス
トラップ巻き取り構造を設けることにより、携帯端末装
置本体内部または、キャラクター人形内部にストラップ
を巻き取る(収納)ことができるので、携帯時にストラ
ップが邪魔になることがない。
【0041】また、ストラップは容易に引き出すことが
できるので、携帯者はストラップ長を任意の長さに調整
することができる。
【0042】また、昨今、アクセサリー的な意味合いで
使用されているキャラクター人形の内部にストラップ巻
き取り構造を設けることにより、筐体内部にストラップ
巻き取り構造を設けるスペースがないほど小型化が著し
くなっている携帯電話機等の携帯端末装置には極めて有
効なストラップとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の携帯の携帯端末装置(ストラップ
引き出し状態)の斜視図である。
【図2】第1および第2のストラップ巻き取り構造の分
解斜視図である。
【図3】第1の実施の形態の携帯端末装置(ストラップ
巻き取り状態)の正面断面図である。
【図4】第1の実施の形態の携帯端末装置(ストラップ
巻き取り状態)の背面断面図である。
【図5】本発明のリールの斜視図である。
【図6】第1の実施の形態の図2のA−A断面図であ
る。
【図7】第1の実施の形態の図2のB−B断面図であ
り、(A)はロック状態を示し、(B)はロック解除状
態を示す図である。
【図8】第2の実施の形態の携帯端末装置にアクセサリ
を使用したとき(ストラップ引き出し状態)の斜視図で
ある。
【図9】第2の実施の形態のアクセサリストラップ(ス
トラップ巻き取り状態)の正面断面図である。
【図10】第2の実施の形態のアクセサリストラップ
(ストラップ巻き取り状態)の背面断面図である。
【図11】第2の実施の形態の図8のC−C断面図のロ
ック解除状態を示す図である。
【図12】従来のストラップの取付構造を示す図であ
る。
【図13】従来のストラップの取付構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯端末装置 1−1 ストラップ取付部 2 ケース 2−1 ストラップ固定部 2−2 周壁a 2−3 周壁b 2−4 引き出し口 2−5 リール固定部 3 ストラップ 3−1 ストラップ環状部 3−2 4 リール 4−1 リール軸部 4−2 貫通孔 4−3 壁面a 4−4 壁面b 4−5 壁面L 4−6 ゼンマイバネ取付軸部 4−7 突起部 5 可動フック 5−1 台形孔 6 スプリングバネ 7 ゼンマイバネ 8 リリースボタン 8−1 台形突起部 9 Oリング 10 取付ひも
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05K 5/02 H04B 7/26 V (56)参考文献 特開 平9−299128(JP,A) 特開 平10−173965(JP,A) 特開 平7−140549(JP,A) 特開 平11−186930(JP,A) 特開 平6−260979(JP,A) 特開 平8−117010(JP,A) 実開 昭47−6707(JP,U) 実開 平6−60848(JP,U) 実開 平6−24527(JP,U) 登録実用新案3049202(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 B65D 25/22 H04Q 7/32 H04M 1/02 H04M 1/11 H05K 5/02 A45C 13/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末装置の筐体内部にハンドストラ
    ップを任意の長さに引き出し自在で、且つ引き出された
    前記ハンドストラップの長さを保持するためのロック手
    段を備えるストラップ巻き取り部、前記携帯端末装置
    の筐体表面に前記ハンドストラップを取り出すための所
    定の間隔で対向する第1および第2のストラップ引き出
    し口と、任意の長さに引き出された前記ハンドストラッ
    プを巻き取るとき前記ストラップ巻き取り部の前記ロッ
    ク手段を解除するための操作ボタンとを有し、前記スト
    ラップ巻き取り部は、対向する円板の中心部が内部が空
    洞の軸部で連結され一体形成を成し、且つ前記対向する
    円板の外周に所定の間隔で複数の突起部を形成する一体
    成形されたストラップ巻き取りリールを回転自在に固定
    し、且つ前記ストラップの環状形成された一端を前記携
    帯端末装置の筐体内部の前記第1のストラップ引き出し
    口近傍に円筒状に突出し同心円上に周壁を有するストラ
    ップ固定部に圧入して固定し、前記ストラップの他端を
    前記第1および第2のストラップ引き出し口を介して前
    記ストラップ巻き取りリールのリール軸部に固定するス
    トラップ収納手段を有することを特徴とする携帯端末装
    置のストラップ構造。
  2. 【請求項2】 携帯端末装置を取付ひも使用して取り付
    けたキャラクタ人形等のアクセサリストラップの筐体内
    部にハンドストラップを任意の長さに引き出し自在で、
    且つ引き出された前記ハンドストラップの長さを保持す
    るためのロック手段を備えるストラップ巻き取り部
    前記アクセサリストラップの筐体表面に前記ハンドスト
    ラップを取り出すための所定の間隔で対向する第1およ
    び第2のストラップ引き出し口と、任意の長さに引き出
    された前記ハンドストラップを巻き取るとき前記ストラ
    ップ巻き取り部の前記ロック手段を解除するための操作
    ボタンとを有し、前記ストラップ巻き取り部は、対向す
    る円板の中心部が内部が空洞の軸部で連結され一体形成
    を成し、且つ前記対向する円板の外周に所定の間隔で複
    数の突起部を形成する一体成形されたストラップ巻き取
    りリールを回転自在に固定し、且つ前記ストラップの環
    状形成された一端を前記アクセサリストラップの筐体内
    部の前記第1のストラップ引き出し口近傍に円筒状に突
    出し同心円上に周壁を有するストラップ固定部に圧入し
    て固定し、前記ストラップの他端 を前記第1および第2
    のストラップ引き出し口を介して前記ストラップ巻き取
    りリールのリール軸部に固定するストラップ収納手段を
    有することを特徴とする携帯端末装置のストラップ構
    造。
  3. 【請求項3】 前記ストラップ収納手段は、前記ストラ
    ップを巻き取る方向に力を生ずる第1のバネ手段を備え
    た前記ストラップ巻き取りリールと、前記第2のストラ
    ップ引き出し口の開口幅で対向する壁面を形成し前記携
    帯端末装置または前記アクセサリストラップの筐体内部
    に直線状に伸び、先端が前記ストラップ巻き取りリール
    と同心円状の外周壁を形成するストラップガイド、複数
    の台形穴を有し先端がL字形状に形成され、前記L字形
    状部が前記ストラップガイドの外周壁の切り欠き部を挿
    通し、前記ストラップ巻き取りリールに形成された複数
    の突起部に係合し前記ストラップの巻き取りを停止させ
    るための第2のバネ手段を備えた可動フックと、前記可
    動フックの複数の前記台形穴に対向する複数の台形突起
    部を形成するリリースボタンとを有し、前記リリースボ
    タンがオフ状態のとき、前記複数の台形突起部と前記可
    動フックの複数の台形穴とが当接状態で、前記可動フッ
    クの前記L字形状部がストラップ巻き取りリールに形成
    された複数の突起部に係合し前記ストラップを固定し、
    前記リリースボタンがオン状態のとき、前記リリースボ
    タンの複数の台形突起部が前記可動フックの複数の前記
    台形穴に勘合し、前記可動フックのL字形状部と前記ス
    トラップ巻き取りリールに形成された複数の突起部との
    係合を解除することを特徴とする請求項1または2記載
    の携帯端末装置のストラップ構造
JP24136298A 1998-08-27 1998-08-27 携帯端末装置のストラップ構造 Expired - Fee Related JP3237622B2 (ja)

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