JPH03224945A - 軒先納め構造用支持垂木組立て体装置 - Google Patents

軒先納め構造用支持垂木組立て体装置

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JPH03224945A
JPH03224945A JP1923590A JP1923590A JPH03224945A JP H03224945 A JPH03224945 A JP H03224945A JP 1923590 A JP1923590 A JP 1923590A JP 1923590 A JP1923590 A JP 1923590A JP H03224945 A JPH03224945 A JP H03224945A
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GANTAN BIYUUT KOGYO KK
Gantan Beauty Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、軒先納め構造用支持垂木組立て体装置に関
し、さらに詳しくは、建築構造物における屋根軒先部の
軒先納め構造を支持させるための支持垂木組立て体装置
に係るものである。
〔従来の技術〕
従来から、金属屋根構造の建築構造物にあっては、通常
の場合、構造物躯体での所定の屋根勾配を与えて組み上
げられた屋根の小屋組みに対し、その棟部側から軒先部
側にかけて、複数本の屋根垂木部材を所定の割付は間隔
毎に差し掛けて配設固定させ、これらの各屋根垂木部材
上に金属屋根板を順次に葺き上げることで屋根構造を構
成させており、また、この屋根構造の軒先部には、所定
間隔毎の各屋根垂木部材の先端部から支持垂木部材をそ
れぞれに突き出して設置させると共に、これらの各支持
垂木部材の先端部に対して、いわゆる軒先納め構造9例
えば、雨樋を架設するための雨樋支持装置の設置とか、
あるいは軒先5軒裏の化粧パネルとしての幕板および軒
天板の張設装置などの軒先納め構造を装着支持させるよ
うにしている。
また一方で、この種の屋根軒先部における全体外観的な
軒先納め構造の主な断面形態としては、軒先部を屋根勾
配に直交するように形成した上で、軒裏部を屋根勾配に
平行させて納めるとか、または水平方向に納めるように
したそれぞれの形式と、軒先部を垂直方向に形成した上
で、軒裏部を屋根勾配に平行させて納めるか、または水
平方向に納めるようにしたそれぞれの形式との4種類の
ものが一般的に採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の軒先納め構造において
は、建築施工現場での各樋受け金具装置によって一連に
連設される雨樋の架設条件、およびそれぞれの各幕板9
軒天仮受け金具装置によって同様に一連に連設される幕
板1軒天板の取付は支持条件、ないしはその他の軒先納
め構造の配置保持条件9例えば、種々の形態による軒先
部構造のそれぞれに対応して、軒先部での支持垂木の微
妙な寸法の不揃いによる出入り調整の問題、同様に、軒
先部形状に合わせた軒先納め構造の簡略化支持の問題、
さらには、高所作業であるためのこれらの軒先納め構造
の設置における作業性および安全性向上の問題などの各
条件が、相互に絡み合い極めて多岐に亘ることになるも
ので、このために、これらの諸点をそれぞれに満足させ
得る軒先納め構造用支持垂木組立て体装置の提案が要望
されている。
この発明は、従来のこのような要望に応えようとするも
のであり、その目的とするところは、建築施工現場での
軒先納め構造の設置支持に適用して、種々の軒先部形態
に対応して容易に適合させ得ると共に、併せて、軒先納
め構造を確実かつ強固に取付は支持できるようにした。
この種の軒先納め構造用支持垂木組立て体装置を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために、この発明に係る軒先納め
構造用支持垂木組立て体装置は、所定の屋根勾配を与え
た母屋部材上に、必要に応じ野地板を介在して支持垂木
組立て体を固定させ、かつこの支持垂木組立て体の軒先
部側に突出される先端部に、軒先納め構造を支持させる
ようにした支持垂木組立て体装置であって、前記支持垂
木組立て体には、前記母屋部材に対応する位置に突出し
て取付けられる支持垂木部材を設け、かつ当該支持垂木
部材の先端部にあって、固定腕部材、および軸受け板を
垂下して固定♂Mだ別に、前記軒先納め構造を主手位番
壽讐キ噂取付は支持させる手段を備えた取付は腕部材を
設け、当該取付は付は腕部材を角度調整自在に結合し得
るように構成したことを特徴としている。
〔作   用〕
従って、この発明による支持垂木組立て体装置において
は、軒先部に突出する支持垂木部材の先端部に固定した
固定腕部材に対して、軒先納め構造を取付は支持させる
ための取付は腕部材を角度調整して結合できると共に、
当該取付は腕部材に対して、軒先納め構造を上下位置調
整して取付は支持させ得るのである。
[実 施 例] 以下、この発明に係る軒先納め構造用支持垂木組立て体
装置の一実施例につき、第1図ないし第8図を参照して
詳細に説明する。
第1図(a) 、 (b)はこの実施例による軒先納め
構造用支持垂木組立て体装置を適用した建築構造物での
屋根軒先部の概要構成を各別に示すそれぞれに全体側面
図、第2図(a)ないしくd)は同上屋根軒先部での軒
裏部を含む納め構造の各別例による形態の概要を模式的
に示すそれぞれに断面説明図であり、また、第3図は同
上支持垂木組立て体およびその取付は調整部の詳細を示
す分解斜視図、第4図は同上第1図+v −rv線部に
おける支持垂木取付は調整部の詳細を拡大して示す縦断
面図、第5図は同上幕板と軒天板との軒先納め取付は調
整部の詳細を示す分解斜視図であり、さらに、第6図(
a) 、 (b)および第7図(a)、(b)は同上支
持垂木部材での軒先納め支持部の別例を示すそれぞれに
分解斜視図1組み上げ説明図、第8図は同上軒先納め取
付は調整部での連繋部材の別例を示す分解斜視図である
これらの実施例各図、特に、第1図(a) 、 (b)
の構成において、この実施例装置を適用する建築構造物
は、構造物躯体(100)と、屋根構造、こ\では横葺
き屋根板を用いた横葺き屋根構造(110)とからなっ
ている。
すなわち、前記構造物躯体(100)としては、例えば
、それぞれにH型鋼材などを用い、躯体の骨格部をなし
て直立させた各構造体支柱(101)と、これらの各構
造体支柱(101)の上端部にあって、所定の屋根勾配
でかつ軒先部側を幾分か突出する状態に固定させた各合
掌梁(102)とにより構成される。
そして、前記各合掌梁(102)上にあっては、いわゆ
るCチャンネル型軽量型鋼などによる複数本の母屋部材
(103)を屋根勾配に直交するように所定間隔毎に架
は渡して、適宜に溶着、ボルト止めなどにより固定する
と共に、これらの各母屋部材(103)上に対し、例え
ば、所期通りに割付けられた各所要位置毎に目地部材(
104a)などを介在させた状態で、野地板としての断
熱ボード(104)などを全面に張り込んである。
また、前記断熱ボード(104)上には、屋根勾配に平
行する棟部側から軒先部側にかけて、チャンネル鋼材な
どによる両側フランジ付きの複数本の屋根垂木部材(1
05)、こ\では中空内部(105a)を有する各屋根
垂木部材(105)を所定の割付は間隔毎に差し掛け、
かつこれらの各屋根垂木部材(105)を各母屋部材(
103)に対して、断熱ボード(104)を介して適宜
にボルト止めなどにより固定するほか、この実施例の場
合には、後述するように、軒先該当部にあって、別途、
屋根垂木部材(105)の中空内部(105a)内に装
入される支持垂木組立て体(10)の支持垂木部材(1
1)をも、軒先への突出長さを案内調整可能に取り付け
るようにする。
また、前記横葺き屋根構造(110)としては、この場
合1本発明者の提唱した公知に係る。いわゆる段角型の
横葺き屋根板(111)の複数枚を用い、前記各屋根垂
木部材(105)上にあって、よ(知られているように
、それぞれに下地材(112)を介した上で吊子部材(
113)などにより止着させるようにし、このようにし
て横葺き屋根板(111)を線側から軒先側へ葺き上げ
である。
なおこ−で、図中、 (114)は前記各屋根垂木部材
(105)の軒先端部の全面を通して固定した軒先金具
、(115)はこの軒先金具(114)に取り付けられ
た軒先納め装飾板としての、いわゆる軒先唐草板である
しかして、この実施例構成による軒先納め構造用支持垂
木組立て体(lO)は、前記構成による横葺き屋根構造
(110)の軒先部、こ\では各母屋部材(103)お
よび各屋根垂木部材(105)を備える横葺き屋根構造
(110)の軒先部に適用されて、適宜の軒先納め構造
(200)を固定保持するものであり、この場合2軒先
納め構造(200)としては、軒先軒裏でのそれぞれに
化粧パネルとなる幕板と軒天板との連設配置構造を示し
ており、その詳細構造については後述する。
またこ\で、前記した軒先部の全体的な納め形態の主な
ものとしては、第2図(a)ないしくd)に示されてい
るように、次の4種類の断面形態がある。すなわち。
a)軒先を屋根勾配に直交するように形成した上で、軒
裏を屋根勾配に平行させて納めた第1形態(第2図(a
)、第1図(a)に該当する)。
b)同様に、軒先を屋根勾配に直交するように形成した
上で、軒裏な水平方向に納めた第2形態(同図(b)、
第1図(b)に該当する)。
C)軒先を垂直方向に形成した上で、軒裏を屋根勾配に
平行させて納めた第3形態(同図(C))d)同様に、
軒先を垂直方向に形成した上で、軒裏を水平方向に納め
た第4形態(同図(d))のそれぞれであり、前記軒先
の幕板、および軒裏の軒天板は、これらの各断面形態に
合わせた状態1 で、それぞれ一連に配設して仕上げられるのである。
続いて、前記軒先納め構造(200)用の支持垂木組立
て体(lO)と、この支持垂木組立て体(10)によっ
て固定保持される軒先納め構造(200)、すなわちこ
\では、幕板、および軒天板の配設構造との詳細につい
て述べる。
前記支持垂木組立て体(10)は、第1図(a) 、 
(b)および第3図に示されているように、少なくとも
軒先部側での前記母屋部材(103)の複数本、こ\で
は、軒先から数えて2本の各母屋部材(103)間に跨
る長さに設定されて、これらの各母屋部材(103)の
該当箇所にそれぞれ軒先部への突出長さ調整用の1組か
らなる長孔(12) 、 (12)を形成すると共に、
前記各屋根垂木部材(105)の中空内部(105a)
内に装入し得る断面寸法にしたチャンネル鋼材などによ
る両側フランジ付きでU聖断面形状の支持垂木部材(1
1)と、この支持垂木部材(11)の軒先側先端部に装
着されて、こ\での軒先納め構造を取付は固定する軒先
納め支持部(20)とからな2 つており、かつまた、こ\での支持垂木部材(11)に
おける各長孔(12)、 (12)を利用することで、
前記断熱ボード(104)および目地部材(104a)
を介して、この支持垂木部材(11)、ひいては支持垂
木組立て体(10)自体を前記屋根垂木部材(105)
と−緒に母屋部材(103)に取付けるための支持垂木
取付は調整部を構成する2組の固定部材(60)、すな
わち、この実施例の場合には、1対の組み合せからなる
固定座金具(61)および固定係合金具(62)と、そ
れに、これらの固定用の各金具(61) 、 (62)
を取付けるための取付はボルト(71)および締付はナ
ツト(72)とをそれぞれに有している。
なお、こSでは、説明の都合上、まず、前記支持垂木取
付は調整部としての固定部材(6o)について述べるこ
と\し、前記軒先納め支持部(20) 、ならびに軒先
納め構造(200)の詳細についてはあらためて後述す
る。
すなわち、前記固定部材(60)の一方を構成する固定
座金具(61)については、第1図(a)、(b)およ
び第3図、第4図に示されているように、前記断熱ボー
ド(104)の表面部に喰い込ませることで移動不能に
する複数の刺部(66)を下面に向は突出形成させた基
鈑部(63)を設けると共に、この基鈑部(63)の前
後の両側部には、それぞれに1組づ\の立上り抱持部(
64)、 (64)を形成して、前記支持垂木部材(1
1)を両側から位置決めしかつ案内抱持し得るようにさ
せてあり、また、中間の両側部には、それぞれに1組づ
\の折返し鍔部(65)、 (65)を形成して、前記
屋根垂木部材(105)の下面に敷き込ませた状態で、
この屋根垂木部材(105)の両側フランジ部に対し、
打込みキー(116)、 (116)により係着固定し
得るようにさせ、さらに、この基鈑部(63)の中心部
には、取り付は固定用のボルト穴(67)を穿孔しであ
る。
また、前記固定部材(60)の他方を構成する固定係合
金具(62)についても、前記母屋部材(103)のウ
ェブ部(103a)、および内側に曲げ込まれたフラン
ジ部に係合装入されるスリット切欠き(68)と、同上
ウェブ部(103a)の装入位置に対応される押え顎(
69)とを有して断面倒U字状に形成され、がっ押え顎
(69)に対向する位置にネジ孔(70)を螺刻しであ
る。
さらに、前記取付はボルト(71)としては、中間鍔部
(73)の下部側に前記固定係合金具(62)のネジ孔
(70)に螺合させる取付はネジ部(74a)を、かつ
上部側に前記締付はナツト(72)を螺合させる取付は
ネジ部(74b)をそれぞれに螺刻しである。
しかして、前記構成による固定座金具(61)と固定係
合金具(62)との固定部材(60)を用いた支持垂木
組立て体(lO)の取付は固定の手順は、次の通りであ
る。
まず、各母屋部材(103)に対しては、屋根垂木部材
(105)の配置位置の割付け、すなわちこの実施例の
場合は、支持垂木組立て体(10)、ひいては支持垂木
部材(11)を含んだ配置位置の割付けをなした後、該
当する母屋部材(103)でのウェブ部(103a)の
割付は位置に、固定係合金具(62)のスリット切欠き
(68)を係合装入させると共に、この母屋部材(10
3)上には、目地部材(104a)を介して断熱ボード
(104)をそれぞれに敷き込んでおき、この状態で、
中間鍔(73)付きの取付はボルト(71)を用い、上
方側からこれらの断熱ボード(104)および目地部材
(104a)を通して、その下部側取付はネジ部(74
a)を固定係合金具(62)のネジ孔(7o)に螺合さ
せ、かつ締付けることによって、当該ネジ部(74a)
の下端と押え顎(69)との間で、この固定係合金具(
62)をウェブ部(103a)に対して独立的に固定さ
せる。
従って、こ\での固定係合金具(62)に関しては、目
地部材(104a) 、断熱ボード(104)などを敷
き込んだ母屋部材(103)の所定割付は位置に強固に
取付は固定されると共に、併せて、断熱ボード(104
)上には、取付はボルト(71)が単独に植立されるこ
とになり、これを一種のアンカーボルトとして利用でき
る。
ついで、前記のように割付けを終了して位置決め固定さ
れ、断熱ボード(104)上に突出されている取付はボ
ルト(71)の上部側取付はネジ部(74b)に対して
は、中心部のボルト穴(67)を通して固定座金具(6
1)を設置させると共に、その基鈑部(63)の各立上
り抱持部(64) 、 (64)の内側相互間にあって
、前記支持垂木組立て体(10)での支持垂木部材(1
1)を受け入れ、かつその長孔(12)を同様に上部側
取付はネジ部(74b)に挿通させた状態とし、この支
持垂木部材(11)の先端部をおきよその目安で軒先端
部側に突出させた上で、−旦、締付はナツト(72)を
螺合させて仮締付けする。
従って、このように締付はナツト(72)を締着させる
ことにより、こ\での固定座金具(61)に関しては、
その複数の刺部(66)が断熱ボード(104)の表面
部にそれぞれに喰い込んで当該位置に位置不動に定着さ
れることになる。そして、再度、この締付はナツト(7
2)をや5弛緩させることにより、この状態では、前記
の一旦、仮止着された支持垂木部材(11)、ひいては
、支持垂木組立て体(lO)自体を長孔(12)の長さ
相当範囲分だけ各立上り抱持部(64)、 (64)に
沿わせて案内摺動させ得る。つまりこれを換言すると、
こ\では支持垂木組立て体(10)を屋根勾配方向に平
行させたまきで、その先端部の軒先部への突出長さを任
意に設定できるのであり、かつ締付はナツト(72)を
再締付けするときは、こSでも、この固定座金具(61
)に対して支持垂木組立て体(10)を独立的かつ強固
に取付は固定させることができる。
このようにして固定座金具(61)によるときは、前記
取付はボルト(71)をアンカーに用いて、軒先部への
突出長さを任意に調整設定した支持垂木部材(11)、
ひいては支持垂木組立て体(1o)を個々単独に取付は
得て、一連の軒先部における各支持垂木組立て体(lO
)の突出長さを整然と揃えること。
すなわち換言すると、これらの各支持垂木組立て体(l
O)を通して固定保持される適宜の軒先納め構造(20
0)、この実施例の場合には、後述する幕板および軒天
板での矢印(A)に示すところの、屋根勾配に平行する
方向の配置位置を正確に保持した取付けを容易になし得
るのである。
その後、前記固定座金具(61)に対しては、前記と同
様に基鈑部(63)の各立上り抱持部(64) 、 (
64)の外側間に、前記屋根垂木部材(105)を受け
入れて、その中空内部(105a)に前記支持垂木部材
(11)を包持させた状態にすると共に、基鈑部(63
)の各折返し鍔部(65)、 (65)を利用して、こ
の屋根垂木部材(105)の両側フランジ部との間に打
ち込みキー (116) 、 (116)を係着させ、
かつその他の取付は手段をも併用することで、この固定
座金具(61)を敷き込んだ状態のま5、屋根垂木部材
(105)自体についてもまた、所定の割付は位置にあ
って自動的に固定させ得るほか、これらの支持垂木部材
(11)と屋根垂木部材(105)とが相互に補強など
の役割りをも果すのである。
なお、前記実施例構成においては、固定座金具(61)
を用いて支持垂木部材(11)、ひいては支持垂木組立
て体(lO)を取付は固定するほか、また同時に、この
固定座金具(61)に対して、屋根垂木部材(105)
をも取付は固定させているが、必ずしもこの構成に限定
されるものではな(、必要に応じては、前者の支持垂木
組立て体(lO)のみを取付は固定するようにしてもよ
い。
次に、支持垂木部材(11)の軒先側端部に装着されて
、軒先納め構造(200)を取付は固定する軒先納め支
持部(20)について述べる。
前記軒先納め支持部(20)の構成は、第1図(aJ(
b)および第3図に示されているように、前記軒先側へ
の突き出し長さを調整設定した支持垂木組立て体(10
)、ひいては支持垂木部材(11)の軒先側端部に対し
て、溶接などの手段により固定して垂下され、かつ角度
調整用の長孔(22)を貫通させて形成した角パイプな
どからなる固定腕部材(21)および軸支持孔(24)
 、 (24)を貫通させて穿孔した1対の各軸受け板
(23) 、 (23)を設けると共に、上端部に軸支
持孔(26)、下部側に長手方向に沿わせた1組の長孔
(27) +’ (27)をそれぞれに貫通させて穿孔
し、かつ中間部背面側に枢着孔(29)のある支持板(
28)を突出させた角パイプなどからなる取付は腕部材
(25)を有している。
そして、前記取付は腕部材(25)での上端部の軸支持
孔(26)を、前記支持垂木部材(11)での各軸受け
板(23) 、 (23)の軸支持孔(24) 、 (
24)間に軸ボルト・ナツト(5I)によって揺動自在
に軸支持させた上で、支持板(28)の枢着孔(29)
に軸ボルト・ナラ 0 ト(53)で軸支持させた角度調整ボルト(52)を角
度調整用の長孔(22)に挿通させ、かつこれを1対の
角度調整ナツト(54) 、 (54)によって固定さ
せたものである。
従って、この第1図(a) 、 (b)および第3図に
示す軒先納め支持部(20)の構成においては、1対の
調整ナツト(54)、 (54)の螺進退調整操作によ
り、支持垂木部材(11)に対する取付は腕部材(25
)の配置方向および配置角度、換言すると、前記屋根勾
配に合わせた軒先部での納め仕上げ形状、つまり前記第
2図(a)ないしくd)に示す第1ないし第4形態にお
けるところの、後述する幕板および軒天板での軒先部形
状に対応する配置方向(B)とその配置角度(C)とを
、各別に極めて容易かつ任意に調整して設定できるので
ある。
こ\で、前記軒先納め支持部(20)の各別例による構
成を第6図(a) 、 (b)および第7図(a) 、
 (b)に示す。
第6図(a)、(b)は、前記固定腕部材(21)と各
軸受け板(23) 、 (23)との各別例であって、
同図(a)においては、これらに対応する固定腕部(2
1a)と軸受け部(23a)とをプレス絞り成形により
一体化形成させて、横断面コ字状で側面倒り字状をなす
固定部材(31)とし、前記と同様に、長孔(22a)
および各軸支持孔(24a) 、 (24a)をそれぞ
れに穿孔させると共に、この固定部材(31)の上面部
を前記支持垂木部材(11)の該当先端部下面に対し、
それぞれの固定孔(32) 、 (32)および(33
) 、 (33)を通して固定ボルト・ナツト(34)
 、 (34)により固定させたものである。
また、同図(b)においては、側面倒り字状をなして固
定腕部(21b)および軸受け部(23b)からなる一
連の板面部の1組を、プレス成形により相互に対向する
ように折曲形成させて固定部材(35)とし、こ\でも
同様に、長孔(22b)および各軸支持孔(24b) 
、 (24b)を穿孔させると共に、この固定部材(3
5)の対向する各上面部を支持垂木部材(11)の該当
先端部の両側面部に嵌合させ、それぞれの固定孔(36
)、 (36)および(37) 、 (37)を通して
固定ボルト・ナツト(38) 、 (38)により固定
させたものである。
第7図(a) 、 (b)は、前記固定腕部材(21)
と各軸受け板(23) 、 (23)間に軸支持される
取付は腕部材(25)との角度調整手段の別例であって
、同図(a)においては、この取付は腕部材(25)の
背面側への支持板(28)の突出、およびこの支持板(
28)に対する角度調整ボルト(52)の枢支に代えて
、取付は腕部材(25)に平面コ字状のブラケット(3
9)を軸ボルト・ナツト(40)により直接枢支させる
と共に、このブラケット(39)から角度調整ボルト(
52)を突出させ、かつ前記と同様に、角度調整ナツト
(53) 。
(53)を設けたものである。
また、同図(b)においては、取付は腕部材(25)の
背面側にあって、ボルト孔(42) 、 (42)のあ
る固定受け板(41)を固定させ、かつ固定腕部材(2
1)の対応する前面側にあって、ボルト孔(44) 、
 (44)のある1組の固定受け板(43) 、 (4
3)を枢支させ、これらの各ボルト孔(42) 、 (
42)と(44) 、 (44)とに固定ボルト・ナツ
ト(55) 、 (55)を挿通させておき、別に、固
定腕部材(21)の上方に貫通して穿孔した3 調整孔(45)には、取付は腕部材(25)の背面に当
接する角度調整ボルト(56)および1対の角度調整ナ
ツト(57) 、 (57)を設けてあり、固定ボルト
・ナツト(55) 、 (55)を充分に緩めた状態で
、各角度調整ナツト(57) 、 (57)を加減しな
がら、角度調整ポル) (56)を螺進退操作させるこ
とにより、固定腕部材(21)に対する取付は腕部材(
25)の配設角度を調整して設定し、この設定後、固定
ボルト・ナツト(55) 、 (55)を締め付けて固
定し得るようにしたものである。
従って、これらの第6図(a)、(b)および第7図(
a) 、 (b)に示す各別例においても、前記の場合
と全く同様の作用、効果を達成できるほかに、各部材相
互の製造ならびに組立てを一層、容易にし得るのである
次に、前記支持垂木組立て体(lO)に対する軒先納め
構造、つまりこの場合は、幕板および軒天板などの軒先
納め構造(200)を取付けるための軒先納め取付は調
整部(80)としては、第1図(a) 、 (b)およ
び第5図に示されているように、前記取付け 4 腕部材(25)の前面側から被嵌し得るように横断面前
向きコ字状にされて、少なくとも上部側に前記上下調整
用の1組の各長孔(27) 、 (27)に対応して貫
通される取付は孔(82) 、 (82)を、かつ下端
部に連繋孔(83)を、これらの中間部に順次に貫通さ
れる予備取付は孔(84) 、 (84) 、・・・・
をそれぞれに穿孔した基板受け部材(81)と、横断面
上向きコ字状にされて、少なくとも前端部側に貫通され
る連繋孔(86)を、これよりも後方側にかけて順次に
貫通される予備連繋孔(87) 、 (87) 、・・
・・をそれぞれに穿孔した軒天仮受け部材(85)と、
これらの番受け部材(81) 、 (85)の連繋部内
、つまり基板受け部材(81)の下端部内および軒天仮
受け部材(85)の前端部内にそれぞれ嵌太し得るよう
に、角パイプなどを側面り字状に溶接結合して、前方と
なる上下部側に前記連繋孔(83)と対応に貫通される
上下調整用の長孔(89)を、これよりも後方側に前記
連繋孔(86)と対応して貫通される前後調整用の長孔
(90)をそれぞれに穿孔した連繋部材(88)とを用
いる。
そして、この軒先納め取付は調整部(80)では、前記
のように屋根勾配に合わせて突出長さ(A)、配置位置
(B)および配置角度(C)をそれぞれに設定した軒先
部での取付は腕部材(25)、すなわち第1図(a) 
、 (b)に示す各形態の場合であれば、共に前記支持
垂木部材(11)に直交する方向位置CB)に軒先側角
度(C)を設定させた取付は腕部材(25)に対して、
まず、その前面側から基板受け部材(81)を被嵌させ
、かつその上下方向位置(B)での長さを所望通りに調
整した状態において、それぞれの各取付は孔(82) 
、 (82)および長孔(27) 、 (27)を通し
て、これらの両者の相互を固定ボルト・ナツト(91)
、 (91)によりそれぞれに止着させ、ついで、当該
基板受け部材(81)の下端部に、連繋部材(88)の
上下部側を嵌入させ、かつこ\でも上下方向位置(B)
での長さを微細に調整した上で、それぞれの連繋孔(8
3)および長孔(89)を通して、こ\でもこれらの両
者の相互を固定ボルト・ナツト(92)により止着させ
るのである。
なお、この場合、基板受け部材(81)の絶対長さが、
必要以上に長いときには、例えば、連繋孔(83)側を
適当な長さ寸法だけ切断し、その長さを切り詰めた上で
、切り離し寸法対応に最下方の予備数イ」け孔(84)
をあらためて連繋孔(83)に起用することで、軒先部
における高さ寸法を所望通りに設定し得るのである。
一方、前記のようにして上下方向位置(B)での長さお
よび配置角度(C)を設定した連繋部材(88)の前後
部側には、軒天仮受け部材(85)の前端部を嵌入させ
、かつその前後方向位置(A)での微細な調整をなすと
共に、当該連繋部材(88)  ひいては前記支持垂木
部材(11)に対する軒裏側角度(D)の設定、つまり
第1図(a)に示す形態の場合(第2図(a)の第1形
態に該当)は、連繋部材(88)に対して直交、支持垂
木部材(11)に対して平行する方向に軒裏側角度(D
)を設定し、かつ第1図(b)に示す形態の場合(第2
図(b)の第2形態に該当)は、これらの連繋部材(8
8)、支持垂木部材(11)の配置方向に全く関係なし
に水平方向に軒裏側角度(E)を設定した上で、それぞ
れの連繋孔(86)および長孔(90)を通して、これ
らの両者を固定ボルト7 ・ナツト(93)により止着させるのである。
なお、この場合にあっても、前記と同様に、軒天仮受け
部材(85)の絶対長さが、必要以上に長いときには、
例えば、予備連繋孔(871、(871、・・・・のあ
る後部側を適当な長さ寸法だけ切断し、その長さを切り
詰めることで、こ\でも軒裏部における長さ寸法を所望
通りに設定し得るのであり、かつまた、この軒天仮受け
部材(85)の後端部については、前記構造物躯体(1
00)側に直接、あるいは適宜にステーなとの取付は具
を介して任意に取付けるようにすればよい。
従って、この軒先納め取付は調整部(80)によれば、
軒先部および軒裏部における化粧パネルとしての幕板お
よび軒天板を装着するための基礎骨格を、任意かつ所望
通りの形状1寸法によって構成させ得るのである。
こ\で、前記軒先納め取付は調整部(80)における連
繋部材(88)の別例による構成を第8図に示す。
この第8図構成は、連繋部材(88)に代えて、側 8 面り字状で前方側に上下調整用の長孔(89a) 、そ
の後方側に前後調整用の長孔(90a)をそれぞれに穿
孔してなる一連の板面部の1組を、プレス成形により相
互に対向するように折曲形成させて連繋部材(94)と
したものであって、この第8図に示す連繋部材(94)
においても、前記の場合と全く同様の作用、効果を達成
できるほか、製造ならびに操作などを一層、容易にし得
るのであり、また、この連繋部材(94)において板面
相互間の強度が不足する場合には、例えば、固定ボルト
・ナツト(92)および(93)による取付は固定に際
して、当該板面相互間にカラー(95)および(96)
などを介在させるようにすればよい。
次に、前記構成での軒先納め取付は調整部(80)に対
するところの1軒先納め構造(200)としての幕板お
よび軒天板の取付は装着の各別例について述べる。
前記したようにこの軒先納め取付は調整部(80)に対
しては、軒先部化粧パネルとしての軒先部の幕板、およ
び軒裏部の軒天板をそれぞれに装着させて軒先納め構造
(200)を構成させるが、こSでは、その構成例とし
て、第1図(a) 、 (b)に示す前記した第1.第
2の各形態(それぞれ第2図(a)。
(b)に該当)を取上げる。
すなわち、第1図(a)に示す第1の形態(第2図(a
)に該当)では、屋根勾配、ひいては支持垂木組立て体
(10)の支持垂木部材(11)に与えられている配置
角度に対し、軒先納め支持部(20)による角度調整に
よって、基板受け部材(81)を上下調整した上で直交
する方向に固定保持させると共に、その下端部の軒天仮
受け部材(85)については、基板受け部材(81)に
対して直交し、かつ支持垂木部材(11)に対して平行
する方向に延長保持させることになる。つまり、この状
態は、軒先納め取付は調整部(80)に関して、これが
軒先納め構造(200)を装着支持させるための、前記
した符号(A) 、 (B) 。
(C)および(DJで示す各方向、角度および位置に設
定されたことを意味しており、これはまた、軒先部に配
置される全ての各軒先納め取付は調整部(80)を通し
て、これらのそれぞれが所期通り一連に整列された状態
に保持されることをも意味するのである。
そして、この状態において、軒先部側での基仮受け部材
(81)にあっては、その高さ方向のはヌ全長に亘る主
面部に対して、軒先化粧パネルとしての幕板(201)
を一連に設置して適宜に止着させると共に、この幕板(
201)との間にそれぞれに目地部を残して、上部側に
あっては、前記軒先唐草板(115)に達する上部化粧
板(202)を、下部側にあっては、幕仮受け部材(8
1)の下端部を越え、軒天仮受け部材(85)の前端部
下面に跨って延びる下部化粧板(203)をそれぞれに
設置して適宜に止着させ、かつ各目地部をそれぞれ目地
材(204) 、 (204)により埋め込んで仕上げ
るのであり、また、軒裏側での軒天仮受け部材(85)
にあっては、その前後方向のはヌ全長に亘る主面部に対
して、軒裏化粧パネルとしての軒天板(205)を一連
に設置し、適宜に止着させて仕上げるのである。
すなわち、このようにして各幕仮受け部材(81)側で
は、通常状態での幕板構成(幕板(201)および上部
化粧板(202)、下部化粧板(203))を、また、
各軒天仮受け部材(85)側では、軒天板(205)の
構成をそれぞれに一連にさせた状態で、極めて容易かつ
簡単に取付は固定して装着させることができるのであり
、こSでは結果的に、第2図(a)における第1形態の
軒先納め構造を構成させ得るのである。
続いて、第1図(b)に示す第2の形態(第2図(b)
に該当)では、屋根勾配、ひいては支持垂木組立て体(
10)の支持垂木部材(11)に与えられている配置角
度に対し、軒先納め支持部(20)による角度調整によ
って、幕仮受け部材(81)を上下調整した上で直交す
る方向に固定保持させると共に、その下端部の軒天仮受
け部材(85)については、これらの支持垂木部材(1
1)および幕仮受け部材(81)の配置方向に全く関係
なしに、水平方向に延長保持させることになる。のって
、こ\でも、この状態は、軒先納め取付は調整部(80
)に関して、これが軒先納め構造(200)を装着支持
させるための、前記した符号(A) 、 (B) 、 
(C)および(E)によって示す2 各方向、角度および位置に設定されたことを意味してお
り、これはまた、前記と同様に、軒先部に配置される全
ての各軒先納め取付は調整部(80)を通して、これら
のそれぞれが所期通り一連に整列された状態に保持され
ることをも意味するのである。
そして、こ5でも、この状態において、軒先部側での幕
仮受け部材(81)にあっては、その高さ方向のはf全
長に亘る主面部に対して、前記横着き屋根板(111)
と同様な断面形状に賦形成形されたや\小型の面板から
なる軒先化粧パネルとしての複数枚の幕板(211)を
一連に設置してそれぞれ相互に係合止着させると共に、
この幕板(211)の上部側にあっては、前記軒先唐草
板(115)に達する上部化粧板(212)により化粧
隠しを行ない、かつまた、下部側にあっては、幕仮受け
部材(81)の下端部に装着する軒裏唐草板(117)
で納めるようにさせ、さらに、軒裏側での軒天仮受け部
材(85)にあっては、その前部側を軒裏唐草板(11
7)に接する前部化粧板(213)により化粧隠しをな
した上で、前後方向のはf全長に亘る主面部に対して、
軒裏化粧パネルとしての軒天板(214)を一連に設置
し、適宜に止着させて仕上げるのである。
すなわち、こSでも、このようにして各幕仮受け部材(
81)側では、小型面板状をした複数の幕板構成(幕板
(211)および上部化粧板(212))を、また、各
軒天仮受け部材(85)側では、軒天板(214)の構
成をそれぞれに一連にさせた状態で、極めて容易かつ簡
単に取付は固定して装着させることができるのであり、
こ\では結果的に、第2図(b)における第2形態の軒
先納め構造を構成させ得るのである。
なお、前記各実施例は、第2図(a) 、 (b)に示
す第1.第2の各形態をそれぞれに構成させる場合につ
いて述べたが、同様な手法で、同図(c) 、 (d)
に示す第3.第4の各形態についても構成できるのであ
り、また、軒先納め構造の態様についても何ら限定を受
けるものではない。
〔発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、所定の屋根勾
配を与えた母屋部材上に、必要に応じ野地板を介在して
支持垂木組立て体を固定させ、かつこの支持垂木組立て
体の軒先部側に突出される先端部に、軒先納め構造を支
持させる場合にあって、支持垂木組立て体には、母屋部
材に対応する位置に突出して取付けられる支持垂木部材
を設け、この支持垂木部材の先端部に固定腕部材、およ
び軸受け板を垂下して固定させ、また別に、軒先納め構
造を上下位置調整して取付は支持させる手段を備えた取
付は腕部材を設け、この取付は腕部材を軸受け板に枢支
して揺動可能に垂下させ、固定腕部材に対して取付は腕
部材を角度調整自在に結合し得るように構成したので、
支持垂木部材の先端部に固定した固定腕部材に対して、
軒先納め構造を取付は支持させるための取付は腕部材を
極めて容易に角度調整して結合でき、当該取付は腕部材
に対しては、軒先納め構造を上下位置調整した上で所期
通りに取付は支持させ得るもので、これらの結果として
、軒先納め構造の取付は支持に関し、当該軒先納め構造
を良好かつ効果的に位5 置決めした状態で頗る容易に設置させることができ、し
かもこのように軒先納め構造の設置条件が十分に満足さ
れることから、作業性も良好に改善されて、安全でしか
も能率的な作業を容易に行い得るなどの優れた特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はこの発明の一実施例による軒先
納め構造用支持垂木組立て体装置を適用した建築構造物
での屋根軒先部の概要構成を各別に示すそれぞれに全体
側面図、第2図(a)ないしくd)は同上屋根軒先部で
の軒裏部を含む納め構造の各別例による形態の概要を模
式的に示すそれぞれに断面説明図であり、また、第3図
は同上支持垂木組立て体およびその取付は調整部の詳細
を示す分解斜視図、第4図は同上第1図IV−IV線部
における支持垂木取付は調整部の詳細を拡大して示す縦
断面図、第5図は同上幕板と軒天板との軒先納め取付は
調整部の詳細を示す分解斜視図であり、さらに、第6図
(a) 、 (b)および第7図(a) 、 (b)は
同上支持垂木部材での軒先納め支持部の別例を示すそ 
6 れぞれに分解斜視図5組み上げ説明図、第8図は同上軒
先納め取付は調整部での連繋部材の別例を示す分解斜視
図である。 lO・・・・支持垂木組立て体、 11)・・・・支持垂木部材、 12)・・・・突き出し長さ調整用長孔、13)・・・
・樋垂木金具、 20・・・・軒先納め支持部、 21・・・・固定腕部材、 21a) 、 (21b) ・・・・固定腕部、22)
 、 (22a) 、 (22b) ・・・・角度調整
用長孔、23)・・・・軸受け板、 23a)、(23b) −軸受け部、 24 、 (24a)、 (24b) = ・・軸支持
孔、25)・・・・取付は腕部材、 26・・・・軸支持孔、 27・・・・上下調整用長孔、 28)・・・・支持板、  (29)・・・・枢着孔、
31  (35)・・・・固定部材、 32) 、 (33) 、 (36) 、 (37)・
・・・固定孔1、 (38)・・・・固定ボルト・ナツ
ト、・・・・ブラケット、 ・・・・軸ボルト・ナツト1 、 (43)・・・・固定部は板1 、 (44)・・・・ボルト孔、 ・・・・調整孔1 、 (53)・・・・軸ボルト・ナツト1、 (56)
・・・・角度調整ボルト1、 (57)・・・・角度調
整ナツト、・・・・固定ボルト・ナツト、 ・・・・固定部材、 (61)・・・・固定座金具、・
・・・固定係合金具、 ・・・・基鈑部、  (64)・・・・立上り抱持部、
・・・・折返し鍔部、(66)・・・・刺部、・・・・
ボルト穴、 ・・・・スリット切欠き、 ・・・・押え顎、  (70)・・・・ネジ孔、・・・
・取付はボルト、 ・・・・締付はナツト、 ・・・・中間鍔部、 74a)、(74b) −取付はネジ部、80)・・・
・軒先納め取付は調整部、81)・・・・基仮受け部材
、 82)・・・・取付は孔、 (83)・・・・連繋孔、
84)・・・・予備取付は孔、 85・・・・軒天仮受け部材、 86)・・・・連繋孔、  (87)・・・・予備連繋
孔、88) 、 (94)・・・・連繋部材、89 、
89a)・・・・上下調整用長孔、90)、 90a)
・・・・前後調整用長孔、91)、 92)、(93)
・・・・固定ボルト・ナツト、95)、 96)・・・
・カラー 100)・・・・構造物躯体、 101  ・・・・構造体支柱、 102  ・・・・合掌梁、 (103)・・・・母屋
部材、104)・・・・断熱ボード(野地板)、104
a)・・・・目地部材、(105)・・・・垂木部材、
105a)・・・・垂木部材の中空内部、110)・・
・・横葺き屋根構造、 111)・・・・横葺き屋根板、 9 112)・・・・下地材、 (113)・・・・吊子部
材、114)・・・・軒先金具、(115)・・・・軒
先唐草板、116)・・・・打込みキー 117)・・・・軒裏唐草板、 200)・・・・軒先納め構造、 201 、(211)・・・・幕板、 202) 、 (212)・・・・上部化粧板、203
)・・・・下部化粧板、 204)・・・・目地材、 205) 、 (214)・・・・軒天板、213)・
・・・前部化粧板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の屋根勾配を与えた母屋部材上に、必要に応
    じ野地板を介在して支持垂木組立て体を固定させ、かつ
    支持垂木組立て体の軒先部側に突出される先端部に、軒
    先納め構造を支持させるようにした支持垂木組立て体装
    置であつて、 前記支持垂木組立て体には、前記母屋部材に対応する位
    置に突出して取付けられる支持垂木部材を設け、 かつ当該支持垂木部材の先端部にあつて、固定腕部材、
    および軸受け板を垂下して固定させると共に、 また別に、前記軒先納め構造を取付け支持させる手段を
    備えた取付け腕部材を設け、 当該取付け腕部材を前記軸受け板に枢支して揺動可能に
    垂下させた上で、 前記固定腕部材に対して、前記取付け腕部材を角度調整
    自在に結合し得るように構成したことを特徴とする軒先
    納め構造用支持垂木組立て体装置。
  2. (2)前記固定腕部材には、角度調整用長孔を貫通させ
    、 また、前記取付け腕部材に枢支支持させた角度調整ボル
    トを、前記角度調整用長孔に挿通させると共に、 前記角度調整ボルト上に、前記固定腕部材を挟んで1対
    の角度調整ナットを螺合させ、 これらの各角度調整ナットの螺進退調整操作によつて、
    前記固定腕部材に対する取付け腕部材の固定角度を設定
    し得るようにした ことを特徴とする請求項1に記載の軒先納め構造用支持
    垂木組立て体装置。
  3. (3)前記取付け腕部材上には、上下方向に少なくとも
    1組の長孔を穿孔させ、 これらの各長孔に対して、軒先納め構造を取付けるため
    の軒先納め取付け調整部の受け部材を上下位置調整して
    取付け得るようにした ことを特徴とする請求項1および2に記載の軒先納め構
    造用支持垂木組立て体装置。
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