JPH03224869A - 電子制御パワーステアリングシステム - Google Patents

電子制御パワーステアリングシステム

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Publication number
JPH03224869A
JPH03224869A JP1844690A JP1844690A JPH03224869A JP H03224869 A JPH03224869 A JP H03224869A JP 1844690 A JP1844690 A JP 1844690A JP 1844690 A JP1844690 A JP 1844690A JP H03224869 A JPH03224869 A JP H03224869A
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JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
vehicle
assist power
detection means
speed signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1844690A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kusano
草野 正博
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH03224869A publication Critical patent/JPH03224869A/ja
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車速感応型の電子制御パワーステアリングシ
ステムに関する。
(従来の技術) 従来、車速感応型の電子制御パワーステアリングシステ
ムとしては、例えば、特開昭63−166659号公報
に記載されているシステムが知られている。
この従来出典には、車速センサからの車速信号に基づき
コントロールバルブの可変絞りを外部制御することで操
舵力を補助するアシストパワーを制御し、操舵反力の大
きな据え切り時にアシストパワーを最大にし、車速か高
車速になればなるほどアシストパワーを低下させ、操舵
反力の小さな高速走行時に最小にし、据え切り時や低車
速時に操舵力を軽減し、高速走行時にしっかりした操舵
力を確保するシステムが示されている。
尚、この電子制御パワーステアリングシステムでは、入
力情報を車速センサから得ていることで、車速センサの
故障や信号線の断線等により、車速零を示す信号がEP
Sコントロールユニットに入力されっばなしになった場
合、常に最大のアシストパワーが得られるように制御さ
れることから、高速走行時においては操舵力のアシスト
パワーが過大となり操舵ふらつき感が出てしまいうこと
から中速走行時(車速30km/h〜60km/h)で
のアシストパワーを確保するフェイルセーフ制御を行な
うようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来システムにあっては、車
速センサのフェイル判断を、制動非操作時で変速機が走
行位置である通常走行中との判断時であるにもかかわら
ず車速信号が所定時間継続して入らないという条件によ
り行なっている為、クリープ力と坂道傾斜による後退力
とが一致し、ブレーキ操作を要することなく坂道停車を
している時には上記フェイル条件に合致してしまう。
この結果、車速センサが正常であるにもかかわらず、坂
道停車時にはフェイルセーフ制御が行なわれてしまうこ
とになり、据え切り時の操舵力が重くなってしまう。
本発明は、上述のような問題に着目してなされたもので
、車速信号が異常の時にフェイルセーフ制御を行なう電
子制御パワーステアリングシステムにおいて、クリープ
状態での車両坂道停車時に車速信号の異常誤判断を防止
することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の電子制御パワーステ
アリングシステムでは、車体傾斜検出手段を設け、車速
信号の異常誤判断条件に坂道停車条件を追加する手段と
した。
即ち、第1図のクレーム対応図に示すように、車両のス
テアリングシステムaに設けられ、外部指令により操舵
力を補助するアシストパワーが可変制御されるアシスト
パワーアクチュエータbと、車速を検出する車速検出手
段Cと、制動操作を検出する制動操作検出手段dと、変
速機が走行位置かどうかを検出する走行位置検出手段e
と、車体の傾斜を検出する車体傾斜検出手段fと、前記
車速検出手段Cからの車速信号に基づいてアシストパワ
ーを制御する通常制御手段9と、制動非操作時で変速機
が走行位置である通常走行中との判断時であるにもかか
わらず車速信号が所定時間継続して入らないで、且つ、
所定内の変動幅による車体傾斜信号が所定時間継続して
入力されていない時、中速走行時のアシストパワーに設
定するフェイルセーフ制御手段りと、を備えている事を
特徴とする。
(作 用) 車速検出手段Cから車速信号が出力されている時等であ
って車速信号が正常時には、通常制御手段9において、
車速検出手段Cからの車速信号に基づいて、例えば、据
え切り時にアシストパワーを最大にし車速か高まるにつ
れてアシストパワーを減じるようにアシストパワーが制
御され、据え切り時の操舵力の軽減を図りながら高速時
のふらつき感を防止するという最適のアシストパワーに
制御される。
車速検出手段Cの故障や信号線の断線等により車速信号
の出力が無い時には、フェイルセーフ制御手段りにおい
て、制動操作検出手段dにより制動非操作時で、走行位
置検出手段eにより変速機が走行位置である通常走行中
との判断時であるにもかかわらず車速信号が所定時間継
続して入らないで、且つ、車体傾斜検出手段fにより所
定内の変動幅による車体傾斜信号が所定時間継続して入
力されていない時、中速走行時のアシストパワーに設定
される。
従って、坂道でクリープ力と坂道の傾きによる後退力が
一致し、制動操作を必要とすることなしに停車状態とな
っている時には、車体傾斜検出手段fにより所定内の変
動幅による車体傾斜信号が所定時間継続して入力される
為、車速信号が異常であるとの誤判断が防止され、フェ
イルセーフ制御により中速走行時のアシストパワーに設
定されることが無い。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第2図は実施例の電子制御パワーステアリングシステム
図で、このパワーステアリングシステムが適用される前
輪ステアリング装置は、ハンドル1、ステアリングシャ
フト2.ビニオン3.ラックギヤ4.ラックシャフト5
.サイドロッド6゜ナックルアーム7を備え、ハンドル
1へ入力される操舵力を機械的にフロントホイール8へ
伝達するようにしている。
そして、前記ラックシャフト5に油圧により操舵力を補
助するアシストパワーを与えるパワーステアリングシス
テムの油圧制御系としては、ラックシャフト5に設けら
れるピストン9と、車体10に支持されると共に前記ピ
ストン9が左右方向にストローク可能に設けられるパワ
ーシリンダ11と、該パワーシリンダ11内にピストン
9を介して形成される2つの油室12,13と、該油室
12.13に接続されるアシストパワー油路14と、該
アシストパワー油路14の途中に設けられるパワステポ
ンプ15及びリザーバタンク16と、前記ピニオン3の
支持部に配置されるロータリバルブユニット1γとを備
えている。
尚、前記パワステポンプ15は、エンジン18により駆
動される。
また、パワーステアリングシステムの電子制御系として
は、前記ロータリバルブユニット17を経過する加圧油
により得られる油圧力(アシストパワー)を外部からの
電流値に応じて可変に制御するアシストパワーアクチュ
エータとしてのEPSソレノイドバルブ20と、車速を
検出する車速センサ21 (車速検出手段)と、フット
ブレーキ操作時かどうかを検出するストップランプスイ
ッチ22(制動操作検出手段)と、自動変速機のセレク
ト位置を検出するインヒビタースイッチ23(走行位置
検出手段)と、パーキングブレーキ操作時かどうかを検
出するパーキングブレーキスイッチ24(制動操作検出
手段)と、車体の傾斜を検出するGセンサ25(車体傾
斜検出手段)と、これらの入力情報に基づいて前記EP
Sソレノイドバルブ20を作動制御するEPSコントロ
ールユニット26とが設けられている。
そして、前記EPSコントロールユニット26には、車
速センサ21からの車速信号に基づいて車速に応じたア
シストパワーを得るべく制御する車速対応の通常制御部
(通常制御手段)と、制動非操作時で自動変速機がNレ
ンジやPレンジ以外の走行位置である通常走行中との判
断時であるにもかかわらず車速センサ21からOkm/
hを示す車速信号が10秒以上継続し、且つ、Gセンサ
25から所定内の変動幅による車体傾斜信号が10秒以
上継続して入力されていない時、中速走行時(30km
/h〜60km/h)のアシストパワーに設定するフェ
イルセーフ制御部(フェイルセーフ制御手段)とが制御
プログラムとして設定されている。
尚、EPSはエレクトリックパワーステアリングシステ
ムの略称、図中27はバッテリー、28はヒユーズ、2
9はストップランプである。
次に、作用を説明する。
(イ)車速信号正常時 車速センサ21から車速信号が出力されている時等であ
って、車速センサ21に故障が無くしかも信号線にも断
線がないような車速信号正常時には、EPSコントロー
ルユニット26の通常制御部において、車速センサ21
からの車速信号に基づいて、第3図に示すように、据え
切り時や低速時にアシストパワーを最大にし、車速が高
まるにつれてアシストパワーを減じるようにアシストパ
ワーが制御される。
従って、据え切り時の操舵力の軽減を図りながら高速時
のふらつき感を防止するという最適のアシストパワーに
制御される。
(ロ)車速信号異常時 車速センサ21から出力される車速信号が異常であると
の判断は、第6図のフローチャートに示すように、通常
走行中であるとの検出時であるにもかかわらずOkm/
hを示す車速信号が10秒間以上継続してEPSコント
ロールユニット26に入力 0 され、且つ、坂道停車時では無い時を条件として判断さ
れる。
即ち、車速と制動操作と変速機走行位置とで車速信号の
異常を判断するようにした場合、第4図に示すように、
坂道でクリープ力と坂道の傾きによる後退力が一致し、
制動操作を必要とすることなしに停車状態となっている
時には、異常判断条件を満足し、車速信号が異常である
と誤判断しフェイルセーフ制御に落ちてしまうのを防止
する為、坂道停車時かどうかの条件を判断条件に加重し
ている。
尚、坂道停車時の検出は、第5図に示すように、Gセン
サ25からのセンサ出力電流値iが坂道の傾斜角θに比
例する値として出力されることから所定の読み込み周期
で読み込まれるセンサ信号が10秒間継続して一定の幅
(例えば、第4図のハツチング)の範囲の値であるかど
うかを監視することにより坂道停車を検出するようにし
ている。
従って、車速センサ21の故障や信号線の断線等により
車速信号の出力が無い時には、第6図の1 フローチャートに示すように、車速Okm/hが10秒
以上(ステップ61)、ストップランプスイッチ22が
OFF  (ステップ62)、インヒビタースイッチ2
3がNレンジ、Pレンジ以外(ステップ63)、パーキ
ングブレーキスイッチ24が0FF(ステップ64)の
条件を全て満足しても、Gセンサ25からのセンサ信号
が10秒間一定幅の値である場合には(ステップ65)
、坂道停車であるとの判断に基づきステップ67へ進み
、上記車速対応の通常制御が行なわれる。
しかし、ステップ61〜ステツプ64までの車速と制動
操作と変速機走行位置の各条件を全て満足すると共にス
テップ65での坂道停車条件を満足しない場合には、ス
テップ66へ進み、フェイルセーフ制御として中速走行
時(30km/h〜60km/h)のアシストパワーに
設定される。
これによって据え切り時や極低速時等には操舵力が幾分
重くなるものの、高速時に高いアシストパワーを与える
ことによる操舵ふらつき感が有効に防止される。
 2 以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本
発明に含まれる。
例えば、実施例では車体傾斜検出手段としてGセンサを
用いる例を示したが、車体が傾いていることを検出する
ことのできるセンサ(輪荷重センサ、サスペンション変
位センサ等)であればGセンサに限定されない。
また、実施例では、油圧によりアシストパワーを得る例
を示したが、・空気圧や電動モータ等の他の力発生媒体
によりアシストパワーを得る電子制御タイプのパワース
テアリングシステムにも適用することができる。
また、実施例では、自動変速機搭載の車両への適用例を
示したが、手動変速機(マニュアルトランスミッション
)を搭載した車両にも適用することができ、この場合に
は、走行位置検出手段として、ニュートラルスイッチや
クラッチスイッチを用いる。
 3 (発明の効果) 以上説明してきたように、本発明にあっては、車速信号
が異常の時にフェイルセーフ制御を行なう電子制御パワ
ーステアリングシステムにおいて、車体傾斜検出手段を
設け、車速信号の異常誤判断条件に坂道停車条件を追加
する手段とした為、クリープ状態での車両坂道停車時に
車速信号の異常誤判断を防止することが出来るという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子制御パワーステアリングシステム
を示すクレーム対応図、第2図は実施例の電子制御パワ
ーステアリングシステム図、第3図は実施例システムで
通常の制御を行なう時の車速に対するアシストパワー特
性図、第4図は坂道停車時のGセンサ状態図、第5図は
坂道の傾斜角に対するGセンサのセンサ出力電流値特性
図、第6図はEPSコントロールユニットで行なわれる
車速対応の通常制御及びフェイルセーフ制御の作動の流
れを示すフローチャートである。  4 a・・・ステアリングシステム b・・・アシストパワーアクチュエータC・・・車速検
出手段 d・・・制動操作検出手段 e・・・走行位置検出手段 f・・・車体傾斜検出手段 9・・・通常制御手段 h・・・フェイルセーフ制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  車両のステアリングシステムに設けられ、外部指令に
    より操舵力を補助するアシストパワーが可変制御される
    アシストパワーアクチュエータと、車速を検出する車速
    検出手段と、 制動操作を検出する制動操作検出手段と、 変速機が走行位置かどうかを検出する走行位置検出手段
    と、 車体の傾斜を検出する車体傾斜検出手段と、前記車速検
    出手段からの車速信号に基づいてアシストパワーを制御
    する通常制御手段と、 制動非操作時で変速機が走行位置である通常走行中との
    判断時であるにもかかわらず車速信号が所定時間継続し
    て入らないで、且つ、所定内の変動幅による車体傾斜信
    号が所定時間継続して入力されていない時、中速走行時
    のアシストパワーに設定するフェイルセーフ制御手段と
    、 を備えている事を特徴とする電子制御パワーステアリン
    グシステム。
JP1844690A 1990-01-29 1990-01-29 電子制御パワーステアリングシステム Pending JPH03224869A (ja)

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JP (1) JPH03224869A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006007860A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Favess Co Ltd 電動パワーステアリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006007860A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Favess Co Ltd 電動パワーステアリング装置

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