JPH03224665A - ローラーカーテン塗装における塗装膜厚調整方法 - Google Patents

ローラーカーテン塗装における塗装膜厚調整方法

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JPH03224665A
JPH03224665A JP1896990A JP1896990A JPH03224665A JP H03224665 A JPH03224665 A JP H03224665A JP 1896990 A JP1896990 A JP 1896990A JP 1896990 A JP1896990 A JP 1896990A JP H03224665 A JPH03224665 A JP H03224665A
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gap
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JP1896990A
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Hideo Kotani
小谷 英夫
Masanao Omori
大森 正直
Hideaki Iwakura
岩倉 英昭
Joji Oka
岡 襄二
Kazuyoshi Inai
井内 和義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋼板その他切り板或いはコイル状の板材の塗装
に関し、特にローラーカーテン塗装における塗装膜厚調
整方法に関する。
〔従来の技術〕
鋼板その他の切り板やコイル状板材表面に塗料を塗布す
る方法として、すでにカーテンフローによる技術が開発
されている。たとえば、特開昭59−1429870号
公報でスリット方式が開示されているが、この方法は塗
料をヘッド(容器)に供給し、スリット間隙より吐出さ
せてカーテン状にするものである。
また、オーバーフロ一方式として実開昭54−1926
1号公報で開示されているが、この方法はヘッドから塗
料をオーバーフローさせてカーテン状にするものであり
、いずれも所定の塗装膜厚を得るために塗料の粘性や表
面張力等を溶剤の希釈度合を調整しながら変えなければ
ならず、その変更を自由に行うことは困難なので一般に
は通板速度を変えて塗装膜厚を調整している。従って、
通板速度を自由に変えられる切り板塗装のみに使われて
いるのが通常である。
さらに、最近の技術としてローラ一方式によるカーテン
コーターが開発されている。このローラーカーテンコー
ターは第1図に示すような構成になっている。
すなわち、被塗装材(鋼板)7の上方に配置した塗装ロ
ール1とドクターロール2のロール間隙3に、予め粘度
調整した塗料Sを供給して塗料溜6を形成し、前記両ロ
ールの回転により塗′#+Sを上記ロール間隙3より吐
出させて塗装ロール1の表面に付着せしめ、次いで該塗
装ロール10表面に接触配置したブレード4で上記塗料
Sをかき取り、該塗料Sを前記ブレード4に沿って流下
せしめて塗料カーテン5を形成するものである。該カー
テン5は鋼板7の表面に載置され、而して塗料Sが塗布
されることになる。
前記ドクターロール2は塗装ロール1に対して進退可能
に配置されているので該ドクターロール2を変位させて
両ロール間のロール間隙を調整できるようになっている
か\るローラーカーテンコーターで塗装膜厚を調整する
場合は、例えば特開昭63−80876号公報でブレー
ド面に沿って流下する塗料の膜厚を非接触型膜厚検出器
により検出し、この値に基づいて塗装ロールとドクター
ロールとの間のロール間隙や両ロールの周速度或いは通
板速度のうち少くとも一つを調整する方法が開示されて
いる。
また、特開昭63−80878号公報にはドクターロー
ルの反対側で塗装ロールに接触する接触ロールを設けて
、該接触ロールと塗装ロールとの間の接触面圧を検出し
、この値に基づいてドクターロールを変位させて塗装ロ
ールとドクターロールとの間のロール間隙を調整する方
法が開示されている。
以上の方法はいずれも塗料膜厚や接触面圧等の測定値に
基づいて塗装膜厚を制御する方法なので、検出装置、制
御機構等の設置、検出作業などを必要とし、又検出誤差
の問題もあり、より少い工程による正確な膜厚調整方法
が望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はローラーカーテンコーターにおける膜厚制御の
上述の問題点を解決するもので、従来の膜厚調整方法の
工程をさらに簡略化しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はローラーカーテンコーターにおける塗装膜厚を
調整する方法において、塗料の物性値とカーテン状に流
下する塗料の流量と被塗装機のライン速度より、実験値
で得た定数に基づいて乾燥塗料膜厚をあらかじめ求め、
この膜厚によって塗装するものであり、その具体的手段
としては下記式(1)により乾燥塗料膜厚1を求め、ま
た、被塗装材の表面塗膜厚を測定し、必要により、ロー
ル間隙G1塗装ロール周速VA、ドクターロール周速V
Dの少くとも1つを調整して所望の膜厚に修正するもの
である。
t=K・NV−r1/r2”(vA Vn)/2・G−
1/LS但し、K=常数 NV=塗料固形分 子、=塗料比重 r、=塗膜比重 LS=Sニライン 〔作 用〕 本発明者等はローラーカーテンコーターにおける塗料と
乾燥塗料膜厚との関係を種々研究したところ、前記膜厚
は塗料の物性、すなわち、塗料固形分、塗料の比重(溶
質及び溶剤の比重)、塗膜比重(溶質の比重)と塗料の
ローラー間隙を流下する流量、すなわち、塗装ロール周
速、ドクターロール周速の差による流速とロール間隙に
よって求められる流量と、被塗装材の走行ライン速度と
で乾燥塗料膜厚を求めることができることを究明した。
すなわち、以上の諸要件を設定し、所定の常数を用いて
、前述の式(1)を使用することにより、計算上の膜厚
と実際に得られた膜厚とが比例関係にあることが判明し
たのである。
このような技術的解明により、膜厚制御が極めて容易に
行うことができるようになった。
以下、実施例により、更に詳細に説明する。
〔実施例〕
先ず、本発明で行った実験条件を下記に示す。
塗料種類:5 塗料物性:第1表に示す通りである 第1表 暗)!翼宙斜8N本詩りは第2図〜第4塗装ロール周速
: 1:3〜110m/minドクターロール周速: 
1.7m/minラインスピード: 60m/m+n ロ − ル間隙: 0.05〜0.60mmこ5で、塗
料1.2を使用し、塗装ロール周速とロール間隙を上記
の条件に従って変化させ、得られた乾燥塗料膜厚を測定
した。この関係を第2図に示す。図中の数字はロール間
隙である。この図で判るように、塗装ロール周速と膜厚
が直線関係にある。従って上記条件の基でロール間隙の
範囲を0.1〜0.5とし、塗装ロール周速を15〜8
0m/minに変化させて乾燥塗装膜を得た。更に、上
記条件により式(1)で各種塗料の膜厚を算出し、この
両者を第3図に示した。
第3図の横軸は乾燥塗装膜厚の計算値(−)であり、縦
軸はその実測値(−)であるが、塗料の種類に関係なく
、はゾ同−線に整理されることがわかる。
この膜厚データーを直線回帰で表示すると第4図のよう
になる。すなわち、直線の傾きが1324となり、この
値が前述の式の常数Kに相当する。
この値は塗料の溶剤の種類によって異なり、0.9〜1
.4の範囲にある。
こ−で、所望の乾燥塗装膜厚を得る具体例を第1図に基
づいて説明する。銅板7に塗布する塗料Sとして塗料N
o、2を使用し、20−の膜厚の塗装置を走行中の鋼板
7に施す場合、ロール間隙3を0.2 mmとして、次
の式により塗装ロール1の周速VAを決定する。
20X10−6=1.324X0.34X0.76X(
VA−1,7)/2X 0.2 Xl0−3Xi/60
 (m)、’、VA= 37 (m) 従って、塗装ロール1の周速VAを37mに設定するこ
とで所望の膜厚の塗膜8を得ることができる。
以上のように、塗装ロール1、ドクターロール2の各周
速とロール間隙3とライン速度をあらかじめ設定し、走
行中の鋼板7を所望の塗装膜厚で塗装するが、例えば1
コイル塗装が終了した段階で乾燥塗装膜厚を測定し、必
要により、式(1)に基づいて塗装ロール1の周速を調
整することで、更に正確な膜厚を得ることができる。
勿論、ドクターロール2の周速やロール間隙3の値で調
整してもよく、これらの組合せによって行ってもよい。
〔発明の効果〕
本発明は塗料の比重及び固形分以外の物性値に影響され
ず、又、塗装ロールの材質にも関係のない極めて簡単な
式に基づき、あらかじめ塗装ロール、ドクターロールの
周速やロール間隙、板材のライン速度等を設定するだけ
で所望厚の塗膜を形成することができるので、連続通板
のカーテン塗装において著るしい効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のローラーカーテンコーターの概略図で
あり、 第2図はロール間隙と塗装ロール周速が乾燥塗装膜厚実
測値に及ぼす影響を示す図であり、第3図は各種塗料に
おける乾燥塗装膜厚計算値と実測値の関係を示す図であ
り、 第4図は膜厚データの直線回帰を示す図である。 1・・・塗装ローノL/、     2・・・ト9ター
0−ル、3・・・ロール間隙、    4・・・ブレー
ド、5・・・カーテン、     6・・・塗料溜、7
・・・鋼板、      訃・・塗膜、S・・・塗料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塗装ロールとドクターロールとのロール間隙から塗
    料を吐出させ、前記塗装ロール上の塗料をブレードによ
    りかき取りカーテン状に流下させることにより走行中の
    板材を塗装する方法において、前記塗料の物性値とあら
    かじめ設定した前記両ロールのロール間隙から吐出され
    る前記塗料の流量と前記板材の走行ライン速度と実験値
    より得た定数とより所望の乾燥塗装膜厚を求め、この膜
    厚によって前記板材の塗装を行うことを特徴とするロー
    ラーカーテン塗装における塗装膜厚調整方法。 2、前記塗料の物性値を塗料の固形分、比重及び乾燥塗
    膜の比重から得る請求項1記載の方法。 3、前記塗料の流量を前記塗装ロール及びドクターロー
    ルの各周速度と両ロール間隙から得る請求項1記載の方
    法。 4、塗装ロールとドクターロールとのロール間隙から塗
    料を吐出させ、前記塗装ロール上の塗料をブレードによ
    りかき取りカーテン状に流下させることにより、走行中
    の板材を塗装する方法において、あらかじめ、乾燥塗装
    膜厚を下記式により求め、この膜厚に従って塗装するこ
    とを特徴とするローラーカーテン塗装における塗装膜厚
    調整方法。 t=K・NV・r_1/r_2・(V_A−V_n)/
    2・G・1/LS但し、t=乾燥塗装膜厚(μm) K=常数 NV=塗料固形分(%) r_1=塗料比重 r_2=塗膜比重 V_A=塗装ロール周速(m/min) V_n=ドクターロール周速(m/min)G=ロール
    間隙(mm) LS=ライン速度(m/min) 5、板材表面の乾燥後膜厚を測定し、塗装ロール又はド
    クターロールの各周速或いは該両ロールのロール間隙の
    少くとも1つを調整する請求項4記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6380876A (ja) * 1986-09-25 1988-04-11 Nippon Steel Corp カ−テンフロ−塗装における塗装膜厚調整方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6380876A (ja) * 1986-09-25 1988-04-11 Nippon Steel Corp カ−テンフロ−塗装における塗装膜厚調整方法

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