JPH03223711A - ビーム偏向装置 - Google Patents

ビーム偏向装置

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JPH03223711A
JPH03223711A JP2300658A JP30065890A JPH03223711A JP H03223711 A JPH03223711 A JP H03223711A JP 2300658 A JP2300658 A JP 2300658A JP 30065890 A JP30065890 A JP 30065890A JP H03223711 A JPH03223711 A JP H03223711A
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flip
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純一 君塚
Yukio Isaka
伊坂 幸男
Haruo Uchiyama
内山 春雄
Kazuo Yoshido
芳士戸 和雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビーム被照部材上に照射するビームを偏向する
ビーム偏向装置に関するものであり、更には偏向された
ビームの位置を検出する為のビーム検出器を有するビー
ム偏向装置に関する。
〔従来の技術〕
偏向されたビームによりビーム被照射部材上を走査する
ことにより情報を出力する装置においては、ビーム被照
射部材上における情報の出力位置を一定にする為、該ビ
ーム走査路の一部にビーム検出器を設けている。
即ち、このビーム検出器でビームを検出した時間と同期
して前記ビームを情報信号により変調開始することによ
り、情報の出力開始位置をそろえている。
かかるビーム検出器を用いるビーム偏向装置においては
、前述の如くビームを検出するものであり、かかるビー
ム検出信号は記録信号の水平同期をとる為に使用される
ので、このビーム検出信号の伝送線路上にノイズが混入
すると、被照射部材上に出力される情報が同期づれをお
こし、非常に見苦しくなるものである。
し目的〕 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、ビーム検出信
号の周期性に着目し、ビーム検出信号の発生時期を予測
することにより同期ずれのない高品位の情報を出力でき
るビーム偏向装置を提供するものである。
すなわち本発明は、ビームを発生するビーム発生手段と
、前記ビーム発生手段で発生したビームを偏向する偏向
手段と、前記偏向手段で偏向したビームが特定位置に到
来したことを検出して検出信号を形成するビーム検出手
段と、前記ビーム発生手段を駆動するための駆動信号を
形成する駆動信号形成手段と、前記ビーム検出手段から
の検出信号が所定の周期で発生することを検知する検知
手段と、前記駆動信号形成手段に前記ビーム検出手段か
らの検出信号を同期信号として印加する印加手段とを有
し、前記検出手段からの検出信号が所定の周期で発生し
ていないときには、前記ビーム発生手段を連続的に発光
駆動させ、前記検出手段からの検出信号が所定の周期で
発生する様になった後に、前記印加手段は、検出信号の
発生タイミングの近傍期間、当該検出信号の前記駆動信
号形成手段への印加を許容することを特徴とするビーム
偏向装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下本発明を図面に従いその一実施例について説明する
lで示すのは電子写真プロセスを用いた記録部であり、
例えば本出願人の出願による特公昭42−23910号
、特公昭43−24748号に記載されている如きもの
を用いることが出来る。2は前記記録部1に情報により
変調されたレーザ光を出射する光学部、3は感光ドラム
であり、導電性支持体、光導電性層及び絶縁層を基本構
成体とするドラム状感光板(感光ドラム)の絶縁層表面
を、第1のコロナ帯電器5によりあらかじめ正または負
、に−様に帯電し、光導電性層と絶縁層の界面、若しく
は光導電性層内部に前記帯電極性と逆極性の電荷を捕獲
せしめ、次に前記被帯電絶縁層表面に前記レーザ光7を
照射すると同時に、交流コロナ放電R6による交流コロ
ナ放電を当て、前記レーザ光7の明暗のパターンに従っ
て生ずる表面電位の差によるパターンを、前記絶縁層表
面上に形成し、前記絶縁層表面を一様にランプ8により
露光し、コントラストの高い静電像を前記絶縁層表面上
に形成し、更には前記静電像を荷電着色粒子を主体とす
る現像剤にて現像器9により現像して可視化した後、十
帯電器lOを経て紙等の転写材11に転写帯電器13に
より転写する。又その時後露光ランプ12により光導電
性層の抵抗を下げる。分離器18の分離ベルト19によ
り転写紙】1を感光ドラム3より分離した後、赤外線ラ
ンプ、熱板等による定着器20によって転写像を定着し
て電子写真プリント像を得る。一方転写が行われた絶縁
層表面をクリーニング装置22によりクリーニングして
残存する荷電粒子を除去し尚露光ランプ4により光導電
層の抵抗を下げて、前記感光ドラム3を繰り返し使用す
るもの゛である。
なお、15で示すのは紙送りローラであり、常時回転し
ているこの紙送りローラ15をカセット11−1中に積
層した転写材11の上に下降させることにより、1枚の
転写材11を搬送路にそって送り出し、タイミングロー
ラ16.17で送りタイミングをとった上で転写材11
を転写位置に向けて送り出す。
前記トナー像が転写された転写材11はトナー像を定着
器20により定着した後紙送りローラ21により排紙板
14の上に排紙される。
なお、前記感光ドラム3はエンドレス感光ドラムより成
るものであり、モータ8−1により不図示のギヤ、又は
プーリ等を介して回転駆動されるものであり、該感光ド
ラム3の一部にはクロック円板3−2が固定されており
、該円板を挾持する如く設けたランプと受光素子により
前記円板上に設けたスリット3−3の通過を検知してク
ロックパルスを導出する如く構成して成るものである。
かかるクロックパルスはドラム3の1回転に対して31
.5発発生するものであり、前記電子写真プロセスを制
御する為の制御信号として用いるものである。
第2図を用いてかかる記録装置における前記記録部の周
辺及び光学部2について説明する。かかる光学部2の筐
体24の外側には半導体レーザ素子を有するレーザユニ
ット23が固定されており、このレーザユニット23か
ら出射したレーザビームは該筐体24に固定されたビー
ムエキスパンダ光学系25により偏向器26の入射窓2
7に入射される。
この偏向器は、例えば正8面体の多面鏡をモータにより
回転させることにより入射したビームを偏向するもので
あり、偏向されたビームは該偏向器26の出射窓に固定
したf−θレンズ28により感光ドラム3上の記録領域
にわたって等速で偏向される。
なお、前記筐体2において前記偏向されたビームの通路
にはスリット29が設けられているものである。
前記記録装置を包囲する筐体30の一部には、フィルタ
31が対向している不図示の開口部が設けられており、
ファン32により吸引されフィルタ31を通って清浄さ
れた空気は、整風板33により2つの方向に分けられ、
1つの方向に流れる空気はレーザーユニットを冷却し、
他方は記録装置の制御回路ユニット34.35を冷却す
る。なおかかる記録部1、光学部2の下部は分離板36
により分離して構成した電源部37を設け、この電源部
37の中には台38に固定して低圧電源39、高圧電源
40を設け、台38を矢印41−1の方向に引出すこと
により、点線で示す如く電源部37を筐体30より引出
せる如く構成して成るものである。
(光学部) 次に前記光学部2について更に第3図を用いて詳記する
第3図は光学部2を示す為の記録装置の上面図である。
筐体30に、その回転軸41を回動自在に支持された感
光ドラム3の右側には光学部筐体(光学箱)24が配置
されており、該光学箱24には、感光ドラム3を照射す
るに必要なレーザビームを形成する全ての部材が配置さ
れている。
半導体レーザ装置48はコリメータレンズ49と一体化
となり、レーザユニット23を構成している。
半導体レーザ装置48は外部入力信号を受けて強弱に変
調されたレーザビームを発振し、該レーザビームはコリ
メータレンズ49に入射する。半導体レーザ装置48と
コリメータレンズ49は治具により、レーザビームがコ
リメータレンズ49の光軸に一致し、また発光面がコリ
メータレンズ49の焦点に一致するように調整される。
これらを調整することにより半導体レーザ装置48より
発振されたレーザービームはコリメータレンズ49通過
後、コリメータレンズの光軸と一致した平行ビームとな
る。
コリメータレンズ49より出射した平行ビームはビーム
エクスパンダ光学系25の入射開口に導かれる。ビーム
エクスパンダ25はコリメータレンズ49から出射した
52に示す如きのビームパターンをもつレーザビームを
、感光ドラムXにスポット光として結像するに適した5
Jに示す如きビームパターンをもつレーザビームに成形
するために挿入されるものであるが、必ずしも必要とす
るものでないので除去してもよいものである。
偏向器を構成するポリゴンミラー26によりほぼ水平に
掃引されて出射したレーザビームはf−θ特性を有する
結像レンズ28により前記感光ドラム3上にスポット光
として結像される。ポリゴンミラーと結像レンズ28は
一体化となり偏向器ユニット46さな入射スリットを有
するスリット板56と応答時間の速い光電変換素子57
(たとえばDINダイオード)から成る。ビーム検出器
ユニット58は掃引されるレーザビームの位置を検出し
、この検出信号をもって感光ドラム3上に所望の光情報
を与えるための半導体レーザ素子への入力信号のスター
トタイミングを決定する。これによりポリゴンミラーの
回転ムラによる水平方向の信号の同期ずれを大幅に軽減
でき、質の良い画像が得られると共にポリゴンミラーに
要求される精度の許容範囲が太き(なり、より安価に製
作できるものである。ビーム検出器ユニット58は光学
箱24に2本の位置決めピンにより位置決めされて取り
つけられる。
上記の如く変調されたレーザビームは感光ドラム3に照
射され、前述した電子写真プロセスにより顕像化された
後普通紙より成る転写材11上に転写定着されハードコ
ピーとして出力される。
前述したように、ポリゴンミラーにより掃引されたレー
ザビームは反射ミラー55を含むビーム検出ユニット5
8に導かれる。該ビーム検出ユニット58には光電変換
素子57が装置されており、掃引されるレーザビームの
位置を検出し、この検出信号により感光ドラム3上に所
望の光情報を与えるための半導体レーザ素子への入力信
号のスタートタイミングを制御している。しかし、前記
光電変換素子57は周囲電気ノイズに依って誤動作を起
こし易い欠点を有する。そこで、本装置に於いては光電
変換素子57の周囲を電気的にシールドし、誤動作を防
止している。更に、光学箱24に対して接子光電変換素
子57及びビーム検出ユニット58は位置決めされ、そ
れらの着脱時の再現性、及び互換性に優れている。
(制御部) 次に記録装置の制御部100を第4図〜第7図に従って
更に詳しく説明する。
46で示すのは前述の偏向器ユニットであるが、この偏
向器ユニット46は駆動回路104により定速’Jud
tされるものであり、駆動回路104から送出される速
度信号をエラー検出器106に印加して、偏向器ユニッ
ト46が正常に回転しているか否かを判別する。かかる
判別結果は表示器123に印加して表示すると共にシー
フェンスコントローラ103に印加する。
48で示すのは半導体レーザ素子、ペルチェ素子、サー
ミスタを含む半導体レーザ装置であり、ペルチェ駆動回
路110により前記半導体レーザ素子が一定の温度とな
る如く制御するものである。
前@己!:、4導体レーザ装置48の温度を示す温度信
号はエラー検出器112に印加され、半導体レーザ装置
48が所定の温度にあるか否かが判別される。この判別
結果を前記シーフェンスコントローラ103に印加し表
示器124により表示される。
この半導体レーザ装置48からのレーザビームの出q4
と偏向器ユニット46の回転により、前記光電変換素子
57を含むビーム検出器105によりビームを検出し、
ビーム検出信号をエラー検出器106に送ると共に、該
エラー検出器106、プリントシーフェンスコントロー
ラlO3、インターフェース101を介してコントロー
ラ102に送り込む。
かかるエラー検出器106はビーム検出信号が所定間隔
で到来しているか否かを判別して、その判別結果をシー
フェンスコントローラ103に印加し、更に表示器12
4で表示する。又このエラー検出器lθ6は、ビーム検
出器105がビームを検出出来る様に、半導体レーザビ
ームを出射させる為のアンブランキング信号を形成する
ものである。
コントローラ102より送出された記録信号はインター
フェース101、プリントシーフェンスコントローラ1
03を介してレーザ駆動回路109に印加されると共に
、前記アンブランキング信号のこのレーザ駆動回路10
9に印加されるものである。レーザ駆動回路109は印
加された信号に応じて半導体レーザ素子に電流を流すも
のであるので、該半導体レーザ素子からは印加された電
流に応じてレーザビームが出射するものである。なおか
かるコントローラ102は例えば特公昭58−3254
3号等に開示されているので詳しい説明は省略する。
115で示すのは前記定着器20を構成するヒータ10
7の温度を検出する検出器であり、該検出器で検出した
温度に従って、制御検出器116により定着器20が所
定の温度となる様に前記ヒータ107を制御する。又、
該定着器20が所定の温度にあるか否かを検出してその
検出結果をシーフェンスコントローラ103に印加する
と共に表示器124により表示する。
117で示すのは前記クロック円板3−2を含むクロッ
クパルス発生器であり、かかるパルス発生器117で発
生したクロックパルスはエラー検出器118を介してプ
リントシーフェンスコントローラ103で判別し、その
判別結果をシーフェンスコントローラ103に印加する
と共に表示器124で表示する。
なお、かかるクロックパルスは後述のスルーブソ ルト向上回路120、及びジャム検出回路122にも印
加されるものである。
126で示すのはモータ、電子写真プロセスに必要な高
圧電源、給紙ソレノイド等のAC部品であり、かかるA
C部品はシーフェンスコントローラ103によりて駆動
される駆動回路125の出力によりて駆動されるもので
ある。128で示すのは複数の露光ランプであり、かか
るランプ128はシーフェンスコントローラ103に制
御された順次点灯回路127により順次点灯する如く制
御されるものである。
130で示すのは現像ユニットであり、現像液のレベル
とトナー濃度信号を検出してプリントシーフェンスコン
トローラ103を送っている。113で示すのはその中
にキャンセルスイッチとコピー枚数カウンターを有する
サービスパネルであり、キャンセルスイッチがONとな
っているとシーフェンスコントローラlO3にエラー検
出器114よりキャンセル信号を送り、記録装置の動作
を停止すると共に、インターフェース101を介してコ
ントローラIO>!にキャンセル信号を送り記録信号の
送出を停止する。
前記エラー検出器114は又前記コピー枚数カウンタが
正常に動作しているか否かを判別し、正常に動作してい
ないときはキャンセル信号をシーフェンスコントローラ
103に送出し、更にコントローラ103により表示装
置124によって表示するものである。
119で示すのはカセット検出器であり、転写材11を
収納したカセット11−1が大型であるか中型であるか
小型であるかを判別してカセットサイズ信号を導出し、
更に該カセット11−1の中に転写材11が存在してい
るか否かを紙有無検出器で検出し、この紙の有無及びカ
セットサイズ信号はシーフェンスコントローラ103に
送出され、更にシーフェンスコントローラ103により
表示器131で表示される。更に、かかるカセットサイ
ズ信号はスループット向上回路120に印加されるもの
であるが、このスルーブツト向上回路120は、コント
ローラ102よりインターフェース101を介して印加
される紙サイズ(大型、中型、小型)信号と前記カセッ
トサイズ信号とにより、感光ドラム3上に形成される潜
像と潜像の間隔を決定する決定信号を形成し、この信号
をシーフェンスコントローラ103及びコントローラ1
02に印加するものである。本実施例によるカセットに
おいては1つのサイズのカセット、例えば大型カセット
の中に3種類(大、中。
小サイズ)の転写材を収納出来る如く成したもの紙サイ
ズスイッチ132により紙サイズを更に指定するもので
ある。
121で示すのはプリントされた紙がトレイに排出され
たことを検出する排出紙検出回路であり、かかる回路で
得られた検出信号と前記紙サイズ信号によって決まるゲ
ート信号とを検出回路122に印加して、転写材が記録
装置の排出口に到達しないで内部で滞留しているか、あ
るいは排出口でとまってジャムしているかを判別し、そ
の判別結果をシーフェンスコントローラ103に送り、
更にコントローラ103により表示器131で表示する
。なお前記回路106. 112. 116. 118
はシーフェンスコントローラ103からのタイミングパ
ルスによってゲートされエラーを検出しているものであ
る。
以上述べた如き制御部100においては、コントローラ
102より、もしくは手動スイッチにより第5図Aに示
す如き電源ON信号が送出されると、記録装置の電源を
ONとし、記録装置の各部がその動作を開始する。
シーフェンスコントローラ103ではかかる電源ON信
号を受けてから時間T(例えば60秒)後に検出器10
6,112,114,116,118が正常な動作を報
知し、カセット検出器119が紙の存在を報知し、現像
ユニット130が現像液有り、トナー濃度OK、ジャム
なしを報知しているかを判別し、上記全てが正常であれ
ば第5図Bの如きレディ信号(準備完了信号)をコント
ローラ102に送り出すと共に、表示器131によりこ
のレディ状態を表示する。かかる時間Tはウオーミング
アツプ時間であり、その間に偏向器を所定回転に、定着
器を所定温度にと云う具合に各構成部材を立上らせる為
のものである。
コントローラ102側ではかかるレディ信号を受けとっ
たならば、第5図C,Dに示す紙サイズ信号(2ビツト
で構成されている)をインターフェース101に送出す
ると共に、第5図Eに示すプリントスタート信号をイン
ターフェース101を介してシーフェンスコントローラ
103に送出する。シーフェンスコントローラ103側
では前記クロックパルス発生器117で得たクロックパ
ルスとの同期をとって第5図Fに示すトップ信号を形成
して、このトップ信号をコントローラ102側に送出す
る。かかるトップ信号は感光ドラム上に形成する画像の
垂直同期信号として用いると同時にAC駆動回路125
、順次点灯回路127を電子写真プロセスに従って駆動
開始する為のトリガー信号として用いられるものである
コントローラ102ではトップ信号が導出されてから時
間tl後に第5図Gに示す記録信号の送出を開始するが
、この時間tlは転写材の上部もしくは下部にどれだけ
の空白部を形成するかを決定しているものである。但し
、トップ信号が導出されてから予め定めた一定時間後に
給紙信号が出されるものである。
第5図においてHで示すのはビーム検出信号であり、感
光ドラム3上に形成される画像の水平同期信号となるも
のである。前記記録信号の送出開始はこのビーム検出信
号が検出されてから時間t2後に行われるものであり、
この時間t2は転写材の左部又は右部にどれだけの空白
部を形成するかを決定するものである。
なお第5図Gに示す記録信号の時間軸は極めて圧縮して
図示されており、実際はビーム検出信号の1周期の間に
2000ビット以上の記録信号が送出されるものである
このようにしてシーフェンスコントローラ103に送ら
れた記録信号は前記レーザ駆動回路109に印加されて
レーザビームの出射を制御するものである。
又記録装置が記録中にジャムを発生すると、シーフェン
スコントローラ103はこのジャム信号によってプリン
トシーフェンスをストップさせる同時に、記録装置内に
留っている転写材の枚数を計算し、該枚数に相当する前
の頁の分からの記録信・υの再送をコントローラ102
に要求する。
(シーケンスコントローラ) ここで前記シーケンスコントローラ103について更に
詳しく述べる。
第6図にシーフェンスコントローラの更に詳しいブロッ
ク図、第7図にそのタイミングチャートを示す。かかる
シーケンスコントローラ103はフリップフロップ14
0〜145. 157、ゲート回路146、アンド回路
147. 148. 156.カウンタデコーダ149
、オア回路150. 151.タイマ152,153、
バッファ回路154、パワーアップリセット回路155
より構成されている。
前記電源ON信号により記録装置の電源がオンすると、
パワーアップリセット回路155からリセツトパルスが
1個出力される。この回路は公知のCRを使った積分回
路である。このリセットパルスはバッファ154を通り
パワーアップリセット信号として各部に供給される。こ
のリセットパルスはオア回路150へ入力され、その出
力でフリップフロップ141をセットし、該フリップフ
ロップ141の出力は第4図AC部品駆動回路125へ
入力され、前記AC部品へ電源を供給する。又前記オア
回路150の出力はフリップフロップ140へもセット
入力として入力され、該フリップフロップ140のセッ
ト出力はアンド回路156に印加して該回路をONとし
、第7図Hに示す如きクロックパルスをカウンタ・デコ
ーダ149へ送出する。同時にこのフリップフロップ1
40の出力信号がドラム駆動信号となりドラムが回転し
はじめる。なお、フリップフロップ157はセットして
いないのでゲート回路146は閉じたままである。また
、オアゲー)、150の出力信号はカウンタ・デコーダ
149へ入力され、カウンタデコーダ149に含まれる
カウンタをクリアする。カウンター・デコーダ149は
カウンターとデコーダとオア回路より構成されており、
117からのクロックパルスをカウントし、電子写真プ
ロセスを実行するのに必要な各種の駆動信号を作ってい
る。例えば、TA−タイミングでフリップフロップ14
3をセットし、TG−タイミングでリセットしている。
この信号は高圧駆動信号となる。
又、TB−タイミングでフリップフロップ144をセッ
トし、TF−タイミングでリセットする。この信号は露
光ランプ駆動信号となる。このように、電子写真プロセ
スに必要な前処理を行った後、前述のプリントスタート
信号が来なければ、カウンター・デコーダ149の信号
線SL!よりドラムストップ信号が出力され、フリップ
フロップ157と140をリセットし、タイマー152
をセットする。フリップフロップ140のリセットによ
ってドラムはストップすると共に、アンド・ゲート15
6はOFFとなる。
また、前述の如くタイマ152がスタートし、ある一定
時間例えば60秒後にフリップフロップ141をリセッ
トする。それによってAC部品に電源が供給されなくな
り、前述のAC部品はオフする。このタイマ152の出
力信号をオートシャッタオフ信号と呼ぶ。147で示す
のは前記記録装置レディ信号を作る為のアンド回路であ
り、その入力信号は、スキャナレディ信号、ビームデイ
テクト(BD)レディ信号、ベルチェレディ信号、ヒー
タレディ信号、クロックパルスレディ信号、キャンセル
スイッチオフ信号、カウンタが正常に接続されているこ
とを報知する信号、液体現像器の現像器液有信号、トナ
ー有信号、カセットの紙有信号、ジャムなし信号であり
、全ての信号が到来しているときのみ記録装置レディ信
号を導出するものである。
一方、パワーアップリセット信号はタイマ153をセッ
トする。タイマ153の時間は例えば記録装置を構成す
る各デバイスのウオーミングアツプ時間の最大値にセッ
トすればよい。このタイマー51の出力はオア回路15
1に入力される。オア回路151の他方の入力は、スキ
ャナレディ信号、BDレディ信号、ベルチェレディ信号
、定着器ヒータレディ信号を印加したアンド回路148
の出力信号である。
オア回路151の出力信号はフリップフロップ145を
セットし、このフリップフロップ145のセット出力信
号はウオーミングアツプ終了信号であり、前記レディ状
態をチエツクする為のタイミング信号として、第4図に
示す各エラー検出回路に送出する。
フリップフロップ145はパワーアップリセット信号に
よってリセットされる。
各デバイスのレディ条件が整いアンドゲート147から
のレディ信号が、インターフェース101を通してコン
トローラ會へ送られると、コントローラから第7図Aの
如きプリントスタート信号(第5図Eで示したものと同
一である)が送られてくる。プリントスタート信号はフ
リップフロップ157をセットし、そのセット出力信号
はゲート回路146へ送られ、該ゲート146を開ける
。一方、プリンオアゲート150の出力はフリップフロ
ップ140と態は変化しない。
又、 オアゲー ト 150の出力は更 にカウンタデコーダ149をクリアしてカウンタデコー
ダ149はクロックパルスのカウントを開始する。これ
により電子写真プロセスが開始する。カウンタ・デコー
ダ149の出力信号TBで露光ランプ駆動信号が出力さ
れ、TAで高圧回路駆動信号が出力される。続いて、第
7図Cに示すプリント実行開始信号(信号線SLZ上に
導出される)がゲート回路146を通って信号線SLa
上に出力されると同時にフリップフロップ142をセッ
トし、その出力が第7図りに示すプリント実行信号とな
る。前記カウンタデコーダ149はタイミングTEで第
7図Eに示すプリント終了信号をゲート回路146を介
して信号j#sL4に出力すると同時に、フリップフロ
ップ142をリセットし、プリント実行信号をオフする
。前記カウンタデコーダ149はタイミングTDで第7
図Fに示す給紙信号を出力する。第7図に示すようにプ
リントスタート信号が引き続いて来る場合は、オア回路
150を通してカウンタ・デコーダ149をクリアする
。従って、前記と同様なシーケンスが開始し、第7図に
示すようなタイミングとなる。
タイミングTF、TGよりも前に次のプリントスタート
信号が来るとフリップフロップ143と144はリセッ
トされず、第7図Gに示す如く引き続き駆動される。ま
たTA、 TB、 TD、 TE、 TF、 TGのタ
イミングは電子写真プロセスの方法によって決められる
のでTA=TBは或いはTF=TGでもかまわない。ま
た第7図に示すタイミングチャートに於いて、プリント
スタート信号からプリント実行信号までの時間或いは給
紙信号までの時間はプリント本体の、カセット、搬送系
、ドラム、露光帯電器の機械的距離によって決まる。
以上のように電子写真プロセスに必要な駆動信号及び各
種エラー検出回路に必要な信号をこのシーフェンスコン
トローラ買により作っている。なお、第6図に示した実
施例においてスキャナーは電源投入後は常時回転してい
るものとして説明したが、電源が投入されている状態で
あっても、長時間記録を行わないときは、スキャナーを
停止させる如(構成することもできるものである。
(自己診断) 次に記録装置の自己診断機能の詳細について以下に説明
する。
記録装置の自己診断は (1)現像液不足、紙無し、トナーボトル空、というよ
うな消耗材の不足の診断。
(2)ジャム(紙づまり)やミスプリントの様な一時的
誤動作の診断。
(3)スキャナー不良、ビーム検出不良、ペルチェ素子
の温度制御不良、定着器不良、ドラムクロック不良、カ
ウンター断線の様な素子または回路不良の診断。
(4)キャンセルスイッチオン、テストスイッチオンの
様なオペレーターの操作の診断。
の4種類に大別される。
(1)の消耗材の不足の診断は不足した時速やかに補給
を行うためのものである。
(2)の−時的誤動作の診断は、紙がつまったりミスプ
リントを起こした時それを診断してオペレーターに知ら
せ、つまった紙やミスプリントした紙を速やかにオペレ
ーターに取り除いてもらい、正常動作に復帰させること
を目的とする。
(3)の素子または回路の故障診断は、その故障個所を
診断し表示することにより、ユニット交換を容易にしダ
ウンタイムを減少させるためのものである。
(4)のオペレーターの操作の診断は、オペレーターが
誤ってスイッチを操作した時、それを明確に指示するこ
とによりオペレータミスによるトラブルを無くすもので
ある。
この記録装置の自己診断は(1)〜(4)の様な細別の
診断を行った上に総合的診断として記録装置が現在ウェ
イト状態にあるのか、レディー状態にあるのか、エラー
状態なのか、を診断し表示器131で表示している。ウ
ェイト状態とは記録装置のウオーミングアツプ中、また
は長時間記録装置が記録を行わないまた電源ON状態で
放置された時、自動的に不必要な電気部品の電源を落す
オートシャフトオフ機能が働いている状態で、表示器1
31の中のウェイトランプが点灯する。
レディー状態とは個別の自己診断の結果エラーやミスが
検出されなかった状態で、ウオームアツプが終了してい
つでもプリントできる状態にあるのを言い、表示器13
1のレディーランプが点灯する。
エラー状態は自己診断が何らかのエラーを検出した状態
で、表示器131または表示器123. 124の中の
エラーランプが点滅する。
この様な総合的自己診断及び個別の自己診断をbうこと
により、記録装置のダウンタイムを減少させて利用率を
向上させ、サービスを容易にして・す゛−ビスコストを
下げ、またオペレーターにとっても使いやすい装置とす
ることが上述の自己診断の目的である。
以下自己診断の機能の詳細について図面に従いその一実
施例を説明する。
(エラー検出回路) まずスキャナーエラー検出とビーム検出エラーを検出す
るエラー検出回路106について第8図のブロックダイ
ヤグラムにそって説明する。このエラー検出回路106
は、スキャナーとビーム検出信号がパワーオン後規定時
間内にレディーになったかどうかを検出し、レディーに
なったことによりレディ信号を発生させる。又プリント
中にスキャナーが正規の回転からはずれたり、ビーム検
出信号(以下BD倍信号記す)が正規の周期からはずれ
た時には、スキャナーエラー信号またはBDエラー信号
を発生させかつそれをホールドする。
スキャナーが所定回転に達したら発生される高レベルの
スキャナーレディー信号は端子200を介してゲート2
01に入る。この時前記記録部lのウオームアツプが終
了することにより導出されるウオームアツプ終了信号が
端子202に印加されるとゲート201が開きスキャナ
ーレディー信号が該ゲート201を通り、スキャナーレ
ディーを報知する表示器124で表示されると同時に、
スキャナーエラーホールドフリップフロップ205に入
る。
一方、プリント中導出される高レベルのプリント実行信
号は端子206に印加されており、オア回路207を通
ってフリップフロップ205とBDエラーホールドフリ
ップフロップ208のクリア端子に入る。従ってこのオ
ア回路出力はプリント実行中(プリント実行信号が導出
されている間)のみ前記フリップフロップ205. 2
08を動作可能とし、その他の期間はクリア状態とする
。ただしスキャナーエラーまたはBDエラーが発生して
いる時にはそのエラー信号がシーケンスコントローラ1
03で検出されプリント実行信号をホールドしフリップ
フロップ205,208がクリアされないようにする。
この場合のクリアは再スタートスィッチ209をONと
して、前記クリア端子に低レベル信号をオア回路207
を介して印加することにより行われる。フリップフロッ
プ205には水晶発振器21O(その発振周波数はI 
M Hz )の出力(第9図A)を分周期211で約2
44Hzに分周した信号がクロックとして加えられてい
る。従って、このフリップフロツー手 ブ205をプリント実行中のみスキャナーレディ信号を
前記クロック信号に同期して取り込み、1度でも端子へ
の信号が高レベル(エラーを検出した時)になった時に
はその状態をホールドする。
端子212に印加されるBD倍信号第9図Bの如キパル
ス信号より成り、ワンショットマルチ213をトリガー
し第9図Cに示す如き一定幅のパルス信号を発生する。
かかる一定幅のパルス信号は更に同期単一パルス発生器
214に印加されるが、このパルス発生器214はワン
ショットマルチ213より導出したパルス信号の立上り
時、前記発振器210より発振したパルス信号に同期し
た第9図りに示す如き単一パルスを発生する。パルス発
生器214により発生したパルス信号はオア回路215
を通ってカウンター216の同期クリア入力に加えられ
る。
このカウンター216は前記水晶発振器21O(発振周
波数I M Hz )の出力をカウントしている。カウ
ントの開始はBD倍信号同期した前記パルス発生器21
4からのパルスでクリアされた時からである。
水晶発振器210の出力パルスを1360カウントした
時に、カウンター216は第9図Eに示すパルスを出力
する。このパルスEはアンブランキング信号を発生する
J−にフリップフロップ217のJ入力に入り第9図F
に示す如くアンブランキング信号を立上らせる。つぎに
1856カウントした時に、カウンターは第9図Gに示
すパルスGを出力する。これはBD倍信号許容範囲を決
定する信号を発生するJ−にフリップフロップ218の
J入力に入りBD許容範囲信号を立上らせる。そしてこ
の許容範囲信号はパルス発生器214の出力もしくはカ
ウンタ216の1888のカウント出力がオア回路21
5.221を介して導出されることにより立下る。この
BD許容範囲信号は該許容信号が高レベルの間にワンシ
ョットマルチ213が低レベルから高レベルに変化する
とBDレディ信号を出す為のものであり、その許容範囲
はカウンター216の1856から1888カウントま
での区間である。この区間に前記パル7、発生器214
よりパルスDが出てカウンター216及びフリップフロ
ップ218をクリアーすれば、カウンター216の18
88カウント出力が出る前にフリップフロップ218及
びカウンタ216はクリアーされることとなる。かかる
BD許容範囲信号はフリップフロップ219に印加され
るが、かかるフリップフロップ219のクロック端子C
Kにはワンショットマルチ213の出力が、又、クリア
端子CLにはカウンタ216の信号線220上に導出さ
れる、1888計数出力が印加されるものである。従っ
て、このフリップフロップ219はカウンタ216が1
888を計数する以前にワンショットマルチ213より
出力が導出されるとQ端子は、ハイレベルにセットされ
る。第9図Hはフリップフロップ219のQ出力がロウ
からハイに上ったところ、つまりBD倍信号ノットレデ
ィーからレディーになった時を示している。
BD倍信号まりだ(入らない時もしくは許容範囲外で導
出された時にはカウンター216は1888カウント出
力を信号線220上に出し、その出力はオア回路221
を通ってオア回路215に入り、カウンター216をク
リアーすると同時に、BDレディーを検出するフリップ
フロップ219をクリアーするので該フリップフロップ
219の出力はロウレベルとなり、BD倍信号レディー
でないことを示す。かかるBDレディー信号は端子22
2により外部に導出されるものである。
またカウンター216が1856カウントになる前にB
D倍信号入った時には、フリップフロップ218の出力
がロウの時にDフリップフロップ219がサンプリング
を行うため、その出力はロウレベルとなる。この様にB
D倍信号周期が正規でない時にはBDレディー検出フリ
ップフロップ219の出力がロウレベルとなりレディで
ないことを検出する。BD許容範囲は1856カウント
から1888カウントとしたが、これはBD倍信号周期
が1.875m5であることからスキャナーのジッター
等を考慮して範囲を決めたもので、範囲をこれより拡大
、縮少することは可能である。
オア回路221の一方の入力端子229はパワーアップ
リセット信号を印加する端子で、記録装置のパワーオン
時にカウンタ216やフリップフロップをクリアーする
ものである。
BDレディー信号は端子222に導出されると同時にウ
オームアツプ終了信号により開かれるゲート223を通
って表示器124で表示され、さらにBDエラーホール
ドフリップフロップ208に入る。このフリップフロッ
プ208はプリント実行中でオア回:、l: 207の
出力がハイレベルになることによりクリアが禁止されて
いる。モしてBDレディ信号がプリント中に一度でも低
レベルに変化するとそれをホールドし、端子224にB
Dエラー信号を導出する。
一度BDエラーが検出されるとスキャナーエラー時と同
様にプリント実行信号が不図示の回路でホー171jさ
れスイッチ209がONされるまでフリップフロップ2
08の出力はホールドされる。
スキャナーエラー信号、BDエラー信号のいづれかが導
出されると記録装置は以後のプリント動作を停止させる
。これによりスキャナーまたはビーム検出のエラーのた
めにミスプリントが生じてプリンターがストップした時
は、プリントチエツクの要求の表示を見てミスプリント
した紙を取り除き、再スタートボタンを押して再スター
トできる。
このプリンターはエラー時にはデーター再送要求信号を
コントローラーに送り出しエラーしたデーターを再送し
てもらえるようになっている。
BDレディ検出用のカウンター216はアンブランキン
グ信号発生を行っていることを一部前述したがここで更
にその詳細について述べる。
一定周期で走査を行っているビームが一定位置に来たこ
とを知るためにはビームディテクターの配置されている
近辺をねらってレーザーを点灯しラム上の記録区域間は
記録信号に従ってレーザーを点灯させ、記録区域が終っ
たら一定時間経過後にレーザーを点灯させ次のビーム検
出に備える。もしビーム検出が一定周期で行われない時
にはレーザーを光らせたままにしてビーム位置を調べる
という機能が必要である。この機能を実現するのがアン
ブランキング信号発生部でこの部分はBDレディー検出
部と一部兼用することによりコストダウンを行っている
。アンブランキング期間の決定には半導体レーザー特有
の問題点がある。
半導体レーザーをパルス駆動すると内部の過渡熱抵抗の
ため接合部の温度が変化する。最初に点灯した時には温
度が低く発光効率が良いが自分の発生した熱が逃げない
ため接合部温度が上昇し発光効率が低下してくる。この
様子を第1O図に示す。
第10図Aはパルス動作時の発光光量の変化を示す。
ここでTI刑期間ビームを射出するアンブランキング期
間、T2.T3はビームを出射しない期間、モしてT4
は記録信号に応じてビームが出射される記録区域走査期
間である。ピークの高さbは定常状態の高さaの数倍に
なることがある。但し縦軸はビームの光量を示す。第1
O図Bに示す如(T1期間においては光量がピーク値を
有するが、T4の期間に続(TI刑期間おいては、その
ピークはあまりない。
に それはT4期間においてレーザが記録信号に応じて出射
していたため、半導体レーザ素子の接合部の温度が上っ
ているためである。従って、アンブランキング期間の初
期にビーム位置検出を行うと第1O図Cの様に検出信号
PI、P2の高さにばらつきがでる。これを時間軸を拡
大して比較したのが第10図りでありこの様な信号PI
、P2を一定しベルElでスライスすると、第1O図E
の様にパルスの立上り立下りタイミングのズレが生じろ
。この様な現象を避けるためにはアンブランキング期間
の光量を一定にしなければならない。そのため光量の自
動制御を行うことも考えられるが、コストアップやフィ
ードバック系の暴走でレーザーをこわす恐れがある。こ
の光量制御を行わなくてもアンブランキング期間を過渡
熱抵抗の変化による光量変動が定常になるまで引き延ば
して第1O図Fの様にアンプランキグ期間の最後の部分
でちょうどビーム位置検出を行うようにすればスライス
後のジッターを防止できる。しかし半導体レーザーの寿
命の点ではレーザーの点灯時間はできるだけ短い方が良
い。以上述べた如き関係を考慮してアンブランキング期
間を決める。このアンブランキング信号発生はJ−にフ
リップフロップ217で行われる。このフリップフロッ
プ217はカウンター216が1360カウントした時
出力が第9図Fのごとくハイレベルとなり、パルス発生
器214よりパルスが出た時、ロウレベルとなる。BD
倍信号正規の周期で入るかぎりこのフリップフロップ2
17の出力がアンブランキング信号としてオア回路22
8を介して端子225に出力される。BD倍信号BD許
容範囲内に位置していない時はBDレディー検出フリッ
プフロップ219のσ出力はハイレベルとなるのでこの
フリップフロップ219の出力を前記オア回路228に
印加するならば、端子225からは、BD倍信号正常に
導出されていないときは常時高レベルの信号を得ること
が出来るものである。従って前記端子225のアンブラ
ンキング信号と端子226に印加される記録信号をオア
回路227に印加し、このオア回路227の出力で半導
体レーザ素子74を駆動する如(なすならば、BD倍信
号正常に導出されているときは第1O図に示す如く所定
の間隔でレーザビームを出射し、BD倍信号正常に導出
されていないときはレーザビームを常時出射させること
が出来るものである。
この様にBD倍信号予め設定した許容範囲内に存在しな
いときは、レーザビームを常時点灯する如(成すならば
、いずれかの時期においては必ずBD倍信号得ることが
出来るものであり、この様にして探し出したBD倍信号
基準として再びレーザビームの同期走査を行うことが出
来るものである。
端子212に入力されるBD倍信号ワンショットマルチ
213で信号幅を整形した後端子260から出力され記
録信号の水平同期をとるために使用されるため、このB
D信号線上にノイズが飛込むと同期ずれを起こした非常
に見苦しい画像となる。このBD倍信号周期性を持って
いるため1度BD信号を検知すると次に検知される時期
はかなり高い精度で予測できる。BD倍信号レディー検
出はこの予測周期と実際に入力されるBD倍信号一致を
BDレディー検出フリップフロップ219で検出してい
る。
ここで周期を予測して正常かどうか検出するだけではノ
イズの混入による同期ずれに対し無力であるが予測した
周期以外の信号が入ってきた場合それを入力部で遮断す
ればノイズの混入防止に対し著しい効果がある。第11
図はこの様に予測した周期以外の信号が入ってきた場合
は、この信号を入力部で遮断する実施例を示すもので、
第8図と同一の番号を付した回路は、第8図と同様の動
作を行うものである。即ち周期を予測する信号はBD許
容範囲信号としてフリップフロップ218のζ出力に出
ているので、この信号をBD信号入力部へもどしゲート
をかけるものである。ワンショットマルチ213の入力
にゲート261を設け、このゲート261にBD許容範
囲信号を入れてやるものである。しかしこのBD許容範
囲信号をそのままBD信号入力部のゲート制御信号とし
て使うと、電源オン時にはBD信号周期とカウンター2
16のカウント周期が一致していないため、このカウン
ター216出力から作るBD許容範囲信号はBD倍信号
同期がとれずゲート261はオフのままとなる。そこで
強制的に同期を取るための手段が必要になる。
レディー検出フリップフロップ219のζ出力は前述の
様な非同期状態ではハイレベルになっていて同期状態に
なるとロウレベルとなる。そこでこの出力とBD許容範
囲信号とをオア回路262に印加し、このオア回路26
2の出力をゲート制御信号としてゲート261にかけれ
ば非同期状態ではゲート261がオンになりBD倍信号
いつ来てもワンショットマルチが動作できる様になる。
そして同期状態では非同期的なノイズを遮断できる。
この様に構成するならばBD信号入力のノイズを遮断す
るためワンショットマルチ213の誤トリガが無くなり
端子260から誤った画像同期信号が送出されなくなる
ため同期ずれ画像を防止できる。
図面を用いた実施例においては記録部材上に情報を記録
する記録装置についてのみ説明したが、本発明はかかる
記録装置に限定されるものでなく、スクリーン等のビー
ム被照射部材上にビームを照射して情報を表示する表示
装置等に適用出来るのは勿論である。
〔効 果〕
以上説明した様に本発明によれば、ビーム検出信号を得
る・時期を予測し、予測した時期以外の信号が入ってき
たときはそれを遮断する如く構成したのでノイズ等の混
入を防止でき同期ずれのない高品位の情報を出力するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明を適用した記録装置を示し、第
1図は側断面図、第2図は斜視図、第3図は上面図であ
る。 第4図は制御部を示すブロック線図、第5図は第4図の
各部の出力波形図、第6図は第4図におけるシーフェン
スコントローラを更に詳細に示すブロック線図、第7図
は第6図の各部の出力波形図、第8図は第4図における
エラー検出器を更に詳細に示すブロック線図、第9図、
第1O図は第8図の各部の出力波形図、第11図はエラ
ー検出器の他の実施例を示すブロック線図である。 ここで1は記録部、2は光学部、3は感光ドラム、11
は転写材、15は紙送りローラ、23はレーザユニット
、26は偏向器、48は半導体レーザ装置、57は光電
変換素子、100は制御部、102はコントローラ、l
O3はシーフェンスコントローラ、106はエラー検出
器、112はベル九エラー検出回路、114はエラー検
出回路、116は制御検出器、118はエラー検出器、
120はスルーブツト向上回路、122はジャム検出回
路、123,124,131は表示器、140〜145
.157はフリップフロップ、146. 148゜15
6はアンド回路、149はカウンタ・デコード回路、1
50,151はオア回路、152,153はタイマ回路
、155はパワーアップリセット回路、205゜208
.217〜2 + 9はフリップフロップ、210は水
晶発振器、2]1は分周器、213はワンショットマル
チ、214はパルス発生器、216はカウンタである。 の 川 ま Φ (方式) 平成 3年 4月4日 平成 2年 00658 発明の名称 ビーム偏向装置 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ビームを発生するビーム発生手段と、 前記ビーム発生手段で発生したビームを偏向する偏向手
    段と、 前記偏向手段で偏向したビームが特定位置に到来したこ
    とを検出して検出信号を形成するビーム検出手段と、 前記ビーム発生手段を駆動するための駆動信号を形成す
    る駆動信号形成手段と、 前記ビーム検出手段からの検出信号が所定の周期で発生
    することを検知する検知手段と、前記駆動信号形成手段
    に前記ビーム検出手段からの検出信号を同期信号として
    印加する印加手段とを有し、 前記検出手段からの検出信号が所定の周期で発生してい
    ないときには、前記ビーム発生手段を連続的に発光駆動
    させ、 前記検出手段からの検出信号が所定の周期で発生する様
    になった後に、前記印加手段は、検出信号の発生タイミ
    ングの近傍期間、当該検出信号の前記駆動信号形成手段
    への印加を許容することを特徴とするビーム偏向装置。
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