JPH03223587A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JPH03223587A JPH03223587A JP1989990A JP1989990A JPH03223587A JP H03223587 A JPH03223587 A JP H03223587A JP 1989990 A JP1989990 A JP 1989990A JP 1989990 A JP1989990 A JP 1989990A JP H03223587 A JPH03223587 A JP H03223587A
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- seal groove
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- Pending
Links
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Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、空調設備、衛生設備等における配管に使用さ
れる管継手に関する。
れる管継手に関する。
(従来の技術)
空調設備、衛生設備等の配管においては防食性が一般に
要求されるため、内面に防食樹脂層を形成された管が一
般に使用される。そして該管同士を接続するための管継
手としても防食性が考慮されたものが使用される。
要求されるため、内面に防食樹脂層を形成された管が一
般に使用される。そして該管同士を接続するための管継
手としても防食性が考慮されたものが使用される。
そこで、該管継手としては、第9図に示すように構成さ
れたものが知られている。該管継手においては、内面に
防食樹脂層51aを有する管51の端部外面に形成され
た雄ネジ部51bをねし込ませるための雌ネジ部52a
を、継手本体52の端部内面に形成しである。該継手本
体52の内面の前記雌ネジ部52aを除く部分には、防
食樹脂層53が形成されている。そして該防食樹脂層5
3を前記継手本体52の雌ネジ部52aの形成位置まで
延ばして円筒状部54を形成することにより、該円筒状
部54と前記雌ネジ部52aとの間に、前記管51の雄
ネジ部51bを外面がねし合わされた状態に且つ内面が
接触した状態に装入させ得る隙間Sが形成されている。
れたものが知られている。該管継手においては、内面に
防食樹脂層51aを有する管51の端部外面に形成され
た雄ネジ部51bをねし込ませるための雌ネジ部52a
を、継手本体52の端部内面に形成しである。該継手本
体52の内面の前記雌ネジ部52aを除く部分には、防
食樹脂層53が形成されている。そして該防食樹脂層5
3を前記継手本体52の雌ネジ部52aの形成位置まで
延ばして円筒状部54を形成することにより、該円筒状
部54と前記雌ネジ部52aとの間に、前記管51の雄
ネジ部51bを外面がねし合わされた状態に且つ内面が
接触した状態に装入させ得る隙間Sが形成されている。
そして前記防食樹脂層53が延ばされてなる円筒状部5
4の中央部外周面には、前記管51内面の防食樹脂層5
1aとの間をシールするシール部材55を嵌め込むため
のシール溝54aが円周方向に形成されている(特開昭
61−31793号公報)。
4の中央部外周面には、前記管51内面の防食樹脂層5
1aとの間をシールするシール部材55を嵌め込むため
のシール溝54aが円周方向に形成されている(特開昭
61−31793号公報)。
(発明が解決しようとする課題)
このような従来の管継手にあっては、前記円筒状部54
の中央部外周面にシール溝54aが形成されているため
、この部分がアンダーカットとなって管継手を射出成形
するときに一体成形し難い(具体的には成形後の成形型
を抜き難い)という問題があった。
の中央部外周面にシール溝54aが形成されているため
、この部分がアンダーカットとなって管継手を射出成形
するときに一体成形し難い(具体的には成形後の成形型
を抜き難い)という問題があった。
また、前記管51の雄ネジ部51bと前記継手本体52
の雌ネジ部52aとのねじ合わせ部の長さが短い場合、
前記シール溝54aが円筒状部54の中央部に形成され
ているため、シール部材55にてシールされた箇所から
、防食処理が施されていない管51の端部に至る距離が
長(なる。その結果、前記管51の内面と前記円筒状部
54の外面との接触によって生しるシール効果、即ち前
記管51内の液体のうち前記シール部材55では遮れき
れない流体が前記接触によって遮られるという効果が悪
くなり、防食処理が施されていない前記管51の端部の
防食が十分に行えないという問題があった。
の雌ネジ部52aとのねじ合わせ部の長さが短い場合、
前記シール溝54aが円筒状部54の中央部に形成され
ているため、シール部材55にてシールされた箇所から
、防食処理が施されていない管51の端部に至る距離が
長(なる。その結果、前記管51の内面と前記円筒状部
54の外面との接触によって生しるシール効果、即ち前
記管51内の液体のうち前記シール部材55では遮れき
れない流体が前記接触によって遮られるという効果が悪
くなり、防食処理が施されていない前記管51の端部の
防食が十分に行えないという問題があった。
本発明は、前記問題を一挙に解消し得る管継手を提供す
ることを目的としている。
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明の管継手は、内面に防食樹脂層を有する管の端部
外面に形成した雄ネジ部をねじ込ませるための雌ネジ部
が、継手本体の端部内面に形成され、前記雌ネジ部を除
く継手本体の内面に防食樹脂層が形成され、該防食樹脂
層を前記継手本体の雌ネジ部の形成位置まで延ばして円
筒状部を形成することにより、該円筒状部と前記雌ネジ
部との間に、前記管の雄ネジ部を外面がねし合わされた
状態に且つ内面が接触した状態に装入し得る隙間が形成
され、前記防食樹脂層が延ばされてなる円筒状部の外周
面に、前記管内面の防食樹脂層との間をシールするシー
ル部材を嵌め込むためのシール溝が円周方向に形成され
ている管継手であって、前記シール溝は前記円筒状部外
周面の先端部に形成され、前記シール溝の前記円筒状部
先端側の壁面は、外周側が開いたテーパ面及び/又は曲
面にて形成されている点に特徴を有しており、そのこと
によって本発明の目的が達成される。
外面に形成した雄ネジ部をねじ込ませるための雌ネジ部
が、継手本体の端部内面に形成され、前記雌ネジ部を除
く継手本体の内面に防食樹脂層が形成され、該防食樹脂
層を前記継手本体の雌ネジ部の形成位置まで延ばして円
筒状部を形成することにより、該円筒状部と前記雌ネジ
部との間に、前記管の雄ネジ部を外面がねし合わされた
状態に且つ内面が接触した状態に装入し得る隙間が形成
され、前記防食樹脂層が延ばされてなる円筒状部の外周
面に、前記管内面の防食樹脂層との間をシールするシー
ル部材を嵌め込むためのシール溝が円周方向に形成され
ている管継手であって、前記シール溝は前記円筒状部外
周面の先端部に形成され、前記シール溝の前記円筒状部
先端側の壁面は、外周側が開いたテーパ面及び/又は曲
面にて形成されている点に特徴を有しており、そのこと
によって本発明の目的が達成される。
なお、前記シール溝における前記壁面がテーパ面にて形
成されている場合、該テーパ面と前記円筒状部の軸芯と
のなす角度は、前記円筒状部の材質が架橋ポリエチレン
、ボリプデン等のオレフィン系であれば20°以上であ
ることが好ましく、また前記円筒状部の材質が硬質ポリ
塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリフェニレンサ
ルファイド等であれば30’以上が好ましい。そして該
テーパ面を曲面と組み合せて円滑化してもよく、該テー
パ面の全てを曲面に置き換えてもよい。
成されている場合、該テーパ面と前記円筒状部の軸芯と
のなす角度は、前記円筒状部の材質が架橋ポリエチレン
、ボリプデン等のオレフィン系であれば20°以上であ
ることが好ましく、また前記円筒状部の材質が硬質ポリ
塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリフェニレンサ
ルファイド等であれば30’以上が好ましい。そして該
テーパ面を曲面と組み合せて円滑化してもよく、該テー
パ面の全てを曲面に置き換えてもよい。
また、前記円筒状部は前記防食樹脂層が一体構造的に延
ばされたものが最も好ましいが、前記防食樹脂層に対し
て金属部材等をインサート補強した構造であってもよい
。
ばされたものが最も好ましいが、前記防食樹脂層に対し
て金属部材等をインサート補強した構造であってもよい
。
また、本発明は、管を交叉状に接続する場合に使用する
管継手においても、管を直線状に接続する場合に使用す
る管継手においても、いずれにおいても適用できる。
管継手においても、管を直線状に接続する場合に使用す
る管継手においても、いずれにおいても適用できる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の管継手を用いて接続される管11の内面には、
第1図に示すように、防食性を持たせるために防食樹脂
層11aがライニングされており、該管11の端部外面
には管継手用に雄ネジ部11bが形成されている。
第1図に示すように、防食性を持たせるために防食樹脂
層11aがライニングされており、該管11の端部外面
には管継手用に雄ネジ部11bが形成されている。
前記管継手は、管11を直交状態に接続するためにくの
字状に屈曲された継手であり、その本体12の両端部内
面には、管11の端部外面に形成された雄ネジ部11b
をねじ込ませるための雌ネジ部12aが形成されている
。該継手本体12の内面における前記雌ネジ部12aを
除(部分には、防食樹脂層13が形成されている。
字状に屈曲された継手であり、その本体12の両端部内
面には、管11の端部外面に形成された雄ネジ部11b
をねじ込ませるための雌ネジ部12aが形成されている
。該継手本体12の内面における前記雌ネジ部12aを
除(部分には、防食樹脂層13が形成されている。
前記防食樹脂層13は、前記継手本体12の雄ネジ部1
2a形成位置の内部において該雌ネジ部12aの先端部
に至るまで延ばされ、その延ばされた部分によって円筒
状部14が形成されている。該円筒状部14と前記雌ネ
ジ部12aとの間には、管11の雄ネジ部11bを、そ
の外面が前記雌ネジ部12aにねし合わされた状態に且
つその内面が前記円筒状部14と接触した状態に装入さ
せ得る隙間Sが形成されている。
2a形成位置の内部において該雌ネジ部12aの先端部
に至るまで延ばされ、その延ばされた部分によって円筒
状部14が形成されている。該円筒状部14と前記雌ネ
ジ部12aとの間には、管11の雄ネジ部11bを、そ
の外面が前記雌ネジ部12aにねし合わされた状態に且
つその内面が前記円筒状部14と接触した状態に装入さ
せ得る隙間Sが形成されている。
前記円筒状部I4の先端には、芯方向に平行な複数本の
スリットが設けられ、中心方向への押圧力によって径が
縮小する方向への変形が弾性的に起こるようになったス
リッ目4bが形成され゛(いる。
スリットが設けられ、中心方向への押圧力によって径が
縮小する方向への変形が弾性的に起こるようになったス
リッ目4bが形成され゛(いる。
該円筒状部14先端のスリッ目4b近傍、即ち該円筒状
部14の先端部には、その外周面に、前記管11内面の
防食樹脂層11aとの間をシールするシール部材15を
嵌め込むためのシール溝14aが円周方向に形成されて
いる。該シール溝14aは具体的には、前記円筒状部1
4の内外周面にほぼ沿う円周方向の浅い窪みがつけられ
てなる円周溝となっているが、その先端側の壁面は第2
図に示すように外周側が開いたテーパ面となっている。
部14の先端部には、その外周面に、前記管11内面の
防食樹脂層11aとの間をシールするシール部材15を
嵌め込むためのシール溝14aが円周方向に形成されて
いる。該シール溝14aは具体的には、前記円筒状部1
4の内外周面にほぼ沿う円周方向の浅い窪みがつけられ
てなる円周溝となっているが、その先端側の壁面は第2
図に示すように外周側が開いたテーパ面となっている。
該テーパ面のテーパ角θ(該テーパ面と前記円筒状部1
4の軸芯に対して直交する面とのなす角θ)は、円筒状
部14の材質が架橋ポリエチレン、ボリブデン等のオレ
フィン系であれば20°以上であることが好ましく、ま
た前記円筒状部14の材質が硬質ポリ塩化ビニル、ポリ
フッ化ヒニリデン、ポリフェニレンサルファイド等であ
れば30°以上が好ましい。
4の軸芯に対して直交する面とのなす角θ)は、円筒状
部14の材質が架橋ポリエチレン、ボリブデン等のオレ
フィン系であれば20°以上であることが好ましく、ま
た前記円筒状部14の材質が硬質ポリ塩化ビニル、ポリ
フッ化ヒニリデン、ポリフェニレンサルファイド等であ
れば30°以上が好ましい。
前記シール部材】5は、通常の0リング等に代表される
中実ゴムリングであってもよいが、前記シール溝14a
が本実施例のように浅い場合は前記中実ゴムリングでは
反発力が大き過ぎてシールが十分に行えないため、本実
施例におけるシール部材15としては、第3図に示すよ
うに、周方向に複数個の(図では3個の)リップ部15
aが先端側では先端方向へその反対側では反対方向へ倒
れ得るように設けられた断面界形のリングが採用されで
いる。なお、前記シール部材15がシール溝14aへ嵌
め込まれた状態での該シール部材15の外形D3は、前
記円筒状部14先端のスリソ目4bの外形D1とほぼ同
一径に設定されている。また該スリッ目4bの外形り、
は前記管11内面の防食樹脂層11aの内径D0よりも
若干大きい寸法に設定されている。
中実ゴムリングであってもよいが、前記シール溝14a
が本実施例のように浅い場合は前記中実ゴムリングでは
反発力が大き過ぎてシールが十分に行えないため、本実
施例におけるシール部材15としては、第3図に示すよ
うに、周方向に複数個の(図では3個の)リップ部15
aが先端側では先端方向へその反対側では反対方向へ倒
れ得るように設けられた断面界形のリングが採用されで
いる。なお、前記シール部材15がシール溝14aへ嵌
め込まれた状態での該シール部材15の外形D3は、前
記円筒状部14先端のスリソ目4bの外形D1とほぼ同
一径に設定されている。また該スリッ目4bの外形り、
は前記管11内面の防食樹脂層11aの内径D0よりも
若干大きい寸法に設定されている。
そして前記隙間Sに前記管11の雄ネジ部11bを装入
した状態では、第4図に示すように、前記円筒状部14
のスリブH4bに、径が縮小する方向の変形(仮想線の
状態から実線の状態へ至る変形)が弾性的に起こると共
に前記シール部材15のリップ部15aが先端側では先
端方向へのその反対側では反対方向へ倒れるように変形
し、これらの変形によってシール部材I5はその自己シ
ールが可能な状態となる。なお、前記防食樹脂層11a
の内径D0が前記スリット部14aの外形り、よりも若
干大きい場合であっても、前記継手本体12の雌ネジ部
12aに前記管11の雄ネジ部11bをねじ込むときの
管径が縮小することによる効果を利用して前記スリット
14b及び前記シール部材15の変形を生じさせ、前記
自己シールの可能な状態を実現することができる。また
前記管11を継手にねじ込んだ状態では、隙間Sの内部
に空気が封入されて該内部の圧力が2〜5 kg /
cJ程度に高まることとなるが、該封入空気による圧力
により、前記シール部材15の自己シール効果が助長さ
れることとなる。
した状態では、第4図に示すように、前記円筒状部14
のスリブH4bに、径が縮小する方向の変形(仮想線の
状態から実線の状態へ至る変形)が弾性的に起こると共
に前記シール部材15のリップ部15aが先端側では先
端方向へのその反対側では反対方向へ倒れるように変形
し、これらの変形によってシール部材I5はその自己シ
ールが可能な状態となる。なお、前記防食樹脂層11a
の内径D0が前記スリット部14aの外形り、よりも若
干大きい場合であっても、前記継手本体12の雌ネジ部
12aに前記管11の雄ネジ部11bをねじ込むときの
管径が縮小することによる効果を利用して前記スリット
14b及び前記シール部材15の変形を生じさせ、前記
自己シールの可能な状態を実現することができる。また
前記管11を継手にねじ込んだ状態では、隙間Sの内部
に空気が封入されて該内部の圧力が2〜5 kg /
cJ程度に高まることとなるが、該封入空気による圧力
により、前記シール部材15の自己シール効果が助長さ
れることとなる。
以上のように管継手が構成されている場合、該管継手は
、その円筒状部14にシール溝14aを形成する必要が
あるものの、該シール溝14aの形成位置が円筒状部1
4の先端部であり、しかも該シール溝14aの先端側壁
面が前記テーパ面となっているため、射出成形時に一体
成形し易いものとなり(具体的にはスリッ目4bにより
円筒状部14の先端部が変形して成形後の成形型が抜き
易いものとなり)、従来の射出成形時の成形性の問題が
解消される。またシール溝14aが前記円筒状部14の
先端部に形成されているため、シール部材15にてシー
ルされた箇所から、管11の端部に至る距離が十分に大
きくなり、その間で管11の内面に設けられた防食樹脂
層11aと円筒状部14の外面とが接触した部分が長く
存在するようになる結果、前記シール部材15にて遮れ
きれない流体も前記接触の部分にて遮られるようになり
、従来の管11端部の改良の問題も解決されるようにな
る。
、その円筒状部14にシール溝14aを形成する必要が
あるものの、該シール溝14aの形成位置が円筒状部1
4の先端部であり、しかも該シール溝14aの先端側壁
面が前記テーパ面となっているため、射出成形時に一体
成形し易いものとなり(具体的にはスリッ目4bにより
円筒状部14の先端部が変形して成形後の成形型が抜き
易いものとなり)、従来の射出成形時の成形性の問題が
解消される。またシール溝14aが前記円筒状部14の
先端部に形成されているため、シール部材15にてシー
ルされた箇所から、管11の端部に至る距離が十分に大
きくなり、その間で管11の内面に設けられた防食樹脂
層11aと円筒状部14の外面とが接触した部分が長く
存在するようになる結果、前記シール部材15にて遮れ
きれない流体も前記接触の部分にて遮られるようになり
、従来の管11端部の改良の問題も解決されるようにな
る。
なお、前記円筒状部14の先端が継手本体12の先端の
位置にほぼ一致するまで延ばされている場合は、管11
の先端を管継手の開口端部に嵌め込んで仮合わせ(手締
め)を行う段階で、嵌込み不良の異常状態が外から確認
できて好都合である。
位置にほぼ一致するまで延ばされている場合は、管11
の先端を管継手の開口端部に嵌め込んで仮合わせ(手締
め)を行う段階で、嵌込み不良の異常状態が外から確認
できて好都合である。
また、前記円筒状部14の先端部に設けたシール溝14
aの先端側壁面は、第5図に示すように底面側が曲率半
径R1の曲面と天面側が前記1−径R1よりも小さい曲
率半径R2の曲面(R+ >I?2 )との組合せから
なる曲面であっても、第6図に示すように底面側が曲率
半径R2の曲面と天面側が前記半径R1よりも大きい曲
率半径R4の曲面(Rz < Ra )との組合せから
なる曲面であっても、第7図に示すように底面側が曲率
半径R5の曲面と天面側が前記半径R2とほぼ等しい曲
率半径R5の曲面(R5ζR6)との組合せからなる曲
面であっても、また前記テーパ面と前記曲面との組合せ
からなる壁面であってもいずれでもよい。
aの先端側壁面は、第5図に示すように底面側が曲率半
径R1の曲面と天面側が前記1−径R1よりも小さい曲
率半径R2の曲面(R+ >I?2 )との組合せから
なる曲面であっても、第6図に示すように底面側が曲率
半径R2の曲面と天面側が前記半径R1よりも大きい曲
率半径R4の曲面(Rz < Ra )との組合せから
なる曲面であっても、第7図に示すように底面側が曲率
半径R5の曲面と天面側が前記半径R2とほぼ等しい曲
率半径R5の曲面(R5ζR6)との組合せからなる曲
面であっても、また前記テーパ面と前記曲面との組合せ
からなる壁面であってもいずれでもよい。
また、第8図に示すように、前記円筒状部I4における
シール溝14a形成位置の内側に、耐食性に優れた金属
インナート21を嵌め込むこととすれば、前記円筒状部
14の剛性が低くてそれが径の縮小する方向へ変形し、
その変形によって前記シール部材I5によるシールが不
」−分になるということが、前記金属インサート21の
存在によって回避されることとなる。
シール溝14a形成位置の内側に、耐食性に優れた金属
インナート21を嵌め込むこととすれば、前記円筒状部
14の剛性が低くてそれが径の縮小する方向へ変形し、
その変形によって前記シール部材I5によるシールが不
」−分になるということが、前記金属インサート21の
存在によって回避されることとなる。
(発明の効果)
本発明の管継手においては、前記シール溝が前記円筒状
部外周面の先端部に形成され、しかも該シール溝の先端
側壁面が前記テーパ面及び/又は曲面にて形成されてい
るため、前記シール溝の存在にも拘らずに管継手の射出
成形時の一体成形が可能となる上、管を接続した状態に
おける管端部の防食性も改善されるようになる。このよ
うに本発明によれば、従来の問題が一挙に解消されるこ
ととなる。
部外周面の先端部に形成され、しかも該シール溝の先端
側壁面が前記テーパ面及び/又は曲面にて形成されてい
るため、前記シール溝の存在にも拘らずに管継手の射出
成形時の一体成形が可能となる上、管を接続した状態に
おける管端部の防食性も改善されるようになる。このよ
うに本発明によれば、従来の問題が一挙に解消されるこ
ととなる。
4 ゛ の なi′日
第1図は本発明の管継手の一実施例を管と共に示す縦断
面図、第2図はその要部形状を示す部分断面図、第3図
は管接続前の状態を示す要部断面図、第4図は管接続後
の状態を示す要部断面図、第5図〜第7図は本発明の管
継手の他の実施例の要部形状を示す部分断面図、第8図
は本発明の管継手の更に他の実施例を管と共に示す縦断
面図、第9図は従来の管継手を管と共に示す縦断面図で
ある。
面図、第2図はその要部形状を示す部分断面図、第3図
は管接続前の状態を示す要部断面図、第4図は管接続後
の状態を示す要部断面図、第5図〜第7図は本発明の管
継手の他の実施例の要部形状を示す部分断面図、第8図
は本発明の管継手の更に他の実施例を管と共に示す縦断
面図、第9図は従来の管継手を管と共に示す縦断面図で
ある。
11・・・管、lla・・・管の防食樹脂層、llb・
・・雄ネジ部、12・・・継手本体、12a・・・雌ネ
ジ部、13・・・継手の防食樹脂層、14・・・円筒状
部、14a・・・シール溝、15・・・シール部材、S
・・・隙間。
・・雄ネジ部、12・・・継手本体、12a・・・雌ネ
ジ部、13・・・継手の防食樹脂層、14・・・円筒状
部、14a・・・シール溝、15・・・シール部材、S
・・・隙間。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、内面に防食樹脂層を有する管の端部外面に形成した
雄ネジ部をねじ込ませるための雌ネジ部が、継手本体の
端部内面に形成され、 前記雌ネジ部を除く継手本体の内面に防食樹脂層が形成
され、該防食樹脂層を前記継手本体の雌ネジ部の形成位
置まで延ばして円筒状部を形成することにより、該円筒
状部と前記雌ネジ部との間に、前記管の雄ネジ部を外面
がねじ合わされた状態に且つ内面が接触した状態に装入
し得る隙間が形成され、 前記防食樹脂層が延ばされてなる円筒状部の外周面に、
前記管内面の防食樹脂層との間をシールするシール部材
を嵌め込むためのシール溝が円周方向に形成されている
管継手であって、 前記シール溝は前記円筒状部外周面の先端部に形成され
、 前記シール溝の前記円筒状部先端側の壁面は、外周側が
開いたテーパ面及び/又は曲面にて形成されている管継
手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989990A JPH03223587A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989990A JPH03223587A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03223587A true JPH03223587A (ja) | 1991-10-02 |
Family
ID=12012049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989990A Pending JPH03223587A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03223587A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0610697U (ja) * | 1992-07-15 | 1994-02-10 | 日立金属株式会社 | 防食管継手 |
KR100334599B1 (ko) * | 1999-10-20 | 2002-05-03 | 김용안 | 파이프용 연결관 |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP1989990A patent/JPH03223587A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0610697U (ja) * | 1992-07-15 | 1994-02-10 | 日立金属株式会社 | 防食管継手 |
KR100334599B1 (ko) * | 1999-10-20 | 2002-05-03 | 김용안 | 파이프용 연결관 |
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