JPH03223214A - 抗喘息薬 - Google Patents

抗喘息薬

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JPH03223214A
JPH03223214A JP1724590A JP1724590A JPH03223214A JP H03223214 A JPH03223214 A JP H03223214A JP 1724590 A JP1724590 A JP 1724590A JP 1724590 A JP1724590 A JP 1724590A JP H03223214 A JPH03223214 A JP H03223214A
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prednisolone
farnesylate
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asthmatic
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Masafumi Okada
雅文 岡田
Koichi Kanehira
浩一 金平
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Kuraray Co Ltd
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は11β、17α、21−1−リヒドロキゾー1
4−プレグナジェン−3,20−ジオン 2l−C(E
E ) −3,7,11−トリメチル−2,6,10−
ドデカトリエノアート〕を有効成分として含有する抗喘
息薬に関する。
〔従来の技術〕
従来、プレドニゾロン等の抗炎症作用を有するプレグナ
ン誘導体の21−位の水酸基をファルネシル酢酸の酸ノ
・ライド、酸無水物等の反応性誘導体を用いてエステル
化して得られるエステルにおいては、出発物質であるプ
レグナン誘導体が有している副作用が軽減され、また外
用した場合は該プレグナン誘導体と比較して一般に活性
が向上することが知られている(米国特許第3.488
.421号明細書参照)。
まだ、式 で示される11β、17α、21−)リヒドロキシ−1
,4−プレグナジェン−3,20−ジオン 2l−((
E。
E ) −3,7,l 1−)リメチル−2,6,10
−ドデカトリエノアート〕〔以下、これをプレドニゾロ
ン21− (2E、 6 E−ファルネシレート)と称
する〕は優れた抗炎症作用を有しており、しかもプレド
ニゾロンに認められるような副作用が軽減されているこ
とが知られている(特開平1−316397号公報参照
)。
喘息の発作の起こりそうな時または発作が起きた時に抗
炎症性皮質ステロイドを気管支にスプレーすることによ
り、喘息の発作を予防または鎮静させることが可能であ
ることが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般的にステロイド剤は副作用が強いことが知られてお
り、副作用の少ない抗喘息薬の開発が望まれている。プ
レドニゾロンのテルペン修飾化合物はプレドニゾロンに
認められるような胸腺等のリンパ系器官の退縮作用など
の副作用の発現が少ないことが見い出されているが、さ
らに優れた抗喘息作用および抗過敏症作用を有するプレ
ドニゾロンのテルペン修飾化合物を提供することができ
れば喘息および過敏症を治療するうえで望ましいこ七で
ある。
しかして、不発明の目的は、副作用が少ない抗喘息薬を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
不発明によれば、上記の目的は、プレドニゾロン 21
− (2E、 6 E−ファル不ンレート)を有効成分
として含有する抗喘息薬を提供することによって達成さ
れる。
プレドニゾロン 2l−(2E、6E−ファルネンレー
ト)はプレドニゾロンと2 E、 6 E−ファルネン
ル酸の酸ハライI’ i 2.2−ジメチルアミノピリ
ジンおよびN、 N’−ジシクロへキンル力ルポジイミ
ドの存在下に縮合させるこ七により製造することができ
る。
プレドニゾロン 2l−(2E、6E−ファルネ/レー
ト)についての抗喘息作用および抗過敏症作用の試験お
よびその結果を示す。
試験薬の調製 230■のプレドニゾロン 2l−(2E、6Eフアル
不ンレート)ヲエタノール20.Ofに溶解した。この
ようにして得られたエタノール溶液のうち0.62をス
プレー缶に充填し1次にフロンガス(F12(組成: 
CCl2F2.旭硝子株式会社製)とFll(組成: 
CCl3F、旭硝子株式会社製)の重量比60対40の
混合ガス〕を充填して129とした。このようにして調
製されたエアロゾルは−缶当り7Tn9のプレドニゾロ
ン 2l−(2E、6E−ファルネシレート)を含有し
ている。この缶にボタンキャップを装着して一回噴射す
ると、該噴射液は50μ2のプレドニゾロン 21− 
(2E、 6E−ファルネシレート)を含有している。
以下、この噴射液を試験薬lと称する。試験薬1の調製
方法において、プレドニゾロン 2l−(2E、6E−
ファルネシレート)の230”Wの代わりに690〜ま
たは1りを用いた以外は同様の操作を行うことにより、
スプレー1缶あたり21〜のプレドニゾロン 2l−(
2E、6E−ファルネシレート)を含有する試験薬(以
下、これを試験薬2と称する)および30■のプレドニ
ゾロン 2l−(2E、6E−ファルネシレート)を含
有する試験薬(以下、これを試験薬3と称する)をそれ
ぞれ調製した。
コントロールとしてはフロンガス〔F12(前記のとお
り)とFll(前記のとおり)の重量比60対40の混
合ガス〕のみを充填して122とした試験例 抗卵白アルブミンウサギ血清〔抗体量:1.56q/m
/(含窒素量: 0.24 m?/me )、マイルス
・イx−タ(Miles−Yeda)社製〕をHart
ley系雄性モルモッ)(体重345〜35(1)に該
モルモットの体重1002当9 Q、 l yulの割
合で前腕静脈内に投与して受動的に感作した。感作24
時間後に、ブラスチツクチツ7゛を加工して自製した2
00μl用アダプターを噴射口に装着したスプレー容器
を用いて、試験薬をそれぞれ2回ずつ、モルモットの鼻
腔内および口腔内に噴霧吸入させた。試験薬投与後iち
に、モルモットに抗原卵白アルブミンの2%生理食塩水
溶液を超音波ネブライザーを用いて噴霧吸入させ、その
後1o分間にわたりアナマイラキン−症状惹起の有無を
観察し、併せて抗原卵白アルブミン02%生理食塩水溶
液を噴霧吸入させてからの横転時間および致死時間を測
定した。
結  果 (1)  アナフィラキシ−症状惹起の有味アナフイラ
キ/−症状惹起の有無は「アレルギー実験法(1)、蛋
白質、核酸、酵素」、第14巻。
第580頁(1969年)の記載の方法に従い、以下の
基準により判定した。
以下余白 アナフィラキシ−症状評価基準 試験結果を第1表に示す。
第1表 アナフィラキシ−症状の評価点のU−検定結果第1表に
示されるように、 コントロール群と比 較して試験薬lでは若干の軽減が観察されたものの有意
差は認められなかった。また、試験薬2では症状軽減の
傾向差(0,05<P<0.10)が認められ、試験薬
3では極めて有意(P<o、ol)なアナフィラキシ−
症状軽減効果が認められた。
(2)横転時間の延長作用 試験結果を第2表に示す0 第2表に示されるように、コントロール群と比較して試
験薬1では延長率26.5チと横転時間の延長が観察さ
れたが、有意差は認められなかった。
一方、試験薬2では延長率86.0%と極めて有意(P
<0.01)な横転時間の延長が認められ、また試験薬
3では延長率276.7%と有意(0,01<p<o、
os)な横転時間の延長が認められた。
(3)致死時間の延長作用 試験結果を第3表に示す。
第3表 致死時間 表中、nrri供試動物の数を表す。
第3表に示されるように、コントロール群と比較して試
験薬lでは66.0%と延長の傾向差(O,OS<P<
0.10)が認められ、試験薬2および試験薬3では延
長率がそれぞれ139.0チおよび166.7チ以上と
極めて有意(P(0,01)な延長効果が認められた。
この実験では最大600秒まで測定した。
グレドニゾaン 2l−(2E、6E−ファルネシレー
ト)は抗喘息薬剤として優れた特性を有するものであり
、さらに毒性試験においても低毒性であることが確認さ
れた。プレドニゾロン 21(2E、 6 E−ファル
ネシレート)の急性毒性値[: LDso (aay系
雄性マウス、体重23.6〜26.2f。
1群5匹、皮下注射)〕は2.000 m97に9以上
であつ 丁t。
以上の薬理試験の結果より、プレドニゾロン2l−(2
E、6E−ファルネシレート)は抗喘息薬剤として有用
である。
本発明でよればプレドニゾロン 21− (2E。
6E−ファルネンレート)を含有してなる薬剤組成物が
提供される。薬剤組成物の投与は経口用または非経口用
のいずれであってもよい。経口用剤型としては噴霧剤、
散剤、錠剤、乳剤、カプセル剤、顆粒剤、液剤(チンキ
剤、流エキス剤、酒精剤、懸濁剤、リモナーゼ剤、シロ
ップ剤などを含む)などが挙げられる。また非、経口用
剤型としては注射剤、点滴剤、軟膏剤、硬責剤、液剤(
酒精剤、チンキ剤、ローンヨン剤などを含む)、湿布剤
、塗布剤、散布剤、リニメント剤、クリーム剤、乳剤、
溶剤などが挙げられる。
投与量は症状に応じて異なるが、経口用の製剤、注射剤
、点滴剤の場合、プレドニゾロン 21−(2F、 5
 E−ファル不シレート)として成人1日当り1〜50
0η、好ましくは5〜i o o myの範囲であり、
この投与量を1日1回または数回((分けて投与するこ
とができる。また非経口用の外用の場合、プレドニゾロ
ン 2l−(2E、6F−ファル不ゾレート)として0
01〜10%濃度の配合でよく、好ましくは01〜3%
の製剤として使用するのがよい。
プレドニゾロン 21− (2E、 6 E−ファルネ
/レート)は、単独で用いることもできるし、また薬剤
学的に許容される1種またはそれ以上の適当な担体、賦
形剤などの基剤を含有してなる製剤として用いることも
できる。かかる製剤としては、内用薬、注射剤、外用剤
などが挙げらA、  これらの製剤はいずれも通常開用
される基剤を用いて常法に従って調製することができる
内用薬の剤型としては、噴霧剤5錠剤、カプセル剤、散
剤、顆粒剤、液剤などが挙げら九る。これらの製剤を調
製する際に用いられる賦形剤としては 例えば乳糖、蔗
糟、デンプン、結晶セルロス、白糖、塩化ナトリウム、
ブドウ糖、炭酸カル/ウム、カオリンなどが挙げられ、
結合剤としては例えばポリビニルアルコール、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、カルホキ/メチルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、/エラツ
ク、白糖などが挙げられ、また滑沢剤として例えばホウ
酸、固体状ポリエチレングリコール、ステアリン酸マグ
ネシウム、メルクなどが挙げられる。さらにこれらの製
剤に、通常使用される看色剤、崩壊剤、矯味剤などを配
合することができる。噴霧剤を調製する際に用いられる
プロペラントとしては通常フルオロカーボンが使用され
る。フルオロカーボンとしてはF12(前記のとおり)
とFll(前記のとおり)の重量比が60対40の混合
物が適当であるが、F12とFllの重量比の異なった
混合物、またF−134(組成: CH2FCF3八F
−114(組成二CCIF2cc IF’2 )、F−
22(組成: CHClF2 )、F−12(組成:C
HCl2F)(以上、旭硝子株式会社裂)などを用いる
ことができる。プロペラントとしてオクタフルオロ/り
ロブタン(C−318)、ジメチルエーテル(D ME
)、LPG(液化石油ガス)等を用いることも可能であ
る。なお、錠剤は常法によりコーティングされていても
よい。
注射剤を調製する際、溶剤として、例えば水、エチルア
ルコール、ポリエチレングリコール、フロピレンゲリコ
ール、ポリオキンエチレンノルビタン脂肪酸エステル類
などを使用することができる。なお、この場合、等優性
の溶液を調製するに十分な量の食塩、ブドウ糖、グリセ
リンなどを製剤中に含有せしめてもよく、また通常使用
されるF8調整剤、緩衝剤、安定化剤などを添加しても
よい。なお、上記の注射剤は、懸濁注射剤として局所的
に、例えば関節内注射剤として使用することもできる。
外用剤の剤型としては、例えば軟膏(油脂性軟膏、乳剤
性軟膏、水溶性軟膏など)、液状塗布剤、ローンコン。
パウダー、貼付剤、噴霧剤、吸入剤。
坐剤などが挙げられる。軟膏としては、例えば脂肪、脂
肪油、グセ11ン、パラフィン、ろう、ラノリン、アル
コール類、粘土鉱物、界面活性剤、水などの1種または
それ以上を基剤として用いること;てよって適当な性状
のものを得ることができる。
軟膏の田は、着色が抑制される観点から5〜8の範囲内
であることが好ましく’、6.0〜75の範囲内である
ことがより好ましく、65〜7oの範囲内であることが
特に好ましい。また軟■はプレドニゾロン 21− (
2E、 6 E−ファルネシレート)の患部への吸収を
促進するために、セバンン酸ジエチル、セパノン酸ジイ
ソプコビル、アジピン竣ジイソプロピル、アジピン酸ジ
エチルなどのジカルボン酸ジエステル:ミリスチン酸イ
ノプロピル、バルミチン酸イソプロピルなどのモノカル
ボン酸エステル;N−エチル−N−(2−メチルフェニ
ル)−2−ブテンアミド、1−ドデンルアザ/クロへブ
タン−2−オン、スクアラン、 尿素、  レシチンな
どの吸収促進助剤を含有していることが望ましい。軟膏
のうちでも特にプレドニゾロン 21− (2E、 6
 E −−yアルネジレート)の患部へ゛の吸収性が良
好である点からゲル状の形態の軟膏が好ましい。かかる
ゲル状軟膏は、例えば、プレドニゾロン 21−(2E
、 6 E−ファルネシレート);フロピレンゲリコー
ル、フチレンゲリコール。
分子量1000未満のポリエチレングリコール(例えば
、マクロゴール400など)などのグリコール類;カル
ボキシビニルポリマー、セルロース系ポリマー(例えば
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロースナト)、分子量1000以上のポリエ
チレングリコール(例えば、マクロゴール1500.マ
クロゴール4000゜マクロゴール6000など)など
の増粘剤;イソプロピルアルコール、エタノール’X 
(!: )低級7 n、 −y=ルなどのアルコール;
前述のごとき吸収促進助剤;および水(精製水)からな
り、プレドニゾロン 21− (2E、 6 E−ファ
ルネンレート)の該ゲル状軟膏中の配合量は、0.01
〜10重量%であることが好ましく、0.1〜3重量%
であることがより好ましい。グリコール類は該ゲル状軟
膏の5〜30重童チとなるように配合することが好まし
く、10〜20重量%となるように配合することがより
好ましい。増粘剤は該ゲル状軟膏の0.1〜5重量%と
なるように配合することが好ましいが、増粘剤としては
カルボキシビニルポリマi単独で開用するか、カルホキ
/ビニルポリマーセルロース系ポリマーおよび分子量1
000以上のポリエチレングリコールをそれぞれ01〜
4重量%、01〜4重量%および0.1〜3重量%の配
合割合、より好ましくは0.5〜2重量%、0.5〜2
重量%および05〜1.5重量%の配合割合となるよう
に併用するのが好適である。アルコールは該ゲル状軟膏
の10〜70重量%となるように配合することが好まし
く、30〜60重量%となるように配合することがより
好ましい。吸収促進助剤は該ゲル状軟膏の1−10重量
%となるように配合することが好ましく、3〜7重量%
となるように配合することがより好ましい。また水(精
製水)の配合量はゲル状軟膏の10〜50重量%である
ことが好筐しく、20〜40重量%であることがより好
ましい。なお、ゲル状軟膏には必要に応じて、トリイソ
プロパツールアミン、ジインプロパツールアミンなどの
アミン、アンモニア、水酸化ナトリウムなどの用調整剤
;2−ヒドロキシー4−メトキシベンゾフェノン、p−
アミノ安息香酸エチルなどの紫外線吸収剤などをさらに
配合してもよい。液状塗布剤としては、例えば水および
水と混合する溶剤を基剤として用い、さらに必要に応じ
て適当な溶解補助剤を用ハて調製された水性液剤、グリ
セリンまたはフロピレンゲリコールを基剤として用いて
調製された液剤、アルコールを基剤として用いて調製さ
れたチンキ剤などが挙げられる。ローションとしては1
例えば恕濁性ローション、乳剤性ローションが挙げられ
、これらのロー/コンは乳化剤、懸濁化剤(分散剤、増
粘剤、湿潤剤など)、保護剤などの1種またはそれ以上
と水とを用いて調製される。パウダーは、例えばメルク
、カオリン、デンプン、酸化亜鉛などの適当な粉末基剤
を用いて調製される。貼付剤とじては、例えばバッグ剤
または粘着テープにプレドニゾロン 21− (2E、
 6 E−ファル不ンレート)を配合したものなどが挙
げられる。噴霧剤および吸入剤としては、例えばプレド
ニゾロン 21−(2E、 6 F−ファルネシレート
)を適当な溶剤に溶解または懸濁させ、それにフルオロ
カーボン、炭酸ガス、液化石油ガスなどの適当なグロペ
ラントを加えて調製されたエアロゾル剤;適当な噴霧装
置を利用して噴霧される噴霧剤などが挙げられる。また
坐剤は、例えばカカオ脂、ラノリン、脂肪酸トリグリセ
ライドなどの油脂;ポリエチレングリコール;ゼラチン
などを基剤として用いて調製される。
〔実施例〕
以下に、実施例により不発明を具体的に説明する。なお
、不発明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。
参考例1 プレドニゾロン36.05y(100ミリモル)。
2 E、 e E−ファルネシル酸4491り(190
ミリモル)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン0.61
1y(s、oミリモル)およびジクロロメタン150!
lからなる混合液に、水冷下で攪拌しながら、N。
N′−ジシクロへキフル力ルポジイミド37.14 f
(190ミリモル)とテトラヒドロフラン150dとか
らなる溶液を9時間を要して滴下した。滴下終了後、混
合物を室温下でさらに3日間攪拌した。得られた反応混
合物の一部を高速液体クロマトグラフィーによる分析に
付した結果1反応混合物中におけるプレドニゾロンの残
存量は0.03 f(0,07ミリモル)であり、また
プレドニゾロン21−フアルネシレートの生成量は57
.5r(100ミリモル)であることが判明した。プレ
ドニゾロン 21−ファルネシレートの一部を高速液体
クロマトグラフィーによる分析に付した結果、該プレド
ニゾロン 21−ファルネシレートハプレドニゾロン 
2l−(2虱6E−ファルネシレート)トグレドニゾロ
ン 2l−(2Z、6E−ファルネシレート)との混合
物(モル比:89対11)であることが判明した。得ら
れた反応混合物を濾過することによって、ジシクロヘキ
シル尿素金除去した。Fgを減圧下に濃縮し、得られた
濃縮物に酢酸エチル250ゴを加え、濃縮物を加熱下に
溶解させ、熱時濾過した。得られたF液に約60〜70
℃の温度でヘキサ7500dを滴下し、滴下終了後、徐
々に室温まで冷却した。析出した結晶を戸数し、これを
メタノール160m/から再結晶することによって、プ
レドニゾロン 2l−(2E; e E−ファルネシレ
ート)の30.769(53,2ミリモル)を白色結晶
として得た。このようにして得られたプレドニゾロン 
21− (2E、 6 E −ファルネシレート)は下
記の物性を有していた。
融点:152〜154℃ F D −Mass xヘクトk : 578 (M”
)1H−NMRスペクトル(500MH2)δCDα3
・TMS  ’ 7.29 (d、J=lOH2,IH);6.28 (
d、 J=10)1z、  I H) ;6.02(s
、1B);5.81(S、IH);5.10(m、2H
);5.05(d、J=18Hz、18);4.89 
(d、  J=18)1z、  I H) ;4.49
(m、IH);2.17(8,38);1.70(s、
3H);1.63(s、6H):1.47(s、3H)
;1.0Q(s、3H)13C−NMRスペクトル(1
25MHz)δCDaOD。
173.6. 166.5゜ 126.8. 124.4゜ 69.9. 67.5. 56.4゜ 39.3. 34.6. 33.7゜ 24.9.23.9. 20.63゜ 15.2 0ゾル成形 ロン 21−( シレート) 206.4. 187.9゜ 136.3. 131.2゜ 115.1. 89.7゜ 40.9. 39,8゜ 26.8. 26.0゜ 16.8. 16.3゜ 実施例1 ニー プレドニゾ ーファルネ 161.4. 159.0゜ 123.2. 121.5゜ 51.9. 45.1゜ 32.2. 31゜7゜ 20.57. 18.1゜ 2 E、 6 E 0.05% エタノール           10  %レンチン
              0.2  %ジクロロジ
フルオロメタンとジクロロテトラフルオロエタンの重量
比60対4゜の混合物            100
%になる量上記の各成分を混合してエーロゾルとした。
実施例2 錠 剤 プレドニゾロン 2l−(2E、6E−ファルネ/レー
ト)             1o2コーンスターチ
           652カルボキンセルロース 
       209ボJノビニルビaリド732 ステアリン酸カルシウム        29全   
 量             1009常法により1
錠100〜の錠剤を調製した。錠剤1錠中、プレドニゾ
ロン 2l−(2E、6E−ファルネ7レート)を10
■含有する。
グレドニゾロ7 2l−(2E、6E−フアル不ンレー
ト) 2 結晶セルロース           952全   
 量             100y両粉末を混合
して散剤とした。また、この散剤を5号のハードカプセ
ルに充填してカプセル剤トした。
実施例4 ゲル状軟責 プレドニゾロン 2l−(2E、6E−ファル不ンレー
ト)1.69 カルボキシビニルポリマー(和光純薬工業株式会社製、
ハイビスヮコ−104)    1,2yヒドロキング
ロビルメチルセルロース2910 (M越化学工業株式
会社製、メトa−ズ60SH−50)   1.Ofマ
クロゴール400        14.1マクロゴー
ル4000       1.(1セパ/ン酸ジエチル
(日光ケミカルズ株式会社製、ニラコールDES−8P
)     5.1イノプロピルアルコール     
4802トリイソプロパツールアミン    0.55
f全     量 100.0(1 カルボキ/ビニルポリマー1.22を精製水22.82
中に分散させ、得られた分散液にヒドロキシフロヒルメ
チルセルロース2910 1.Ofのイノプロヒルアル
コール24.Of中の分散液ヲ加えることによって混合
物を得た。プレドニゾロン 2l−(2E、6E−ファ
ルネンレート)1.69をセパノン酸ジエチル5.o2
およびイソプロピルアルコール2409の混合液に溶解
させ、得られた溶液を前記混合物と混合した。得られた
混合物をマクロコール40014.09およびマクロゴ
ール40001.0′?と混合し、次いでトリイノプロ
パツールアミノ0552の精製水0.55f中の溶液お
よび精製水4.3Ofと混合した。
実施例5 水混和性クリーム プレドニゾロン 2l−(2E、6E−ファルネ/レー
ト)           1.0%w/wみつろう(
白色)        is、o%w/wセ) ステア
 ’)ルアルコールRPC7,0%w/wセトマクロゴ
/L=1000BPC3,0%w/w液体パラフィンB
P        5.Q%w/wクロロクレゾール 
       0.1%W/W精製水        
     100重量部とする量粒子サイズがその粒子
数の95%が5μ以下に小さくなるまで、プレドニゾロ
ン 21− (2E。
6E−ファルネシレート)を少量の液体パラフィンBP
とともにボールミル処理した。使用すべき水を100℃
に加熱し、これにクロロクレゾールを加え、攪拌して溶
解させ、得られた溶液を65℃に冷却した。この溶液に
みつろう、セトステアリルアルコールRPCおよびセト
マクロゴル1000RPCを一緒に溶融させ、そして6
5℃に保った。
得られた混合物にプレドニゾロン 21− (2E。
6E−ファルネシレート)の曹濁液を加え、そして残余
の液体パラフィンBPをすすぎに使用した。
60℃のプレドニゾロン 21− (2E、 6 E−
ファルネ/レート)の油相を65℃のクロロクレゾール
水性相に加え、迅速に攪拌しながら、この乳剤をゲル化
点(40〜45℃)を越えて冷却させた。クリームが固
化するまで低速で攪拌を吠けた。
プレドニゾCン 2l−(2E、6E−ファルネンレー
ト)              1.ofセトステア
リルアルコール     1.5y2−オクチルドデカ
ノール     1202モノステアリン酸グリセリン
    1501ポリオキ/エチレンステアリルエーテ
ル   302セバン/酸ジエチル        1
009p−ヒドロキン安息香酸メチル      02
2精製水              5732全  
   量            100.(1プレド
ニゾロン 2l−(2E、6E−ファルネ/レ−ト) 
1.0 y、セトステアリルアルコール152.2−オ
クチルドデカノール12.0?、モノステアリン酸グリ
セリン150り、ポリオキンエチレンステアリルエーテ
ル30りおよびセパノン酸ジエチル100りを混合し、
約75℃で溶融して混合液を得た。別にp−ヒドロキン
安息香酸メチル0.2 ? f精製水57.3fに溶解
して約75℃に保ち、得られた溶液を先の混合液に添加
したのち攪拌下に乳化させ、冷却してクリーム剤を得た
〔発明の効果〕
本発明により提供される抗喘息系は高い薬効を有し、し
かも軽減された副作用しか有していない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される11β,17α,21−トリヒドロキシ−1
    ,4−プレグナジエン−3,20−ジオン21−〔(E
    ,E)−3,7,11−トリメチル−2,6,10−ド
    デカトリエノアート〕を有効成分として含有する抗喘息
    薬。
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