JPH03222798A - 電子黒板装置 - Google Patents

電子黒板装置

Info

Publication number
JPH03222798A
JPH03222798A JP2017887A JP1788790A JPH03222798A JP H03222798 A JPH03222798 A JP H03222798A JP 2017887 A JP2017887 A JP 2017887A JP 1788790 A JP1788790 A JP 1788790A JP H03222798 A JPH03222798 A JP H03222798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
writing
roller
support plate
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017887A
Other languages
English (en)
Inventor
Joshi Tadokoro
田所 譲司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2017887A priority Critical patent/JPH03222798A/ja
Publication of JPH03222798A publication Critical patent/JPH03222798A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野 〕 本発明は、それぞれ画像の書き込み及び消去が可能な2
種類のシートを重ねると共に、この両シートをそれぞれ
独立して走行させる構造を備えた電子黒板装置に関する
ものである。
〔従来の技術 〕
従来のこの種の電子黒板装置として、例えば特開昭62
−059099号公報に可示された装置があり、これを
第7図〜第9図により説明する。
第7図は従来の電子黒板装置の外観を示す斜視図、第8
図は第7図の装置の横断平面図、第9図は第8図におけ
るシートとその駆動手段を示す斜視図である。
第7図において1は装置本体、2は該装置本体1を支え
るスタンド、3はプリンタ6から排出される用紙を受け
るスタッカ、4は操作部、5は装置本体1の正面に設け
られた筆記窓であり、前記操作部4は後述する第2のシ
ートの画面指定、第1のシートに書き込まれた画像の読
み取り、該画像の用紙へのプリント、及び後述する第1
のシトへの所定のフォーマントの書き込み、消去等を指
示するボタン、及びこれらに伴う必要なデータ等の表示
を行う表示部等により構成されている。
第8図及び第9図において7は前記筆記窓5に対応する
ように装置本体1内に配置されたシート支持板、8は所
定の長さのシート基祠に熱あるいは光による画像の書き
込みが可能な表層を設けて成る第1のシートで、この第
1のシート8はその両端を装置本体1内に設けられた巻
き取り軸9a。
9bに結合して、両巻き取り軸9’、i、9bに巻き付
けられており、コーナローラ10a、10b間で前記シ
ート支持板70表面を走行するように配置されている。
11はベルト及びプーリ等を介して前記巻き取り軸9a
を駆動するモータ、12は前記巻き取り軸9bとコーナ
ローラ10bとの間に配置されたフォーマット書き込み
部で、このフォーマット古き込み部は第1のシート8を
挟んで対向するように配置された書き込みヘッド13と
プラテンローラ14を有しており、このプラテンローラ
14はベルト及びプーリ等を介して駆動するモータ15
により回転するようになっている。
従って、モータ11.15により巻き取り軸9aとプラ
テンローラ14を回転させることにより第1のシー1−
8を走行させつつ、書き込みヘッド13により第1のシ
ートに罫線1日程表等のフォーマットを書き込むことが
できるようになっている。
16はマーカ等の筆記具による任意の画像の書き込みと
イレーザ等により前記画像の消去が可能であると共に前
記第1のシート8に書き込まれたフォーマットを筆記窓
5側から透視できる透明もしくは半透明の素材により形
成された所定長を有する第2のシートで、この第2のシ
ート16はその両端を装置本体1内に設けられた巻き取
り軸17a、17bに結合して、両巻き取り軸17a。
17bに巻き付けられており、コーナローラ18a18
b間で前記シート支持板7上の第1のシート8の表面を
走行するように配置されている。
19は巻き取り軸17aとコーナローラ18aとの間で
第2のシート16をガイドするガイドローラ、20aは
ベルト及びブーり等を介して前記巻き取り軸17aを駆
動するモータ、20bはベルト及びプーリ等を介して前
記巻き取り軸17bを駆動するモータで、この両モータ
20a、20bにより巻き取り軸17a、17bを同方
向に回転させることにより、巻き取り軸17a、17b
の一方で第2のシート16を巻き取ると同時に他方で第
2のシート16を繰り出して走行させるようになってい
る。
21は読み取り装置で、反射板22を有する蛍光灯等の
光′/Q23によりガイドローラ19の位置にある第2
のシート16を照射し、その反射光を反射ミラー23に
より所定の方向に導き、その光束25をレンズ26を介
してCCDセンサ等のイメージセンサ27に結像させる
ことにより第2のシート16上の画像を1ラインづつ読
み取るようになっている。
次に、上述した構成の作用について説明する。
まず、装置使用者が操作部4により所望のフォーマント
を選択してその書き込みを指示すると、モータ11,1
5により巻き取り軸9aとプラテンローラ14が回転し
、これにより第1のシート8が巻き取り軸9 a c、
:巻き取られると共に、巻き取り軸9bから繰り出され
る。
これにより第1のシート8が走行するので、この走行に
伴って書き込みヘッド13により第1のシートに罫線2
日程表等のフォーマットが書き込まれる。
このときのフォーマットデータは図示しないメモリに予
め格納されており、同じく図示しない制御手段により書
き込みヘッド13に転送されるものとなっている。
このようにして書き込まれたフォーマットはシート支持
板7上に送られ、その後モータ11゜15の駆動が停止
される。
これにより前記フォーマットはシート支持板7と第2の
シート16との間上に位置付けられ、筆記窓5において
第2のシート16上から第1のシ−ト8のフォーマット
を透視できるので、装置操作者はこのフォーマットを見
なからマーカ等により文字、数字、記号等の任意の画像
を第2のシート16に筆記する。
この筆記された画像を読み取る場合は、操作部4により
読み取りを指示すると、モータ20a20bにより巻き
取り輔17a、17bが回転し、これにより第2のシー
ト16が巻き取り軸17aに巻き取られると共に、巻き
取り軸17bから繰り出され、読み取り装置21により
前記筆記画像の読み取りが行われる。
この読み取られた画像のデータは図示しないメモリに記
憶され、必要に応じて操作部4によりコピーの指示が行
われると、前記メモリから画像データがプリンタ6に転
送され、所定の用紙に印刷される。このとき、画像デー
タに応じたフォーマットもプリンタ6に転送されるので
、用紙には画像データと共にツメ−マットが複合して印
刷され、スタッカ3に排出される。
〔発明が解決しようとする課題 〕
しかしながら、上述した従来の電子黒板装置では、第1
のシートと第2のシートがシート支持板上で常に重なり
合って接触しているため、フォーマットを書き込むため
に第1のシートを走行させたり、筆記画像を読み取り装
置で読み取るために第2のシートを走行させると、第1
のシートの表面と第2のシートの裏面が静電気により貼
り付いてしまい、その結果走行に対する負荷が大きくな
って走行速度が低下し、書き込み不良や読み取り不良等
の二次障害を起こすという問題がある。
また、シートの走行負荷の増大により、シートを走行さ
せるための駆動手段に脱調が発生し、騒音等が生じると
いう問題もある。
更に、両シート間に塵埃や砂等が入り込むと、これらに
よりシート走行時にシートの表面や裏面に傷がつき、特
に第2のシ:トの裏面に傷がついた場合、この傷が読み
取り装置で読み取られるため、印刷時の’IQれとなっ
て現れる等の二次障害を起こすという問題もある。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので
、静電気によって走行速度の低下することによる二次障
害や騒音の発生、及び塵埃や砂等によってシートに傷が
つくことによる二次障害の発生を防止することができる
電子黒板装置を実現することを目的とするものである。
〔課題を解決するだめの手段 〕
この目的を達成するため本発明は、ツメ・−マットの自
動書き込み、自動消去が可能な素材により形成され、か
つ走行可能に配置された第1のシートと、この第1のシ
ートを走行させる第1の駆動手段と、筆記による画像の
占き込み、消去が可能で前記第1のシートを透視できる
素材により形成され、かつ一部が前記第1のシートの一
部と重なり合うように走行可能に配置された第2のシー
トよ、この第2のシートを走行させる第2の駆動手段と
を備えた電子黒板装置において、前記第1第2のシート
のいずれか一方を前後動させるシート移動手段を設けた
ものである。
〔作用〕
上述した構成を有する本発明は、第1のシートに任意の
フォーマットを書き込むため、あるいは第2のシートに
筆記された画像を読み取るために第1.第2のシートの
少なくとも一方を走行させる際、シート移動機構により
第1.第2のシートのいずれか一方を前後動させ、これ
により両シートの重なり合った部分を離間させた後、シ
ートの走行を行う。
従って、これによればシート走行時に、第1のシートと
、第2のシートとの表面と裏面の擦れによる摩擦が発生
しないことになり、従来のように第1のシートの表面と
第2のシートの裏面が静電気により貼り付くことがなく
なるため、走行速度の低下による書き込み不良や読み取
り不良等の二次障害の発生を未然に防止できると共に、
走行負荷の増大による駆動手段の脱調で発生する騒音等
を無くすことができる。
また、シート走行時に両シートが離れることで、両シー
ト間に入り込んだ塵埃や砂等によるシートの表面や裏面
の傷の発生も防止できるので、この傷に起因する印刷時
の汚れ等の二次障害も解消することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による電子黒板装置の一実施例を示す要
部平面図で、同図(a)は第1のシートと第2のシート
が重なって接触した状態、同図(1))は第1のシート
と第2のシートが分離した状態を示している。
図において28は装置本体、29はこの装置本体正面に
設けられた筆記窓、30は前記筆記窓29に対応するよ
うに装置本体1内に配置されたシート支持板である。
31は所定の長さのシート基材に熱あるいは光による画
像の書き込み、消去が可能な表層を設けて成る無端状の
第1のシートで、この第1のシート31は、前記シート
支持板30を内包するように複数(図では2本)のロー
ラ32a、32bに巻き掛けられている。
そして、このローラ32a、32bの一方、例えばロー
ラ32aを図示しないモータにヘルド及びプーリ等を介
して接続することにより第1の駆動手段を構成し、ロー
ラ32aが回転することにより第1のシート31がシー
ト支持trIi、30の表面を走行するようになってい
る。
33は前記シート支持板30の背面側で第1のシート3
1の表面と対向するように設けられた書き込み/消去部
で、この書き込み/消去部33により第1のシート31
に罫線9日程表等のフォーマットを書き込むと共に、書
き込んだフォーマ・ントを消去するようになっている。
34はマーカ等の筆記具による任意の画像の書き込みと
イレーザ等により前記画像の消去が可能であると共に前
記第1のシート31に書き込まれたフォーマットを筆記
面側から透視できる透明もしくは半透明の素材により形
成された無端状の第2のシートで、この第2のシート3
4は前記第1のシート31を内包するように複数(図で
は4本)のローラ35a〜35dに巻き掛けられている
そして、このローラ35a〜35dのうちの1本、例え
ばローラ35dを図示しないモータにヘルド及びプーリ
等を介して接続することにより第2の駆動手段を構成し
、前記ローラ35dが回転することにより前記シート支
持板30上で第1のシート31の表面を第2のシート3
4が走行するようになっている。
36は前記ローラ35b、35Cの間に配置された読み
取り装置で、第2のシート34を介して対向した蛍光灯
等の光1o37と光電変換素子から成る読み取りセンサ
38を備え、第2のシー1〜34を透過した光源37か
らの光をセンサ38で受光することにより第2のシート
34−ヒの画像を1ラインづつ読み取るようになってい
る。
第2図は第1図の実施例における第1のシートと第2の
シートを分離するためのシート移動手段の一例を示す斜
視図、第3図(a)は第2図のへ=−Δ線断面図、第3
図(b)は同じく第2図のB−B線断面図、第4図は第
2図の機構の部分拡大斜視図、第5図はローラ32bの
支持機構の一例を示す背面図、第6図は第5図の機構の
部分拡大斜視図である。
第2図において39aと39bは筆記窓29の内側上下
の位置で装置本体28に固定された上部シャーシと下部
シャーシ、40aと40bは上部ブラケットと下部ブラ
ケットで、上部ブラケット40aは上部シャーシ39a
の左右両端部に固定されており、また下部ブラケット4
0bは上部ブラケット40aと対象を成すように下部シ
ャーシ39b左右両端部に固定されていて、これらのブ
ラケット40’aと40bにより前記シート支持板30
は以下に述べるように板厚方向に前後動できるように支
持されている。
すなわち、上部ブラケッ)40aは第4図に示すように
前記シート支持板31の板厚方向と同方向に長くしたガ
イド孔41を有しており、このガイド孔41に通したネ
ジ付きのガイドビン42をシート支持板30の上面に設
LJだネジ孔に締結することにより、ガイド孔41とガ
イドピン42をガイドとしてシート支持板30は上部ブ
ラケット40aに取り付けられている。
43は上部ブラケッ)40aの先端に形成されたストッ
パー、44aは上部ブラケソ)40aの後端とシート支
持板30との間に渡されたスプリングで、上部ブラケッ
ト40 aの後端に設けられたネジ45により位置決め
されており、シート支持板30はこのスプリング44a
の押圧力を受けてストッパー43に押し付LJられてい
る。
同様にシート支持板30の下部は下部ブラケノI・40
bに取り付けられていて、スプリング44aが設けられ
、これによりシート支持板30は第3図(Jl)に矢印
で示したように板厚方向に前後動することができるよう
になっている。
46aは前記シート支持板30の背面上部左右に固定さ
れた上部カム受け、46bは各々」二部カム受け46a
と対向するようにシート支持板30の背面の下部左右に
固定された下部カム受けで、両カム受り46 a、  
46 bには第3図(b)に示すようにそれぞれシート
支持板30に移動方向に向けてガイド孔47a、47b
が設けられている。
48aと40bは前記ガイド孔47a、47bを貫通ず
るように設けた駆動シャフトで、両駆動シャフトのそれ
ぞれの上下の端部は前記上部シャーシ39aと下部シャ
ーシ39bに設けられた軸受けにより回転自在に支持さ
れている。
49aと49bはそれぞれカム受け46a。
46bと係合し得るように駆動シャフト48aと48b
の上下に固定されたカム、50は駆動シャフト48aと
48bの間に渡されたリンク、51は下部シャーシ39
bに固定されたロータリソレノイドで、このロータリソ
レノイド51に前記駆動シャフト48bの下端が連結さ
れており、ロータリソレノイド51により駆動シャフト
48bが回転すると、その回転力がリンク50を介して
駆動、シャツ)48aに伝達され、これにより駆動シャ
ツ)48aが駆動シャツ)48bに連動して回転するよ
うになっている。
52aと52bはローラ支持ブラケットで、第6図に示
ずようにローラ32aと32bとを結ぶ方向に長いガイ
ド孔53を有している。
54aと54bはそれぞれ上部シャーシ39aと下部シ
ャーシ39bに固定されたガイドで、前記ローラ支持ブ
ラケット52a、52bは各々のガイド孔53をガイド
54a、54bに嵌め合わせることによって上部シャー
シ39aと下部シャーシ39bの一端にそれぞれスライ
ド可能に取り付けられており、そしてこの両ローラ支持
ブラケット52a、52bにローラ32bが軸受けを介
して回転自在に支持されている。
55aと55bは上部シャーシ39aと下部シシャーシ
39bに固定された固定部材で、この固定部材55a、
55bとローラ支持ブラケット52a、52bとの間に
ピン56a、56bにより位置決めされたスプリング5
7a  57bが渡されており、このスプリング57a
、57bにより前記しI−ラ32bは上部シャーシ39
aと下部シャーシ39bの他端に軸受けを介して回転自
在に支持されているローラ32aと離間する方向に付勢
されていて、これによりローラ32a、32bに巻き掛
IJられた第1のシート31にテンションが与えられて
いる。
尚、本実施例の第2のシート34にもローラ35a〜3
5dの少なくとも1本に図示しないスプリングの付勢力
をかけることでテンションが与えられている。
また、本実施例の装置が第7図に示すスタンド2、スタ
ッカ3.操作部4.及びプリンタ6を備えていることは
従来と同様である。
次に−L述した構成の作用について説明する。
まず、通常の状態ではシート支持板30がスプリング4
4a、44bによって第1図(a)に示したように前方
に付勢されており、従ってシート支持板30は第1のシ
ート31の表面を第2のシート34の裏面に接触させる
ように押し、これにより第1のシート31はローラ32
bをローラ32a側に移動させてスプリング56a、5
6bを圧縮させている。
この状態で、装置使用者が第1のシート31に書き込み
/消去部33によって所望のフォーマットを書き込ませ
るための指示、あるいは第2のシート34に筆記された
画像を読み取り部36のセンサ38によって読み取らせ
るための指示を操作部4(第7図参照)に入力すると、
まずロータリソレノイド51に通電が行われ、これによ
りロータリソレノイド51が動作してシャフト48bを
第2図の矢印方向に所定量回転させる。
この回転力はリンク50を介してシャフト48aに伝達
され、これによりシャフト48aもシャフト48bと同
方向に回転する。
そして、この回転に伴ってカム49a、49bが一体に
回転してシート支持板30に固定されているカム受げ4
6a、46bを押すため、シート支持板30はスプリン
グ44a、44bを圧縮させながら後退する。
これにより第1のシー1−31がシート支持板30によ
る押圧力から解放されると、スプリング56a、56b
の復旧力によりローラ32bがローラ32aに対して離
間する方向に移動して、第1のシー[31は第1図(b
)に示すように第2のシート34の裏面から離れる。
このようにして第1のシート31が第2のシート34の
裏面から離れた状態では、いずれか一方を走行させても
両シート31と34が互いに擦れ合うことがないので、
この状態で第1のシート31あるいは第2のシート34
を走行させ°ζフォーマットの書き込みあるいは筆記画
像の読み取りを行う。
フォーマットの書き込みあるいは筆記画像の読み取りが
終了し、走行が停止されると、前記ロータリソレノイド
51への通電が停止される。
これによりスプリング44a、44bの復旧力でカム受
け46a、46bがカム49a、49bを押しシャフト
48a、4i3bを第2図の矢印と逆の方向に回転させ
るため、シート支持板30はブラケット40a、40b
のストッパ43に突き当たるまで前進移動して元の位置
へ戻る。
このシート支持板30の移動によって第1のシート31
が押されるため、ローラ32bはスプリング56a、5
6bを圧縮させなからローラ32aに接近する方向に移
動し、これにより第1のシート31は第1図(a)に示
すように再び第2のシート34の裏面に接触する。
尚、上述した実施例では第1のシート31と第2のシー
ト34を共に無端状のものとしたが、2軸間で巻き取り
、繰り出しを行うことにより走行するものについても適
用可能であり、また第1のシート31と第2のシート3
4の一方を無端状とし他方を2軸間で巻き取り、繰り出
しを行う組み合わせについても有効である。
更に、上述した実施例ではシート支持板を前後動させる
ことにより第1のシート31を第2のシート34に対し
て接触、離間さセる構造としたが、例えば第1図に示し
たローラ35aと35bの少なくとも一方を前後動させ
ることにより第1のシーl−31に対して第2のシート
34を接触、離間させることも可能である。
[発明の効果 〕 以上説明したように本発明の電子黒板装置は、第1.第
2のシートのいずれか一方を前後動させるシート移動手
段を設けて、第1のシートに任意のフォーマントを書き
込むため、あるいは第2のシー1−に筆記された画像を
読み取るために第1第2のシートの少なくとも一方を走
行させる際、シート移動機構により第1.第2のシート
のいずれか一方を前後動させ、これにより両シートの重
なり合った部分を離間させた後、シートの走行を行うよ
うにしている。
従って、これによればシート走行時に、第1のシートと
、第2のシートとの表面と裏面の擦れによる摩擦が発生
しないことになり、従来のように第1のシートの表面と
第2のシートの裏面が静電気により貼り付くことがなく
なるため、走行速度の低下による書き込み不良や読み取
り不良等の二次障害の発生を未然に防止できると共に、
走行負荷の増大による駆動手段の脱調で発生する騒音等
を無くすことができるという効果が得られる。
また、シート走行時に両シートが離れることで、両シー
ト間に入り込んだ塵埃や砂等によるシートの表面や裏面
の傷の発生も防止できるので、この傷に起因する印刷時
の汚れ等の二次障害も解消することができるという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電子黒板装置の一実施例を示す要
部平面図、第2図は第1図の実施例におけるシート移動
手段の一例を示す斜視図、第3図は第2図の断面図、第
4図は第2図の手段の部分拡大斜視図、第5図はローラ
の支持機構の一例を示す背面図、第6図は第5図の機構
の部分拡大斜視図、第7図は従来例の外観を示す斜視図
、第8図は従来例の横断平面図、第9図は従来例におけ
るシートとその駆動機構を示す斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フォーマットの自動書き込み、自動消去が可能な
    素材により形成され、かつ走行可能に配置された第1の
    シートと、 この第1のシートを走行させる第1の駆動手段と、 筆記による画像の書き込み、消去が可能で前記第1のシ
    ートを透視できる素材により形成され、かつ一部が前記
    第1のシートの一部と重なり合うように走行可能に配置
    された第2のシートと、この第2のシートを走行させる
    第2の駆動手段とを備えた電子黒板装置において、 前記第1、第2のシートの少なくとも一方を走行させる
    とき、両シートの重なり合った部分が離れるように、両
    シートのいずれか一方を前後動させるシート移動手段を
    設けたことを特徴とする電子黒板装置。
JP2017887A 1990-01-30 1990-01-30 電子黒板装置 Pending JPH03222798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017887A JPH03222798A (ja) 1990-01-30 1990-01-30 電子黒板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017887A JPH03222798A (ja) 1990-01-30 1990-01-30 電子黒板装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03222798A true JPH03222798A (ja) 1991-10-01

Family

ID=11956219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017887A Pending JPH03222798A (ja) 1990-01-30 1990-01-30 電子黒板装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03222798A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8292865B2 (en) 2001-11-30 2012-10-23 Tredegar Film Products Corporation Absorbent article with double-sided soft and elastic components

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8292865B2 (en) 2001-11-30 2012-10-23 Tredegar Film Products Corporation Absorbent article with double-sided soft and elastic components

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880000412B1 (ko) 전자 흑판장치
KR100254328B1 (ko) 전자 화이트보드 장치
US6112037A (en) Color image forming apparatus having a controller for setting printing speeds in dependence on a detected number of colors in an image signal
JPH03222798A (ja) 電子黒板装置
EP0299479B1 (en) Image display system
JP3863007B2 (ja) 電子黒板装置
JPS6194798A (ja) 黒板複写機
JP3345217B2 (ja) エンドレスベルト装置
JPH0715233Y2 (ja) 電子黒板装置
JPS611163A (ja) 複写機を兼ねる電子黒板装置
JPH0632095A (ja) 電子黒板システム
JP2002103883A (ja) 表示装置
JPH0732141Y2 (ja) 自走式黒板イレーサ
US3108156A (en) Data reproducing apparatus
JPH08156491A (ja) 電子黒板
JPH08156490A (ja) 電子黒板
JP3395999B2 (ja) 電子黒板装置
JP3545814B2 (ja) 電子黒板装置
JPH03114792A (ja) 電子黒板装置
JPH05162494A (ja) エンドレス形黒板の消去方法、および、同消去装置
JPS61132393A (ja) 電子黒板
JPS639356A (ja) 画像読取装置
JPS62268261A (ja) 電子黒板装置
JPS6243584B2 (ja)
JPH053945B2 (ja)