JPH03222654A - スリップリングの研磨方法 - Google Patents

スリップリングの研磨方法

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JPH03222654A
JPH03222654A JP1755990A JP1755990A JPH03222654A JP H03222654 A JPH03222654 A JP H03222654A JP 1755990 A JP1755990 A JP 1755990A JP 1755990 A JP1755990 A JP 1755990A JP H03222654 A JPH03222654 A JP H03222654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip ring
motor
brush
sliding surface
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1755990A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Takahashi
高橋 勝義
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば巻線形誘導モータに内蔵したスリッ
プリングの摺動面に、比較的軽微な損傷を生じた場合に
、該摺動面を現場で簡単かつ安全゛に研磨補修し得る方
法に関するものである。
従来技術 送風機やコンプレッサおよびクレーン等の如く、大きな
起動トルクが必要で、しかも始動に長い時間を要する機
械装置のモータとして、巻線形誘導モータ(以下「巻線
形モータ」とも称す)が好適に使用されている。
第3図に示す如く、前記巻線形誘導モータ10は、モー
タ本体12に回転自在に枢支した軸14の適宜位置に、
回転子16が軸14と一体的に回転するよう配設されて
いる。モータ本体12の内部には、回転子16を囲繞す
るように固定子18が配設され、該固定子18は図示し
ない電源に配線20を介して接続されている。しかるに
、固定子18に電流を供給すると、回転磁界が生じて内
部の回転子16に誘導電流が流れてトルクが生じ、軸1
4を回転駆動するものである。
前記軸14には、第3図に示す如く、複数(回転子16
の相数に対応する数)のスリップリング24が同軸的に
配設され、各スリップリング24は前記■転子16に配
線22を介して接続されている。
また、各スリップリング24の外周(WI動面)には、
複数(実施例では2個)のブラシ26が摺動自在に接触
するよう配設されている。このブラシ26は、第4図に
示す如く、モータ本体12の内部に配設した保持器28
に着脱自在に装着され、適宜の手段を介してスリップリ
ング24の摺動面に一定の圧力で接触するよう構成され
ている。更に、前記ブラシ26が装着された保持器28
から導出した配線30は、可変抵抗器32に接続されて
いる。
なお、保持器28はブラシ26と電気的に接続されると
共に、モータ本体12に対して絶縁されていることは勿
論である。また、図面ではモータ本体12の外部に可変
抵抗器32を示したが、これは図示の便宜のためであっ
て、実際にはモータ本体12の内部に配設されている。
前記スリップリング24は、例えば銅合金や鉄を材質と
して形成され、またブラシ26はスリップリング24を
構成する材料よりも軟質な材料、例えば炭素や黒鉛等を
材質として形成され、スリップリング24の摺動面が摩
耗しないよう設定しである。
ここで、前記巻線形モータは、始めから定格電圧を加え
て始動させると、大きな電流が流れてモータ自体や配線
等に故障を生じ、しかも大きな始動トルクを得られない
性質を有する。これに対して回転子側の2次抵抗を大き
くすると、始動トルクが大きくて、始動電流が小さくな
る性質もある。
そこで、当該巻線形モータ10の始動に際しては、前記
可変抵抗器32による抵抗を最大に設定し、始動電流を
小さくして大きな始動トルクを引き出すようにしている
。そして、巻線形モータ10の速度が上昇するにつれて
可変抵抗器32の抵抗を順次減少させて、電流を制限し
つつ大きなトルクを発生させる、所謂比例推移の原理を
利用した始動法が採用されている。
このように構成した巻線形誘電モータ10では、モータ
運転中に前記スリップリング24の摺動面に塵埃が付着
すると、該摺動面が傷付いて粗くなり、ブラシ26が短
期間で摩耗してランニングコストが嵩むと共に、ブラシ
26のカスによりモータ内部を汚損する欠点がある。ま
た、摺動面の損傷が大きくなると、スリップリング24
とブラシ26との接触不良を生じ、前記可変抵抗器32
が正常に機能しなくなり、巻線形モータ10の始動に支
障を来たす問題があった。
そこで従来は、スリップリング24における摺動面の状
態を定期的に調べ、運転に支障を来たす損傷を発見した
場合は、巻線形モータ10からスリップリング24を取
外して修理工場等に持込み、摺動面を旋盤等の装置を使
用して研磨補修していた。しかしこの場合には、巻線形
モータ10の分解やスリップリング24の補修に時間が
掛かり、その間は機械装置を休止させることになり、極
めて非能率的であった。このため、スリップリング24
の損傷が軽微な場合は、巻線形モータ10を分解するこ
となく現場で補修しているのが現状である。
前記現場での補修方法としては、第4図に示す如く1巻
線形モータ10を蓋34を取外した状態で運転し、例え
ば棒の先端に紙ヤスリ等の研磨材を取付けた研磨具36
を、開口37からモータ内部に挿入する。そして、回転
するスリップリング24の摺動面に紙ヤスリを押付ける
ことにより、該摺動面の研磨補修を行なっている。
発明が解決しようとする課題 しかし前述した方法は、巻線形モータ10を運転した状
態で、作業者が持った研磨具36をモータ内部に入れて
研磨作業を行なうため、作業者が誤って通電部に触れて
感電したり、研磨具36がスリップリング24に巻込ま
れるおそれがあり、極めて危険を伴なう作業となってい
た。また研磨作業は人手に頼っているため、スリップリ
ング24の摺動面が偏って研磨されたり、研磨されない
部分があったりして完全な補修を達成するのは困難であ
った。
そこで、巻線形モータ10を停止した状態で摺動面を補
修することも考えられるが、モータ内部は挟くしかも作
業者がスリップリング24を回転させつつ研磨作業を行
なわなければならず、繁雑で時間が掛かると共に、前述
した方法と同様に完全に補修することは期待し得す、実
施されていないのが現状である。
発明の目的 本発明は、前記スリップリンクの補修作業に内在する前
記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたも
のであって、現場において簡単かつ安全に補修作業を実
施し得る方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記のia題を克服し、所期の目的を達成するため本発
明は、本体内部に回転自在に配設した回転子に接続され
、該回転子と一体的に回転可能なスリップリングと、こ
のスリップリングに近接配置した対応の保持器に着脱自
在に装着されて、前記スリップリングの摺動面に所定圧
で摺動可能に接触する複数のブラシとを備える巻線形モ
ータにおいて、 前記ブラシと同一形状に形成した砥石を、複数のブラシ
の内の一つと交換して、該砥石を前記摺動面に所定圧で
接触させ。
次いでモータを駆動することにより、スリップリングの
摺動面を研磨補修することを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係るスリップリングの研磨方法につき、
好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説
明する。第1図は、本発明に係る方法が好適に実施され
る巻線形誘導モータの概略断面図、第2図は、スリップ
リングと砥石との関係を示す要部概略斜視図である。
実施例に係る製造方法でスリップリング24を補修する
場合は、前記巻線形モータ10を停止した状態で、各ス
リップリング24に摺動可能に配設した2個のブラシ2
6.26の内、一方のブラシ26を保持器28から取外
す。次に、ブラシ26と同一形状に形成した砥石38を
保持器28に装着し、その先端をスリップリング24の
摺動面に当接させる(第2図参照)。なお、前記ブラシ
26の厚み寸法は、第1図に示す如く、スリップリング
24の幅寸法よりも若干厚く設定されており、従って砥
石38は摺動面における幅方向の全面に亘って接触する
。また砥石38は、スリップリング24を構成する材料
よりも硬い材質の材料がら形成されている。
このとき、前記回転子16はスリップリング24と他方
のブラシ26を介して可変抵抗器32に接続されている
ので、巻線形モータ10を正常に始動させることができ
る。従って、この状態で巻線形モータ10を始動させれ
ば、スリップリング24が回転し、砥石38と接触する
摺動面が研磨されるに到る。この砥石38は、前記保持
器28により摺動面に一定の圧力で接触するよう構成さ
れているので、該摺動面は平滑に研磨される。
また作業者は、運転中の巻線形モータ10に近付く必要
がなく、研磨補修作業を安全に実施し得る。
そして、所定時間後に巻線形モータ10を停止すれば、
スリップリング24の摺動面は砥石38により平滑に研
磨される。次いで、砥石38とブラシ26とを交換する
ことにより、補修作業は完了する。
発明の効果 以上述べたように、本発明に係るスリップリングの研磨
方法によれば、ブラシと同一形状に形成した砥石を、1
個のスリップリングに対応して配設された複数のブラシ
の内の一つと交換し、この状態で巻線形誘導モータを運
転するだけで、スリップリングの摺動面を極めて簡単に
研磨補修し得るものである。また、作業者が運転中の巻
線形誘導モータに近付く必要がないので、作業者を危険
を伴なう作業から解放することができる。更に、砥石は
保持器によりスリップリングの摺動面に対して平行かつ
一定圧力で接触しているので、該摺動面を平滑に研磨し
得る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るスリップリングの研磨方法が好
適に実施される巻線形誘導モータをスリップリングの研
磨状態で示す概略断面図、第2図は、スリップリングと
砥石との関係を示す要部概略斜視図、第3図は、巻線形
誘導モータの概略断面間、第4図は、従来技術に係る研
磨方法によりスリップリングを研磨している状態を示す
説明である。 10・・・巻線形誘導モータ 16・・・回転子 26・・・ブラシ 38・・・砥石 12・・・モータ本体 24・・・スリップリンク 28・・・保持器 FIG1 0 328− FIG、2 8 10・・・巻線形誘導モータ 12・・・モータ本体 16・・・回転子 24・・・スリップリング 26・・・ブラシ 28・・・保持器 38・・・砥石 FIG、3 FIG、4 10・・・巻線形誘導モータ 12・・・モータ本体 16・・・回転子 24・・・スリップリング 26・・・ブラシ 28・・・保持器 38・・・砥石

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 本体(12)内部に回転自在に配設した回転子(16)
    に接続され、該回転子(16)と一体的に回転可能なス
    リップリング(24)と、このスリップリング(24)
    に近接配置した対応の保持器(28)に着脱自在に装着
    されて、前記スリップリング(24)の摺動面に所定圧
    で摺動可能に接触する複数のブラシ(26)とを備える
    巻線形モータにおいて、 前記ブラシ(26)と同一形状に形成した砥石(38)
    を、複数のブラシ(26)の内の一つと交換して、該砥
    石(38)を前記摺動面に所定圧で接触させ、次いでモ
    ータ(10)を駆動することにより、スリップリング(
    24)の摺動面を研磨補修する ことを特徴とするスリップリングの研磨方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009125927A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Schleifring & Apparatebau Gmbh 取り付け状態のスリップリングを修理するための方法及び装置
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