JPH03221729A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、現時点より先の時点で調理を実行する予約調
理機能ど、現時点で調理を直ちに実行する通常調理機能
とを備えた加熱調理器に関する。

（従来の技術） 加熱調理器例えば電子１／ンジでは、通常調理機能と予
約調理機能とを備えたものがある。通常調理機能は、現
在の時点で直ちに調理を実行する機能であり、また予約
調理機能は、現時点より先の時点で調理を実行する機能
である。この予約調理機能は例えば次のように動作する
。すなわち、調理内容設定手段たる調理メニュー選択ス
イッチを操作して調理メニューを設定すると共に、予約
スイッチを操作した上で、時間設定スイッチを操作して
時刻情報としての調理終了希望時刻を設定し、そしてス
タートスイッチを操作する。これにて予約論理機能の動
作か開始される。具体的には、調理終了希望時刻から調
理所要時間を差し引いて調理実行開始時刻を算出し、タ
イムカウントを実行してその調理実行開始時刻（所定時
刻）に達したところで、調理メニュー設定スイッチによ
り設定された内容の調理を実行する。これにてその調理
が調理終了希望時刻に終了する。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上記従来のものにおいて、予約調理機能動作
における調理実行開始までにかなりの待機時間が残され
ているような場合に、使用者が通常調理機能により調理
を実行したいことがある。

しかして、一般に電子レンジでは、予約調理機能の動作
中および通常調理機能の動作中といった場合には、取消
スイッチの操作がないかぎりスイッチ人力の受付けを禁
止している。従って、予約調理機能動作時の上記待機中
に通常調理機能による調理を実行する場合には、−旦、
取消スイッチを操作して他のスイッチからの入力を受付
けるようにした上で、適宜のスイッチを操作して調理を
開始するようにしている。

しかしなから、上記従来のものでは、取消スイッチが操
作されると、予約調理機能で実行する調理の設定内容が
クリアされると共にタイムカウント動作もリセットされ
てしまい、その後、予約調理機能による調理を実行させ
ようとする場合には１、再度予約設定操作をやり直さな
ければならないといった問題がある。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、予約調理機能動作時における調理実行開始まで
の待機中に、通常調理機能による調理を実行するに際し
て、スイ・ソチ入力の受付は禁止を解除するための特定
スイッチから人力があった場合、予約時間設定とか調理
メニュー設定といった予約設定操作をやり直す必要のな
い加熱調理器を提供するにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、予約時刻設定手段により設定された時刻情報
に基づきタイムカウントを実行し所定時刻に達したとこ
ろで、調理内容設定手段により設定された内容の調理を
実行する予約調理機能と、調理を現時点て直ちに実行す
る通常調理機能とを備え、各機能の動作時には特定スイ
・ソチの操作がないかぎりは他のスイッチからの人力の
受付けを禁止するようにしたものにおいて、予約調理機
能動作時における調理実行開始までの待機中に前記特定
スイッチからの入力があったときには、予約調理機能で
実行する調理の設定内容および設定時刻情報を記憶保持
したままで且つタイムカウント動作を継続しつつ、他の
スイッチに対する入力受付は禁止を解除する制御手段を
設けたところに特徴を有する。

（作用） 予約調理機能動作時における調理実行開始までの待機中
に、特定スイッチから入力があれば他のスイッチ人力を
受付ける。この場合、予約調理機能で実行する調理の設
定内容および設定時刻情報を記憶保持したままとし且つ
タイムカウント動作を継続するので、再度の予約設定操
作をせずにすむ。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

まず、第４図には電子レンジ全体の外観を示しており、
レンジ本体１の内部には調理室２が形成されている。こ
のレンジ本体１の前面には調理室２を開閉する扉３が設
けられていると共に、ノ・ζネル４が装着されている。

このノくネル４には、第５図に示すように、外部入力手
段として多数のスイッチ等が設けられており、スイ・ソ
チ５〜１３は調理内容設定手段としてのメニュー選択ス
イ・ソチ、１４．１５は温度調節スイッチ、１６は予約
時刻設定手段としての時間・時刻設定スイ・ソチ、１７
は予約設定スイッチ、１８はスタートス・ｒ・ソチ、１
９は入力受付は禁止解除のための特定スイ・ソチとして
の取消スイッチ、２０は予約取消スイ・ソチ、２１は表
示部である。

第３図は電気的構成を示しており、制御手段としての運
転制御回路２２はマイクロコンピュータを含んで構成さ
れており、この運転制御回路２；２には上記各種スイッ
チ５〜２１から外部人力としてのスイッチ入力が与えら
れるようになっており、内部に保有されたプログラムに
従って、マグネトロン２３、オーブン用ヒータ２４、グ
リル用ヒータ２５、オープル用ファンモータ２６、ター
ンテーブル用モータ２７等を駆動制御して、調理を制御
するようになっている。その制御機能として、予約調理
機能と通常調理機能とを備えている。

上記構成の作用を、運転制御回路２２の制御機能内容と
共に第１図および第２図を参照して説明する。

本実施例では、予約調理機能および通常調理機能のいず
れかで調理されるメニューとして「食パン」コースと「
炊飯」コースとがあり、通常調理機能にて調理されるメ
ニューはこれ以外のメニューのものである。ただし、第
１図には、図面の繁雑を避けるため、予約調理機能にて
調理されるメニューとして「食パン」コースのみを示し
、また通常調理機能にて調理されるメニューとして「レ
ンジ強」コースのみを示している。なお、第１図には制
御内容のメインルーチンのフローチャートを示し、第２
図には割込みルーチンを示している。

この割込みルーチンは、メインルーチンからはなれて２
　ｍ　Ｓｅｃごと実行されるもので、表示部２１の制御
（ステップＰ１）、スイッチ入力検索（ステップＰ２）
、スイッチに応じた設定内容の記憶（ステップＰ３）、
通常タイムカウントの実行および予約タイムカウントの
実行（ステップＰ４）を順に実行するようになっている
。

今、予約調理機能により例えば「食パン」コースを実行
する場合、使用者において行なう手順としては、まず「
食パン」コース用のメニュー設定スイッチ５を操作し、
予約設定スイッチ１７を操作し、時間・時刻設定スイッ
チ１６を操作し、て調理終了希望時刻を設定し、そして
スタートスイッチ１８を操作する。

すると、これらのスイッチ入力は運転制御回路２２に与
えられる。これらスイッチ入力は割込みルーチンのステ
ップＰ２で検索され、ステップＰ３でその人力による設
定内容が記憶される。すなわち、予約調理機能で実行す
る調理内容が「食パン」コースであることが記憶される
と共に、時間・時刻設定スイッチ１６による調理終了希
望時刻（時間情報）が記憶される。そしてメインルーチ
ンのステップＳ１にて、そのメニュー選択スイッチの種
別が判断される。この場合、「食パン」コース用のメニ
ュー選択スイッチ５からの入力であるから、ステップＳ
２以降に移行し、そしてこのメニュー選択スイッチ５の
後のスイッチ人力は、既述したように、予約設定スイッ
チ１７、時間・時刻設定スイッチ１６、スタートスイッ
チ１８の順であったから、ステップＳ２，３．４の各「
ＹＥＳＪを経てステップＳ５に至る。このステップＳ５
にて、調理終了希望時刻から「食パン」コースの所要時
間を差し引いて調理開始時刻を算出し、この調理開始時
刻を記憶するとともに、予約タイムカウントをセットす
る。

この予約タイムカウントをセットにより、割込みルーチ
ンのステップＰ４における予約タイムカウントが実行さ
れる。次いで、ステップＳ６では取消スイッチ１９以外
のスイッチ入力の受付けを禁止する。そしてステップＳ
７では開始時刻に達したかを否かを判断し、達していな
ければ待機する。そして開始時刻に達すると、ステップ
Ｓ８にて予約タイムカウントをリセットした後、ステッ
プＳ９，１０．１１に順に移行して「食パン」コースの
実行、取消スイッチ１９以外のスイッチ人力の受付けの
禁止、炊飯終了の判断を行なう。炊飯が終了すれば、ス
テップＳ１２に示すようにこの予約調理機能における設
定内容すなわち「食パン」コース、調理終了希望時刻、
調理開始時刻についての記憶内容をクリアすると共に、
入力受付は禁止の解除を行なう。

なお、この「食パン」コースを通常調理機能にて行なう
場合には、使用者は、予約設定スイッチ１７を操作する
ことなく、「食パン」コース用のメニュー選択スイッチ
５を操作した上で、スタートスイッチ１８を操作すれば
良い。この場合、ステップＳ２のｒＮＯＪからステップ
８１３を経てステップＳ９へ移行する。

一方、通常調理機能にて実行されるメニューとして例え
ば「レンジ強」コースを最初から行なう場合には、使用
者において行なう手順としては、「レンジ強」コース用
のスイッチ１ｏを操作し、時間・時刻設定スイッチ１６
を操作して調理時間を設定し、スタートスイッチ１８を
操作する。しかして運転制御回路２２は、これらのスイ
ッチ操作があると、各スイッチからの入力がステップＳ
１、ステップＳ１４．ステップＳ１５により判断されて
、ステップＳ１６に移行する。このステップＳ１６では
、この「レンジ強」コースを実行し、ステップＳ１７に
て通常タイムカウントをセットし、次いで、ステップ３
１８では取消スイッチ１つ以外のスイッチ入力の受付け
を禁止する。そしてステップＳ１９に移行して設定時間
に達したか否かを判断し、達すればステップＳ２０にて
通常タイムカウントをリセットすると共に、入力受付は
禁止を解除する。その後、ステップＳ２１にて、この通
常調理機能について記憶した設定内容をクリアし、ステ
ップＳ２２に移行し、予約調理機能動作中であったか否
かを判断し、この場合、最初から通常調理機能が実行さ
れているから、同ステップＳ２２のｒＮＯＪに従ってス
テップＳ１に戻る。

ここで、前記「食パン」コースでの予約調理機能動作中
における調理開始までの待機状￥３（ステップＳ７にお
いてタイムカウントが開始時刻にまだ至らない状態）に
、使用者が通常調理機能例えば前記「レンジ強」コース
を行なう場合、スイッチ入力受付は禁止を解除すべく使
用者は取消スイッチ１９を操作した後、前述と同様に「
レンジ強」コース用のスイッチ１０を操作し、時間・時
刻設定スイッチ１６を操作して調理時間を設定し、スタ
ートスイッチ１８を操作する。

しかして取消スイッチ１９の操作によりステップ５２３
に移行し、スイッチ入力の受付は禁止を解除し、ステッ
プＳ２４で予約調理機能に関する記憶内容以外の記憶内
容をクリアし、そしてステップＳ１に戻る。すなわち、
このステップ５２３およびステップＳ２４では、この時
点て動作している予約調理機能における調理内容（「食
パン」コースであること）が記憶されたままであると共
に、時間・時刻設定スイッチ３による調理終了希望時刻
（時間情報）さらには算出された調理開始時刻も記憶保
持されたままで、且つ、割込みルーチンで実行する予約
タイムカウント動作は継続されたままにある。「レンジ
強」コース用のメニュー選択スイッチ１０が操作される
と、これをステップＳ１にて判断することによりステッ
プＳ１４以降に移行して「レンジ強」コースが設定時間
実行される。そしてこの設定時間が経過すると、ステッ
プＳ２１を経てステップＳ２２に移行する。

このステップＳ２２では予約調理機能が動作中であるか
否かを判断し、この場合予約調理機能が動作中であるの
で、ステップＳ６に移行する。この結果、予約調理につ
いてのタイムカウント値が開始時刻に達したか否かの判
断が実行され、達すれば、予約調理機能における「食パ
ン」コースが既述のように実行される。

また、予約調理機能動作中に、この予約調理機能を中止
したい場合には、予約取消スイッチ２０を操作する。す
ると、ステップＳ２５に移行し、予約調理機能について
の設定内容がクリアされると共に、予約タイムカウント
動作がリセットされる。

このように本実施例によれば、予約調理機能動作時にお
ける調理実行開始までの待機中に、特定スイッチに相当
する取消スイッチ１つから人力があれば他のスイッチ入
力を受付けるが、この場合、予約調理機能で実行する調
理の設定内容および設定時刻情報を記憶保持したままと
し且つタイムカウント動作を継続するので、通常調理機
能を実行するために取消スイッチの操作を行なった後に
おいても、再度の予約設定操作をせずにすむ。

［発明の効果コ 本発明は以上の記述にて明らかなように、予約時刻設定
手段により設定された時刻情報に基づきタイムカウント
を実行し所定時刻に達したところで、調理内容設定手段
により設定された内容の調理を実行する予約調理機能と
、調理を現時点で直ちに実行する通常調理機能とを備え
、各機能の動作時には特定スイッチの操作がないかぎり
は他のスイッチからの入力の受付けを禁止するようにし
たものにおいて、予約調理機能動作時における調理実行
開始までの待機中に前記特定スイッチからの入力があっ
たときには、予約調理機能で実行する調理の設定内容お
よび設定時刻情報を記憶保持したままで且つタイムカウ
ント動作を継続しつつ、他のスイッチに対する入力受付
は禁止を解除する制御手段を設けたことを特徴とするも
のであり、これにて、予約調理機能動作時における調理
実行開始までの待機中に、通常調理機能による調理を実
行するに際して、スイッチ入力の受付は禁止を解除する
ための特定スイッチから入力があった場合、予約時間設
定とか調理メニュー設定といった予約設定操作をやり直
す必要がないという優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図および第２図は
制御内容を示すフローチャート、第３図は電気的構成の
ブロック図、第４図は電子レンジの斜視図、第５図はパ
ネル部分の正面図である。 図中、２は調理室、４はパネル、５〜１３はメニュー選
択スイッチ（調理内容設定手段）、１６は時間・時刻設
定スイッチ（予約時刻設定手段）、１７は予約設定スイ
ッチ、１９は取消スイッチ（特定スイッチ）、２０は予
約取消スイッチ、２２は運転制御回路（制御手段）であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、予約時刻設定手段により設定された時刻情報に基づ
   きタイムカウントを実行し所定時刻に達したところで、
   調理内容設定手段により設定された内容の調理を実行す
   る予約調理機能と、調理を現時点で直ちに実行する通常
   調理機能とを備え、各機能の動作時には特定スイッチの
   操作がないかぎりは他のスイッチからの入力の受付けを
   禁止するようにしたものにおいて、予約調理機能動作時
   における調理実行開始までの待機中に前記特定スイッチ
   からの入力があったときには、予約調理機能で実行する
   調理の設定内容および設定時刻情報を記憶保持したまま
   で且つタイムカウント動作を継続しつつ、他のスイッチ
   に対する入力受付け禁止を解除する制御手段を設けたこ
   とを特徴とする加熱調理器。