JP2584015B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2584015B2
JP2584015B2 JP63271159A JP27115988A JP2584015B2 JP 2584015 B2 JP2584015 B2 JP 2584015B2 JP 63271159 A JP63271159 A JP 63271159A JP 27115988 A JP27115988 A JP 27115988A JP 2584015 B2 JP2584015 B2 JP 2584015B2
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JP
Japan
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cooking
heating
time
counter
setting
Prior art date
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JP63271159A
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昭徳 大塚
晃久 高野
勝則 播磨
知之 河瀬
洋三 石村
豊継 松倉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、制御部例えばマイクロコンピュータを備え
た電子制御式加熱調理器に関するものである。
従来の技術 従来、この種の電子制御式加熱調理器において、例え
ば電子レンジにおいては、操作部には、加熱時間設定キ
ー、加熱条件設定キー、および加熱開始キーが備えられ
ている。そして加熱を実行する場合は、加熱時間設定キ
ーにより加熱時間を設定し、次に加熱条件設定キーによ
り加熱出力を設定し、更に加熱開始キーを入力すること
で加熱が開始するというふうに加熱を開始するまでの操
作が煩雑かつ面倒であった。また最近はキーの中に調理
メニューを限定することによりマイクロコンピュータの
メモリを利用して簡単な自動調理を実現している場合が
多くなっている。例えば第3図で示すように「牛乳1
本」というキーを押して「強め」というキーを押せば、
マイクロコンピュータは、自分のメモリの情報の中で
「牛乳1本の強め」という調理時間と加熱出力を導く事
ができるのである。そこで最近は、これらの技術により
例えば「牛乳1本」というキーを押すと調理開始キーを
押さなくても加熱が始まるという仕様の加熱装置が実現
されている。つまり、加熱開始キーを必要としない加熱
装置である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この様な仕様で加熱装置を実現すると
例えば「ごはん1杯」というキーを入力し、すぐに「ご
はん1杯」の調理例えば「500wで1分」という加熱が開
始されたとすると、その後に受けつけられるキーは調理
が開始された後になり、マイクロコンピュータも常にキ
ーを受けつけられる様に設計する必要がある。故にもし
前記例のように「ごはん1杯」1分の調理が実施されて
いる過程でノイズや子供のイタズラ等により他のキー例
えば「牛乳2本」等のキーが押されると、その時点で牛
乳2本の調理時間が再設定される事になる。つまりこれ
を繰り返せば、1つの調理物が長時間加熱される場合も
考えられ、発火等の危険も考えられる。
課題を解決するための手段 そこで本発明は、始めて調理が開始された時点からマ
イクロコンピュータ内部のカウンタを使用して累計の積
算カウンタを持つものである。
作用 累計の積算カウンタを有することにより、調理中にど
のように設定が変わろうともその積算時間カウンタがメ
ニュー変更により再設定された設定時間を超えた時点で
調理を終了させる構成としどのようなキーが押されて
も、それらのキーで設定されマイクロコンピュータにメ
モリされてある設定時間以上は加熱を続けないものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明
する。
第3図は、本発明の実施例を使用する電子レンジ本体
の斜視図と、操作部の配置図である。11は電子レンジ本
体、12は調理物を出し入れするドア、13は、表示部と操
作部をもつ操作パネル、14a〜14dは調理の設定開始をす
る調理設定キー、14e,14fは調理の出来加減を調整する
キー、14gは調理を取り消し加熱を停止する取消キー、1
5a〜15dは各調理が動作していることを示す表示部であ
る。
次に第1図で本発明の制御をブロック図で説明する。
1は加熱室で中に調理物を収納する。2は調理物を加熱
する加熱源のマグネトロンである。3は、使用者が設定
を行なう操作部、4はその情報を示す表示部である。5
が制御の中心のマイクロコンピュータ(以後マイコンと
称す)である。
まず操作部3上の調理設定キー14a〜14d(第3図)の
いずれかがマイコン5に入力され、まず調理開始手段7
が動作する。この調理開始手段7は入力された調理設定
キーの種類により、例えば という調理時間を設定カウンタ6に記憶させると同時に
マグネトロン2へ加熱開始の指示を出す。また積算カウ
ンタ9は、この時点を原点として以後加熱が終了するま
でカウントを続ける。次に調理続行判定部10は、積算カ
ウンタ9の値と、設定カウンタ6とを比較判断し積算カ
ウンタ9の値が設定カウンタ6より大きくなった時マグ
ネトロン2へ加熱停止を指示するものである。つまり
「ごはん1杯」のキーが押されると、設定カウンタ6に
1分が設定され加熱が開始される。それと同時に積算カ
ウンタ9も動作を始め、積算カウンタ9が1分になった
時調理続行判定部10が働き加熱を停止し調理を終了す
る。また、「ごはん1杯」のキーを入力後例えば「ごは
ん2杯」のキーを押すと、調理再設定部8により設定カ
ウンタ6に2分が再設定が行われ、積算カウンタ9が2
分になるまで動作する。逆に、始め「ごはん2杯」が入
力され調理を開始後、例えば1分30秒の時点で「ごはん
1杯」が入力されると、積算カウンタ9はすでに1分30
秒になっており「ごはん1杯」の1分が設定カウンタ6
に入った時点で調理続行判定部10が加熱停止し調理を終
了する。つまり、ある調理物を入れ、いずれかのキーで
調理を開始した後は、どんな場合も、マイコンに記憶さ
れている加熱時間の最大値、この例の場合は「牛乳2
本」の3分以上は絶対に加熱が継続しないことになる。
第2図は、実施例におけるマイコンのプログラムの流れ
図である。
発明の効果 以上の説明より、この様な調理選択キーを押すだけで
加熱が開始される仕様においては、ノイズや子供のイタ
ズラ等の誤操作における危険に対する安全性を高めるた
めに、本発明は優れている。つまり、本発明によれば、
複数の調理設定キーの内の所望キーの操作に基づいて直
ちに加熱を開始できるという優れた操作性とそれにより
高まる誤動作への安定性を高められた、使い勝手の良い
安全な電子レンジが実現できる。また、この発明は、マ
イコンのプログラムで簡単に実現でき安価に構成できる
点も優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の制御ブロック図、第2図
は、同制御フローチャート、第3図(a),(b)は、
同電子レンジの斜視図と操作部の正面図である。 1……加熱室、2……マグネトロン、3……操作部、4
……表示部、5……マイクロコンピュータ、6……設定
カウンタ、7……調理開始部、8……再設定部、9……
積算カウンタ、10……調理続行判定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河瀬 知之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 石村 洋三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 松倉 豊継 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−150523(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を載置する加熱室と、この加熱室
    に結合された加熱源と、前記加熱室に取り付けられたド
    アと、前記被加熱物の加熱をその被加熱物の種類や量に
    応じて行うことを指示する複数の調理設定キーと、前記
    加熱の種類を表示する表示部と、前記加熱源の駆動を制
    御するとともに前記表示部を制御する制御部を備え、前
    記制御部は、前記調理設定キーの入力によりその調理に
    適した調理時間を記憶する設定カウンタと、その時間分
    加熱源を直ちに駆動する調理開始手段と、調理中の調理
    設定キーにより新しい調理に適した調理時間を前記設定
    カウンタに再設定する調理再設定手段と、調理開始時か
    ら積算時間を計測する積算カウンタと、前記再設定時、
    前記設定カウンタと前記積算カウンタとを比較する調理
    続行判定手段とを有し、前記調理続行判定手段により積
    算カウンタ値が調理再設定手段により再設定された設定
    調理時間より大きい場合は直ちに調理を終了させること
    を特徴とする加熱装置。
JP63271159A 1988-10-27 1988-10-27 加熱装置 Expired - Lifetime JP2584015B2 (ja)

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JPH02118327A JPH02118327A (ja) 1990-05-02
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