JPH032216A - 低割合のホスゲンを使用するオリゴマー状カーボネートビスクロルホルメートの製造法 - Google Patents

低割合のホスゲンを使用するオリゴマー状カーボネートビスクロルホルメートの製造法

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JPH032216A
JPH032216A JP2087592A JP8759290A JPH032216A JP H032216 A JPH032216 A JP H032216A JP 2087592 A JP2087592 A JP 2087592A JP 8759290 A JP8759290 A JP 8759290A JP H032216 A JPH032216 A JP H032216A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオリゴマー状カーボネートビスクロルホルメー
ト組成物の製造法に関する。特に本発明はホスゲンの使
用量を最低限に抑えてオリゴマー状カーボネートビスク
ロルホルメートを製造する方法に関するものである。
従来の技術 ビスクロルホルメートオリゴマー組成物及びそれらの製
造法ならびにそれらを線状ポリカーボネートに転化する
方法は当該技術において既知である。これらの技術につ
いては、たとえば米国特許節3.646,102号、同
第4,089,888号、同第4,122,112号及
び同第4,737.573号明細書に記載されているの
で参照されたい。
ビスクロルホルメートオリゴマー組成物からの線状ポリ
カーボネートの製造における主たる利点は生成物の純度
が他の既知の方法に比較して良好である点である。この
ことはフェノール、t−ブチルフェノール又はp−クミ
ルフェノールのような末端キャップ剤の使用によってポ
リカーボネートの分子量を調節する場合に特に顕著であ
る。ホスゲンを使用する反応混合物中にかかる末端キャ
ツブ剤を使用すると副生物としてジフェニルカーボネー
トのようなジアリールカーボネートの形成が惹起される
かかるジアリールカーボネートの存在は成形操作におい
て困難を惹起し得ることは既に認識されている。これら
は成形されたポリカーボネート物品を金型からとり出す
際に生ずる問題、速いサイクル時間を用いて成形物品を
製造する場合に生ずる問題及び物理的又は光学的欠陥の
ある表面をもたない成形物品を製造する場合に生ずる問
題を包含し得る。かかる問題は、たとえば光学ディスク
の成形における場合のごとく、かかる成形物品の形状の
規則性が最重要な問題である場合には特にやっかいであ
る。ビスクロルホルメートオリゴマーを使用することに
よってジアリールカーボネートの形成及びそれに付随す
る問題は回避される。
前記引用した米国特許節4.737,573号明細書の
記載によれば、芳香族ビスクロルホルメート組成物はホ
スゲンとジヒドロキシ芳香族化合物とを塩基水溶液及び
実質的に不活性なかつ実質的に水に不溶性の有機液体の
存在下で反応させることによって製造される。この反応
は逆混合条件下で、すなわち捨型反応器中で、制御され
たpH条件において生起し、その際塩基水溶液は反応混
合物の水性相を8〜11の範囲のpHに保持するような
速度で添加するものである。ホスゲン化の反応時間は1
0〜30分の範囲である。このビスクロルホルメート組
成物をついでポリカーボネート界面形成触媒、たとえば
トリアルキルアミン、及び末端キャップ剤、たとえばフ
ェノールと界面的に反応させることによって線状ポリカ
ーボネートを製造することができる。
この従来技術の方法は二つの点で改良することが望まし
い。第一に、この反応において使用されるホスゲン対ジ
ヒドロキシ芳香族化合物のモル比は所望の比よりも高い
ものである。
従来技術の方法においては、ホスゲン化反応の実施条件
シすなわち8〜11のpH値及び10〜30分のホスゲ
ン化時間は通常はぼ二量体又は三量体の範囲のオリゴマ
ーの生成をもたらす。これらのオリゴマーの形成にはジ
ヒドロキシ芳香族化合物1モル当りそれぞれ少なくとも
3/2モル〜4/3モルのホスゲンを必要とする。ホス
ゲンは危険物質でありかつその使用は製造場所に厳しい
環境及び安全上の制約を課するので、ジヒドロキシ芳香
族化合物の単位当りのホスゲン使用量を最低限に抑える
ことが望ましい。
次式はホスゲン及びジヒドロキシ芳香族化合物からのビ
スクロルホルメートの製造の化学は論を示すものである
(式中、Rは後記の意義を有しモしてnはビスクロルホ
ルメート生成物の平均重合度である。)上記の式から認
め得るごとく、オリゴマーの平均重合度はホスゲン対ジ
ヒドロキシ芳香族化合物のモル比に逆比例する。したが
ってこの比を最低限に抑えるためにホスゲン化工程中に
より長鎖のオリゴマーを製造することが望ましい。
前述した従来技術の方法において改良が望まれる第二の
点は重合工程において使用された水性液体及び有機液体
をホスゲン化反応器に再循環する前にこれらの液体から
トリアルキルアミン触媒を完全に除去する必要がある点
である。これらの液体からトリアルキルアミンを完全に
除去するためには追加の処理装置及び追加のエネルギー
を必要とする。したがってトリアルキルアミンを含有す
る水性及び有機液体の存在下でホスゲン化を有効に行な
うことが望まれる。
発明の要旨 本発明は少なくとも一種のジヒドロキシ芳香族化合物、
ホスゲン、アルカリ金属又はアルカリ土金属塩基、水、
塩素化脂肪族有機液体及びトリアルキルアミンを約15
〜50℃の範囲の温度で界面反応させることによってオ
リゴマー状芳香族カーボネートビスクロルホルメート組
成物を製造する際、水性相対有機液体の容積比が約0.
5〜1゜0:1であり、塩基対ジヒドロキシ芳香族化合
物のモル比が約2. 0〜2.4:1であり、ホスゲン
対ジヒドロキシ芳香族化合物のモル比が約1゜08〜1
.50:1でありかつトリアルキルアミンをジヒドロキ
シ芳香族化合物に対して杓0,01〜約0.35モル%
の範囲の瓜で存在させ、かつつぎの工程、すなわち (A)ジヒドロキシ芳香族化合物、塩素化脂肪族有機液
体、水、トリアルキルアミン及び塩基の全使用量のθ%
〜約1596の塩基の混合物を調製し; (B)工程(A)の混合物に(+)ホスゲン及び(ii
 )塩基を同時に添加し、しかも(i)ホスゲンは約1
0〜30分の期間で添加し、一方(i1)塩基はホスゲ
ン添加期間の約1〜約20%である初期段階の間は混合
物の水性相のpHを少なくとも約7.5に調整しかつそ
の後その値を保持するに足る割合で添加しそしてホスゲ
ン添加時間の残余の期間中は約7.5〜約10.5の範
囲の目標のpH値を保持するに足る割合で添加するもの
とし; (C)ホスゲンの添加が完了した時点で塩基の添加を停
止し; それによってオリゴマー状芳香族カーボネートビスクロ
ルホルメート生成物を有機液体中に生成せしめる、こと
を特徴とするオリゴマー状芳香族カーボネートビスクロ
ルホルメート組成物の製造法を提供するものである。
本発明はホスゲン化を少量のトリアルキルアミンの存在
下で行なう場合には、ホスゲンをジヒドロキシ芳香族化
合物と完全に反応させてビスクロルホルメートオリゴマ
ーを形成するためにジヒドロキシ芳香族化合物の使用量
に対してより低割合の量のホスゲンを必要とするだけで
あるという知見に基づくものである。
さらに、ホスゲン化反応中に少量のトリアルキルアミン
が存在するとジヒドロキシ芳香族化合物が実質的に完全
に消費されることも認められた。
しかも、本発明の方法によれば、ホスゲンの加水分解及
びヒドロキシル末端ポリカーボネートオリゴマーの生成
ならびに反応時間を最低に抑えることができる。
発明の詳細な開示 本発明に従えば、オリづマー状芳香族カーボネートビス
クロルホルメート組成物はジヒドロキシ芳香族化合物及
びホスゲンを少量のトリアルキルアミンの存在下で界面
反応させることによって製造される。
本発明の方法によって製造されたカーボネートビスクロ
ルホルメート組成物は一般に式:Cf−C−であり;Y
は塩素又は−〇−R−OHであり;モしてnは約1〜約
15の範囲の数である)によって表わされる種々の分子
口の化合物の混合物からなる。多くの目的のためには、
Zが水素であるモノクロルホルメートの割合は最低に抑
制されるべきでありそしてこれは本発明において達成可
能である。
ビスクロルホルメート組成物は式: %式%() (式中、Rは芳香族炭化水素基又はアルキル、シクロア
ルキル、アルケニル(たとえばアリル基のごとき架橋性
−グラフト性分子部分)、ハロ(特にフルオル、クロル
及びブロム)、ニトロ、アルコキシ基等のごとき置換基
をもつ置換芳香族炭化水素基であり得る)をもつジヒド
ロキシ芳香族化合物からこの方法で製造される。
uRは好ましくは式: %式%() (式中、AI及びA2の各々は単環の二砺芳香族基であ
りそしてYは1個又は2個の原子によってAIをA2か
ら分離する架橋基である)を有する。
式(m)中の遊離の原子価結合は通常A1及びA2のY
に対してメタ位又はバラ位にある。
式(III)において、A1及びA2基は非置換フエニ
レン基又はRについて定義したごとき置換基を有すフェ
ニレン基の置換誘導体であり得る。非置換フェニレン基
が好ましい。A1及びA2はともにp−フェニレン基で
あることが好ましいが、両者ともに〇−又はm−フェニ
レン基であってもよく、あるいは一方が〇−又はm−フ
ェニレン基で他方がp−フェニレン基であることもでき
る。
架橋基Yは1個又は2個の原子、好ましくは1個の原子
によってA1をA2から分離する基である。架橋基Yは
多くの場合炭化水素基、特に飽和C1−1゜脂肪族又は
脂環族基、たとえばメチレン、シクロへキシルメチレン
、(2,2,1)ビシクロへブチルメチレン、エチレン
、エチリデン、2゜2−プロピリデン、1.1− (2
,2−ジメチルプロピリデン)、シクロへキシリデン、
シクロペンタデシリデン、シクロドデシリデン又は2.
2−アダマンチリデン、特にアルキリデン基である。
不飽和基及び炭素及び水素以外の原子を含む基、たとえ
ばオキシ基と同を藻、了り−ル置換基も包含される。Y
基の脂肪族、脂環族及び芳香族部分上にはすでに列挙し
たごとき置換基が存在し得る。
多くの場合に適当な化合物はビフェノール類及び特にビ
スフェノール類を包含する。ビスフェノール類及びその
他のジヒドロキシ芳香族化合物の代表的な例はここに参
考文献として引用する前掲の米国特許節4,737,5
73号明細書中に列記されている。
好ましいジヒドロキシ芳香族化合物は20〜40℃の範
囲内の温度及び約1〜8の範囲のpH値において水性系
中に実質的に不溶性である化合物である。したがって、
比較的低分子量でありかつ高い水溶性を示すジヒドロキ
シ芳香族化合物、たとえばレゾルシノール及びハイドロ
キノンは一般に余り好ましくない。Yがイソプロピリデ
ン基でありかつAI及びA2がそれぞれp−フェニレン
基である式(II)の化合物、すなわちビスフェノール
Aが入手の容易さ及び本発明の目的にとって特に適当で
ある点でしばしば特に好ましい。
エステル結合を含むビスフェノール類も有用である。こ
れらはたとえばビスフェノールA2モルとイソフタロイ
ルクロライド又はテレフタロイルクロライド1モルとを
反応させることによって製造することができる。
トリアルキルアミン、塩素化脂肪族何機液体、アルカリ
金属又はアルカリ土金属塩基、ホスゲン及び水も本発明
の方法において使用される。
適当なトリアルキルアミンの例はここに参考文献として
引用する米国特許節4,743.676号明細書に開示
されているものを包含する。これらはトリエチルアミン
、トリーn−プロピルアミン、ジエチル−n−プロピル
アミン及びトリーローブチルアミンを包含する。
もっとも有用なトリアルキルアミンは1−位及び2−位
にある炭素原子上に分枝をもたないものである。特に好
ましいトリアルキルアミンはアルキル基中に約4個まで
の炭素原子を含むトリーローアルキルアミンである。ト
リエチルアミンがその人手の容品さ及び有効性の点でも
っとも好ましい。
適当な塩素化脂肪族何機液体の例は塩化メチレン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジクロルエタン、トリクロルエ
タン、テトラクロルエタン、ジクロルプロパン及び1.
2−ジクロルエチレンを包含し、特に塩化メチレンが好
ましい。
アルカリ金属又はアルカリ土金属塩基は多くの場合水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化カルシウムの
ような水酸化物である。比較的人手が容易である点で水
酸化ナトリウム及び水酸化カリウム、特に水酸化ナトリ
ウムが好ましい。
塩基と水の少なくとも一部とを塩基水溶液の形で1ff
(”I−することがしばしば好都合でありかつ好ましい
。塩基水溶液の濃度は臨界的ではないが、水性相対4機
液体の容積比を所望の範囲に保持するためには少なくと
も約10Mの濃度がしばしば好ましい。50重量%の水
酸化ナトリウム水溶液の使用がしばしば好都合である。
本発明の方法においては、ホスゲンをホスゲン対ジヒド
ロキシ芳香族化合物のモル比が約1. 08〜1.50
:1の範囲、好ましくは約1.1〜1.3=1の範囲と
なるに足る口で使用するものである。塩基の量は約2.
0〜2.4:1、好ましくIi約2.2 : 1の塩基
対ジヒドロキシ芳香族化合物のモル比を与える口である
。水は約0.5〜1.0二1の範囲の水性相対有機液体
の容積比を与えるに適当な量で使用される。
本発明の臨界的な特徴はホスゲン化反応中に存在するト
リアルキルアミンの瓜である。トリアルキルアミンはさ
きに述べた所望の結果を達成するに6効な童で使用しな
ければならない。過小量のトリアルキルアミンの使用は
ビスクロルホルメートの生成反応に対して効果をもち得
ないであろう。
一方過大量のトリアルキルアミンはホスゲン化中にゲル
化を生起しビスクロルホルメートオリゴマー混合物の重
合中の分子量の制御を乏しくする。
一般に、所望の結果を達成するに有効なトリアルキルア
ミンの量は一部は反応混合物のpHに関係し、トリアル
キルアミンの有効量とpHとは逆比例関係を示す。反応
混合物のpHも本発明の臨界的な特徴点である。過度に
低いpH値は短か過ぎる鎖長のオリゴマーの生成をもた
らし、一方過度に高いpH値はホスゲンの加水分解を助
長し得る。
高いpH値と高いトリアルキルアミン濃度との組合せは
ホスゲン化反応中のゲル化を助長し、長過ぎる鎖長のオ
リゴマーの生成をもたらしかつ重合工程中の分子量の制
御を不満足なものにする点で望ましくない。一方、低い
pH値と低いトリアルキルアミン濃度との組合せもホス
ゲンの加水分解及び過度に短かい鎖長のオリゴマーの生
成を助長するので回避されるべきである。また低いpH
値と高いトリアルキルアミン濃度との組合せはホスゲン
化反応中にゲル化を生起し得るので望ましくない。本発
明者は低いトリアルキルアミン濃度と適度に高いpH値
との組合せを使用することが望ましいことを認めた。こ
れらの因子のバランスをとること、すなわちジヒドロキ
シ芳香族化合物に対して約0.01〜約0.35モル%
、好ましくは約0.025〜約0.15モル%の範囲の
トリアルキルアミン濃度及び約7.5〜約10.5の範
囲のpH値を適宜組合せて選定することが一般に好まし
い。個々特定のpH値に対して本発明の所望の結果を達
成するために有効なトリアルキルアミンの適当な使用量
は簡単な実験によって決定することができることを理解
すべきである。
本発明の実施においては高いpH値を回避すべきである
が、ホスゲンの添加期間の1刀期段階においては比較的
高いpH値、すなわち少なくとも約7.5、好ましくは
約7.5〜約11.5のpH値を利用することが可能で
あり、しかも望ましいことが認められた。これはかかる
pH値が水性相中へのビスフェノールAの6効な溶解を
助長しかつホスゲンの全体としての加水分解を低減する
ためである。さらに、ホスゲン添加期間の初期段階にお
いてはゲル化は生起せず、したがってゲル化は反応のこ
の段階においては重大な問題ではない。
トリアルキルアミンとしてトリエチルアミンを使用し、
有機液体として塩化メチレン10100Oを使用しかつ
ジヒドロキシ芳香族化合物としてビスフェノールA1モ
ルを使用する場合には、ビスフェノールAに対して0.
01〜約0.35モル%のトリエチルアミンは塩化メチ
レンに対して約10〜約275ppmのトリエチルアミ
ンに相当し、またビスフェノールAに対して0.025
〜約0゜15モル%のトリエチルアミンは塩化メチレン
に対して約20〜約116 ppmのトリエチルアミン
1ご社l当する。
本発明方法の好ましい実施態様においては、トリアルキ
ルアミンは、再循環される有機液体を厳格に精製する必
要性を回避するために有機液体中に存在させる。
本発明の方法においては約15″〜50℃の反応温度が
使用される。15℃以下では反応速度は実用的見地から
は過度に遅くなり、一方50℃以」−では溶解ホスゲン
の効率上十分な濃度を保持することは困難となる。使用
される6機液体が塩化メチレンである場合には、反応は
大気圧において約39℃である環流条件下で行ない得る
。典型的には、反応は室温で開始されそして環流状態ま
で持続される。反応圧力は通常大気圧であるが、所望な
らば大気圧以下又は大気圧以上の圧力条件も使用し得る
本発明の一実施態様においては、ビスクロルホルメート
形成反応は槽型反応器中でかつ好ましくは回分式条件下
で行なうことができる。
この実施態様の第一工程においては、ジヒドロキシ万古
族化合物、有機液体、塩基を溶解するに少なくとも足る
量の水、トリアルキルアミン及び塩基の全使用量のO%
〜約1596、好ましくは約5%〜約1096に相当す
る口の塩基を含む混合物を調製する。
ついで、この混合物中にホスゲンを約10〜30分、好
ましくは約12〜20分かかって導入する。ホスゲン対
ジヒドロキシ芳香族化合物のモル比がi、1:tである
場合には、好ましい添加期間は約12〜15分である。
ホスゲンの添加と同時に、塩基を、通常は残余の水に溶
解した形で、混合物中に導入する。典型的にはホスゲン
の添加期間の最初の約1%〜20%、好ましくは最初の
約5%〜10%を構成する初期段階の間、塩基を混合物
の水性相のpHを少なくとも約7.5、好ましくは約7
.5〜約11゜5の範囲に調整しかつその後その値に保
持するに足る割合で添加し、そしてホスゲン添加期間の
残金の部分については塩基を約7.5〜約10.5の範
囲、好ましくは約8.0〜約9.0の範囲、もっとも好
ましくは約8.0〜約8.5の範囲の目標値を保持する
に足る割合で添加する。好ましい実施態様においては、
塩基をホスゲン添加期間の初期段階の間はホスゲンのモ
ル流量の2倍の約596過剰に相当する一定速度で添加
しそしてホスゲン添加期間の残余の部分については塩基
をpHが約7.5〜約10.5の目標値以下に低下した
場合のみ、しかもホスゲンのモル流量の2倍の約5%過
剰に相当する速度で添加する。この好ましい実施態様に
おいては、反応混合物のp)I値を連続的に監視して測
定pH値が目標値以下に低下した場合に塩基の添加を再
開しそして目標pH値に達した場合には塩基の添加を再
び中断するようにする。該方法のこの段階における塩基
の添加はその時添加されるホスゲンのビスクロルホルメ
ートへの転化に必要な化学量論量の約5%過剰に相当す
る割合で行なわれる、すなわち塩基はホスゲンのモル流
量の2倍の約5%過剰に相当する量で添加される。
塩基の添加の中断は測定pH値が目標p)l値を上回ら
ないことを意味するものではないことは当業者には明ら
かであろう。pHは塩基の添加が中断された後もその消
費に時間を要するために上昇を続けるのが通常である。
消費が完了した時点でpHは低下しはじめそして塩基の
添加が再開された後でさえも新たに添加された塩基の適
当な分散が達成されるまで低下し続ける。相継いで生起
するpHの上昇及び低下は次第に減衰しそして最終的に
は完全に安定化する。これは緩衝剤として作用する炭酸
塩及び/又は重炭酸塩が形成されるためである。
pHの監視及び塩基の添加の調節のためには慣用の自動
化された装置を使用することができかつそれがしばしば
好ましい。たとえば、pH電極のようなpH検出装置を
反応混合物中に浸漬しそしてそれを塩基の添加を調節す
るポンプを制御する制御装置に連結することができる。
この型の適当な装置は当業者に既知である。また塩基の
冷加割合を目標pH値と測定pH値との差に応じて変え
るようにすることもできる。
ホスゲンの添加が完了した時点で塩基の添加も停+)、
される。
反応の完了後、残留し得る未反応ホスゲンを除去して次
後の重合及び末端キャッピング処理工程中におけるジア
リールカーボネートの不存在を保証することがしばしば
有利である。これはたとえば反応混合物を窒素のような
不活性ガスでパージすることによって、塩基の添加を継
続して未反応ホスゲンを選択的に加水分解することによ
って、あるいはこれら二つの操作を組合わせることによ
って達成することができる。回分式方法においては、ホ
スゲンの除去は反応器中で行なうことができ、連続的方
法においては第一の反応器から下流にある第二の容器を
使用することができる。本発明の方法の別の利点はホス
ゲン化反応中にトリアルキルアミンを使用することによ
って反応完了後に未反応ホスゲンを除去するに要する時
間を短縮し得ることが認められた点である。
この時点で、ビスクロルホルメート組成物を回収するこ
とができる。回収工程は通常ビスクロルホルメート生成
物を含−nする有機相からの水性相の分離に限定される
。特に線状又は環式ポリカーボネートへの転化が意図さ
れる場合、所望ならば別の単離工程を採用し得るが、通
常はかかる追加の工程は不必要である。
本発明の方法によって製造されたビスクロルホルメート
組成物中の分子種の分布は逆相高圧液体クロマトグラフ
ィーによって測定することができる。すなわち、測定す
べき組成物をまずフェノール及びトリアルキルアミンの
等モル混合物と反応させて対応するフェニルカーボネー
トを製造する。
これらのフェニルカーボネートはクロマトグラフィーの
条件下では加水分解に対して耐性である。
このフェニルカーボネートをテトラヒドロフラン及び水
の混合物中に溶解しそして比較的非極性の充填剤を用い
ててクロマトグラフ処理するとまず低分子量成分が溶離
される。各分子種についてつぎの3種の値を測定し、固
定のために使用した。
すなわち保持時間(分);254nmにおける紫外線吸
収ピーク下の面積(このピークはこの型の化合物に特有
のものである);及び285r+a+及び254n1こ
おける吸収ピーク下の面積の比(この比はヒドロキシ末
端オリゴマーの濃度に比例するものである)。
つぎに本発明を実施例によってさらに説明する。
実施例1−7は種々の口のトリエチルアミンを使用して
行なった一連のホスゲン化を示すものである。これらの
実施例では二軸2,5インチ6枚羽根平型タービン撹拌
機(450rpm ) 、冷却器(20下の冷媒)、ホ
スゲン添加用浸漬管、水酸化ナトリウム添加用浸漬管及
び再循環回路中のpH電極を備えた1gの反応器を使用
した。このpH制御装置はホスゲンの供給モル流速の約
2倍の水酸化ナトリウムモル流速を与えるようにセット
されたポンプの作動及び停止の切替を行なった。
ホスゲン供給速度は4.1g1分であった。ホスゲンの
供給はホスゲン対ビスフェノールAのモル比が1.10
:1の場合は14.5分間、この比が1.3071の場
合は17分間続けた。水酸化ナトリウム供給ポンプは1
9Mの濃度をもつ50重m96の水酸化ナトリウムを5
.6ml/分の速度で供給するようにセットした。ホス
ゲンのモル供給率の2倍に相当する水酸化ナトリウムの
化学量論的流速は5.0ml/分である。
各実施例において、反応器にビスフェノールA142g
 (0,62モル)、塩化メチレン625m1、脱イオ
ン水275m1,50重量%水酸化ナトリウム5ml及
び塩化メチレンの重量に基づいてθ〜500 ppmの
トリエチルアミンを装入した。
pH設定値は8,2であった。ホスゲン化反応完了後、
直ちに試料を採取して高圧液体クロマトグラフィーによ
って分析した。
実施例1−3 実施例1−3においてはホスゲン対ビスフェノールAの
モル比1.3=1を使用した。実施例2及び3において
はトリエチルアミンをそれぞれ50 ppm及び100
1)pmの割合で使用した。実施例1においては混合物
にトリエチルアミンを添加しなかった。
実施例1−3において実施したホスゲン化の結果を第1
表に示す。第1表において、ビスフェノールAは“BP
A”と略称し、また用語″ppmBPA”はポリカーボ
ネートの重量に対する残留ビスフェノールAの量を表わ
す。用語“ppmEt3N″は塩化メチレンの重量に対
するトリエチルアミンの重量割合を表わしそして“dp
n ”は生成物1モル当りの生成物中の数平均反復単位
数又は数平均オリゴマー化度を表わす。用語“モル−0
H1モル−CF”は生成物中のクロルホルメート末端基
1モル当りの生成物中の芳香族ヒドロキシル末端基のモ
ル数を表わす。ホスゲンの加水分鮮度は用語“C0Cf
 ?加水分解%”として表わす。
第1表 −Cock! 1゜ 3モル/BPAIモル使用 pp■Et3N COCf j加水分解% p−BPA dpn モル−01!1モル−CP 10.4 5.3 0G 実施例1−3の結果は少量のトリエチルアミンを存在さ
せることにより、トリエチルアミン不存在の場合に得ら
れるよりも顕著に高い数平均オリゴマー化度、すなわち
dpnが達成されることを示している。少量のトリエチ
ルアミンの存在はさらにトリエチルアミン不存在の場合
に得られる結果と比較して実質的に完全なビスフェノー
ルAの消費及びクロルホルメート末端基当りより低いヒ
ドロキシル末端基の比を与えるものである。
実施例4−7 実施例4−7においては、ホスゲン対ビスフェノールA
のモル比を1.1:1としかつトリエチルアミンをそれ
ぞれ5opp朧、  100 pplfl、  200
 ppm及び500pp層の口で使用した。これらの実
施例の結果を第■表に示す。
第■表 −COCf; 1゜ 1モル/BPAIモル使用 ppsE13N COCI !加水分解% pp謬BPA dpn モル−0H1モル−CF 本反復反応の間にゲル化が生じた。
0G 500 本 7.6 !300 1G、2 0.68 実施例4−7の結果は少量のトリエチルアミンの存(i
:、下ではビスフェノールAを完全に反応させ・るため
により少量のホスゲンを使用すればよいことを示してい
る。さらに、ホスゲン対ビスフェノールAのモル比が1
.1:1である場合にはビスフェノールAの完全な消費
は50pp11のトリエチルアミンの存在において達成
される。200 +)pfflまでのトリエチルアミン
を使用した場合にはホスゲン化生成物はヒドロキシル基
よりも多数のクロルホルメート末端基を有し、したがっ
て重合用に適するものである。しかしながら、過大濃度
のトリエチルアミン、たとえば500 ppIIのトリ
エチルアミンを使用した場合にはホスゲン化中に往々に
してゲル化が生起するので望ましくない。
実施例1−4.6及び7で製造されたホスゲン化生成物
を、それに末端キャップ剤として4.5モル%のフェノ
ール、所要ならば別置のトリエチルアミン、及び水酸化
ナトリウムを添加することによって重合した。これらの
重合の結果を第■表に示す。
第m表 実施例阻 ppsEt3N (ホスゲン化) モル%Et3N (重合) Mv(K) Mv/M。
plBPA 11pIフエノール −Et2N添加/p11増加15分後のIn合体組成物
0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 21.4 2.27 IO(8分) 0(8分) 22.9 2.59 これらの重合結果は50〜200 ppmの範囲のトリ
エチルアミンを用いて製造されたクロルホルメート混合
物は優れた分子量の制御を伴って重合されたことを示し
ている。しかしながら、500pp信のトリエチルアミ
ンは過多であり、実施例7で得られた高分子量重合体に
よって示されるごとくビスクロルホルメートオリゴマー
混合物の重合中貧弱な分子量制御を与えるに過ぎない。
実施例1−7で製造された重合前の各反応生成物の詳細
な組成を第■表に示す。
第■表 −BCFオリゴマー混合物組成 第■表において、用語“MCF”はモノクロルホルメー
トを、“BPA”はビスフェノールAを、“BCF“は
ビスクロルホルメートを、そして°L“はヒドロキシル
末端基のみをもつポリカーボネートオリゴマーをそれぞ
れ表わす。また用語“環状体“は環式ポリカーボネート
を、そして“重合体°は線状ポリカーボネートを表わす
以上、本発明をその特定の実施態様について詳述したが
、本発明はその技術思想及び特許請求の範囲に規定した
発明の範囲を逸脱することなしに多数の変形を含み得る
ことは当業者に理解されるべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも一種のジヒドロキシ芳香族化合物、ホス
    ゲン、アルカリ金属又はアルカリ土金属塩基、水、塩素
    化脂肪族有機液体及びトリアルキルアミンを約15〜5
    0℃の範囲の温度で界面反応させることによってオリゴ
    マー状芳香族カーボネートビスクロルホルメート組成物
    を製造する際、水性相対有機液体の容積比が約0.5〜
    1.0:1であり、塩基対ジヒドロキシ芳香族化合物の
    モル比が約2.0〜2.4:1であり、ホスゲン対ジヒ
    ドロキシ芳香族化合物のモル比が約1.08〜1.50
    :1でありかつトリアルキルアミンをジヒドロキシ芳香
    族化合物に対して約0.01〜0.35モル%の範囲の
    量で存在させ、つぎの工程、すなわち (A)ジヒドロキシ芳香族化合物、塩素化脂肪族有機液
    体、水、トリアルキルアミン及び塩基の全使用量の0%
    〜約15%の塩基の混合物を調製し; (B)工程(A)の混合物に(i)ホスゲン及び(ii
    )塩基を同時に添加し、しかも(i)ホスゲンは約10
    〜30分の期間で添加し、一方(ii)塩基はホスゲン
    添加期間の約1%〜約20%である初期段階の間は混合
    物の水性相のpHを少なくとも約7.5に調整しかつそ
    の後その値を保持するに足る割合で添加しそしてホスゲ
    ン添加期間の残余の期間中は約7.5〜約10.5の範
    囲の目標pH値を保持するに足る割合で添加するものと
    し; (C)ホスゲンの添加が完了した時点で塩基の添加を停
    止し; それによって芳香族カーボネートビスクロルホルメート
    オリゴマー生成物を有機液体中に生成せしめる、ことを
    特徴とするオリゴマー状芳香族カーボネートビスクロル
    ホルメート組成物の製造法。 2、ジヒドロキシ芳香族化合物が式: HO−R−OH (式中、Rは芳香族炭化水素基又はアルキル、シクロア
    ルキル、アルケニル、ハロ、ニトロ及びアルコキシ基の
    ような置換基をもつ置換芳香族炭化水素基である)をも
    つ請求項1記載の製造法。 3、Rが式: −A^1−Y−A^2− (式中、A^1及びA^2の各々は単環の二価芳香族基
    でありそしてYは1個又は2個の原子によってA^1を
    A^2から分離する架橋基である)をもつ請求項2記載
    の製造法。4、ジヒドロキシ芳香族化合物がビスフェノ
    ールAである請求項2記載の製造法。 5、トリアルキルアミンがトリエチルアミンである請求
    項1記載の製造法。 6、塩素化脂肪族有機液体が塩化メチレンである請求項
    1記載の製造法。 7、塩基が水酸化ナトリウムである請求項1記載の製造
    法。 8、トリアルキルアミンを約0.025〜約0. 15モル%の範囲の量で存在させる請求項1記載の製造
    法。 9、ホスゲン対ジヒドロキシ芳香族化合物のモル比が約
    1.1〜1.3:1である請求項1記載の製造法。 10、塩基対ジヒドロキシ芳香族化合物のモル比が約2
    .2:1である請求項1記載の製造法。 11、工程(B)の(ii)においてホスゲン添加期間
    の初期段階が全添加期間の約5%〜約10%である請求
    項1記載の製造法。 12、ホスゲン添加期間の初期段階の間は塩基を混合物
    中の水性相におけるpHを約7.5〜約11.5の範囲
    に調整しかつその後その値に保持するに足る割合で添加
    する請求項1記載の製造法。 13、工程(B)の(ii)におけるpHの目標値が約
    8.0〜約9.0の範囲である請求項1記載の製造法。 14、工程(B)の(ii)におけるpHの目標値が約
    8.0〜約8.5のの範囲である請求項1記載の製造法
    。 15、工程(A)の混合物が塩基の全使用量の約5%〜
    約10%を含有する請求項1記載の製造法。 16、塩基を工程(B)の(ii)におけるホスゲン添
    加期間の初期段階中は一定速度で添加する請求項1記載
    の製造法。 17、工程(B)の(ii)において、ホスゲン添加期
    間の初期段階の間は塩基をホスゲンのモル流量の2倍の
    約5%過剰に相当する一定速度で添加しそしてホスゲン
    添加期間の残余の部分の間は塩基をpHが約7.5〜約
    10.5の目標pH値以下に低下した場合にのみ、しか
    もホスゲンのモル流量の2倍の約5%過剰に相当する速
    度で添加する請求項1記載の製造法。 18、トリアルキルアミンを有機液体中に存在させる請
    求項1記載の製造法。
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