JPH03221669A - 吹付けられたアスベストの除去方法および除去装置 - Google Patents

吹付けられたアスベストの除去方法および除去装置

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JPH03221669A
JPH03221669A JP2278647A JP27864790A JPH03221669A JP H03221669 A JPH03221669 A JP H03221669A JP 2278647 A JP2278647 A JP 2278647A JP 27864790 A JP27864790 A JP 27864790A JP H03221669 A JPH03221669 A JP H03221669A
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JP
Japan
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asbestos
receiver tank
suction
sprayed
dehydrator
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JP2278647A
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Masaru Tamaki
玉木 勝
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HOKKAIDO PIPE RAIN KOGYO KK
Original Assignee
HOKKAIDO PIPE RAIN KOGYO KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • B09B3/0066Disposal of asbestos
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B15/00Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
    • B08B15/02Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area using chambers or hoods covering the area
    • B08B15/026Boxes for removal of dirt, e.g. for cleaning brakes, glove- boxes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、吹付けられたアスベスト、特に建築物の表面
に吹き付けられたアスベストを除去する方法と、その装
置に関する。
従来技術とその問題点 建築物に吹付けられたアスベストを除去する要請は大き
い。しかしながら、その除去作業時に発生する粉塵およ
び廃棄物が人体に及ぼす悪影響が深刻な社会問題になっ
ている。
従来、建築物に吹付けられたアスベストの除去作業は、
アスベスト粉塵の外部飛散を防止するために、除去作業
場をプラスチックシートで密閉し、その内部にフィルタ
ーを有する吸引ブロアを設置して吸引することにより内
部を負圧とし、更に除去対象のアスベストの飛散を少な
くするため水又は湿潤剤を空中散布およびアスベスト吹
付は面に散布しながら、スクレーパやブラシでアスベス
トを床上に剥ぎ落とし、それを箒や業務用掃除機で回収
するという手作業で行っていた。
そのため従来の除去作業では、作業現場内にアスベスト
粉塵が濃厚に立ち込め、作業環境が極めて劣悪な状態と
なり、作業能率も低下するという問題があった。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は、吹き付けられたアスベスト、特に建築
物の壁面や天井面等、すなわち建築物の表面に形成され
た吹付けられたアスベストの除去作業に従事する者の作
業環境を安全かつ衛生的に保持すると共に、除去作業を
能率的に行うアスベストの除去方法と除去装置を提供す
ることにある。
本発明の目的を達成するために、発明者は鋭意研究し、
下記の方法および装置に係る発明を完成した。
■、下記の工程からなる吹付けられたアスベストの除去
方法: 1) 吹付けられたアスベスト含有物を剥離し、剥離さ
れたアスベスト含有物が床面又は地面に落下しないうち
に、吸引フードで吸引する工程、2) 吸引されたアス
ベスト含有空気を、移送配管でレシーバ−タンクに導き
、l&体を貯留した前記レシーバ−タンクの液中にバブ
リングし、バブリングした空気を吸引ブロアで吸引する
工程、および 3) 前記レシーバ−タンク内のアスベスト含有液を払
出ポンプを用いて脱水機に導き、脱水機でアスベスト含
有固形物とi&に分離し、分離された液を還流ポンプで
レシーバ−タンクに直接又は前記移送配管内に放出する
ことによってレシーバ−タンクに戻す工程。
■、下記で構成された吹付けられたアスベストの除去装
置: 1) 吸引フード、 2) 前記吸引フードに移送配管(図1では移送配管は
ホース3、分配器4および第1流入管5で構成されてい
る)で接続されたレシーバ−タンク、3) 前記レシー
バ−タンクから排気を吸引する吸引ブロア、 4) 前記レシーバ−タンク内の液体を排出する払出ポ
ンプ、 5) 前記払出ポンプから吐出されるアスベスト含有成
体からアスベスト含有固形分を分離する脱水機、 6) 前記レシーバ−タンクの液相部と前記脱水機を接
続し、かつ前記払出ポンプをその配管系内に有する払出
配管、 7) 脱水機から排出される液体を吸引する還流ポンプ
、および 8) 前記還流ポンプの吐出口と、前記移送配管又は前
記レシーバ−タンクを接続した、前記脱水機から排出さ
れる液体を前記レシーバ−タンクに戻すための戻し配管
本発明の特徴とするところは、上述に加えて、下記の詳
細な説明と図面とを参照することにより、さらに−層明
確になるであろう。
本発明を図面を使用して実施例に基づいて詳述する。
図1および図2に示す実施例の装置は、剥離作業部A1
集塵部Bおよびアスベスト回収部Cからなっている。
吸引フード2は、図3a、図3b、図30および図3d
に示すように各種の形状のものか使用できる。吸引フー
ド2は、吸引口60とその近傍に剥離部材1を持ってい
る。剥離部材1は、ナイフのような鋭い刃を持っていて
もよいし、柔らかいアスベスト層を剥離するときはその
ような鋭い刃を持っていなくてもよいし、また剥離部材
1をスチールブラシにより構成してもよい。
剥離部材1は、図3 a s図3bのように吸引フード
と一体的に製作したものが作業性がよいが、図3cのよ
うに別途製作したものでもよい。さらに、アスベスト層
が強固な場合には、図3dのようにモーター63でシャ
フト64を介して回転する伝導ブラシを剥離部材1とし
て使用してもよい。
剥離部材1により、建築物の表面に吹付けられたアスベ
スト層を剥離する。剥離されたアスベスト含有物は、直
近の吸引口から吸引されるため、アスベストの粉塵が飛
散することが少なく、かつ、地面又は床面上に落下する
ことは少ないため、落下したアスベストを収集する後作
業が軽減される。
吸引フード2は、その表面に直径5mm程度の細孔61
を複数個設けておくと、これから吸引フード2の周辺に
浮遊するアスベスト粉塵を吸引するだけでなく、吸引口
が壁面や天井に吸付いて吸引フードが2が動かなくなる
ことを防止できるので、好都合である。細孔は円形、長
方形等各種の形状のものが使用できる。天井のアスベス
ト層を除去する場合には、図3bのように吸引フード2
に棒62をつけておくと作業性が向上する。
吸引フード2の後端は、作業性を考慮して可撓性のホー
ス3に接続されている。このホース3は、複数本用意さ
れ、分配器4に収束されている。分配器4は、第1の流
入管5によってレシーバ−タンク6に接続されている。
図1の実施例の場合、移送配管は、ホース3、分配器4
および第1の流入管5で構成されている。
なお、小規模作業場では分配器4を使用せず、ホース3
を直接第1の流入管5に接続してもよい。
レシーバ−タンク6には、その容積の50%程度の水が
貯留されており、気相部7と液相部8に分けられる。ま
たレシーバ−タンク6内には水の揺動を防止するための
邪魔板9.9が設けられている。
前記第1の流入管5の先端は、レシーバ−タンク6内の
液相部8の底部付近に位置しているため、後述の吸引ブ
ロア41の吸引力によって吸引フード2で吸引され移送
されてきたアスベスト含有空気は水中にバブリングされ
、気流中のアスベストの殆んどが水中に捕集される。し
かし、泡の内に包含されたアスベストの完全な補集は難
しい。水中にバブリングされた空気は、前記レシーバ−
タンク6内の気相部7の天井付近からスクラバータンク
20の胴の中央付近に接続されている第2の流入管11
を通って、スクラバータンク20内に流入する。
第1の流入管5には、払出しポンプ90を有する払出し
配管30.脱水機31、還流ポンプ91、及び戻し配管
35を経山して送られてくるレシーバ−タンク6内の水
を利用したシャワー装置12が設けられている。
第1の流入管5内にアスベスト粉塵を含んだ気流が流れ
てくると、シャワー装置12によってシャワーリングさ
れ、アスベスト粉塵は水と接触しつつレシーバ−タンク
6内の液相部8の中に放出される。シャワーリングによ
ってアスベスト粉塵に水分が与えられるため、アスベス
ト粉塵が液相部8に補集される割合は多くなる。また、
シャワー装置を配管中に組込んだため装置がコンパクト
になった。液相部8へのバブリングは、アスベスト粉塵
との水の接触の機会を増やすだけでなく、水中のスラリ
ーの塊を粉砕する効果やフェルト状のアスベスト中に含
まれる空気を追出す効果もある。レシーバ−タンク内に
泡が大量に発生すると、スクラバータンク20に水と共
にアスベストが搬送されることになる。このため泡が発
生するようなアスベスト層の除去作業をする場合には、
消泡剤を水中に入れることが好ましい。
レシーバ−タンク6内の液体は水が最も経済的であるが
、水以外の液体を使用してもよい。
第2の流入管11からスクラバータンク20に導かれる
気流中には粒子の大きい水滴が含まれているので、気流
はスクラバータンク20内でサイクロン方式の集塵器に
かけられる。スクラバータンク20内には、水切り板2
1および受皿22が設けられており、気流と水飛沫が一
緒になって傘状の水切り板21に衝突し、水は粒子を拡
大し、受皿22に回収され、気流は第3の流入管23に
送られる。受皿22に回収された回収水は、戻しパイプ
24を経てスクラバータンク20内の1皮相部8aに戻
される。戻しパイプ24の下部先端は液相部8aの貯留
水の中に埋没している。
第3の流入管23からスクラバータンク25に導かれる
気流は、前記スクラバータンク20と同様にスクラバー
タンク25内を移動して第4の流入管40に至る。符号
26は水切り板、27は受皿、28は戻しパイプをそれ
ぞれ示す。
なお、図示の第2の流入管、第3の流入管におけるスク
ラバータンク内での開口端の向きや形状は、前者はサイ
クロンを形成するようにしたものであり、後者は水面へ
衝突するようにしたものである。前者と後者とを逆にし
てもよいし、2つとも同じタイプのものでもよい。集塵
効率が高い場合は、スクラバータンクは、1つでもよい
スクラバータンク20.25の内には内容積の約15%
の水が入っている スクラバータンク20.25への流入管11.23に設
けられているシャワー装置12a112bに使用する水
は、それぞれのスクラバータンク内の水をポンプ80a
、80bで吸出して使用するように設計されている。こ
れは、使用水量を減らすためである。スクラバータンク
20.25内で泡が多量に発生するときは、必要に応じ
て消泡剤を貯留水に投入して、泡と共に水が後流に飛散
するのを防止するのがよい。
スクラバータンク20.25内には水噴霧装置はないが
、それぞれのタンクにアスベスト含有空気を送り込む流
入管11.23内に水噴霧ノズル12a、12bを有し
ているため、本明細書ではこれらのタンクをスクラバー
タンクと命名している。シャワー装置12a、12bは
スクラバータンク20,25の内部に設けてもよい。
スクラバータンク25の気相部7bの上部と吸引ブロア
41は第4の流入管4oで接続されている。吸引ブロア
41によってスクラバータンク25の気相部7から吸引
された空気は、第4の流入管40を通り、サイレンサー
42、フィルターを通って外部に排出される。図示のフ
ィルターは、プレフィルタ−43、中性能フィルター4
4および高性能フィルター45で構成されている。中性
能フィルター44はより細かいサイズのアスベスト繊維
を除去し、高性能フィルター45はさらに細かいサイズ
のアスベスト繊維を除去する。アスベスト繊維のサイズ
が同じ場合は、高性能フィルターの補集効率が最も高い
。すなわちフィルター性能の異なる複数のフィルターを
使用した複層フィルターが使用されている。同性能のフ
ィルターを重ねて使用してもよいし、分厚い単一フィル
ターを使用してもよいが、上述のような複数フィルター
を使用すると、フィルター効率が高くなるだけでなく、
連続運転可能時間が長くなり経済的である。吸引ブロア
41は、水によるフィルター43.44.45の目詰り
を防止するため、空気冷却式の乾式タイプを使用してい
る。吸引ブロアをスクラバーの前流に設置する場合には
、水で冷却する混式タイプのブロアも使用できる。符号
46は真空安全弁を示し、47は負荷解放弁を示す。吸
引ブロアを直接レシーバタンク6に接続するときはミス
トキャッチャ−を介して吸入することが好ましい。
スクラバータンク20.25およびフィルター43.4
4.45は、レシーバ−タンク6で集塵できなかったア
スベストを集塵する2次集塵器として働いている。2次
集塵器としては、噴霧洗浄塔、水ジエツトスクラバー、
ベンチュリースクラバー、サイクロンスクラバー ドイ
ルスクラバー転流スクラバー(例 アメリカンエアフィ
ルター社のRoloclone )のような洗浄作用を
利用した集塵器;サイクロンのような遠心力を利用した
集塵器;通常のフィルター、バッグフィルターのような
濾過を利用した集塵器等各種の集塵器が使用できる。
レシーバ−タンク6を出た空気中に含まれているほとん
どのアスベストはウェットになっているから、2次集塵
器としては水を使用する形式の集塵器が好ましい。
加圧ブロア50と、レシーバ−タンク6、スクラバータ
ンク20,25のそれぞれの気相部が加圧配管51 a
 151 b % 51 cで接続されている。
アスベスト除去作業の終了後には、各タンク内のアスベ
ストを多量に含んだスラリーを排出しなければならない
が、この排出作業は、各タンクの連絡弁を閉じた状態て
加圧ブロア50から空気を加圧配管を通して各タンクの
気相部に送り込むことによって容易に実施でき、スラリ
ーの排出時間の短縮ができる。図1の13a、13b、
13cは各タンク内の水を排出するときに使用するドレ
ン管である。
次に、本発明の最も大きな特徴の一つであるレシーバ−
タンク6内のアスベストの連続抜出しについて説明する
。図1の符号Cは、スラリー中の固形分の除去装置であ
る。アスベストとモルタルなどからなるアスベスト相の
除去作業を続けると、レシーバ−タンク6内の水中のア
スベストおよびアスベスト以外の成分の濃度が高くなり
、連続運転ができなくなるが、以下述べるように構成す
ると連続運転が可能である。レシーバ−タンク6の液相
部8と振動脱水機31が抜出し配管30で接続されてい
る。抜出し配管3oの途中には払出ポンプ90が設けら
れている。払出ポンプ90として水中ポンプを使用し、
レシーバ−タンク6内の液相部8に設置してもよい。払
出ポンプ90の吸い込みは、レシーバ−タンク6の液相
部8の上層と下層を除いた中間層から行なうのがよい。
これは、空気を吸い込むことが少なく、かつ異物の吸込
みが軽減できるからである。
脱水機としては、振動脱水機以外に、遠心分離機、フィ
ルタープレス、スクリーン、ストレーナ、サイクロンセ
パレーター、バッグフィルター式濾過機、真空濾過機等
の各種の脱水機が使用できる。これらを間欠的に運転す
る方法、複数台を交互に運転する方法がある。振動脱水
機は1台で連続運転ができ、かつ効率よく固形分を分離
できるため好ましい。
振動脱水機31のスクリーンは、例えば30メツシユの
ステンレススチール製の網板である。振動機で振動させ
られているこのスクリーン上に、抜出し配管30からア
スベスト含有スラリーが供給され、固形分と水とに分離
される。ある程度脱水された固形分は、ミキサー32を
経て投棄容器33に詰められる。
ミキサー32巾にセメントを投入し、固形分と混合した
後、投棄容器33に詰めてもよい。
混合比率は乾燥ベースの重量比でアスベスト含有固形物
:セメント:水=1:2:3程度が好ましい。
振動脱水機31から排出される水は一旦、タンク34に
貯められた後、還流ポンプ91で吸引され、戻し配管3
5を経由してレシーバ−タンク6の入り口の第1の流入
管5内にシャワーされる。
レシーバ−タンク内の水が少なくなったときは、タンク
34に水を補給すればよい。
レシーバ−タンク6内の水を循環使用するので、使用す
る水量が少なくて済むし、作業終了後に処理しなければ
ならない水量も少ないから経済的である。
本発明によると、屋内外の建築物の表面に吹付けられた
アスベスト層を除去することができる。
作業時の養生が簡単にできるため、屋内作業が容易であ
る。
本発明の装置は、コンパクトに構成されているため、少
なくとも図1の集塵部Bとして囲んだ範囲の装置は、図
2に示すように吸引ブロアを駆動するエンジンまで含め
てトラック48に積載できるため、装置の移動が容易で
ある。
レシーバ−タンク6が直径1.2mで長さ1.8m、ス
クラバータンク20が直径0.8m。
スクラバータンク25の直径が0.8mの場合、5. 
5jon  トラック又はトレーラに吸引ブロアを駆動
するエンジンまでを含めて積載できる。
天井等の高いところに吹付けられたアスベストを除去す
る作業をする場合、作業足場の作成に時間がかかるので
、作業足場を作成している間はトラックに積載した装置
を他の作業場で使用でき、装置の有効利用が可能になる
レシーバ−タンク6内の圧力が−6120mmAqで、
第1の流入管5が内径を150mmで長さ200m、ホ
ース3の内径が50mmで、図3aの形秋の吸引フード
を5個使用して実施したところ、アスベスト含有物を十
分吸引できたので、本発明は高層ビル内のアスベスト除
去作業にも適用できる。高層ビルで使用する時は第1の
流入管を延長してもよいし、除去装置を解体した後、作
業現場で組み立ててもよい。
レシーバ−タンク6でアスベストの95%f、ffi度
は除去できるから、レシーバ−タンク6以降に集塵器が
ない場合でも本装置はアスベストのプレ除去装置として
使用できる。
また本発明は、建築物件等の表面に吹付けられたロック
ウール等の他の繊維層の除去にもそのまま適用できる。
さらに、建築物の部分改修における解体工事の現場浄化
や、道路の清掃作業、土木・建築工作物の清掃等に応用
することも可能である。
発明の効果 本発明によれば、以下のような効果が達成される。
■ スクレーパ等の剥離手段によって壁面等から剥離さ
れた殆んどのアスベスト含有物は、地面又は床面に落ち
ることなく吸引フードによって吸引されるため、作業効
率がよいだけでなく、作業場に浮遊するアスベストの粉
塵は従来法に比べて非常に少ない。
■ レシーバ−タンク内にアスベスト含有空気をバブリ
ングするため、アスベストは殆んど前記レシーバ−タン
ク内に補集され飛散しない。
■ レシーバ−タンク内の水中に補集されなかったアス
ベストは排気空気中に残されるが、はとんどが湿潤され
ているため、以後の処理工程でのアスベストの除去が容
易になる。
■ レシーバ−タンク内の水中に補集されたアスベスト
は、脱水器で脱水され適度の水分を含んだ状態になるた
め取扱いが容易になる。これにセメントをン昆入し混合
し乾燥すると容易にアスベストを固定化できる。このた
め2次公害は発生しにくい。あるいは脱水されたアスベ
ストを袋に入れて地下に埋設してもよい。
■ 脱水機から排出される水は、再度レシーバ−タンク
に戻し再利用するため本発明の処理装置に必要な水量は
少なく、作業終了後必要になる使用した水の処理費用も
少ない。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に従った吹付けられたアスベストの除去
方法と除去装置を説明するブロックダイアグラムである
。 図2は、本発明の実施例を示す概要図である。 図3 a−、図3bおよび図30は吸引フードの斜視図
、図3dは一部断面付の吸引フードの斜視図である。 (A)・・・剥離作業場 (B)・・・集塵部 (C)・・・アスベスト回収部 (1)・・・剥離部材 (2)・・・吸引フード (3)・・・ホース (4)・・・分配器 (5)・・・第1の流入管 (6)・・・レシーバ−タンク (7)、(7a)、(7b)・・・気相部・・・液相部 (8)、 (8a)、 (8b) (9)・・・邪魔板 (11)・・・第2の流入管 (12)・・・シャワー装置 (12a)、(12b)−・・水噴霧ノズル(13a)
、 (13b)、 (13c)・・・ドレン管(20)
・・・水切り板 (22)・・・受皿 (23)・・・第3の流入管 (24)・・・戻しパイプ (25)・・・スクラバータンク (26)・・・水切り板 (27)・・・受皿 (28)・・・戻しパイプ (30)・・・抜出し配管 (31)・・・振動脱水機 (32)・・・ミキサー (33)・・・投棄容器 (34)・・・タンク (35)・・・戻し配管 (40)・・・第4の流入管 (41)・・・吸引ブロワ (42)・・・サイレンサー (43)・・・プレフィルタ− (44)・・・中性能フィルター (45)・・・高性能フィルター (46)・・・真空安全弁 (47)・・・負荷解放弁 (48)・・・トラック (50)・・・加圧ブロワ− (51a)、(51b)、(51c) (60)・・・吸引口 (61)・・・細孔 (62)・・・棒 (63)・・・モーター (64)・・・シャフト ・・・加圧配管 (80a) (80b) ・・・ポンプ (90) ・・・抜出しポンプ (91) ・・・還流ポンプ (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)下記の工程からなる吹付けられたアスベストの除
    去方法: 1)吹付けられたアスベスト含有物を剥離し、剥離され
    たアスベスト含有物が床面又は地面に落下しないうちに
    、吸引フードで吸引する工程、 2)吸引されたアスベスト含有空気を、移送配管でレシ
    ーバータンクに導き、液体を貯留した前記レシーバータ
    ンクの液中にバブリングし、バブリングした空気を吸引
    ブロアで吸引する工程、および 3)前記レシーバータンク内のアスベスト含有液を払出
    ポンプを用いて脱水機に導き、脱水機でアスベスト含有
    固形物と液に分離し、分離された液を還流ポンプでレシ
    ーバータンクに直接又は前記移送配管内に放出すること
    によってレシーバータンクに戻す工程。 (2)前記レシーバータンクから排出される空気中に含
    まれるアスベストを、前記レシーバータンクと前記吸引
    ブロアの間又は前記吸引ブロアの後流に設けた、2次集
    塵器で除去する請求項(1)に記載の吹付けられたアス
    ベストの除去方法。 (3)前記レシーバータンクから排出される空気中に含
    まれるアスベストを、前記レシーバータンクと前記吸引
    ブロアの間に設けたスクラバーで除去し、更に吸引ブロ
    アの後流に設けたフィルターで除去する請求項(1)に
    記載の吹付けられたアスベストの除去方法。(4)下記
    で構成された吹付けられたアスベストの除去装置: 1)吸引フード、 2)前記吸引フードに移送配管で接続されたレシーバー
    タンク、 3)前記レシーバータンクから排気を吸引する吸引ブロ
    ア、 4)前記レシーバータンク内の液体を排出する払出ポン
    プ、 5)前記払出ポンプから吐出されるアスベスト含有液体
    からアスベスト含有固形分を分離する脱水機、 6)前記レシーバータンクの液相部と前記脱水機を接続
    し、且つ前記払出ポンプをその配管系内に有する払出配
    管、 7)前記脱水機から排出される液体を吸引する還流ポン
    プ、および 8)前記還流ポンプの吐出口と、前記移送配管又は前記
    レシーバータンクを接続した、前記脱水機から排出され
    る液体を前記レシーバータンクに戻すための戻し配管。 (5)吹付けられたアスベストを剥離するためのスクレ
    ーパが前記吸引フードの吸引口の近傍に設けられている
    請求項(4)に記載の吹付けられたアスベストの除去装
    置。 (6)前記吸引フードの吸引口とは別に、前記吸引フー
    ドの表面に細孔が設けられている請求項(4)又は(5
    )に記載の吹付けられたアスベストの除去装置。 (7)脱水機が、振動するスクリーン上に被脱水物を受
    入れて固形分と液を分離する振動脱水機である請求項(
    4)、(5)又は(6)に記載の吹付けられたアスベス
    トの除去装置。 (8)前記レシーバータンクと前記吸引ブロアの間又は
    前記吸引ブロアの後流に、2次集塵器が設けられている
    請求項(4)、(5)、(6)又は(7)に記載の建築
    物の表面に吹付けられたアスベストの除去装置。 (9)2次集塵器が洗浄集塵器、遠心集塵器、濾過集塵
    器から選ばれた少なくとも一つの集塵器である請求項(
    8)に記載の吹付けられたアスベストの除去装置。 (10)前記レシーバータンクと前記吸引ブロアの間に
    少なくとも1つのスクラバーが設けられ、且つ前記吸引
    ブロアの後流にフィルターが設けられている請求項(4
    )、(5)、(6)又は(7)に記載の吹付けられたア
    スベストの除去方法。 (11)前記フィルターが、フィルター性能の異なる複
    数のフィルターを積層して構成された複合フィルターで
    ある請求項(10)に記載の吹付けられたアスベストの
    除去装置。
JP2278647A 1989-10-19 1990-10-16 吹付けられたアスベストの除去方法および除去装置 Pending JPH03221669A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27034389 1989-10-19
JP1-270343 1989-10-19

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