JPH03221349A - ワークの防錆処理方法及びその方法に使用するワーク洗浄装置 - Google Patents
ワークの防錆処理方法及びその方法に使用するワーク洗浄装置Info
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- JPH03221349A JPH03221349A JP2014920A JP1492090A JPH03221349A JP H03221349 A JPH03221349 A JP H03221349A JP 2014920 A JP2014920 A JP 2014920A JP 1492090 A JP1492090 A JP 1492090A JP H03221349 A JPH03221349 A JP H03221349A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ワークの防錆処理方法及びその方法に使用す
るワーク洗浄装置に関する。
るワーク洗浄装置に関する。
(従来の技術〉
自動車等に使用され、ブレーキに使用されるディスクロ
ータ等のワークは、主に鋳造によって作られ、第6図に
製造工程をブロック図に示すように取付面やロータ面ば
機械加工工程Aにおいて切削加工等による機械加工が施
こされ、機械加工の際、使用される水溶性の切削油等を
湯洗浄工程Bによってを所定条件に管理された湯洗浄に
より除去し、続いて防錆油塗布工程Cにおいて防錆油を
塗布し、前処理工程りによってトリエタンベーパー洗浄
等の前処理を施し次に焼付塗装工程Eでダクロタイズド
処理等の焼付塗装を行ってワークに防錆処理を施してい
る。しかし、湯洗浄工程Bにおける切削油の除去は湯温
等の管理が厄介であり、洗浄が不充分であると焼付塗装
による塗膜が剥離する等防錆効果が充分に得られない等
の不具合がある。
ータ等のワークは、主に鋳造によって作られ、第6図に
製造工程をブロック図に示すように取付面やロータ面ば
機械加工工程Aにおいて切削加工等による機械加工が施
こされ、機械加工の際、使用される水溶性の切削油等を
湯洗浄工程Bによってを所定条件に管理された湯洗浄に
より除去し、続いて防錆油塗布工程Cにおいて防錆油を
塗布し、前処理工程りによってトリエタンベーパー洗浄
等の前処理を施し次に焼付塗装工程Eでダクロタイズド
処理等の焼付塗装を行ってワークに防錆処理を施してい
る。しかし、湯洗浄工程Bにおける切削油の除去は湯温
等の管理が厄介であり、洗浄が不充分であると焼付塗装
による塗膜が剥離する等防錆効果が充分に得られない等
の不具合がある。
またブラッシングと同時に洗浄液による切削油の除去を
行なっているものがあり、そのブラッシングによる洗浄
装置は例えば実開昭63−181494号公報に開示さ
れるように、被洗浄板の板面に洗浄液をスプレーノズル
からスプレーし、かつ、洗浄時に中心の孔の内周縁を内
周支持具で支持して回転させ、洗浄プランを被洗浄板の
表裏の両面に圧接させて、表面の汚れを掻き取るように
した洗浄装置が提案されている。
行なっているものがあり、そのブラッシングによる洗浄
装置は例えば実開昭63−181494号公報に開示さ
れるように、被洗浄板の板面に洗浄液をスプレーノズル
からスプレーし、かつ、洗浄時に中心の孔の内周縁を内
周支持具で支持して回転させ、洗浄プランを被洗浄板の
表裏の両面に圧接させて、表面の汚れを掻き取るように
した洗浄装置が提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
上記ワークの防錆処理方法によると、湯洗浄工程におけ
る切削油の除去は湯温等の管理が厄介であり、洗浄が不
充分であると焼付塗装による塗膜が剥離する等防錆効果
が充分に得られない等の不具合があり、また上記洗浄装
置によると、ワークである円板状被洗浄板を回転駆動し
、洗浄液をスプレーしながら、洗浄ブラシを摺接させる
ことにより表面の汚れが掻き取られ、洗浄されるものの
、洗浄装置にワークを装着するには、ハンドルをλ手に
より回転させ、中心孔の内周縁を内方から押圧支持する
ことにより行われるため、ワークの着脱作業が厄介であ
り、更に作業効率、特に大量のワークを洗浄するものに
は適するものではなく、更に防錆油の塗布を別な工程、
即ち防錆油塗布工程により行わなければならなかった。
る切削油の除去は湯温等の管理が厄介であり、洗浄が不
充分であると焼付塗装による塗膜が剥離する等防錆効果
が充分に得られない等の不具合があり、また上記洗浄装
置によると、ワークである円板状被洗浄板を回転駆動し
、洗浄液をスプレーしながら、洗浄ブラシを摺接させる
ことにより表面の汚れが掻き取られ、洗浄されるものの
、洗浄装置にワークを装着するには、ハンドルをλ手に
より回転させ、中心孔の内周縁を内方から押圧支持する
ことにより行われるため、ワークの着脱作業が厄介であ
り、更に作業効率、特に大量のワークを洗浄するものに
は適するものではなく、更に防錆油の塗布を別な工程、
即ち防錆油塗布工程により行わなければならなかった。
従って本発明の目的は、ワークの防錆処理方法の簡素化
を図るとともにこの方法に使用するワーク洗浄装置のワ
ーク着脱及び洗浄作業の自動化を図り作業効率の向上が
得られるワーク洗浄装置を提供することにある。
を図るとともにこの方法に使用するワーク洗浄装置のワ
ーク着脱及び洗浄作業の自動化を図り作業効率の向上が
得られるワーク洗浄装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成する本発明のワークの防錆処理方法は、
切削除油を用いてワークを切削加工する機械加工工程と
、切削加工されたワークをブラッシングしつつ防錆油を
塗布して切削油を除去する洗浄工程と、防錆油を塗布さ
れたワークに前処理を施す前処理工程及び前処理工程に
続く焼付塗装工程を具備するものであり、この方法に使
用するワーク洗浄装置は、中心部に孔が形成された円板
状のワークを搬入するワーク搬入装置と、ワークの孔に
係合してワークを回転駆動するワーク回転駆動装置と、
ワークを搬出するワーク搬出装置と、ワーク搬入装置と
ワーク搬出装置との間に設けられ、ワークをワーク搬入
装置から回転駆動装置へ及びワーク回転駆動装置からワ
ーク搬出装置へワークを受け渡すワーク受渡装置とワー
ク回転駆動装置によって回転駆動されるワークに洗浄ブ
ラシを圧接させ、かつワークに防錆油を放射する洗浄装
置を具備するものである。
切削除油を用いてワークを切削加工する機械加工工程と
、切削加工されたワークをブラッシングしつつ防錆油を
塗布して切削油を除去する洗浄工程と、防錆油を塗布さ
れたワークに前処理を施す前処理工程及び前処理工程に
続く焼付塗装工程を具備するものであり、この方法に使
用するワーク洗浄装置は、中心部に孔が形成された円板
状のワークを搬入するワーク搬入装置と、ワークの孔に
係合してワークを回転駆動するワーク回転駆動装置と、
ワークを搬出するワーク搬出装置と、ワーク搬入装置と
ワーク搬出装置との間に設けられ、ワークをワーク搬入
装置から回転駆動装置へ及びワーク回転駆動装置からワ
ーク搬出装置へワークを受け渡すワーク受渡装置とワー
ク回転駆動装置によって回転駆動されるワークに洗浄ブ
ラシを圧接させ、かつワークに防錆油を放射する洗浄装
置を具備するものである。
(作 用)
本発明のワーク防錆処理方法は機械加工工程によって加
工されたワークは洗浄工程によってブラッシングしつつ
防錆油を塗布することにより洗浄が充分に行われ、湯洗
浄工程が省略でき、厄介な湯温等の管理から開放され、
防錆処理作業の簡素化が得られる。またワーク洗浄装置
は、ワーク搬入装置によって搬送されて来たワークをワ
ーク受渡装置によりワーク回転駆動装置へ供給し、ワー
ク回転駆動されるワークに洗浄装置によって防錆油を放
射するとともに洗浄ブラシを圧接させて洗浄し、洗浄の
終了したワークを再びワーク受渡装置によりワーク搬出
装置へ受け渡し、ワーク搬出装置によりワーク洗浄装置
より搬出する。
工されたワークは洗浄工程によってブラッシングしつつ
防錆油を塗布することにより洗浄が充分に行われ、湯洗
浄工程が省略でき、厄介な湯温等の管理から開放され、
防錆処理作業の簡素化が得られる。またワーク洗浄装置
は、ワーク搬入装置によって搬送されて来たワークをワ
ーク受渡装置によりワーク回転駆動装置へ供給し、ワー
ク回転駆動されるワークに洗浄装置によって防錆油を放
射するとともに洗浄ブラシを圧接させて洗浄し、洗浄の
終了したワークを再びワーク受渡装置によりワーク搬出
装置へ受け渡し、ワーク搬出装置によりワーク洗浄装置
より搬出する。
(実施例)
以下、本発明によるワークの防錆処理方法の一実施例を
ワークとしてディスクロータに適用した場合を例に第1
図に示すブロック図によって説明する。
ワークとしてディスクロータに適用した場合を例に第1
図に示すブロック図によって説明する。
なお第1図において第6図と対応する部分には説明の便
宜上同一符号を付する。
宜上同一符号を付する。
主に鋳造によって作られた円板状のディスクロータは、
その取付面やパッドに摺接するロータ面を機械加工工程
Aによって水溶性の切削油を用い行われる切削加工によ
って仕上げられる。機械加工工程Aに続いてワークであ
るディスクロータは、洗浄工程Fにおいて回転駆動され
、回転駆動されるワークに洗浄ブラシを圧接してワーク
に付着した切削油を掻き取るようにブラッシングしつつ
防錆油を放射することにより防錆油を塗布する。この際
、機械加工工程Aによってワークに付着した切削油は完
全に除去される。次に前処理工程りにおいて従来同様ト
リエタンヘーパー洗浄等の前処理を施し、続いて焼付塗
装工程Eにおいてダクロタイズド処理等の焼付塗装を行
う。
その取付面やパッドに摺接するロータ面を機械加工工程
Aによって水溶性の切削油を用い行われる切削加工によ
って仕上げられる。機械加工工程Aに続いてワークであ
るディスクロータは、洗浄工程Fにおいて回転駆動され
、回転駆動されるワークに洗浄ブラシを圧接してワーク
に付着した切削油を掻き取るようにブラッシングしつつ
防錆油を放射することにより防錆油を塗布する。この際
、機械加工工程Aによってワークに付着した切削油は完
全に除去される。次に前処理工程りにおいて従来同様ト
リエタンヘーパー洗浄等の前処理を施し、続いて焼付塗
装工程Eにおいてダクロタイズド処理等の焼付塗装を行
う。
従って洗浄工程Fにおいて防錆油を放射しつつ洗浄ブラ
シを圧接してブラッシングすることにより切削油は完全
に掻き取り除去されることから、従来実施していた湯洗
浄が省略でき、厄介な湯温等の管理から解放され、防錆
処理作業の簡素化が得られる。なおワークから除去され
た切削油は防錆油とともに回収タンク内に戻り、防錆油
の下部に水分と共に沈澱して分離回収される。
シを圧接してブラッシングすることにより切削油は完全
に掻き取り除去されることから、従来実施していた湯洗
浄が省略でき、厄介な湯温等の管理から解放され、防錆
処理作業の簡素化が得られる。なおワークから除去され
た切削油は防錆油とともに回収タンク内に戻り、防錆油
の下部に水分と共に沈澱して分離回収される。
次にこのように行われるワークの防錆処理方法における
洗浄工程Fにおいて使用されるワーク洗浄装置について
ワークがワークの中心部に孔を有するディスクロータの
場合を例に第2図乃至第5図によって説明する。
洗浄工程Fにおいて使用されるワーク洗浄装置について
ワークがワークの中心部に孔を有するディスクロータの
場合を例に第2図乃至第5図によって説明する。
第2図は本実施例を説明する正面図、第3図は要部を説
明する平面図、第4図は第2図におけるA−A線に沿う
断面図、第5図は洗浄装置の拡大正面図である。
明する平面図、第4図は第2図におけるA−A線に沿う
断面図、第5図は洗浄装置の拡大正面図である。
図中符号lは機械加工工程Aで機械加工の完了したワー
クをワーク洗浄装置へ搬入するローラコンヘア等のワー
ク搬入装置であり、ワーク搬入装置lは左右に対向して
配列された基枠1aと基枠1aに回動自在に軸支された
ローラlb及びワークWを両側で案内するガイド板1c
を有し、傾斜して設けられ、中心部に孔waが形成され
た円板状のワークWであるディスクロータを搬入するよ
うに構成されている。一方符号2はローラコンヘア等の
ワーク搬出装置であって、左右に対向する基枠2as基
枠2aに回動自在に軸支されたローラ2b及び、ローラ
2b上を搬送されるワークWを両側方から案内するガイ
ド板2C有し、傾斜して設けることにより洗浄の終了し
たワークWを次の前処理工程りへ搬出するようになって
いる。
クをワーク洗浄装置へ搬入するローラコンヘア等のワー
ク搬入装置であり、ワーク搬入装置lは左右に対向して
配列された基枠1aと基枠1aに回動自在に軸支された
ローラlb及びワークWを両側で案内するガイド板1c
を有し、傾斜して設けられ、中心部に孔waが形成され
た円板状のワークWであるディスクロータを搬入するよ
うに構成されている。一方符号2はローラコンヘア等の
ワーク搬出装置であって、左右に対向する基枠2as基
枠2aに回動自在に軸支されたローラ2b及び、ローラ
2b上を搬送されるワークWを両側方から案内するガイ
ド板2C有し、傾斜して設けることにより洗浄の終了し
たワークWを次の前処理工程りへ搬出するようになって
いる。
ワーク搬入装置lの下流端1dとワーク搬出装置2の上
流端2dとの間にはワーク搬入装置lから搬入されたワ
ークWを後述するワーク回転駆動装置4ヘワークを供給
し、かつワーク回転駆動装置4によって洗浄を終了した
ワークWを搬出装置2へ受け渡すワーク受渡装置3が設
けである。
流端2dとの間にはワーク搬入装置lから搬入されたワ
ークWを後述するワーク回転駆動装置4ヘワークを供給
し、かつワーク回転駆動装置4によって洗浄を終了した
ワークWを搬出装置2へ受け渡すワーク受渡装置3が設
けである。
ワーク受渡装置3は基台5に設けられたガイド部材3a
によって上下方向へ摺動案内される摺動部材3bを有し
、摺動部材3bの下端は連結部材3cを介して基台5に
設けられたシリンダ3dから出没するピストン3eの先
端に結合されている。
によって上下方向へ摺動案内される摺動部材3bを有し
、摺動部材3bの下端は連結部材3cを介して基台5に
設けられたシリンダ3dから出没するピストン3eの先
端に結合されている。
更に摺動部材3bの上端には取付板3fが固着してあっ
て取付板3fに前記搬入装置1と同様に対向する基枠3
hと、基枠3hに回動自在に軸支されたローラ31及び
ガイド板3jを有する案内3gが回動軸3kによって揺
動可能に取り付けである。
て取付板3fに前記搬入装置1と同様に対向する基枠3
hと、基枠3hに回動自在に軸支されたローラ31及び
ガイド板3jを有する案内3gが回動軸3kによって揺
動可能に取り付けである。
案内部3gの一端には当接片31が突出して設けてあり
、シリンダ3dを縮退することにより案内部3gが押し
上げられ、当接片31が基台5に取り付けられた係止部
5aと当接して案内部3gを一点鎖線3p′で示すよう
にワーク搬入装置1の下流端1dとワーク搬出装置2の
上流端3d間に架は渡されるよう傾斜し、かつシリンダ
3dを伸長した際、当接部3mに当接して案内部3gが
略水平に保持するように構成されている。
、シリンダ3dを縮退することにより案内部3gが押し
上げられ、当接片31が基台5に取り付けられた係止部
5aと当接して案内部3gを一点鎖線3p′で示すよう
にワーク搬入装置1の下流端1dとワーク搬出装置2の
上流端3d間に架は渡されるよう傾斜し、かつシリンダ
3dを伸長した際、当接部3mに当接して案内部3gが
略水平に保持するように構成されている。
案内部材3gにはシリンダ3n及び揺動可能に案内部材
3g上を移動するワークWを停止させるストッパ3pが
設けられ、シリンダ3nを縮退させることによりストッ
パ3pを一点鎖線3p′で示すように傾倒させ、ワーク
の移動を許容するようになされている。
3g上を移動するワークWを停止させるストッパ3pが
設けられ、シリンダ3nを縮退させることによりストッ
パ3pを一点鎖線3p′で示すように傾倒させ、ワーク
の移動を許容するようになされている。
ワーク受渡装置3に隣接してワーク回転駆動装置4が基
台5に設けられ、ワーク回転駆動装置4の上端にはワー
クWの中心に開口する孔waに挿入され、外方へ開くこ
とにより孔waの内周に押接してワークWをクランプす
るチャック4aを有し、チャック4aはチャック駆動装
置4bにより開閉駆動される。更にワークWを保持した
チャック4aはベルト4Cを介してモータ4dによって
回転駆動されるようになっている。
台5に設けられ、ワーク回転駆動装置4の上端にはワー
クWの中心に開口する孔waに挿入され、外方へ開くこ
とにより孔waの内周に押接してワークWをクランプす
るチャック4aを有し、チャック4aはチャック駆動装
置4bにより開閉駆動される。更にワークWを保持した
チャック4aはベルト4Cを介してモータ4dによって
回転駆動されるようになっている。
ワーク回転駆動装置4によって回転駆動されるワークW
に防錆油を放射し、かつブラッシングする洗浄装置6が
基台5上をワーク回転駆動装置4と接離する方向へ往復
動可能に設けられている。
に防錆油を放射し、かつブラッシングする洗浄装置6が
基台5上をワーク回転駆動装置4と接離する方向へ往復
動可能に設けられている。
洗浄装置6は、基台5上に設けた案内部材6aに往復動
可能に設けた摺動部材6bを有し、シリンダ6Cの伸縮
により摺動部材6bが回転駆動装置4と接離する方向へ
移動するようになされ、摺動部材6bから立設したガイ
ド部材6ぞの下部に下部ブラシ支持部材6dが上下動可
能に設けられ、ガイド部材6.g−の上部には上部ブラ
シ支持部材6eが設けである。下部ブラシ支持部材6d
及び上部ブラシ支持部材6eの一端には対向して揺動可
能に下部ブラシ6「及び上部ブラシ6gに枢軸支してあ
り、他端間にはシリンダ6hが架設されている。シリン
ダ6hを縮退することにより下部ブラシ支持部材6d及
び上部ブラシ支持部材6g間が、従って下部ブラシ6f
と上部ブラシ6g間が接離方向へ移動してワークWに接
し、シリンダ6hを伸長することによって下部ブラシ支
持部材6d及び上部ブラシ支持部材6g間が、従って下
部ブラシ6fと上部ブラシ6g間が離間してワークWか
ら下部ブラシ6f及び上部ブラシ6gが離れるように構
成されている。
可能に設けた摺動部材6bを有し、シリンダ6Cの伸縮
により摺動部材6bが回転駆動装置4と接離する方向へ
移動するようになされ、摺動部材6bから立設したガイ
ド部材6ぞの下部に下部ブラシ支持部材6dが上下動可
能に設けられ、ガイド部材6.g−の上部には上部ブラ
シ支持部材6eが設けである。下部ブラシ支持部材6d
及び上部ブラシ支持部材6eの一端には対向して揺動可
能に下部ブラシ6「及び上部ブラシ6gに枢軸支してあ
り、他端間にはシリンダ6hが架設されている。シリン
ダ6hを縮退することにより下部ブラシ支持部材6d及
び上部ブラシ支持部材6g間が、従って下部ブラシ6f
と上部ブラシ6g間が接離方向へ移動してワークWに接
し、シリンダ6hを伸長することによって下部ブラシ支
持部材6d及び上部ブラシ支持部材6g間が、従って下
部ブラシ6fと上部ブラシ6g間が離間してワークWか
ら下部ブラシ6f及び上部ブラシ6gが離れるように構
成されている。
次に以上のように構成されたワーク洗浄装置の作動につ
いて説明する。
いて説明する。
洗浄装置6のシリンダ6Cを縮退せしめ、洗浄装置6を
ワーク回転駆動装置4から離間させ、かつワーク受渡装
置3のシリンダ3dのピストン3eを縮退せしめ、案内
部材3gを押し上げ、−点鎖線3g’で示すようワーク
搬入装置1の下流端1dとワーク搬出装置2の上流#A
sd間に架は渡すように傾斜させ、かつシリンダ3nを
伸張してストッパ3pが案内部材3gから上方へ突出し
た状態で、ワーク投入装置lから搬入されたワークWを
ストッパ3pに当接させ停止させる。
ワーク回転駆動装置4から離間させ、かつワーク受渡装
置3のシリンダ3dのピストン3eを縮退せしめ、案内
部材3gを押し上げ、−点鎖線3g’で示すようワーク
搬入装置1の下流端1dとワーク搬出装置2の上流#A
sd間に架は渡すように傾斜させ、かつシリンダ3nを
伸張してストッパ3pが案内部材3gから上方へ突出し
た状態で、ワーク投入装置lから搬入されたワークWを
ストッパ3pに当接させ停止させる。
ワークWがストッパ3pに当接し、停止した後、シリン
ダ3dを伸長させて、案内部3gの下部が当接部3mの
頂部に当接させて案内部材3gが略水平になるまで回動
させ停止させる。この際案内部材3gに載置され停止し
ていたワークWは、ワーク回転駆動装置4の頭部に設け
られたチャック4a上にワークWの中心に開口する孔w
aが係合することにより受け止められる。
ダ3dを伸長させて、案内部3gの下部が当接部3mの
頂部に当接させて案内部材3gが略水平になるまで回動
させ停止させる。この際案内部材3gに載置され停止し
ていたワークWは、ワーク回転駆動装置4の頭部に設け
られたチャック4a上にワークWの中心に開口する孔w
aが係合することにより受け止められる。
次にチャック駆動装置4bによってチャック4aを開拡
させてワークWの孔wa内周にチャック4aの当接部4
aLを圧接させてクランプし、駆動モータ4dによっ
てベルト4cを介してチャック4aに支持されたワーク
Wを回転駆動する。
させてワークWの孔wa内周にチャック4aの当接部4
aLを圧接させてクランプし、駆動モータ4dによっ
てベルト4cを介してチャック4aに支持されたワーク
Wを回転駆動する。
次に回転駆動されるワークWにノズル(図示せず)から
防錆油を放射させ続いてシリンダ6hの伸長によって下
部ブラシ6「及び上部ブラシ6gが離間した状態でシリ
ンダ6Iを伸長せしめ、洗浄装置6を前進させ、かつ、
シリンダ6hを縮退させて回転駆動するワークWに下部
ブラシ6f及び上部ブラシ6gを圧接させワークWを例
えば3〜4秒ブラッシングする。
防錆油を放射させ続いてシリンダ6hの伸長によって下
部ブラシ6「及び上部ブラシ6gが離間した状態でシリ
ンダ6Iを伸長せしめ、洗浄装置6を前進させ、かつ、
シリンダ6hを縮退させて回転駆動するワークWに下部
ブラシ6f及び上部ブラシ6gを圧接させワークWを例
えば3〜4秒ブラッシングする。
下部及び上部ブラシ6f、6gによってワークWの洗浄
を終了した後、シリンダ6cを伸長せしめワークWから
下部及び上部ブラシ6f、6gを離間させ、前記ノズル
からの防錆油を止める。続いてシリンダ61を縮退させ
て洗浄装置6を後退駆動して退避させる。
を終了した後、シリンダ6cを伸長せしめワークWから
下部及び上部ブラシ6f、6gを離間させ、前記ノズル
からの防錆油を止める。続いてシリンダ61を縮退させ
て洗浄装置6を後退駆動して退避させる。
続いて駆動モータ4dによるワークWの回転を停止し、
チャック駆動装置4bによりチャック4aを閉じてチャ
ック4aによるワークWのクランプを解除する。
チャック駆動装置4bによりチャック4aを閉じてチャ
ック4aによるワークWのクランプを解除する。
次にワーク受渡装置3のシリンダ3dを縮退して案内部
3gを一点鎖′fIfA3 g ’で示す位置まで押し
上げ、ワークWをワーク回転駆動装置4のチャック4a
から離し、更にシリンダ3nを縮退してストッパ3pを
傾倒することによりワークWをワーク搬出装置2へ移送
させる。
3gを一点鎖′fIfA3 g ’で示す位置まで押し
上げ、ワークWをワーク回転駆動装置4のチャック4a
から離し、更にシリンダ3nを縮退してストッパ3pを
傾倒することによりワークWをワーク搬出装置2へ移送
させる。
次にシリンダ3nを伸長させて、ストッパ3pを起立し
て次にワークWを搬入する。
て次にワークWを搬入する。
以上のように構成したワーク洗浄装置に用いた防錆油は
、ワークに付着した切削油とともに回収タンク(図示せ
ず)内に戻り、防錆油の下部に水分と共に沈澱して分離
回収される。
、ワークに付着した切削油とともに回収タンク(図示せ
ず)内に戻り、防錆油の下部に水分と共に沈澱して分離
回収される。
以上説明ではワークとしてディスクロータに適用した場
合について記載したが他の防錆処理を施すべきワークに
も適宜適用し得るものである。
合について記載したが他の防錆処理を施すべきワークに
も適宜適用し得るものである。
(効 果)
以上のように構成した本発明のワークの防錆処理方法に
よれば洗浄工程においてワークをブラッシングしつつ防
錆油を放射して塗布することにより機械加工工程で使用
した切削油を完全に除去でき、同時に防錆油の塗布が行
なわれ、ワークに防錆処理が容易に行なわれる。この際
湯洗浄を省略されることから、作業の簡素化が得られ、
大幅なコストダウンが期待できる。また洗浄工程におい
て使用する本発明のワーク洗浄装置によれば、ワーク搬
入装置によって搬入されたワークをワーク受渡装置によ
りワーク回転駆動装置へ供給して、回転駆動されるワー
クに洗浄装置によって防錆油をワークに放射するととも
に洗浄ブラシを圧接させて洗浄し、かつ洗浄の終了した
ワークを再びワーク受渡装置によりワーク搬出装置へ搬
出するようにしたので、ブラッシングによりワークの洗
浄が完全に行なわれ、かつ防錆油の塗布が行われる。
よれば洗浄工程においてワークをブラッシングしつつ防
錆油を放射して塗布することにより機械加工工程で使用
した切削油を完全に除去でき、同時に防錆油の塗布が行
なわれ、ワークに防錆処理が容易に行なわれる。この際
湯洗浄を省略されることから、作業の簡素化が得られ、
大幅なコストダウンが期待できる。また洗浄工程におい
て使用する本発明のワーク洗浄装置によれば、ワーク搬
入装置によって搬入されたワークをワーク受渡装置によ
りワーク回転駆動装置へ供給して、回転駆動されるワー
クに洗浄装置によって防錆油をワークに放射するととも
に洗浄ブラシを圧接させて洗浄し、かつ洗浄の終了した
ワークを再びワーク受渡装置によりワーク搬出装置へ搬
出するようにしたので、ブラッシングによりワークの洗
浄が完全に行なわれ、かつ防錆油の塗布が行われる。
またワークの着脱からワークの洗浄作業の自動化が得ら
れ、洗浄作業の効率が大幅に向上する等、特に連続して
大量のワークを洗浄するライン作業に効果を発揮するも
のである。
れ、洗浄作業の効率が大幅に向上する等、特に連続して
大量のワークを洗浄するライン作業に効果を発揮するも
のである。
第1図は本発明におけるワークの防錆処理方法の一実施
例を示すブロック図、第2図は同じく本発明におけるワ
ーク洗浄装置の一実施例を説明する正面図、第3図は同
じく要部平面図、第4図は第1図におけるA−A線に沿
う断面図、第5図は本実施例における洗浄装置の拡大正
面図、第6図は従来のワークの防錆処理方法を示すブロ
ック図である。 A・・・機械加工工程、D・・・前処理工程、E・・・
焼付塗装工程、F・・・洗浄工程、 l・・・ワーク搬入装置、2・・・ワーク搬出装置、3
・・・ワーク受渡装置、4・・・ワーク回転駆動装置、
6・・・洗浄装置。
例を示すブロック図、第2図は同じく本発明におけるワ
ーク洗浄装置の一実施例を説明する正面図、第3図は同
じく要部平面図、第4図は第1図におけるA−A線に沿
う断面図、第5図は本実施例における洗浄装置の拡大正
面図、第6図は従来のワークの防錆処理方法を示すブロ
ック図である。 A・・・機械加工工程、D・・・前処理工程、E・・・
焼付塗装工程、F・・・洗浄工程、 l・・・ワーク搬入装置、2・・・ワーク搬出装置、3
・・・ワーク受渡装置、4・・・ワーク回転駆動装置、
6・・・洗浄装置。
Claims (2)
- (1)切削油を用いてワークを切削加工する機械加工工
程と、切削加工されたワークをブラッシングしつつ防錆
油を塗布して切削油を除去する洗浄工程と、防錆油を塗
布されたワークに前処理を施す前処理工程及び前処理工
程に続く焼付塗装工程を具備することを特徴とするワー
クの防錆処理方法。 - (2)中心部に孔が形成された円板状のワークを搬入す
るワーク搬入装置と、ワークの孔に係合してワークを回
転駆動するワーク回転駆動装置と、ワークを搬出するワ
ーク搬出装置と、ワーク搬出装置とワーク搬出装置との
間に設けられ、ワークをワーク搬入装置から回転駆動装
置へ及びワーク回転駆動装置からワーク搬出装置へワー
クを受け渡すワーク受渡装置と、ワーク回転駆動装置に
よって回転駆動されるワークに洗浄ブラシを圧接させ、
かつワークに防錆油を放射する洗浄装置を具備すること
を特徴とするワーク洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014920A JPH03221349A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | ワークの防錆処理方法及びその方法に使用するワーク洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014920A JPH03221349A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | ワークの防錆処理方法及びその方法に使用するワーク洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03221349A true JPH03221349A (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=11874401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014920A Pending JPH03221349A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | ワークの防錆処理方法及びその方法に使用するワーク洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03221349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107511851A (zh) * | 2017-10-17 | 2017-12-26 | 董杰 | 一种工业机械手的升降装置 |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP2014920A patent/JPH03221349A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107511851A (zh) * | 2017-10-17 | 2017-12-26 | 董杰 | 一种工业机械手的升降装置 |
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