JPH03221175A - 青果物の形状判別方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、みかんやりんごなどの青果物における形状を
判別する方法に関する。

（従来の技＃Ｉ） 従来、この種の方法としては、搬送装置で搬送されてく
る青果物を上面方向および側面方向から２つのイメージ
センナで撮影して２つの画像情報を作成し、これらの画
像情報を処理して青果物の形状を認識するものが知られ
ている。

（発明が解決しようとする課１８り ところで、搬送装置で搬送されてくる青果物は、イメー
ジセンナを通過する際にその搬送姿勢が正常でない場合
がしばしばある。

しかし、従来はこの搬送姿勢を考慮せずに画像情報を処
理して青果物の形状判別を行っていたので、青果物の形
状判別精度が低いという問題があった。

本発明は、この問題を解消することを目的とする。

（課題を解決するための手段） かかる目的を遠戚するために、本発明は、以下のような
手順を採用した。

すなわち、本発明は、搬送装置により搬送されてくる青
果物の平面画像および側面画像を読み取り、青果物の平
面画像情報および側面画像情報をそれぞれ作威し、前記
平面画像情報に基づいて前記青果物の搬送姿勢が正常か
否かを判別し、搬送姿勢が正常なときに、前記側面画像
情報に基づいて前記青果物の側面形状の判別を行うよう
にしてなるものである。

（作用） 本発明方法では、青果物の平面画像情報に基づいて搬送
姿勢が正常か否かを判別する。

そして、その搬送姿勢が正常なときにのみ、青果物の側
面画像情報に基づいて青果物の側面形状の判別を行う。

（実施例） 以Ｆ、図面を参照して本発明について詳細に説明する。

第１図は、本発明方法に適用し、青果物の画像を読取る
画像読取装置Ａの斜視図を示す。

この画像読取装置Ａは、搬送面がそれぞれ独立した複数
の鍵盤状の移動部材１で構成し、青果物ａを搬達する搬
送装置１Ｂの途中に配置する。

次に、画像読取装置Ａの各部の構成について説明する。

２は搬送装ａＦＢの搬送路に沿って設けた直線状のフレ
ームであり、このフレーム２上に搬送装置Ｂの搬送路を
覆う半円状筒体３を配置する。この半円状筒体３は、ス
モークアクリル拡散板からなる。

半円状筒体３の周囲には、蛍光灯取付枠４を配置する。

そして、この蛍光灯取付枠４を利用し、画像読取装置Ａ
の入口側に３本の直管状の蛍光灯５．６．７を門状に配
置し、画像読取装置Ａの出Ｏｇｓに同様に３本の直管状
の蛍光灯８．９、ｌＯを門状に配置する。これにより、
各蛍光灯５〜ｌＯは、青果物ａを照射する。

ここで、各蛍光灯５．７．８．１０の各下部を、搬送装
置１Ｂの搬送面よりも少なくとも５ｃｍ下げると、青果
物の下部側の照射が確実に行なえる。

半円状筒体３の途中には、半円方向に向けて所定幅の開
口部１１を設け、この開口部１１の真上に蛍光灯取付枠
４を利用して青果物ａを撮影する撮像素子１２を設ける
。この撮像素子１２としては、カラーセンサなどが好適
である。

゛ｒ円状筒体３の開口部１１の左右側、すなわちその開
口部１１における青果物ａの搬送方向と直交する左右に
、一対の反射鏡１３．１４をそれぞれ配置する（第１図
および第２図参照）、この−対の反射鏡１３．１４によ
り、撮像素子１２は、青果物ａの平面および左右側面を
同時に撮影できる。

ここで、反射鏡１３．１４の各上部側に、図示しない色
基準板をそれぞれ設けておき、この色基準板の基準色を
カラーセンサで読み取るようにすれば、較正に便宜であ
る。色基準板を基準色の付着したのテープとし、これを
貼りつけるようにすれば、経年変化に応じて容易に交換
でき便宜である。

そして、これら構成要素全体を外カバー１５で被覆する
。

次に、このように構成する画像読取装置Ａの撮像素子１
２で読取った画像情報を処理し、青果物の形状判別を行
う形状判別装置のブロー２り図について第３図を参照し
て説明する。

第３図において、２０は後述のような画像処理を行なう
画像処理用コンピュータであり、その入力側にはＡ／Ｄ
変挽回路２１を介して撮像素子１２を接続する。さらに
画像処理用コンピュータ２０には、表示装置やプリンタ
などの出力装置２２を接続するとともに、画像情報など
を記憶するメモリ２３を接続する。

次に、このように構成する形状判別装置の動作例につい
て説明する。

いま、搬送装！ｌＢにより青果物ａが搬送されて撮像素
子１２の真下にくると、青果物ａは蛍光灯５〜１０によ
り底部を除く全体が照射され、青果物ａの上面部からの
反射光は直接撮像素子１２に向かい、青果物ａの左右側
面部からの各反射光は反射鏡１３．１４を経て撮像素子
１２に向かう（第２図参照）。

これにより、撮像素子１２は、青果物ａの平面及び左右
側面を同時に撮影し、青果物ａに関する平面画像情報お
よび左右の側面画像情報を出力する。そして、これら画
像情報はＡ／Ｄ変換回路２１によりＡ／Ｄ変換され、メ
モリ２３にいったん記憶する。

次に、Ｈ果物ａの平面画像情報に基づき、青果物ａの搬
送姿勢が正常か否か判別するが、これはその平面画像情
報から得られる平面形状が円になるか否かによって判別
する。

すなわち、この判別は、第４図に示すように平面画像情
報から得られる平面形状を長方形で囲み、その長方形の
各辺が平面形状と接する各接点を求める。そして、各接
点で分割される各辺の長さの各比率、Ｘ２／Ｘｉ、Ｘ４
／Ｘ３、Ｙ　２／Ｙ１、Ｙ４／Ｙ３をそれぞれ求め、こ
れらの各比率か近似的に１になるか否かにより行なう。

その結果、上述の平面形状が真円に近似して青果物ａの
搬送姿勢が正常であると判別されたときには、青果物ａ
の右または左の側面画像情報から得られる側面形状が異
常か否かの判定を開始する。

まず、第５図に示すように青果物ａの側面画像情報から
得られる側面形状から最大幅を求めたのち、その最大幅
を示す線で分割される中心線の長さの比率Ｂ／Ａを求め
、この比率Ｂ／Ａにより青果物ａの腰高が正常か否かの
判定を行なう。

次に、第６図に示すように同一の青果物ａの側面画像情
報から得られる平面形状から指定値を求めたのち、この
指定値における図示方向の長さＣを所定値と比較し、こ
れにより青果物ａが異形か否かの判定を行なう。

そして、これらの判定の結果に基づき、青果物ａの形状
が異常か否かの判定を行なう。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、青果物の平面画像情報に
基づいて搬送姿勢が正常か否かを判別し、それが正常な
ときにのみ青果物の側面画像情報に基づいて青果物の側
面形状の判別を行なうようにした。従って、本発明では
、従来のような搬送姿勢に起因する形状判別精度の低下
を防止で。

もって青果物の形状判別精度が格段に向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明法に適用する画像読取装置の一例を示す
斜視図、：！ｉ４ｚ図はその要部を示す図、第３図は本
発明法に適用する形状判別装置の一例を示す１０２７図
、第４図〜第６図は、それぞれその装置の動作例を説明
する図である。 Ａ・・・画像読取装置、Ｂ・・・搬送装置、５〜１０・
・・蛍光灯、１２・・・撮像素子１３．１４・・・反射
鏡 ２０・・・画像処理用コンピュータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　搬送装置により搬送されてくる青果物の平面画像およ
   び側面画像を読み取り、青果物の平面画像情報および側
   面画像情報をそれぞれ作成し、前記平面画像情報に基づ
   いて前記青果物の搬送姿勢が正常か否かを判別し、搬送
   姿勢が正常なときに、前記側面画像情報に基づいて前記
   青果物の側面形状の判別を行うようにしてなる青果物の
   形状判別方法。