JPH03220119A - シャワー用浴用剤 - Google Patents

シャワー用浴用剤

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JPH03220119A
JPH03220119A JP1395990A JP1395990A JPH03220119A JP H03220119 A JPH03220119 A JP H03220119A JP 1395990 A JP1395990 A JP 1395990A JP 1395990 A JP1395990 A JP 1395990A JP H03220119 A JPH03220119 A JP H03220119A
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JP
Japan
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shower
water
bathing agent
sodium
bathing
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JP1395990A
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English (en)
Inventor
Toshio Yoshioka
俊男 吉岡
Yoshihisa Kimoto
木本 喜久
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は流水により溶解するシャワー用浴用剤に関する
。更に詳しくは、シャワーの口元または水道水の蛇口か
らシャワーヘッドまでのいずれかの部分に装着して用い
、シャワーを浴びる時、水または温水により適当な速度
で溶解するシャワー用浴用剤に関する。
[従来の技術] 従来より浴室まわりの商品として入浴時に使用する入浴
剤には、バスソルト、バスタブレット、パスリキッドお
よびパスオイルなどがあり配合成分の働きにより、疲労
回復、血行促進、保湿作用、ストレス解消、リフレッシ
ュ感あるいは爽快感が訴求できる。
しかし、シャワーを用いて入浴剤と同様の効果を得るた
めに、通常の入浴剤製品で液体状のものをシャワーヘッ
ド部分に入れた場合には、その色、香り、他の成分等は
瞬時に流れ出てしまう。
粉末状の場合においても溶解時間が短く、入浴剤と同様
の効果が得られない。また、固形状の場合には、粉末に
結合剤を添加して数トンから10トンで打錠したもので
、錠剤は非常に固く水およびお湯に溶解しにくく、溶解
に時間がかかり、その色、香り、他の成分等流水に僅か
しか溶けないために浴用剤の効果も僅かしか得られない
[発明が解決しようとする課題] このような浴場に添加して使用する通常の液体、粉末、
固形の製品をシャワーヘッド部分に入れた場合には、溶
解時間が極端に短かったり、または反対に極端に長すぎ
たりしてシャワー用の浴用剤にはむいていないものであ
る。
本発明者等は上記事情に鑑み、シャワー用製品としてど
のような剤型がむいているか検討した結果、固形状が最
適であり、また、適度な溶解時間が要求され、溶解時間
をコントロールする必要がある事を見出だし、上記のよ
うな欠点のないシャワー用浴用剤を得るべく鋭意研究の
結果、浴用剤原料成分、洗浄剤原料成分および化粧料原
料成分に水膨潤性成分を配合し、形状を錠剤状にしたな
らば、上記目的が達成できることを見出だし、本発明を
完成するに至った。
し課題を解決するための手段1 即ち本発明は、水膨潤性成分を含有することを特徴とす
る固形状のシャワー用浴用剤である。
以下、本発明の構成について詳細に説明する。
本発明で使用される水膨潤性成分としては粘土鉱物、デ
ンプンおよび吸水性樹脂から選ばれる1種または2種以
上が溶解性の点から特に適している。
粘土鉱物としてはスメクタイト属に属するケイ酸塩鉱物
であり、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、モンモリロ
ナイト、サポナイト、ベントナイト、合成ケイ酸ナトリ
ウムマグネシウム、合成メタケイ酸アルミン酸マグネシ
ウム等が挙げられ、天然物または合成物のいずれでもよ
い。デンプンとしては、小麦粉、米、トウモロコシ、ジ
ャガイモ等から得られるものが挙げられる。高吸水性樹
脂は自重の10倍以上の吸水量を有するポリアクリル酸
塩系、イソブチレン−マレイン酸共重合体系、デンプン
−アクリル酸グラフト共重合体系、酢酸ビニル−アクリ
ル酸エステル共重合体系、ポリエチレンオキサイド系、
カルボキシメチルセルロース系等が挙げられる。
これらの水膨潤性成分が、シャワー等の流水により膨潤
し、浴用剤が徐々に崩壊し、それによって浴用剤に含ま
れる他の有効成分が適当な速度で溶出してくるものであ
る。
本発明のシャワー用浴用剤への水膨潤性成分の配合量は
シャワー用浴用剤全量中0.5〜90重量%と湯に溶か
したときの溶解時間が長くなってしまう。そして、水膨
潤性成分の配合量、種々の組み合わせにより、溶解時間
を自由に調整することが可能である。
本発明のシャワー用浴用剤は、固形状であれば良いが、
シャワーヘッド等への装着のしやすさの点から、錠剤状
に成型したものが好ましい。
次に本発明では、水膨潤性成分の他に、浴用剤の目的に
応じて以下のような成分を適当に選択し組み合わせて配
合することができる。
すなわち、色素として、黄色1号、青色1号、赤色10
6号、緑色106号等。香料類。無機塩類として、 炭
酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリ
ウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩化ナトリウム
、塩化カリウム、ホウ砂、硝酸ナトリウム、硝酸カリウ
ム、硝酸アルミニウム、炭酸マグネシウム、チオ硫酸ナ
トリウム、ポリリン酸ナトリウム、リン酸水素カルシウ
ム、゛臭化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸鉄、リン
酸ナトリウム、次亜塩素ナトリウム、チオ硫酸カルシウ
ム、ケイ酸ナトリウム等。アニオン界面活性剤としてア
ルキル硫酸エステル塩のラウリル硫酸ナトリウム等。カ
チオン界面活性剤として、第四級アンモニウム塩のステ
アリルトリメチルアンモニウムクロライド等。ノニオン
界面活性剤として、脂肪酸アミド型のラウリン酸ジェタ
ノールアミド等。両性界面活性剤として、ベタイン型の
ラウリルジメチルベタイン等。バインダーとして、カル
ボキシメチルセルローズナトリウム塩、ポリオキシエチ
レン重合物等。その他、タルク、乳糖等が挙げられる。
[実施例] 次に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明する。本発
明はこれにより限定されるものではない。配合量は全て
重量%である。
実施例、比較例はそれぞれ次のような製造方法にて得た
(イ)粉末の混合方法 各々の粉末原料をナウターミキサ−を用いて、均一にな
るまで約60分間混合攪拌した。尚、この間に、香料を
含む液体成分は噴霧して添加した。
(ロ)打錠方法 (イ)で混合した粉末を菊水製作所株式会社製タフプレ
スコレクト3017KM型の打錠機にて打錠圧10トン
で打錠し、直径30mm、厚み約10mmの約15gの
錠剤を得た。
実施例1 香りを楽しむシャワー用化粧料 (1)黄色1号10%硫酸ナトリウム    1%(2
)ローズ系調合香料         5%(3)タル
ク             35%(4)乳糖   
           53%(5)ステアリン酸マグ
ネシウム     1%(6)合成ケイ酸ナトリウムマ
グネシウム 1%製造方法 (1)(3)(4)(5)(6)を混合攪拌後、(2)
を噴霧賦香し、打錠方法に従い打錠した。
比較例1 香りを楽しむシャワー用化粧料 (1)黄色1号10%硫酸ナトリウム    1%(2
)ローズ系調合香料         5%(3)タル
ク             35%(4)乳糖   
           58%(5)ステアリン酸マグ
ネシウム     1%製造方法 実施例1の合成ケイ酸ナトリウムマグネシウムの替りに
乳糖を増量し、他は実施例1と同様にして比較例1を得
た。
実施例2 爽快ざを楽しむシャワー用浴用剤 (1)青色1号10%硫酸ナトリウム    1%(2
)ミント系調合香料         5%(3)L−
メントール          5%(4)乳糖   
           73%(5)ステアリン酸マグ
ネシウム     1%(6)ポリアクリル酸系吸水樹
脂    15%(太陽化学社製パルカス500 B 
)製造方法 (1)(3)(4)(5)(6)を混合攪拌後、(2)
を噴霧賦香し、打錠方法に従い打錠した。
比較例2 爽快ざを楽しむシャワー用浴用剤 (1)青色1号10%硫酸ナトリウム    1%(2
)ミント系調合香料         5%(3)L−
メントール          5%(4)乳糖   
           88%(5)ステアリン酸マグ
ネシウム     1%製造方法 実施例2のポリアクリル酸系吸水樹脂の替りに乳糖を増
量し、他は実施例1と同様に混合し、打錠せずに粉末の
比較例2を得た。
実施例3 入浴剤の効果を訴求するシャワー用浴用剤(1)赤色1
06号10%硫酸ナトリウム    1%(2)柑橘系
調合香料          2%(3)炭酸水素ナト
リウム       36%(4)硫酸ナトリウム  
       55%(5)ステアリン酸マグネシウム
     1%(6)合成ケイ酸ナトリウムマグネシウ
ム 3%(7)パルカス500 B         
   2%製造方法 (1)(3)(4)(5)(6)(7)を混合攪拌後、
(2)を噴霧賦香し、打錠方法に従い打錠した。
比較例3 入浴剤の効果を訴求するシャワー用浴用剤(1)赤色1
06号10%硫酸ナトリウム    1%(2)柑橘系
調合香料          2%(3)炭酸水素ナト
リウム       36%(4)硫酸ナトリウム  
       60%(5)ステアリン酸マグネシウム
     1%製造方法 実施例3の合成ケイ酸ナトリウムマグネシウムとパルカ
ス500 Bの替りに硫酸ナトリウムを増量し、他は実
施例3と同様にして比較例3を得た。
実施例4 ボディーの洗浄を目的とするシャワー用浴用剤(1緑色
106号10%硫酸ナトリウム    1%(2ラベン
ダー系調合香料       1%(3ラウリル硫酸ナ
トリウム      5%(4ラウリル酸ジェタノール
アミド   2%(5乳糖             
  5%(6ショ糖ステアリン酸ジエステル   1%
(7コーンスターチ         85%製造方法 (1)(3)(4)(5)(6)(7)を混合攪拌後、
(2)を噴霧賦香し、打錠方法に従い打錠した。
実施例5 ヘアーリンスを目的とするシャワー用浴用剤(1)黄色
4号10%硫酸ナトリウム    1%(2)ジャスミ
ン系調合香料       1%(3)セタノール  
           1%(4)ステアリルトリメチ
ルアンモニームクロライド            2
%(5)乳糖              64%(6
)ショ糖ステアリン酸ジエステル   1%(7)コー
ンスターチ         30%製造方法 (1)(3)(4)(5)(6)(7)を混合攪拌後、
(2)を噴霧賦香し、打錠方法に従い打錠した。
次に各比較例と実施例で得られた試料の溶解性の結果を
表−1に示す。
溶解性のテスト方法は、下記の方法に従って行った。
溶解性のテスト方法 一般に市販されているシャワー装置のシャワーヘッドの
握りの部分とシャワーホースの間に、錠剤か充填できる
ようにしたアダプターを設け、このアダプターに錠剤を
装着し、40℃の温水を1分間に1OL流し、錠剤が溶
けるまでの時間を測定し、溶解時間を溶解性とした。
[発明の効果1 本発明のシャワー用浴用剤は、入浴時Gこ用しする粉末
状の製品や、粉末を打錠した製品と異なり、シャワーの
口元または水道水の蛇口からシャワーヘッドまでのいず
れかの部分に装着して用し)ると適当な速度で溶解し、
色素、香料、浴用剤原料成分、洗浄剤原料成分および化
粧品原料成分等が均一に水またはお湯に溶出、作用し、
シャワー用浴用剤としてはきわめて有用である。また、
配合する水膨潤性成分の種類・量を変えることにより溶
解時間をコントロールすることが出来る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水膨潤性成分を含有することを特徴とする固形状
    のシャワー用浴用剤。
  2. (2)水膨潤性成分が、粘土鉱物、デンプンおよび吸水
    性樹脂から選ばれる1種または2種以上であることを特
    徴とする請求項1記載のシャワー用浴用剤。
JP1395990A 1990-01-24 1990-01-24 シャワー用浴用剤 Pending JPH03220119A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09104612A (ja) * 1995-10-05 1997-04-22 Kao Corp 制汗剤組成物
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