JPH03219493A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH03219493A
JPH03219493A JP2315132A JP31513290A JPH03219493A JP H03219493 A JPH03219493 A JP H03219493A JP 2315132 A JP2315132 A JP 2315132A JP 31513290 A JP31513290 A JP 31513290A JP H03219493 A JPH03219493 A JP H03219493A
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data
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Kazuki Ninomiya
二宮 和貴
Tomoharu Kawada
友春 河田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマイクロプロセッサ等に用いられる半導体記憶
装置に関する。
従来の技術 マイクロプロセッサは時代の要求に伴い、益々高速化が
図られている。マイクロプロセッサの高速化手法の一つ
として、レジスタウィンドウという構成のレジスタファ
イルが提案されている。
従来のレジスタファイルでは、レジスタの数が限られて
いたため、サブルーチン等に分岐した場合にメインルー
チンで使用したレジスタの値を残しておくと、サブルー
チンで使用できるレジスタが少なくなってしまうので、
サブルーチン分岐時にレジスタの値をメモリへ退避し、
使用できるレジスタを増やすことを行なっていた。また
、レジスタ数を増やすことも考えられるが、レジスタの
管理が大変になり、コンパイラでの負担が大きくなって
しまう。
これに対し、レジスタファイルを複数のウィンドウに分
割したレジスタウィンドウでは、ウィンドウをサブルー
チンへの分岐あるいはサブルーチンから戻るたびに切り
替えることにより、サブルーチン分岐時のレジスタデー
タのメモリ退避をなくし、マイクロプロセッサの処理を
高速化することができる。さらに、1ウインドウ内での
レジスタ数は32程度なので、コンパイラの負担を大き
くすることがない利点がある。また、各ウィンドウ間の
レジスタは、一部が重なっており、重なっている部分に
おいてサブルーチン間のデータの受渡しができる構成に
なっている。したがって、このようなレジスタファイル
の構成では、重なっている部分のメモリセルは2つのア
ドレスを持つことになる。
このような一つのメモリセルに対し複数のアドレスを持
つような半導体記憶装置では、アドレスとメモリセルを
1対1に対応させるため、第10図に示すようなアドレ
ス変換を行なっており、第11図に示すようなレジスタ
ウィンドウ構成を採用した半導体記憶装置が使用されて
いる。この半導体記憶装置では、チャージ手段としてプ
リチャージ回路を用いており、クロックΦ1に同期して
動作が行なわれる。またこのレジスタファイルはウィン
ドウ数が8で、1ウィンドウ当りレジスタ数が32で構
成されている。
次にこの半導体記憶装置の概略構成について説明する。
第11図において、アドレス変換手段1は、外部からア
ドレス信号A+およびウィンドウ信号W+を入力し、デ
コード手段2に出力する。
デコード手段2は、ワード線Wrlに接続され、ワード
、IWrlは、メモリセルアレイ3内のメモリセル4の
第12図に示す出力手段5に接続され、出力手段5は、
読み出し用ビット線Brに接続されている。読み出し用
ビット線Brはまた、第11図に示すプリチャージ手段
6および入出力手段7に接続されている。またアドレス
変換手段8は、外部からアドレス信号Ciとウィンドウ
信号Xiを入力し、デコード手段9に出力する。デコー
ド手段9は、ワード線Wwlに接続され、ワード線Ww
lはメモリセルアレイ3内のメモリセル4の第12図に
示す入力手段10に接続され、入力手段10は、書き込
み用ビット線Bwに接続されている。入力手段10と出
力手段5との間にはメモリ素子11が接続されている。
また、0 書き込み用ビット線Bwは、第10図に示す入出力手段
7に接続されている。
次に上記従来例の動作について説明する。まず、読み出
し動作では、外部からアドレス信号Aiとウィンドウを
指定するウィンドウ信号Wiがアドレス変換手段1に入
力され、第10図に示すアドレス変換を行ない、アドレ
ス信号Biとなる。アドレス信号Biは、デコード手段
2によりデコードされ、アドレス信号Biに対応するワ
ード線Wrlを駆動する。ワード線Wrlは、メモリセ
ルアレイ3内のメモリセル4の第11図に示す出力手段
5を制御し、出力手段5は、プリチャージ回路6によっ
てプリチャージされた読み出し用ビット線Brをディス
チャージすることにより、メモリ素子11のデータを読
み出し用ビット線Brに出力する。次いで読み出し用ビ
ット線BTは、入出力手段7に入力され、入出力手段7
からメモリ素子11のデータが外部に出力される。
次に書き込み動作では、外部からアドレス信号Ciとウ
ィンドウを指定するウィンドウ信号Xiがアドレス変換
手段8に入力され、第10図に示すアドレスに変換し、
アドレス信号Diとなる。
アドレス信号D+は、デコード手段9によりデコードさ
れ、アドレス信号Diに対応するワード線Wwlを駆動
する。外部から入力される書き込みデータは、入出力手
段7に入力され、書き込み用ビット4% B wに出力
される。ワード線W w lは、メモリセルアレイ3内
のメモリセル4の第12図に示す入力手段10を制御し
、入力手段10は、書き込み用ビット線Bwのデータを
メモリ素子11に出力し、書き込みデータはメモリ素子
11に書き込まれる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の半導体記憶装置では、
アドレス変換のための処理時間が多く掛かるため、読み
出しおよび書き込み動作がアドレス変換に要する時間だ
け遅れ、その結果、読み出しおよび書き込み動作の高速
化が困難となっていた。
例えば、第10図の斜線を施したアドレス信号1 A i =g、ウィンドウ信号W i = 2と、アド
レス信号A+=24.ウィンドウ信号W + = 1の
とき、アドレス信号Bi=32に変換する場合を示すと
、 Bi=MOD((A+−8)+Wix16)(ただし、
MODは剰余を表わす。) のような演算が必要である。このため、このような演算
結果のレジスタアドレスに対してレジスタのアクセスを
始めるため、全体としてアクセスが遅くなるという問題
があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、アドレス
変換を行なわずに、一つのメモリセルに対し複数個のア
ドレスが割り当てられている半導体記憶装置の読み出し
あるいは書き込み動作を行なうことを可能とし、その結
果、読み出しあるいは書き込み動作を高速化することの
できる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は次のような手段を
有する。
2 本発明(1)は、メモリ素子のデータを一つの読み出し
用ビット線に出力するn個(nは自然数)の出力手段と
、この出力手段に接続される0本の読み出し用ワード線
と、一つの書き込み用ビット線のデータを入力してメモ
リ素子に出力するm個(mは自然数)の入力手段と、こ
の入力手段に接続されるm本の書き込み用ワード線とを
有するメモリセルを複数含んで構成されるメモリセルア
レイと、前記0本の読み出し用ワード線にそれぞれ接続
される読み出し用デコード手段と、前記読み出し用ビッ
ト線に接続されてこの読み出し用ビット線をチャージす
るチャージ手段と、前記読み出し用ビット線および書き
込み用ビット線に接続されて、前記読み出し用ビット線
のデータを外部へ出力し、また外部のデータを前記書き
込み用ビット線に出力する入出力手段と、前記m本の書
き込み用ワード線にそれぞれ接続される書き込み用デコ
ード手段とを有する半導体記憶装置である。
また本発明(2)は、メモリ素子のデータを3 4 ビット線に入出力するn個(nは自然数)の入出力手段
と、この入出力手段に接続されるn木のワード線を有す
るメモリセルを複数含んで構成されるメモリセルアレイ
と、前記0本のワード線にそれぞれ接続されるデコード
手段と、前記ビット線に接続されて前記ビット線をチャ
ージするチャージ手段と、前記ビット線に接続されて、
前記ビット線のデータを外部へ出力し、また外部のデー
タを前記ビット線に出力する入出力手段とを有すること
を特徴とする半導体記憶装置である。
また本発明(3)は、メモリセルと、このメモリセルに
接続される0本(nは自然数)のビット線およびm本(
mは自然数)のワード線を複数含んで構成されるメモリ
セルアレイと、外部からアドレス信号および制御信号を
入力してデコードを行なうデコード部と、このデコード
部出力を入力して前記ワード線を駆動するワード線駆動
部とによって構成されるアドレスデコード部と、前記ビ
ット線に接続されて前記ビット線をチャージするチャー
ジ手段と、前記ビット線に接続されて、前記ビット線の
データを外部へ出力し、また外部のデータを前記ビット
線に出力する入出力手段とを有し、前記デコード部がア
ドレス信号および制御信号の論理積と論理和をとる機能
を有することを特徴とする半導体記憶装置である。
また本発明(4)は、本発明(3)記載のデコード部と
して、アドレス信号を入力してデコードを行なうa個(
aは自然数)のデコード手段と、このデコード手段出力
の論理和をとるゲートとによって構成される。
また本発明(5)は、本発明(3)記載のデコード部と
して、デコードするビット数と制御信号分の一導伝型の
トランジスタからなる直列トランジスタをa個(aは自
然数)並列接続したものと、他導伝型のトランジスタと
によって構成されており、a個のそれぞれの直列トラン
ジスタの一方が第1の電位に接続され、もう一方が前記
トランジスタに接続されて出力になり、前記トランジス
タのもう一方が第2の電位に接続されている。
また本発明(6)は、本発明(3)、(4)、5 6 (5)のいずれかの記載のメモリセルアレイが、メモリ
素子のデータを読み出し用ビット線に出力する出力手段
と、この出力手段に接続される読み出し用ワード線と、
書き込み用ビット線のデータを入力し、前記メモリ素子
に出力する入力手段と、この入力手段に接続される書き
込み用ワード線を有するメモリセルを複数含んで構成さ
れ、チャージ手段が読み出し用ビット線に接続され、さ
らに入出力手段が前記読み出し用ビット線および書き込
み用ビット線に接続されて、読み出し用ビット線のデー
タを外部に出力し、また外部データを前記書き込み用ビ
ット線に出力する構成を有する。
作用 本発明(1)は、上記構成により、読み出しアドレスを
デコードして選択するn個のデコード手段および前記n
個のデコード手段に接続されて選択されたメモリセルの
データを読み出し用ビット線に出力するn個の出力手段
と、書き込みアドレスをデコードして選択するm個のデ
コード手段および前記m個のデコード手段に接続されて
選択されたメモリセルに書き込み用ビット線のデータを
出力して書き込むm個の入力手段とを有することにより
、前記デコード手段により重なっているアドレスを各々
デコードし、それぞれに対応するワード線を駆動するこ
とにより、メモリセルを選択してアクセスを行なうこと
を可能とするものである。
また本発明(2)は、上記構成により、アドレスをデコ
ードして選択するデコード手段およびこのデコード手段
にそれぞれ接続されて選択されたメモリセルのデータを
ビット線に人出力する入出力手段とを有することにより
、前記デコード手段により重なっているアドレスをそれ
ぞれデコードし、それぞれに対応するワード線を駆動す
ることにより、メモリセルを選択してアクセスを行なう
ことを可能とするものである。
また本発明(3)、(4)、(5)、(6)は、上記構
成により、1つのメモリセルに対し複数のアドレスが割
り当てられている半導体記憶装置 7 8 置において、割り当てられているアドレスをそれぞれデ
コードし、論理和をとってワード線を駆動することによ
り、割り当てられたアドレスのうちのどれかが選択され
ればワード線を駆動することが可能となり、複数のアド
レスが割り当てられていてもアドレス変換を行なわずに
読み出しおよび書き込み動作を行なうことを可能にする
ものである。
よって本発明によれば、アドレス変換を行なわずに読み
出しまたは書き込み動作を行なうことが可能となり、読
み出しまたは書き込み動作を高速化することができると
いう効果がある。
実施例 第1図は本発明の請求項(1)記載の半導体記憶装置の
一実施例を示すレジスタウィンドウ構成の半導体記憶装
置の概略ブロック図である。この実施例は、ウィンドウ
数が8で、1ウインドウ当たりのレジスタ数が32のも
のである。第1図において、101は136ワード×3
2ビツトのメモリセルアレイであり、102はその中の
一つのメモリセルである。一つのメモリセル102は、
第2図に示すように、メモリセル102内のデータを一
つの読み出し用ビット線Brに出力する出力手段103
,104と、これら出力手段103.104に接続され
る読み出し用ワード線Wr1、Wr2とを有し、また一
つの書き込み用ビット線Bwのデータを入力してメモリ
セル102に出力する入力手段105,106と、これ
ら入力手段105.106に接続される書き込み用ワー
ド線WWI、WW2とを有する。107は出力手段10
3,104と入力手段105,106との間に接続され
たメモリ素子である。
また、第1図において、108,109は読み出し用の
デコード手段であり、ワード線駆動部110およびアド
レス信号Atとウィンドウ信号Wiに接続されている。
ワード線駆動部110は、デコード手段108,109
およびワード線Wrl 、 W r 2に接続されてい
る。111はクロックΦ1および読み出し用ビット線B
rに接続してこれをチャージするプリチャージ回路であ
る。119 0 2は読み出し用ビット線Brおよび書き込み用ビット線
Bwに接続されて読み出し用ビット線Brのデータを外
部へ出力し、また外部のデータを書き込み用ビット線B
wに出力する入出力手段である。113,114は書き
込み用のデコード手段であり、ワード線駆動部115お
よびアドレス信号Ciとウィンドウ信号Xiに接続され
ている。ワード線駆動部115は、デコード手段103
.104およびワード線WWI、WW2に接続されてい
る。
読み出し用のデコード手段108,109と書き込み用
のデコード手段103,104とは同じ構成を備えてい
る。プリチャージ回路111は、クロックΦ1に同期し
て動作が行なわれる。メモリセルアレイ101は、第3
図に示すように、アドレスの割り当てが8ワード毎に二
つのアドレスが重なる構造になっている。
次に上記実施例の動作について説明する。まず、読み出
し動作では、第1図中、アドレス信号A+およびウィン
ドウを指定するウィンドウ信号W+は、デコード手段1
08,109に入力され、その出力がワード線駆動部1
10に入力され、ワード線駆動部110によりワード線
Wrlまたはワード線Wr2が駆動される。またアドレ
スが重なっていない部分ではデコード手段108.10
9のどちらかにデコードさせてワード線を駆動している
。ワード線Wrlまたはワード線W r 2が駆動され
ると、第2図に示すメモリセル102内の出力手段10
3あるいは出力手段104が第1図中のプリチャージ回
路111によりプリチャージされた読み出し用ビット線
Brをメモリ素子107のデータに対応してディスチャ
ージすることにより、メモリ素子107のデータが読み
出し用ピッi%Brに出力される。次いで読み出し用ビ
ット線Brに接続された入出力手段112が読み出し用
ビット線Brのデータを外部に出力する。
上記動作において、例えば第3図に示すアドレスが8で
ウィンドウが2と、アドレスが24でウィンドウが1の
斜線を施したアドレスが重なっ1 2 ている部分では、アドレス信号Aiが8でウィンドウ信
号Wiが2の場合はワード線Wrlが駆動され、またア
ドレス信号Aiが24でウィンドウ信号W+が1の場合
はワード線W r 2が駆動されるように、デコード手
段108,109がコーディングされている。これによ
り、アドレスの変換なしに同一のメモリセル102を選
択することが可能となり、高速な読み出しが可能となる
一方、書き込み動作では、アドレス信号Ciおよびウィ
ンドウを指定するウィンドウ信号Xiはデコード手段1
03,104に入力され、その出力がワード線駆動部1
15に入力され、ワード線駆動部115によりワード線
Wwlまたはワード線WW2が駆動される。またアドレ
スが重なっていない部分では、デコード手段103,1
04のどちらかにデコードさせてワード線を駆動してい
る。また、外部から入出力手段112にデータが入力さ
れ、入出力手段112から書き込み用ビット線Bwにデ
ータが出力される。ワード線Wwlまたはワード線Ww
2が駆動されることにより、第2図中の入力手段105
または入力手段106が書き込み用ビット線Bwからメ
モリ素子107にデータを出力し、メモリ素子107に
データを書き込む。
上記動作において、同様に第3図に斜線で示すアドレス
が8でウィンドウが2と、アドレスが24でウィンドウ
が1のアドレスが重なっている部分では、アドレス信号
Ciが8でウィンドウ信号Xiが2の場合はワード線W
 w lが駆動され、またアドレス信号Ciが24でウ
ィンドウ信号Xiが1の場合は、ワード線Ww2が駆動
されるように、デコード手段103.104がコーディ
ングされている。これにより、アドレスの変換なしに同
一のメモリセル102を選択することが可能となり、高
速な書き込みが可能となる。
なお、上記実施例はn=2.m=2の場合であるが、他
の場合も同様な効果が得られる。また、上記実施例は書
き込みポートが1つで読み出しポートが1つの場合のレ
ジスタファイルであるが、他のポート構成のレジスタフ
ァイルにおいて3 4 も、読み出し用あるいは書き込み用ビット線を複数にす
ることにより実施可能である。また、読み出しのみある
いは書き込みのみに本発明を適応することも可能である
本発明をマルチポート化し、書き込みポート0本、読み
出しポートル本、書き込みアドレスの重なりをm1読み
出しアドレスの重なりをnとした場合のメモリセルの構
成例を第4図に示す。第4図において、116,117
は入力手段であり、それぞれ0本の書き込み用ビット線
Bwl〜BwOおよびmxo本の書き込み用ワード線W
wll〜Ww m 1 、 Ww 1 o 〜Ww m
 oが接続されている。118,119は出力手段であ
り、それぞれp本の読み出し用ビット線Brl〜Brp
およびnxp本の読み出し用ワード線Wrll〜Wrn
1 、 Wr 1 o−Wr n pが接続されている
。120は入力手段116.117と出力手段118゜
119との間に接続されたメモリ素子である。この実施
例においても同様な効果を得ることができる。
上記各実施例のようにプリチャージ回路を用いるのでは
なく、プルアップ回路等を用いてチャージ手段を構成す
ることも可能である。また上記各実施例は、入力手段]
、05.106および116.117と出力手段103
,104および118.119とがCMO8構成のもの
であるが、他のデバイスでも実施可能である。また、ア
ドレスが重なっていない部分をデコード手段のどちらか
一つに割り当てることもできるが、割り当てたデコード
手段だけが負荷容量が大きくなり、アクセスが遅くなっ
てしまうので、アドレスを各デコード手段に均等に割り
当てることにより、デコード手段の負荷容量を均等にす
ることができ、結果として1つに割り当てた場合と比較
して負荷容量を小さくすることができ、高速化すること
ができる。
第5図は本発明の請求項(2)記載の半導体記憶装置の
一実施例を示すレジスタウィンドウ構成の半導体記憶装
置の概略ブロック図である。この実施例は、ウィンドウ
数が8で、1ウィンドウ当5 6 たりのレジスタ数が32のものである。第5図において
、201は136ワード×32ビツトのメモリセルアレ
イであり、202はその中の一つのメモリセルである。
一つのメモリセル202は、第6図に示すように、メモ
リセル202内のデータをビット線Bl、B2に入出力
する入出力手段203.204と、こられ入出力手段2
03,204に接続されるワード線Wl、W2とを有す
る。205は入出力手段203,204内に接続された
メモリ素子である。第5図において、206.207は
デコード手段であり、ワード線駆動部208およびアド
レス信号Aiとウィンドウ信号Wiに接続されている。
ワード線駆動部208は、デコード手段206,207
およびワード線Wl、W2に接続されている。209は
クロックΦ1およびビット線Bl、B2に接続されてこ
れをチャージするプリチャージ回路である。210はビ
ット線Bl、B2に接続されてビット線B1のデータを
外部へ出力し、また外部のデータをビット線Bl、B2
に出力する入出力手段である。211は、入出力手段2
10内に設けられたセンスアンプ、212はバッファ、
213はインバータである。
デコード手段206,207はそれぞれ同じ構成を備え
ている。プリチャージ回路209は、クロックΦ1に同
期して動作が行なわれる。メモリセルアレイ201は、
第3図に示すように、アドレスの割り当てが8ワード毎
に二つのアドレスが重なる構造になっている。
次に上記実施例の動作について説明する。まず、読み出
し動作では、第5図中、アドレス信号Aiおよびウィン
ドウを指定するウィンドウ信号W+は、デコード手段2
06.207に入力され、その出力がワード線駆動部2
08に入力され、ワード線駆動部208によりワード線
W1またはワード線W2が駆動される。またアドレスが
重なっていない部分では、デコード手段206゜207
のどちらかにデコードさせてワード線を駆動している。
ワード線W1またはワード線W2が駆動されると、第6
図に示すメモリセル202内7 8 の入出力手段203または入出力手段204が、第5図
中のプリチャージ回路209によりプリチャージされた
ビット線B1またはビット線B2をメモリ素子205の
データ(4対応してディスチャージすることにより、メ
モリ素子205のデータがビット線B1またはビット線
B2に電位差として出力される。このとき発生する電位
差は小さいため、次いで制御信号REが入力されると、
ビット線Bl、B2に接続された入出力手段210内の
センスアンプ211がビット線B1と82の電位差を増
幅し、ビット線のデータを外部に出力する。
上記動作において、例えば第3図に示すアドレスが8で
ウィンドウが2と、アドレスが24でウィンドウが1の
斜線を施したアドレスが重なっている部分では、アドレ
ス信号A+が8でウィンドウ信号Wiが2の場合はワー
ド線W1が駆動され、またアドレス信号A+が24でウ
ィンドウ信号W+が1の場合はワード線W2が駆動され
るように、デコード手段206,207がコーディング
されている。これにより、アドレスの変換なしに同一の
メモリセル202を選択することが可能となり、直5.
’!工な読み出しが可能となる。
一方、書き込み動作では、同様にアドレス信号A+およ
びウィンドウを指定するウィンドウ信号W+はデコード
手段206,207に入力され、その出力がワード線駆
動部208に入力され、ワード線駆動部208によりワ
ード線W1またはワード線W2が駆動される。またアド
レスが重なっていない部分では、デコード手段206,
207のどちらかにデコードさせてワード線を駆動して
いる。また外部から入出力手段210にデータが入力さ
れ、制御信号WEが入力されると、入出力手段210内
のバッファ212とインバータ213により、ビット線
B1およびB2にそれぞれデータが出力される。ワード
線W1またはワード線W2が駆動されることにより、第
6図中の入出力手段203または入出力手段204がビ
ット線Bl、B2からメモリ素子205にデータを出力
し、メモリ素子205にデータを書き込む。
9 0 上記動作において、同様に第3図に斜線で示すアドレス
が8でウィンドウが2と、アドレスが24でウィンドウ
が1のアドレスが重なっている部分では、アドレス信号
Aiが8でウィンドウ信号Wiが2の場合はワード線W
1が駆動され、またアドレス信号A+が24でウィンド
ウ信号W+が1の場合はワード線W2が駆動されるよう
に、デコード手段206,207がコーディングされて
いる。これにより、アドレスの変換なしに同一のメモリ
セル202を選択することが可能となり、高速な書き込
みが可能となる。
なお、上記実施例はn=2の場合であるが、他の場合も
同様な効果が得られる。また、アドレスが重なっていな
い部分をデコード手段のどちらか一つに割り当てること
もできるが、割り当てたデコード手段だけが負荷容量が
大きくなり、アクセスが遅くなってしまうので、アドレ
スを各デコード手段に均等に割り当てることにより、デ
コード手段の負荷容量を均等にすることができ、結果と
して1つに割り当てた場合と比較して負荷容量を小さく
することができ、高速化することができる。またこの実
施例のようなプリチャージ回路ではなく、プルアップ回
路等を用いてチャージ手段を構成することも可能である
。また入出力手段203.204はCMO8構成のもの
であるが、他のデバイスでも実施例可能である。
第7図は本発明の請求項(3)、(4)、(5)、(6
)、(7)、(9)記載の半導体記憶装置の一実施例の
レジスタウィンドウ構成の半導体記憶装置の概略ブロッ
ク図である。本実施例はウィンドウ数が8で、1ウィン
ドウ当りのレジスタ数が32のものである。第7図にお
いて、301は136ワード×32ビツトのメモリセル
アレイであり、302はその中の一つのメモリセルであ
る。一つのメモリセル302は、第8図に示すように、
メモリセル302内のメモリ素子303のデータをビッ
ト線Brに出力する出力手段304と、この出力手段3
04に接続されるワード線Wrlを有し、また書き込み
用ビット線Bwのデータを入力してメモリセル302内
のメモリ素1 2 子303に出力する入力手段305と、この入力手段3
05に接続されるワード線Wwlを有する。
第7図において、3o6はアドレス信号AIとウィンド
ウ信号Wiとワード線Wrlに接続される読み出し用の
アドレスデコード部である。アドレスデコード部306
は、アドレス信号A+とウィンドウ信号Wiとクロック
Φ1を入力とするデコード部307と、このデコード部
307とワード線Wrlに接続されるワード線駆動部3
08とによって構成されている。デコード部307は、
さらにアドレス信号A+とウィンドウ信号Wiに接続さ
れるデコード手段309,310と、クロックΦ1とデ
コード手段309.310とワード線駆動部308に接
続されるゲート311とにより構成されている。312
は読み出し用ビット線Brに接続されてこれをチャージ
するプリチャージ回路である。314は読み出し用ビッ
ト線Brおよび書き込み用ビット線Bwに接続されて読
み出し用ビット線Brのデータを外部へ出力し、また外
部のデータを書き込み用ビット線BWに出力する入出力
手段である。
315はアドレス信号Ciとウィンドウ信号Xiとクロ
ックΦ1に接続される書き込み用のアドレスデコード部
である。アドレスデコード部315は、アドレス信号C
iとウィンドウ信号XiとクロックΦ1を入力とするデ
コード部316と、このデコード部316とワード線W
wlに接続されるワード線駆動部317とによって構成
されている。デコード部316は、さらにアドレス信号
Ciとウィンドウ信号Xiに接続されるデコード手段3
18,319と、クロックΦ1とデコード手段318.
319とワード線駆動部317に接続されるゲート32
0とにより構成されている。
デコード手段309,310,318,319は互いに
同じ構成を備えており、またゲート311.320も互
いに同じ構成を備えており、さらにまたワード線駆動部
308,317もまた互いに同じ構成を備えている。プ
リチャージ回路312は、クロックΦ1に同期して動作
が行なわれ3 4 る。また制御信号としてクロックΦ1を用いている。メ
モリセルアレイ301は、第3図に示すように、アドレ
スの割り当てが8ワードごとに2つのアドレスが重なる
構造になっている。
次に上記実施例の動作について説明する。まず、読み出
し動作では、第7図中、アドレス信号Aiおよびウィン
ドウを指定するウィンドウ信号Wiはアドレスデコード
部306内のデコード部307のデコード手段309,
310に入力され、デコード手段309,310の出力
がゲート311に入力される。ゲート311でデコード
手段309,310の論理和かとられるため、デコード
手段309,310の出力のどちらかが駆動され、クロ
ックΦ1がハイレベルになると、ゲート311の出力は
ワード線駆動部308を駆動し、ワード線駆動部308
はワード線Wrlを駆動する。ワード線Wrlが駆動さ
れると、第8図に示すメモリセル302内の出力手段3
04が第7図中のプリチャージ回路312によりプリチ
ャージされた読み出し用ビット線Brをメモリ素子30
3のデータに対応してディスチャージすることにより、
メモリ素子303のデータがピッ[11B rに出力さ
れる。次いでビット線Brに接続された入出力手段31
4がビット線Brのデータを外部に出力する。
上記動作において、例えば第3図に示すアト1ノスが8
でウィンドウが2と、アドレスが24でウィンドウが1
の斜線を施した重なっている部分では、アドレス信号A
+が8でウィンドウ信号Wiが2の場合はデコード手段
309が、またアドレス信号A+が24でウィンドウ信
号Wiが1の場合はデコード手段310の出力が駆動す
るように、デコード手段309,310がコーディング
されている。これにより、アドレスの変換なしに同一の
メモリセルを選択することが可能となり、高速な読み出
しが可能となる。
またアドレスが重なっていない部分では、デコード手段
309,310のどちらかにデコードさせ、その出力が
ワード線駆動部308に入力され、クロックΦ1がハイ
レベルになれば、ワード5 線W r lを駆動する。
一方、書き込み動作では、アドレス信号Ciおよびウィ
ンドウを指定するウィンドウ信号Xiはアドレスデコー
ド部315内のデコード部316のデコード手段318
,319に入力され、デコード手段318,319の出
力はゲート320に入力される。ゲー)320でデコー
ド手段318.319の出力の論理和がとられるため、
デコード手段318,319の出力のどちらかが駆動さ
れ、クロックΦ1がハイレベルになると、ゲー)320
の出力は、ワード線駆動部317を駆動し、ワード線駆
動部317によりワード線Ww1が駆動される。また外
部から入出力手段314にデータが入力され、入出力手
段314からビット線Bwにデータが出力される。ワー
ド線Ww1が駆動されることにより、第8図中の入力手
段305がビット線Bwからメモリ素子303にデータ
を出力して、メモリ素子303にデータを書き込む。
上記動作において、同様に第3図に示すアドレ6 スが8でウィンドウが2とアドレスが24でウィンドウ
が1の斜線を施した重なっている部分では、アドレス信
号Ciが8でウィンドウ信号Xiが2の場合はデコード
手段318の出力が、またアドレス信号Ciが24でウ
ィンドウ信号Xiが1の場合はデコード手段319の出
力が駆動するように、デコード手段318,319がコ
ーディングされている。これにより、アドレスの変換な
しに同一のメモリセルを選択することが可能となり、高
速な書き込みが可能となる。
なお本実施例は、書き込み1ポート、読み出し1ポート
の半導体記憶装置であるが、第4図で説明したように、
その他のボート構成も読み出し用あるいは書き込み用ビ
ット線を複数にすることにより可能である。また本実施
例では、書き込みと読み出しを別ボートで行なっている
が、第6図のようなメモリセルで入出力手段1つで構成
したものを用いることにより、通常のスタティックRA
MあるいはダイナミックRAMのように書き込みと読み
出しを同一のデコード手段で行なっている7 8 場合も適用可能である。さらにまた、読み出しのみある
いは書き込みのみに本発明を適応することも可能である
。また、デコード手段のコーディングとしてアドレスが
重なっていない部分をデコード手段のどちらかに割り振
ってもよいが、そのデコード手段の負荷容量が大きくな
りデコード速度が他のデコード手段よりも遅くなってし
まうので、それぞれのデコード手段に均等にアドレスを
割り当てることにより、デコード手段の負荷容量を均等
にできるため、デコード速度が均一化され、結果として
高速化することが可能となる。またアドレスの重なりが
o(oは自然数)となっても論理和を0本とることによ
り実現可能である。
さらにまた、本実施例のようにプリチャージ回路ではな
く、プルアップ回路等を用いてチャージ手段を構成する
ことも可能であり、出力手段304および入力手段30
5としてMOSトランジスタを用いているが、バイポー
ラトランジスタ等も使用可能である。
第9図は本発明の請求項(8)、(9)記載の半導体記
憶装置の一実施例のレジスタウィンドウ構成の半導体記
憶装置の概略ブロック図を示す。
本実施例はウィンドウ数が8で、1ウィンドウ当りのレ
ジスタ数が32のものである。第9図において、401
は136ワード×32ビツトのメモリセルアレイであり
、402はその中の一つのメモリセルである。一つのメ
モリ素子403の構成は第8図に示すものと同じである
。すなわち、メモリセル402内のデータを一つの読み
出し用ビット線Brに出力する出力手段404と、この
出力手段404に接続されるワード線Wrlを有し、ま
た一つの書き込み用ビット線Bwのデータを入力してメ
モリ素子403に出力する入力手段405と、この入力
手段405に接続されるワード線Wwlとを有する。
第9図において、406はアドレス信号Aiとウィンド
ウ(f号WiとクロックΦ1とワード&%Wr1に接続
されるアドレスデコード部である。アドレスデコード部
406は、アドレス信号Aiとウィンドウ信号Wiとク
ロックΦ1に接続されて9 0 いる直列トランジスタ407,408およびクロックΦ
1に接続されているトランジスタ409を有するデコー
ド部410と、デコード部410の出力とワード線Wr
lに接続されているワード線駆動部411とにより構成
されている。412はビット線Brに接続されてこれを
チャージするプリチャージ回路である。413はビット
線Brおよびビット線Bwに接続されてビット線Brの
データを外部へ出力し、また外部のデータをビット線B
wに出力する入出力手段である。414はアドレス信号
Ciとウィンドウ信号XiとクロックΦ1に接続される
アドレスデコード部である。
415は、アドレスデコード部411の出力とワード線
Wwlに接続されているワード線駆動部である。
アドレスデコード部406,414は同じ構成を備えて
いる。直列トランジスタ407,408はnch)ラン
ジスタで構成されている。トランジスタ409はpch
トランジスタで構成されている。デコード部410の制
御信号としてクロックΦ1を用いている。プリチャージ
回路410は、クロックΦ1に同期して動作が行なわれ
る。
メモリセルアレイ401は、第3図に示すように、アド
レスの割り当てが8ワード毎に二つのアドレスが重なる
構造になっている。
次に上記実施例の動作について説明する。まず、読み出
し動作では、第9図中、アドレス信号Aiおよびウィン
ドウを指定するウィンドウ信号W+およびクロックΦ1
は、アドレスデコード部406内のデコード部410に
入力され、デコード部410内の直列トランジスタ40
7,408によってデコードが行なわれる。第9図中の
ノードDは、クロックΦ1がロウレベルのとき、トラン
ジスタ409によってプリチャージが行われている。そ
の間は、直列トランジスタ407,408にもクロック
Φ1が入力されているため、直列トランジスタ407.
408はオフ状態になっている。クロックΦ1がハイレ
ベルになり、直列トランジスタ407.408のどちら
かがすべて導通するようなアドレス信号A+およびウィ
ンドウ1 2 信号Wiが入力されると、ノードDはロウレベルとなり
、ワード線Wrlが駆動される。ワード線Wrlが駆動
されることにより、第8図に示すメモリセル中の出力手
段405が第9図中のプリチャージ回路412によりプ
リチャージされた読み出し用ビット線Brをメモリ素子
403のデータに対応してディスチャージすることによ
り、メモリ素子403のデータが読み出し用ビット線B
rに出力される。読み出し用ビット線Brに接続された
入出力手段413は、読み出し用ビット線Brのデータ
を外部に出力する。
上記動作において、例えば第3図に示すアドレスが8で
ウィンドウが2と、アドレスが24でウィンドウが1の
斜線を施した重なっている部分では、アドレス信号At
が8でウィンドウ信号Wiが2の場合は、デコード部4
10内の直列トランジスタ407がすべて導通し、また
アドレス信号A+が24でウィンドウ信号Wiが1の場
合は直列トランジスタ408がすべて導通して、ノード
Dをロウレベルにするようにアドレスデコード部406
内の直列トランジスタ407,408がコーディングさ
れている。これにより、アドレスの変換なしに同一のメ
モリセルを選択することが可能となり、高速な読み出し
が可能となる。
一方、書き込み動作では、アドレス信号Ciおよびウィ
ンドウを指定するウィンドウ信号XiおよびクロックΦ
1は、アドレスデコード部414に入力され、上記した
アドレスデコード部406と同様な動作を行ない、ワー
ド線Wwlが駆動される。また外部から入出力手段41
3にデータが入力され、入出力手段413からビット線
Bwにデータが出力される。ワード線Wwlが駆動され
ることにより、第8図中の入力手段405がビット線B
wからメモリ素子403にデータを出力して、メモリ素
子403にデータを書き込む。
上記動作において、同様に第3図に斜線で示すアドレス
が8でウィンドウが2とアドレスが24でウィンドウが
1の重なっている部分では、アドレス信号C4が8でウ
ィンドウ信号Xiが2の場合およびアドレス信号Ciが
24でウィンドウ信3 4 号X+が1の場合に、直列トランジスタ407゜408
がすべて導通してワード線Wwlが駆動されるように、
アドレスデコード部414内の直列トランジスタ407
,408がコーディングされている。これにより、アド
レスの変換なしに同一のメモリセルを選択することが可
能となり、高速な書き込みが可能となる。
またアドレスデコード部406内のノードA。
B、Cでは、直列トランジスタ407,408のように
nchトランジスタしか接続されない。このため、従来
の第13図に示す0MO3型のデコード回路であるAN
Dゲートのように、AとBのpchとnch )ランジ
スタ二つに接続される場合と比較して、容量を小さ(す
ることができ、高速なデコードが可能となり、また面積
も小さくすることができる。これはアドレスデコード部
411についても同様である。
また上記動作はアドレスが重なっている場合の動作であ
るが、アドレスが重なっていない部分では、直列トラン
ジスタ407,408のどちらかでデコードすることに
より、アクセスが可能となる。またこのとき、それぞれ
の直列トランジスタ407.408に均一にアドレスを
割り当てることにより、デコード部の負荷容量を均一に
することができ、高速化が可能となる。
なお本実施例は、書き込みポート1つで読み出しポート
が1つの半導体記憶装置であるが、第4図で説明したよ
うに、その他のポート構成も読み出し用あるいは書き込
み用ビット線を複数にすることにより可能である。また
本実施例では書き込みと読み出しを別のアドレスデコー
ド部で行なっているが、第6図のようなメモリセルで入
出力手段が一つのものを用いることにより、同一のデコ
ード手段で書き込みおよび読み出しのデコードを行なう
ことも可能である。さらにまた、読み出しのみあるいは
書き込みのみに本発明を適応することも可能である。ま
た、本実施例のようにプリチャージ回路ではなく、プル
アップ回路等を用いてチャージ手吹を構成することも可
能である。さらにまた、本実施例はMOSトランジスタ
を用い5 6 た例であるが、バイポーラトランジスタ等も使用可能で
ある。また、アドレスデコード部406内の直列トラン
ジスタ407,408にnchトランジスタ、トランジ
スタ409にpchトランジスタを用いているが、それ
ぞれ逆導伝型のトランジスタを用いても電源接続を変え
、ワード線駆動部をバッファにするかあるいは省くこと
により構成することができる。
発明の効果 以上述べたように、本発明は、レジスタウィンドウ構成
のように一つのメモリセルに対し複数のアドレスが割り
当てられている半導体記憶装置の場合、割り当てられて
いるアドレスそれぞれに対して選択するデコード手段を
それぞれ付加することにより、アドレス変換を行なわず
にメモリセルを選択することができ、高速な書き込みま
たは読み出しを可能とする効果を有し、実用上きわめて
有効である。
また本発明は、割り当てられているアドレスそれぞれに
対して、デコード手段をそれぞれ付加し、さらに重なっ
ているアドレスをデコードするデコード手段出力のそれ
ぞれの論理和をとってワード線を駆動することにより、
アドレスが重なっていてもアドレス変換を行なわずに、
同一のワード線を駆動してメモリセルを選択することが
でき、高速な書き込みまたは読み出しを可能とする効果
を有し、実用上きわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の請求項(1)記載の一実施例であるレ
ジスタウィンドウ構成の半導体記憶装置の概略ブロック
図、第2図は第1図のメモリセルの構成を示す概略ブロ
ック図、第3図は本発明の実施例の半導体記憶装置のレ
ジスタウィンドウのアドレスの割り当て図、第4図は本
発明の請求項(1)記載の半導体記憶装置をマルチポー
ト構成にした場合のメモリセルの構成の一例を示す概略
ブロック図、第5図は本発明の請求項(2)記載の一実
施例であるレジスタウィンドウ構成の半導体記憶装置の
概略ブロック図、第6図は第5図のメモリセルの構成を
示す概略ブロック図、第7図7 8 は本発明の請求項(3)、(4)、(5)、(6)、(
7)、(9)記載の一実施例であるレジスタウィンドウ
構成の半導体記憶装置の概略ブロック図、第8図は第7
図および第9図のメモリセルの構成を示ず概略ブロック
図、第9図は本発明の請求項(8)、(9)記載の一実
施例であるレジスタウィンドウ構成の半導体記憶装置の
概略ブロック図、第10図は従来のレジスタウィンドウ
のアドレスの割り当ておよび変換の一例を示す構成図、
第11図は従来のアドレス変換を行なうレジスタウィン
ドウ構成の半導体記憶装置の概略ブロック図、第12図
は第11図のメモリセルの構成を示す概略ブロック図、
第13図は従来の0MO3のアドレスデコード回路の一
例を示す回路図である。 Wrl、Wr2−・・読み出しワード線、WwlWW2
・・・書き込み用ワード線、Br・・・読み出し用ビッ
ト線、Bw・・・書き込み用ビット線。 101・・・メモリセルアレイ、102・・・メモリセ
ル、103,104・・・出力手段、105.106・
・・入力手段、107・・・メモリ素子、108,10
9・・・読み出し用デコード手段、110,115・ワ
ード線駆動部、111・・・ブーツチャージ回路、11
2・・・入出力手段、113,114・・・書き込み用
デコード手段。 201・・・メモリセルアレイ、202・・・メモリセ
ル、203,204・・・入出力手段、205・・・メ
モリ素子、206,207・・・デコード手段、208
・・・ワード線駆動部、209・・・プリチャージ回路
、210・・・入出力手段。 301・・・メモリセルアレイ、302・・・メモリセ
ル、306,315・・・アドレスデコード部、307
.316・・・デコード部、308,317・・・ワー
ド線駆動部、312・・・プリチャージ回路、314・
・・入出力手段、311,320・・・ゲート。 401・・・メモリセルアレイ、402・・・メモリセ
ル、403・・・メモリ素子、404・・・出力手段、
405・・・入力手段、406,414・・・アドレス
デコード部、407,408・・・nch )ランジス
タ、409・・・pch)ランジスタ、410・・・デ
9 0 コード部、411.415・・・ワード線駆動部、41
2・・・プリチャージ回路、413・・・入出力手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メモリ素子のデータを一つの読み出し用ビット線
    に出力するn個(nは自然数)の出力手段と、この出力
    手段に接続されるn本の読み出し用ワード線と、一つの
    書き込み用ビット線のデータを入力して前記メモリ素子
    に出力するm個(mは自然数)の入力手段と、この入力
    手段に接続されるm本の書き込み用ワード線とを有する
    メモリセルを複数含んで構成されるメモリセルアレイと
    、 前記n本の読み出し用ワード線にそれぞれ接続される読
    み出し用デコード手段と、 前記読み出し用ビット線に接続されて前記読み出し用ビ
    ット線をチャージするチャージ手段と、前記読み出し用
    ビット線および書き込み用ビット線に接続されて、前記
    読み出し用ビット線のデータを外部へ出力し、また外部
    のデータを前記書き込み用ビット線に出力する入出力手
    段と、前記m本の書き込み用ワード線にそれぞれ接続さ
    れる書き込み用デコード手段とを有する半導体記憶装置
  2. (2)メモリ素子のデータをビット線に入出力するn個
    (nは自然数)の入出力手段と、この入出力手段に接続
    されるn本のワード線を有するメモリセルを複数含んで
    構成されるメモリセルアレイと、 前記n本のワード線にそれぞれ接続されるデコード手段
    と、 前記ビット線に接続されて前記ビット線をチャージする
    チャージ手段と、 前記ビット線に接続されて、前記ビット線のデータを外
    部へ出力し、また外部のデータを前記ビット線に出力す
    る入出力手段とを有することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  3. (3)メモリセルと、このメモリセルに接続されるn本
    (nは自然数)のビット線およびm本(mは自然数)の
    ワード線を複数含んで構成されるメモリセルアレイと、 外部からアドレス信号を入力してデコードを行なうデコ
    ード部と、このデコード部出力および制御信号を入力し
    て前記ワード線を駆動するワード線駆動部とによって構
    成されるアドレスデコード部と、 前記ビット線に接続されて前記ビット線をチャージする
    チャージ手段と、 前記ビット線に接続されて、前記ビット線のデータを外
    部へ出力し、また外部のデータを前記ビット線に出力す
    る入出力手段とを有し、 前記デコード部が前記アドレス信号および制御信号の論
    理積と論理和をとる機能を有することを特徴とする半導
    体記憶装置。
  4. (4)アドレスデコード部が、アドレス信号を入力して
    デコードを行なうa個(aは自然数)のデコード手段と
    、このデコード手段の出力の論理和をとるゲートとによ
    って構成されていることを特徴とする請求項(3)記載
    の半導体記憶装置。
  5. (5)アドレスデコード部が、デコードするビット数と
    制御信号分の一導伝型のトランジスタからなる直列トラ
    ンジスタをa個(aは自然数)並列接続したものと、他
    導伝型のトランジスタによって構成されており、a個の
    それぞれの前記直列トランジスタの一方が第1の電位に
    接続され、もう一方が前記トランジスタに接続されて出
    力となり、前記トランジスタのもう一方が第2の電位に
    接続されていることを特徴とする請求項(3)記載の半
    導体記憶装置。
  6. (6)メモリセルアレイが、メモリ素子のデータを読み
    出し用ビット線に出力する出力手段と、この出力手段に
    接続される読み出し用ワード線と、書き込み用ビット線
    のデータを入力して、前記メモリ素子に出力する入力手
    段と、この入力手段に接続される書き込み用ワード線を
    有するメモリセルを複数含んで構成され、 チャージ手段が読み出し用ビット線に接続され、 入出力手段が前記読み出し用ビット線および書き込み用
    ビット線に接続されて、読み出し用ビット線のデータを
    外部に出力し、また外部データを前記書き込み用ビット
    線に出力する構成を有する請求項(3)、請求項(4)
    、請求項(5)のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  7. (7)メモリセルと、このメモリセルに接続されるn本
    (nは自然数)のビット線およびm本(mは自然数)の
    ワード線を複数含んで構成されるメモリセルアレイと、 アドレス信号を入力してデコードを行なうa個(aは自
    然数)のデコード手段と、このデコード手段の出力の論
    理和をとるゲートとによって構成されるデコード部と、
    このデコード部の出力を入力して前記ワード線を駆動す
    るワード線駆動部とによって構成されるアドレスデコー
    ド部と、前記ビット線に接続されて前記ビット線をチャ
    ージするチャージ手段と、 前記ビット線に接続されて前記ビット線のデータを外部
    へ出力し、また外部のデータを前記ビット線に出力する
    入出力手段とを有する半導体記憶装置。
  8. (8)メモリセルと、このメモリセルに接続されるn本
    (nは自然数)のビット線およびm本(mは自然数)の
    ワード線を複数含んで構成されるメモリセルアレイと、 デコードするビット線と制御信号分の一導伝型のトラン
    ジスタからなる直列トランジスタをa個(aは自然数)
    並列接続したものと、他導伝型のトランジスタによって
    構成され、a個のそれぞれの前記直列トランジスタの一
    方が第1の電位に接続され、もう一方が前記トランジス
    タに接続されて出力となり、前記トランジスタのもう一
    方が第2の電位に接続されているデコード部と、このデ
    コード部の出力を入力して前記ワード線を駆動するワー
    ド線駆動部とによって構成されるアドレスデコード部と
    、 前記ビット線に接続されて前記ビット線をチャージする
    チャージ手段と、 前記ビット線に接続されて、前記ビット線のデータを外
    部へ出力し、また外部のデータを前記ビット線に出力す
    る入出力手段とを有する半導体記憶装置。
  9. (9)メモリセルアレイがメモリ素子のデータを読み出
    し用ビット線に出力する出力手段と、この出力手段に接
    続される読み出し用ワード線と、書き込み用ビット線の
    データを入力して前記メモリ素子に出力する入力手段と
    、この入力手段に接続される書き込み用ワード線を有す
    るメモリセルを複数含んで構成され、 チャージ手段が読み出し用ビット線に接続され、 入出力手段が前記読み出し用ビット線および書き込み用
    ビット線に接続されて、読み出し用ビット線のデータを
    外部に出力し、外部データを前記書き込み用ビット線に
    出力する構成を有する請求項(7)または請求項(8)
    記載の半導体記憶装置。
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