JPH03218287A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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Publication number
JPH03218287A
JPH03218287A JP2015357A JP1535790A JPH03218287A JP H03218287 A JPH03218287 A JP H03218287A JP 2015357 A JP2015357 A JP 2015357A JP 1535790 A JP1535790 A JP 1535790A JP H03218287 A JPH03218287 A JP H03218287A
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JP
Japan
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data
speed
time
latest
determined
Prior art date
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Pending
Application number
JP2015357A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Harada
博之 原田
Tetsuji Kajitani
梶谷 哲司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03218287A publication Critical patent/JPH03218287A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発明は、モータ制御装置に関するものであり、特に
、モータ回転速度を正確に検出できるモータ制御装置に
関するものである。
く発明の背景〉 たとえば複写機等の原稿読取装置における光学5 系駆動用のDCサーボモー夕制御装置においては、光学
系の移動に伴ない摩擦抵抗等が変化してモータ負荷が変
動しても、追従性よくサーボモー夕を一定速度に保ち、
光学系を一定速度で移動させる必要がある。
サーボモー夕を一定速度に保つためには、その前提とし
て、サーボモー夕の実際の回転速度を正確に検出する必
要がある。
従来装置では、サーボモー夕に連結されたエンコーダな
どの速度検出器の出力(速度検出信号)に基づいて、所
定タイミングごとに、サーボモー夕の回転速度が検出さ
れていた。
しかしながら、従来装置における速度検出の仕方では、
検出された信号がノイズ等の影響を受けている場合、正
確にモータ回転速度を検出できないという欠点がある。
そこで、ノイズ等の影響による誤差をなくするために、
前回検出された速度と今回検出された速度との平均を求
め、それを現在の速度として取出す等の方法が採用され
ているものもあった。
6 く発明か解決しようとする課題〉 しかしながら、−F記検出速度の平均を求める方法では
、検出速度を平均化することによって誤差を小さくしよ
うとしているため、正確な回転速度か検出された場合に
も、その速度が平均化されることにより、本来の速度(
実際の速度)に対して少量の偏差を生じることになる。
また、一時的に大きなノイズが発生した場合は、平均化
されてもノイズ誤差を十分に取除けず、平均化後の速度
中に比較的大きな誤差が残ったままになる。このため、
たとえば、定常状態でこのような大きなノイズが生じた
場合、速度ムラが発生してしまう。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
ノイズ等によって、一時的に速度検出信号が大きく変動
しても、その変動の影響を受けることなく、正確な速度
を得られるモータ制御装置を提供することを目的とする
く課題を解決するための手段〉 第1の発明は、モータの回転に連動して周期的に変化す
る回転信号を出力する回転信号出力手段、基準クロック
を計数する基準クロック計数手段、所定間隔ごとに、そ
の間隔内に出力される回転信号の変化数を検出する手段
、前記所定間隔ごとに、その間隔内に出力される回転信
号の最後の変化に応答して、基準クロック計数手段の計
数値を読取る読取手段、所定タイミングごとに、今回検
出された回転信号の変化数ならびに前回読取られた基準
クロック計数値および今回読取られた基準クロック計数
値に基づいて、モータ回転速度に関するデータを算出す
るデータ算出手段、モータ回転速度に関するデータを、
所定の複数回分、新しいもの順に記憶できる複数の記憶
エリアを有し、データ算出手段によってモータ回転速度
に関するデータが算出されるごとに、既に記憶されてい
るデタを順次1つずつシフトして最古データを捨て、か
つ今回算出されたデータを最新データ記憶エリアに記憶
する記憶手段、記憶手段に記憶されている複数回分のデ
ータのうちの大小中央に相当するデータと今回算出され
た最新データとを比較し、最新データが大小中央に相当
するデータに該当するかまたは該データに対して所定範
囲内であるか否かに基づいて、最新データの正誤を判定
する判定手段、ならびに、判定手段によって、最新デー
タは正しいと判定されたときは、最新データを制御用速
度データに決定し、最新データは誤りと判定されたとき
は、誤りの状態に応じて、今回検出された回転信号の変
化数を1増加または1減少させ、改めてモータ回転速度
に関するデータを算出し直し、該データを制御用速度デ
ータに決定する速度データ決定手段、を含むことを特徴
とするモータ制御装置である。
また、第2の発明は、モータの回転に連動して周期的に
変化する回転信号を出力する回転信号出力手段、基準ク
ロックを計数する基準クロック計数手段、所定間隔ごと
に、その間隔内に出力される回転信号の変化数を検出す
る手段、前記所定間隔ごとに、その間隔内に出力される
回転信号の最後の変化に応答して、基準クロック計数手
段の計数値を読取る読取手段、所定タイミングごとに、
9 今回検出された回転信号の変化数ならびに前回読取られ
た基準クロック計数値および今回読取られた基準クロッ
ク計数値に基づいて、モータ回転速度に関するデータを
算出するデータ算出手段、モタ回転速度に関するデータ
を、所定の複数回分、新しいもの順に記憶できる複数の
記憶エリアを有し、データ算出手段によってモータ回転
速度に関するデータが算出されるごとに、既に記憶され
ているデータを順次1つずつシフトして最古データを捨
て、かつ今回算出されたデータを最新データ記憶エリア
に記憶する記憶手段、記憶手段に記憶されている複数回
分のデータのうちの大小中央に相当するデータと今回算
出された最新データとを比較し、最新データが大小中央
に相当するデータに該当するかまたは該データに対して
所定範囲内であるか否かに基づいて、最新データの正誤
を判定する第1判定手段、第1判定手段によって、最新
データは誤りと判定されたときは、誤りの状態に応じて
、今回検出された回転信号の変化数を1増加または1減
少させ、モータ回転速度に関する10 データを算出し直し、算出し直したデータを記憶手段に
記憶されている複数回分のデータのうちの大小中央に相
当するデータと比較し、算出し直したデータが大小中央
に相当するデータに対して所定範囲内であるか否かに括
づいて、算出し直したデータの正誤を判定する第2判定
手段、ならびに、第1判定手段によって、最新データは
正しいと判定されたときは、最新データを制御用速度デ
ータに決定し、第2判定手段によって、算出し直したデ
ータは正しいと判定されたときは、算出し直したデータ
を制御用速度データに決定し、いずれのデータも正しく
ないと判定されたときには、記憶手段に記憶されている
複数回分のデータのうちの大小中央に相当するデータを
制御用速度データに決定する速度データ決定手段、を含
むことを特徴とするモータ制御装置である。
く作用〉 この発明によれば、所定タイミングごとに、今回検出さ
れた回転信号の変化数ならびに前回読取られた基準クロ
ック計数値および今回読取られた11 基準クロック計数値に基づいて、モータ回転速度に関す
るデータが算出される。
データが算出されると、記憶手段に既に記憶されている
データが順次1つずつシフトされて最古データが捨てら
れ、今回算出されたデータは最新データ記憶エリアに記
憶される。
そして、ソーティングにより記憶手段に記憶されている
複数回分のデータのうちの大小中央に相当するデータが
求められ、そのデータと今回算出された最新データとが
比較される。
比較の結果、最新データが大小中央に相当するデータに
該当するかまたは該データに対して所定範囲内であるか
否かに基づいて、最新データの正誤が判定される。
そして、第1の発明によれば、最新データか正しいと判
定されたときは、最新データが制御用速度データとして
決定され、最新データが誤りと判定されたときは、誤り
の状態に応じて、今回検出された回転信号の変化数が1
増加または1減少され、改めてモータ回転速度に関する
データが算出12 し直され、該算出し直されたデータが制御用速度データ
として決定される。
また、第2の発明によれば、記憶手段に記憶されている
複数回分のデータのうちの大小中央に相当するデータと
今回算出された最新データとが比較され、最新データが
大小中央に相当するデータに該当するかまたは該データ
に対して所定範囲内であるか否かに基づいて、最新デー
タの正誤が判定される。
判定の結果、最新データが誤りであるときは、誤りの状
態に応じて、今回検出された回転信号の変化数が1増加
または1減少され、モータ回転速度に関するデータが算
出し直される。そして、さらに算出し直されたデータが
記憶手段に記憶されている複数回分のデータのうちの大
小中央に相当するデータと比較され、算出し直されたデ
ータが大小中央に相当するデータに対して所定範囲内で
あるか否かに基づいて、算出し直されたデータの正誤が
判定される。
そして、最新データが正しいと判定されたとき13 は、最新データが制御用速度データに決定され、算出し
直されたデータが正しいと判定されたときは、算出し直
されたデータが制御用速度データに決定され、いずれの
データも正しくないと判定されたときには、記憶手段に
記憶されている複数回分のデータのうちの大小中央に相
当するデータが制御用速度データに決定される。
く実施例〉 以下には、この発明の一実施例として、複写機の光学系
(照明ユニットおよび反射ミラー)駆動用のDCサーボ
モータの制御回路に適用した場合を例にとって説明をす
る。
第1図は、複写機の光学系を駆動するためのDCサーボ
モー夕の制御回路の構成例を示すブロック図である。こ
の制御回路では、DCサーボモータへの印加電圧として
PWM(pulse width modulatio
n)信号が使用されている。
このDCサーボモータ]0は永久磁石フィールド形であ
って、ドライバ部11によって回転駆動され、光学系1
7を移動させる。
14 サーボモータ]−〇の回転軸にはロータリエンコーダ]
2が連結されている。ロータリエンコーダ]2は、既に
公知の通り、ザーボモータ10か予め定める微小角度回
転するごとに速度検出パルスを出力するものである。こ
の実施例のロータリエンコーダ12からは、互いに周期
か等しくかつ位相が90度すれたA相とB相の速度検出
パルス(速度検出信号)が出力され、ザーボモータ10
が1回転することにより、各相、たとえば200個の速
度検出パルスが出力される。
なお、ロータリエンコーダ12の代わりに、サーホモー
タ10の回転に連動した周期的に変化するパルスを出力
する他の機器を用いてもよい。
ロータリエンコーダ]2から出力される速度検出パルス
は、エンコーダ信号入力部13へ与えられる。エンコー
ダ信号人力部13は、後に詳述するように、ロータリエ
ンコーダ12から与えられる速度検出パルスに基づいて
、ザーボモータ10の回転速度を検出するだめの回路で
ある。エンコーダ信号人力部13の出力は制御部]4へ
与えら15 れる。
制御部14には、CPU,プログラムなどが記憶された
ROM,必要なデータを記憶するRAMなどが備えられ
ており、指令速度と検出速度との差の算出処理、速度指
令信号と速度検出信号との位相差の算出処理、サーボモ
ータ]0を制御ずるためのPWMデータの算出処理など
が行われる。
制御部14には、複写機本体の制御部(図示せず)から
、動作指令信号および速度指令信号(速度指令クロック
)が与えられる。速度指令クロックは、速度指令信号入
力部15で信号処理されてから制御部14へ与えられる
PWMユニット]6は、制御部14から与えられるPW
Mデータに応じたパルス幅(出力デュティ)のPWM信
号を発生ずるためのユニッ1・である。PWMユニット
16から出力されるPWM信号によってサーボモータ1
0の回転速度が制御される。
ドライバ部11は、制御部14から与えられるドライバ
部駆動信号に基づいて、ザーポモータ]]−6 0の回転方向を決めたり、ブレーキングしたりする。
ところで、サーボモータ10を所望の指令速度で回転さ
せるためには、前提として、ザーボモータ10の回転速
度を正確に検出する必要がある。
そこで、この制御回路では、エンコーダ信号入力部コ3
の構成を第2図のようにし、かつ制御部14による信号
続出を工夫して、正確な速度検出が行えるようにされて
いる。
第2図を参照して説明すると、エンコーダ信号入力部1
3には、ロータリエンコーダ12から送られてくるA相
の速度検出パルスの立上りエッジを検出する立上り検出
回路131、基僧クロックをアップカウントするたとえ
ば16ビッ1・構成のフリーランニングカウンタ133
および立上り検出回路131の立上り検出出力をキャプ
チャ信号とし、該キャプチャ信号をトリガとしてフリー
ランニングカウンタ133のカウント数を読取保持する
キャプチャレジスタ134が備えられている。
基準クロックは、第1図に示す回路全体の動作コ7 タイミングの基準となる基準クロックであり、回路がマ
イクロコンピュータで構成されている場合はマシンクロ
ックが利用される。また、そのような基準クロックがな
い場合は、基準クロック発生回路を設ければよい。
エンコーダ信号人力部13には、さらに、アップダウン
検出部135およびアップダウンカウンタ136が備え
られている。アップダウン検出部135は、立上り検出
回路131からA相の速度検出パルスの立上り検出出力
が与えられた時にB相の回転パルスのレベルを判断し、
B相の回転パルスがハイレベルかローレベルかによって
、サーボモータ10(第1図)が正転しているか逆転し
ているかを判別するものである。アップダウンカウンタ
136は、アップダウン検出部135の判別出力に基づ
いて、立上り検出回路131の検出出力をアップカウン
トまたはダウンカウントするものである。
次に、第2図の回路の動作説明をする。
キャプチャレジスタ134の内容は、キャプチ18 ャ信号、すなわちA相の速度検出パルスの立上りエッジ
が検出されるごとに更新されていく。また、アップダウ
ンカウンタ136は、速度検出パルスの立上り検出回数
、言い換えれば速度検出パルス数をカウントする。
それゆえ、所定のサンプル時間Δτ内において、アップ
ダウンカウンタ136で、速度検出パルスがn個カウン
トされ、その間にフリーランニングカウンタ133でカ
ウントされる基準クロックのカウント数を計測すれば、
それに基づいて回転数Nを算出することができる。
つまり、サーボモータ10の回転数N[rpm]は、基
準クロックの周波数をf[Hz]、サーボモータ10が
1回転することによりロークリエンコーダ12から出力
されるA相の速度検出パルス数をC[ppr]、今回の
キャプチャレジスタ131の内容をCPT,,前回のキ
ャプチャレジスタ131の内容をCPT.−1、速度検
出パルス数をnとすると、 19 N; ×60 f (1) で算出することができる。
ここで、式(1)は、基準クロック周波数fと速度検出
パルス数Cとが定数であるから、N=        
  一匹八 ・・・(2)nA CPTn−CPT,,  X 但し、A:LX60 C X : CPT,,  CPTIl−+となる。
第3図は、制御部14がキャプチャレジスタ134およ
びアップダウンカウンタ136の内容をサンプル時間Δ
tごとに読出して回転数データN。を算出するとともに
、算出した回転数データN7の正誤を判別して、制御用
回転数Nを決定するための回転数検出処理手順を示して
いる。
サンプル時間Δtは、 20 Δt≧X= C P T,   C P To−+  
・・・(3)を満足する適当な時間が設定されている。
次に、第2図および第3図を参照して説明をする。
制御部14では、内部タイマが一定のサンプル時間Δt
に達するごとに(ステップ$1)、タイマがリセットさ
れる(ステップS2)。そして、キャプチャレジスタ1
34およびアップダウンカウンタ136の内容を読出す
(ステップS3)。
次いで、今回読出したキャプチャレジスタ134のカウ
ント数C .P T,,から、すでに記憶されている前
回読出したキャプチャレジスタ134のカウント数C 
P T n−1を減じることにより、1サンプル時間Δ
t内の基準クロック数Xが求められた後、CPT,が記
憶される(ステップS4)。
また、今回読出したアップダウンカ6ンタ136のカウ
ント数UDC,,から、すでに記憶されている前回読出
したアップダウンカウンタ136のカウント数UDCo
,を減じることにより、1サンプル時間Δt内の速度検
出パルス数nが求めら21 れた後、UDC,が記憶される(ステップS5)。
その後、上述した式(2)に基づいて、今回のサンプル
タイミングで算出された回転数データN(nは自然数で
あり、回転数データの算出タイミングごとに1.  2
,  3,・・・と増加していく。)が求められる(ス
テップS6)。
次に、ステップ87〜S17で、ステップS6で求めら
れた回転数データN。の正誤が判別され、制御用回転数
Nが決定される。
第4図は、ステップ87〜S17の処理に用いられる2
種類のメモリM1およびM2を示している。
第4図において、メモリM1は、5回分の回転数データ
を新しいものから順番に記憶するためのものであり、新
しい回転数データを記憶するためのエリアから古い回転
数データを記憶するためのエリアに向って、順に、5つ
の記憶エリアE1〜E5が備えられている。すなわち、
E1に今回(最新)の回転数データN.が、E2に前回
の回転数データN。−1,が、E3に2回前の回転数デ
22 夕Nfn−21が、E4に3回前の回転数データN(n
−31が、E5に4回前の回転数データN(n−41が
、それそれ記憶される。
メモリM2は、メモリM1に記憶された5つの回転数デ
ータN。−N(n−41をソーテ,イング、すなわち大
きいもの順に並べ替えるためのメモリで、5つの記憶エ
リアEll〜E15を有している。
メモリM1に記憶された5つの回転数データN,,〜N
,.,,がソーティングされた場合、メモリM2のエリ
アEllに、たとえば5つの回転数データN。−NLn
−4+のうち最大のものが、エリアEコ2に2番目に大
きいものが、エリアE13に3番目に大きいものが、エ
リアE14に4番目に大きいものが、エリアE15に最
小のものが、それぞれ記憶される。従って、ソーティン
グが行われると、エリアE13には、メモリM1に記憶
された5つの回転数データのうち、大小中央に相当する
回転数データか記憶される。
なお、メモリM1およびM2は、5回分の回転数データ
記憶用に限らず、3以上で、好ましくは23 奇数個の任意の複数個の回転数データ記憶用であればよ
い。
第3図に戻って説明を続けると、今回の回転数データN
。が算出されると、メモリM1に記憶されている5つの
回転数データN n” N ( I1−4 1がシフト
される(ステップS7)。この結果、それまでのデータ
N,,は前回の回転数データN。−1)としてエリアE
2に、それまでのデータNtn−1)は2回前の回転数
データN。−2)としてエリアE3に、それまでのデー
タN(。−2,は3回前の回転数データN (++−3
,としてエリアE4に、それまでのデータN。−3.は
4回前の回転数データN(。=4)としてエリアE5に
記憶され、最古データであるそれまでのデータN。−4
)(5回前の回転数データ)は記憶されなくなる。
また、今回算出された最新の回転数データN0がエリア
E1に記憶される(ステップS8)。
次に、今回の回転数データN。を含むメモリM1に記憶
されている5つの速度データN,,〜N,。
4,がソーティングされ、メモリM2のエリアE24 ?1〜E15には、5つの回転数データN,,〜Nい−
4,が、大きい順に記憶される(ステップS9)。この
結果、エリアE13には、5つの回転数データN。−N
(n−4.のうち大小中央に相当する回転数データ(こ
れを「中央データN,,Jと呼ぶことにする)が記憶さ
れる。
次に、メモリM1のエリアE1に記憶されている今回の
回転数データN。が、メモリM2のエリアE13に記憶
されている中央データN■と比較され、NoがN。の所
定範囲内にあるか否かが判別される(ステップS10)
。つまり、今回算出された最新回転数データNゎが次式
で示される今回および過去4回分の5つのデータのうち
の大小中央に相当するデータN■の所定範囲内に入って
いるか否かが判別される。
Nm (1−α)≦Nfi≦Nm (1+β)・・・(
4) 但し、αおよびβは、実験または計算により予め設定さ
れた値である。
今回の回転数データN。が上式(4)で示され25 る範囲内に入っている場合には、回転数データN。は、
ノイズ等の影響を受けたものではないと判断され、制御
用回転数Nとして最新回転数データN,が選択決定され
る(ステップS]1)。
ところで、最新回転数データN。が上式(4)で示され
る範囲内に入らない場合として、N,がノイズ等の影響
を受けている場合以外に、次のような原因が考えられる
それは、ステップS3におけるキャプチャレジスタ13
4の内容続出のタイミングと、アップダウンカウンタ1
36の内容読出のタイミングとが微妙にずれている場合
である。
たとえば、この実施例の回路がマイクロコンピュータで
構成されている場合、一定間隔で上述の続出が行われる
が、まれに、両者の続出タイミングが微妙にずれること
かある。かかる事態か生じると、たとえば、アップダウ
ンカウンタ136の値は最新パルスを含まない値である
のに、キャプチャレジスタ134の値は最新パルスによ
って更新された後の値であることがある。あるいは、ア
26 ?プダウンカウンタ136の値は最新パルスを含む値で
あるのに、キャプチャレジスタ134の値は最新パルス
によって更新される前の値であることがある。
そこで、この実施例では、最新回゜転数データN。が上
式(4)で示される範囲内に入らない場合、その状態に
応じて、最新回転数データN。を改めて算出し直してい
る。
すなわち、N.<N■ (1−α)のときには、ステッ
プS5で算出された速度検出パルス数nを+1して、上
述した式(2)に基づいて、回転数データN−.を算出
し直す(ステップ813)。
また、N,>Nm (1+β)のときには、ステップS
5で算出された速度検出パルス数nを−1して、上述し
た式(2)に基づいて、回転数データN′。を算出し直
す(ステップS14)。
そして、算出し直した回転数データN−,,をそのまま
制御用回転数Nと決定してもよいし、あるいは、ステッ
プS15で示すように、算出し直した回転数データN−
,が上式(4)を満足するか27 ?かを再度判別してもよい。この実施例では、後者が採
用されている。
その結果、算出し直した回転数データN−,が上式(4
)を満足するときは、算出し直した回転数データN−.
が制御用回転数Nと決定される(ステップ816)。ま
た、算出し直した回転数データN−.が上式(4)を満
足しないち場合には、今回の算出データはノイズ等で誤
っていると判別されて、制御用回転数Nは中央データN
■に決定される(ステップS17)。
次に、第1図における速度指令信号人力部15の説明を
する。
第5図は、速度指令信号入力部15の具体的な構成例を
示すブロック図である。速度指令信号入力部15には、
速度指令クロックの立上りエッジを検出するための立上
り検出回路15]、基準クロックをアップカウントする
フリーランニングカウンタ152、立上り検出回路15
1の立上り検出出力をキャプチャ信号とし、該キャプチ
ャ信号をトリガとしてフリーランニングカウンタ]52
28 のカウント数を読取保持するキャプチャレジスタ153
および立上り検出回路151の出力パルスをアップカウ
ントするためのアップカウンタ154が備えられている
フリーランニングカウンタ152は、たとえば16ビッ
ト構成のカウンタである。このフリーランニングカウン
タ152は、前述したエンコーダ信号入力部13のフリ
ーランニングカウンタ133(第2図参照)と共用して
もよい。
この回路の動作は、次の通りである。
装置本体側、たとえば複写機本体の制御側マイクロコン
ピュータから出力される速度指令クロックは立上り検出
回路151へ与えられ、立上り検出回路151において
該速度指令クロックの立上りエッジが検出される。立上
り検出回路151の出力はキャプチャ信号としてフリー
ランニングカウンタ152へ与えられるので、キャプチ
ャレジスタ153の内容は、速度指令クロックの立上り
に応答して更新されていく。よって、ある立上り検出信
号に基づいてキャプチャレジスタ153の29 内容を読出し、次の立上り検出信号に基づいてキャプチ
ャレジスタ153の内容を読出して、その差を求めれば
、速度指令クロック1周期におけるフリーランニングカ
ウンタ152のカウント数を計測することができる。つ
まり、指令速度となる回転数N。を得ることができる。
なおこの実施例では、キャプチャレジスタ153の内容
が更新されるごとに、更新後のカウント数と更新前のカ
ウント数との差のカウン1・数を求めるというやり方で
はなく、より検出精度を向上させるために、エンコーダ
信号入力部13におけるキャプチャレジスタ153のカ
ウント数読出しと同様の読出方法がとられている。
すなわち、制御部14は、所定のサンプル時間Δtごと
にキャプチャレジスタ153の内容およびアップカウン
タ154の内容を読出し、キャプチャレジスタ153に
おける今回読出したカウント数と前回読出したカウント
数との差を求め、その差を、アップカウンタにおける今
回読出したカウント数から前回読出したカウント数との
差で除30 算することで、速度指令クロック1周期内におけるより
正確な基準クロック数を求めるようにしている。
第6図は、制御部14による速度指令クロックと速度検
出パルスとの位相差算出処理手順を示している。
まず、エンコーダ信号入力部13の立上り検出回路13
1によって速度検出パルスの立上りエッジが検出される
と(ステップS21)、フリーランニングカウンタ13
3のカウント値が読込まれ、その値が位相比較値PDT
,として記憶される(ステップS22)。フリーランニ
ングカウンタ133は、モータ制御開始時から基準クロ
ックのカウントを開始しているので、位相比較値PDT
、の値は、モータ制御開始時から今回のパルス立上り検
出時点までの時間に応じた値となる。
次に、位相基準値PPI,が、次式により計算されかつ
記憶される(ステップ823)。
PP I o−PP I (,l−11 +SPD  
− (5)ここで、 31 PPILn−1,:前回記憶された位相基準値SPD 
   :速度指令クロック1周期間の基準クロック数(
SPDは固定値 である。) である。
ただし、PPI,。−,,の初期値は、零であるため、
上記ステップS2]で、モータ制御開始後第1回目の速
度検出パルスの立」一りが検出されたときに対応する位
相基準値PP Inの値は、SPDとなる。
この後、位相差P H D Tが次式により算出されか
つ記憶される(ステップS24)。
SPD そして、以上の処理が繰返される。すなわち、速度検出
パルスの立上りが検出されるごとに(ステップS21)
、フリーランニングカウンタ133のカウン1・値の読
込みおよび位相比較値PDT。の更新(ステップS22
)、位相基準値PPI。の計算および更新(ステップ8
23)ならびに32 位相差PHDTの算出(ステップS24)が繰返し行わ
れる。
モータ制御開始後、ステップS21で、第2回目の速度
検出パルスの立上りが検出されたときには、ステップ8
23で算出される位相基準値PP1,の値は2SPDと
なり、第3回目の速度検出パルスの立上りが検出された
ときには3SPDとなる。つまり、ステップ823で算
出される位相基準値PPIoの値は、モータ制御開始時
から今回の速度検出パルス立上り時点までの間に出力さ
れた速度検出パルス総数とSPDとの積値になる。
SPDは、速度指令クロックの周期に応じた固定値であ
るから、ステップ82Bで算出される位相基準値PPI
。は、モータ制御開始時から今回立上りが検出された速
度検出パルスに対応する速度指令クロックの立上がり時
点までの時間に応じた値となる。
そして、モータ制御開始時から今回の速度検出パルスの
立上り検出時点までの時間に応じた値(位相比較値PD
Tn’)と、モータ制御開始時か33 ら今回立上りが検出された速度検出パルスに対応する速
度指令クロックの立上がり時点までの時間に応じた値(
位相基準値PPIn)との差を、速度指令クロックの周
期に応じた値(SPD)で除することにより、位相差P
HDTが算出されている。よって、速度指令クロックと
速度検出パルスとの位相差が、速度指令クロックの1周
期以」二である場合でも、その位相差PHDTが正確に
検出される。
次に、制御部1−4から出力されるPWMデータの算出
方法について説明する。
ザーボモータ]0の回転速度Nを指令速度N。
に追従させるためにザーボモータ10に出力すべきPW
Mデータ用電圧VOは、速度差ΔN (=NN)による
制御電圧(比例制御電圧)をV1、位相差PHDTによ
る制御電圧をV2とすると、次式で表わされる。
V O = V 1 −1− V 2        
  ・・(7)つまり、この実施例では、速度差ΔN 
(=N。
N)による比例制御電圧V1を、位相差PHD34 Tによる制御電圧V2で補正している。この理由は、速
度差ΔNによる比例制御だけでは、追従性の面で好まし
くないからである。
そこで、追従性をよくするため、この実施例では、速度
差ΔN(−N。一N)による比例制御電圧v1を、位相
差PHDTによる制御電圧V2て補正しているのである
速度差ΔNによる比例制御電圧v1は、次式で表わされ
る。
V 1 = R a  {・一+ I o 十」二譚−
IGD2    ΔN 375KT   Δt        KT+KeN RaGD′.AN+KeN 375KT  Δt 十Ra (I O+TBL/KT ) 但し、 Ra:アマチュア抵抗[Ω] K1:トルク定数[kgm/A ] Ke:誘起電圧定数[V/rpmコ エo:無負荷電流[A] 35 (8) GD2 :負荷とモータによる慣性モーメンI・[kg
 m2] TB+−:摺動負荷[kgm ] である。
なお、Nは、第3図の処理で決定された制御用回転数で
ある。
位相差PHDTによる制御電圧■2は、予め定められた
制御電圧V2の最大値をV2maxとすると、次のよう
にして求められる。
(a)位相差が1周期より小さい場合 (−1<PHDT<+1) V2=V2max −PHDT      −(9)(
b)位相差が1周期以上でありかつ速度検出信号の位相
が速度指令信号の位相より進んでいる場合 (PHDT≦−1) V 2 = 一V 2 maX         ・・
・(10)(c)位相差が1周期以上でありかつ速度検
出信号の位相が速度指令信号の位相より遅れている場合 36 (PHDT≧+1) V2=十V2max         −(1 1)従
って、位相差PHDTと、制御電圧V2との関係は、第
7図に示される関係になる。
制御部14では、たとえば第3図に示す処理によって制
御用回転数Nを決定するごとに、式(8)に基づいて、
比例制御電圧V1が算出される。
また、第6図の処理によって位相差が求められ、上式(
9)〜(11)に基づいてV2が算出される。
そして、求められたV1とv2とが加算されて、制御電
圧vOが算出される。
第8図は、PWMユニット16の具体的な構成例を示す
ブロック図であり、第9図はPWMユニット16の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
PWMユニット16には、セット信号発生部161と、
PWMデータレジスタ162と、ダウンカウンタ163
とRSフリップフロツプ164とが備えられている。
37 セット信号発生部161は、一定の周期ごとにセット信
号を発生ずるものである。このセット信号発生部161
はたとえばリングカウンタで構成されており、一定数の
基準クロックを計数するごとにセット信号を発生するよ
うにされている。
PWMデータレジスタ162は、制御部14から与えら
れるPWMデータを保持するためのものである。制御部
14から与えられるPWMデータとは、前述した式(7
)によって求められた電圧データである。すなわち、式
(8)の比例制御電圧V1を位相差データPHDTによ
る制御電圧V2で補正した電圧VOである。このPWM
データは、PWMユニット16から出力されるPWM出
力信号のデューティを決めるのに用いられる。
ダウンカウンタ163は、PWM基準クロック(この実
施例では、PWM基準クロックは、エンコーダ信号入力
部13や速度指令信号入力部15で用いられる基準クロ
ックが共用されている。)が与えられごとにダウンカウ
ントをし、設定された数を計測するとリセット信号を出
力するもので38 ある。
PWMユニット16の動作は次のようになる。
セット信号発生部161からセット信号が出力されると
、PWMデータレジスタ162の内容、つまり制御部1
4から与えられたPWMデータが、ダウンカウンタ]6
3にセットされ、また、セット信号によってフリップフ
ロップ164がセットされる。従って、フリツプフロツ
プ164の出力、つまりPWM信号はハイレベルとなる
次に、ダウンカウンタ163はPWM基準クロックに基
づいてダウンカウントを行い、設定されたカウント値が
「0」になると、フリップフロツプ164ヘリセット信
号を与える。よって、フリップフロツプ164の出力は
ローレベルに反転する。
この結果、PWMユニット1−6からは、PWMデータ
レジスタ162で保持された値、つまり式(7)で算出
された電圧データでデューテイが決められ、PWM信号
が導出される。
この発明は、複写機の光学系制御用に限らず、39 ファクシミリ装置の読取装置制御用モータや、その他の
一般的なモータ制御回路に採用できる。
また、この発明は、PWM信号以外で印加電圧を算出す
る場合にも適用できる。
く発明の効果〉 この発明は、以」二のように構成されているので、ノイ
ズ等によって、一時的に速度検出信号が変動しても、そ
の変動の影響を受けることなく、正確な速度を得ること
ができ、良好なモータ制御が可能である。
さらに、この発明によれば、モータ回転速度が変化して
いる場合において、該変化に迅速に追従することができ
る高応答でかつ高精度な制御が可能となる。しかも、サ
ンプリング速度が低くても高応答でかつ高精度な制御が
可能であるため、汎用マイクロプロセッサ等を用いて回
路を構成することでかでき、低コストのモータ制御装置
を作ることができる。
さらに、ノイズ等に強く、安定した定速制御が可能であ
る。
40
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例が適用された光学系駆動用
DCザーボモー夕の駆動制御回路の電気的構成を示すブ
ロック図である。 第2図は、この発明の実施例に係るエンコーダ入力部の
電気的構成を示す回路ブロック図である。 第3図は、この発明の実施例における回転速度検出処理
手順を表わすフローチャートである。 第4図は、定常域到達検出処理に用いられる2つのメモ
リM1およびM2を示す図である。 第5図は、速度指令信号入力部の電気的構成例を示すブ
ロック図である。 第6図は、この発明の実施例における位相差検出処理手
順を表わすフローチャ−1・である。 第7図は、位相差PHDTに対する制御電圧■2の関係
を表わすグラフである。 第8図は、PWMユニッ1・の具体的な電気的構成を示
すブロック図である。 第9図は、PWMユニットの動作を表わすタイミングチ
ャートである。 41 図において、10・・・DCサーボモー夕、11・・・
ドライバ部、12・・・ロータリエンコーダ、13・・
・エンコーダ信号入力部、14・・・制御部、15・・
・速度指令信号入力部、16・・・PWMユニ・ソト、
M1、M2・・・メモリ、を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータの回転に連動して周期的に変化する回転信号
    を出力する回転信号出力手段、 基準クロックを計数する基準クロック計数手段、 所定間隔ごとに、その間隔内に出力される回転信号の変
    化数を検出する手段、 前記所定間隔ごとに、その間隔内に出力される回転信号
    の最後の変化に応答して、基準クロック計数手段の計数
    値を読取る読取手段、所定タイミングごとに、今回検出
    された回 転信号の変化数ならびに前回読取られた基準クロック計
    数値および今回読取られた基準クロック計数値に基づい
    て、モータ回転速度に関するデータを算出するデータ算
    出手段、 モータ回転速度に関するデータを、所定の複数回分、新
    しいもの順に記憶できる複数の記憶エリアを有し、デー
    タ算出手段によってモータ回転速度に関するデータが算
    出されるごとに、既に記憶されているデータを順次1つ
    ずつシフトして最古データを捨て、かつ今回算出された
    データを最新データ記憶エリアに記憶する記憶手段、 記憶手段に記憶されている複数回分のデータのうちの大
    小中央に相当するデータと今回算出された最新データと
    を比較し、最新データが大小中央に相当するデータに該
    当するかまたは該データに対して所定範囲内であるか否
    かに基づいて、最新データの正誤を判定する判定手段、
    ならびに 判定手段によって、最新データは正しいと判定されたと
    きは、最新データを制御用速度データに決定し、最新デ
    ータは誤りと判定されたときは、誤りの状態に応じて、
    今回検出された回転信号の変化数を1増加または1減少
    させ、改めてモータ回転速度に関するデータを算出し直
    し、該データを制御用速度データに決定する速度データ
    決定手段、 を含むことを特徴とするモータ制御装置。 2、モータの回転に連動して周期的に変化する回転信号
    を出力する回転信号出力手段、 基準クロックを計数する基準クロック計数手段、 所定間隔ごとに、その間隔内に出力される回転信号の変
    化数を検出する手段、 前記所定間隔ごとに、その間隔内に出力される回転信号
    の最後の変化に応答して、基準クロック計数手段の計数
    値を読取る読取手段、所定タイミングごとに、今回検出
    された回 転信号の変化数ならびに前回読取られた基準クロック計
    数値および今回読取られた基準クロック計数値に基づい
    て、モータ回転速度に関するデータを算出するデータ算
    出手段、 モータ回転速度に関するデータを、所定の複数回分、新
    しいもの順に記憶できる複数の記憶エリアを有し、デー
    タ算出手段によってモータ回転速度に関するデータが算
    出されるごとに、既に記憶されているデータを順次1つ
    ずつシフトして最古データを捨て、かつ今回算出された
    データを最新データ記憶エリアに記憶する記憶手段、 記憶手段に記憶されている複数回分のデータのうちの大
    小中央に相当するデータと今回算出された最新データと
    を比較し、最新データが大小中央に相当するデータに該
    当するかまたは該データに対して所定範囲内であるか否
    かに基づいて、最新データの正誤を判定する第1判定手
    段、 第1判定手段によって、最新データは誤りと判定された
    ときは、誤りの状態に応じて、今回検出された回転信号
    の変化数を1増加または1減少させ、モータ回転速度に
    関するデータを算出し直し、算出し直したデータを記憶
    手段に記憶されている複数回分のデータのうちの大小中
    央に相当するデータと比較し、算出し直したデータが大
    小中央に相当するデータに対して所定範囲内であるか否
    かに基づいて、算出し直したデータの正誤を判定する第
    2判定手段、ならびに、 第1判定手段によって、最新データは正しいと判定され
    たときは、最新データを制御用速度データに決定し、第
    2判定手段によって、算出し直したデータは正しいと判
    定されたときは、算出し直したデータを制御用速度デー
    タに決定し、いずれのデータも正しくないと判定された
    ときには、記憶手段に記憶されている複数回分のデータ
    のうちの大小中央に相当するデータを制御用速度データ
    に決定する速度データ決定手段、 を含むことを特徴とするモータ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6727041B1 (en) * 1997-04-23 2004-04-27 Sony Corporation Optical recording media

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US6727041B1 (en) * 1997-04-23 2004-04-27 Sony Corporation Optical recording media

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