JPH03218283A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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Publication number
JPH03218283A
JPH03218283A JP2015353A JP1535390A JPH03218283A JP H03218283 A JPH03218283 A JP H03218283A JP 2015353 A JP2015353 A JP 2015353A JP 1535390 A JP1535390 A JP 1535390A JP H03218283 A JPH03218283 A JP H03218283A
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JP
Japan
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data
motor
rotation speed
control
speed
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Pending
Application number
JP2015353A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Harada
博之 原田
Tetsuji Kajitani
梶谷 哲司
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業」二の利用分野〉 この発明は、モータ制御装置に関するものであ5 り、特に、モータ回転速度が定常域に達したか否かを正
確に判定でき、定常域に達したモータの回転通度を目標
速度に一致するように定速制御するためのモータ制御装
置に関するものである。
く発明の背景〉 モータが過渡応答域から定常域に達した後に、モータを
一定速度に保つための制御として、PLL (phas
e−locked 10011)制御方法が公知である
また、本出願人の先願に係るPWM (パルス幅変調)
信号による制御方法がある。この制御方法は、目標速度
と検出速度との速度差に比例した制御成分と、目標速度
信号と検出速度信号との位相差に比例した制御成分とに
基づいてPWM信号を1リで、モータ速度を制御するも
のである。
上述の各制御方法は、モータが定常域に達した後の定速
制御として十分に効果を発揮する。
く発明が解決しようとする課題〉 ところで、モータの回転速度を定常域まで立上げる過渡
応答域においては、一般に、目標速度と検出速度との速
度差に比例した電圧をモータに印6 加する比例制御が行われる。そして、検出速度がL1標
速度の所定パーセント、たとえば95%以内に達したこ
とによりモータ回転速度が定常域に達したと判定された
り、前回の検出速度と今回の検出速度とに基づいて加速
成分を算出し、その値によってモータ回転速度が定常域
に達したと判定されていた。
ところか、検出速度が11標速度の所定パーセント(た
とえば95%)以内に達したことによりモータ回転速度
か定常域に達したと判定する佳かでは、たとえば負荷が
設定値よりも大きい場合には目標速度よりも低い速度(
たとえば目標速度の90 96の速度)で速度が落むい
てしまい、いつまでたー〕でも定常域に達したと判定さ
れない場合があった。
また、加速度を算出してその値により定常域に達し,た
か否かを判定する仕方では、過渡応答域であっても、ノ
イズや振動等により加速度成分かほほ0になったと判定
されることかあり、定常域に入ったと誤判断されること
かあった。
そして、前者のように、モータの回転速度が定常域に達
したと判定されない場合には、PLL制御や本出願人の
考案した比例成分と位相差成分とに基づ<:PWM信号
による制御に入ることができないし、また、たとえPL
L制御やPWM信号による制御に入っても、オーバーシ
ュートが激しく、モータの回転速度か安定するまでに時
間がかかる。
また、後者のように、誤判断により、過渡応答域にある
にも拘らず定常域に達したと判定された場合は、PLL
制御等に移っても、正常な制御を行えない。
よって、モータ制御装置においては、モータ回転速度か
過渡応答域から定常域になったことを正確に検出できる
ことが必要である。
また、モータ回転速度が定常域に達した後は、モータ回
転速度か目標速度からずれないように制御しなければな
らないが、従来装置では、検出されるモータ回転速度か
ノイズ等の影響を受けていることか多く、正確なモータ
回転速度の検出が困難で、定速制御が難しいという欠点
もあった。
それゆえ、この発明は、上述の各欠点を解消するために
なされたもので、モータ回転速度が過渡応答域から定常
域に達したことを正確に検出することができ、モータ回
転速度が定常域に達した後は、ノイズ等によって一時的
に速度検出信号が変動しても、その変動の影響を受ける
ことなく、正確にモータ回転速度を検出でき、モータの
定速制御を良好に行えるようなモータ制御装置を提供す
ることを目的とする。
く課題を解決するだめの手段〉 第1の発明は、モータ回転速度が指令速度に等しくなる
ように、モータをフィードバック制御するモータ制御装
置であって、所定タイミングごとに、モータ回転速度に
関するデータを算出するデータ算出手段、モータ回転速
度に関するデータを、所定の複数回分、新しいもの順に
記憶できる複数の記憶エリアを有し、データ算出手段に
よってモータ同転速度に関するデータか算出されるごと
に、既に記憶されているデータを順次1つずっンフ1・
して最古データを捨て、かつ今回算出されたデー9 夕を最新データ記憶エリアに記憶する記憶手段、記憶手
段に記憶されている複数回分のデータのうぢの大小中央
に相当するデータと今回算出された最新データとを比較
し、最新データか大小中央に相当するデータに該当する
かまたは該データに対して所定範囲内であるか否かに括
ついて、モータ回転速度が定常域に達したか否かを判定
する判定手段、および、判定手段によって、モータ回転
速度が定常域に達したと判定されたとき、モータをフィ
ードバック制御する制御信号成分に位相差制御成分を加
え、位相差制御を開始する手段、を含むことを特徴とす
るモータ制御装置である。
また、第2の発明は、モータ回転速度が指令速度に等し
くなるように、モータをフィードバソク制御するモータ
制御装置であって、所定タイミングごとに、モータ回転
速度に関するデータを算出するデータ算出手段、モータ
回転速度に関するデータを、所定の複数回分、新しいも
の順に記憶できる複数の記憶エリアを有し、データ算出
手段によってモータ回転速度に関するデータか算出され
10 るごとに、既に記憶されているデータを順次1つずつシ
フトして最古データを捨て、かつ今回算出されたデータ
を最新データ記憶エリアに記憶する記憶手段、今回算出
された最新データが、記憶手段に記憶されている複数回
分データのうちの大小中央に相当するデータに該当する
かまたは該データに対して所定の第1範囲内であるか否
かを判別する第1判別手段、記憶手段に記憶されている
複数回分のデータのうちの最大データと最小データとの
差が、所定の第2範囲内であるか否かを判別する第2判
別手段、第1判別手段によって、最新データは大小中央
に相当するデータに該当するかまたは該データに対して
所定の第1範囲内であると判別され、かつ、第2判別手
段によって、最大データと最小データとの差が所定の第
2範囲内であると判別されたとき、モータ回転速度が定
常域に達した判定する判定手段、および、判定手段によ
って、モータ回転速度が定常域に達したと判定されたと
き、モータをフィードバック制御する制御信号成分に位
相差制御成分を加え、位相差制御11 を開始する手段、を含むことを特徴とするモータ制御装
置である。
さらに、第3の発明は、モータ回転速度が指令速度に等
しくなるように、モータをフィードバック制御するモー
タ制御装置であって、所定タイミングごとに、モータ回
転速度に関するデータを算出するデータ算出手段、モー
タ回転速度に関するデータを、所定の複数回分、新しい
もの順に記憶できる複数の記憶エリアを有し、データ算
出手段によってモータ回転速度に関するデータが算出さ
れるごとに、既に記憶されているデータを順次1つずつ
シフトして最古データを捨て、かつ今回算出されたデー
タを最新データ記憶エリアに記憶する記憶手段、今回算
出された最新データが、記憶手段に記憶されている複数
回分のデータのうちの大小中央に相当するデータに該当
するかまたは該データに対して所定の第1範囲内である
か否かを判別する第1判別手段、最新データが、予め定
める目標回転速度データに対して所定の第2範囲内であ
るか否かを判別する第2判別手段、第1判別12 手段によって、最新データは大小中央に相当するデータ
に該当するかまたは該データに対して所定の第1範囲内
であると判別され、かつ、第2判別手段によって、最新
データは目標回転速度データに対して所定の第2範囲内
であると判別されたとき、モータ回転速度が定常域に達
したと判定する判定手段、および、判定手段によって、
モータ回転速度が定常域に達したと判定されたとき、モ
ータをフィードバック制御する制御信号成分に位相差制
御成分を加え、位相差制御を開始する手段、を含むこと
を特徴とするモータ制御装置である。
〈作用〉 この発明によれば、所定タイミングごとに、モータ回転
速度に関するデータが算出される。
データが算出されると、記憶手段に既に記憶されている
データが順次1つずつシフトされて最古データが捨てら
れ、今回算出されたデータは最新データ記憶エリアに記
憶される。
そして、ソーティングにより記憶手段に記憶されている
複数回分のデータのうちの大小中央に相13 当するデータが求められ、そのデータと今回算出された
最新データとが比較される。
その結果、第1の発明によれば、最新データが、大小中
央に相当するデータに該当するかまたは該データに対し
て所定範囲内であれば、モータ回転速度が定常域に達し
たと判定され、所定範囲内でなければ、モータ回転速度
は過渡応答域と判定される。
そして、モータ回転速度が定常域に達したと判定された
ときには、モータをフィードバック制御する制御信号成
分に位相差制御成分が加えられて、位相差制御が開始さ
れる。
また、第2の発明によれば、今回算出された最新データ
が、記憶手段に記憶されている複数回分データのうちの
大小中央に相当するデータに該当するかまたは該データ
に対して所定の第1範囲内であり、かつ記憶手段に記憶
されている複数回分のデータのうちの最大データと最小
データとの差が、所定の第2範囲内である場合に、モー
タ回転速度が定常域に達したと判定される。
]4 そして、モータ回転速度が定常域に達したと判定された
とき、モータをフィードバック制御する制御信号成分に
位相差制御成分が加えられて、位相差制御が開始される
さらに、第3の発明によれば、今回算出された最新デー
タが、記憶手段に記憶されている複数回分のデータのう
ちの大小中央に相当するデータに該当するかまたは該デ
ータに対して所定の第1範囲内であり、かつ予め定める
目標回転速度データに対して所定の第2範囲内である場
合に、モータ回転速度が定常域に達したと判定される。
そして、モータ回転速度が定常域に達したと判定された
とき、モータをフィードバック制御する制御信号成分に
位相差制御成分が加えられて、位相差制御が開始される
く実施例〉 以下には、この発明の一実施例として、複写機の光学系
(照明ユニットおよび反射ミラー)駆動用のDCザーボ
モータの制御回路に適用した場ごを例にとって説明をす
る。
15 第1図は、1夏写機の光学系を駆動するためのDCザー
ボモータの制御回路の構成例を示すブロック図である。
この制御回路では、DCザーボモータヘノ印加電圧とし
てPWM(pulse width modulaLi
on)信号が使用されている。
このDCサーボモータ10は永久磁石フィールド形であ
って、ドライバ部11によって回転駆動され、光学系1
7を移動させる。
サーボモータ10の回転軸にはロータリエンコーダ12
が連結されている。ロータリエンコーダ12は、既に公
知の通り、ザーボモータコ0が予め定める微小角度回転
するごとに速度検出パルスを出力するものである。この
実施例のロータリエンコーダ12からは、互いに周期が
等しくかつ位相が90度ずれたA相とB相の速度検出パ
ルス(速度検出信号)が出力され、サーボモータ10が
1回転ずることにより、各相、たとえば200個の速度
検出パルスか出力される。
なお、ロータリエンコーダ12の代わりに、サボモータ
10の回転に周期的に連動したパルス16 を出力する他の機器を用いてもよい。
ロータリエンコーダ]2から出力される速度検出パルス
は、エンコーダ信号入力部13へり.えられる。エンコ
ーダ信号入力部13は、後に詳述するように、ロータリ
エンコーダ12から与えられる速度検出パルスに基づい
て、サーボモータ10の回転速度を検出するだめの回路
である。エンコーダ信号人力部13の出力は制御部14
へ与えられる。
制御部14には、CPU,プログラムなどが記憶された
ROM,必要なデータを記憶するRAMなどか備えられ
ており、指令速度と検出速度との差の算出処理、速度指
令信号と速度検出信号との位相差の算出処理、モータ回
転速度の定常域到達検出処理、サーボモータ]0を制御
するためのPWMデータの算出処理などが行われる。
制御部14には、複写機本体の制御部(図示せず)から
、動作指令信号および速度指令信号(速度指令クロック
)が与えられる。速度指令クロックは、速度指令信号入
力部15て信号処理されて17 から制御部14へ与えられる。
PWMユニット16は、制御部14から与えられるPW
Mデータに応じたパルス幅(出力デューティ)のPWM
信号を発生するためのユニットである。PWMユニット
16から出力されるPWM信号によってサーボモータ1
0の回転速度が制御される。
ドライハ部11は、制御部14から与えられるドライバ
部駆動信号に基づいて、サーホモータ10の回転方向を
決めたり、ブレーキングしたりする。
第2図は、エンコーダ信号入力部13の構成を示す図で
ある。この実施例では、エンコーダ信号入力部12が第
2図の構成にされ、かつ制御部14による信号読出しが
工夫されることによって、正確な速度検出が行えるとと
もにサーボモータ10の回転速度が過渡応答域か定常域
かが正しく判定できるようにされている。
第2図を参照して説明すると、エンコーダ信号入力部1
3には、ロータリエンコーダ]2から送]8 られてくるA相の速度検出パルスの立上りエッジを検出
する立上り検出回路131、基準クロックをアップカウ
ントするたとえば16ビット構成のフリーランニングカ
ウンタ133および立上り検出回路131の立上り検出
出力をキャプチャ信号とし、該キャプチャ信号を1・リ
ガとしてフリーランニングカウンタ133のカウン1・
数を読取保持するキャプチャレジスタ134が備えられ
ている。
基阜クロックは、第1図に示す回路全体の動作タイミン
グの基阜となる基■クロックであり、回路がマイクロコ
ンピュータで構成されている場合はマシンクロックが利
用される。また、そのような基準クロックがない場合は
、基準クロック発生回路を設ければよい。
エンコーダ信号入力部13には、さらに、アップダウン
検出部135およびアップダウンカウンタ136が備え
られている。アップダウン検出部135は、立上り検出
回路131からA相の速度検出パルスの立上り検出出力
が与えられた時にB相の回転パルスのレベルを判断し、
B相の回転パ19 ルスかハイレベルかローレベルかによって、ザーボモー
タ10(第1図)が正転しているか逆転しているかを判
別するものである。アップダウンカウンタ136は、ア
ソブダウン検出部]35の判別出力に基づいて、立上り
検出回路13]の検出出力をアップカウン1・またはダ
ウンカウントするものである。
次に、第2図の回路の動作説明をする。
キャプチャレジスタ134の内容は、キャプチャ信号、
すなわぢA相の速度検出パルスの立上りエッジが検出さ
れるごとに更新されていく。また、アップダウンカウン
タ136は、速度検出パルスの立上り検出回数、言い換
えれば速度検出パルス数をカウントする。
それゆえ、所定のサンプル時間八T内において、アップ
ダウンカウンタ136で、速度検出パルスかn個カウン
1・され、その間にフリーランニングカウンタ133で
カウントされる基準クロツクのカウント数を計alll
すれば、それに乱づいて回転数Nを算出することかでき
る。
20 つまり、サーボモータ10の回転数N[rpm]は、基
準クロックの周波数をf[Hz]、サーボモータ10が
1回転することによりロータリエンコーダ12から出力
されるA相の速度検出パルス数をC[pprl、今回の
キャプチャレジスタ131の内容をCPT,,前回のキ
ャプチャレジスタ]31の内容をCPT.l、速度検出
パルス数をnとすると、 f ・・・ (1) で算出することができる。
ここで、式(1)は、基準クロツク周波数fと速度検出
パルス数Cとが定数であるから、N−    nA  
   −ジ八 ・・・(2)cpT,−cpT,−, 
 X 但し、A:−!−X60 C 21 X :  CPTn −CPT, となる。
第3図は、制御部14がキャプチャレジスタ134およ
びアップダウンカウンタ136の内容をサンプル時間Δ
tごとに読出して回転数データN。を算出するとともに
、算出した回転数データN。に基づいて、モータ回転速
度が過渡応答域か定常域かを判別して、制御用回転数N
を決定するための回転数検出処理手順を示している。
サンプル時間Δtは、 Δt≧X−CPTfi−CPTゎ−,・・(3)を八足
する適当な時間が設定されている。
次に、第2図および第3図を参照して説明をする。
制御部14では、内部タイマか一定のサンプル時間Δt
に達するごとに(ステップS1)、タイマかりセッ1・
される(ステップS2)。そして、キャプチャレジスタ
134およびアップダウンカウンタ136の内容を読出
す(ステップS3)。
次いで、今回読出したキャプチャレジスタ1322 4のカウント数CPTnから、ずてに記憶されている前
回読出したキャプチャレジスタ134のカウン!・数C
PT.,.を減lじることにより、1ザンブル時間Δt
内の基準クロック数Xか求められた後、CPT,か記憶
される(ステップS4)。
また、今回読出したアップダウンカウンタ136のカウ
ンl・数UDC,から、すでに記憶されている前回読出
し,たアップダウンカウンタ136のカウン1・数UD
C.,−+を減じることにより、1ザンプル時間Δt内
の速度検出パルス数nが求められた後、UDCoが.記
憶される(ステップS5)。
その後、上述した式(2)に基づいて、今回のザンプル
タイミングで算出された回転数データN(nは自然数で
あり、回転数データの算出タイミングごとに1.  2
,  3,  ・・と増加していく。)が求められる(
ステップS6)。
次に、ステップ87〜S12で、ステップS6で求めら
れた回転数データN.の真偽が判別され、制御用回転数
Nが決定される。
第4図は、ステップS7〜S12の処理に用い23 られる2種類のメモリM1およびM2を示している。
第4図において、メモリM1は、5回分の回転数データ
を新しいものから順番に記憶するためのものであり、新
(7い回転数データを記憶するためのエリアから古い回
転数データを記怪するためのエリアに向って、順に、5
つの記す,6エリアE1〜E5か備えられている。すな
イつち、Elに今回(最新)の回転数データN,か、E
2に前回の回転数データN (n−H、が、E3に2回
前の回転数デタN+n−2+が、E4に3回前の回転数
データN.−3,が、E5に4回前の回転数データN。
−4、が、それぞれ記憶される。
メモリM2は、メモリM1に記憶された5つの回転数デ
ータN0〜NLI+−41をソーティング、ずなわぢ大
きいもの順に並べ替えるためのメモリで、5つのJ己憶
エリアEll〜E15をr了している。
メモリM1に記↑,ひされた5つの回転数データN。
〜N Ln−4)かソーティングされた場合、メモリM
2のエリアE ]− 1に、たとえば5つの回転数デー
24 タN.−N..−1、のうち最大のものが、エリアE1
2に2番目に大きいものが、エリアE13に3番「1に
大きいものか、エリアE14に4番I」に大きいものか
、エリアE15に最小のものが、それぞれ記憶される。
従って、ソーティングがjjわれると、エリアE13に
は、メモリM]に記憶された5つの回転数データのうち
、大小中央に相当する回転数データか記憶される。
なお、メモリM1およびM2は、5回分の回転数データ
記値用に限らず、3以上で、好ましくは奇数個の任意の
複数個の回転数データ記憶用であればよい。
第3図に戻って説明を続けると、今回の回転数データN
0が算出されると、メモリM1に記憶されている5つの
回転数データN。−Nfn−41かシフトされる(ステ
ップS7)。この結果、それまてのデータN。は前回の
回転数データN,。−1,としてエリアE2に、それま
でのデータN.n−1,は2回前の回転数データN。,
,としてエリアE3に、それまでのデータN,。2,は
3回前の回転数25 データNい−3、としてエリアE4に、それまでのデー
タN。−3,は4回前の回転数データN(n−4)とし
てエリアE5に記憶され、最古データであるそれまでの
データN.n−4,(5回前の回転数デタ)は記憶され
なくなる。
また、今回算日1された最新の回転数データNoがエリ
アE1に記憶される(ステップS8)。
次に、今回の同転数データN,を含むメモリM]に記憶
されている5つの速度データN。−N.。
4,かソーティングされ、メモリM2のエリアE1]〜
E15には、5つの回転数データN。−N(n−41が
、大きい順に記憶される(ステップS9)。この結果、
エリアE ]. 3には、5つの回転数データNn−N
Ln−4,のうち大小中央に相当する回転数データ(こ
れを[中央データN,,,Jと呼ぶことにする)が記憶
される。
次1こ、メモリM1のエリアEliこJ己憶されている
今回の回転数データNfiか、メモリM2のエリアE1
Bに記憶されている中央データN4と比較され、N,か
N,の所定範囲内にあるか否かか判26 ?される(ステップS10)。つまり、今回算出された
最新回転数データN。が次式で示される今回および過去
4回分の5つのデータのうちの大小中央に相当するデー
タN■の所定範囲内に入っているか否かが判別される。
N0 (1−α)≦N,≦N.,(1+β)・・・(4
) 但し、αおよびβは、実験または計算により予め設定さ
れたモータ回転速度か定常域に到達したことか正確に判
別できる値で、ノイズなどによるデータ変化分と比較し
て、N.がN.に対してより大きく変化しているか否か
がわかる値に設定されている。
今回の回転数データN。が上式(4)で示される範囲内
に入っていない場合には、速度変化が比較的大きく、モ
ータ回転速度が過渡応答域であると判定されて、定常域
フラグがリセットされ、制御用回転数Nとして最新回転
数データN7が選択決定される(ステップS11)。
一方、最新回転数データN。が上式(4)で示27 ?れる範囲内に入っている場合には、速度変化が比較的
小さく、モータ回転速度が定常域に到達したと判定され
て、定常域フラグがセットされ、制御用回転数Nは中央
データNmに決定される(ステップS12)。
以上のように、ステップ87〜S12の処理では、今回
および過去4回分の5つのデータのうちの中央データN
■の一定範囲内に、今回の回転数データN,,が入って
いるか否かが判別されることにより、モータ回転速度が
過渡応答域か定常域かの判定がされ、過渡応答域では最
新回転数データN.,が、定常域では中央データN■が
、それぞれ、制御用回転数Nとして採用される。
よって、過渡応答域では、モータの速度変化に迅速に対
処できる。また、定常域では、瞬間的な負荷変動、ノイ
ズなどの影響で、速度検出信号が一時的に変化した場合
でも、そのような影響を受けた信号N。は使われず、中
央データNmが制御に使われるので、安定した制御が行
える。
次に、第3図のステップ8 1. 0〜S12の制御2
8 をさらに改良した別の制御について説明する。
第5図は、第3図のステップSIO〜S12と置換可能
な制御内容を表わすフローチャートである。
第3図の制御の場合は、次のような危惧がある。
つまり、制御が開始されてから定常域に達するまでの間
に、もし速度検出信号に第6A図において符号Aで示す
ような振動が生じた場合、定常域に達していないにもか
かわらず、定常域に達したと誤判定されてしまうことが
ある。
第6A図の振動Aを拡大して示す第6B図を参照して説
明すると、時点tnで回転数データN,が算出されると
、時点t。−t.。−4,の5回分の回転数データN,
,〜N.,,−41がメモリM1に記憶されることにな
る。そうすると、最新データN,,はこれらのデータの
うち大小中央に相当するデタになってしまう。よって、
第3図のステップS10の判定だけでは、定常域に達し
たと誤判定されてしまう。
そこで、この実施例では、上述のような誤判定29 を防止するために、第3図のステップSIOに該当する
ステップS ]− 0 − 1の判別に加え、ステップ
S10−2の判別が加えられている。
ステップSIO−2では、さらに、今回および過去4回
分の5つのデータのうちの最大データNmax  (メ
モリM2のエリアEllに記憶されている。)と最小デ
ータNmin  (メモリM2のエリアE 1. 5に
記憶されている。)との差(Nmax −Nmin )
が、予め定められた所定範囲W内か否かが判別される。
最大データN maXと最小データNmjnとの差(N
max−N酎n)が、所定範囲W内でなければ、たとえ
ば第6A図および第6B図に示すような振動が速度検出
信号に生じているだけで、定常域には達し゛Cいないと
判断されて定常域フラグがリセットされ、制御用回転数
Nは最新回転数データN。に決定される(ステップS1
1)。
最大データN maxと最小データNminとの差(N
max −Nmin )が、所定範囲W内であれば、上
記ステップSIO−1で速度が定常域に到達し30 たとの判断か、振動等による誤判別でなかったと判足さ
れて定常域フラグはセソ1・され、制御用回転数Nは中
央データNmに決定される(ステップS12)。
このように、ステップSIO−1およびSIO−2とい
う2段階の判別でモータ回転速度が過渡応答域か定常域
かが判定がされるので、制御が開始してから定常域に達
するまでの過渡応答域において、速度検出信号に上述の
ような振動が生じたとしても、定常域に達したと誤判断
されることはなく、定常域到達検出が正確に行イつれる
以上の制御において、ステップS10−1の判別とステ
ソプS 1 0−2の判別とは、前後逆になっていても
よい。
第7図は、第3図のステップSIO−812と置換可能
なさらに別の制御内容を表わすフローチャートである。
第3図のステップ3 1. 0〜S 1 2の制御の場
合、制御が開始後、何らかの原因で、サーボモータ10
の回転速度か11標回転速度よりも低い速度で落3] 着き出した場合に、定常域に達したと誤判定されてしま
う危惧がある。
そこで、この実施例では、上述のような誤判定を防11
二するために、第7図に示すように、第3図のステップ
SIOに該当するステップ3 1. 0 − 1の第1
段階の判別に加えて、ステップS10−2の第2段階の
判別がされる。
ステップ81.0−2では、今回算出された最新データ
N,か、予めメモリに記憶されている目標回転数データ
N。と比較され、最新データN。が目標回転数データN
。の所定範囲内に入っているか否かか判別される。つま
り、最新の回転数データN,が次式で示される範囲内に
入っているか否かが判別される。
No(1−γ)≦N.,≦No  (1+δ)・(5) 但し、γおよびδは、予め定められた所定の設定値であ
る。
最新回転数データN1が目標回転数データN。
に対して所定範囲内に入っていなければ、何らか32 ?原因で最新回転数データN。が目標回転数デタN。よ
りも低い回転数で落着きつつあるわけてあるから、係る
場合には、サーボモータ10は定常域には達していない
と判断されて定常域フラグはリセットされ、制御用回転
数Nには、最新回転数データN.,が使用される(ステ
ップS11)。
一方、最新回転数データN。か口標回転数デタN。に対
して所定範囲内であるならば、ザーボモータ10の回転
速度は定常域に到達したものと判定されて定常域フラグ
はセットされ、制御用回転数Nには、ノイズ等の影皆を
受でいない中央データN■が使用される(ステップS1
2)。
このように、この制御においても、ステップS10−1
およびS 1 0−2という2段階の判別で、モータ回
転速度が過渡応答域か定常域かの判定かされるので、モ
ータ回転速度が何らかの原因で目標回転速度よりも低い
速度で落着こうとした場合でも、定常域に到達したと誤
判断されることなく、定常域到達検出か正確に行われる
以上の制御においても、ステップSIO−1の33 第1段階の判別とステップS 1 0−2の第2段階の
判別とは、前後逆になっていてもよい。
次に、第1図における速度指令信号入力部15の説明を
する。
第8図は、速度指令信号入力部15の具体的な構成例を
示すブロック図である。速度指令信号入力部l5には、
速度指令クロックの立上りエッジを検出するための立」
ニリ検出回路151、基準クロツクをアップカウントす
るフリーランニングカウンタ152、立上り検出回路1
51の立上り検出出力をキャプチャ信号とし、該キャプ
チャ信号を1・リガとしてフリーランニングカウンタ1
52のカウン1・数を読取保持するキャプチャレジスタ
]53および立上り検出回路コ51の出力パルスをアッ
プカウン1・するためのアップカウンタ154が備えら
れている。
フリーランニングカウンタ152は、たとえば16ビッ
ト構成のカウンタてある。このフリーランニングカウン
タ152は、前述したエンコーダ信号入力部13のフリ
ーランニングカウンタ1334 3(第2図参照)と共用してもよい。
この回路の動作は、次の通りである。
装置本体側、たとえば複写機本体の制御側マイクロコン
ピュータから出力される速度指令クロックは立上り検出
回路151へ与えられ、立上り検出回路151において
該速度指令クロックの立上りエッジが検出される。立上
り検出回路151の出力はキャプチャ信号としてフリー
ランニングカウンタ152へ与えられるので、キャプチ
ャレジスタ153の内容は、速度指令クロックの立上り
に応答して更新されていく。よって、ある立上り検出信
号に基づいてキャプチャレジスタ153の内容を読出し
、次の立上り検出信号に基づいてキャプチャレジスタ1
53の内容を読出して、その差を求めれば、速度指令ク
ロック1周期におけるフリーランニングカウンタ152
のカウント数を計測することができる。つまり、指令速
度となる回転数N。を得ることができる。
なおこの実施例では、キャプチャレジスタ153の内容
が更新されるごとに、更新後のカウント35 数と更新前のカウント数との差のカウント数を求めると
いうやり方ではなく、より検出精度を向上させるために
、エンコーダ信号入力部]3におけるキャプチャレジス
タ153のカウン1・数読出しと同様の読出方法がとら
れている。
すなわち、制御部14は、所定のザンプル時間Δtごと
にキャプチャレジスタ153の内容およびアップカウン
タ154の内容を読出し、キャプチャレジスタ153に
おける今回読出したカウント数と前回読出したカウント
数との差を求め、その差を、アップカウンタにおける今
回読出したカウント数から前回読出したカウント数との
差で除算することで、速度指令クロック1周期内におけ
るより正確な基弗クロック数を求めるようにしている。
第9図は、制御部]4による速度指令クロックと速度検
出パルスとの位相差算出処理手順を示している。
まず、エンコーダ信号入力部]3の立」ニリ検出回路]
3]によって速度検出パルスの立」ニリエッ36 ジが検出されると(ステップS21)、フリーランニン
グカウンタ133のカウント値が読込まれ、その値が位
相比較値PDToとして記憶される(ステップS22)
。フリーランニングカウンタ133は、モータ制御開始
時から基準クロツクのカウントを開始しているので、位
相比較値PDT。の値は、モータ制御開始時から今回の
パルス立上り検出時点までの時間に応じた値となる。
次に、位相基僧値PPI,が、次式により計算されかつ
記憶される(ステップS23)。
PPI。− P P I o−11 + S P D 
 − (6)ここで、 P P I (−−11  ’前回記憶された位相基準
値SPD    :速度指令クロック1周期間の基準ク
ロック数(SPDは固定値 である。) である。
ただし、PPI,。−1.の初期値は、零であるため、
上記ステップS21で、モータ制御開始後第1回口の速
度検出パルスの立上りが検出されたと37 きに対応する位相基準値PPI,の値は、SPDとなる
この後、位相差PHDTが次式により算出されかつ記憶
される(ステップS24)。
PHDT.PP I, −PDT,    ・・・(7
)SPD そして、以上の処理が繰返される。すなわち、速度検出
パルスの立上りが検出されるごとに(ステップS21)
、フリーランニングカウンタ133のカウント値の読込
みおよび位相比較値PDT。の更新(ステップS22)
、位相基準値PPI。の計算および更新(ステップ82
3)ならびに位相差PHDTの算出(ステップS24)
が繰返し行われる。
モータ制御開始後、ステップS21で、第2回目の速度
検出パルスの立上りが検出されたときには、ステップ3
23で算出される位相基準値PPI,の値は2SPDと
なり、第3回目の速度検出パルスの立上りが検出された
ときには3SPDとなる。つまり、ステップ323で算
出される位相38 基準値PPI,の値は、モータ制御開始時から今回の速
度検出パルス立上り時点までの間に出力された速度検出
パルス総数とSPDとの積値になる。
SPDは、速度指令クロツクの周期に応じた固定値であ
るから、ステップ32Bで算出される位ト1基亭値PP
I.は、モータ制御開始時から今回立上りが検出された
速度検出パルスに対応する速度指令クロックの立」二か
り時点までの時間に応じた値となる。
そして、モータ制御開始時から今回の速度検出パルスの
立上り検出時点までの時間に応じた値(位相比較値PD
T,)と、モータ制御開始時から今回立上りか検出され
た速度検出パルスに対応する速度指令クロックの立上が
り時点までの時間に応した値(位相基準値PPI,)と
の差を、速度指令クロックの周期に応じた値(SPD)
で除することにより、位相差PHDTが算出されている
。よって、速度指令クロツクと速度検出パルスとの位相
差が、速度指令クロツクの1周期以上である場合でも、
その位相差P H D Tか正確に検出39 される。
次に、制御部14から出力されるPWMデータの算出方
法について説明する。
サーボモータ10の回転速度Nを指令速度N。
に追従させるためにザーホモータ10に出力すべきPW
Mデータ用電圧VOは、速度差ΔN (=N−N)によ
る制御電圧(比例制御電圧)をV]、位相差PHDTに
よる制御電圧を■2とすると、次式で表わされる。
VO−V1+V2          ・・・(8)こ
こに、速度差ΔNによる比例制御電圧V1は、次式で表
4つされる。
GD2    ΔN V 1 =R a ( 一一一・一一+ I o +”
’  1375K1  Δt        KT十■
ぐeN −RaGD’ −”+KeN 375KTΔt −I−  R  a   (  I  o  + TB
+./ K T )但し、 (9) 40 ?a:アマチュア抵抗[Ω] K■・l・ルク定数[kgm/A ] Ke.誘起電圧定数[V/rpmコ 1o.無負荷電流[A] GD2 :負荷とモータによる慣性モーメント[kg 
m2] T31;摺動負荷[1、gmコ である。
なお、Nは、第3図、第5図または第7図の処理で決定
された制御用回転数である。
また、位相差P H D Tによる制御電圧V2は、予
め定められた制御電圧■2の最大値をV 2 maXと
すると、次のようにして求められる。
(A)速度制御開始時から定常域までの立上り時の場合 V2=0            ・・・(10)(B
)定常域の場合 (a)位相差が1周期より小さい場合 ( −1<PHDT<+1) V2=V2max −PHDT     −(1 1)
4 ] (b)位相差が1周期以上でありかつ速度検出信号の位
相か速度指令信号の位相より進んでいる場合 (PHDT≦−1) V 2 = − V 2 max         ・
・・(12)(c)位相差が1周期以上でありかつ速度
検出信号の位相が速度指令信号の位相より遅れている場
合 (PHDT≧+1) V2=4−V2max         ・・・(1 
3)従って、位相差PHDTと、制御電圧■2との関係
は、第]O図に示される関係になる。
つまり、この実施例では、立上り時においては、速度差
ΔN (=N。一N)による比例制御電圧■]のみてモ
ータを制御し、定常時においては、比例制御電圧■1を
位相差PHDTによる制御電圧V2で補正している。つ
まり、定常時になったことを1・リガとして、位相差制
御を開始しているのである。これにより、定常時におけ
るモータの速度変動に対する追従性の向上が図られてい
る。
42 第11図は、制御部14によるPWMデータの算出処理
手順を表わすフローチャートである。
制御部14では、たとえば第3図に示す処理によって制
御用回転数Nを決定するごとに、式(9)に基づいて、
比例制御電圧V1が算出され記憶される(ステップS3
1)。
次いで、第3図のステップS11またはS12でリセッ
トまたはセットした定常域フラグの状態が判別され(ス
テップS32)、定常域フラグがリセットされてモータ
回転速度が過渡応答域の場合は、V2=0とされ(ステ
ップ833)、定常域フラグがセットされてモータ回転
速度が定常域に達している場合は、上式(11)〜(1
3)に基づいてV2が算出される(ステップS34)。
そして、ステップS31で求められたV1とステップ3
33で求められたv2−0またはステップS34で求め
られたv2とが加算されて、制御電圧■0が算出される
(ステップS35)。
よって、モータ制御開始後、定常状態になるまでの立上
り時には、比例制御がされ、定常状態に43 達した後に、位相差制御がされる。
この結果、定常状態に立上るまでの時間を短縮でき、ま
た、定常時においては、速度の追従性をよくでき、サー
ボモータ10の脱調を防止することができる。
第12図は、PWMユニット16の具体的な構成例を示
すブロック図であり、第13図はPWMユニット16の
動作を説明するためのタイミングチャートである。
PWMユニット16には、セット信号発生部161と、
PWMデータレジスタ162と、ダウンカウンタ163
とRSフリップフロップ164とが備えられている。
セット信号発生部161は、一定の周期ごとにセッ1・
信号を発生するものである。このセッ1・信号発生部1
61はたとえばリングカウンタで構成されており、一定
数の基桑クロックを計数するごとにセット信号を発生す
るようにされている。
PWMデータレジスタ162は、制御部14から与えら
れるPWMデータを保持するためのもの44 である。制御部14から与えられるPWMデータとは、
前述した式(8)によって求められた電圧データである
。このPWMデータは、PWMユニット16から出力さ
れるPWM出力信号のデューティを決めるのに用いられ
る。
ダウンカウンタ163は、PWM基準クロック(この実
施例では、PWM基準クロックは、エンコーダ信号入力
部13や速度指令信号人力部15で用いられる基準クロ
ックが共用されている。)が与えられごとにダウンカウ
ン1・をし、設定された数を計測するとリセット信号を
出力するものである。
PWMユニット16の動作は次のようになる。
セット信号発生部161からセット信号が出力されると
、PWMデータレジスタ162の内容、つまり制御部1
4から与えられたPWMデータが、ダウンカウンタ16
3にセットされ、また、セット信号によってフリップフ
ロップ164がセットされる。従って、フリップフロッ
プ164の出力、つまりPWM信号はハイレベルとなる
45 次に、ダウンカウンタ163はPWM基準クロックに基
づいてダウンカウントを行い、設定されたカウント値が
「0」になると、フリップフロツプ164ヘリセット信
号を与える。よって、フリップフロツプ164の出力は
ローレベルに反転する。
この結果、PWMユニット16からは、PWMデータレ
ジスタ162で保持された値、つまり式(8)で算出さ
れた電圧データでデューティが決められ、PWM信号が
導出される。
この発明は、複写機の光学系制御用に限らず、ファクシ
ミリ装置の読取装置制御用モータや、その他の一般的な
モータ制御回路に採用できる。
上述の実施例では、PWM信号による制御を取上げたが
、モータ回転速度か定常域に達したことをトリガとして
、PLL制御を開始するようにしてもよい。
く発明の効果〉 この発明は、以上のように構成されているので、負荷の
大小に拘らず、モータ回転速度が過度応答46 域から定常域に達した時に、それを確実に検出てきる。
また、瞬間的な負荷変動やノイズなどによって、速度検
出信号が一時的に悪影響を受けても、その影響が判別結
果に表われず、回転速度が、定常域に達したことを正確
に検出できる。
さらに、モータ回転速度が定常域になった後も、ノイズ
等に強く、かつ、位相差制御が行われるので、負荷変動
に対する追従性に優れた安定した定速制御か可能である
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例が適用された光学系駆動用
DCサーボモータの駆動制御回路の電気的構成を示すブ
ロック図である。 第2図は、この発明の実施例に係るエンコーダ入力部の
電気的構成を示す回路ブロック図である。 第3図は、この発明の実施例における回転速度検出処理
手順を表わすフローチャートである。 第4図は、定常域到達検出処理に用いられる2つのメモ
リM1およびM2を示す図である。 47 第5図は、第3図の制御をさらに改良した、第3図のス
テップ31.0−S].2と置換可能な制御内容を表わ
すフローチャ−1・である。 第6A図および第6B図は、速度検出信号に特殊な振動
か生じた場合の問題点を説明するための図である。 第7図は、第3図の制御をさらに改良した、第3図のス
テップ8 1 0〜S12と置換可能なさらに別の制御
内容を表わすフローチャートである。 第8図は、速度指令信号入力部の電気的構成例を示すブ
ロック図である。 第9図は、この発明の実施例における位相差検出処理手
順を表イつすフローチャートである。 第10図は、定常時に用いられる位相差PHDTに対す
る制御電圧V2の関係を表わすグラフである。 第11図は、制御部14によるPWMデータの算出処理
手順を表わすフローチャートである。 第12図は、PWMユニットの具体的な電気的構成を示
すブロック図である。 48 第13図は、PWMユニッ1・の動作を表わすタイミン
グチャートである。 図において、10・・DCサーボモータ、1]・・ドラ
イバ部、12・・・ロータリエンコーダ、13・・・エ
ンコーダ信号入力部、14・・・制御部、15・・・速
度指令信号入力部、16・・・PWMユニット、M1、
M2・・・メモリ、を示す。 4つ 2 寸  h 2 z Ze 2 2 回W姪 第 10 図 第 11 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータ回転速度が指令速度に等しくなるように、モ
    ータをフィードバック制御するモータ制御装置であって
    、 所定タイミングごとに、モータ回転速度に関するデータ
    を算出するデータ算出手段、 モータ回転速度に関するデータを、所定の複数回分、新
    しいもの順に記憶できる複数の記憶エリアを有し、デー
    タ算出手段によってモータ回転速度に関するデータが算
    出されるごとに、既に記憶されているデータを順次1つ
    ずつシフトして最古データを捨て、かつ今回算出された
    データを最新データ記憶エリアに記憶する記憶手段、 記憶手段に記憶されている複数回分のデータのうちの大
    小中央に相当するデータと今回算出された最新データと
    を比較し、最新データが大小中央に相当するデータに該
    当するかまたは該データに対して所定範囲内であるか否
    かに基づいて、モータ回転速度が定常域に達したか否か
    を判定する判定手段、および 判定手段によって、モータ回転速度が定常域に達したと
    判定されたとき、モータをフィードバック制御する制御
    信号成分に位相差制御成分を加え、位相差制御を開始す
    る手段、を含むことを特徴とするモータ制御装置。 2、モータ回転速度が指令速度に等しくなるように、モ
    ータをフィードバック制御するモータ制御装置であって
    、 所定タイミングごとに、モータ回転速度に関するデータ
    を算出するデータ算出手段、 モータ回転速度に関するデータを、所定の複数回分、新
    しいもの順に記憶できる複数の記憶エリアを有し、デー
    タ算出手段によってモータ回転速度に関するデータが算
    出されるごとに、既に記憶されているデータを順次1つ
    ずつシフトして最古データを捨て、かつ今回算出された
    データを最新データ記憶エリアに記憶する記憶手段、 今回算出された最新データが、記憶手段に記憶されてい
    る複数回分データのうちの大小中央に相当するデータに
    該当するかまたは該データに対して所定の第1範囲内で
    あるか否かを判別する第1判別手段、 記憶手段に記憶されている複数回分のデータのうちの最
    大データと最小データとの差が、所定の第2範囲内であ
    るか否かを判別する第2判別手段、 第1判別手段によって、最新データは大小中央に相当す
    るデータに該当するかまたは該データに対して所定の第
    1範囲内であると判別され、かつ、第2判別手段によっ
    て、最大データと最小データとの差が所定の第2範囲内
    であると判別されたとき、モータ回転速度が定常域に達
    した判定する判定手段、および判定手段によって、モー
    タ回転速度が定常 域に達したと判定されたとき、モータをフィードバック
    制御する制御信号成分に位相差制御成分を加え、位相差
    制御を開始する手段、を含むことを特徴とするモータ制
    御装置。 3、モータ回転速度が指令速度に等しくなるように、モ
    ータをフィードバック制御するモータ制御装置であって
    、 所定タイミングごとに、モータ回転速度に関するデータ
    を算出するデータ算出手段、 モータ回転速度に関するデータを、所定の複数回分、新
    しいもの順に記憶できる複数の記憶エリアを有し、デー
    タ算出手段によってモータ回転速度に関するデータが算
    出されるごとに、既に記憶されているデータを順次1つ
    ずつシフトして最古データを捨て、かつ今回算出された
    データを最新データ記憶エリアに記憶する記憶手段、 今回算出された最新データが、記憶手段に記憶されてい
    る複数回分のデータのうちの大小中央に相当するデータ
    に該当するかまたは該データに対して所定の第1範囲内
    であるか否かを判別する第1判別手段、 最新データが、予め定める目標回転速度データに対して
    所定の第2範囲内であるか否かを判別する第2判別手段
    、 第1判別手段によって、最新データは大小中央に相当す
    るデータに該当するかまたは該データに対して所定の第
    1範囲内であると判別され、かつ、第2判別手段によっ
    て、最新データは目標回転速度データに対して所定の第
    2範囲内であると判別されたとき、モータ回転速度が定
    常域に達したと判定する判定手段、および 判定手段によって、モータ回転速度が定常域に達したと
    判定されたとき、モータをフィードバック制御する制御
    信号成分に位相差制御成分を加え、位相差制御を開始す
    る手段、を含むことを特徴とするモータ制御装置。
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