JPH03217680A - スクロール形圧縮機 - Google Patents

スクロール形圧縮機

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JPH03217680A
JPH03217680A JP1278890A JP1278890A JPH03217680A JP H03217680 A JPH03217680 A JP H03217680A JP 1278890 A JP1278890 A JP 1278890A JP 1278890 A JP1278890 A JP 1278890A JP H03217680 A JPH03217680 A JP H03217680A
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JP
Japan
Prior art keywords
oil
scroll
compression chamber
suction
feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1278890A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yoshii
吉井 利彰
Hitoshi Ozawa
仁 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03217680A publication Critical patent/JPH03217680A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍装置等に使用されるスクロール形圧縮機
に関する。
(従来の技術) 一般に、この種スクロール形圧縮機は、スクロール同士
の摺動動作を円滑にすると共に渦巻体間に画成される圧
縮室をシールして機密性を保持するため、スクロールに
、油膜形成に必要な所定量の油を供給してやる必要があ
る。
このため、従来、特開昭133−173888号公報に
開示され且つ第7図に示すように、吸入ガスをモータ(
M)のエアギャップ(G)に流通させると共に、駆動軸
(D)内に設ける給油通路(T)を、油供給穴(J)を
介してエアギャップ(G)の上部に開口し、該エアギャ
ップ(G)を上昇する吸入ガスに油を飛散させて、吸入
ガスの流速にのせて油を持ち上げ、油混入状態の吸入ガ
スをスクロールに吸入させるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記従来構造では、吸入ガスの流速にのせて油
を持ち上げるものであるから、例えば小容量機での運転
やインバータ対応機種で低速運転を行うような場合、吸
入ガスの流速が小さいため、圧縮室をシールするのに十
分な油量を確保することかできず、漏れによる圧縮性能
の低下を招く問題が起こり、逆に大容量機での運転やイ
ンバータ対応機種で高速運転を行うような場合、吸入ガ
スの流速が大きいため、圧縮室に過剰に油が供給され、
システム側に過剰に油が流出する所謂油上がりの問題が
起こる。
本発明の目的は、油ポンプで汲上げる油を第1及び第2
スクロールの少なくとも一方に設けられた油開放口に開
放することにより、吸入ガスの流速とはほぼ無関係に圧
縮室に所定油量を供給できるスクロール形圧縮機を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明では、上記目的を達成するため、吸入ガ
スが開放される密閉ケーシング(4)の内部に、鏡板(
A,B)に渦巻体(a,b)を各々突設した第1及び第
2スクロール(1.2)を配設して、前記各渦巻体(a
,b)間に圧縮室(3)を画成すると共に、駆動軸(5
)に油ポンプ(6)を設けたスクロール形圧縮機におい
て、前記第1及び第2スクロール(L.)(2)の少な
くとも一方に、前記圧縮室(3)における吸入完了位置
付近に前記油ポンプ(6)で汲上げる油を開放する油開
放口(7)を設けることにした。
(作用) 油ポンプ(6)で汲上げられた油を第1スクロール及び
第2スクロール(1)(2)の少なくとも一方に設けら
れた油開放口(7)に開放するため、給油量は、前記油
ポンプ(6)の給油能力に依存し、このため、吸入ガス
の流速に依存しない安定した給油が行える。
(実施例) 第1図に示すものは、吸入管(41)により吸入ガスが
開放される密閉ケーシング(4)の内部上方に、鏡板(
A)に渦巻体(a)を突設した固定側の第1スクロール
(1)と、鏡板(B)に渦巻体(b)を突設した可動側
の第2スクロール(2)とを配設して、前記各渦巻体(
a,b)間に複数の圧縮室(3)を画成すると共に、前
記密閉ケーンング(4)の下方に、駆動軸(5)を結合
するモータ(50)を配設したものである。
前記駆動軸(5)は、上部ハウジング(8)及び下部ハ
ウジング(9)に各々介装する上部軸受(81)及び下
部軸受(91)に回転自由に支持され、更に、その下端
面をプレート形のスラス軸受(92)に支持している。
そして、上端に設けるピン部(51)を第2スクロール
(2)のボス部(21)に嵌合し、又、軸内に偏心状に
形成する給油通路(61)を下部のストレートな油連通
路(62)を介して底部油溜(42)に臨ませて構成し
た油ポンプ(6)を設けている。前記スラスト軸受(9
2)には、前記油連通路(62)に油を流入させる油流
通穴(92a)を開口している。
こうして、前記吸入管(41)から密閉ケーシング(4
)内に開放された吸入ガスを、前記各渦巻体(a,b)
の外周部に位置する吸入ボート(31)から圧縮室(3
)内に吸入し、圧縮ガスを、第1スクロール(1)の中
心部に設ける吐出穴(32)から隔壁(33)で区画さ
れる上部吐出チャンバー(34)に吐出し、吐出管(3
5)から外部に吐出するようにしている。又、前記油ポ
ンプ(6)を介して前記油連通路(62)及び給油通路
(61)に油を汲上げ、横穴で構成する連通穴(52)
(53)(54)を介して前記各軸受(81)(91)
(92)等に給油するようにしている。
以上の構成で、第1スクロール(1)の鏡板(A)に、
上部軸受(81)から環吠溝(82)を介して上部ハウ
ジング(8)及び第1スクロール(1)に形成する油通
路(71)に導く油を、圧縮室(3)における吸入完了
位置付近すなわち第2図に示すように第2スクロール(
2)の矢示の動きで最外周部側の圧縮室(3)が吸入ポ
ート(31)に遮断されて吸入動作が完了される位置の
近くに開放する油開放口(7)を設ける。
これにより、第2図の状態前は、最外周部の圧縮室(3
)は油開放口(7)に開かれて、該開放口(7)から油
の供給を受け、第2図の状態以降は、油混入状態のガス
が閉じ込められて各渦巻体(a)(b)の側面や端而を
油で慣らしながら圧縮動作が行われる。この場合、油供
給を行う前記油開放口(7)は、吸入ガスの経路中最も
末端側の吸入完了位置付近に開口しており、前記油ボン
ブ(6)による給油量は吸入ガスの流速に依存せず、こ
の油開放口(7)と送油側の上部軸受(81)との間の
差圧に応じた量の油を供給でき、流速にほぼ無関係な安
定給油が可能となる。
尚、前記油開放口(7)は、第2図中想像線で示すよう
に、およそ180″変位した位置にもう一つ設けて、こ
れら一対の油開放口(7)(7’)を前記上部軸受(8
1)に連通ずるようにしてもよい。また第1スクロール
(1)側に油開放口を設ける他、第3図に示すように第
2図の関係と同様の位置で、可動側の第2スクロール(
2)側に、油開放口(7)(7’ )を設けてもよい。
この場合、第4図に示すように前記油開放口(7)(7
′)は第2スクロール(2)の裏面を支持するスラスト
受面(45a)に設けられた油プール(45c)に第2
スクロール(2)の旋回運動中、連続的に、或は間欠的
に連通させると共に油ブール(45c)へは油通路(4
 5 b)を介して上部軸受部に連通させて給油を行う
。又、油開放口(7)(7’)と油プール(45c)の
連通方法としては油開放口(7)(7’ )を形成する
貫通穴(700)(700’ )に連続させて径大な座
グリ部(75)(75’ )を設け、これを前記油プー
ル(4 5 c)に連通し、より効率よく給油を行うこ
とも可能である。更にこの油開放口は、2つのスクロー
ル(1)(2)の両方に設けてもよい。
又、上部軸受(81)から油通路(71)又は(45b
)を伸ばして油を開放したが、第5図に示すように、下
部軸受(91)から送油1(72)を介して油開放を行
ってもよい。この第5図の実施例では、油ポンプ(6)
として、駆動軸(4)に圧入するボス部(63)と偏心
部(64)とをもつローラ(65)及び、前記偏心部(
64)に嵌合してポンプ室(66)を画成する長孔(6
7)をもつヨーク(68)を備え、油吸入路(69)を
介して底部油溜(42)からポンプ室(66)に吸入し
た油を、油吐出路(70)から油連通路(62)に吐出
し、前記ポンプ室(66)の容積に相当する一定量の油
を汲上げるようにした定容積型のものを用いている。こ
のように、定容積型の油ポンプ(6)を用いる場合、駆
動軸(5)の一回転毎に汲上げる油量が一定となるから
、遠心式のものと異なり、回転数の変化で著しく給油量
が変化することがなく、更に良好に圧縮室(3)に適正
油量を供給できることになる。
更に、油開放口(7)は、第1又は第2スクロールの鏡
板(A)(B)に設ける他、第6図にボすように、第1
スクロール(1)の外周部に突設する突起(11)に、
前記送油管(72)を固定して、該送油管(72)の先
端部を上記同様、前記圧縮室(3)の吸入完了位置付近
に開口するようにしてもよい。
又、第1スクロール(1)を固定側、第2スクロール(
2)を可動側としたが、両方が可動し、相対的に公転動
作を行う形式の圧縮機にも適用できるのことは云うまで
もない。
(発明の効果) 以上、本発明では、第1及び第2スクロール(1)(2
)の少なくとも一方に、圧縮室(3)における吸入完了
位置付近に油ポンプ(6)で汲上げる油を開放する油開
放口(7)を設けるようにしたから、前記圧縮室(3)
に吸入ガスの流速に依存しない安定した給油が行え、小
容量機や低速機での給油不足や大容量機や高速機での過
剰給油が防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明圧縮機の第1実施例を示す断面図、第2
図は同要部平面図、第3図及び第4図は第2実施例に示
す図面、第5図は第3実施例を示す断面図、第6図は第
4実施例を示す要部断面図、第7図は従来例の断面図で
ある。 (1)・・・・第1スクロール (2)・・・・第2スクロール (3)・・・・圧縮室 (4)・・・・密閉ケーシング (5)・・・・駆動軸 (6) (7) (A) (a) ・・・・油ポンプ ・・・・油開放口 (B)・・・・鏡板 (b)・・・・渦巻体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)吸入ガスが開放される密閉ケーシング(4)の内部
    に、鏡板(A、B)に渦巻体(a、b)を各々突設した
    第1及び第2スクロール(1、2)を配設して、前記各
    渦巻体(a、b)間に圧縮室(3)を画成すると共に、
    駆動軸(5)に油ポンプ(6)を設けたスクロール形圧
    縮機において、前記第1及び第2スクロール(1)(2
    )の少なくとも一方に、前記圧縮室(3)における吸入
    完了位置付近に前記油ポンプ(6)で汲上げる油を開放
    する油開放口(7)を設けたことを特徴とするスクロー
    ル形圧縮機。
JP1278890A 1990-01-22 1990-01-22 スクロール形圧縮機 Pending JPH03217680A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116893A (ja) * 1984-09-21 1985-06-24 Hitachi Ltd 密閉形スクロ−ル圧縮機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116893A (ja) * 1984-09-21 1985-06-24 Hitachi Ltd 密閉形スクロ−ル圧縮機

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