JPH03217595A - 立坑または斜坑及び本線シールドトンネルの築造方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は立坑または斜坑及び本線シールＦトンイ，ルの
築造方法及び装置に係るものごある。

（従来の技術） 従来のシールドトンネルの築造には、シールド掘削機の
発進に際しこ同掘削機を収容する可成り大きな立坑また
は斜坑を必要としていた。

更に立坑からのシールド掘削機の発進に際しこは、立坑
または斜坑の一部を切断して、この部分から前記掘削機
を発進している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、立坑または斜坑の築造には可成りの工朋
を必要とし、しかも台一坑または斜坑の築造費用が１一
ンネル築造においＣ可成りの割合を占め゛Ｃおり、１ン
不ル築造上の経済性の向上を妨げζいる要因となっこい
た。

また前記したように、立坑または斜坑からのンルト堀削
機の発進に際して、同立坑または斜＋ｊｉの一部を切断
しこ地山の露出部分から前記掘削機を発進させているが
、他山を露出させるごとは／＋ｉｈ工」二の安全１−［
に問題があり、このため通常、露出地山の地盤改１ｋ工
事を行っこいるが、この地盤改良工事が１一ン不ル築造
においこ可成りの経済的負世となっていた。

しかも近年のンールドトンネルは、大深度化、大断面化
が進んごき゛ζ才，り、そのためトンネル築造における
立坑または斜坑の築造が全体工事に対しーζ占める割合
が益々大きくなっこいく傾向にある。

本発明はこのような実情に鑑みご提写されたちのご、そ
の目的とする処は、シールｌ・掘削機を発進させるため
の立坑または斜坑を不要ならしめ、地上部から直接シー
ルｉ′掘削機を発進させて本線ソールドトンネルを築造
１るノノ法及びその装置を提｛ハずる点にある。

（課題を解決づるための手段） 前記の目的を達成１るため、本発明に係る立坑または斜
坑及び本線シールドトンネルの築造方法は、前面に池山
掘削機構を具えた、独立した本線シールドトンネル掘進
用の第１のシールド掘削機を内部に保持し、推Ｉ１！ｍ
横及び中折れ装置並に前記第１のシールド掘削機の滑動
案内支持装置を具えた］ソ坑または斜ｋｊＬｌｌＡ進用
の第２のシール１′掘削機によって立坑部または斜坑部
を掘削、築造して所定の深度まＣ達したのち、前記第２
のシールド１屈削機の中折れ装置を使用して急曲線ｈｈ
ｚ工に入り、途中の適宜｛☆置ご内部の独立した前記第
１のシールド掘削機を前記第２のンールド掘削機より分
岐発進せしめ′ζ本線ンールドトンネルを掘削、築造づ
るように構成され゜Ｃいる。

また本発明に係る立坑または斜坑及び本線シールド川・
ンネルの築造装置は、推進機構及び中折れ袋置並に滑動
案内支持′ｇｉ置を具えた立坑または斜坑堀進用の第２
のノール［′掘削機と、同第２のノル１一掘削機内に前
記支持装置を介して滑動自在に支持され、同掘削機より
分離、独立して堀進可能な、前面に他山掘削機構を貝え
た本線シールドトンネル掘進用の第１のノール１一掘削
機とより構成されこいる。

（作用） 本発明によれば、前面に他山掘削機構を具えた独立した
、本線ンール１１・ンネル堀進用の第１のシールド−掘
削機を滑動案内支持装置を介しＣ内部に保持し２た１′
Ｌ坑または斜坑Ｉ屈ｌＶ川の第２の７ールド１屈削機の
推進機構を作動−づるとともに、前記第２のシール１掘
削機内に配設された前記第ｌのンルド１屈削機の地山掘
削機構を作動して地上部より台４坑または斜坑を掘削、
築造する。

かくして所定の深度まご達したのち、前記中折れ装Ｉｉ
！７番ごよっご、急曲線施工番ご入り、途中の適宜位置
ご内部の第１のシールド掘削機を前記第２のシール１１
屈削機の滑動案内支持装置を案内として、同第２のンー
ルｌ”　ｌ屈削機から分岐、独立して発進せしめ、本線
ンールドトンネルを掘進１るものである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例に一ノいて説明する。

人は本線シールドトンネル掘進用の第１のシールド１屈
削機ご、通常の急曲線対策を施した公知のソールド掘削
機で、中折れ機構を有し、独立したシールドジャンキ（
１）と中｛ｈれジャツー１＝　（２）とを有し、前面に
カッター面板（３）またはカッタースポークと、コピー
カッター（４）と、その駆動機構（図示せず）とよりな
る他山掘削機構が装架されている。

＋８１は立坑または斜坑掘削用の第２のシールド掘削機
ご、他山の掘削機構は貝え′ζおらず、その内部に前記
第１のシールド掘削機囚を同心状に保持し、その前端開
口部拮Ｉ縁においてスライＩ′装置（５）を介して前記
第１のシールド掘削８！！囚の前胴部を支承−３るとと
もに、シールド内周面に前記第１のシールｌ′掘削＠（
ｔＮを囲繞して列設されたガイドＵラ（６）によゲζ前
記第１のシールド掘削機囚の前胴を支承している。

なお前記スライド装置（５）及びガイ１′１」一ラ（６
）によって、第１のシールド掘削機囚の滑動案内支持装
置が構成されている。

史に前記第２のシールド掘削機ｆＢｌには、同掘削ｉＨ
ｌ進機｛Ｒとし′ζのシールド′ジャンキ（７）及び中
折れジャッキ（８）が袋架されこいる。

而して前記第１、第２の両シールド掘削機囚（Ｂ＋を同
・軸線上に保持し，前記第１のシールド掘削機囚のカッ
ター面板（３）及びコピーカソター（４）を駆動回転し
て地上部より立坑（Ｃｌまたは斜坑を掘削゛づるととも
に、シールドジャツ−１−（８１を存坑１・ンネル（Ｃ
ｌよたはぶ［坑の内周壁に組？，１けたセグメント０に
反力をとっこ伸長し、立坑（Ωまたは斜坑を掘進、築造
する。（第３図参照） かくして所定深度まで掘進づると、第２のシルＩ掘削機
（ロ）の中折れジャシ：Ｆ−　（８）を作動しこ、同第
２のシールド掘削１ｔ！ｌｌ　（Ｂ）を中折れさせてや
曲線の施工に入り、途中の適当な位置で前記第１のシー
ルド掘削′Ｊａ（５）を、同掘削機囚に装架しこいるシ
ールドジャッ〜ト（ｌ）を使用して、前記スライド装置
（５）及びガイトローラ（６）を案内とし′ζ、前記第
２のシールド掘削機囚より分岐独立し゛ζ傾斜状態で発
進させ、水平の本線トンネルを築造することがごきる。

（第４図参照） 前記第１のシールド掘削機囚の第２のシールド掘削機（
Ｒ）からの発進時に、前記立坑（Ｑ内に推進反力受けを
新らたに構築１る必要がある。

このように前記第１のシールド掘削機囚を傾斜させこ発
進させるごとによって、同児削機の中折れ角度を増大さ
せたのと同様の効果を発揮することがごきる。従っＣ、
従来の急曲線対策を施した公知のシールド掘削機ご施工
する場合に比し゜ζ、それ以上の急曲線ご立坑または斜
坑と本線トンネルとを繋ぐことができる。

（発明の効果） 本発明によれば前記したように、前面に他山掘削機構を
具えた、独立した本線トンネル掘進用の第１のシールド
掘削機を内部に保持し、推進機構及び中折れ装置を具え
た第２のシールド掘削機によって所定深度まご）゛Ｌ坑
または斜坑を掘削、築造したのち、同第２のソールド掘
削機の中折れ袋置を使川して急曲線施工に入り、途中の
適宜位置ご前記第１のソール［゛掘削機を分岐、発進せ
しめ、本線シールド−トンネルを掘削築造するようにし
たごとによって、シールド掘削機を発進させるためのタ
ノ坑または斜坑を不要ならしめ、地上部から直接シール
ド掘削機を発進させて本線シールドトン才ルを築造一づ
るごとが可能となり、工期を短縮し、工費を節滅しうる
ちのである。

また本発明によればシールド掘削機の発進時に地山を露
出させる必要がないので、施工時の安全性の向上が図ら
れ、更にソールド掘削機の発進時における地盤政良補助
工法も省略、または低減ごきるのＱ，ｌ−ンイ、ル築造
時の経済性の向上がレｌられる。

請求項２の発明は、准ＡＩ！機構及び中折れ装置並に滑
動案内支持袋置を其えた立坑または斜坑掘進用の第２の
シールド掘削機内に、同掘削機より分離独）′７しこ掘
進可能な、前面に地山掘削機構を具えた本線シール１ト
ンネル掘進用の第１のシールド１屈削機を、前記滑動案
内支持装置を介して支持しこ立坑４−たは斜坑及び本線
シールドトンネルの築造装置を構成したことによっ′ζ
、地上部から直接シール１′掘削機を発進させ゛ζ本線
シール１′トンイ、ルを築造１ることを可能ならしめ、
立坑の築造を不要ならしめるとともに、従来の公知のシ
ールド掘削機よりも更に急曲線施工を可能ならしめ、こ
の結果、立坑または斜坑から水平トンネル・＼の移行が
、従来の９曲線対策を施したシールド掘削機によるｈｌ
！Ｉ工よりも、より鋭角的に行なわれるようにしたもの
ごある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２１Ａは本発明に係る立坑または斜坑及び
本線シールドトンネルの築造装置の一実ｈ例を示す横断
平面図ご、第１図は立坑または斜坑！ｆｉ進時の状態を
、第２図は本線シールドトンネル掘進時の状態を示す。 第３圓及び第４図は本発明の方法の工程を示ず縫断面図
ごある。 囚・・・第１のシールド掘削機、 （Ｒ）・・・第２のシールド掘削機、 （Ｃｌ・・・η坑、　　　　　　０・・・セグメント、
（１）・・・シールドジャッキ、（２）・・・中折れジ
ャッキ、（３）・・・カッター面板、　　（４）・・・
コピーカッター（５）・・・スライト装置、　　　（６
）・・・・・・ガイドローラ、（７）・・・シールドジ
ャッキ、（８）・・・中折れジャツート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、前面に地山掘削機構を具えた、独立した本線シール
   ドトンネル掘進用の第１のシールド掘削機を内部に保持
   し、推進機構及び中折れ装置並に前記第１のシールド掘
   削機の滑動案内支持装置を具えた立坑または斜坑掘進用
   の第２のシールド掘削機によって立坑部または斜坑部を
   掘削、築造して所定の深度まで達したのち、前記第２の
   シールド掘削機の中折れ装置を使用して急曲線施工に入
   り、途中の適宜位置で内部の独立した前記第１のシール
   ド掘削機を前記第２のシールド掘削機より分岐発進せし
   めて本線シールドトンネルを掘削、築造することを特徴
   とする立坑または斜坑及び本線シールドトンネルの築造
   方法。 ２、推進機構及び中折れ装置並に滑動案内支持装置を具
   えた立坑または斜坑掘進用の第２のシールド掘削機と、
   同第２のシールド掘削機内に前記支持装置を介して滑動
   自在に支持され、同掘削機より分離、独立して掘進可能
   な、前面に地山掘削機構を具えた本線シールドトンネル
   掘進用の第１のシールド掘削機とよりなることを特徴と
   する立坑または斜坑及び本線シールドトンネルの築造装
   置。