JPH0321730A

JPH0321730A - 衛生設備用給水弁

Info

Publication number: JPH0321730A
Application number: JP2056813A
Authority: JP
Inventors: Juergen Humpert; ユルゲン　ハムペルト; Manfred Pawelzik; マンフレッド　パヴェルジィック
Original assignee: Friedrich Grohe Armaturenfabrik GmbH and Co
Current assignee: Grohe Water Technology AG and Co KG
Priority date: 1989-03-10
Filing date: 1990-03-09
Publication date: 1991-01-30
Also published as: ES1010806U; DE3907892A1; EP0386594A1; ATE90431T1; EP0386594B1; DE59001641D1; US5014749A; DK0386594T3; ES1010806Y; ES2045593T3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、水を給水するための一つの放水管がその外壁
面に取り付けられている一つの弁ハウジングを含む一つ
の衛生設備用給水弁に関するものである。

発明の背景と在来技術の問題点この種の給水弁はすでに西独特許第３０　３８　４５２
０２号によって公知となっている。この給水弁の場合に
は、管状の放水アームが比較的複雑な形状をもった一体
物として構戒されており、従って製作コストが比較的高
くつくのである。

更に欧州特許第０　０１２　８９０　Ｂｌ号にも一つの
給水弁が開示されているが、この場合には水の放出が一
つの引き出し可能な放水用ホースを経て行われるように
なっている。その際、案内用の管として一つの短管が、
弁ハウジングを取り巻いている一つのスリーブにしっか
り固着されている。

最後にもう一つ、西独特許第２３　１４　８５３号には
放水管を有する一つの温水混合弁ユニットが開示されて
いるが、この場合には水の流通する放水管ならびにその
他の水の流通する部分が一つの独立したハウジングによ
って取り囲まれている。

本発明の目的本発明は、見た目にも優美な形でありなから、しかもコ
スト的にも有利に放水管を有する給水弁の製作ならびに
組立てを行い得るような、放水管をもった一つの給水弁
を提供することを目的とするものである。

目的達成のための手段と問題点の解決方法この目的は本
発明に従って、放水管をハウジングにねじ込んで取り付
けるとともに、それを一つの化粧スリーブで取り囲んで
おき、かつその際、この化粧スリーブを放水管の上に被
せた上でハウジングに向けて軸方向から押し付けるとと
もに、しっくり落ち着かせるためにハウジングの外壁面
にぴったり沿うように形作られている一つの当たり面を
持たせておく、ことによって解決されるのである。

本発明によって実現し得る利点はとりわけ、弁ハウジン
グに一つの容易に製作し得るような、例えば一つの円筒
形の外壁面を持たせておくとともに、放水管をハウジン
グに開けられた一つの孔にねじ込むことによってこの外
壁面に固着し得る、という点にある。その際、この化粧
スリーブはスマートな形にすることができると同時に、
びっくりするほど簡単な方法で、弁ハウジングの壁面に
このスリーブの端面がぴったり当たり合うように押し付
けておくことができるのである。更にこうしておくこと
によって、とりわけ色付きの弁類ないしはラッカー仕上
げの弁類の場合に、放水管部分と弁ハウジングとをそれ
ぞれ別々に色々作っておき、後で選択的に組合わせるこ
とができるので、非常に簡単に種々の色の組合わせを作
り出すことができるのである。

請求項２から９までの従属項には、本発明のその他の実
施形態が開示されている。

図面による本発明の　徴と　点のーしい説明図面には本
発明の一つの実施例が示されているが、以下これを参照
しなから本発明の特徴と利点について更に詳しく説明し
よう。

第１図に示されているワンタッチ式温水混合弁１は、洗
面台あるいは流し台などの一つの開口部に固着するため
に、いわゆる単孔式混合弁ユニソトとして設計されたも
のである。この場合、このワンタッチ式混合弁１は、一
つの操作ハンドル１０、ならびに弁の中心軸に対して傾
斜して取り付けられている一つの放水管２を含む一つの
弁ユニット１２がその内部に収められていて、かつ円筒
形の黄銅材から製作されている一つの弁ハウジング１１
からなっている。その際、この弁ハウジング１１は棒材
からでもあるいはプレス材からでも、引き続き主として
切削加工を施すことによって製作することができるので
ある。

その際、放水管２はねじ２１の切ってある、しかもシー
ル・リング２２を備えている一つの受入れ孔の中に、弁
ハウジング１１の半径方向からしっかりシールした状態
でねじ込まれている。一方、冷水および熱水を供給する
ための連絡管１４が弁ハウジング１１につなぎ込まれて
おり、（図示されていない）二つの孔を経て公知の弁ユ
ニット１２に到っていて、そこで混合温水が作られ、そ
れがハウジング１１に設けられた一つの孔１５を経て放
水管２に導かれる。金属材料、とりわけよく黄銅で作ら
れている放水管２の上には、これと同軸に一つの合或樹
脂製の化粧スリーブ３が被せられている。その際、この
化粧スリーブ３には一つの同軸の内側フランジ部３１が
設けられており（第４図）、それが幾つかの補強リブ３
３と一体につながっている。更に放水管２の上には一つ
のリング溝２３が設けられており、その中に一つのスナ
ソプ・リング２４がはめ込まれるようになっており、か
つその際、このリング溝２３は、一つの弾性体リング４
として作用する弾力性のあるゴム製のリング、ならびに
一枚の円板２６を間に挟んで、前述の化粧スリーブ３が
ハウジング１１の円筒形の外壁面に向けて常に力が加わ
った状態で押し付けられる、ような位置に設けられてい
る。その際、この化粧スリーブ３は前述の円筒形の外壁
面にぴったり適合するように形作られている一つの端面
３５をもっており、更にその際、前述の補強リブ３３が
放水管２との間の間隔を確実に保つガイドの役目を果た
しており、それによって弁ハウジング１１の円筒形の外
壁面にぴったり当たり合うようになっているのである。

放水管２の突き出た端部には一つのシール・リング２５
が設けられており、その上に一つの接続開口部５１を有
する一つの放水口金５を被せられるようになっている。

またこの放水口金５は、他の弁類にも適用し得るように
、この接続開口部５１は口径を大きく作られており、か
つその際、一つのシール・リングを含む一つの減圧スリ
ーブ２７を介して相互につながっている。更にこの放水
口金５を放水管２の上で軸方向にしっかり固定するため
に、第３図および第４図で特によく判るように、化粧ス
リーブ３の突き出た端部に複数の突起部３４が設けられ
ており、それによって、これらの突起部３４の力を借り
なから第３図に示されているバヨネット・クラッチ３２
が放水口金５と化粧スリーブ３との間に形或されるので
ある。また化粧スリーブ３と放水管２との間の空間の通
気を行うために、化粧スリーブ３の一番奥のところに一
つの孔３５１が設けられている。

これまで詳しく説明してきた給水弁の構戒によれば、外
から見える個々の部品は、組立て前にその表面に、例え
ばクロームめっきやラッカー仕上げなどを施すことによ
って付加価値を高めておき、最終仕上げを施された個々
の部品をその後で゛組立ててゆくことができるのである
。この場合、特に給水弁類をカラーフルなものにするこ
とが非常に簡単にできることとなる。更にその上また、
必要とあれば、弁ハウジング１１に種々長さの異なる放
水口金や、あるいは形の異なる放水口金を固着すること
も至極簡単にできるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ワンタッチで操作し得る、一つの単孔弐温水
混合弁の長手断面図であり、第２図は、第１図に示した弁の放水管の部分を拡大して
示した断面図であり、第３図は、第２図に示した放水管部分の断面ＩＩＩ　−
　ＩＩＩにおける拡大図であり、第４図は、第２図に示
されている化粧スリーブの長手断面図である。１・・・ワンタッチ式温水混合弁、１０・・・操作ハンドル、１１・・・弁ハウジング、１
２・・・弁ユニット、１３・・・受入れ孔、１４・・・
連絡管、１５・・・孔、２・・・枚水管、２１・・・ね
し、２２・・・シール・リング、２３・・・リング溝、
２４・・・スナップ・リング、２５・・・シール・リン
グ、２６・・・円板、２７・・・減圧スリーブ、３・・
・化粧スリーブ、３１・・・内側フランジ部、３２・・
・バヨネット・クラッチ、３３・・・補強リブ、３４・
・・突起部、３５・・・端面、３５１・・・孔、４・・
・弾性体リング、５・・・放水口金、５１・・・接続開
口部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）水を給水するための一つの放水管がその外壁面に
取り付けられている一つの弁ハウジングを含む衛生設備
用給水弁であって、該放水管（２）が該弁ハウジング（１１）の中にねじ込
まれていると同時に、一つの化粧スリーブ（３）によっ
て包まれており、かつその際、該化粧スリーブ（３）が
該放水管（２）の上を軸方向に該弁ハウジング（１１）
に向けてしっかり押し付けられているとともに、しっく
り落ち着かせるために、該弁ハウジング（１１）の外壁
面にぴったり沿うように形作られている一つの当たり面
を有する、ことを特徴とする衛生設備用給水弁。
（２）該化粧スリーブ（３）が一つの内側フランジ部（
３１）を有していて、それが一つの弾性体リング（４）
を間に挟んで、該放水管（２）の上に押してはめ込むよ
うになっている一つのスナップ・リング（２４）に当た
るようになっている、ことを特徴とする、請求項１に記
載された衛生設備用給水弁。
（３）該放水管（２）の外側に突き出た端部に一つのシ
ール・リング（２５）が設けられているとともに、その
部分に一つの放水口金（５）が被せられるようになって
おり、かつその際、該放水口金（５）が一つのカップリ
ング、例えば一つのバヨネット・クラッチ（３２）、に
よって該化粧スリーブ（３）の突き出た端部と結合され
、それによって該放水口金（５）が軸方向にはめ込まれ
た位置でしっかり保持される、ことを特徴とする、請求
項１または２に記載された衛生設備用給水弁。
（４）該放水管（２）の突き出た端部と放水口金（５）
の接続開口部（５１）との間に一つの減圧スリーブ（２
７）が設けられており、それによって該放水口金（５）
をもっと口径の大きな放水管にも適合させ得るようにな
っている、ことを特徴とする、請求項３に記載された衛
生設備用給水弁。
（５）該化粧スリーブ（３）が合成樹脂でできていると
同時に、その内側にあって該内側フランジ部（３１）の
ところまでつながっている補強リブ（３３）を有してお
り、かつその際、該内側フランジ部（３１）が該補強リ
ブ（３３）と一体につながっている一方、該化粧スリー
ブ（３）の突き出た部分には、該放水口金（５）を一つ
のバヨネット・クラッチ（３２）で固着するための複数
の突起部（３４）が設けられている、ことを特徴とする
、請求項１から４までのいずれか一つの項に記載された
衛生設備用給水弁。
（６）該弾性体リング（４）が弾力性のあるゴムの円板
でできている、ことを特徴とする、請求項１から５まで
のいずれか一つの項に記載された衛生設備用給水弁。
（７）該弁ハウジング（１１）が一つの円筒形の外套面
を有していると同時に、該放水管（２）がハウジングの
中心軸に対して傾斜して明けられた一つの孔の中にねじ
（２１）によって固着されており、かつその際、該化粧
スリーブ（３）が弁ハウジング（１１）の当たり面にぴ
ったり当たり合うように形作られた一つの端面（３５）
を有する、ことを特徴とする、請求項１から６までのい
ずれか一つの項に記載された衛生設備用給水弁。
（８）該端面（３５）の下端のところに通気のために一
つの孔（３５１）が設けられている、ことを特徴とする
、請求項１から７までのいずれか一つの項に記載された
衛生設備用給水弁。
（９）該弁ハウジング（１１）が一つの円筒形の棒材も
しくはプレス材から主として切削加工法によって製作さ
れており、かつその際、幾つかの弁部材を含む一つの弁
ユニット（１２）が該弁ハウジング（１１）の一方の端
面側に設けられた一つの受入れ孔（１３）の中にセット
されるようになっている、ことを特徴とする、請求項１
から８までのいずれか一つの項に記載された衛生設備用
給水弁。
（１０）該弁ハウジング（１１）および該放水管（２）
が黄銅でできている、ことを特徴とする、請求項１から
９までのいずれか一つの項に記載された衛生設備用給水
弁。