JPH03217187A - 静止画像伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｕ産業上の利用分野コ 本発明は、ビデオメモリ増設のためのアダプタや、社会
生活や産業上で利用できる有益な静止画像データおよび
音声データを蓄積したＲＯＭの再生を可能にするアダプ
タを、あとから簡易に増設できるようにする静止画像伝
送装置に関するものである。

［従来の技術コ 従来より、テレビカメラ．静止画像伝送装置，テレビ受
像機．電話等を組み合わせ、静止画像と音声を通信する
方式が実用に供されている。

第１図は、本発明の静止画像伝送装置の構成を示すブロ
ック図であるが、まず、この図を用いて従来例の構成を
説明する。従来の静止画像伝送装置は、ビデオカメラ入
力端子ｌと、ＮＴＳＣデコーダ２と、２つのアナログ／
デジタル変換器（以下、Ａ／Ｄ変換器という）３．１０
と、２つのデジタル／アナログ変換器（以下、Ｄ／Ａ変
換器）４．１１と、ＮＴＳＣエンコーダ５と、ビデオ信
号出力端子６と、基本ビデオメモリ７と、ＳＣＦＭ復調
器９と、ＳＣＦＭ変調器１２と、ＲＦ変調器ｌ３と、Ｒ
Ｆ出力端子ｌ４と、電話回線端子１７と、回線切り替え
スイッチ１７ａと、電話回線インターフェイス部ｌ９と
、スイッチ部２１と、制御郎２０とから成る部分で構成
されている。

次に、上記構成の従来例の静止画像伝送装置の動作を説
明する。

送信動作時において、ビデオカメラ入力端子ｌから入力
されたコンポジットビデオ信号はＮＴＳＣデコーダ２で
アナログＲＧＢ信号に変換される。

このアナログＲＧＢ信号は、Ａ／Ｄ変換器３でデジタル
信号の画像データに変換され、基本ビデオメモリ７に一
旦蓄積される。蓄積された画像データは、スイッチ部２
１の送信ボタンを押下することで制御部２０の制御によ
りスロースキャンで読み出されるとともに、回．線切り
替えスイッチｌ７ａが電話回線を電話回線インタフェー
ス部ｌ９側に切り替える。読み出された画像データは、
Ｄ／Ａ変換器！１でアナログＲＧＢ信号とされ、ＳＣＦ
Ｍ変調器１２で音声帯域（３５０〜３２００Ｈｚ）のＦ
Ｍ変調信号処理を施され、電話回線インタフェース部１
９を経由して電話回線端子ｌ９から一般公３ 衆回線へ伝送される。

受信動作時において、回線切り替えスイッチｌ７ａは送
信側からの切り替え信号等により電話回線を電話回線イ
ンタフェース部１９側に切り替える。これによって、電
話回線端子ｌ７から電話回線インタフェース部１９を経
由したＦＭ変調信号は、ＳＣＰＭ復調器９で復調され、
Ａ／Ｄ変換器ＩＯにてデジタル化が行なわれて基本ビデ
オメモリ７に一旦蓄積される。蓄積されたデータは、Ｄ
／Ａ変換器４でアナログＲＧＢ信号に変換されたのち、
ＮＴＳＣエンコーダ５でコンポジットビデオ信号とされ
てビデオ信号出力端子６に、またはＲＦ変調器ｌ３を経
てＲＦ出力端子１４に出力されることにより、一般のテ
レビ受像機で静止面を写し出すことができるようになっ
ている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来の技術における静止画像伝送装
置では、基本ビデオメモリ７の容量が固定されているた
め、以下のような問題点があった。

（１）蓄積できる画面数を増やすためにビデオ４ メモリを増設することができず、このため最初は価格の
面から１画面の静止面伝送を行い、その後ビデオメモリ
を購入し複数画面を装置にあらかじめ取り込んでおき、
次々に伝送したいという要求に応えることができない。

（２）社会生活，産業上で利用できる有益な画像データ
をＲＯＭ　（リードオンリメモリ）化したビデオメモリ
を再生したいという要求に応えることもできない。

本発明は、上記問題点を解決するために創案されたもの
で、基本構成部分は例えばｌ画面の画像データの送受信
機能のみで安価なものとし、要求に応じてあとからでも
、ビデオメモリを増設して複数画面を送受信できるよう
にしたり、有益な画像データとそれを説明する音声デー
タをＲＯＭ化したメモリを再生したりする機能を簡易に
付加できるようにした静止画像伝送装置を提供すること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するための本発明の静止画像伝送装置
の構成は、 通信回線を用いて静止画像あるいは音声あるいはその両
方を伝送する静止画像伝送装置において、静止画像デー
タあるいは音声データあるいはそれら両データから成る
伝送データを蓄積する基本メモリと、 同様に伝送データを蓄積する増設メモリを上記基本メモ
リに並列に着脱自在に接続するアダプタと、 上記増設メモリの有無を検出し上記基本メモリあるいは
該増設メモリに蓄積された伝送データの管理を行う制御
部とを具備することを特徴とする。

［作用］ 本発明は、アダプタ形式により着脱自在に増設メモリを
基本メモリに並列に接続できるようにするとともに、制
御部でその増設メモリの有無を確認して伝送データの管
理を行うことによって、基本メモリと増設メモリとで送
受信される静止画像等の複数画面等を蓄積できるように
したり、増設メモリにあらかじめＲＯＭデータとして蓄
積された画像データや音声データを読み出せるようにし
て、それらを再生し、モニタしたり伝送したりすること
ができるようにする。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。本
実施例は従来例で示したブロック部分を基本構成部分と
して、斜線で示したブロック部分（付加部）をアダプタ
形式で着脱自在に付加できる構成とする。

基本構成部分は、ビデオカメラ入力端子ｌと、そのコン
ボジットビデオ信号をアナログＲＧＢ信号に変換するＮ
ＴＳＣデコーダ２と、そのアナログＲＧＢ信号をデジタ
ル化するＡ／Ｄ変換器３と、受信した静止画像等の信号
をＦＭ復調するＳＣＦＭ復調器９と、復調された画像信
号等をデジタル化するＡ／Ｄ変換器１０と、これらのＡ
／Ｄ変換器３，ＩＯでデジタル化された信号を蓄積する
基本ビデオメモリ７と、基本ビデオメモリ７等から７ 読み出されたデジタルデータ（伝送データ）をアナログ
信号に変換するＤ／Ａ変換器４，１１と、Ｄ／Ａ変換器
４めアナログ信号をコンボジットビデオ信号に変換する
ＮＴＳＣエンコーダ５と、そのコンボジットビデオ信号
出力を図略のテレビ受像機やモニタ装置等へ出力するビ
デオ信号出力端子６と、ビデオ信号をＲＦ信号に変調し
てＲＦ出力端子ｌ４からテレビ受像機等へ出力するＲＦ
’変調器１３と、Ｄ／Ａ変換器１１のアナログ信号を電
話回線で送信するために音声帯域でＦＭ変調するＳＣＦ
Ｍ変調器ｌ２と、電話回線を介してＳＣＦＭ変調器ｌ２
の変調出力を送信したりあるいは受信した変調入力をＳ
ＣＦＭ復調器９へ送出する電話回線インタフェース部ｌ
９と、スイッチ部２ｌを有しその指示により装置全体を
統括的に制御する制御部２０とを有して成る。上記にお
いて、電話回線は電話回線接続端子！７に接続し、回線
切り替えスイッチ＋７ａで電話回線インタフェース部ｌ
９と電話機端子１８とに切り替え可能にする。また、本
実施例では、テープ再生入力端子８８一 とテープ記録用出力端子２８と、無線機用の受信ＲＸ入
力端子ｌ６と同じく無線機用の送信ＴＸ出力端子２９と
を設け、切り替えスイッチ９ａにより、ＳＣＦＭ復調器
９の入力を端子８のテープ再生入力と端子ｌ６のＲＸ入
力と電話回線インタフェース部ｌ９の受信入力のいずれ
にするか手動で選択可能にするとともに、切り替えスイ
ッチｌ２ａによりＳＣＦＭ変調器ｌ２の変調出力を端子
２８のテープ記録用出力とするかあるいは端子２９のＴ
Ｘ出力とするかあるいは電話回線インタフェース部１９
を介して送信するかを手動で選択可能にする。

本実施例の要部である付加部は、複数の増設メモリアダ
プタ２２．・・・，２４と、そのそれぞれに実装される
増設ビデオメモリ２３．・・・．２５と、静止画ＲＯＭ
アダプタ２６とそれに実装される静止画像データおよび
音声データを蓄積したＲＯＭ（リードオンリメモリ）２
７から成る。各アダプタは、あらかじめ基本構成部分に
用意したスロットへ、カセット式に必要に応じて挿入す
る着脱自在な接続形式にするとともに、そのスロットは
基本ビデオメモリに並列な接続とする。増設ビデオメモ
リ２３，・・・．２５としては、メモリ空間を自在に設
定可能とするために簡易に着脱できるよう構成部を持た
ないシンプルな構成とし、また高速動作を必要とするこ
とからＲＡＭ　（ランダムアクセスメモリ）を用いる。

このようなアダプタ２２，・・・，２４．２６を基本構
成部分にセットし、かつ増設ビデオメモリ等を各アダプ
タヘセットすることで本体（基本構成部分）中にメモリ
増設単位に設定してある特定ポイントを短絡するように
、例えばアダプタ側を固定的に配線しておく。それとと
もに、本実施例では、制御部２０に、初期設定動作の中
で上記短絡されたポイントを走査し、メモリ実装の有無
を判定し、その実装状況に応じてメモリ空間を定め、基
本ビデオメモリ７と増設ビデオメモリ２３，・・・２５
，ＲＯＭ２７に蓄積された送受信データ（伝送データ）
を管理する機能を持たせる。

第２図は、上記実施例におけるスイッチ部２ｌのパネル
構成図である。２１ａは画面選択ボタン、２ｌｂは送信
ボタン、２１ｃは受信ボタン、２１ｄは連続ボタン、２
１ｅは静止画像ＲＯＭ再生ボタン、２１ｆは画面番号表
示パネルである。各押しボタンは第１図の制御部２０に
入力され、後記する送信動作，受信動作．再生動作にお
ける所定の動作の起動要因となる。また、画面番号表示
パネル２１ｆは、送受信時において、画面選択ボタン２
１ａの押下で選択されたビデオメモリに対応する画面番
号を制御郎２０からの出力で表示するために使用される
。

以上のように構成した実施例の動作および作用を述べる
。

第３図（ａ），（ｂ），（ｃ），（ｄ）．（ｅ）は静止
画像の送信，受信を行う時の手順を示すフロー図である
。（ａ）がフロー図であり、（ｂ）〜（ｅ）はそのフロ
ー図の記号の説明図である。

（ｂ）の記号は装置の状態を示し、（ｃ）の記号はソフ
ト制御を示し、（ｄ）の記号は起動要因を示し、（ｅ）
の記号はその起動要因の受信を示す。

１１− まず、本装置に電源投入されると、始めに初期設定動作
に入り、制ＩＭ郎２０が増設メモリアダプタ２２，・・
・，２４と増設ビデオメモリ２３，・・・２５や静止画
ＲＯＭアダプタ２６とＲＯＭ２７をセットしたことで短
絡される特定ポイントを走査し、メモリの実装判定を行
い、使用可能メモリ空間を自動的に設定するなどの初期
設定を行う。この設定方式により、ディップスイッチや
メモリスイッチの設定を必要とせず、メモリアダプタと
ビデオメモリやＲＯＭのセットのみで簡易にメモリ増設
を行うことが可能になる。複数画面の画像データの送受
信を行う場合においては、複数画面の蓄積のため増設メ
モリアダプタ２２，・・・．２４および増設ビデオメモ
リ２３，・・・，２５をセットすることで、電源投入時
の初期設定動作で自動的に使用できるメモリの画面数を
決定させる。例えば、ｎ画面蓄積したい場合には、１つ
のビデオメモリが１画面分の容量を持つとすると、ｎ−
１個の増設ビデオメモリ２３，・・，２５をセットする
。ただし、残りの１画面は基本ビデオメモリ７に蓄積さ
１２ れる。ソフト制御において上記初期設定の完了通知を受
信すると、通話が可能になるとともに静止画の送受信な
どの動作が可能になる。

受信は、第２図に示すスイッチ部２１の押しボタンを、
画面選択ボタン２１ａ→受信ボタン２ＩＣ→連続ボタン
２１ａの順で押下することより行う。画面選択ボタン２
１ａを押すごとにｌ画面分のメモリ容量ずつメモリアド
レスを更新し、指定画面のメモリアドレスを決定する。

また、その時点の画面番号を液晶パネル２１ｆで表示す
る。受信ボタン２１ｃの押下により、第１図の電話回線
端子ｌ７から電話回線インタフェース部１９を経由した
ＰＭ変調信号をＳＣＦＭ復調器９で復調し、Ａ／Ｄ変換
器１０にてデジタル化を行って、先に選択したビデオメ
モリに蓄積する。また連続ボタン２１ｄの押下により、
１画面受信後に連続して受信する画像データを次ビデオ
メモリ以降に蓄積する。画面選択ボタン２１ａ→受信ボ
タン２１ｃの操作では、ｌ画面の受信ができる。

送信は、第２図に示すスイッチ部２ｌの押しボタンを、
画面選択ボタン２１ａ→送信ボタン２１ｂ→連続ボタン
２１ｄの順で押下することにより行う。画面選択ボタン
２１ａにより、受信の場合と同様に、送信する画面に対
応するビデオメモリを決定する。送信ボタン２ｌｂの押
下で、第１図の制御郎２０の制御によりビデオメモリの
伝送データがスロースキャンで読み出され、Ｄ／Ａ変換
器１１でアナログＲＧＢ信号とされ、ＳＣＦＭ変調器ｌ
２で音声帯域（３５０〜３２００Ｈｚ）のＦ’Ｍ変調信
号処理を受け、電話回線インタフェース部ｌ９を経由し
て電話回線端子ｌ７から一般公衆回線へ伝送される。ま
た、連続ボタン２１ｄの押下で１画面送信後、以降のビ
デオメモリから画像データを読み出し、連続して送信す
る。画面選択ボタン２１ａ→送信ボタン２ｌｂの操作で
は、ｌ画面の送信ができる。

静止画像ＲＯＭおよび音声ＲＯＭの再生は、第１図の静
止画ＲＯＭアダプタ２６を付加し、静止画像ＲＯＭとこ
れに一体化した音声ＲＯＭ２７をセットする。静止画像
ＲＯＭは、専用に割り付けられたメモリアドレスを持ち
、第２図のスイッチ郎２】の静止画像ＲＯＭ再生ボタン
２］ｅを押下することで、第１図の制御部２０の動作に
よりメモリアドレスを切り替え、データを読み出し、Ｄ
／Ａ変換器４．ＮＴＳＣエンコーダ５，ＲＦ変調器１３
を経てＲＦ出力端子１４へ出力ずる。一方、静止画像Ｒ
ＯＭと一体化した音声ＲＯＭ２　７のデータは、静止画
ＲＯＭアダプタ２６で音声信号に変換され、音声出力端
子ｌ５からヘッドホン等で直接聞くことができる。また
、ＲＦ変調器ｌ３に入力することにより、一般のテレビ
受像機で静止画像と音声の両方を視聴可能にすることも
できる。

さらに、このＲＯＭ２７のデータは、Ｄ／Ａ変換器】１
、ＳＣＦ’Ｍ変調器】２、電話回線インタフェース部ｌ
９を経て、電話回線へ伝送することも可能である。

なお、増設するビデオメモリが静止画像ＲＯＭとこれに
一体化した音声ＲＯＭ２７の場合は、メモリアドレスが
専用に割り付けられるので、その特定の情報などを読み
出すことによって増設の有ｌ５ 無を検出するようにしても良い。このように、本発明は
その主旨に沿って種々に応用され、種々の実施態様を取
り得るものである。

［発明の効果］ 以上の説明で明らかなように、本発明の静止画像伝送装
置によれば、着脱自在なアダプタ形式によりビルディン
グブロック構成でビデオメモリを増設したり、静止画像
ＲＯＭや音声ＲＯＭを付加して再生したりすることがで
きるようになり、最初は１画面の静止画像データの送受
信機能のみの構成で安価に使用し、その後必要に応じて
後から簡易に増設するという機能，価格に関する多様な
ニーズに応えることができる。また、本装置を使用する
ことで、社会文化生活および産業経済上で必要とする有
益な画像，音声情報を提供する市場を形成することが期
待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
上記実施例のスイッチ郎のパネル構成図、第３図（ａ）
．（ｂ），（ｃ），（ｄ），（ｅ）１６ は上記実施例の動作手順を示すフロー図である。 ｌ・・・ビデオ信号入力端子、２・・・ＮＴＳＣデコー
ダ、３，ＩＯ・・Ａ／Ｄ変換器、４．１１・・・Ｄ／Ａ
変換器、５・・・ＮＴＳＣエンコーダ、６・・・ビデオ
信号出力端子、７・・・基本ビデオメモリ、９・・・Ｓ
ＣＦＭ復調器、Ｉ２・・・ＳＣＦＭ変調器、１３・・・
ＲＦ変調器、ｌ４・・・ＲＦ出力端子、ｌ５・・・音声
出力端子、１７・・・電話回線端子、ｌ８・・・電話機
端子、Ｉ９・・電話回線インタフェース部、２０・・・
制御部、２ｌ・・・スイッチ部、２２．２４・・・増設
メモリアダプタ、２３．２５・・・増設ビデオメモリ、
２６・・・静止画ＲＯＭ再生用アダプタ、２７・・・静
止画像ＲＯＭとこれと一体化する音声ＲＯＭ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信回線を用いて静止画像あるいは音声あるいは
   その両方を伝送する静止画像伝送装置において、 静止画像データあるいは音声データあるいはそれら両デ
   ータから成る伝送データを蓄積する基本メモリと、 同様に伝送データを蓄積する増設メモリを上記基本メモ
   リに並列に着脱自在に接続するアダプタと、 上記増設メモリの有無を検出し上記基本メモリあるいは
   該増設メモリに蓄積された伝送データの管理を行う制御
   部とを具備することを特徴とする静止画像伝送装置。