JPH03216800A - 路面信号機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は交差点用信号標識に関し、詳しくはより安全に
交差点や横断歩道を通行できるようにした交差点信号に
関するものである。

［従来の技術］ 交通事故が最も多く発生するといわれる交差点や横断歩
道には、通常、信号機が設置され、「青」、「黄」及び
「赤」の信号に従って通行の制御がなされている。

そして歩行すべき路面には、幅広の白線が描かれ交通の
安全が図られている。

しかしながら、この上方にある信号機の信号を見落とし
がちであり、特に、夜間や早朝においてはこの傾向が大
きい。また、車運転者から見て夜間は横断歩道の存在を
確認できないこともある。

このような現状に鑑み、夜間において車運転者及び歩行
者の注意を強く喚起してより安全に通行できるような交
通信号また歩道標識が望まれているが、いまだこの要望
に応える対策は見当たらないのが実状である。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的は、車運転者及び歩行者の注意を十分に喚
起して、より安全に交差点や横断歩道を通行できるよう
にした歩道用信号機を提供するにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明者は、路上の信号機と路面の歩道との双方に着目
して種々検討を重ねた結果、信号機の信号と連動した路
面歩道標識とすることによって、前記目的が達成しうる
ということを見い出し、この知見に基づいて本発明をな
すに至った。

すなわち、本発明は、 ｌ　交差点付近の路面から突出した部分が水平な略四角
板形状である信号機であって、該四角板形状の突出部の
四方の側面の各面に、赤色、青色等の複数の発光窓を設
け、該窓の歩道に対面する両方向の窓の発光は、歩道用
の路上信号に同調して同一の色を発光し、車道に対面す
る両方向の窓の発光は車道用の路上信号に同調して同一
の色を発光する機構を有している路面信号機。

２　交差点付近の路面に埋めた板状の信号機であって、
該板状の上面に、赤色、青色等の複数の発光窓を設け、
該窓は、交差点のいずれか一方の路上信号に同調して同
一の色の発光する機構を有している路面信号機。

３　発光窓が発光ダイオードを光源とする項ｌ又は２記
載の路面信号機。

を提供するものである。

以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。

第１［ｆｆｌは、本発明における交差点用路面信号機の
システム概念図である。

本発明においては、路上の信号機１の「青」、「黄」お
よび「赤」のそれぞれの種類の信号窓が信号コントロー
ラー２によって制御され、このコントローラー２からの
出力によって信号が点燈または変更される。それと同時
にこの信号コントローラー２からの出力は、路面に設置
された路面信号３をも制御し、信号機１の信号に対応し
た信号を表示するようになっている。

ここにおいて、信号コントローラー２は、電源に接続さ
れており、また所望により路面信号３はトランス４によ
って信号出力の強弱を変更できるようにしていてもよい
。

また、路面発光窓３は、路上信号と同じく「青」、「黄
」及び「赤」の色を発光する信号窓が設けてあり、路上
信号１の色の同一の色の窓が発光する。

この路面発光窓３は、交差点や横断歩道における歩行す
べき路面に表示される。

その表示の態様に特に制限はなく、歩道の片側又は両端
であってもよい。いずれにしても、車運転者及び歩行者
の注意を十分に喚起できるような態様で路面に表示され
るようにすることが必要である。また、表示は単なる色
による表示のみならず該色による文字、記号等で表示す
ることができる。さらに、本発明の路面信号機を数個使
用してこれにより文字記号を表現することができる。

第２図は、本発明における他の実施態様を示すノステム
概念図である。

すなわち、本発明における歩道標識が夜間にのみ機能す
るようにした歩道標識である。

信号コントローラー５は、前記第１図において説明した
ものと同じ作用を有するものであるが、この場合は日没
センサータイマーを有するコントローラーとなっている
。

このコントローラーによって、照度と時間を感知して信
号コントローラー５が機能し、前記のとおり、路上の信
号機１の信号の色と同一の色の路面発光窓３を表示する
こととなる。

この信号コントローラー５は、第２図に示したとおり、
太陽電池６を電源とすることが望ましい。この場合はバ
ッテリー７によって蓄電し、このバッテリー７と信号コ
ントローラー５が接続されて信号コントローラー５が機
能する。

太陽電池６は、太陽光工不ルギーを電気エネノレギーに
変換するものであれば特に制限はなく、通常知られてい
るものを使用することができる。

この太陽電池の最大出力、最適電圧、最適電流等の決定
に当たっては、歩道標識の状態や規模等を考慮して適宜
決定する。これらのシステムは電源のない所で使用する
ことができる。

第３図は、本発明における歩道路面信号標識の形態の一
実施態様を示す平面図、第４図はその断面図である。

本発明路面信号機の発光体としては、発光体の収納空間
が狭いことを解決するために赤、青及び黄色の発光ダイ
オードを使用するのが望ましい。

それぞれの発光色に応じて、既知の市販の発光ダイオー
ド発光体を使用することができる。

本実施例において、発光体信号表示部３は多数、歩道路
面の中央を包囲するよう羅列されており、前記したとお
り、「青」、「黄」、「赤」の３種の表示部が設けてあ
り、これらの信号表示部は、たとえばアルミニウム合金
で形成された支持体８によって保護固定されている。

そして、路面発光窓３は、発光体収納板８によって支持
固定され、さらに、この収納板は、プラスチックやアル
ミニウム合金で信号ブロック９の内に嵌合させて保護し
ている。このようにブロック９と発光体収納部８を分離
していると、発光体の交換修理に便利である。

この実施例では、発光体収納内板８は水密性があるよう
にシールされていて、雨水等が浸水することがないよう
にされている。

また、通過する車の重量に堪えるようにブロック９及び
全体の強度が設計されている。

ブロック９の発光体収納板８を受ける面を弾性体又はス
プリングを用いて、車が上に乗ったときは発光体収納板
が沈むようにして、通過する車のションクを和らげるこ
とができる。

この信号ブロック９は路面下に埋設されるが、信号表示
部は路面上に凸状に突出露呈されることが望ましい。こ
のようにすることによって、車運転者が遠くから信号を
確認することができる。

信号表示部は、水平な四角板形状に突出した四角板の傾
斜した側面に設けられている。

この面が傾斜していることにより、車のタイヤが上を通
るときの衝撃を緩和することができる。

また、この信号ブロック９は所定位置に配線用孔１０を
有し、この穴は配線後は弾性体又はパッキング剤などで
水密性状態にシールされている。

この配線は信号コントローラーとの接統する。路面発光
窓３は信号コントローラーとの接続のためのコネクター
１１を介して接続している。

信号コントローラーによって、本発明路面信号機の歩道
方向に対面する両側面の表示面は歩道用信号の色に同調
して該発光窓の色が変化する。

また、車道方向に対面する両側面の発光窓は車道用の信
号の色と同調して該表示面の色が変化する。

本発明路面信号機は、第３図および第４図に示す態様に
限られるものではなく、信号機の信号の種類に追従して
対応する路面信号を表示するものであれば、どのような
形態をとってよい。

本発明の他の態様として、板状信号機の上面を標識窓と
する携帯も望ましい。この場合、上面窓の発色は、交差
点の路上信号のいずれか一方のみと同調して点灯させる
ことができ、特に車道側の方向の信号に同調させるのが
望ましい。

車道方向専用として使用するときは、設置場所は交差点
付近の相当手前の路面に設置することができる。

本発明の歩道標識は以上のような構成によって、路上の
信号機の信号に連動した路面発光窓を表示することによ
り、夜間における安全な通行を確保できるようにした交
差点用信号機である。

［発明の効果］ 本発明によれば、交差点や横断歩道にあって、車運転者
及び歩行者の注意を十分に喚起してより安全に通行でき
るようにした歩道標識が提供される。

特に夜間の車運転者に対する見落とし防止が図られると
共に子供や老人に対しても有効に機能する歩道標識であ
り、さらには目の不自由な人にとっても有用な歩道標識
となりうるものであって、交通安全に寄与するところ多
大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明における歩道標識のシステム概念図で
あり、第２図は、本発明における他の実施態様を示すシ
ステム概念、図である。 第３図は、本発明における歩道標識の形態の一実施態様
を示す平面図であり、第４図は、その断面図である。 図中の符号は、ｌ：信号機、２：信号コントローラー　
３：路面信号、４：トランス、５：センサータイマーを
有する信号コントローラー　６二太陽電池、７：バッテ
リー８：支持体、９：信号ブロック、ｌＯ：配線用孔、
１１：コ不クターである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　交差点付近の路面から突出した部分が水平な略四角
   板形状である信号機であって、該四角板形状の突出部の
   四方の側面の各面に、赤色、青色等の複数の発光窓を設
   け、該窓の歩道に対面する両方向の窓の発光は、歩道用
   の路上信号に同調して同一の色を発光し、車道に対面す
   る両方向の窓の発光は車道用の路上信号に同調して同一
   の色を発光する機構を有している路面信号機。 ２　交差点付近の路面に埋めた板状の信号機であって、
   該板状の上面に、赤色、青色等の複数の発光窓を設け、
   該窓は、交差点のいずれか一方の路上信号に同調して同
   一の色の発光する機構を有している路面信号機。 ３　発光窓が発光ダイオードを光源とする請求項１又は
   ２記載の路面信号機。