JPH03216317A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

Info

Publication number
JPH03216317A
JPH03216317A JP1329890A JP1329890A JPH03216317A JP H03216317 A JPH03216317 A JP H03216317A JP 1329890 A JP1329890 A JP 1329890A JP 1329890 A JP1329890 A JP 1329890A JP H03216317 A JPH03216317 A JP H03216317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
passage hole
cavity
annular recessed
nesting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1329890A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ishiguro
石黒 雅則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1329890A priority Critical patent/JPH03216317A/ja
Publication of JPH03216317A publication Critical patent/JPH03216317A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入れ子ピンを備えた射出成形用金型に関する
ものである。
(従来の技術) 射出成形用金型においては、キャビティ内に射出された
成形材料をその隅々まで十分冷却することが、成形性,
成形能率,成形品質等を向上させる上から望まれる。こ
のため、例えば特開平1−26421号公報に開示され
ているように、金型内のキャビティ近傍部分に冷媒通路
孔を形成し、これに冷媒を流通せしめるよう構成された
金型構造が、従来より採用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、ボスを有する成形品を成形するための射
出成形用金型においては、ボス穴形成用の入れ子ピンが
用いられるが、この入れ子ピンは細い径で形成されるこ
とが多く、このため、入れ子ピン内に冷媒通路孔を形成
することが困難な場合が多い。このようなことから、従
来一般には、第6図に示すように、入れ子ピン2から少
し離れた位置において金型本体4内に形成された冷媒通
路孔6に冷媒を流通させることにより、入れ子ピン2の
冷却を行っていた。このため、入れ子ピン2に対する十
分な冷却効果が得られず、その結果、成形品のボス部に
ヒケ,変形等の成形不良が生じやすく、また金型冷却に
長時間を要していた。
これに対し、上記冷媒通路孔を、該冷媒通路孔内に入れ
子ピンの埋設部分の外周面が臨むように形成することに
より、冷却効率を向上させるようにすることが考えられ
る。しかしながら、入れ子ピンの埋設部分は、入れ子ピ
ン位置決めのため、キャビティ内に突出した部分よりも
一般に大きい径に形成されており、一方、この埋設部分
の径に対して冷媒通路孔の径を大きくすることは、冷媒
流速の低下あるいは層流化を防止する必要上困難である
ことから、入れ子ピンの埋設部分をその外周面全周にわ
たって冷媒通路孔内に臨ませること、すなわち熱交換の
ための表面積を十分に確保することが困難であり、した
かって、上記冷却効率の向上を図る上でなお不十分であ
る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、入れ子ピンに対する冷却効率の大幅向上を図ること
のできる射出成形用金型を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る射出成形用金型は、入れ子ピンの埋設部分
の外周面に所定の環状凹陥溝を形成するとともにこの環
状凹陥溝内に連通する冷媒通路孔を金型本体内に形成す
ることにより、入れ子ピンの埋設部分をその外周面全周
にわたって冷媒通路孔内に臨ませるよう構成し、もって
上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、先端部がキャビティ内に突出するよう金型本
体に固定された入れ子ピンを備えてなる射出成形用金型
において、 前記入れ子ピンの前記金型本体に埋設された部分の外周
面に、該入れ子ピンの円周方向に延びる環状凹陥満が形
成され、 前記金型本体内に、前記環状凹陥溝内に連通し、該環状
凹陥溝内に冷媒を流通させる冷媒通路孔が形成されてい
ることを特徴とするものである。
上記「入れ子ピン」は、特定の材質のものに限定される
ものではないが、キャビティ内に射出された成形材料か
ら放出される熱を効率よく、環状凹陥溝内を流通する冷
媒まで伝達することのできる高熱伝導性材料(例えばベ
リリウム銅合金等)を採用することが好ましい。
(作  用) 上記構成に示すように、入れ子ピンの金型本体に埋設さ
れた部分の外周面に、該入れ子ピンの円周方向に延びる
環状凹陥溝が形成されるとともに、金型本体内に、環状
凹陥溝内に連通し、該環状凹陥溝内に冷媒を流通させる
冷媒通路孔が形成されているので、入れ子ピンの埋設部
分は、その外周面全周にわたって冷媒通路孔内に臨むこ
ととなる。
しかも、外周面自体ではなく、これに形成された環状凹
陥溝が冷媒通路孔内に臨むこととなるため、入れ子ピン
と冷媒との熱交換のための表面積が大きく確保されるこ
ととなる。
(発明の効果) したがって、本発明によれば、入れ子ピンに対する冷却
効率を大幅に向上させることができ、これにより、成形
品のボス部にヒケ,変形等の成形不良を生ぜしめること
なく金型冷却時間を短縮することができ、生産性向上を
図ることができる。
なお、本発明によれば、複数のボス部が互いに近接して
配された成形品を成形するような射出成形用金型におい
ても、上記各ボス部を形成するために互いに近接して配
された複数の入れ子ピンに対する冷却を効果的に行うこ
とができ、成形品の上記ボス部近接部分における成形不
良発生を防止することができる。
(実 施 例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例について
詳述する。
第1図は、本発明に係る射出成形用金型の一実施例を示
す水平断面図である。
この射出成形用金型は、第4図に示すように、互いに近
接して千鳥状に配された3本のボス10を有する成形品
12を成形するための金型であって、第1図に示すよう
に、固定側金型20(金型本体)と可動側金型22とで
構成されている。固定側金型20内には、成形品12の
外面を形成するキャビティブロック24と、各ボス10
の内周面を形成する3本のべリリウム銅合金製の入れ子
ピン26とが組み込まれている。一方、可動側金型22
内には、成形品12の内面を形成するコアブロック28
と突出しピン30とが組み込まれている。上記固定側金
型20と可動側金型22とが型締めされた状態で、これ
ら両金型間に形成されるキャビティ32内に、図示しな
いゲートから溶融樹脂が射出され、これが冷却固化した
後、両金型が型分割面34で開き、突出しピン30によ
り成形品が突き出されるようになっている。
上記各入れ子ピン26は、第2図に斜視図で示すように
、小径部26aと大径部28bとからなり、大径部26
bの外周面には、その円周方向に延びる環状凹陥溝26
cが形成されている。そして、これら各入れ子ピン26
は、第1図に示すように、小径部26aの先端部かキャ
ビティ32内に突出するようキャビティブロック24に
固定されている。
上記固定側金型20内には、型分割面34と平行に延び
る冷媒通路孔36が形成されている。この冷媒通路孔3
6は、各入れ子ピン26の大径部26bと略同一径で形
成されており、これら3つの入れ子ピン26の環状凹陥
溝2ec内すべてに連通ずるように形成されている。す
なわち、第1図の■−■線断面図である第3図に示すよ
うに、冷媒通路孔36は、その中心軸線が、3本の入れ
子ピン26のうち中央に位置する入れ子ピン26の中心
軸線と交差するように形成されている。このとき、両側
に位置する2つの入れ子ピン26は、部分的に冷媒通路
孔36と交差するようになっている。冷媒通路孔36内
には、図示しない供給口からの冷却水(冷媒)が図中右
側から流入し、各入れ子ピン26との熱交換を行ってこ
れを冷却した後、図示しない排出口へ向けて流出するよ
うになっている。
次に本実施例の作用について説明する。
このようにして構成された射出成形用金型においては、
図示しない供給口から供給されて冷媒通路孔36内を通
ってきた冷却水は、上流に位置する入れ子ピン26の外
周面に形成された環状凹陥溝26c内を通ることにより
、入れ子ピン26を全周にわたって直接冷却した後、冷
媒通路孔36内に戻り次の入れ子ピン2Bに向かう。こ
のようにして入れ子ピン26の数だけ入れ子ピン26の
冷却を繰り返した後、冷媒通路孔36内から図示しない
排出口より排出される。上記キャビティ32内に射出さ
れた溶融樹脂より放出される熱の一部は、入れ子ピン2
6に伝達された後、冷却水を経由し型外に排出されるが
、上記各入れ子ピン26は高熱伝導性材料であるベリリ
ウム銅合金で構成されており、かつ、冷却水が直接入れ
子ピン26の環状凹陥溝26eにその全周に亘って接触
して大きな熱交換面積が確保されることから、冷却効率
を非常に高くすることができる。また、入れ子ピン26
が複数本近接している箇所でも、上述のように冷媒通路
孔36を入れ子ピン26の環状凹陥溝26cの全部、あ
るいは一部と交差するように(すなわち連通させるよう
に)形成することにより、各入れ子ピン26にまんべく
なく冷却水を接触させることかでき、同様に冷却効率を
高くすることができる。
なお、本実施例の構成に対し、第5図に示すように、冷
媒通路孔3Bと部分的に交差する2つの入れ子ピン26
については、環状凹陥溝2ec内に仕切板38を設ける
とともに、冷媒通路孔36内に仕切板40を設けるよう
にすれば、冷却水を上記2つの入れ子ピン26に対して
もその環状凹陥溝26c内に確実に循環させることがで
き、これにより冷却効率をより高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る射出成形用金型の一実施例を示
す水平断面図、 第2図は、上記実施例に用いられる入れ子ピンを単品で
示す斜視図、 第3図は、第1図の■−■線断面図、 第4図は、本実施例の金型によって成形される成形品の
斜視図、 第5図は、本発明の他の実施例を示す、第3図と同様の
図、 従来例を示す、第1図と同様の図で 第6図は、 ある。 10・・・ボス 20・・・固定側金型 22・・・可動側金型 24・・・キャビティブロック 28a・・・小径部 28c・・・環状凹陥溝 32・・・キャビティ 38. 40・・・仕切板 12・・・成形品 (金型本体) 26・・・入れ子ピン 26b・・・大径部 28・・・コアブロック 36・・・冷媒通路孔 第 ! 図 第 2 図 第 3 図 責! メ0 6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 先端部がキャビティ内に突出するよう金型本体に固定さ
    れた入れ子ピンを備えてなる射出成形用金型において、 前記入れ子ピンの前記金型本体に埋設された部分の外周
    面に、該入れ子ピンの円周方向に延びる環状凹陥溝が形
    成され、 前記金型本体内に、前記環状凹陥溝内に連通し、該環状
    凹陥溝内に冷媒を流通させる冷媒通路孔が形成されてい
    ることを特徴とする射出成形用金型。
JP1329890A 1990-01-23 1990-01-23 射出成形用金型 Pending JPH03216317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1329890A JPH03216317A (ja) 1990-01-23 1990-01-23 射出成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1329890A JPH03216317A (ja) 1990-01-23 1990-01-23 射出成形用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03216317A true JPH03216317A (ja) 1991-09-24

Family

ID=11829280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1329890A Pending JPH03216317A (ja) 1990-01-23 1990-01-23 射出成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03216317A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03216317A (ja) 射出成形用金型
KR100838788B1 (ko) 금형조립체
JP4847782B2 (ja) モールド射出成形金型
JP3875851B2 (ja) プリフォーム成形装置
CN116079031A (zh) 一种用于生产离合器壳体的压铸模具
JP2001017578A (ja) ゴルフボール成形用のモールド及びキャビティダイ
JP2004155070A (ja) ディスク基板の成形用金型および成形方法
JPH0222026A (ja) ディスク成形用金型
JP4084525B2 (ja) 光ディスク金型と光ディスク基板成形方法
JP7547591B2 (ja) 金型
JPH0239786Y2 (ja)
JP2000190371A (ja) 成形用金型
JP2000033633A (ja) バルブゲートユニット
JPH03133616A (ja) 射出成形用金型
JPH0345786Y2 (ja)
JPS60176729A (ja) プラスチツク成形用金型
JPH0443016A (ja) 射出成形用金型およびその温調方法
JPH0243009A (ja) プラスチック成形金型
JPH0347862Y2 (ja)
JPH042034Y2 (ja)
JP2010089390A (ja) 成形金型
JPH0524088A (ja) 成形用金型
JP2003011163A (ja) 成形用金型
JPH04107021U (ja) 射出成型金型
JP2002001788A (ja) 樹脂型の型面の温度制御方法および冷却方法並びに樹脂型