JPH0321505A - 航空機用ラジアルタイヤ - Google Patents
航空機用ラジアルタイヤInfo
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- JPH0321505A JPH0321505A JP1153211A JP15321189A JPH0321505A JP H0321505 A JPH0321505 A JP H0321505A JP 1153211 A JP1153211 A JP 1153211A JP 15321189 A JP15321189 A JP 15321189A JP H0321505 A JPH0321505 A JP H0321505A
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- JP
- Japan
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- tire
- width direction
- tread
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- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 29
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 claims abstract description 26
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 230000029305 taxis Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/22—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用・分野〕
本発明は、ジェット旅客機等の航空機に用いられる航空
機用ラジアルタイヤに関する。
機用ラジアルタイヤに関する。
航空機用ラジアルタイヤでは、トレッドとベルト層との
間にタイヤ周方向に沿って波形に屈曲する波形スチール
コードをタイヤ幅方向に略平行に複数本配列した保護層
を設け、この保護層によってベルト層を保護することが
考えられている(米国特許第4402356等)。
間にタイヤ周方向に沿って波形に屈曲する波形スチール
コードをタイヤ幅方向に略平行に複数本配列した保護層
を設け、この保護層によってベルト層を保護することが
考えられている(米国特許第4402356等)。
すなわち、航空機用タイヤにあっては、高内圧で使用さ
れるので、接地面での圧力が高く、高速での離着時やタ
キシング時に路面に落ちている突起物でトレッドに大き
な亀裂が生ずることがあり、場合によってはこの亀裂が
ベルト層まで至り、トレッドの貼りかえ更生による繰り
返し使用が困難となる場合がある。そこで、ベルト層と
トレッドとの間に波形コードをタイヤ幅方向に略平行に
複数本配列した保護層を設け、トレッドに大きな亀裂が
生じてもこの亀裂を保護層によってベルト層まで至らな
いようにすることが考えられている。
れるので、接地面での圧力が高く、高速での離着時やタ
キシング時に路面に落ちている突起物でトレッドに大き
な亀裂が生ずることがあり、場合によってはこの亀裂が
ベルト層まで至り、トレッドの貼りかえ更生による繰り
返し使用が困難となる場合がある。そこで、ベルト層と
トレッドとの間に波形コードをタイヤ幅方向に略平行に
複数本配列した保護層を設け、トレッドに大きな亀裂が
生じてもこの亀裂を保護層によってベルト層まで至らな
いようにすることが考えられている。
しかしながら、この保護層は一定の振幅、波長で屈曲さ
れた波形コードが用いられており、通常使用時に保護層
内に亀裂が生じたり、あるいはトレッドが剥離するとい
う問題がある。
れた波形コードが用いられており、通常使用時に保護層
内に亀裂が生じたり、あるいはトレッドが剥離するとい
う問題がある。
すなわち、無負荷時にはタイヤ幅方向略中央部とタイヤ
幅方向両端部とにはタイヤ外径差があるが、接地時には
接地面内において同一径となるのでタイヤ幅方向両端部
の波形コードがタイヤ幅方向中央部の波形コードよりも
タイヤ周方向に大きく伸長し、このときのコードの形状
変化が転勤によって繰り返されることでコード廻りのゴ
ムに亀裂が発生する。
幅方向両端部とにはタイヤ外径差があるが、接地時には
接地面内において同一径となるのでタイヤ幅方向両端部
の波形コードがタイヤ幅方向中央部の波形コードよりも
タイヤ周方向に大きく伸長し、このときのコードの形状
変化が転勤によって繰り返されることでコード廻りのゴ
ムに亀裂が発生する。
特に、第3図に示される如く振幅/波長の比率が小さい
、すなわち振幅の小さいコード10を用いた場合には、
第3図に破線で示される如く伸長時の形状変化が大きく
、タイヤ幅方向両端部でコード廻りに亀裂が発生し易い
。一方、第4図に示される如く振幅/波長の比率の大き
な、すなわち振幅の大きい波形コード12を用いた場合
には、第4図に破線で示される如く伸長時の形状変化が
小さく、タイヤ幅方向両端部でのコード廻りの亀裂は生
じにくくなる。その反面、波形コードの弾性係数が低下
し、トレッドの遠心力によるせり出しを抑制する効果が
低減し、トレッドがベルトから剥離し易くなる。
、すなわち振幅の小さいコード10を用いた場合には、
第3図に破線で示される如く伸長時の形状変化が大きく
、タイヤ幅方向両端部でコード廻りに亀裂が発生し易い
。一方、第4図に示される如く振幅/波長の比率の大き
な、すなわち振幅の大きい波形コード12を用いた場合
には、第4図に破線で示される如く伸長時の形状変化が
小さく、タイヤ幅方向両端部でのコード廻りの亀裂は生
じにくくなる。その反面、波形コードの弾性係数が低下
し、トレッドの遠心力によるせり出しを抑制する効果が
低減し、トレッドがベルトから剥離し易くなる。
本発明は上記事実を考慮し、トレッドとベルト層との間
にタイヤ周方向1ご沿って波形に屈曲する波形コードを
タイヤ幅方向に複数本配列した保護層の亀裂の発生やト
レッドの剥離を防止することができる航空機用ラジアル
タイヤを得ることが目的である。
にタイヤ周方向1ご沿って波形に屈曲する波形コードを
タイヤ幅方向に複数本配列した保護層の亀裂の発生やト
レッドの剥離を防止することができる航空機用ラジアル
タイヤを得ることが目的である。
本発明に係る航空機用ラジアルタイヤでは、振幅/波長
の比率の異なる二種類以上の波形コードを用い、これら
を振幅/波長の小さい順にタイヤ幅方向中央部からタイ
ヤ幅方向両端部にかけてタイヤの放射方向面において各
コードの位相が一致するように配列したことを特徴とし
ている。
の比率の異なる二種類以上の波形コードを用い、これら
を振幅/波長の小さい順にタイヤ幅方向中央部からタイ
ヤ幅方向両端部にかけてタイヤの放射方向面において各
コードの位相が一致するように配列したことを特徴とし
ている。
上記構戒の本発明では、保護層においてタイヤ幅方向中
央部に振幅/波長の比率の小さな波形コードが配列され
、タイヤ幅方向両端部に振幅/波長の比率の大きな波形
コードが配列される。このため、転勤時におけるタイヤ
幅方向両端部の波形コードの形状変化を抑制して保護層
の波形コード間の亀裂の発生を防止でき、且つトレッド
の遠心力によるせり出しはタイヤ幅方向中央部の波形コ
ードが抑制するのでトレッドとベルトとの剥離を防止で
きる。なお、タイヤ放射方向面において、各波形コード
の位相を同一としたのは、位相がずれている場合、隣接
する波形コード同士が交差するのを避けるためにコード
を密に配置することができず、十分な外傷に対するベル
トの保護機能が得られないからである。隣接する波形コ
ードを交差して配置した場合は、保護層の厚みが増して
重量が増加するし、またコード交差部でセパレーション
が発生する等の不利がある。
央部に振幅/波長の比率の小さな波形コードが配列され
、タイヤ幅方向両端部に振幅/波長の比率の大きな波形
コードが配列される。このため、転勤時におけるタイヤ
幅方向両端部の波形コードの形状変化を抑制して保護層
の波形コード間の亀裂の発生を防止でき、且つトレッド
の遠心力によるせり出しはタイヤ幅方向中央部の波形コ
ードが抑制するのでトレッドとベルトとの剥離を防止で
きる。なお、タイヤ放射方向面において、各波形コード
の位相を同一としたのは、位相がずれている場合、隣接
する波形コード同士が交差するのを避けるためにコード
を密に配置することができず、十分な外傷に対するベル
トの保護機能が得られないからである。隣接する波形コ
ードを交差して配置した場合は、保護層の厚みが増して
重量が増加するし、またコード交差部でセパレーション
が発生する等の不利がある。
第1図及び第2図には、本発明が適用された航空機用ラ
ジアルタイヤ20の断面形状(ゴム部のハッチング図示
省略)が示されている。
ジアルタイヤ20の断面形状(ゴム部のハッチング図示
省略)が示されている。
このラジアルタイヤ20では、第2図に示される如くト
レッド22とカーカス24との間にベルト層26及び周
方向ベルト層38が設けられてぃるとともにベルト層2
6とトレッド22との間に保護層28が設けられている
。
レッド22とカーカス24との間にベルト層26及び周
方向ベルト層38が設けられてぃるとともにベルト層2
6とトレッド22との間に保護層28が設けられている
。
カーカス24は複数本めカー力スコード24Aをタイヤ
半径方向に層状に配列してあり、これらのカーカスコー
ド24Aの一部はビードコア30の廻りにタイヤ幅方向
内側から外側に向けて折り返され、他の一部はビードコ
ア30の廻りにタイヤ幅方向外側から内側に向けて折り
返されている。
半径方向に層状に配列してあり、これらのカーカスコー
ド24Aの一部はビードコア30の廻りにタイヤ幅方向
内側から外側に向けて折り返され、他の一部はビードコ
ア30の廻りにタイヤ幅方向外側から内側に向けて折り
返されている。
ビードコア30はラジアルタイヤ20の回転軸回りにリ
ング状に配置されている。
ング状に配置されている。
ベルト層26は複数の交差ベルト32をタイヤ半径方向
に層状に配列してあり、トレッド22のタイヤ幅方向片
側の端部から他の片側の端部にかけてタイヤ幅方向略全
域に亘って延在されている。
に層状に配列してあり、トレッド22のタイヤ幅方向片
側の端部から他の片側の端部にかけてタイヤ幅方向略全
域に亘って延在されている。
また、最内側の交差ベルトブライ及び最内側から6番目
の交差ベルトブライは、他の交差ベルトブライより幅広
とするとともに、幅方向両端部33において折り返し、
最内層から2、3番目及び7、8番目の交差ベルトプラ
イの幅方向両端部を包囲している。交差ベルト32のコ
ードはタイヤ周方向に対して所定の傾きを持って交差さ
れている。
の交差ベルトブライは、他の交差ベルトブライより幅広
とするとともに、幅方向両端部33において折り返し、
最内層から2、3番目及び7、8番目の交差ベルトプラ
イの幅方向両端部を包囲している。交差ベルト32のコ
ードはタイヤ周方向に対して所定の傾きを持って交差さ
れている。
この折り返されたベルトプライで囲まれるベルト層26
はタイヤ半径方向に二組設けられ、これらの間に周方向
ベルト層38が設けられている。
はタイヤ半径方向に二組設けられ、これらの間に周方向
ベルト層38が設けられている。
周方向ベルト層38はタイヤ周方向に延びるコードをタ
イヤ幅方向に複数本配列してなり、ベルト層26と同様
にタイヤ幅方向片側の端部から他の端部にかけてタイヤ
幅方向略全域に亘って延在されている。
イヤ幅方向に複数本配列してなり、ベルト層26と同様
にタイヤ幅方向片側の端部から他の端部にかけてタイヤ
幅方向略全域に亘って延在されている。
保護層28は第1図に示される如く、タイヤ周方向(第
1図上下方向)に沿って波形に屈曲する波形コード34
′をタイヤ幅方向く第1図左右方向)に複数本配列して
あり、第2図にも示される如くトレッド22のタイヤ幅
方向片側の端部から他の片側の端部にかけてタイヤ幅方
向略全域に亘ってタイヤ放射方向面において、各コード
の位相が一致するように延在されている。
1図上下方向)に沿って波形に屈曲する波形コード34
′をタイヤ幅方向く第1図左右方向)に複数本配列して
あり、第2図にも示される如くトレッド22のタイヤ幅
方向片側の端部から他の片側の端部にかけてタイヤ幅方
向略全域に亘ってタイヤ放射方向面において、各コード
の位相が一致するように延在されている。
波形コード34はタイヤ幅方向両端部の波形コード34
Aがタイヤ幅方向中央部の波形コード34Bの波形と異
なり、波形コード34Aの振幅B/波長Lの比率が波形
コード34Bのそれよりも大きくなっている。詳しく説
明すると、第1図に詳細に示される如く、波形コード3
4には、タイヤ放射方向面における位相が一致するよう
に、ほぼ一定の波長Lの下で異なる振幅Bの多種類のも
のが用いられており、これらが振幅Bの小さい順にタイ
ヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向両端部に配列されて波
形コード34Aの振幅B/波長Lの比率が波形コード3
4Bのそれよりも大きくなっている。
Aがタイヤ幅方向中央部の波形コード34Bの波形と異
なり、波形コード34Aの振幅B/波長Lの比率が波形
コード34Bのそれよりも大きくなっている。詳しく説
明すると、第1図に詳細に示される如く、波形コード3
4には、タイヤ放射方向面における位相が一致するよう
に、ほぼ一定の波長Lの下で異なる振幅Bの多種類のも
のが用いられており、これらが振幅Bの小さい順にタイ
ヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向両端部に配列されて波
形コード34Aの振幅B/波長Lの比率が波形コード3
4Bのそれよりも大きくなっている。
次に実施例の作用を説明する。
ラジアルタイヤ20では、トレッド22とベルト層26
との間に保護層28が設けられ、保護層28によってベ
ルト層26を保護できる。すなわち、高速での離着時や
タキシング時に路面に落ちている突起物でトレッド22
に大きな亀裂が生じてもこの亀裂を保護層28によって
ベルト層26に至らないようにする。これにより、更生
による繰り返し使用率が向上されて耐久性が向上される
。
との間に保護層28が設けられ、保護層28によってベ
ルト層26を保護できる。すなわち、高速での離着時や
タキシング時に路面に落ちている突起物でトレッド22
に大きな亀裂が生じてもこの亀裂を保護層28によって
ベルト層26に至らないようにする。これにより、更生
による繰り返し使用率が向上されて耐久性が向上される
。
また、保護層28においてタイヤ幅方向両端部の波形コ
ード34Aの振幅B/波長Lの比率がタイヤ幅方向略中
央部の波形コード34Bのそれよりも大きくなっている
ので、タイヤ幅方向両端部では波形コード34Aの形状
変化を抑制して保護層28の亀裂を防止することができ
、かつタイヤ幅方向略中央部では、波形コード34Bの
弾性係数を高く維持して遠心力によるせり出しでトレッ
ド22が剥離しないようにすることができる。
ード34Aの振幅B/波長Lの比率がタイヤ幅方向略中
央部の波形コード34Bのそれよりも大きくなっている
ので、タイヤ幅方向両端部では波形コード34Aの形状
変化を抑制して保護層28の亀裂を防止することができ
、かつタイヤ幅方向略中央部では、波形コード34Bの
弾性係数を高く維持して遠心力によるせり出しでトレッ
ド22が剥離しないようにすることができる。
すなわち、タイヤ幅方向両端部においては、転勤時にタ
イヤ幅方向略中央部との外径差により波形コード34が
タイヤ周方向に大きく伸長されるが、波形コード34A
の振幅B/波長Lの比率が大きく設定されているので、
波形コード34Aがタイヤ周方向に大きく伸長されても
その形状変化が少なく、これによってタイヤ幅方向両端
部での波形コード34廻りの亀裂を防止することができ
る。また、タイヤ幅方向略中央部では、転勤時に遠心力
でトレッド22がタイヤ半径方向にせり出すが、波形コ
ード34Bの振幅B/波長Lの比率が小さく設定されて
いて波形コード34Bが弾性係数の高いものとされてい
るので、トレッド22の遠心力によるタイヤ半径方向へ
のせり出しを抑制しこれによってトレッド22が遠心力
によるせり出しでベルトから剥離しないようにすること
ができる。
イヤ幅方向略中央部との外径差により波形コード34が
タイヤ周方向に大きく伸長されるが、波形コード34A
の振幅B/波長Lの比率が大きく設定されているので、
波形コード34Aがタイヤ周方向に大きく伸長されても
その形状変化が少なく、これによってタイヤ幅方向両端
部での波形コード34廻りの亀裂を防止することができ
る。また、タイヤ幅方向略中央部では、転勤時に遠心力
でトレッド22がタイヤ半径方向にせり出すが、波形コ
ード34Bの振幅B/波長Lの比率が小さく設定されて
いて波形コード34Bが弾性係数の高いものとされてい
るので、トレッド22の遠心力によるタイヤ半径方向へ
のせり出しを抑制しこれによってトレッド22が遠心力
によるせり出しでベルトから剥離しないようにすること
ができる。
(実験例)
本実施例に係るラジアルタイヤ20と従来構造の航空機
用ラジアルタイヤを下記表1の仕様においてトレッドを
残溝深さ0.5mmパフした後に、内圧1 4 .
1 kg/cd,荷重44200Lbs,速度20MP
H,距離792000ft,スリップアングル4度の条
件下でドラムテストを行い、ドラムテスト後に解剖して
波形コード廻りの亀裂の有無を調べた。
用ラジアルタイヤを下記表1の仕様においてトレッドを
残溝深さ0.5mmパフした後に、内圧1 4 .
1 kg/cd,荷重44200Lbs,速度20MP
H,距離792000ft,スリップアングル4度の条
件下でドラムテストを行い、ドラムテスト後に解剖して
波形コード廻りの亀裂の有無を調べた。
この結果、従来構造に係る航空機用ラジアルタイヤでは
、保護層内に亀裂の発生が認められたが、本実施例に係
る航空機用ラジアルタイヤでは、保護層内に亀裂の発生
は認められず、またトレッド22の剥離も認められなか
った。
、保護層内に亀裂の発生が認められたが、本実施例に係
る航空機用ラジアルタイヤでは、保護層内に亀裂の発生
は認められず、またトレッド22の剥離も認められなか
った。
なお、本実施例では波形コード保護層の放射方向曲率半
径が大きく、放射方向面上で各波形コードの位相を同一
としたので、波形コード34として実質上一定の波長L
の下でタイヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向に離れるに
つれて徐々に振幅Bの大きなものを多種類用いたが、波
長Lが実質上同一で、振幅Bの異なる二種類のものを用
い、振幅Bの小さいものをタイヤ幅方向中央部に所定の
範囲に亘って配列し、振幅Bの大きいものをタイヤ幅両
端部に所定の範囲に亘って配列するようにしてもよい。
径が大きく、放射方向面上で各波形コードの位相を同一
としたので、波形コード34として実質上一定の波長L
の下でタイヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向に離れるに
つれて徐々に振幅Bの大きなものを多種類用いたが、波
長Lが実質上同一で、振幅Bの異なる二種類のものを用
い、振幅Bの小さいものをタイヤ幅方向中央部に所定の
範囲に亘って配列し、振幅Bの大きいものをタイヤ幅両
端部に所定の範囲に亘って配列するようにしてもよい。
また、特に保護層がタイヤ放射方向に小さな曲率半径を
有する場合放射方向面上で各波形コードの位相を同一と
する場合、波形コードの波長がタイヤ幅方向中央部と両
肩部で異なるが、この場合波長し、振幅Bの両者が不均
一のものを多種類用い、これらを振幅B/波長Lの比率
の小さい順でタイヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向両端
部に配列するようにしてもよい。
有する場合放射方向面上で各波形コードの位相を同一と
する場合、波形コードの波長がタイヤ幅方向中央部と両
肩部で異なるが、この場合波長し、振幅Bの両者が不均
一のものを多種類用い、これらを振幅B/波長Lの比率
の小さい順でタイヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向両端
部に配列するようにしてもよい。
以上説明した如く、本発明に係る航空機用ラジアルタイ
ヤでは、保護層において振幅/波長の比率の異なる二種
類以上の波形コードを用い、これらを振幅/波長の比率
の小さい順にタイヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向両端
部に配列したので、保護層における亀裂の発生やトレッ
ドの剥離を防止することができる優れた効果を有する。
ヤでは、保護層において振幅/波長の比率の異なる二種
類以上の波形コードを用い、これらを振幅/波長の比率
の小さい順にタイヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向両端
部に配列したので、保護層における亀裂の発生やトレッ
ドの剥離を防止することができる優れた効果を有する。
第1図及び第2図は本発明に係る航空機用ラジアルタイ
ヤの実施例を示し、第1図は波形コードの配列をタイヤ
半径方向からみた一部破断平面図、第2図は本実施例に
係るタイヤをタイヤ幅方向に沿って切断した断面図、第
3図、第4図は波形コードをタイヤ半径方向からみた平
面図であって波形コードの特性を示す平面図である。 ラジアルタイヤ、 トレッド、 カーカス、 交差ベルト層、 保護層、 交差ベルト折り返し端、 波形コード、 周方向ベルト層。
ヤの実施例を示し、第1図は波形コードの配列をタイヤ
半径方向からみた一部破断平面図、第2図は本実施例に
係るタイヤをタイヤ幅方向に沿って切断した断面図、第
3図、第4図は波形コードをタイヤ半径方向からみた平
面図であって波形コードの特性を示す平面図である。 ラジアルタイヤ、 トレッド、 カーカス、 交差ベルト層、 保護層、 交差ベルト折り返し端、 波形コード、 周方向ベルト層。
Claims (1)
- (1)トレッドとベルト層との間にタイヤ周方向に沿っ
て波形コードを複数本配列した保護層を有する航空機用
ラジアルタイヤであって、振幅/波長の比率の異なる二
種類以上の波形コードを用い、これらを振幅/波長の比
率の小さい順にタイヤ幅方向中央部からタイヤ幅方向両
端部にかけてタイヤの放射方向面において各コードの位
相が一致するように配列したことを特徴とする航空機用
ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153211A JP2778990B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 航空機用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153211A JP2778990B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 航空機用ラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321505A true JPH0321505A (ja) | 1991-01-30 |
JP2778990B2 JP2778990B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=15557477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1153211A Expired - Fee Related JP2778990B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 航空機用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778990B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6284688B1 (en) | 1992-12-22 | 2001-09-04 | Foseco International Limited | Refractory compositions |
WO2012026123A1 (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-01 | 株式会社ブリヂストン | 航空機用空気入りラジアルタイヤ |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP1153211A patent/JP2778990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6284688B1 (en) | 1992-12-22 | 2001-09-04 | Foseco International Limited | Refractory compositions |
WO2012026123A1 (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-01 | 株式会社ブリヂストン | 航空機用空気入りラジアルタイヤ |
CN103153649A (zh) * | 2010-08-27 | 2013-06-12 | 株式会社普利司通 | 航空器用充气子午线轮胎 |
JPWO2012026123A1 (ja) * | 2010-08-27 | 2013-10-28 | 株式会社ブリヂストン | 航空機用空気入りラジアルタイヤ |
JP5788882B2 (ja) * | 2010-08-27 | 2015-10-07 | 株式会社ブリヂストン | 航空機用空気入りラジアルタイヤ |
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