JPH03215045A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH03215045A
JPH03215045A JP2009997A JP999790A JPH03215045A JP H03215045 A JPH03215045 A JP H03215045A JP 2009997 A JP2009997 A JP 2009997A JP 999790 A JP999790 A JP 999790A JP H03215045 A JPH03215045 A JP H03215045A
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JP
Japan
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thermal head
printing
paper
idf
cassette
Prior art date
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JP2009997A
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English (en)
Inventor
Shigeo Makino
牧野 茂夫
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインクドナーフィルムを用いてフルカラーコピ
ーを作成するための記録装置に関し、特に、1つのサー
マルヘッドと複数の色の異なるインクドナーフィルム(
以下IDFと略す)とを用い、任意のIOFを選択的に
サーマルヘッドによる印字部にセットし、印字の動作を
繰り返して行うことにより、フルカラーコピーを作成出
来るように構成してなる熱転写記録装置に関する。
(従来の技術) インクドナーフィルム(IDF)とサーマルヘッドとを
組合せて、記録紙に画像を記録する装置としては、従来
よりファクシミリ等の装置の場合のように、1つのサー
マルヘッドと、1つのIDEとを組合せて、装置に入力
された画像の情報に応じてサーマルヘッドの素子を加熱
し、IDFのインクを溶融させて記録紙に転写する方式
が用いられる。
これに対して、複数の色の異なるIDFと、それぞれの
IDFに対応するサーマルヘッドとの組を用紙搬送路に
沿って配置し、装置に入力された画像の色情報に応じて
、選択的にサーマルヘッドの加熱素子を発熱させ、指定
されたカラー画像を印字する方式の装置が用いられる場
合がある。
前述したような複数のIDFを用いて印字を行うための
装置としては、例えば、特開昭59−202875号公
報等に示されるような装置がある。
前記従来例に示される転写型感熱カラー記録装置におい
ては、記録紙搬送ドラムの周囲に複数の記録部を配置し
、それぞれの記録部には色の異なるIDFとサーマルヘ
ッドとを組合せたものを配置している。
そして、画像記録装置の画像情報処理装冒に入力された
画像情報を、色毎に分解して、それぞれの記録部に伝達
し、記録紙の通過にタイミングを合せて、各サーマルヘ
ッドに対して動作信号を出カし、カラーコピーの作成を
行うようにしている。
しかし、前述したような1つのドラムの周囲に記録紙を
保持させて、それぞれのカラー画像記録部からの書込み
の動作を行うようにすることは、記録紙を保持するため
のドラムを大径に構成することが必要であり、装置が大
型化しやすいという問題の他に、書込まれた画像のズレ
等が発生しやすいという問題がある。
これに対して、実開昭61−151949号公報等に示
されるように、大径のドラムを用いずに、用紙搬送路に
沿って複数のI’OFとサーマルヘッドとによる書込み
部を配置し、記録紙が用紙搬送路に沿って移動する闇に
、それぞれの書込み部K配置されるIDFからのインク
の転写を行うように構成するものが提案されている。
前記従来例においては、イエロー、マゼンダ、シアンの
カラー画像の転写部の終端部に黒画像の転写部を配冒し
、該黒画像の転写部に対しては、給紙部から直接記録紙
を送ることが出来るようなバイパス搬送路を設け、黒1
色のみを用いて記録する場合には、カラー画像転写部を
経由させないようにしている。
そして、前述したように構成することによって、画像記
録装置内での記録紙の通路の配置の自由度を向上させ、
装置の構成を簡素化することが出来るようにしている。
《発明が解決しようとする問題点》 しかしながら、前述したような従来の装置においては、
装置内に多数のIDFとサーマルヘッドとを組合せた記
録部を配置することが必要であり、そのサーマルヘッド
の価格が比較的高価であることより、画像記録装置の製
造コストを引き下げようとする場合の障害となっている
そこで、前述したような問題を解決するために、特開昭
50−80713号公報等に示されるように、1つのサ
ーマルヘッドを用いた印字手段を用いて、カラー画像の
記録を行い得るようにすることが提案されている。
前記従来例の場合には、IDFとサーマルヘツドとを組
合せた装置とは異なり、感圧性多色複写リボンと針状ハ
ンマとによる印字手段を用いている例である。そして、
該複写リボンに対して、横縞状に赤、青、緑等の色帯部
を一定の巾で配置し、それぞれの色帯部を印字部に位置
させて、入力された画像の色情報にしたがって、画像の
記録の動作を行わせるように構成している。
そこで、前記従来例に示されるような手段を、IDFと
サーマルヘッドとを組合せた感熱画像記録装置に適用し
ようとする場合には、1つのサーマルヘッドのみを印字
部に設けることにより、高価なサーマルヘッドの数を少
なく出来、装置の製造コストを低下させ得るという点で
は、非常に有効な手段となる。
さらに、前記従来例のようにIDEを設けた装置におい
ては、サーマルヘッドの数を少なくすることが出来ると
いう点で、装置の製作コストを低下させることが可能で
あり、画像記録装置を小型に構成することが出来る等、
多くの利点がある。
しかし、IDFに色の異なる帯状部を所定の長さで配置
することは、4色のドナーフイルムを均等に使用するフ
ルカラーコピーの場合を別にして、全てのコピーの動作
に際して、例えば4色のカラー帯状部を1つの組にして
、1枚の記録紙に対して使用することが必要である。そ
して、例えば、黒画像のみの印字の場合でも、他の3色
の部分は無駄に使用してしまうという問題が発生する。
したがって、IDFの消耗量が多くなり、該IDFの交
換頻度が高くなることにより、画像記録装置のランニン
グコストが上昇し、記録紙の製作コストが従来装置に比
較して大幅に上昇する等の欠点が発生するという問題が
ある。
《発明の目的》 本発明は、上記したような従来より用いられている装置
の欠点を解消するもので、1つのサーマルヘッドを用い
ることにより、装置の製造コストを低下させ得るように
するとともに、該サーマルヘッドに対して、複数の色の
異なるIDEを配置し、該IDFを選択的に印字位置に
セット出来るように構成して、フルカラーコピーを容易
に作成出来るような熱転写記録装置を提供することを目
的としている。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明の熱
転写記録装置は、記録紙に対する印字位置に配置する1
つのサーマルヘッドと、複数の色の異なるTDFとを備
え、前記複数のIDEは1つのカセットホルダーに対し
てその周囲に等角度に支持され、該カセットホルダーを
回転させて、所定の色のIDEを印字部にセット可能に
構成してなる装置に関する。
本発明の熱転写記録装置においては、印字部に配置する
カセットホルダーの内部に、サーマノレヘッドを配置し
、該サーマルヘッドは印字を行う場合にのみ、フイルム
を用紙に押圧する位置に移動されるように、移動機構を
介して配置され、画像の色情報に対応するIDFを、サ
ーマノレヘッドによる印字部にセットして、印字の動作
を行1,N得るように構成している。
また、本発明の熱転写記録装置においては、前記サーマ
ルヘッドは、その両側部に支軸を突出させて配置し、該
支軸を介してサーマルヘッド駆動装置を配置し、カセッ
トホルダーを駆動する際には、該カセットホルダーの回
転に支障がない位置に退避させ、印字の動作を行う際に
のみ、印字部にセットされたIDFを用紙に向けて押圧
する位置に移動されるように構成することが出来る。
さらに、本発明の熱転写記録装置においては、記録紙は
プラテン装置に支持され、印字部に対して往復移動が行
なわれるように、該プラテン装置に対する駆動系を構成
し、記録紙が印字部に対して往復移動する都度、印字の
動作を行い得るようにするとともに、該プラテン装置の
移動方向に追従させて、IDFの送り方向を印字毎に可
変に構成することが出来る。
前述した構成に加えて、本発明の熱転写記録装置におい
ては、IDFを収容するカセットを回転駆動が行われる
カセットホルダーの周囲に放射状に配置し、カセットホ
ルダーを回転させて、選択されたIDFがサーマルヘッ
ドに対応する位置に移動された後で、サーマルヘッドの
移動を行うような動作を順次繰返して印字を行うように
することが出来る。
したがって、本発明の熱転写記録装置は、1つのサーマ
ルヘッドと複数のIDEとを用いて、フルカラーコピー
を作成する装置の機構を簡素化することが出来、画懺記
録装置を小型化出来る。
また、本発明の熱転写記録装置においては、多数のID
Fカセットを1つのカセットホルダーに支持させ、選択
されたIDEを該カセットホルダーを回転させることに
より、サーマルヘッドに対応する位置に容易にセットす
ることが出来、IDEのセットの動作を容易に行うこと
が可能である。
ざらに、記録紙をプラテン装置により支持し、該プラテ
ン装置を記録部に対して往復移動させながら、カラー画
像の書込みを行うことが出来るために、カラーコピーの
作成amを短縮することが出来る。
これに加えて、本発明の装置においては、IDFの無駄
な消耗が防止されるので、コピー作成に際してのコスト
を低Fさせることが出来、フル力ラーコピーを容易に得
ることが出来るものとなる。
(実施例) 図示された例に従って、本発明の熱転写記録装置の構成
を説明する。
第1図および第2図に示される本発明の実施例は、熱転
写記録装置1のみの構成を示しているが、本発明の熱転
写記録装置は、任意の画像読取り装置に接続されて、そ
の読取った画像情報にもとづいて、カラー画像の作成を
行うことが出来るように構成されている。
本発明の熱転写記録装置1に対して、デジタル信号とし
ての画像情報を出力するための画像読取り装置としては
、例えば、通,常の電子写真複写機の走査手段と同様な
機構、任意のイメージセンサ、または、コンピュータ等
の画像情報出力装置等を組合せて使用する。そして、前
述したような、各種の画像情報をデジタル信号として出
力する装冒に対して、本発明の画像記録装買を組合せて
用いることによって、コピーを作成するための記録装置
を構成することが出来る。
本発明の熱転写記録装置においては、任意の画像情報出
力装置から出力された画像情報を、図示を省略した画像
情報入力装置を介して受信し、その受信した画像の色情
報に応じて、必要な色の■DFを選択し、サーマルヘッ
ドによる印字部に■DFカセットをセットして、画像の
自込みの動作を行うようにする。
本発明の熱転写記録装置1は本体フレームの上部に、記
録紙の通路の上部に位置されるようにして、印字装@2
0を配置し、該部分をサーマルヘッド21による印字手
段として構成している。
前記印字部20は、カセットホルダー40の内部に、サ
ーマルヘッド21を上下動可能に配置しており、該サー
マルヘッド21を印字位置とカセットホルダーの回転に
支障が生じないように退避させる位置との間で移動出来
るように設けている。
前記カセットホルダー40は、第2図および第3図に示
されるように、ホルダーフレーム41に対シて、略90
゜の角度で4つのIDFカセット30、30a〜30c
を設けている。また、該ホルダーフレーム41の両側端
部に円環状の入力ギヤ部材43を突出させて設け、該入
力ギヤ部材43に対して、本体の駆動機構により駆動さ
れる駆動ギャ45を噛合わせて、該カセットホルダーの
駆動を行うようにする。
そして、前記カセットホルダー40に収容されるIDF
カセットのうち、選択されたものをサーマルヘッド21
に対応する印字位置に位置決めし、サーマルヘッドによ
りIDEを押圧し、用紙に対する印字の動作を行うこと
が出来るようにする。
本発明の装置においては、用紙は装置の側部の上部に配
置される給紙装M4から供給されるもので、用紙トレイ
5からの給紙部には、通常の電子複写機等の装置の場合
と同様に、ナジャー口ーラ6と用紙さばき機構7とを配
置している。
そして、前記用紙さばき機構7を給紙ローラ7aとリタ
ードローラ7bとで構成し、ナジャーローラ6により用
紙トレイ5から取り出される用紙をさばいて、1枚ずつ
プラテン装@10に向けて送り出す。
前述したようにして用紙トレイ5から送り出される用紙
は、プラテン装置10のプレート11上に支持されて、
該プレート11が、その駆動機構によりサーマルヘッド
による印字部の下部を通過する際に、サーマルヘッドに
入力される印字情報に応じた画像の転写が行われる。
なお、本発明の前記実施例においては、プラテン装置1
0は第1図の左右方向に往復移動が行なわれるもので、
印字モードに対応させて用紙を支持するプラテン装置が
往復移動し、その往路と復路とを移動させる際に、それ
ぞれの印字情報に応じたフィルムを交換して、カラー画
像を重ねて書込むような動作が行われる。
(プラテン装置および給紙装置) 第1図に示されるように、フレーム2の上部には、その
一方の側部に用紙を供給するための給紙装14を配置し
ている。また、サーマルヘッド21による印字部に対し
て、前述したように、第1図の左右方向に移動が行われ
るプラテン装置10を設けており、該プラテン装置10
のプレート11上に用紙を支持して、往復印字の動作に
対応させるようにする。
前記プラテン装置10のプレート11は、その移動方向
の両側に設けたガイドブロツク12、12a・・・・・
・を介して、ガイドロツド13、13a・・・・・・に
支持され、該ロンドに沿ってプレート11を案内し、用
紙が印字位置に対してズレ等を発生したりすることを防
止しながら該用紙の移動を行わせる。
なお、本発明のプレート11の実施例において、該プレ
ート11は、その移動方向の前後の端部11a,1lb
がテーパ状に形成されている。これは、サーマルヘッド
21とプラテンローラ18との間隔を、プレート11と
用紙とを合せた厚さに対応させて構成しているために、
その狭い間隔の部分にプレートが容易に入り得るように
するためである。
したがって、前記テーバ部を設けることによって、後述
するように、該プレートの往復移動を行うに際して、前
記印字部に用紙が引掛かったりすることを防止して、印
字部とプラテンローラとの間を確実に通過させることが
出来る。
前記プレート11の駆動を行うために、駆動用ワイヤ1
5が配置される。該ワイヤ15は、プレート11の前後
の部分に端部を接続し、多数のブーり16・・・・・・
・・・に巻き掛けられてその駆動が行なわれように構成
されており、駆動プーりに接続される正逆駆動の可能な
モータ等によって、プレートを印字部に対して往復移動
させるように構成している。そして、前記プレートに支
持される用紙に対して、往路と復路とでそれぞれ色の異
なる画像を転写動作を行わせる。
また、前記プレート11の通路に対して、サーマルヘッ
ド21を設けた印字部の両側に押圧ローラ9、9aを配
置し、該ローラ9、9aによってプレート11上に支持
される用紙を押圧するようにしている。
本発明においては、用紙を支持するプレートをゴム等の
ような柔軟性を有する部材により構成すること、または
、プレート本体を硬い板部材により構成して、その表面
にゴム等のような摩擦係数の大きな部材を設け、用紙が
プレートに対して移動したりすることを防止し、印字動
作中に用紙が正確にプレートとともに移動させて、画像
にズレを生じることがないようにされる。
前述した構成を有する給紙装置4と、プラテン装置10
とによる用紙の給紙と保持の動作について説明すると、
まず、プレート11が図の右端に位置ざれて、そのプレ
ートの左側の先端部がシュート8の端部に位置する状態
で、給紙装置4が作動され、用紙トレイ5からの給紙が
開始される。
前記したようにして送り出される用紙の先端部が、プレ
ート11の左の先端部の用紙位置決め位置に到達するタ
イミングを見て、プラテン装置駆動機構が作動され、プ
レート11を印字部に向けて移動させる動作が開始され
る。そして、用紙の先端部が押圧ローラ9の下部に入り
込み、該ロー59によりプレート11上に押圧され、用
紙の位習決めが行なわれた状態で、印字の動作に向けて
待機する状態となる。
その後で、サーマルヘッド21に対して、IDEカセッ
ト30がセットざれ、印字の動作が行なわれることにし
たがって、そのプレートに支持された用紙を所定の速度
で印字部に沿って移動させ、用紙の先端部の検知の動作
と、最初のカラー画像の1込みの動作を行い、用紙とプ
レート11とが印字部から外れた位置で一旦停止される
最初の画像情報による印字の動作が終了すると、サーマ
ルヘッドが印字位置から退避され、その後で、カセット
ホルダー40を回転させて、次のIDFカセットが印字
位置に移動され、サーマルヘッドを印字位置に移動させ
て次の色の画像の書込みが開始される。
その第2の画像の書込みの際に、プレート11は図の左
側から右側に向かって移動されて、用紙の復路の移動中
に、最初に書込んだ画像に対して、書込みの最初の位置
の設定を正確に行い、往路とは別のフィルムを用いて、
画像の書込みの動作が行なわれるものとなる。
さらに、前述した2色とは別の色の画像を書込む場合に
は、もう一度プレートを往復移動させることと、IDE
カセットの交換を行うことによって、4色のカラー画像
を重ねて用紙に書込み、フルカラーコピーを作成するこ
とが出来るものとなる。
そして、前述したようにして作成された記録紙は、プレ
ート11から手で取り出すか、あるいは任意の取出し手
段によって、プレートから取り出すことが出来る。
《カセットホルダー》 本発明の実施例に示されるカセットホルダー40は、第
2図および第3図に詳細に示されるように、略円筒状の
ホルダーフレーム41に対して、4つのIDFカセット
の収容部を配置し、各収容部には、IDFカセット30
、30a〜30Cをそれぞれ収容している。
さらに、本発明のカセットホルダー40においては、後
述するように、IDFカセット30の両側に突出してい
るビンを案内するための溝42、42・・・・・・・・
・を配置しており、該溝42の部分に、IDFカセット
を固定保持するための部材を設けているが、該固定手段
は、IDFカセットの両側のピンを固定する板バネ部材
等のような手段を用いることが出来る他に、任意の固定
手段を用いることが可能である。
また、該フレーム41の両側の部分には、フレームの側
板に対して円環状の入力ギヤ部材43、43を突出させ
て設け、該入力ギヤ部材に対してそれぞれ複数の駆動ギ
ャ45、45・・・・・・を配置して、該カセットホル
ダー40の駆動を行うようにする。
前記カセットホルダー40に支持されるIDFカセット
30は、同一の構成を有するものであるが、それぞれの
カセットの内部に収容されるIDEの色が異なるもので
構成されている。また、通常のフルカラーの印字に際し
て、イエロー、マゼンダ、シアン、およびブラックの順
に印字される場合が一般的である。そこで、本発明のカ
セットホルダーにおいても、該ホルダーが時計方向に回
転される場合には、時計方向に各色のカセットをホルダ
ーを並べて配置することによって、印字に際してのホル
ダー40の回転量を少なくすることが出来るものとなる
そして、該カセットホルダーを時計方向に間欠的に回転
させることによって、画像を重ねて転写する際に、ホル
ダーを174回転させる動作を順次継続することにより
、必要なIDFカセットを順次良く供給することが出来
るようにされる。
なお、カセットホルダーの回転方向が逆である場合には
、各色のIDFカセットの配置関係は逆に設定されるこ
とも可能である。いずれにしても、そのIDFカセット
の配@関係を、装置の制御装置に記憶させておくことに
よって、色を重ねて転写する際のホルダーを回転させる
角度を最小にし、書込みの順序を容易に設定出来るよう
にし、フルカラーコピーを作成することが出来るように
される。
前述した本発明のカセットホルダー40においては、前
記印字装置20に対して、用紙の移動路を挟んだ状態で
、プラテンローラ18を設けている。該プラテンローラ
18は、通常のファクシミリ等に使用されているローラ
部材と同様な構成のもので、軸部材の周囲にゴム等のよ
うな弾性を有する被覆部材を配置して、印字部を通過す
るプレート部材11と用紙Pとを、印字手段に対して所
定の圧力で押圧することが出来るようにしている。
(サーマルヘッドの移動機構) 前記カセットホルダー40の内部に配置されるサーマル
ヘッド21は、図示されるように、その両側に支軸22
を突出させて配置し、咳軸の端部にサーマルヘッド駆動
装Ii25、25aを設けている。前記サーマルヘッド
駆動装置25は、固定位置に配置される略コの字状の断
面を有するガイドブロツク26と、該ガイドブロック2
6の溝に沿って上下するラック27、および、ラック2
7を駆動するビニオン28とから構成される。
前記ラック27は、サーマルヘッド21の支軸22の端
部が固定されているもので、そのラックに噛合うビ二オ
ン28を図示を省略した駆動手段によって駆動し、サー
マルヘッド21を上下動させる動作を行う。
そして、カセットホルダー40が回転される際には、前
記サーマルヘッド21を第1図に鎖線で示すように、I
DFカセットの移動の邪崗にならない位置に停止させて
置く。そして、選択されたIDEカセットがサーマルヘ
ッドの下部の印字部に固定された後で、と二オン28に
よりサーマルヘッド21を図の下部に向けて降下し、該
ヘッドの先端部がIDF31を押圧する位置に移動させ
、該印字部を通る用紙に対する印字の作用を行うことが
出来るようにする。
なお、本発明のサーマルヘッドにおいて、用紙とフィル
ムを押圧する位置を厳密に設定するためには、該サーマ
ルヘッド21の下降位置を正確に設定することが必要で
ある。そこで、本発明の装置においては、前記ラツク2
7の下降位置の設定のために、所定の位置に停止用のブ
ロック等を配置しておき、前記サーマルヘッド駆動装1
25を駆動してサーマルヘッドを下降させた際に、該サ
ーマルヘッドの下端部が、プラテンローラ18との間隔
を一定に維持させ得るようにすることも出来る。
そして、前述したように、プレートに支持された用紙P
が、印字部を通過する際に、用紙とフイルム、サーマル
ヘッドの間隔が一定に維持され得るようにすることによ
って、画像を重ねて書込んだ場合に、各印字がズレ等を
発生したりすることを防止し、鮮明な画像を形成するこ
とが出来るようになる。
(IDFカセット) 第4図に示されるように、本発明の熱転写記録装置に用
いられるIDFカセット30は、両側に板部材により形
成された側板35、35aを配置し、2つの側板を接続
する保持板36、36aを設けている。
そして、前記2つの対向させて配置した保持板36、3
6a(7)問に、上下に貫通する開口37を配冒し、該
開口37の部分にサーマルヘッドが入り込み、フィルム
をヘッドの先端部で、用紙に向けて所定の圧力で押圧す
るように構成される。
前記両側の側板35、35aに対して、平行な2本の軸
32、32aを配置し、それ等の軸にフィルム31を巻
き掛け、該フイルムのインクを塗布した面が用紙側に向
けられるようにして配置されている。
また、図に示されるように、保持板に対して開口を形成
し、前記軸に対してそれぞれの開口に位置するようにギ
ャ33、33aを設けており、該ギヤがサーマルヘッド
の側部に配置した駆動ギャ47、47aに係合されて駆
動されることにより、フィルム31を巻取る動作を行わ
せるようになっている。
そして、本発明のIDFカセット30においては、ギヤ
が駆動される側の軸が駆動軸となり、他方の軸が繰出軸
として作用する。なお、本発明のカセットにおいて、保
持板36、36aは内部に収容されるフィルムを保護す
るものであるが、その保持板の形状は、断面が円弧状の
ものや、溝型のもの等、任意の形状のものを使用するこ
とが出来る。また、該保持板に対して、ギヤが配置され
る部分には開口が形成されており、該開口を介して駆動
ギヤが入り込み、軸の駆動を行うようにされる。
前述した本発明のIOFカセット30において、例えば
、カセットホルダーに対して4個のIDFカセットを装
着した際に、そのうちの2個のカセットについては、プ
ラテン装置の往路での印字に対応させて駆動が行なわれ
るものである。
それに対して、他の2個のIDFカセットは、プラテン
装置の復路で、印字の動作を行うことが出来るものとし
て構成されるものであり、それ等の印字モードに対応さ
せて、それぞれのカセットの内部で、フィルムの移動方
向が逆になるという問題を解決するために、前述したよ
うに、フイルムを両方向に駆動出来るように構成される
つまり、プラテン装置の往路での印字と、復路での印字
とでは、IDEカセットに収容されるフィルムに対する
駆動方向が異なることになるので、1種類のIOFカセ
ットを用いる場合には、前述したように、フイルムの移
動方向に合せて、2つの駆動力入力手段を装備し、カセ
ットの汎用性を向上させることが出来る。
前記IDFカセットにおいて、両側の側板には、外側に
突出するビンをそれぞれ2本ずつ設けている。前記側板
から突出されるビンは、IDFカセットをカセットホル
ダーに保持させる際に、カセットホルダーに設けた溝に
保持させるために使用される。
なお、用紙に対する印字を行う場合には、第3図に示さ
れるように、プレート11に支持される用紙Pに対して
、フィルム31をサーマルヘッド21により押圧し、プ
レート11の下面をプラテン口ーラ18により支持した
状態で、フイルム31を用紙Pの移動方向に同一の速度
で移動させながら印字の作用を行うようにする。
(熱転写記録装置におけるコピー作成の動作)前述した
ような構成を有する本発明の装置において、カセットホ
ルダーに4種類《イエロー、マゼンダ、シアン、黒》の
カセットを装着し、フルカラーコピーを作成する場合の
動作を以下に説明する。
装置が動作を開始する前の段階では、給紙装置4の用紙
トレイに必要なサイズの用紙がセットされ、プラテン装
置10のプレート11が待機位置に停止されるとともに
、カセットホルダー40に収容されたIDFカセットの
任意の色のものが、サーマルヘッド21に対応する状態
で停止されている。
そして、その状態で、熱転写記録装置に設ける画像情報
入力装置に対して、画像情報出力装置から画像情報が入
力され、スタートボタンを押す等の動作によって装置の
動作の指令が入力される。
そして、用紙トレイからの用紙の送り出しの動作が開始
され、用紙の先端部がプレート11上に位置決めされて
、該プレート11に対して用紙が押圧ローラ9により押
圧される姿勢で、一旦停止される。
前記給紙の動作の開始と平行して、最初の印字を行うイ
エローのカセットを印字部に移動させる動作が開始され
る。このカセットの移動に際して、カセットホルダー4
0に収容されているIDEカセットのうち、特定のもの
(例えばイエローのカセット)にマークを付与しておき
、その特定のカセットを、センサー等により検知させる
等の手段を用いることが出来る。
そして、その特定のカセットの検知位置から、円板部材
に設けた凹部の数をカウントする等の動作によって、最
初のイエローのカセットをサーマルヘッドに対応する位
置に移動させ、該ホルダーの停止信号が所定の位置に設
けた検知センサーから制御装置に向けて出力される。
前述したようにして、カセットホルダーに収容されたイ
エローのカセットが、印字部に停止されると、サーマル
ヘッド21が下降して、フィルムを押圧する位置に停止
される。そして、その後で、プラテンO−518がサー
マルヘッド21の下部に移動されて、該ヘッド21とロ
ーラ18との間を通る用紙に対して、押圧と保持とを行
うことが出来るようにされる。
前述したようにして、印字の準備が終了すると、次に、
プレート11を移動させて、用紙を印字位置を通して移
動させる動作が開始され、プレート11を図の左側に移
動させる動作によって、用紙に対してイエ〇一の印字を
行う。
なお、前記画像の転写に際しては、カセット内のIDF
フィルムは、用紙の移動速度に同期させて駆動する作用
が行なわれ、使用済みのフィルムは、本体の駆動ギヤが
巻き取り軸のギヤを駆動することによって、巻き取りが
行なわれる。
前記イエローの画像の転写を行って、用紙が装置の左側
に停止されると、次にマゼンダの画像の印字を行うこと
になる。その場合には、プレート11を左端に停止させ
ておき、サーマルヘッド21を退避させてから、イエロ
ーのカセットをボルダー40に戻し、該ホルダーを17
4回転させて、次のマゼンダのカセットを印字位置に停
止させる。
そして、該IDFカセットに収容されているフィルムを
、サーマルヘッドで押圧した状態で、用紙を左側から右
側に移動させる動作を行い、マゼンダの画像を前記イエ
ローの画像に重ねて転写する動作を行う。
前述したような動作を繰返して、用紙を印字部に沿って
2往復させることによって、4色の画像を重ねて書込む
動作を行い、フルカラーコピーを完成することになる。
そして、完成されたコピーは、プレート11がら手で剥
離されて取り出されることになる。
(発明の効果) 本発明の熱転写記録装置は、上記したような構成を有す
るものであるから、1つのサーマルヘッドと複数のID
Fとを用いて、フルカラーコビ−を作成する装置の機構
を簡素化することが出来、熱転写記録装置を小型化出来
るとともに、画像記録部をコンパクトに構成することが
出来る。
また、本発明の熱転写記録装置においては、多数のID
Fカセットを1つのカセットボルダーに支持させ、選択
されたIDFを該カセットホルダーを回転させることに
より、サーマルヘッドに対応する位置に容易にセットす
ることが出来るので、IDFのセットの動作を容易に行
うことが可能である。
さらに、記録紙をプラテン装置により支持し、該プラテ
ン装置を記録部に対して往復移動させながら、カラ一画
像の書込みを行うことが出来る・ために、カラーコピー
の作成FRWRを短縮することが出来る。
これに加えて、本発明の装置においては、IDEの無駄
な消耗が防止されるので、コピー作成に際してのコスト
を低下させることが出来、フルカラーコピーを容易に得
ることが出来るものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱転写記録装置の側面図、第2図は印
字@胃と用紙との関係を示す斜視図、第3図は本発明の
カセットホルダーの側面図であり、第4図は本発明に使
用されるIDFカセットの斜視図である。 図中の符号 1・・・・・・熱転写記録装置、5・・・・・・用紙ト
レイ、9・9a・・・・・・押圧ローラ、10・・・・
・・プラテン装胃、11・・・・・・プレート、18・
・・・・・プラテンローラ、20・・・・・・印字装置
、21・・・・・・サーマルヘッド、23・24・・・
・・・駆動ギヤ、25・・・・・・サーマルヘッド駆動
装置、26・・・・・・ガイドブロツク、27・・・・
・・ラック、28・・・川ビニオン、3o・・・・・・
IDFカセット、31・・・・・・フィルム、35・・
・・・・側板、36・・・・・・保持板、40・・・・
・・カセットホルダー、41・・・・・・ボルダーフレ
ーム、42・・・・・・溝、43・・・・・・入力ギヤ
部材、45・・・・・・駆動ギヤ、47・旧・・フィル
ム駆動ギヤ。 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録紙に対する印字位置に配置する1つのサーマ
    ルヘッドと、複数の色の異なるインクドナーフィルムと
    を備え、 前記複数のインクドナーフィルムはそれぞれフィルムカ
    セットに収容された状態で、1つのカセットホルダーに
    対してその周囲に等角度に放射状に支持され、該カセッ
    トホルダーを回転させて、所定の色のインクドナーフィ
    ルムを印字部にセットし得るように構成するとともに、 該カセットホルダーの内部にサーマルヘッドを配置し、
    該サーマルヘッドは印字を行う場合にのみ、フィルムを
    用紙に押圧する位置に移動されるように移動機構を介し
    て配置し、画像の色情報に対応するインクドナーフィル
    ムを、サーマルヘッドによる印字部にセットして、印字
    の動作を行い得るように構成することを特徴とする熱転
    写記録装置。
  2. (2)前記サーマルヘッドは、その両側部に支軸を突出
    させて配置し、該支軸を介してサーマルヘッド上下動装
    置を配置し、カセットホルダーを駆動する際に、該カセ
    ットホルダーの回転に支障がない位置に退避させ、印字
    の動作を行う際にのみ、印字部にセットされたインクド
    ナーフィルムを、用紙に向けて押圧する位置に移動され
    るように構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の熱転写記録装置。
  3. (3)記録紙はプラテン装置に支持され、印字部に対し
    て往復移動が行なわれるように、該プラテン装置に対す
    る駆動系を構成し、記録紙が印字部に対して往復移動す
    る都度、印字の動作を行い得るようにするとともに、 前記プラテン装置の移動方向に追従させて、インクドナ
    ーフィルムの送り方向を任意の方向に設定可能に構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の熱転写記録装置。
JP2009997A 1990-01-19 1990-01-19 熱転写記録装置 Pending JPH03215045A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7675533B2 (en) 2004-03-30 2010-03-09 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Thermal transfer printer for film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7675533B2 (en) 2004-03-30 2010-03-09 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Thermal transfer printer for film

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