JPH0321496Y2 - - Google Patents

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JPH0321496Y2
JPH0321496Y2 JP1985142419U JP14241985U JPH0321496Y2 JP H0321496 Y2 JPH0321496 Y2 JP H0321496Y2 JP 1985142419 U JP1985142419 U JP 1985142419U JP 14241985 U JP14241985 U JP 14241985U JP H0321496 Y2 JPH0321496 Y2 JP H0321496Y2
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JP
Japan
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sonar
normal operation
vehicle
normal
buzzer
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JP1985142419U
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JPS6249777U (ja
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、バツクソナーの作動確認装置に関
し、更に詳しくは、バツクソナーの作動が正常に
行われているか否かを音声的に確認可能とする装
置に関するものである。
「従来技術およびその問題点」 バツクソナーは、車両の後端から後方へ向けて
送信センサにより超音波をパルス的に発射し、後
方に物体があるとそれに当たつて反射波が返つて
くるので、その反射波を受信センサで検知して、
視覚や聴覚を訴える警報を発し、運転者に障害物
が存在することを知らせる装置である。もし、反
射波が受信されないときは、障害物が存在しない
ものとして、警報を発しない。
そこで警報の有無により障害物の有無を知るこ
とができる。
しかし、バツクソナーが故障してるときにも警
報は発されないから、警報が発されないとき、使
用者は、障害物が存在しない故に警報が発されな
いのか、それともバツクソナーが故障しているか
ら警報が発されないのか、不安に感じられること
がある。
換言すれば、バツクソナーが故障したとき、障
害物が存在していても警報が発されないが、これ
を警報がないから障害物もないものと解釈して、
運転者が車両をバツクさせ、物体と衝突を起こす
危険がある。
そこで、バツクソナーが正常に作動しているか
否かを検出し、これを表示するようにした装置
が、たとえば特開昭57−42866号公報に開示され
ている。
この従来装置は、バツクソナーの送信センサと
受信センサとが近接して設けられているため、送
信センサから出た送信波が空気を媒体として受信
センサに回り込み、直接受信される現象に着目
し、この回り込み波が検出されるか否かによつ
て、バツクソナーの作動の正常/異常を判定し、
表示手段に表示する装置である。
かかる表示手段は、たとえば発光体ダイオード
の如き手段で構成され、視覚的に表示を行うもの
である。
しかし、車両を後退させるときは、運転者は車
両の後方に視覚を集中すべきなので、視覚的表示
手段を用いることは、安全運行上から望ましいと
は言えない。
「考案の目的」 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、バツクソナーの作動の正常/異常を検出し、
その結果を音声的に運転者に報知する装置を提供
することを目的とするものである。
「考案の構成」 本考案のバツクソナーの作動確認装置は、車両
の後方を報知するバツクソナーおよび車両の後退
を音声的に報知するバツクブザーを具備した車両
において、バツクソナーの正常動作を検出する正
常動作検出手段、およびその正常動作検出手段で
正常動作が検出されたときは車両の後退時にバツ
クブザーを通常の状態で作動させると共に、正常
動作が検出されないときはバツクブザーを停止さ
せるか又は前記通常の状態と異なる状態で作動さ
せるバツクブザー作動制御手段を設け、これによ
りバツクソナーの作動の正常/異常を音声的に確
認しうるようにしたことを構成上の特徴とするも
のである。
「作用」 本考案のバツクソナーの作動確認装置では、当
初から車両に備えられているバツクブザーを利用
して、バツクソナーの正常/異常の報知を音声的
に行う。
通常、バツクブザーは、車両の後退を音声的に
報知すべく、車両をバツクさせるとき、間欠的に
鳴らされ、運転者はこれを聴き慣れている。
そこで、そのバツクブザーの作動に何らかの変
化があれば、特に注意を払わなくても自然に気づ
くことができる。
したがつて、運転者の注意力に負担を掛けるこ
となく、バツクソナーの作動の確認を可能とする
ものである。
「実施例」 以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に
詳しく説明する。ここに第1図は本考案の作動確
認装置の機能を含む自動車のスキヤニングソナー
の一例の構成ブロツク図、第2図は自動車のリヤ
バンパー部分の斜視図、第3図はいわゆる回り込
みによる受信信号図である。なお、図に示す実施
例により本考案が限定されるものではない。
第1図に示すように、自動車のスキヤニングソ
ナー1は、コンピユータ2によりドライバ3を介
してステツピングモータ4を駆動し、超音波ユニ
ツト5を旋回するものである。
超音波ユニツト5には送信センサ5aと受信セ
ンサ5bとが隣接して設けられている。
基本波発生回路6で発生した40KHzの搬送波
は、コンピユータ2がアンドゲート7を300μsの
パルスβで開くことでパルス波となり、増幅回路
8および出力回路9を介して送信センサ5aに入
力されている。これにより送信センサ5aから乃
パルス状に超音波が発信される。
パルス状に発信された超音波が外部で反射され
て帰つてきた反射波は、受信センサ5bで検出さ
れ、増幅回路10、フイルタ11、検波回路1
2、プログラマブルゲインアンプ13、プログラ
マブルピークホールド回路14およびA/Dコン
バータ15を介してコンピユータ2にデジタル値
で入力される。
プログラマブルゲインアンプ13を用いている
理由は、障害物が遠くにあればそれだけ超音波の
減衰が大きくなり、検知しにくくなるから、これ
を補償するべく時間が経過するほどゲインを大き
くしてやるためである。
コンピユータ2は、アンドゲート7を開いてパ
ルス状に超音波を発信したときから所定時間内に
反射波が検出されればその検出されるまでの経過
時間に比例した距離に障害物があり、所定時間経
過しても検出されないときは障害物が無いと基本
的に判断する。
また、コンピユータ2は、ステツピングモータ
4の回転角度から超音波ユニツト5の旋回位置す
なわちサーチ位置を判別する。
かくして、コンピユータ2は、障害物の有無お
よびその位置(方向、距離)を判別できることに
なる。
判別結果は、デコーダー16,17およびドラ
イバ18,19を介してLEDマトリクス20に
おいて表示される。
そこで、運転者はLEDマトリクス20の点滅
状態により障害物の有無および位置を判別するこ
とができる。
ところで、コンピユータ2がパルスβによつて
超音波を発信すると、その直後に受信センサ5b
でいわゆる回り込みによるピークαが捕らえられ
る(第3図)。
このピークαは、送信センサ5aから受信セン
サ5bへ直接伝達される超音波が捕えられている
ものであるから、障害物の有無の判断上は全く考
慮されていない。
しかし、コンピユータ2は、この回り込みによ
るピークαによつソてソナーの作動の正常/異常
の判定を行う。
すなわちコンピユータ2は、超音波の発射開始
時刻t0からただちに所定時間間隔で受信波を検出
し、超音波の発信直後に一定レベル以上で一定時
間以上継続する受信信号が得られたとき、ソナー
の作動が正常であると判定する。
一方、かかる一定レベル以上で一定時間以上継
続する受信信号が得られなければ、送信センサ5
a、受信センサ5b、基本波発生回路6〜A/D
コンバータ15またはコンピユータ2のいずれか
が正常ではないと判定する。
車両の後退時には、コンピユータ2は、上記の
ようにソナーの正常/異常を判定し、正常と判定
したときはドライバ21を介してバツクブザー2
2を作動させる。一方、ソナーの作動が正常でな
いと判定したときは、バツクブザー22を作動さ
せない。
したがつて、ソナーの作動が正常ならば、運転
転者は聴き慣れたバツクブザー22の間欠的な音
を聴くことができる。ところが、ソナーが正常な
作動でなければ、バツクブザー22が鳴らないか
ら、何らかの異常があると容易に気づくことがで
きる。
かくして、ソナーの故障によつて警報がなされ
ない状態を、障害物がない状態と誤認することが
防止され、安全性が向上されるのである。
他の実施例としては、回り込み波によつてソナ
ーの正常/異常を検出する代わりに、地面での反
射波を利用してソナーの正常/異常を検出する正
常動作検出手段を用いるものが挙げられる。
また他の実施例としては、バツクブザーを鳴ら
すインターバルや音色を変えることでソナーの異
常を警報するものが挙げられる。
また他の実施例としては、シユミツト回路や比
較回路等を用いてハードウエア的に作動確認装置
を構成するものが挙げられる。上記したように本
実施例装置においては、車両に当初から備えられ
ているバツクブザーを用いてバツクソナーの正
常/異常を音声的に報知するように構成されてい
るため、従来装置と略同様のハード的構成におい
て単にソフト的にプログラムを変更(例えばバツ
クブザーの作動状態変更)するのみで良く、コス
ト的にも安価に構成することができる。
「考案の効果」 本考案によれば、車両の後方を探知するバツク
ソナーおよび車両の後退を音声的に報知するバツ
クブザーを具備した車両において、バツクソナー
の正常/動作を検出する正常動作検出手段、およ
びその正常動作検出手段で正常動作が検出された
ときは車両の後退時にバツクブザーを通常の状態
で作動させると共に、正常動作が検出されないと
きはバツクブザーを停止させるか又は前記通常の
状態と異なる状態で作動させるバツクブザー作動
制御手段を設けたことを特徴とするバツクソナー
の作動確認装置が提供され、これによりバツクソ
ナーの作動の正常/異常をバツクブザーを利用し
てその音で音声的に確認できるようになる。そこ
で、運転者の視覚に負担がかからないし、また、
運転者の聞き慣れたバツクブザーの音の変化を通
じて報知するから、その変化も容易に認識でき、
運転者に要求される注意力はほとんど増加しな
い。したがつて、安全運行上好ましいものとな
る。更に本考案に係る装置においては、上記バツ
クブザーは車両に当初より備えられているもので
あることから、従来装置と略同様のハード的構成
において単にソフト的にプログラムを変更(バツ
クブザーの作動状態変更)するのみで良く、コス
ト的にも安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の作動確認装置の機能を含む自
動車のスキヤニングソナーの一例の構成ブロツク
図、第2図は自動車のリヤバンパー部分の斜視
図、第3図はいわゆる回り込みによる受信信号図
である。 符号の説明、1……自動車のスキヤニングソナ
ー、2……コンピユータ、5……超音波ユニツ
ト、5a……送信センサ、5b……受信センサ、
22……バツクブザー、α……回り込み波による
ピーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車両の後方を探知するバツクソナーおよび車
    両の後退を音声的に報知するバツクブザーを具
    備した車両において、 バツクソナーの正常動作を検出する正常動作
    検出手段、および その正常動作検出手段で正常動作が検出され
    たときは車両の後退時にバツクブザーを通常の
    状態で作動させると共に、正常動作が検出され
    ないときはバツクブザーを停止させるか又は前
    記通常の状態と異なる状態で作動させるバツク
    ブザー作動制御手段 を設け、これによりバツクソナーの作動の正
    常/異常を音声的に確認しうるようにしたこと
    を特徴とするバツクソナーの作動確認装置。 2 正常動作検出手段が、バツクソナーの送信セ
    ンサから超音波を発信した直後に受信センサで
    所定の信号が得られるか否かによりバツクソナ
    ーの正常/異常を検出する手段である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のバツクソナーの作
    動確認装置。
JP1985142419U 1985-09-17 1985-09-17 Expired JPH0321496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985142419U JPH0321496Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JP1985142419U JPH0321496Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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Publication Number Publication Date
JPS6249777U JPS6249777U (ja) 1987-03-27
JPH0321496Y2 true JPH0321496Y2 (ja) 1991-05-10

Family

ID=31051134

Family Applications (1)

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JP1985142419U Expired JPH0321496Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58216972A (ja) * 1982-06-11 1983-12-16 Aisin Seiki Co Ltd 反射型物体検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58216972A (ja) * 1982-06-11 1983-12-16 Aisin Seiki Co Ltd 反射型物体検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6249777U (ja) 1987-03-27

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