JPH0321445Y2 - - Google Patents

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JPH0321445Y2
JPH0321445Y2 JP1984090497U JP9049784U JPH0321445Y2 JP H0321445 Y2 JPH0321445 Y2 JP H0321445Y2 JP 1984090497 U JP1984090497 U JP 1984090497U JP 9049784 U JP9049784 U JP 9049784U JP H0321445 Y2 JPH0321445 Y2 JP H0321445Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は下水道管とか水道管・ガス管及び各種
ケーブル敷設管等の埋設施工に用いられる小口径
管推進工法において、小口径管推進機に装着する
先導管などの先端部側に取付けた内蔵乾電池等の
節電を計る小口径管推進工法に使用する発光式タ
ーゲツト装置の改良に関するものである。
従来の技術 従来、小口径管推進工法に使用するターゲツト
して、小口径管の推進機によつて地中に推進する
先導管などの推進部先端近傍に取付けるターゲツ
ト本体内に発光ダイオードと、この発光ダイオー
ドに接続した、これの電源をなす乾電池とを収納
したものか、或いは小口径管の推進機によつて推
進する先導管内に受光盤を取付け、又、推進機後
方に、受光盤へレーザー光線を当てて、先導管の
推進方向を修正可能とする手段と連係したレーザ
ー発振器を配置した小口径管推進工法に使用する
ターゲツト装置も存した。
考案が解決しようとする問題点 前記、従来例における前者の発光式ターゲツト
においては、推進機による小口径管の推進に当つ
て先導管等の先端部近傍に、発光ダイオードへ常
時通電して、これを発光させたままターゲツトを
取付けて推進施工するので、例えば推進中に地層
とか障害物等の影響により推進が停滞したときと
か、推進機の稼動外時(例えば夜間等)において
も、発光ダイオードは発光し続ける為、内蔵した
乾電池の消耗は激しく、又、ターゲツトの発光を
監視するトランシツトは、光学特性により視準倍
率・光度は推進距離に反比例して監視能力が低下
する為、発光ダイオードの数を増す必要もあつ
て、電源として内蔵した乾電池等消費電力は激し
く、之等の原因によつて推進施工の途中で電源が
消失し、ターゲツトとしての機能を失うこともあ
つて、これに伴うターゲツトの回収・取替えはき
わめて困難であり、回収に要する時間と径費は多
大となる問題点があつた。又、後者のターゲツト
装置においては、レーザー発振器を湿度のきわめ
て高い地中内において使用するので、使用上好ま
しくなく、又、前記推進機によつては、電源ケー
ブルを持込めないものも存して使用上不便を来す
とともに、ターゲツト装置全体が高価となる問題
点もあつて、本考案における小口径管推進工法に
使用する発光ターゲツトは、その発光を推進中の
振動を利用して内装した切換部により必要時、
(推進稼動時)のみ発光させる手段を採用して、
前記従来の問題点を解消することを可能としたも
のである。
問題点を解決するための手段 前記した問題点を解消するための目的を達成す
るための本考案の手段は、 削進機により地中へ挿管しつつ、該管内に挿入
して推進駆動部により回転される中空軸に取り付
けたオーガにより、地盤の掘削と排土を行なうと
共に、前記オーガの先端部に取り付けた発光式タ
ーゲツトの発光部を、前記推進機後方に配置した
トランシツトにより、該中空軸を通して方向監視
しながら管を埋設する小口径管推進工法に使用す
る発光式ターゲツト装置において、前記オーガ先
端部における中空軸に取付部材を固着し、該取付
部材の挿入凹部へ、前記トランシツトに対応させ
て、その面に中心から外周へ向かう半径方向に複
数個配設した発光ダイードを有する発光部を、外
端に取り付けたターゲツト本体における筒状部を
着脱自在に挿嵌すると共に、前記ターゲツト本体
内に、削進中の管およびオーガの振動を検出する
振動感知センサーと、振動の有無によつて検出さ
れた該センサーの信号により起動する切換部と、
該切換部に接続して有振動時に前記発光部へ給電
する電源部とを内蔵した、 小口径管推進工法に使用する発光式ターゲツト
装置の構成にある。
作 用 本考案は前記構成によるものであるから、今こ
の発光式ターゲツト装置を使用して、小口径管の
推進を行う場合は、予め掘り込んだ準備用の立坑
に設置した小口径管の推進機1に先導管5、又は
鋼管にオーガ7を内装してこのオーガ7のヘツド
9へ、ターゲツト本体aに電源部20の乾電池2
1,22と、発光部16へ結線して電源部20の
電源を発光部16へ通電、又は遮電可能とした切
換部17とを所定にセツトした発光式ターゲツト
Aをオーガ7の推進方向とは逆向きに発光するよ
う取付けた後、推進機1を作動して堀進作業を行
う。このとき、オーガ7の推進により振動が発生
し、これを発光式ターゲツトAの切換部17が感
知して発光部16へ通電し発光を継続する。作業
に当つては、この地中に推進する発光式ターゲツ
トAの光を推進機1後方に設けたトランシツト1
0により受光監視し、その推進方向を定めるもの
で、作業中、例えば地層の工合とか、地中の障害
物(古木の根等)に達し、推進機1を停止すると
きとか、夜間等の作業を中断し推進を止めた場合
は、前記切換部17が作用して、発光部16への
通電を止めてその発光を停止し、電源部20の無
駄な電力消費をなくす。引続き、前記障害物の除
去とか、作業の始業に際し再度推進機1を作動
し、オーガ7並びに先導管5を推進すれば、その
振動により発光式ターゲツトAの切換部17は発
光部16へ通電して、発光を継続して前記と同
様、この発光をトランシツト10により受光し、
推進方向を監視しながら堀進作業を行うものであ
る。
実施例 本考案に係る小口径管推進工法に使用する発光
式ターゲツト装置の実施例を図面に付き説明すれ
ば下記の通りである。
図面第1図は本考案の発光式ターゲツト装置を
使用した状態を示す断面図、第2図はその正面図
を示し、又、第3図は本考案の発光式ターゲツト
装置を使用した小口径管推進工法を示す説明図で
あつて、仝図に示す1は小口径管の推進機で、ス
ライドベース2へ進退自在に設けた推進駆動部3
と、スライドベース2前端に垂設したパワーレン
チ部4とより構成される。5な推進機1における
推進駆動部3の先端に連結した先導管で、内部に
推進駆動部3のドライブスピンドル6に連結した
オーガ7を回転自在に挿入する。尚、この先導管
5及びオーガ7は、推進に伴つて順次連結して延
設される。Aは先導管5内における推進部8先端
近傍、即ちオーガ7のヘツド9に取付けて、前記
推進機1後方に配置した方向監視用のトランシツ
ト10へ投光する発光式ターゲツトで、筒状部1
1と基板部12及び、この基板部12に嵌まる蓋
部13とよりなるターゲツト本体aの基板部12
に、振動感知センサー14と増幅器15からな
り、且、先導管5及びオーガ7の推進に伴う振動
により発光部16をなす複数の発光ダイオード
イ,ロ,ハ,ニへの通電と振動停止により、発光
部16への遮電とを可能とする前記振動感知並び
に、その増幅によるスイツチ回路からなる切換部
17と、該切換部17に連係して振動停止におい
ても一定時間発光部16への通電を可能とし、
且、その通電が数秒から数分間の範囲において調
整可能とするタイマー機構18を含む切換回路部
19とをセツトし、又、前記筒状部11に電源部
20の乾電池21,22を内装し、これに前記切
換部17へ通電可能に配線し、さらに発光部16
の発光ダイオードイ,ロ,ハ,ニに合致する透孔
23,24,25,26を穿設した蓋部13を基
板部12へ嵌め、発光部16より発する光が外部
より視認できる構成としてある。27は前記発光
式ターゲツトAをオーガ7のヘツド9へ内包固着
する取付部材で、ヘツド9におけるオーガ7の推
進方向とは逆向きに設けた装着部28に嵌着する
本体29と、この本体29に凹設したターゲツト
の挿入凹部30とよりなり、該挿入凹部30に前
記発光式ターゲツトAを嵌挿し、且、これの蓋部
13側にパツキング31を介して透明の保護板3
2を当て、さらにこの保護板32を本体29へ螺
合した押圧リング33により止めて水密性を高め
てある。
前記実施例の発光式ターゲツトAの使用に際し
ては、推進機1へ取付けたオーガ7の推進部8即
ちヘツド9側に、その推進方向とは逆向きに発光
する様、発光式ターゲツトAを取付けた後、推進
機1の作動により先導管5及びオーガ7が地中を
堀り進みその推進によつて、ターゲツト本体a内
にセツトした切換部17により発光部16を点灯
させ、これを推進機1後方に配置したトランシツ
ト10により受光し推進方向を監視する。又、推
進機1の停止においては振動も停止するので、前
記切換部17の作用により発光部16への通電も
遮断される。しかし、切換部17に連係した別な
切換回路部19によつて、振動停止後においても
一定時間(数秒から数分間において調整できる)
発光部16に通電し続けて、これを発光し視認可
能とし、作業に影響を与えない様にしてある。次
に再度堀進作業を行えば振動により、切換部17
のスイツチ作用によつて、再び発光部16に通電
され、これの発光によりトランシツト10を介し
て、常時推進方向を監視しながら推進を行うもの
である。
考案の効果 前記の様に本考案に係る小口径管推進工法に使
用する発光式ターゲツト装置は、ターゲツト本体
内に、推進中の振動により発光部への通電と、振
動停止により発光部への遮電とを可能とする切換
部と、該切換部に接続した電源部とを備えたもの
であるから、この発光式ターゲツトを使用した場
合、推進によつて生ずる振動が、前記ターゲツト
本体の切換部を作用させて発光部をそのまま発光
し、これをトランシツトにより受光して推進方向
を監視するが、この推進施工中において、地層や
障害物等の影響により推進が停滞したときとか、
夜間等において推進機の稼動を停止したときは振
動の停止に伴つて発光部への通電を、前記切換部
によつて遮断するので、ターゲツト本体に内蔵し
た電源部をなす乾電池等の消耗は少なく、従がつ
て推進距離によつて反比例し、その監視能力が低
下するトランシツト使用において、例え発光部の
数を増しても、推進施工の途中で電源が消失し、
ターゲツトとしての機能を失うことはないから、
ターゲツトの回収・取替えに要する無駄な作業時
間と経費はかからず、その推進工法の作業性はき
わめて良好となるし、又、湿度の高い地中内の使
用に際しても、使用上に何等支障を来すこともな
く、常時、適格な発光を可能とするし、さらに例
え電源ケーブルの持込めない推進機においても乾
電池の使用可能により、支障なく使用できて、然
も本考案の発光式ターゲツト装置は簡単な前記構
成によるものであるから、これを安価に製作でき
る特有の効果もあつて、特に、発光部は半径方向
に複数個の発光ダイオードを配設したものである
から、オーガの回転により同回転する発光部の発
光ダイオードを確実にトランシツトにより促える
ことができ、その結果管の曲がり具合を正確に計
測してその修正が行なえるもので、電源消費の少
ない操作性便利な小口径管推進工法に使用する発
光式ターゲツト装置として大きな実用的効果を発
揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の小口径管推進工法に使用する発
光式ターゲツト装置を示すもので、第1図は使用
状態の断面図、第2図は仝上正面図、第3図は本
考案の発光式ターゲツト装置を使用した小口径管
推進工法の説明図、第4図は本考案の発光式ター
ゲツト装置を示す縦断側面図、第5図は仝上一部
切欠正面図、第6図は仝上配線図である。 図において1は削進機、3は推進駆動部、7は
オーガ、Aは発光式ターゲツト、16は発光部、
10はトランシツト、27は取付部材、30は挿
入凹部、aはターゲツト本体、11は筒状部、5
は管、14は振動感知センサー、17は切換部、
20は電源部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 削進機により地中へ挿管しつつ、該管内に挿入
    して推進駆動部により回転される中空軸に取り付
    けたオーガにより、地盤の掘削と排土を行なうと
    共に、前記オーガの先端部に取り付けた発光式タ
    ーゲツトの発光部を、前記推進機後方に配置した
    トランシツトにより、該中空軸を通して方向監視
    しながら管を埋設する小口径管推進工法に使用す
    る発光式ターゲツト装置において、前記オーガ先
    端部における中空軸に取付部材を固着し、該取付
    部材の挿入凹部へ、前記トランシツトに対応させ
    て、その面に中心から外周へ向かう半径方向に複
    数個配設した発光ダイードを有する発光部を外端
    に取り付けたターゲツト本体における筒状部を着
    脱自在に挿嵌すると共に、前記ターゲツト本体内
    に、削進中の管およびオーガの振動を検出する振
    動感知センサーと、振動の有無によつて検出され
    た該センサーの信号により起動する切換部と、該
    切換部に接続して有振動時に前記発光部へ給電す
    る電源部とを内蔵したことを特徴とする小口径管
    推進工法に使用する発光式ターゲツト装置。
JP1984090497U 1984-06-18 1984-06-18 小口径管推進工法に使用する発光式ターゲット装置 Granted JPS616714U (ja)

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JP1984090497U JPS616714U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 小口径管推進工法に使用する発光式ターゲット装置

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JPS616714U JPS616714U (ja) 1986-01-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4623409B2 (ja) * 2001-07-27 2011-02-02 敏美 真辺 トランシットのターゲット
US11505915B2 (en) * 2019-09-25 2022-11-22 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Underground measuring apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104011U (ja) * 1982-12-29 1984-07-13 石川島播磨重工業株式会社 管埋設装置のタ−ゲツト装置

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JPS616714U (ja) 1986-01-16

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