JPH03213571A - 獣毛繊維用処理剤 - Google Patents

獣毛繊維用処理剤

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JPH03213571A
JPH03213571A JP1005090A JP1005090A JPH03213571A JP H03213571 A JPH03213571 A JP H03213571A JP 1005090 A JP1005090 A JP 1005090A JP 1005090 A JP1005090 A JP 1005090A JP H03213571 A JPH03213571 A JP H03213571A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
acid
treatment agent
fatty acid
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JP1005090A
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English (en)
Inventor
Ko Sakai
酒井 香
Mieko Kitagawa
北川 美江子
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は獣毛繊維用処理剤に関するものである。
[従来の技術] 従来、かかる獣毛繊維用処理剤は次の工程である製織や
編み立てを円滑に進めるため平滑性の付与を目的に用い
られている。かかる獣毛繊維用処理剤としては鉱物油系
、植物油系、炭化水素ワックス系、動植物ワックス系を
乳化分散させたものを用いることは公知であり、平滑性
の点より鉱物油系及び炭化水素ワックス系が主に使用さ
れている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら撚りの甘い獣毛繊維(例えばサイロスパン
糸)及び酸性染料、含金染料等で濃色に染色された獣毛
糸においては繊維の劣化等によって抱合力が低下し、製
織や編み立ての際に生ずる糸−系同士の摩擦で糸切れを
起こし易く、従来の処理剤では製織及び編み立てに追従
出来ないという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、撚りの甘い獣毛繊維(例えばサイロスパ
ン糸)及び酸性染料、含金染料等で濃色に染色された獣
毛−糸の抱合力の向上を計り、製織及び編み立てに追従
さすべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。  即
ち本発明は、処理剤のを効成分重量に基づいて、炭素数
8〜22の脂肪酸と炭素数1〜18の1価または2価ア
ルコールとのエステル (A) 60〜95%、 で示されるカチオン界面活性剤 (bl) で示されるカチオン界面活性剤(b2)(式中R+及び
R7は炭素数6〜18のアルキル基;R2は炭素数1〜
18のアルキル基;R8はメチル基またはエチル基;R
4及びR8は水素原子、メチル基、エチル基またはベン
ジル基;R6及びR8は水素原子または炭素数4〜22
の脂肪酸残基;A1及びA2は炭素数2〜4のアルキレ
ン基; n1mはそれぞれ1〜10の整数;X−はアニ
オン対イオンである。) からなる群より選ばれる界面活性剤(B)3〜35%を
含有する獣毛繊維用処理剤;及び該(A)、(B)に非
イオン界面活性剤(C)0〜25%を含有する獣毛繊維
用処理剤;及び該(A)、 (B)または(A)、 (
B)、 (C)に水溶性糊剤(D)を含有させてなる獣
毛繊維用処理剤である。
エステル(A)において、炭素数8〜22の脂肪酸とし
ては、直鎖または側鎖の飽和脂肪酸(カプリル酸、カプ
リン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、 ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘ
ン酸等)、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リ
ルン酸、エルカ酸等)、飽和及び不飽和の混合脂肪酸(
ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、大豆油脂肪酸、綿実油
脂肪酸、米ヌカ油脂肪酸)等が挙げられる。これらのう
ち好ましくは炭素数10〜18の飽和または不飽和の脂
肪酸であり、特に好ましくはカプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸及びオレイ
ン酸である。
炭素数1〜18の1価及び2価アルコールにおいて、1
価アルコールとしては、直鎖または側鎖の飽和アルコー
ル[メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルア
ルコール、ブチルアルコール、オクチルアルコール、2
−エチルヘキシルアルコール、ラウリルアルコール、 
トリデシルアルコール、セチルアルコール、ステアリル
アルコール、イソステアリルアルコール、合成アルコー
ル(例えばセカンダリ−アルコール)等コ、不飽和アル
コール(オレイルアルコール、リルイルアルコール等)
、飽和及び不飽和の混合アルコール(抹香アルコール、
牛脂還元アルコール、ヤシ油還元アルコール等)等が挙
げられる。これらのうち好ましくは炭素数8〜18の飽
和または不飽和の脂肪族アルコールであり、特に好まし
くはオクチルアルコール、2−エチルヘキシルアルコー
ル、ラウリルアルコール、トリデシルアルコール、イソ
ステアリルアルコール及びオレイルアルコールである。
2価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、トリメチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、1,5−ベンタンジオール、1.6−ヘ
キサンジオール、1,7−ベンタンジオール、1,8−
オクタンジオール、1゜9−ノナンジオール、1.10
−デカンジオール、ピナコール等が挙げられる。これら
のうち好ましくはエチレングリコール、プロピレングリ
コール、およびトリメチレングリコールである。
エステル(A)の具体例としてはステアリン酸2−エチ
ルヘキシルアルコールエステル、カプリン酸ラウリルア
ルコールエステル、ラウリン酸オレイルアルコールエス
テル、カプリン酸プロピレングリコールジエステル及び
ラウリン酸エチレングリコールモノエステル等が挙げら
れる。
一般式(1)及び(2)において、R1、R7の炭素数
6〜18のアルキル基としてはヘキシル基、オクチル基
、ミリスチル基、パルミチン酸、ステアリル基及びオレ
イル基が挙げられる。これらのうち好ましくはミリスチ
ル基、バルミチン酸、ステアリル基及びオレイル基であ
る。R2の炭素数1〜18のアルキル基としてはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オ
クチル基、ラウリル基、オレイル基及びステアリル基が
挙げられる。これらのうち好ましくはメチル基及びエチ
ル基である。R5及びReの炭素数4〜18の脂肪酸残
基(脂肪酸からOH基を除いた基)を構成する脂肪酸と
しては直鎖または側鎖の飽和脂肪酸(酪酸、カプロン酸
、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、 ミリスチン
酸、バルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、
ベヘン酸等)、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸
、リルン酸、エルカ酸等)、飽和及び不飽和の混合脂肪
酸(ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、大豆油脂肪酸、綿
実油脂肪酸、米ヌカ油脂肪酸等)等が挙げられる。これ
らのうち好ましくは炭素数10〜18の飽和または不飽
和脂肪酸であり、特に好ましくはカプリン酸、ラウリン
酸、 ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸である。AI及びA2の炭素数2〜4のアルキ
レン基としてはエチレン基、プロピレン基及びブチレン
基が挙げられる。これらのうち好ましくはエチレン基及
びプロピレン基である。n1rnは、好ましくは2〜8
である。X−のアニオン対イオンとしてはハロゲンイオ
7 (CL  B r )、CHaOS 011−1C
aH60503−1H60J−1H2PO4−1CHs
C02−1N0a−等が挙げられる。これらのうち好ま
しくはハロゲンイオン、CHaO8Oa−及びC2H5
08Oa−である。
一般式(1)で示される界面活性剤(bl)としてはモ
ノオレイルトリメチルアンモニウムメトサルフェート、
モノラウリルトリメチルアンモニウムクロライドが挙げ
られる。
一般式(2)で示される界面活性剤(b2)とし゛では
オレイルメチルポリオキシエチレン4モル付加(EO=
4と略記する。以下同じ)アンモニウムエトサルフェー
ト、ラウリルメチルポリオキシエfL/7 (EO=4
)ポリオキシプロピレン4モル付加(PO=4と略記す
る。以下同じ)モノオレートアンモニウムクロライド、
ステアリルメチルポリオキシエチレン(EO=15)ジ
ラウレートアンモニウムメトサルフェートが挙げられる
本発明の処理剤は(A)と(B)からなるものでもよい
が、 (A)とCB)に更に(C)を含有したものでも
よい。 (C)を含有することにより製品安定性及び乳
化分散性が向上する。
非イオン界面活性剤(C)としては以下のものが挙げら
れる。
(1)高級脂肪酸の多価アルコールエステルまたはその
オキシアルキレンエーテル: ■炭素数10〜18の脂肪酸と炭素数3〜6の多価アル
コールとのエステル、例えばグリセリンモノオレート、
 トリメチロールプロパンモノラウレート、ペンタエリ
スリトールシカプリレート、ソルビタントリオレート;
及び■これらのエチレンオキサイド通常2〜25モル(
好ましくは2〜20モル)付加物またはプロピレンオキ
サイド−エチレンオキサイド通常2〜25モル(好まし
くは2〜20モル)付加物等。
(2)脂肪酸のオキシアルキレンエステル:炭素数10
〜18の脂肪酸のアルキレンオキサイド通常2〜20モ
ル(好ましくは2〜10モル)付加物、例えばラウリン
酸(EO=5)、オレイン酸 (EO=10) 等。
1l− (3)脂肪族アルコールのオキシアルキレンエーテル: 炭素数10〜18の脂肪族アルコールのアルキレンオキ
サイド(エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイ
ド等)通常2〜20モル(好ましくは2〜10モル)付
加物、例えばラウリルアルコール(EO=4)、オレイ
ルアルコール(EO=5、 PO=5)等。
(4)アルキルフェノールのオキシアルキレンエーテル
: 炭素数8〜12のアルキルフェノールのアルキレンオキ
サイド通常2〜20モル(好ましくは2〜10モル)付
加物、例えばオクチルフェノール(PO=4、EO=E
3)、ドデシルフェノール(EO=7)等。
(5)脂肪族アミンのオキシアルキレンエーテル:炭素
数10〜18の脂肪族アミンのアルキレンオキサイド通
常2〜20モル(好ましくは2〜10モル)付加物、例
えばジラウリルアミン(PO=2、EO=8)、ミリス
チルアミン(Eo=5)等。
12− (6)脂肪酸アルカノールアミドまたはそのオキシアル
キレンエーテル: ■炭素数10〜18の脂肪酸とモノエタノールアミンま
たはジェタノールアミンのアミド、例えば1: 1モル
型ラウリン酸ジェタノールアミド、オレイン酸モノエタ
ノールアミド;及び■これらのアルキレンオキサイド通
常1〜20モル(好ましくは1〜10モル)付加物等。
本発明の処理剤は(A)、 (B)または(A)、(B
)、 (C)からなるものでもよいが、更に(D)を含
有したものでもよい。 (D)を含有することにより処
理系の抱合力が向上する。
水溶性糊剤(D)としては合成糊剤[エチレン、ブチレ
ン、イソブチレン、スチレン、酢酸ビニル等の単量体の
少なくとも一種とエチレン性不飽和カルボン酸(マレイ
ン酸、アクリル酸等)との共重合体の部分塩または塩(
カリウム塩、ナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩
等。以下同じ)、(メタ)アクリル酸エステル系共重合
体(メタアクリル酸エステル及び/または酢酸ビニル−
アクリル酸共重合体等)の部分塩または塩、ポリビニル
アルコール系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリ
アミド系、スチロール系共重合体の部分塩または塩等]
、半合成糊剤[変性澱粉(カチオン変性、エチレン性不
飽和カルボン酸のグラフト重合体等)、ヒドロキシエチ
ルスターチ、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース等]、天然糊剤(澱粉等)等が挙げら
れる。
これらのうち好ましくは合成糊剤であり、特に好ましく
は分子量20000〜500000 (好ましくは30
000〜300000) 、エチレン不飽和カルボン酸
含量10〜60重量%(好ましくは20〜70重量%)
のエチレン、ブチレン、イソブチレン、スチレン、酢酸
ビニル等の単量体の少なくとも一種とエチレン性不飽和
カルボン酸(マレイン酸、アクリル酸等)との共重合体
の部分塩または塩である。
(D)の濃度は(希釈剤は水)、 (D)と水との合計
重量に基づいて通常5〜50%、好ましくは10〜40
%である。
本発明の処理剤中の(A)、 CB)、 (C)の配合
■は処理剤の有効成分重量に基づいて以下の通りである
(A)は60〜95%、好ましくは70〜90%である
。 (A)が60%0%未満抱合力の向上が期待できず
(糸−系同士の摩擦による糸切れを低減することが出来
きない)、また充分な平滑性が得られない。95%を越
えると(B) 、(C)をどの様に変えても乳化分散性
が劣り均一な処理系を得ることができない。
(B)は3〜35%、好ましくは5〜30%である。 
(B)が3%未満では浸漬処理する場合に於て繊維に対
し吸着性が劣り、適度な付着量の処理系が得られない。
 (B)が35%を越えると平滑性が劣る。
(C)は0〜25%、好ましくは0〜20%である。 
(C)が25%を越えると平滑性が悪くなる。
CD)は(A)、(B)または(A)、 CB)、(C
)の合計に対し、重量比で(有効成分換算)0〜20:
 1、好ましくは3〜10: 1である。
15− (D)の重量比が20を越えると平滑性がわるくなる。
本発明の処理剤は(A)、 (B)または(A)、(B
)、 (C)からなるものについては、場合により製品
外観を透明液状とするために処理剤に対し水(E)を通
常0〜4重量%、好ましくは0〜2%添加することがで
きる。また本発明の処理剤は、ほかに他の添加剤例えば
シリコン及びフッ素系界面活性剤(処理剤に対し0〜3
重量%)、消泡剤(0〜3%)、防腐・防黴剤(0−0
,3%)等も添加することができる。
本発明の処理剤は(A)、 (B)または(A)、(B
)、 (C)及び必要により(E)を配合槽に仕込み、
桶型もしくはプロペラ型の羽根等の攪拌装置にて攪拌し
製造することができる。またその後で(D)を仕込み、
撹拌し製造することもできる。
本発明の処理剤の対象である獣毛繊維としては例えば羊
毛及び羊毛混紡(ポリアクリルニトリル/羊毛、ポリエ
ステル/羊毛、ポリアミド/羊毛)16− 等が挙げられる。その繊維製品としては紡毛糸または梳
毛糸が挙げられ、漂白されているか、酸性染料及び含金
染料で染色されているか、または防縮等の加工をされて
いてもよい。
繊維製品に処理剤を付着させる場合の量は乾燥繊維製品
100g当たり有効成分換算で通常0.1〜5gである
繊維の処理剤の適用は生機糸及び精練、染色後に適用し
てもよく、染色中に適用してもよい。本発明の処理剤を
繊維製品に適用する方法は従来の獣毛繊維用処理剤の場
合と同様で、例えば予め通常の方法で乳化させた分散液
(濃度は有効成分換算で通常0.01〜5重量%)をス
プレーもしくは浸漬処理などで繊維上に付与すればよい
。またローラー給油法等によるストレート給油でもよい
[実施例コ 以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明は
これにより限定されるものではない。
実施例中の部は重量部である。
実施例1 (イ)オレイルラウレート          70部
(0)ステアリルメチルポリオキシエチレン(EO:4
)アンモニウムクロライド   10部(ハ)ソルビタ
ンモノラウレート      10部(ニ)ポリオキシ
エチレン(EO:5)ラウリン酸エステル      
    9部(ネ)水               
     1部上記(イHO)(ハ)(ニ)(ネ)を配
合槽に投入し、槽内lθ〜40’Cの温度で攪拌を行い
、均一透明な液状品の本発明の処理剤を得た(有効成分
約99%)。
実施例2 (イ)2−エチルへキシルステアレー)    60部
(0)モノオレイルトリメチルエト      5部サ
ルフェート (ハ)グリセリンモノオレート        5部(
ニ)ポリオキシエチレン(EO:5)      10
部オレイルエーテル 実施例1と同様にして均一透明な液状品の本発明の処理
剤を得た(有効成分約100%)。
実施例3 (イ)ラウリルオレート          60部(
ロ)ステアリルメチルポリオキシエチレン 10部(E
O二15)ジラウレートアンモニウムメトサルフェート (ハ)ペンタエリスリトールモノオレート   5部(
ニ)ポリオキシエチレン(EO:15)       
5部ソルビトールジオレート 実施例1と同様にして均一透明な液状品の本発明の処理
剤を得た(有効成分約100%)。
実施例4 (イ)プロピレングリコールシカプレート  60部(
0)ステアリルメチルポリオキシエチレン 10部(E
O:10)モノオレートアンモニウムメトサルフェート (ハ)ソルビタンモノオレート        5部(
ニ)ポリオキシエチレン(EO:5)        
5部オレイルエーテル 実施例1と同様にして均一透明な液状品の本発明の処理
剤を得た(有効成分約100%)。
実施例5 18− (イ)エチレングリコールモノオレート   90部(
ロ)ステアリルメチルポリオキシエチレン  5部(E
O=15)ジラウレートアンモニウムエトサルフェート (ハ)ソルビタンモノオレート        2部(
ニ)ポリオキシエチレン(EO:5)        
3部ラウリン酸エステル 実施例1と同様にして均一透明な液状品の本発明の処理
剤を得た(有効成分約100%)。
実施例6 (イ)実施例3の処理剤           2部(
ロ)水                   8部(
ハ)スチレン−イソブチレン−無水    90部マレ
イン酸共重合体の塩(有効成分20%)本1(註)本1
:平均分子量約90000、酸価的500、スflzン
含有量約30%、  中和塩はアンモニウム塩及びナト
リウム塩上記(イ)(ロ)を配合槽に投入し攪拌した後
で、(ハ)を仕込み攪拌を行い、乳白色の粘稠品の本発
明の処理剤を得た(有効成分約20x)。
比較例1 20− (イ)2−エチルへキシルステアレート   5C1(
ロ)パルミチルメチルポリオキシエチレン 20部(E
O=4)アンモニウムクロライド (ハ)ソルビタンモノオレート       10部(
ニ)ポリオキシエチレン(EO=8)ラウリン酸 19
部エステル (ネ)水                    1
部実施例1と同様にして均一透明な液状品を得た(有効
成分約99%)。
比較例2 (イ)ラウリルオレート          60部(
ロ)グリセリンモノラウレート       5部(ハ
)ポリオキシエチレン(EO=10)オレイン酸エステ
ル              15部実施例1と同様
にして均一透明な液状品を得た(有効成分約100%)
比較例3 (イ)オレイルラウレート         70部(
0)石油スルホネート(有効成分60%)  10部(
ハ)ソルビタンモノラウレート      10部(ニ
)ポリオキシエチレン(EO:5)ラウリン酸エステル
         10部実施例1と同様にして均一透
明な液状品を得た(有効成分約98%)。
比較例4 (イ)鉱物油(粘度60秒:シフト°ウフト’)   
   75部(0)ステアリルメチルポリオキシエチレ
ン 10部(EO=4)ジラウレートアンモニウムメト
サルフェート (ハ)ソルビタンモノラウレート       5部(
ニ)ポリオキシエチレン(EO:5)       1
0部オレイン酸エステル 実施例1と同様にして均一透明な液状品を得た(を効成
分約100%)。
比較例5 (イ)パラフィンワックス(融点50〜53)20.4
部(0)ジステアリルジメチルアンモニウム 2.4部
クロライド (ハ)ソルビタンモノステアレート    3.0部(
ニ)ポリオキシエチレン(EO:15)      4
.2部ステアリン酸エステル (ネ)水                 70.0
部上記(()(0)(ハ)(ニ)を乳化槽に投入し、槽
内温度60〜30゛Cで溶解する。次いで槽内温度60
〜90°Cを保ちながら、60〜90’Cの水を連続投
入し乳化を行った。水を投入後、冷却を行い乳白色の乳
化物を得た(有効成分約30″A)。
比較例6 (イ)比較例4の処理剤           2部(
0)水                   8部(
ハ)実施例6の(ハ)の糊剤        90部実
施例6と同様にして乳白色の粘稠品を得た(有効成分約
20%)。
実施例7 実施例1〜6及び比較例1〜6の処理剤について乳化分
散性及び処理剤としての特性を表−1に示す。
23− 表−1 木l ビーカー(100cc)に処理剤2g(有効成分
)を秤量し、次いで室温水(10−30°C)を加え合
計100gとした時の乳化分散状態を観察した。
○:油油滴ススカムなく良好な乳化分散液×:油滴、ス
カムの発生有り *2 サイロスパン糸(羊毛100%糸:2760S)
に実施例1〜5、比較例1〜5の処理剤を2%o、w、
f (有効成分)、実施例6及び比較例6の処理剤は1
0%o、w、f (有効成分)で処理し、繊工式抱合力
試験機(東洋精機製作新製)で糸−系を交差させ糸切れ
が発生するまでの回数を測定した。
数値は大きい程抱合力は良好である。
木3 サイロスパン糸(羊毛100%糸:2/BO8)
に実施例1〜5、比較例1〜5の処理剤を2%o、w、
f (有効成分)、実施例6及び比較例6の処理剤は1
0%o、w、f (有効成分)で処理し、編成性試験機
(杉原計器製)にて測定(糸速度100m/分)した。
数値は小さい程平滑性が良好である。
[発明の効果] 本発明の処理剤は獣毛繊維糸に処理して、その加工工程
を円滑に進めるのに宵月な処理剤である。
本発明の処理剤は、従来の鉱物油系及び炭化水素ワック
ス系からなる処理剤に比べ、抱合力が向上するため、製
織及び編立の際に受ける糸−系同士の摩擦による糸切れ
が少なくなり、製織及び編立効率が向上する。また水溶
性糊剤を含有することで更に抱合力が向上し、製織及び
編立効率が向上するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、処理剤の有効成分重量に基づいて、炭素数8〜22
    の脂肪酸と炭素数1〜18の1価または2価アルコール
    とのエステル(A)60〜95%、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) で示されるカチオン界面活性剤(b_1) 及び一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) で示されるカチオン界面活性剤(b_2) (式中R_1及びR_7は炭素数6〜18のアルキル基
    ;R_2は炭素数1〜18のアルキル基;R_3はメチ
    ル基またはエチル基;R_4及びR_8は水素原子、メ
    チル基、エチル基またはベンジル基;R_5及びR_6
    は水素原子または炭素数4〜22の脂肪酸残基;A_1
    及びA_2は炭素数2〜4のアルキレン基;n、mはそ
    れぞれ1〜10の整数;X^−はアニオン対イオンであ
    る。) からなる群より選ばれる界面活性剤(B)3〜35%を
    含有する獣毛繊維用処理剤。 2、処理剤の有効成分重量に基づいて炭素数8〜22の
    脂肪酸と炭素数1〜18の1価または2価アルコールと
    のエステル(A)60〜95%、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) で示されるカチオン界面活性剤(b_1) 及び一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) で示されるカチオン界面活性剤(b_2) (式中R_1及びR_7は炭素数8〜18のアルキル基
    ;R_2は炭素数1〜18のアルキル基;R_3はメチ
    ル基またはエチル基;R_4及びR_8は水素原子、メ
    チル基、エチル基またはベンジル基;R_5及びR_6
    は水素原子または炭素数4〜22の脂肪酸残基;A_1
    及びA_2は炭素数2〜4のアルキレン基;n、mはそ
    れぞれ1〜10の整数;X^−はアニオン対イオンであ
    る。) からなる群より選ばれる界面活性剤(B)3〜35%:
    及び非イオン界面活性剤(C)0〜25%を含有する獣
    毛繊維用処理剤。 3、請求項1または2記載の処理剤に更に水溶性糊剤(
    D)を含有させてなる獣毛繊維用処理剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015186545A1 (ja) * 2014-06-06 2017-04-20 松本油脂製薬株式会社 合成繊維用処理剤及びその利用

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JPWO2015186545A1 (ja) * 2014-06-06 2017-04-20 松本油脂製薬株式会社 合成繊維用処理剤及びその利用

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